オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベもどきを置いていきます。

メインサーバの元、現れしエンジニア/16 カードゲーム小説WカードFu

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カードゲームライトノベル Wカードフュージョン17話 メインサーバーの元、現れしエンジニア16
 
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 「どうにか、勝てたか・・・」
 GVカーディンが後ろに振り向き、爆発を背景につぶやく
 そして、再度後ろに振り返り
 「さぁ、約束してもらおう、私達の世界に、もう侵攻しないと・・・」
 カーディンの声を聴いたガイキシンの瞳が、赤く輝く
 「誰がそのような約束なぞ、するものか・・・」
 「ならば、私達の好きにさせてもらおう、今の私達ならば、メインサーバと輪を繋ぐケーブルを切り、進行を遅らせることぐらいは出来る」
 「やらせは・・・やらせはしない!!」
 ガイキシンが二つに斬られてなお背中のブースターを吹かせ、こっちの方に戻ってくる!?
 まずい、上の方からもガイキシンが徐々に大きくなってるのが見える!!あの質量があの高さから降ってきたら・・・
 「双歩!みんな!!」
 GVカーディンがガイキシンの方に思い切り飛ぶ!
 カーディン達には悪いけど、僕は右手にカード回収の終わったデッキケースを取り、踵を返し、逃げる!間に合わないだろうけど!!
 ズドォオオオオン!!
 思い切り大きな音がして、辺りに衝撃波が走る!思わずそれに吹き飛ばされ・・・胴をすり・・・
 しかし、衝撃波はすぐに収まり、
 「っつ・・・」
 言って思わず立ち上がり後ろを見ると、そこにはメインサーバーの前で宙に、両手両足を広げ浮かぶガイキシンがいた、地面にぶつかる直前に浮かびとどまったか!?
 「双歩、大丈夫か!?」
 僕の前にGVカーディンが降り立つ
 「カーディン!」
 「我はまだ、負けてなどいない・・・」
 ガイキシンの目の赤い光に、いくつもの横に流れる後引く光が見える、あれは、どこかで・・
 と、背後のメインサーバも樹皮の奥の方から下から上に吸い上げるような光がいくつも見える
 ゴゴゴ・・・
 さらに地響き!?いや、違う、あのメインサーバがさらに上に行こうとして、幹をその根が浮かばせているんだ!!
 「我は・・・いや、我々は負けはしない・・・!」
 な・・・ガイキシンが鎧のパーツに分離して行って・・・メインサーバを各部で覆って行く!
 「グガアアアァアアアァアアアア!!」
 現れたのは鎧と大木の融合物、上の茂った場所の上に兜をかぶり、その茂った場所の下に鎧部分の胴部から腰部を付け、足部はその背に背負って羽と共にブースターと化し、その長い両腕を振り回してきた
 「ぐっ!」
 GVカーディンが向かい来た右腕を上に飛行して避け、続けてきた左腕をその剣を振るって弾く
 「はっ!」
 まさか、あの融合は・・・レオリングの!?
 「グギャアアァアアァアアァアア!!」
 ガイキシンを中心にに見知らぬ振動が広がる、なんだこれ・・・?
 「これは、電子制御へのダイレクト振動波での直接攻撃?!馬鹿な!?ガイキシン自身もただでは済まんぞ!?」
 「グルォオオォオオォオオオ!!」
 レオリングが咆哮で打ち消そうとする、が、その瞬間、GVカーディンの動きが止まる!
 そこにガイキシンの右腕が叩きつけられた!
 「があっ!!」
 その勢いでGVカーディンが地に叩きつけられ跳ね、続けて、ガイキシンの左拳がハンマーのように叩きつけられる!
 ズガンッ!!
 「ぐぁっ!!」「があっ!!」「だあっ!!」「きゃあ!!」「うわっ!!」「うぐわっ!!」「づあっ!!」「グルォッ!!」
 その衝撃とダメージからか、合体が解け、皆が個々の人、獣の姿に戻って行く
 「みんな!」
 「ぐっ・・・くそぅ・・・」
 カーディン!?
 カーディンがこちらに顔を向けて
 「あの振動波、通常の何百倍もの威力でこちらに放射してきている、レオリングの咆哮ですら防げていない、メインサーバの力か、装甲持ちとはいえなんて無茶を・・・だが、あそこまでのもの、この城にいる他のロボットまで影響を受けるぞ・・・」
 「防げないの?あれ・・・?」
 「防げないわけではないが、どうしても動きが止まってしまう・・・」
 「レオリングは?装甲持ちでしょ?」
 だが、レオリングが横倒れたまま首を横に振る
 「グルォグルォ」
 「どうやら、あの振動波、装甲の技術で強化してあるらしい、装甲でも防げない、そして全力の咆哮でも」
 「グルォグルォ」
 今度は首を縦に振った
 「でも、それならガイキシン自身にだってそう簡単には防げないはずでしょ、なのに普通に動いてた・・・まさか、電子制御、ではない・・・?」
 「そうか、メインサーバは植物・・・!」
 「まさか、メインサーバと一体になって、制御を半分植物でやってるの!?」
 なるほど、それならば、電子制御にダメージを受けるような攻撃を遠慮なく行えるのも納得がいく・・・でも、それならどうすれば?僕一人であれの相手はどう考えても不可能だし、相手してる間にメインサーバの下の黒いケーブルを切るなんて・・・
 「双歩、」呼ばれた声に思わずカーディンの方に視線を戻す
 「なに、カーディン?」
 「エルドガンが託したプログラムを覚えているか?」
 あーあれか、確か、画面にいくつもの光が通り過ぎるのを見たっけ、そういえば、さっきガイキシンが目から出していた光に似てる気も・・・
 必要になる時が来ないことを祈る、だっけ・・・
 「あれを使ってみるってこと?」
 「そうだ?」
 「何が起こるかわからないよ、それでもいいの?」
 「それはこちらのセリフだ」
 一瞬、僕とカーディンの目が合う
 「だが、この状況を切り抜けられるのであれば」
 「やってみるしかない、か」
 えっと、どう使うんだっけ?このプログラムを受け入れればいい、だっけ?
 じゃあ、プログラムを受け入れます、っと、これでいいのかな?
 すると、僕の目の前を右から左にいくつのも帯び引く光が飛んで行き、
 そんな光がカーディンの目にも写り、
 そのまま周りが光に包まれる・・・
 ・・・
次へ

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