バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

メインサーバの元、現れしエンジニア/3 カードゲーム小説WカードFu

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カードゲームライトノベル Wカードフュージョン17話 メインサーバーの元、現れしエンジニア3
 
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 「今の声は!?」
 声が聞こえた後ろの方を見ると、そこには、黄ふち藍色の機関車のパーツを各部に着けたものと緑迷彩の戦車のパーツをまとったものの二体の人型の機械が走ってくるところだった!
 胸部に付けるは機関車の機首、頭に機関車前部を模した兜を付け、口元は薄灰色の金属のマスクで覆われていて、腹部、両肩、手と足の中部から下も四角い黄ふち藍色のパーツで覆われ、両手両足の中部は白くなっており、機首と額の上に大小の白銀内藍片刃の角を持ちっていて、緑の両機瞳が僕達を写している、
 もう一方は、全身に緑を基調とした迷彩が施され、胸部に戦車前面が着いていて、四肢下の方の後ろの方にキャタピラが配され、左肩上に砲塔が備わり、その顔は四角く飾り気のない兜をかぶっていて、その下には白い鋼の顔があり、その赤い両瞳が僕達の方を向いている
 「あれはっ!?」
 「ライフブレイカーS・L!?バルク!?」
 「俺達も」
 「私達も」
 「いるぜっ!」
 「いるわよっ!」
 ライフブレイカーS・L、S・Lとアーミー・ド・タンク・バルク、バルクの後ろから、今度は新幹線のパーツを各部に着けたロボット達が左右に並び、走ってくる!
 胸部に銀と上緑中線赤下白の新幹線の機首を持ち、鋭角的な銀色と上緑中線赤下白のヘルメットをかぶって、互いに白い鋼の顔を持ち、それぞれ左と右の肩に銀色と上緑中線赤下白色のプレートを付け、銀色と緑色の両機瞳でこちらを見据えながら走ってくる!
 あれは・・・ウェストオーセブンにイーストオーファイブ!
 「ウェストオーセブン!イーストオーファイブ!」
 「まだ助っ人は、」
 「ここにいるぞ!!」
 今度は向こうから、右肩にポリスカラーのトレーラーを持って運ぶ、
 黄色のダンプカーと水色のヘリコプターが立ち上がり、ロボットとなったようなもの達が走ってくる!
 胸部にダンプカーのコックピット部下半分が付き、頭にその上側のような兜をかぶり、背中にダンプカーの荷台を背負い、その四肢は中ほどが鋼、肩と下側が黄色で塗装され、下中側の方外側に大型のタイヤを伴っていて、踵の部分に黒い棘を持ち、つま先が台形のような形で拳と共に黒く塗られ、黄色い鉱瞳を持つ、
 胸のあたりにヘリコプターの前部が付き、頭にそのヘリの前部をイメージしたような兜をかぶり、背中に白い二連プロペラを背負い、両肩にこちらも白い、ローターが付き、細い足に細目の胴を持ち、右腕と左足が少し凍っていて、水色の氷瞳を持つ、
 あの二体は・・・そう・・・
 「サンダースパイクダンプ!!フロストジャイロヘリコプター!!」
 パトカー状態のカーディンがそちらの方に走りだし、前部を開いて肩としつつ間から先の切れた三角頭と鋼の顔が出て、額に着けたパトライトと羽のエンブレムがきらりと光り
 後部を外装ごと曲げていた足を延ばすように後ろに出し、そのままその先を地面に当てて上に跳び、腰が180度回転しながら両肩から脇を閉める様に両腕を展開させつつその両腕を横に180度回してタイヤのある方を外側に出し、
 胸の部分となったX字のパトライトの下の二つを振り子を上げるように根元から内側に回転させて収納、パトライトを緩いV字としつつ、パーポーパーポーと音を出しつつ光らせながら着地!
 黄色い機目で今しがた駆けつけたものたちの方を見て、走り
 「みんな!どうしてこんなところに!?」
 「君達がピンチかもしれないと聞いて駆け付けたんだ!!」
 「ライフブレイカーS・L・・・」
 「俺達の銃が必要なんだろう?」
 「私達でよければ力を貸すわ」
 「イーストオーファイブ、ウェストオーセブン・・・」
 「私達の冷気と電気が力になるなら・・・」
 「前回は置いてきぼり喰らっちまったからな、今度こそ、活躍させてもらうぜぇ」
 「フロストジャイロヘリコプター、サンダースパイクダンプ・・・」
 「ここに来るまでにいろいろいたはずなのによく・・・」
 「ああ、あったな、そういえば・・・」「何かにらみ合ってたけど刺激しないように離れて通り過ぎて来たわ・・・」
 みんな・・・よくここまで・・・ってそうだ!
 思わず、胸元からデッキケースを取り出す、上白下黒の長方体で、中央にパトランプと羽を模したエンブレムが付いている、
 そして、皆に向け、右手親指付近にある、丸いスイッチを複数回押す!
 カチッ!!シュッ!!
 デッキケース上部奥からカードが出てきた!
 これは・・・!?
 出てきたカードを左手で持ち、その左手の親指をデッキケース前部左の方に入れてデッキケースのふたを開け、カードたちを入れて閉める
 「それに、こいつも必要だろ?」
 「そうです、降ろしますよ」
 と、サンダースパイクダンプ、スパイクと、フロストジャイロヘリコプター、ジャイロ、その二台が右肩に担いでいる物をゆっくりと下こちら側に降ろす、
 それは、ポリスカラーの大型車、前部は全高が低めで上が白、下が黒で塗り分けられ、上中ほどには左右にまで続く上下に狭い窓があり、屋根上にはライト部赤で中部白のパトライトが存在していて、それがけん引する後部は、前の方が白くて上下左右に少し狭く、後部が真っ黒な色をしていて真四角になっている
 あれは・・・バトルポリストレーラー!
 その助手席側の扉が開き、誰かが一息に降りてくる、
 降りてきたのは、頭の上で赤い髪をまとめた、どこか機敏な感じのする大人の女性、
 その体には白衣を着て、下に黄色いシャツを、さらにその下に濃い緑のズボンを穿いている、
 そう、エルドガンである!
 「な・・・」
 「ほう・・・」
 僕が驚く間にも、ガイキシンの何処か感心したような声が響く、と、その間にも、エルドガンが僕をまっすぐ見据え
 「わりぃ、双歩、見つかっちまった」
 エルドガンの申し訳なさそうな声
 え?見つかったって・・・?
 エルドガンに続き、バトルポリストレーラーから誰かが降りてきた
次へ
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