オイレンのラノベもどき置き場

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベもどきを置いていきます。

カードゲームライトノベル Wカード CVSD 9話 天空にそびえし城

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カードゲームライトノベル Wカード クリエイターVSデストロイヤー
9話 天空にそびえし城

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 「ぜぇ、ぜぇ・・・」
 僕は思わず声を上げてしまう、
 ここは見渡す限り木がポツンポツンとのみ見える荒野の中、ここ一週間、ろくになにも食べていない、
 せめて水がもう少しあればな、汗をかいた体を洗うくらいは出来るのだが、そんな量の水をたたえた泉はここに来るまでには見当たらなかった、
 僕の名は双輝 創造(なみき まさなり)
 白い長髪を後ろで無造作に結び、白い肌と白い目を持ち、
 左側の頭には片刃の羽が縦に3つ並んだ髪飾りを付け、
 前開きに着た白いジャケットには少し大きめの2重丸が右胸の所に描かれ、
 その2重丸の部分から放射状に硬そうな翼が何枚か、白いジャケット前面全体に描かれ、
 右肩には幾枚もの羽が巻きついたように付いており、
 右肩の後ろには白銀色の羽のオブジェが付いていて、
 ジャケットの中には前にボタンの付いた白いシャツを着て、
 両手には白い手袋をつけ、白い靴を履いている、
 左肩から右腰に掛けてたすき掛けしているのは白いショルダーバックだ、この中にはカードアルバムなどが入っている、
 にしても、きつい、
 鳥が遠くで鳴く中えんえんと歩いたり、人並みの大きさのトンボを見かけたり、狼の遠吠えを聞いたり、
 少量の泉を見つけたと思ったら海老のような先客がいて追い回されたり、白い狼に追いかけまわされたり、地面に穴が開いていて落ちそうになったり、白い荒原や白い原野や白い谷を抜けたり、
 見つけた穴を覗き込むと中から出てきた石に襲いかかられたり、白い雷球に追いまわされたり・・・
 いろいろ、あったぞ、本当
 「ずいぶんきつそうだな、もうすぐ目的地が見えてくるはずなんだが・・・」
 僕の左肩の方から話しかけてくる背に羽を持つ小さな存在、
 青の目に白い肌、金の短髪の髪を持ち、
 着ている白のパーカーには胸元に銀のプレートが付き、背中にはフードが付いている、
 右手と右腕には全体的に銀色の鎧で覆われ、鎧の右肩の方には銀の肩パットが付いていて、
 白の半ズボンに白い靴下に茶の靴を履き、左腰には茶の鞘に入った小さな剣を差している、
 ただし、大きさは僕の頭の2分の1くらいの大きさだ、
 エンジェ、それがこの小さく、背に羽持つ自称デッキケースの精霊の名だ、
 エンジェは、僕の方を見て、さらに口を開いて話し始めた、
 「おっかしいな、3日ぐらいで着くと思ったんだけどな、
  まさか、一週間、ここまで野草とサボテンと木の実で食いつなぐとは、こんなことになるとは思ってなかったんだけど」
 うう、だが、泣き言など言っていられない、
 僕はエンジェに問いかける、
 「エンジェ、前に話してたこの世界の事についてもう少し話してくれないか?」
 エンジェは僕の言葉を聞き、嬉々として口を開く、
 「ああ、良いぜ、それじゃ、おれ達の、クリエイターの世界の全体像についてはなそっか、
  この青空、どこまでも続いていると思うか?」
 僕は上の方の青空を見る、時間は朝方だろうか、いや、正確にはこの大地に太陽が近づいてきてるからそう思うのだが、
 ここは僕のいた世界じゃなく、クリエイターの世界だ、
 大地は宙に浮き、青空が360度下から上から前後左右から、くまなく広がっている、
 だが、夜がこないわけではないらしく、星空が見える時もある、太陽が極端に離れ、大地に届く光量が減り、星空が見える時間帯があるのだ、
 便宜上、それを夜と呼んでいる
 僕達の世界じゃ、太陽と地球の距離はある程度一定で、極端に離れることも極端に近づくことも無い、昼と夜の違いは地球上で住んでる地域が太陽の方を向いているか向いていないかの違いだ、
 まぁ、僕達の世界で極端に太陽に近づいたり遠のいたりしたらそれだけで地球に一大事が起きるのは容易に想像がつくのだが・・・
 話を戻そう、エンジェの質問はこの青空についてだが、
 残念ながら、僕には推察する材料は無い、
 僕はエンジェに向かって力無く返す、
 「さぁ、僕にはわからないな・・・」
 「じゃ、この際だからいろいろ教えてあげよう」
 エンジェはそう返してきて、さらに話し始める、
 「いいか、この世界の土には多かれ少なかれ浮遊石、ていうのが混じっていて、
  それらの浮遊石が大地を浮かしている」
 「そうなのか」
 僕がエンジェに向かって返すと、エンジェはさらに話し出す、
 「そうそう、で、大地は核となる大きな浮遊石があったりなかったりして、
  浮遊石の採掘の制限とかもあるんだが、
  まぁ、この話は今度でいいや、
  確か、青空が何処までも続いているかっていう話だったな」
 「うん、そうだ」
 僕の相槌を聞いたエンジェは続けて話し始める
 「青空が何処まで続いているかは実際はわかっていない、
  ここの、この上下前後左右全部というか、
  いくつもの大陸があるクリエイターの世界全てを包む様に大きな、青空以外何も無い空間が存在していてな、
  その何も無い空間じゃ、鳥は飛べないし、雲も拡散しちゃうし、浮遊石も意味をなさない、
  だから、遠くにあるはずの太陽にだって行けはしない、
  下の方に何があるのか確かめにも行けない」
 「へぇ~」
 僕が返事を返すと、エンジェはさらに話を続ける、
 「一部の学者は下の方に大きな重力の発生源があって、
  その発生源が色々な物を飲み込んで、果てなき上の方から降らせてんだと、
  ま、確認した奴はいないから、よくはわからないんだけどな、
  あ、そうそう、何も無い空間を超えるために人間の技術を借りたりしようとしているとか、知ってるか?」
 「いいや知らない、初耳だ」
 何も無い空間、か、もしかして、宇宙の様な物かな、
 だとするなら、借りる技術っていうのは、宇宙ロケットとか、そこいらへんの技術か?
 僕が考え事をしている間にも、エンジェは話を続ける
 「なんだ、知らなかったのか、他にもクリエイターは人間側の技術を、
  って、見えてきたぞ!!
  ほら!!正面!!」
 正面?
 うつむき気味だった僕は、エンジェの言葉を聞き正面を見る、
 そこにあったのは、大きなお城、そう、大きな宙に浮く島がまるごとお城になったかのような場所だ!!
 全体的に、色は薄く橙を引き延ばしたようなものになっていて、高い城壁が島の外周に存在し、
 僕の正面には大きな石の橋も存在している、白を基調として様々な石で作られたそれは見るからに頑丈そうだ、
 橋の先には城壁の正面に長方形の上に半円を乗っけたような空洞が見え、
 空洞の中には所狭しとクリーム色の外壁と色とりどりの屋根に四角い窓と長方形の上に半円を乗っけたような扉などを持つ高い建物が所せましと並んでいて、
 城壁の外側にあるいくつもの宙に浮いた小島は城の島との間に鎖が渡され、島の上には白い風車が乗っている、
 あの風車、羽の部分まで白く、3方に分かれたその羽はさながら三角のプロペラのようだ、もしかして、風力発電用だろうか?
 なんとなくスマートなデザインだ、だとするなら、あの鎖、もしくは僕から見えない場所から電力をお城の島に送っているのだろうか、
 さらに、宙に浮いた小島の外側にはいくつもの宙に浮かぶ大地が遠くから円を描くように中央のお城を取り囲んでいるように見え、
 城壁の外の上の方にはいくつもの空飛ぶ船も見える!!
 大きな楕円の風船によって浮いている者もあれば、船の上にあるいくつものプロペラが回転して宙に浮かぶ船もあり、
 城壁の奥の方にはいくつもの塔が見える、その塔は薄い灰色の煉瓦の円柱の上に三角錐の橙の屋根と円柱の上の方に上に半円を乗っけた長方形のような空洞の付き、そんな塔が、城壁の奥の方に太いの細いの長いの短いのとざっくばらんに並んでいる、
 おそらく、あの並んだ塔の部分がお城の本体ではないだろうか、ここからは見えないが土台となる部分が下の方にあるに違いない、
 そして、何より目を見張るのはそのお城のさらに奥の方、立ち並んだ塔の奥にあるもの、そう、それは、一本の木だ、少し灰色の混じった白い葉っぱの木、
 お城の奥にあるのだが、その大きさはお城を優に超え見上げるほどもある、
 あれが、もしかして、うわさに聞いた世界樹だろうか、てっきり、真っ白だと思ったのだが・・・
 「あれがセレモニアルセンサーキャッスル、
  世界樹を守る国、セレモニアルの王城にして、
  おれ達の今の目的地だ!!」
 エンジェは意気揚々とそう言った
 僕はエンジェの言葉を聞き、エンジェに質問を行う
 「世界樹って、もっと白いかと思ってたけど」
 「ああ、まぁ、真っ白では無いはな、その理由なら近づけば分かるぜ!!
  とっとと行こうぜ!!」
 エンジェはそう言って僕の前へ飛び、先へ行くように促してきた!!
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 「なんだ!!これ!!世界樹の葉っぱが!!」
 僕は橋を渡る途中で世界樹の葉っぱの真に意味に気づき驚愕する!!
 あれは、Wカード!?
 世界樹の葉っぱが全部Wカードになってる!?
 「そう、Wカードっていうのは、世界樹とその眷属の葉っぱの事なのさ!!」
 僕が驚く中、エンジェが意気揚々と説明しだす!!
 「そして、同じくWカードを生み出すデッキケースは、
  世界樹世界樹の眷属の木の実を中心にして生み出されているのさ!!
  ここにはデッキケースを作る工場は無いが、
  世界樹の眷属の木は世界樹の周りに生えているし、
  世界樹の眷属の木はここ以外にも植樹されて生えている!!」
 僕は左手で上着の裏の右の胸ポケットからデッキケースを取り出し、まじまじと見つめる、
 白い直方体で出来ていて、中央には白い宝玉がはまり、
 白い宝玉の周りは銀で縁どられ、直方体の縁も銀縁で覆われていて、
 直方体の右上隅にスイッチが配されている、
 右上隅のスイッチを押すと、デッキケースの中からWカードが出てくるのだが、
 まさか、こいつが世界樹の眷属の木の木の実から出来てたなんて・・・
 「さぁ、驚いてばかりもいられない、先に進むぞ、
  創造もお腹すいてるだろ、まずは食堂かどっかで腹ごしらえだな!!」
 エンジェがかけてきた言葉を聞き、僕は前の方を向く、
 そうだ、ここ最近、ろくに食えてないせいで、お腹がすきっぱなしだ、
 僕は右の胸ポケットに左手のデッキケースをしまった後エンジェに向かって、
 「行こう!!エンジェ!!」
 と言って声をかけ、前に向かって歩き出す、
 石の橋の向こう、城壁の中に入ると、曲がりくねり、徐々に上の方に上っていく上り坂になっていた、
 上り坂の左右にはクリーム色の壁に灰色の石の土台、色とりどりの屋根、
 木の田の字の枠を持つ窓に、長方形の上に半円をくっ付けた形の木のドア、
 いくつかの窓や木のドアの中央に付いた枠などからガーデニングや装飾だろうか、つたと葉っぱが生えてきたりしている、
 等が存在している高めの建物がたくさん存在しており、
 大通りの中には白い鎧で全身を覆った男女や背中から白い羽を生やして茶色い服を上に青いズボンを下にまとったもの、
 白い鎧の背中に大きな鉄の槌を背負ったものや、茶色いマントとバンダナと幅広の帽子で着こんだものなど、
 さまざまな格好をしている者たちがいる、
 もっとも、かなりの数が重めの衣類や装備を着ているが・・・
 僕はそれらの格好を気にしつつ、先へと歩き出す、
 「ああ!!そこの角を右に曲がってくれ!!」
 エンジェがいきなり右前の方を右手と右手の人差し指で指さす、
 僕は指さされた所まで来ると右の方の道を覗き込んで様子を見つつ、エンジェに向かって話し出す、
 「かなり暗いようだけど、あそこに行けばいいのか?」
 僕の言葉を聞き、エンジェが僕の方を見つつ話し出す、
 「そうそう、いくら食料が他の世界より高いって言ったって、
  馬鹿正直に大通りの飯なんぞ高くて食えるか!!
  ただでさえ、この街は島に城と町と世界樹とその眷属のみがあるっていう関係上、いろいろ高くなりがちだってのに、
  あっこの、裏通りの先にある飯屋!!まずはそこに行くぞ!!」
 「了解!!」
 僕はエンジェの言葉を聞き、大通りの右側の裏通りの中に入っていく、
 裏通りの方だが、人はあんまりいない、もっとも、全くいないわけではなく、
 大通りと比べて閑散としている、と言った方が正しいだろうか、若干、暗くも感じる、
 僕は裏通りに入ってしばらく歩くと、
 「そこを左だ」
 エンジェがそう言って、僕に指示を出してくる、
 ここも十分暗いけど・・・なんか、左の道も暗そうだな・・・
 僕は警戒しながら指示された道を覗き込んでみる、
 ・・・想像通り、この先はさらに暗いが、ほんとに行って大丈夫なんだろうな?
 「そんな顔するなって、ほら、とっとと行った!!」
 僕はエンジェの言葉を聞き、意を決して左に曲がり、しばらく進む、
 「あった!!あそこだ!!」
 エンジェがいきなり大声を出してきた!!
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 「ここなの?」
 僕はそう言って左肩の方にいるエンジェに問いかけた、
 裏通りの中、かなり入り込んだところ、
 周りを建物が覆い、裏通りの右側にある建物の一つ、
 クリーム色の壁に上の方には茶色の屋根が見え、
 クリーム色の壁には田の字型の両開きの木の枠の窓が右の方に一個、上の方に縦横に計9つほど規則正しく付いている、
 と、屋根の方にも少し出っ張ったところに四角の上に半円を付けたような形の窓が見える、屋根の方も合わせて5階建てぐらいだろうか、
 そして、右の方には上に半円を付けた縦に長い長方形の形をした木のドアがあり、
 木のドアの中ほど右の方には金属製の丸いドアノブがあり、
 ドアの右前には側部がAの形をした木の枠で出来、その木の枠で緑色の板を挟んで作られたの看板が見える、
 緑色の板の部分には白い文字でなにやら色々書かれ、さらには同じ色で牛の絵やらなんやらと書かれているが、
 牛料理が自慢なのだろうか、ここは、
 「そうそう!!
  さ!!中に入ろうぜ!!」
 エンジェが僕の疑問に答えつつ、中に入ろうと促してくる、
 ううん、ちょっと不安だけど、
 しょうがない、行ってみるか!!
 僕は意を決して右手でドアノブを握って回してドアを開け、店の中に入る、
 「いらっしゃいませ~!!」
 出迎えたのは、えっと、仮面を付けたウェイトレスさん、かな、
 顔を覆う白い仮面は目の部分に切れ長の目を模した穴が開いており、そこから黄色い目がのぞいている、
 ただ、仮面をつけている以外は僕らの知るウェイトレスとあまり変わらないようだ、
 肩の所が丸く膨らんだ白いシャツの上に黒い短めのスカートの付いたワンピースを来て、
 腰元には前掛けのようなエプロンを付けている、
 靴は平たく、白くてひざ上まである靴下をはき、
 頭の上に黄色いカチューシャを着けていて、薄茶色いおかっぱの髪型の前髪を過度に前にこないようにしており、
 右手には白く四角い板を持っていて、僕から見た右側のポケットからは緑の鉛筆の頭がのぞいている
 「僕、何名様ですか~、保護者のかたは~」
 僕は子ども扱いされたことに少しいら立つも、仮面を付けたウェイトレスさんを見据えて返す、
 「1人ですよ、保護者はいません」
 「お金は持ってる~?」
 「大丈夫です」
 僕が返した言葉に、仮面を付けたウェイトレスさんがさらに質問を浴びせてくるも、
 僕は仮面を付けたウェイトレスさんの質問に真正面から返した、
 すると、仮面を付けたウェイトレスさんが少し上の方を見て、
 「はぁ、それならいっかぁ、じゃあこっちにどうぞ」
 と言うと、反時計回りに後ろを振り返り、歩き出した、
 僕はその仮面を付けたウェイトレスさんに付いて歩き、
 周りの店内を見渡す、
 白いレンガで床、天井、壁が覆われた店内だ、
 立地条件にしてはかなり明るい、
 天井には丸い電球が順序良く埋まっているように配置されているものの、今は光は付いていないようだ、
 よく見ると天井の四隅から光が取り入れられている、どこかから取り入れた光をあそこから店内に引き込んでいるのだろう、
 右の方には厨房に通じる通路だろうか、四角く大きな空洞がぽっかりと口を開け、その右側から銀色の調理器具に彩られた薄水色のタイルで覆われた空間が見え、
 白い衣服を身に纏い、白いマスクで顔を覆って、白い円柱上のコック帽をかぶった人たちがせわしなく動き回っている、
 右側手前には白いレンガで作られた四角く分厚い板の様なカウンターの上にレジが置かれており、
 右側手前奥の方にも奥に行くための通路が四角くぽっかりと壁に空いている、
 左側には四角く配置された通路の左右の辺の直線の左右にいくつもの四角い木のテーブルとそのテーブルに薄いクリーム色のソファーが、四角い通路の内側のテーブルには前後に、対する外側のテーブルには左右に、それぞれに備え付けられ、順序よく置かれた店内が見える、
 それぞれのソファーには僕以外の客もまばらに存在しているのだが、ここの客も外の人たちと同様に、一様に鎧をまとっていたり、顔をバンダナなどで覆って背中に羽が生えていたり、
 見た目だけでは男か女か判別できないものも多い、
 例えば、僕の左手の側のソファに座り、料理を今か今かと待つ人などは下の方が青紫、上に行く後程赤紫のツインテールを頭の左右に出していて、
 そのツインテールがあるためにかろうじて女性ではないかと推測できるものの、
 顔の方は前の方に尖った白い兜をかぶり、体の方も胴の部分が前方に尖った鎧を着ているため、
 はた目からは女性と判別できない、いや、よく見るとひざ上のスカートをはいてるな、そのスカートの上の腰分には腰分のみのエプロンの上に前後左右に縦長のひし形の上を切り取ったようなプレートを付けているが、
 あと、背中に大きな一対の白く、下の方が少し赤い羽根を生やしているのが特徴的だ、
 そのツインテールの右隣に座ってそのツインテールの女性を見ている人は、上半身に薄めの白い鎧を着ているものの、
 桃色のショートボブの髪型をして、桃色の瞳を持ち、そのかわいげのある見た目と共に、頭の右側に枝のついた桜の髪飾りを着けているうえ、髪飾り以外には頭に何もつけていないように見えるため、
 すぐに女性とわかるのだが・・・
 「どうぞ、こちらです!!」
 いきなり仮面を付けたウェイトレスさんがそう言ってきた!!
 僕はあわてて仮面を付けたウェイトレスさんの方を見て立ち止まる、
 仮面を付けたウェイトレスさんはいつのまにか僕の方を向き僕から見て右の方に左手を広げて伸ばしていた、
 案内されたのは奥の方の通路の入り口側の誰もいない、周りと同じ四角い木のテーブルに左右にソファがあるタイプの席だ、
 他のタイプの席は無いのだろうか、この広さに僕一人だと少し物悲しいが、ま、この際仕方がない、
 僕は意を決して手前の側の席に座り、少し奥の方、ソファの中央の方に移動する、
 すると、仮面を付けたウェイトレスさんが右手の白い板を僕の前に置き、
 「それじゃ、ご注文決まったら呼んでくださいね!!」
 そう言うと、来た道の方に振り返って戻って行った、
 僕は白い板の方を見る、
 白い板には、上の方中央に銀字でメニューと書かれていた、
 ああ、これ、メニューだったんだ・・・
 僕はメニューを両手に取り、中身を見る、
 ええと、どれがいいかな、ひさしぶりにがっつり喰いたいが、
 値段も心配だ、1500、1800、2000、と、
 こっちのお金の相場はわからないがどこか高いイメージの数字が並ぶ、
 え~っと、どれがいいだろうか?
 僕としては、高さとボリュームを両立させたようなやつがいいが・・・
 だとするなら、これか!!
 僕は右手で右手の人差し指をとある料理の名前に向け、左肩にいるエンジェに話しかける
 「ねぇ、これ注文していい?」
 「いいんじゃないかな、うん、これなら予算内だ」
 エンジェが首を縦に振りつつ賛同してきた、
 すると、ちょうどいい具合に前の方からさっきの仮面を付けたウェイトレスさんが右手に銀のお盆を持って歩いてくる、
 左側の通路から曲がってきたのだろう、
 僕は右手を上げて仮面を付けたウェイトレスさんを呼ぶ、
 「すみません!!」
 「はいはい!!」
 仮面を付けたウェイトレスさんが僕の方にかけてくる、
 僕はメニューの中の料理の一つに右手と右手の人差し指を突きつけ、
 この料理を注文することをウェイトレスさんに伝える、
 すると、仮面を付けたウェイトレスさんは銀のお盆を僕の前のテーブルに置くと、僕から見た右の胸ポケットの中から右手で鉛筆を、
 左手で白く四角い紙で作られたメモ帳を取り出すと、
 メモ帳にサラッと何かを走り書きして、
 再び右手に持つ鉛筆と左手に持つメモ帳を僕から見た右の胸ポケットにしまって僕の方を向き、
 「それじゃ、少し待っててね!!」
 というと、テーブルに置いていた銀の盆を右手に持って、左後の方を向き、厨房に通じるであろうへの部屋の左端の中央の四角い空洞の方に歩いていき、空洞の中に消えて行った!!
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 「お待たせしました~」
 そう言って、右手にお盆を持った仮面をつけたウェイトレスさんが僕の注文した料理をお盆の上に乗せて持ってきた、
 そして、仮面をつけたウェイトレスさんが左手でお盆の上からテーブルの上に料理を置く、
 まず、僕の右側手前に、たかれたコメが上に乗った白い丸皿が置かれ、
 続けて置かれた左側手前の丸皿には、白くすりつぶしたジャガイモのスープがたたえられていて、
 ジャガイモのスープの中央には緑の香草とパンを小さく切って揚げたクルトンが入っている、
 さらに、僕の右奥に置かれた小さ目のかごには赤い布が敷かれていて、赤い布の上には銀色のナイフとフォークとスプーンが入れられていた、
 そして、僕の前に置かれた丸い木の板の上にある丸い黒い鉄板皿の上には茶色く焼かれた分厚いステーキが乗っていた、
 どこかでこぼこした長方形とも楕円ともいえない形で、斜め格子状に焼き目が付いていて、奥外側には白い脂身もある、
 左奥には黄色いコーン、オレンジ色のさいの目人参、緑色のグリーンピースをあえたものが添えられ、
 右奥には白くて奥の深い皿の中に黄土色のソースが入っている、
 さて、どこから手を付けるかな、
 っとそうだ、料理っていうのはデッキケースで取ったらどうなるんだろう?
 ううん、でも、無許可は、いけないかもしれないな、ちょっと聞いてみるか・・・
 僕は右手を上げ上げた右手を前に倒し、前の方に来ていたウェイトレスさんを呼ぶ、
 「はい、なんでしょうか?」
 仮面をつけたウェイトレスさんが近寄ってきたので、僕はウェイトレスさんにこっそり耳打ちする、
 「実は、ここの料理をカードに取りたいんですけど・・・」
 「しょうがないですね・・・」
 僕が正直に言うと、
 仮面をつけたウェイトレスさんが僕の左耳に口を近づけ、こっそりと耳打ちしてくる、
 「今回だけ、秘密にしておきますから、
  ここでカードをとること、内緒にしておいてくださいね、
  うちは本来、許可を申請した人に対しては、
  実体化させることを禁止したうえで、許可出してますから、店長の方針で、
  他の人を巻き込んだのはいただけませんけど、
  ほんと、今回だけですよ、内緒にしといてくださいね、
  いろいろ、チーフの方から小言言われるの嫌なんで」
 店長とチーフで方針違うのか、大変だな、この人も、
 仮面をつけたウェイトレスさんは僕に耳打ちすると僕の左耳から口を話して立ち上がり、
 僕の方を向いて、
 「料理、冷めないうちに食べてくださいね、それじゃ、ごゆっくり~」
 と言うと、左の方に歩いて行った、
 僕は仮面をつけたウェイトレスさんが去ると、左手を上着の右内ポケットに突っ込むと、
 右内ポケットからデッキケースを取り出して目の前の料理と周りを取る、
 
名前:ビーフステーキセット
種類:H ハンド コスト:0
効果の発動タイミング:ドロー後
効果の発動条件:自分の手札にカテゴリ:ビーフを持つカード
        もしくは名前にビーフが入るカードが
        このカード以外に1枚以上存在し、
        さらに自分の手札にあるカテゴリ:ビーフを持つこのカード以外の
        カードを1枚、相手に見せる
        自分の山札が3枚以上ある時
効果:自分の手札のカテゴリ:ビーフを持つカード
   もしくは名前にビーフが入るカード1枚をトラッシュに送って
   自分の山札から3枚のカードを引いて手札にする
カテゴリ1:ビーフ カテゴリ2:ステーキ
テキスト:レアに焼かれた肉汁滴る牛肉に
     ライスとスープとベジタブルミックスが付いたセット

名前:ビーフシチュー&ビーフライス
種類:H ハンド コスト:0
効果の発動タイミング:ドロー後
効果の発動条件:自分のチャージゾーンにカテゴリ:ビーフを持つカード
        もしくは名前にビーフが入るカードが
        このカード以外に1枚以上存在し、
        カテゴリ:ビーフを持つカードが裏側なら1枚表にして
        相手にカードを確認させ、裏側に戻す
        自分の山札が3枚以上ある時
効果:自分のチャージゾーンに存在するカテゴリ:ビーフを持つカード
   もしくは名前にビーフが入るカードを1枚トラッシュに送る
   自分の山札から3枚のカードを引いて手札にする
カテゴリ1:シチュー カテゴリ2:ライス
テキスト:牛肉が上に乗ったライスと牛肉のシチューとサラダのセット
     煮込まれたシチューに牛肉がごろりと入っており、
     大きな椀に入れられたライスの上には牛肉と玉ねぎの炒め物が乗っている

名前:ビーフ亭日替わりセット
種類:H ハンド コスト:2
効果の発動タイミング:ドロー後
効果の発動条件:自分のモンスターゾーンに
        カテゴリ:ビーフを持つ
        もしくは名前にビーフが入るモンスター1体以上いる時
        自分の山札が1枚以上ある時
効果:自分のモンスターゾーンに存在するカテゴリ:ビーフ持つモンスター
   もしくは名前にビーフが入るカード1体をトラッシュに送る
   トラッシュに送ったモンスターのコストと
   同じ枚数ま自分ので山札からカードを引いて自分の手札にする
カテゴリ1:ビーフ カテゴリ2:日替わり
テキスト:日によって変わる定食メニュー、
     うちは牛肉が中心ですが、なにか?
 
 「おいしいね~!!チェリーブロッサム~」
 「ほ、本当ですね~!!」
 いきなり、後ろの方から声が聞こえた!!
 こっそり見てみると、さっき見ていた紫のツインテールの鎧女と桜の木の枝女がお互いに向かい合って談笑している、
 紫のツインテールの鎧女の前には肉じゃがの乗った白い皿があり、
 さらに、僕から見た左前には白いご飯の入った椀が、
 僕から見た右前には味噌汁の入った皿が置かれ、
 桜の木の枝女、さっきの声の方向から、紫のツインテールの鎧女がチェリーブロッサムと呼んでいたように聞こえた桜の木の枝女の前には、僕から見た右側に大きめの白いお椀の中に白いご飯が入れられ、ご飯の上に牛の炒め物が乗った牛丼が、
 左側には濃い茶色の液体の中に人参ジャガイモ牛肉が角切りにされて煮込まれたものが入ったビーフシチューの入った皿が置かれ、
 二つの間にはレタスをちぎったものの上に黄色いパプリカの輪切りとにんじんと紫キャベツを白いドレッシングであえたものが入れられたサラダが乗った白い皿が置かれていた
 あれって、さっきカードに取った料理?うつりこんじゃったのかな?
 エンジェの方もあの二人の事チラチラ見てるし、
 ううん、まぁ、料理ぐらいなら大丈夫だろう、
 僕は右手でデッキケースから出てきたカードを持って、
 カードを持った右手で左手のデッキケースのふたを開けて出てきたカードをデッキケースの中に放り込み、
 右手でデッキケースのふたを閉めた後、左手のデッキケースを上着右の内ポケットにしまった、
 さて、思う存分いただくとしますか、
 じゃあ、何からいただくかな、よし、それじゃあ・・・
 僕は覚悟を決めて右奥に置かれた小さ目のかごの中から右手でスプーンを取りだすと、
 左の方に置かれたスープをすくい一口、
 うんクリーミーでなめらかな口当たりだ、
 続けて、中央にあるクルトンを取り出しつつ一口、
 サクサクとした触感とクリーミーさーがおいしい食感を導き出しているな、
 僕はそうしてスープを飲み干すと、銀のスプーンを最後に強く唇の間から抜くと、スプーンをかごの中に戻し、
 今度はかごの中から右手にナイフを、左手にフォークを持ち、
 ナイフでステーキに付いているベジタブルミックスをフォークに乗せて口に運ぶ、
 3つの野菜の別々の食感と甘みが何とも言えない味だ、黒い鉄板皿で焼かれてあることで甘みが増しているのもいい、、
 そして、僕はベジタブルミックスを食べきると、
 黒い鉄板皿の中央にあるステーキの左端にフォークを刺し、そのすぐ右側を一直線にナイフで切り、
 切ったステーキを口に運ぶ、
 肉汁と濃い肉の味が何とも言えない、うまい、
 おっと、忘れちゃいけないな、
 僕はさらに、右側にあるご飯をフォークですくって口に運ぶ、
 ううん、肉の味にご飯の淡白さが何とも言えないいい味を出している、
 僕はそうやってステーキとご飯を口の中に運んで行き、
 最後の一口、肉の脂身の部分にフォークを刺して口に運ぶ、
 この無駄に脂取ってるって感じがいいんだよ、
 と、考えるうちに最後に残ったご飯もフォークですくって口に運ぶ、
 ああたまらない・・・
 ・・・
 ・・・
 ・・・
 僕は食器を元の場所にしまい、両手を合わせ、おがむようにして、
 「ごちそうさまでした」
 そう言った後、
 左の通路の後の方から出て出来た仮面をつけたウェイトレスさんに向かって右手を上げ、
 「すみません!!お勘定!!」
 と言って呼び止める、
 すると、仮面をつけたウェイトレスさんが僕の方を向いて左手を顔の僕から見た右の方まで上げて左手の先を右の方に向け、
 「それじゃあ、お勘定はレジの方で!!」
 と言って、急いで僕の左を横切って、入り口前のレジの方に走って行った、
 僕は仮面をつけたウェイトレスさんがレジに向かうのを見て、
 席から左に移動して席から出るようにして立ち上がり、
 そのまま反時計回りに後ろを向くと、直進して左を向いてカウンターのレジに向かい、
 仮面をつけたウェイトレスさんと向かい合う、
 仮面をつけたウェイトレスさんは僕の方を見て、
 「それじゃあ、お会計、800コントラクトになります!!」
 ええっと、確かカバンの中にお金があったはず、
 僕は右腰のショルダーバックのふたの裏側にあるロックを右手で左右から押してロックを解除し、
 そのままショルダーバックのふたを右手で開け、中のチャックも右手で開ける、
 「創造、財布を全部出すなよ、ああ見えて大金だから、
  財布をカバンの中に入れたまま、財布の中から必要な分だけ取り出すんだ」
 と、いきなりエンジェが話しかけてきた、
 ・・・ああ見えて大金なのか、ここに来る道中で不意に落ちてたもので、
 エンジェがもらっとけってしつこく言うもんだから拾ったものなのだが、
 まぁ、何でもいいや、
 僕はショルダーバックの中にある財布からいくつかの白い硬貨を取り出して右手に持ち、
 そのまま仮面をつけたウェイトレスさんに出す、と、
 「1000コントラクトですね!!
  200コントラクトのおつりになります!!」
 仮面をつけたウェイトレスさんは僕の右手から白い硬貨を右手で受け取ると、
 左手でレジの上の方に付いたボタンをピピピと押す、
 すると、レジの上の方に開いた横一線の隙間から白い紙が出てきて、レジ下部の引き出しが飛び出してきた、
 引き出しの中には色々な白い硬貨が詰まっている、
 などと僕が見ている間にも、仮面をつけたウェイトレスさんは右手の白い硬貨をレジの引き出しの中に入れ、
 レジ中から白い硬貨のいくつかを取り出して右手に持ち、
 白い硬貨を持ったままの右手でレジの引き出しを押して閉めると、
 レジの上左前側にある横一線の隙間から出た紙を左手で取り、
 僕の右手の上に左手の紙を乗せた後、右手の白い硬貨を僕の右手の紙の上に乗せ、
 僕に向かって、頭を前の方に下げ、
 「ご来店ありがとうございました!!
  またのご来店をお待ちしています!!」
 と、別れの文句を言ってきた、
 僕は仮面をつけたウェイトレスさんに
 「どーも」
 と素っ気なく返すと、右手に持つ白い硬貨をショルダーバックの中の財布に、紙をショルダーバックの中の前面裏のポケットに押し込み、
 右手でショルダーバックのチャックを閉めて、ショルダーバックのふたとふたのロックを閉めつつ店を後にしたのだった・・・
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 「さて、次は雑貨屋にでも行くかな・・・」
 店を出た後、左肩の方にいるエンジェがそう言ってつぶやいた、
 僕はエンジェに向かい、
 「雑貨屋って何処にあるんだ?」
 と、質問する、
 必要な物があるのはわかるが、
 あまり遠いとちょっと疲れるな、
 エンジェは僕の方を見て口を開く、
 「いや、この近くだったはずだぜ、
  ほら、店を出て、左の方にしばらく行って、
  次の曲がり角を右に曲がったところだ」
 ここから左ということは少し戻る格好になるのか、
 僕はエンジェの指示に従い、左の方を向いて少し歩いた後、
 次の曲がり角を左に曲がって少し歩く、
 「ああ!!ここだここ!!」
 いきなりエンジェが声をかけてきた、僕は立ち止まり周りを見渡す、
 この街の他の通路と変わらない場所のようだが、
 「左の方だ!!左の方!!」
 僕はエンジェに言われ左の方を向く、
 僕の向いた左の方にはクリーム色の壁と、
 壁の中央に長方形の上に半円を乗せ、上側中央に四角いガラス窓が付き、右側中央に丸いドアノブが付いた緑のドアだ、
 もしかして、この中が雑貨屋なのか?
 上の方を見上げると青い屋根が建物に乗っていて、
 建物にはドアの上に縦に4、横に3と縦横に並んだ窓があり、
 窓にはところどころ緑の植物のガーデニングが垣間見え、
 少し離れた左の方には目の前のドアと同じ形で四角の上に半円が乗った形をして、上側中央に四角いガラス窓が付き、中央右側に金属のドアのマルノブが付いた扉が見える、
 と、左上の方に目についたものがある、見上げると突き出された鉄の棒の下に斜め上下左右が尖った緑の四角の中に、
 斜めのハンマーと四角い棚が描かれた看板が見える、
 あの看板、僕のイメージする雑貨屋というより、工具雑貨、もしくはホームセンターをイメージさせる看板だが・・・
 「どうしたんだ、とっとと、中に入ってくれ」
 僕はエンジェに促され、目の前のドアのドアノブに右手をかける、
 まぁ、ホームセンターでも雑貨屋には変わりない、
 僕は右手に持ったドアノブを回してドアを開け、店の店内に入る、
 カランカラン
 「いらっしゃい!!」
 ベルの音と共にいきなり声をかけてきたのは左側にある少し高さのあるカウンター、白い石を立てて左奥の方から左手前の方に伸ばし、90度に折り曲げて左の壁の方に伸ばして、上に白いレジを乗せたカウンター、
 その奥にいる一人の人物だった、それぞれの目の部分に四角い穴を開けて作られた円柱状の鉄の兜をかぶり、上に白い鉢巻をして
 黄色い長袖シャツに青いジーパンを見に付け、筋肉質な両腕がシャツに浮き出て垣間見える人物だ、
 僕はその人物を見つつ、店内を見渡す、
 白いレンガで壁床、天井が覆われ、向こう側と手前右の方の壁には田の字の木枠の付いた窓も見え、
 ドアの左上に金属製のベルが三つ、並んでついているのが見える、さっきのベルの音はこのドアに備え付けられたもののようだ、
 さらに、店内右側には横向き、奥の方に向かって計3つの白い金属製の棚が並んでいて、
 その棚は3段になっており、中に商品と思しきものが並んでいる、
 僕は近くの棚の方に近づき、棚の中を見ていく、
 棚の中は棚の向こうの方まで見えるほど大きく、各商品の下の棚の板には白い値札が貼り付いている、
 大きめで丸型の持ち手と刃先の付いたはさみ、100、
 ピンク色の布で作られた大き目の手袋ミトン、120、
 円柱状の鉄の塊に四角い木の棒の付いたハンマー、150、
 さっきの食い物屋とは比べ物にならないほどの値段だ、
 さっきの食い物屋も極端に高い店という雰囲気ではなかったし、こっち側では食料はやはり高いのだろうか、
 おおっと、そういえば、僕はエンジェに向かってこの街に来てからずっと気になっていたことを質問する、
 「なんで、クリエイターって顔を隠してるんだ?
  ここの店員だってそうじゃない」
 「ええ、なんでって言われてもな・・・」
 エンジェは眉じりを下げた困り顔でちょっとずつ話し始める、
 「ええっと、クリエイターっていうのは、
  自分たちの作った物に自身の価値を求める部分があるんだ、
  だから、顔を隠してるわけじゃないんだよ、
  むしろ、他の奴らが顔になにも付けずに堂々としている方が驚きだ」
 「え?」
 僕が思わずすっとんきょうな声を上げている間にも、エンジェはさらに話を続ける、
 「量産品付けさせられてる一般の兵士とかは別にして、
  顔の部分に自分の作った作品を付けると、その作品いかんによって、価値感やら感性やらがわかるんだな、
  それらは物を作ることを重視するクリエイターの方にしてみると、
  自分たちの価値感やら感性が合うかどうかの重要な情報になりえるわけ、
  まだ、物とかあまり作れない子供とかは別だけど、
  ある程度物が作れるようになると、それらの物に誇りを持って、
  自身の価値を堅持するためにああやって色々着けるんだな
  顔に何もつけないっていうのは、自身じゃ何も作れないっていう意思表示にしか見えないんだよ」
 そ、そうなのか・・・
 ううむ、とすると、僕も大人になる頃には、
 せめて髪飾りは自作して頭に付けた方がいいのだろうか?
 この髪飾り、気に入ってるんだけどな・・・
 いや僕は人間なんだからそんなことどうでもいいか・・・
 僕がそんなことを考えている間にも、エンジェはさらに僕の方に視線を向け、口を開く、
 「とまぁ、そんな事より、
  とりあえず、棚を一通り見ないか?」
 僕はエンジェに言われ、棚を見る作業に戻る、
 って、言われてもな、
 棚にあるのはニッパー、ドライバー、のこぎり等、雑貨というよりも工具といった方が正しい物ばかり、
 等と見ていると、いきなり雑貨屋のカウンターの奥の方にはられたポスターが僕の目に飛び込んできた、
 白髪短髪で動きやすいワンピースの衣装に右腕には上が白く、下に行くほど赤くなる羽が描かれた腕章を付けた少女と、
 黒髪短髪で動きやすいワンピースの衣装に左腕に黒い骨と赤い膜のコウモリの羽が描かれた腕章を付けた少女が、
 ピンク色の背景の前でそれぞれ左右違う手にマイクを握って歌っている様子が描かれたポスターを見つける、
 これ、うちの姉と双我のおねぇさんのポスターだ!!
 右下の方にはご丁寧にCD完売と書かれている、
 売ってるんだ、CD、そういえば三界ワールドツアーに行くとか言ってたっけ、
 いつの間にかとんでもないとこにうちの姉が行ってる気がするなぁ・・・
 僕はそんなことを感慨深く考えつつ、
 棚を一通り見て部屋の右隅にまで来る、が、これというような物は・・・
 等と思案していると、急に店員が僕の背後のカウンターの上、ポスターの真ん前辺りに、カウンターの下からたくさんのランプの入った一つの箱を取り出し、置いた、
 箱にはタイムセールと書いてある、
 僕という客が来たので、タイムセールの事を思い出して、慌てて置いたのだろうか、それとも僕へのサービス?
 等と僕が見ていると、エンジェが口を開き、
 「う~ん、とりあえず、この街にいる間はまた来れるんだから、
  すぐに買うべきものはとりあえずは無いっと
  となると後は・・・」
 そう言って、カウンターのランプを見る、
 タイムセール、か次来た時は高くなってるんだろうな、
 ということは、とりあえず、見ておくべきではあるわけだ
 僕はカウンターに置かれたランプの入った箱に近づき、右手でランプの一つを手にする、
 上の方が黄色い椀をひっくり返したようになっていて、下の方は下に小さいつまみの付いた黄色い皿の上に短めの円柱を乗せ、
 さらに、上下の椀と皿の間を透明な円柱がつたい、中には斜め前後左右の四方向に白い柱が通っていて、
 中央には黄色い柱が入っている、これが、ランプ?火を使うのかな?それとも電気式?
 「これは光白原石のランプだな」
 光白原石のランプ?
 いきなりエンジェが言ってきた言葉に困惑する僕、
 エンジェは続けて僕の方を見て話しかけてくる、
 「光る石がちょこちょこ転がってる原っぱがあってな、
  そこの石を拾って形を加工してランプに詰めたものだよ、
  そんなに珍しい石じゃないから、こうやってちょこちょこ売られているんだ」
 へ~・・・でも、
 「光ってないよ?これ・・・」
 「特定の周波数の音がなるとなぜだか光るようになっているのさ、
  その原っぱだと周りの石が移動するたびにその音が出るんだ、
  なので、その石とセットで拾ってくる場合も多い、
  ためしに店員に許可もらってそのつまみ、回して見なよ」
 僕の疑問にエンジェが応えて来たので、
 店員さんに向かって右手を上げて話しかける、
 「店員さん!!このランプのつまみ、回してみてもいい?」
 すると、店員さんが僕の方を見て、
 「ああ!!いいよ!!」
 と、気前よく返して来た、
 僕は店員さんに許可をもらったので、
 ランプのつまみを回してみる、
 カチッ!!
 これは何の変哲もないつまみの音だが、
 いきなり、ランプ中央の白い柱がほのかな光を放った!!
 光っているのに、別に熱を持ってる感じじゃないのが実に印象深い、
 「ああ、そうだ、言い忘れてたけど・・・」
 僕が感心していると、エンジェが僕に話しかけてきた、
 「今のカチッ!!っていう音は単につまみを回す音で、
  実際の音は人間の可聴範囲を超える音域の音だそうだから、創造には聞こえてないかもしんない、
  もっとも、その音を聞けるクリエイターもあんまりいないんだけどな」
 なるほど、超音波ってやつか、
 僕は勝手に納得する、
 「さて、値段はいくらだ、安いんだろうな・・・」
 エンジェの言葉を聞き、僕は値札を探す、
 だが、値札はどこにも・・・
 っと、右の方にいた定員さんがあわててはこの横に小さい鉄の看板を置いた、
 鉄の看板には白い紙が張り付けてあって、
 500コントラクトとはっきりと書いてあった、
 「500か、まぁ、そこそこ安いか、
  こいつよりも安くで見つかる保証もなし・・・」
 僕は看板をみてつぶやいたエンジェの言葉を聞く、
 う~ん、僕にランプの相場はわかんないけど、
 まぁ、エンジェが安いっていうんだら安いんだろう、
 「じゃあ、これを買おう」
 「うん、そうしよう」
 僕の提案にエンジェが乗ってくれ、僕は左の方のカウンターにランプを持っていき、
 カウンターの上にランプを乗せつつ、店員さんに話しかける、
 「このランプをください!!」
 「500コントラクトね、お金はあるかい?」
 「あります!!」
 僕はそう答えると、右手でさっきの食堂と同じく、
 ショルダーバックのふたのロックを開けて、続けて中のチャックも開け、
 ショルダーバックの中の財布に右手を入れて適当にお金を掴む、
 さっきは大体これくらいで1000だったから、半分くらいで・・・
 と考えつつ、僕は右手で白い硬貨を握って取り出し、店員さんに渡すと、
 「ええと、これじゃ495だな・・・」
 そう、店員さんが返して来た、
 え、ちょっと足りなかった?
 じゃあ、これで、僕は再度財布に右手を入れて小さい白い硬貨を取り出し、店員さんに渡すと、
 店員さんが左手でレジのスイッチをいくつか押して、レジ下の引き出しを出し、
 レジ下の引き出しの中に白い硬貨を入れて、続けて、レジ下の引き出しの中から白い硬貨をいくつか右手でいくつか持ち、
 左手でレジの横方向にまっすぐ入った切れ目から出てくる紙を持ちながら、
 「はい、545、確かに預かりました
  袋はいるかい?」
 「いりません」
 僕が店員の質問にそう言って返すと、
 定員は僕の右手の上に左手の紙をさっと乗せると、
 続けて、右手の白い硬貨を乗せてきた、
 僕は右手にある白い硬貨をショルダーバックの中の財布に入れ、紙をショルダーバックの中の前面裏のポケットに入れると、
 カウンターの上のランプを右手に取ってショルダーバックの中にしまいこみ、
 ショルダーバックのチャックを右手で閉め、さらに、ショルダーバックのふたを閉めてショルダーバックのふたのロックも閉めると、
 右の方を向いて出入り口のドアの方に歩いていき、ドアのドアノブを右手で持って、ドアを引いて開け、
 カランカラン
 「またどうぞ~!!」
 ベルの音と店員の生きのいい声を聞きつつ、店を後にした
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

名前:光白原石のランプ
種類:CE クリエイテッド
コスト:3 パワー:0
戦闘直前効果・光が暴きし己が真実
      発動条件:次に戦闘をおこなうのがこのカードを
           装備しているモンスターまたはクリエイターだった時
           次の戦闘に参加する自分の
           モンスター・デストロイヤー・クリエイターのパワーが
           装備・設置されたカードのパワーを加味した数値と違う時
      コスト:無し 発動後:カードの在り方に変更無し
      次の戦闘に参加する自分の
      モンスター・デストロイヤー・クリエイターのパワーを
      カードに書かれたパワーと
      装備・設置されたカードのパワーを足した数値に戻す
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次に戦闘をおこなうのがこのカードを
        装備しているモンスターまたはクリエイターだった時
        次の戦闘に参加する自分の
        モンスター・デストロイヤー・クリエイターのパワーが
        装備・設置されたカードのパワーを加味した数値と違う時
効果:次の戦闘に参加する自分の
   モンスター・デストロイヤー・クリエイターのパワーを
   カードに書かれたパワーと
   装備・設置されたカードのパワーを足した数値に戻す
カテゴリ1:光白原石 カテゴリ2:ランプ
テキスト:輝く光の中、真実を照らすランプ、
     光が輝くと言われる

 「で、ここからお城に行くんだが・・・、おっと、左に曲がってくれ」
 僕は来た道を戻りながら歩く中、大通りに来たところで、左肩にいるエンジェがそう言って話しかけてきた、
 僕が左の方に曲がる中、エンジェは続けて話してくる
 「お前に依頼したいこと、何か知りたいだろ?」
 僕はエンジェの言葉を聞き、首を縦に軽く振る、
 すると、エンジェが続けて話しかけてきた、
 「実はな、城の方がきな臭いんだよ」
 「きな臭い?」
 僕は思わずエンジェに向かって言葉を返した、
 エンジェは僕の方を見据え、続けて話し出す、
 「何をどう、って言われても困るんだけど、
  最近、城の中で立ち入り禁止区域が増えているらしいんだ」
 「立ち入り禁止区域って、そもそも、城は基本的に立ち入り禁止じゃ?」
 「ここの城は違うんだよ、世界樹関連で色々事情があってな、
  まぁ、そこいらへんの事は城内に入ってから話すとして、
  先に依頼の話を進めるぞ」
 僕の返しと質問を込めた言葉にエンジェが返し、
 僕はエンジェに向かって首を縦に振る、
 依頼ねぇ、そういや、依頼を受けるためにここに来るまでにいろいろあったっけ・・・

名前:閃刃狼 フラッシュブレイドウルフ
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:900
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:自分のモンスターゾーンにカードが全くおかれていない場所が
        一つ以上存在している時
        自分の手札にカテゴリ:ウルフを持つ
        モンスターカードが1枚以上存在している時
        自分の手札にあるカテゴリ:ウルフを持つ
        モンスターカードを1枚相手に見せた時
        相手に見せたカテゴリ:ウルフを持つモンスターカードの
        召喚コスト分、チャージゾーンのカードが
        裏側表示で存在している時
効果:相手に見せたカテゴリ:ウルフを持つモンスターカードを、
   召喚コストを支払って
   自分の全くおかれていない場所に召喚する
   この効果で召喚したモンスターのパワーをこのターン、100上げる
カテゴリ1:ウルフ カテゴリ2:影
テキスト:白き刃と青い目を持つ狼、太陽の出ているうちに外を走り回る、
     体にまとった刃は仲間のため、
     ただし、硬質化してしまい、動きづらくなってしまった

名前:白狼の遠吠え
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:コストで表になった時
効果の発動条件:自分のモンスターゾーンにいる
        カテゴリか名前に「ウルフ」もしくは「狼」
        の言葉を持つモンスターを1体指定できた時
効果:このターン、指定したモンスターのパワーを500上げる
カテゴリ1:ウルフ カテゴリ2:声
テキスト:その遠吠えは仲間の力を引き上げ、
     仲間たちと共に襲い掛かった!!

名前:ライト・サンダー・ウィスプ・ボルト
種類:CM クリエイター
コスト:1 パワー:0
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次に戦闘をおこなうのがこのカードだった時
        このカードと戦闘する相手が以下の状態だった時
        ・パワー2000以下のモンスター
        ・パワー1000以下のクリエイター
        ・パワー1000以下のデストロイヤー
効果:次に戦闘をおこなう相手モンスター・クリエイター・デストロイヤー
   をトラッシュに送る
カテゴリ1:サンダー カテゴリ2:光体
テキスト:光の中を漂う光の塊、光の雷は確実に相手の命を奪う

名前:ロッククロップマーク
種類:M モンスター
コスト:2 パワー:1400
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:このモンスターが次の戦闘に参加する時
        相手がいずれかのカードの
        戦闘前タイミングの効果をこのターンに発動していた時
効果:次の戦闘が行われるまで、
   このカードのパワーを400上げる
カテゴリ1:トンボ カテゴリ2:一部金属
テキスト:岩の体をもつ、そのトンボは、
     金属の羽で空を飛ぶ

名前:コンドルフィティーニ
種類:M モンスター
コスト:2 パワー:1600
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘にこのモンスターが参加する時
        相手のモンスターゾーンにいる次の戦闘に参加しない、
        コスト1以下のモンスターを、
        2体指定できた時
効果:指定した相手のモンスターの1体を選択し、
   相手の手札に戻す
カテゴリ1:コンドル カテゴリ2:吹き飛ばす!!
テキスト:その翼で二体の獲物を一度に強風を撃ちだし、
     油断した一体を狙って一気に吹き飛ばす!!

名前:追加連撃超烈風!!
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘に自分のモンスターが参加する時
        次の戦闘に参加する自分のモンスター、
        もしくは、
        自分のチャージゾーンで存在するカードに
        「相手」「トラッシュ」「送」のすべての言葉・文字が
        効果に入っているこのカードと同名カード以外の
        カードが存在し、それらのカードがこのターン、
        1度でも相殺含めて発動していた時
        チャージゾーンで裏側表示で存在している場合は、
        表にして確認させた後すぐ裏に返す、
        この時、表にしたカードはコストで表にした扱いでは無く
        カードの効果の発動や召喚等を行えない
        次の戦闘に参加する相手のモンスターが
        パワー300以下の時
効果:次の戦闘に参加する相手のモンスターを相手のトラッシュに送る
カテゴリ1:超烈風 カテゴリ2:アウェイ
テキスト:いきなりふいた風はいきなり相手を吹っ飛ばし、叩きつけた!!

名前:裂き白谷 クランブサイトラグィン
種類:I インヴォーク
コスト:3 パワー:-2100
維持コスト支払いタイミング:リチャージ直後
戦闘直前効果・咆哮ぞ
       発動条件:このインヴォークが置かれている場所で戦闘が行われる直前
            次の戦闘に参加する、
            相手のモンスターのパワーが300以下だった時
            コスト:0
       発動後:このカードのあり方に変更なし
   戦闘後、このジェイルが設置された場所にいる相手のモンスターを
   相手の山札の一番下に戻す
   この効果を使った後、次のターンが終わるまで、
   このカードのパワーは-300、コストは0になる
効果の発動タイミング:無し 効果の発動条件:無し 効果:無し
カテゴリ1:谷 カテゴリ2:マウンテン
テキスト:見えてきた場所、そこは荒野の中に現れた白き谷、
     今にも飲み込まれそうだ、って、
     こっち来るなぁ!!

名前:インスピレーションファアルポイント
種類:CS クリエイト コスト:1
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:自分のモンスターもしくはクリエイターが次の戦闘に参加する時
        自分もしくは相手のモンスターゾーンに
        インヴォークカードが存在している時
効果:次に戦闘を行う自分のモンスターもしくはクリエイターのパワーを
   次の戦闘が行われるまで500上げる
   次の戦闘の行われる場所の
   自分のモンスターゾーンにインヴォークカードが存在している時、
   次に戦闘を行う自分のモンスターもしくはクリエイターのパワーを
   次の戦闘が行われるまでさらに600上げる
   次の戦闘の行われる場所の自分の場所にインヴォークカードが存在している時、
   次に戦闘を行う自分のモンスターもしくはクリエイターのパワーを
   次の戦闘が行われるまでさらに700上げる
カテゴリ1:インスピレーションポイント カテゴリ2:スピリット
テキスト:はっ!!そうか!!その場所で考えるといいアイデアが浮かぶんだ!!

名前:コロコロイシコロコロ
種類:M モンスター
コスト:0 パワー:400
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:このモンスターが次の戦闘に参加する時
        次の戦闘に参加するモンスターが、
        効果の発動条件を満たしてなかった時
効果:次の戦闘が終わるまでこのモンスターのパワーを100下げる、
   次の戦闘が終わった後、ターン終了時まで、
   このモンスターのパワーを500上げる
カテゴリ1:石 カテゴリ2:擬態
テキスト:相手は準備もままならないまま走りだし、
     石に蹴つまづき、石がいきなり弾けて襲いかかってきた
     しかし、その直線的な攻撃は相手に見切られ、避けられた

名前:ホワイトリングプラウン
種類:M モンスター
コスト:2 パワー:1400
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:このモンスターが次の戦闘に参加する時
効果:このカードがある場所と同じ番号にある相手の場所に
   何のカードも置かれていない時、次の戦闘のみスキップする
   次の戦闘に参加するモンスターが
   このモンスターよりパワーが下の時、
   相手モンスターをトラッシュに送り、次の戦闘のみスキップする
   相手モンスターをトラッシュに送らず、
   このカードがいる同じ番号の相手の方の場所に
   コスト0のインヴォークカードが置かれている時は、
   相手の方のインヴォークカードをトラッシュに送り、
   次の戦闘のみスキップする
カテゴリ1:海老 カテゴリ2:打付き
テキスト:タイヤに擬態した海老が走破していく!!

名前:白い原野 シビックホワイトウェスト
種類:I インヴォーク
コスト:2 パワー:-200
維持コスト支払いタイミング:リチャージ直後
戦闘直前効果・正義召喚
       発動条件:このインヴォークが置かれている場所で戦闘が行われる直前
            自分と相手のモンスターが次の戦闘に参加する時
            コスト:0
       発動後:このカードのあり方に変更なし
    次の戦闘が行われるまで
    次の戦闘に参加する相手のモンスターのパワーを1400下げる
効果の発動タイミング:無し 効果の発動条件:無し 効果:無し
カテゴリ1:原野 カテゴリ2:スポット
テキスト:その場所はどこか生命が微妙に息づく場所

名前:白の荒原 クオリプラトー
種類:I インヴォーク
コスト:1 パワー:-1300
維持コスト支払いタイミング:リチャージ直後
効果前効果 白き流れの中で
       発動条件:発動タイミング:コストで表になった時を持つ
            チャージゾーンで裏側表示で存在する、
            リサイクルかスマッシュカードを
            発動タイミング:戦闘前として扱った時、
            そのカードの発動条件を
            満たせるカードを1枚指定できた時
            相手のモンスターゾーンにいる、
            パワー0以下のモンスターを1体指定できた時
            この効果が相殺含め、
            さらに同名カード含めて1度も発動していない時
       コスト:0 発動後:このカードをトラッシュに送る
   効果前効果の発動条件で指定したモンスターをトラッシュに送り、
   効果前効果の発動条件で指定した
   リサイクルかスマッシュカードを発動させる
   次のターン、このカードがトラッシュに送られていても、
   このカードと同じ場所に置かれている
   相手のモンスターはこのカードと同じ分のパワー、パワーが上下する
効果の発動タイミング:無し 効果の発動条件:無し 効果:無し
カテゴリ1:荒原 カテゴリ2:流れ
テキスト:そこに吹く風は、果たして何を意味するのか
 
 等と僕が考えていると、エンジェが僕に向かって続きを話し始める、
 「お前の仕事はここの城を調査することだ、
  他の奴が行ってもいいんだが、
  大人よりも子供の方が警戒されないだろうからな、
  いざとなったらデッキケースもあるし、
  まぁ、危なくなったらすぐに逃げてくれぃ
  ほら、見えてきた」
 エンジェがそう言って言葉を返した後、右手と右手の人差し指を先に向け、返して来た、
 僕は思わず先の方を向く、
 高い建物に左右が挟まれたグネグネした大通り、その先にその城は姿を現した、
 白がかった灰色のレンガで出来た四角い土台となる建物の上に前方中央に同じ色の煉瓦で出来た高い円柱状の塔が一本あり、
 塔の上には青い円錐の屋根があり円柱の上の方には四角形の上に半円を乗っけた形をした空洞が開いている、
 そして、同様のデザインの塔が、少し低めの左前側に一本、更に低めに右前側に一本、
 さらに左奥外側に高めに一本、少し低めに右奥外側に一本と
 ざっくばらんに複数の塔がいくつも乱立して存在している、
 しかし、そこには乱雑さは無く、神秘性のみが高まっている、気がする、
 さらに白がかった灰色のレンガの四角い土台となる建物の中央下の方には四角の上に半円を直線部分を下にして合わせて乗せたような形の重厚な木の扉がある、
 外側を鉄で打ちつけてある、重そうな木の扉だ、
 木の扉の前には白い鎧に身を包み、それぞれ右手と左手、外側の方に白い槍を持つ兵士が立っている、
 と、僕は城の方だけでなく、城の前の広場の方も見渡してみる、
 城の前の広場にはかなりの広さがあり、左右の方にはつたをイメージしたような鉄柵が別々に四角く張り巡らされ、その中に、白がかった灰色のレンガで作られた台形の土台があり、さらにその土台の上に、同じ色の煉瓦で出来た低めの円柱を斜め前後左右に置き、
 さらに、その上に白がかった灰色のレンガで出来た四角い枠を置き、
 続けて、その枠の上に斜め前後左右に同じ色の煉瓦で出来た低めの円柱を置いて、
 またもその上に枠を乗せ、斜め前後左右に短めの円柱を乗せ、
 その上に白がかった灰色のレンガで出来た四角い枠と、中に同じレンガで出来た板を隙間なく置き、
 奥の方に下の土台と上の板をつなぐようにジグザグの階段の付いた建物が見える、
 あれは一体なんだろうか?
 等と僕が思っている間に、左側の建物の上の方に、後ろの方の上下左右に三角の橙の羽のが付いた白い楕円の下に木でできた船がぶら下がったような飛行船が飛んでくる、
 そして、建物の上に着地した!!
 すると、建物の上の方の斜め前後左右が前後に向かって赤く光り、
 光った光源がクルクルと左に回り、
 ビーッ!!ビーッ!!
 と音がなったと思ったら、
 突如、飛行船を上に乗せた白がかった灰色のレンガの板が下がり始めたではないか!!
 さがり始めた白がかった灰色のレンガの板は下の土台の所で止まり、
 その後、飛行船の下の方の船から下の土台に向かってかけ板の桟橋が下りたと思ったら、
 飛行船の中から白い鎧をまとったり様々な色の衣類をまとったりした様々な人物が下りてきて、建物の周りの柵の一部が開いた、
 もちろん、降りてきた人たちの中に顔がよく見えるかっこうをした人物は皆無だが・・・
 というか、あの建物、飛空艇の発着場だったんだな・・・
 僕は妙に納得しつつ、城の方に歩いていく、
 「あっ!!あなた!!さっき、わたしをデッキケースでとってたマセガキ!!」
 僕は思わず右の方から掛けられた声を聞き、右の方を見る、
 そこにいたのはさっきの店で見かけた女性、
 桜色のショートボブの髪型、髪飾り代わりに付けた花の咲いた桜の枝、
 目の色は桜色と言って差し支えない色合いで、
 白くて薄めの鎧を着ていて、鎧の下の方には桜の花びらがプリントされたミニスカートのワンピースを着て、
 両腕には白い小手、足には白い金属のブーツ、右後ろ腰には円筒状の木でできた矢筒を付けていて、矢筒の中にはいくつもの赤い矢尻の羽を持つ矢と、1つの小さ目の弓が入っている
 あれは、チェリーブロッサム!!
 そのチェリーブロッサムが僕の方に近づいてきて大声で話しかけてきた、
 「さっき、店の中でわたしをデッキケースでとってたでしょ!!
  あなたが店を出て行ってから気が付いたわ!!
  わたしはてっきり料理を取ってるものとばかり・・・」
 ちょっと!!それは誤解だって!!
 ええい!!とにかく、ここは弁明しないと!!
 僕はチェリーブロッサムに向かって負けじと大声で話し出す!!
 「ご、誤解だ!!僕はデッキケースで料理をとってただけですってば!!」
 「本当でしょうね!!」
 「本当です!!」
 僕がチェリーブロッサムの言葉に反論すると、チェリーブロッサムがじっと、僕の方を見据えてくる、
 思わず、心臓がドキドキする僕だが、ううう、これで疑いは晴れるといいんだが・・・
 「ん?」
 僕が考え事をしている間にも、チェリーブロッサムは目を見開き、何かに気が付いたようにそう言って、僕に顔を近づけ、続けて話し始める、
 「もしかして、あなた、人間?」
 「そう、ですけど」
 僕はチェリーブロッサムの言葉に言って返す、すると、チェリーブロッサムは僕から顔を離し、
 右の方を向いて横目で僕を見つつさらに話し始める、
 「何しに来たの?観光?」
 「そんなところです」
 チェリーブロッサムの質問に適当に返す僕、
 すると、チェリーブロッサムが僕の方を見据え、話しを続ける
 「と、すると、世界樹を見に来たわけか、
  だったら、向こうの世界の事、教えてくれない?
  それで疑いをチャラにしてあげる、
  わたし、向こうの世界について興味があるのよ
  あ、そうそう、ついでに城の事も案内してあげるわ
  ここに来たの初めてでしょ?」
 「ここに来たのは初めてですよ
  それに案内も欲しいですし・・・」
 「じゃあ、決まりね!!
  行きましょ!!」
 チェリーブロッサムの言葉に覇気なく答えてしまう僕、
 その後、チェリーブロッサムは僕の返事を聞いた後、城の門の方を向いて歩いて行った、
 慌てて追いかける僕、
 そして、チェリーブロッサムが門の前に来ると・・・
 「開門!!」
 「開門!!」
 門の左右の兵士が大きな声を上げる、と同時に、城の門がこちらに向かって開いて来て、
 チェリーブロッサムが僕の方を逆時計回りに向くと、
 「さぁ行きましょ!!」
 僕に向かってそう言った後、向こうの方に振り返り、
 門の中へと歩き始めた、
 僕もチェリーブロッサムの後を追いかけ、慌てて中に入って行った・・・
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 「どう!!ここがセレモニアルセンサーキャッスルよ!!」
 僕はチェリーブロッサムの後について歩き、城の中へと足を踏み入れた!!
 薄い灰色の煉瓦の壁とピカピカに磨かれた藍色の床の通路が左右に伸び、
 目の前には赤じゅうたんが十字に敷かれている、
 壁には一定間隔で柱が埋め置かれ、両端の通路の手前側にある上への階段と両端奥にある地下への階段には跳ね上がる水をイメージしたらしい凝ったデザインの黄色の手すりが付けられている、
 そして、僕の真ん前の方、通路をしばらく行った先の壁には、さっき通った壁と同じく四角の上の直線に半円の直線部分をくっ付けたような形の外側を鉄で覆われた木の門が存在していた、
 もっとも、すでにその門はこちら側に向かって開け放たれ、その先にある緑と灰白の中庭が垣間見えている、
 「さぁ!!まずは中庭へ!!ゴー!!」
 チェリーブロッサムはそう言って右手と右人差し指で先の方を示すと、前の方の開け放たれた門の方に走っていく、
 僕も急いでチェリーブロッサムの後を追って走り、中庭の方に出る、
 中庭は、城の中とはいえ、それなりの広さを持つ場所だった、
 床は芝生が引いてあり、白い鎧を着たり、様々な服を着た人たちが立って辺りを見渡したりしている、
 白がかった灰色の煉瓦で作られ、囲まれた壁には、ところどころに四角の上の直線に半円の直線部分をくっつけたような木のドアが配置され、
 小さくしたドアと同じ形の穴に黒い縦、斜め格子の入った鉄枠のはまった窓がこちらもところどころに置かれ、
 斜め四隅には上の階のバルコニーへと続く階段があり、
 中央にも奥の方の部屋に行くための二階バルコニーに続く階段が置かれ、
 中央の階段には黄色い手すりに磨かれた藍色の石の階段に赤じゅうたんが敷かれていて、
 上の方を見上げると、白がかった灰色の円柱の上に橙の円錐の屋根の乗った塔が2階部分の上に中庭を囲うように配されているのがわかる、
 「ああ・・・」
 僕は思わずあっけにとられて声を上げる、
 「すごいでしょう?」
 いきなり前を歩いていたチェリーブロッサムが僕の方を向き、話しかけてきた、
 「この城は、世界樹を守る要所として古い歴史を持つ城なのよ、
  もっとも、今じゃ政治の場も街中の議事堂に移っちゃったし、
  王族も住んでないから、完全に単なる観光名所なんだけどね」
 観光名所?確かに、観光名所なら、立ち入り禁止区域が増えているのも変な話だ、
 関係者専用の場所を増やしたって意味ないし・・・
 等と僕が考えている間にも、チェリーブロッサムがさらに周りを右手の人差し指で指さしつつ話を続ける、
 「ここの中庭の周りの小部屋は元々見張り小屋やらキッチンやら休憩所やららしくってさ、
  今でもイスが置いてあったり、かまどが置いてあったりするの!!
  そこの壁際の階段からは上のバルコニーに行けるし、それに・・・」
 チェリーブロッサムは中央の階段に右手と右人差し指を向けさらに話す、
 「ここの階段からは上に玉座の間に直に行けるの!!
  世界樹を見たら一度行ってみましょう!!」
 世界樹世界樹か、そういえば、世界樹関連で色々事情があるって話だったけど
 エンジェには、今は聞けないか、
 だとするなら、目の前のチェリーブロッサムに聞けないかな?
 世界樹の事が無くてもいろいろ聞きたいし、
 まずは・・・
 「あの・・・」
 「ん?」
 チェリーブロッサムが僕の方を向いて返してくる、
 僕は意を決してチェリーブロッサムに向かって質問する、
 「あの、さっき、僕がまるで人間の子供でないような言葉を言ってましたけど、
  近づいてみて初めて人間の子供だってわかった感じが・・・」
 僕の言葉に、チェリーブロッサムは両腕を組んで頭を少し僕から見た左の方に傾げながら口を開く、
 「ん~、なんていうか、わたしのイメージしてた人間と違うっていうか、
  人間ってもうちょっと粗野っぽいと思ってたんだよね、わたしは」
 まぁ、双我みたいなのもいるから、粗野っぽいイメージを抱くのもわかるけど・・・
 僕の考えをよそに、チェリーブロッサムはさらに話を続ける、
 「クリエイターの中でも人間に近い見た目を持ってるのはいるんだけどさ、
  あなたは、そう、人間の中でもクリエイターに近い感じがするっていうか、
  そういうこと、周りから言われたことない?」
 「ないです」
 「あ、そう」
 僕のこともなげな返事にチェリーブロッサムは目を少し細めて残念そうに返して来た、
 しかし、僕が人間の中でもクリエイターに近い感じがする、ねぇ、
 それ言うなら、双我の方が人間の中でもデストロイヤーに近い感じがするぞ、断言する、
 だが、僕と双我のそれは幼いころから対立し続けた結果、そうなったってだけの話だ、
 人間の中でもクリエイターに近い感じがする、か、
 僕が双我と出会わなければ、そこまで言われることは絶対になかっただろうな・・・
 って、そんなことはどうでもいいんだ、
 よし、先に世界樹の現物を見よう、そうすればエンジェもこの城と世界樹の事を話してくれるはず!!
 僕はその事を伝えるため、意を決してチェリーブロッサムに話しかける、
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 「あの!!早く世界樹の所に行きませんか!!」
 「ん?そうだねぇ・・・」
 チェリーブロッサムはそう言って左の方から階段の方に振り返り、
 「それじゃあ、世界樹の方に行きましょうか!!
  2階の玉座裏のバルコニーからでも見れるけど、
  まずは出来る限り間近で見る方がいいでしょ!!
  ここの中央階段裏、玉座の間に行くバルコニーの下の扉から世界樹の通路に行けるわ!!
  あ、そうだ!!ついでに歩きながらこの城と世界樹のことについて話しましょう!!」
 ええっと、どうしよう、なんか、エンジェの話そうとしていたことも入ってそうだなぁ、
 僕がそう考え、チラリと左肩にいるエンジェの方に目線を向けると、
 「いいんでない、聞いとけば」
 と素っ気なく言葉をかけてきた、
 ううん、エンジェがそういうんなら聞いとくか、
 僕がそう考えている間に、チェリーブロッサムは左の方を向いて中央階段裏手に向かって歩き出した、
 僕の方もチェリーブロッサムを追って歩き出す、
 すると、チェリーブロッサムがとたんに話し出した、
 「この城はね、元々一般の人間がたち入れる場所じゃなかったの、
  でも、わたしの生まれる前に、この国と周辺の国で問題が起こったのよ」
 「その問題って?」
 僕の返しに、チェリーブロッサムは続けて話し出す、
 「この国と周辺の国でもめ事が起こったの、
  その時にこの国が世界樹のカードから得た情報を悪用して色々と問題が起こったのね
  他国の要人の子供をさらって立て籠もったとか・・・」
 「実はクリエイターの若い奴らは詳しいことあまり知らないんだけど・・・」
 そう言って、何か話しだしてきたのはエンジェだ、
 エンジェはそう言って話を続ける、
 「実は他国の要人の子供、
  それもその要人すら知らなかった要人の子供をこの国が人質にしたんだ、
  で、子供を人質にして地下に立て籠もったが、部屋の裏側から救出隊が突入して人質を救出したってわけ、
  ま、ともあれ、そんなことがあれば大もめになるのは間違いなしだわな、
  で、結果、軍部を始めとしたこの世界の統括議会、
  って、統括議会の説明してなかったっけ、
  この世界の内政、外交、軍部の3つを統括、各国ごとに調整するのが統括議会、
  がここの城に介入、
  世界樹を全世界に向けて公開するで落ち着いたわけ」
 「ちょ、ちょっと待って!!」
 僕は思わず言葉を発して足を止める、
 チェリーブロッサムも足を止め、目じりと眉じりを下げた疑問と心配が入り混じった顔で左の方から僕の事を見ている、
 ええと、何かおかしいな、そもそも、世界樹のカードから得た情報でもめ事を起こしたんだよね、
 世界樹のカードって、一体どれだけの範囲から情報を集められるんだ?
 デッキケースだとそんなに遠くから情報を集められないかもしれないけど、
 ・・・確か世界樹は世界の知識の源とかって言われてたっけ、
 じゃあ、まさか、
 僕はおそるおそる口を開き、チェリーブロッサムに向かって話しかける、
 「まさか、世界樹が集められる情報って、世界中から情報を集められるのか?」
 「・・・そうだけど」
 チェリーブロッサムが目を見開き、きょとんとした表情で放った言葉に僕は驚き、唖然としてしまった、
 ・・・なるほど、世界の知識の源とか言われるわけだ、
 世界中から常に情報を集めてカード化してるんだから・・・
 僕がそんなことを考えている間にも、チェリーブロッサムが口を開き、言葉を発する、
 「世界樹だけじゃないわ、世界樹の眷属もそうよ、
  もっとも、世界樹の眷属の方は出来るカードに木ごとにばらつきがあるみたいだけど」
 眷属もそうなのか・・・
 等と僕があっけにとられている間にも、チェリーブロッサムは向こうの方に体を向け、
 僕から見た左の方から顔を向け、
 「ほら!!早くいきましょう!!」
 とそう言って、前の方を見て足早に歩きだし、中央階段の左の方から中央階段の裏手の方に入っていく、
 僕も急いでチェリーブロッサムの方に向かって走り、
 チェリーブロッサムが階段裏の扉の先に進むのを見て、
 階段裏の扉の先へと進む、
 階段裏の扉の先には、ここの入り口と似たような通路が広がっていた、
 壁は白がかった灰色の煉瓦、床は磨き抜かれた藍色の床で、横の方に長く延びる十字の赤じゅうたんが敷かれ、通路の左右の端には下に行く階段と上に行く階段が見え、壁には一定間隔で柱が埋まっている、
 だが、唯一の違いは、前の方の扉が閉じていること、前の扉の前に背中に大きな羽の生えた兵士がいること、
 兵士の左右には世界樹の様子を見るためなのか四角の上の直線に半円の直線を合わせたような形の空洞に縦棒と斜め格子の鉄棒と空洞の周りに鉄枠が付いたような窓があること、
 その窓の向こうを茶色い布が覆い、世界樹の様子が見えないということだ、
 ・・・唯一といいつついろいろ違う気がするが、
 この警戒のしようは一体どうなっているんだ?
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 「世界樹の周りは現在、立ち入り禁止であります!!」
 扉の前に立つ、背中に白い翼を生やしたその兵士はそう言って、僕達が先に行くのを拒んだ、
 右手に白い槍を立てて持ち、背中の白い翼は大きく、白く、全身に白い鎧をまとっている、
 「どうしていけないんですか?」
 チェリーブロッサムがそう言うと、
 扉の前にいる兵士は、左腕と左手を外側に伸ばして左ひじを上方三角に曲げ、額の所に左手を持ってきて、
 「世界樹の周りは現在、城の老朽化により2階のバルコニーが崩壊し立ち入り禁止であります!
  これに伴い、各所に置いても老朽化が起きていないかの点検が行われ、
  立ち入り禁止の所が多数出てきております、なにとぞ、ご了承ください!!」
 と、のたまった、
 なるほど、エンジェが言っていたのはこのことか、
 たしかに、城そのものは確実に古いだろうし、老朽化が起きているのなら仕方のないことに思うが、
 エンジェはどこいらへんが怪しいと思ったんだろ、
 エンジェが話してくれるとありがたいが、話し出す感じはしない、
 仕方ない、とりあえず、この城を探ってみるか、
 と、僕が考えているうちに、チェリーブロッサムが左の方から僕の方を向き、目じりを下げた困り顔で、
 「う~んどうしようか・・・」
 そう言って話しかけてきた、
 どうしようかと言われても、とりあえず、行っていないところを回るしかないが、
 と、僕が考えていると、チェリーブロッサムがいきなり口を開き、
 「よし、それなら、地下を通って浮遊石を見つつ、玉座の間に行こう!!」
 そう言ってきた、地下か、確かに何かありそうだけど・・・
 よし、とりあえず行ってみよう、
 と、僕が返そうとすると・・・
 「あの・・・」
 いきなり扉の前の兵士がそう言って、話し出す、
 「地下の浮遊石の間も立ち入り禁止です!!」
 「えー」
 チェリーブロッサムがそう言って兵士の方に振り向き文句を言うと、
 「まぁ、いいや、いろいろ城の解説もしたいし、
  このまま地下に行きましょう!!」
 続けてそう言い、通路の右側の方に向かって歩き出す、
 歩き出したチェリーブロッサムを見て、僕もチェリーブロッサムに付いて歩を進めていく、
 「この城の地下にある浮遊石っていうのは・・・」
 そう言って、チェリーブロッサムが話し出した、
 「この城を支える大切な浮遊石なのよ、
  大きくて、きれいなんだから!!」
 あれ、そういえば、浮遊石って採掘制限がかかってるって、エンジェが言ってなかったっけ、
 採掘制限が課せられていない時代に掘られたものなのか?
 それとも、最初から地上にあったもの?
 ちょっと、聞いてみようか、
 「あの、浮遊石って、採掘に制限がかかってるって聞きましたけど、
  その大きな浮遊石って一体どこから取ってきたんですか?」
 「何でも、この城を建造してる時に発掘されたものらしいわ」
 チェリーブロッサムがそう言いて歩きながら話し出す、
 「大きさと純度的に言ってこの島を支える浮遊石に間違いはなさそうだし、
  掘り出した場所に部屋を作ってそこに安置しているのよ、
  そういえば、浮遊石についてどれぐらい知ってるの?」
 チェリーブロッサムの質問に僕は正直に答える、
 「こっちの方に来て初めて聞きました、
  そこでちょっとだけ話に聞いたぐらいです」
 「それじゃあ、こんな話は知ってる?」
 通路の右側の地下への階段を降りつつ、チェリーブロッサムはさらに話を続ける、
 「クリエイターがよくつけてる鎧、
  あれ、浮遊石が原材料に混ざってるのよ」
 「え、うそ、でも、採掘に制限がかかってるって聞いて・・・」
 「採掘に制限がかかってるのは浮遊する島や大陸の維持に必要そうな高純度の鉱床のみよ、
  そもそも、低純度な欠片なら、そこらの土を掘るだけで一定量手に入るんだから、
  採掘に制限なんてかけられないのよ」
 僕の驚きに、チェリーブロッサムが階段を降りながら淡々と答えてくる、
 「低純度の浮遊石ってね、金属類に混ぜると白い色を出すの、
  それで、浮遊石のある程度重力に逆らって空間に固着するっていう特性を大きくは無いけど持っているから、とっても軽いの、
  たくさんの兵士たちが白い鎧なのはそれが理由なのよ、
  もちろん、工夫すれば浮遊石の白を目立たせないようにすることもできるし、
  うまく精製すれば羽にすることだってできるわ
  もっとも、この浮遊石で出来た羽は浮遊石の量が必要だから、
  あまり出回ってはいないみたいだけどね
  さぁ、地下に着いたわ」
 チェリーブロッサムはそう言い終え、階段から3歩ほど前に出る、
 セレモニアルセンサーキャッスルの地下、
 右と真正面に通路が通っており、右側と真正面の先には階段があって、更に正面の方には右へ曲がるための、右の方の通路の先には左に曲がる通路が少し見える、
 おそらくだが、この通路は四角形の輪になっているのではないだろうか、
 壁は白いレンガの壁、床も藍色のみがかかれた床で赤いじゅうたんが通路には通っていて、
 正面の通路には一定間隔で壁に柱が埋め込まれている、
 おそらく、階上のフロアとほとんど同じつくりでは無いだろうか、
 違いといえば、四角い藍色のクッションの付いた銀の円柱型の足が斜め前後左右に付いたイスが正面の通路の少しいったところの左側の右の通路の少しいったところの右側に壁に沿うように3個ほど並んでいることと、
 壁の上の方に一定間隔で松明が配置されていることくらい・・・
 と思ったら、壁にかかっているのは松明型のライトだ、まるで揺らめくように炎型の光を周りに放っている、
 「さぁ、こっちの方よ!!」
 地下の様子を観察していた僕に構わず、チェリーブロッサムは正面の方に歩き出した!!
 僕もあわててチェリーブロッサムを追いかけ、早歩きで歩き出す!!
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 「うう~ん、やっぱり駄目か・・・」
 チェリーブロッサムは大きな鉄の扉の前でそう言ってうめいた、
 目の前にある大きな鉄の扉、四角の上の直線に半円の直線部分を付けたような形をして、
 中央横一直線と外枠に半球の鉄が等間隔で打ちつけられた鉄の枠がはまった両開きのその扉、
 そして、その扉の前には、四角い木の板の後ろに木の四角い棒が縦に付けられ、棒の下の方に丸い半球の石が付いた看板が置かれていて、
 その看板の板に付けられた紙には、
 この先、立ち入り禁止
 と、はっきり書かれていたのだった、
 ここは地下の浮遊石の部屋の前、だと思う、
 浮遊石の部屋の前、と言っても、ここまでに来た通路と同様、白いレンガの壁に藍色のみがかかれた床、赤いじゅうたん、壁には等間隔で松明型のライトが付いていて、左右の橋には1階に行くための階段がある、
 違いといえば、背後の壁際に四角い藍色のクッションの付いた銀の円柱型の足が斜め前後左右に付いたイスが左右に3個並んでいるくらいだ、
 すると、チェリーブロッサムが両手を広げて、
 「どうにかなんないのかしら、この扉」
 そう言って、両手を前に出して目の前の扉に押し付けて押すが、
 鉄の扉はびくともせず、しまいには
 「・・・仕方がない、玉座の間に行きましょ、ここからなら左奥の階段から行った方がいいかしら、それとも、一旦中庭に出てから行こうかしら」
 等とあきらめて話し始める始末だが、
 いや、待てよ、前にエンジェから聞いた人質が立て籠もった部屋って、この部屋のことじゃ、
 じゃ、この部屋の裏側・・・そうか!!
 僕はチェリーブロッサムに話しかける、
 「あの・・・」
 「何?」
 左の方から僕の方に顔を向けてきたチェリーブロッサムに向かって、僕は今一度言葉をかける、
 「少し、調べたいことがあるんですけど・・・」
 「何を?」
 チェリーブロッサムが目を見開き、返して来た言葉に僕はさらに話を続ける、
 「ここの裏側の通路の壁を」
 「裏側の壁?」
 「こっちです」
 僕はそう言って左を向いて左側の通路の前で正面を向くと、左側の通路の中に入り、
 そのまま通路を直進した後、右の方に曲がって部屋の裏手の通路に出る、
 裏側というなら、とりあえず真ん中あたりの壁だ!!
 通路をしばらく歩き、部屋の裏の真ん中あたりの壁を見る、
 本当に老朽化で工事をしてるなら、事件の要点となったこの辺りの壁は真っ先に工事しているはず、
 だが、工事の話が嘘ならば・・・
 ・・・一見、何の変哲もない、どころかここの壁だけ少し違う気がするが・・・
 「ちょっと、待ってよ!!」
 いきなり僕の後ろからチェリーブロッサムの声が聞こえてきた、
 僕が右の方から後ろを見ると、チェリーブロッサムが僕の方に向かって駆けてきている所だった、
 「もう、いきなり歩き出して、何、調べたい場所っていうのはここ?」
 チェリーブロッサムはそう言って、僕が見ていた壁を見る、
 「見たところここだけ頑丈そうだけど・・・」
 そうだ、僕もそう思った、エンジェの話した話はデマだったのか・・・?
 そういえば、裏側から突入したって言ってたが、
 仮にここの壁を崩して侵入したのなら、ここに壁がある以上、誰かが入った後に、壁が修復されたんろう、
 それならここの壁から侵入するには他の壁よりも困難、ということになりそうだが・・・
 僕は右手を開いて目の前の壁を触ってみる、やっぱりここだけ頑丈そうだが・・・
 「あっ、そういう事か」
 いきなり僕の右側でチェリーブロッサムがそう言って声を上げた、
 チェリーブロッサムの方を見てみると、
 右手を開き、僕の様に壁を触っている所だった、
 すると、チェリーブロッサムはいきなり右手で右腰の矢筒から弓を抜く、
 弓には鉄の刃が付いていた、
 チェリーブロッサムは鉄の刃が付いた弓をレンガの隙間に差し込み、ガリガリと削り始めた!!
 「ちょ!!何してるんですか!?」
 「黙って、周りに気付かれる」
 僕が驚き発した言葉に、チェリーブロッサムがそう言って僕を制した、
 ガリガリガリ・・・・・・
 少しの間、刃がレンガの隙間を削る音が響くが、
 それは思いのほかすぐに収まった、
 「これでいいわ、じゃ、押すわよ」
 チェリーブロッサムはそう言って、目の前の煉瓦の壁の下側を押す、すると、
 ズズズズズズ・・・・・・
 そんな音を立てて、レンガの壁の下の方が動き始めた!!
 どうして、そんな芸当が・・・
 ってそうか、
 前にここの壁を崩して中に入った人たちが崩した壁はほんの一部、
 本当は老朽化はもっと広くに進んでいたんだ、
 チェリーブロッサムが刃で削った壁はその一部、
 僕が修復された壁から右の方に右手を伸ばすと、
 確かに修復された壁と違う質感の壁にぶち当たった、
 なるほど、突入時に崩された壁は修復したが、周りの壁はほったらかしだったというわけか、
 だけど、ここの老朽化が改善されていないってことは、老朽化の工事って話は・・・?
 この壁の事情を知らなくても普通に点検に来るような場所だし、本当に老朽化を直したいなら、ちょっと一部分補強されていても実際に刃を少し入れただけで向こうに行けるようになる、この壁の老朽化なんて放っておくとは思えない、
 僕の考えすぎかもしれないが、それでもここの壁の老朽化が放置されてるということは・・・
 「さぁ、行くわよ」
 いきなりチェリーブロッサムが僕に声をかけてきた、
 チェリーブロッサムの方を見ると、チェリーブロッサムは今まさに壁を押してできた穴の中に入ろうとしていたところだった、
 「あっ、僕も行きます」
 僕がそう言ってチェリーブロッサムに返事を返すころには、
 チェリーブロッサムは壁の穴の中に体の半分が入り込んでいて、
 すぐにチェリーブロッサムは穴の中に全身を入れてしまった、
 僕も意を決して、穴の中をのぞく、
 淡い、青い光が部屋に満ちている、が、それ以前に穴の向こうに2本の足が見える、
 「ちょっとどいてください」
 「あっ、ごめん」
 僕の言葉にチェリーブロッサムはそう言って足を右の方にどけた、
 まったく、
 それじゃ、改めて行きますか、
 僕はそう決意を固め、穴の中に体を入り込ませた
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 「これが、浮遊石?」
 僕は入り込んだ部屋の中で、前の方で青く光り輝く物体を見てそう漏らした、
 部屋の中は白いレンガが無機質に壁、部屋、天井を囲んでおり、
 左右の壁には等間隔に柱が埋め込まれていて、
 それぞれの斜め前端の方には、銀の円柱型の足が斜め前後左右に付いた四角い藍色のクッションのイスが縦に3個、壁に沿って並べられ、
 前の方の壁中央下の方には先ほどと同じ四角の上の直線に半円の直線を合わせた形をして、
 中央横一線と外枠に半球の鉄の塊が等間隔に打ち付けられた鉄枠がはまった鉄の扉が存在している、
 もっとも、外にあった看板はこちら側にはない、当然だけど、
 そして、何よりも僕の前にある短い円柱とその中央のさらに直径の小さい短い円柱と、まったく上下逆に天井に作られた円柱とその中央の円柱の間に浮かぶ、四角錘を上下に合わせたような物体、
 3角形を8つ合わせた形をしているその青い光を放つ物体は、ひとりでに何の差さえも無く浮いていた、
 すごい、これが浮遊石・・・
 「ちょっと、前に出てくんない?」
 いきなり僕の右側からチェリーブロッサムがそう言って声をかけてきた、
 「え、あ、はい」
 僕はそう返して前に出ようとする、
 すると、前にあるレンガの塊に右足を取られ、すっ転びそうになった、
 慌てて左足を大きく前に出して踏ん張る僕、
 そして、うまい具合にこけるのを避けた僕は、
 左足を上げてレンガをまたぎ、続けて右足も上げてレンガの前に出る、
 レンガをまたいで前にでた僕の後ろにチェリーブロッサムが近寄り、
 チェリーブロッサムはいきなりレンガを僕の後ろの方に押して、
 レンガを元の場所に戻してしまった、
 「これでよし、しばらくは気付かれないでしょ」
 チェリーブロッサムはそう言って僕の方に振り返り、
 「それじゃ、思う存分見学しましょうか!!」
 そう続けて発すると、浮遊石の前の方に歩き始めた、
 僕もチェリーブロッサムを追い、浮遊石の前の方に出る、
 しっかし、見学と言ってもなぁ・・・
 周りを見渡してみるも、この部屋、浮遊石とイス以外には何もない、
 だが、わざわざ立ち入り禁止にするような物もなさそうだけど・・・
 しかし、さっきの壁の事といい、老朽化の点検にはどうも見えない、
 なら、なぜ立ち入り禁止にしたのか、か、
 もう一度、部屋の中を見てみる、
 イスに関係がある?
 あのイスは比較的新しい椅子だが、
 おそらく、僕達の世界の技術が入ったイスじゃないだろうか、怪しい感じはしないけど・・・
 他に目立つものといえば・・・
 僕は残ったとある場所に目を向ける、
 立ち入り禁止にした理由、もしかしたら、この浮遊石にあるんじゃ無いだろうか、
 いや、他にも理由あるかもしんないけど・・・
 浮遊石の台座には、何ら変な所は無い、なら浮遊石自体に・・・
 近づき、浮遊石をまじまじと見つめてみ、ちょっと両手で触ってみる、
 ・・・何かあったら怖いけど・・・
 触っても、とりあえず、何もないっぽいが・・・
 「ちょっと、何してんの!?」
 チェリーブロッサムが何か言ってくる、これ以上は無理か?
 でも、もうちょっとだけ、左右に押してみる、
 右の方には少しも動かないが、なぜか、左の方には少し動いた、
 ・・・もしや!!そのまま力を入れ続けると、浮遊石が少しずつ左に動く!!
 落ちるかもしれないが、その前にはそれらしい前兆ぐらいはあるだろうし、その時にやめればいい!!
 「ストップ!!」
 いきなり右肩の方からエンジェがそう言って、続けて話しかけてくる
 「鋭いねぇまったく、
  さっき、ここに立てこもったやつらがいるって行ったよな、
  なんでここに立てこもったのかわかるか?」
 立てこもった理由?
 そりゃ、ここにこの島を浮かせてる浮遊石があるからじゃ?
 浮遊石を人質、いや、石質?どっちでもいいか、
 にすれば、立てこもり犯としては交渉材料になる、
 等と僕が考えていると、エンジェが口を開き、話の続きを話し出す、
 「そう、秘密は浮遊石にあるのさ!!
  そのまま、角度を左にずらしてみなよ!!
  なぁに、少しなら心配ねぇよ、
  ここの城や城壁とかは低純度の浮遊石が混ぜ込まれてるんだ、
  低純度の浮遊石でも集まれば島の一つぐらいは維持できるし、
  高純度の浮遊石でも、少し動かしたぐらいじゃ、動くのは近場の力場ぐらいだ、
  それに、少し動かしたくらいなら、高純度の浮遊石は元の場所に戻っちゃうんだよ、
  空間復元力、とかいう力で、
  ま、心配することは何もないっておれが保障するから、もう少し動かし続けてみな、
  っと、その前に!!」
 そう言って、エンジェは僕の顔を見ながら話し出す、
 「この先は風が強くなるから、デッキケースの中身を整理しておいて欲しいんだ」
 デッキケースの整理か、確かに、早いうちにやっておきたいな、
 僕はそう考えると、床に胡坐をかいて座って右腰のショルダーバックのふたのロックを右手で開け、
 続けて、ショルダーバックのチャックを右手で開けると、ショルダーバックの中からカードアルバムを出し、
 そのまま胡坐の上にカードアルバムを置いて開き、
 続けて左手で右の内ポケットからデッキケースを取り出して、右手でふたを開け、中からカードを取り出し、カードアルバムの中のカードと交換していく、
 え~っと、このカードはこのカードと組み合わせた方がいいな、
 こっちのカードはあっちのカードと、
 あ、でも、このカードもいいな!!
 「ビックリした、いきなり浮遊石に触るんだもん、
  で、今はデッキ組んでるの?」
 チェリーブロッサムがそう言って覗き込んできているが無視、
 このカードは入れて、こっちのカードは残して、このカードはこうして・・・
 よし!!完成!!
 僕は完成したデッキを右手で左手のデッキケースに入れると、
 そのまま左手のデッキケースを右の内ポケットに入れ、
 続けて、カードアルバムを右手で持って閉じ、右腰のショルダーバックの中に入れると、ショルダーバックのチャックを右手で閉め、ショルダーバックのふたを右手で閉める、
 デッキは出来た、覚悟も出来た、それじゃ、やりますか!!
 僕は巨大な浮遊石の前に立った後、両手で浮遊石を持って、左に回す!!
 「また触るの!?」
 チェリーブロッサムの声が響くがまたも無視!!
 浮遊石って浮いてるくせに重い!!さっきは好奇心で押してたけど、改めて押してみると重い!!
 仕方がない!!もっと力を込める!!
 僕が両手に力をかけると、少しずつ、浮遊石が左に回り始めた!!
 「ちょっと!!落ちるわよ!!」
 チェリーブロッサムがそう言って僕を止めようと駆け寄ってくる、次の瞬間、
 ガコン!!ガコン!!ガコン!!ガコン!!ガコン!!ガコン!!ガコン!!
 そんな何かが落ちるような音が背後から聞こえてきた!!
 僕は浮遊石に触れるのをやめ、右から後ろの方に振り返る、
 見ると、浮遊石の前の床の方に、いつの間にか下に降りる階段が出現していた!!
 「一体どうなってるの?」
 目を見開ききょとんとして階段を見るチェリーブロッサム
 「ほら、とっとと入れ!!浮遊石が元の場所に戻ったらこの階段も元の状態に戻って入れなくなるぞ!!」
 そう言って、、急かしてくるエンジェ、
 僕が右の方から後ろの方を見ると、
 巨大な浮遊石が徐々にではあるが戻ってきてる気がする、
 僕は急いで右の方から大回りして反対側にある階段の一段目の方まで走り、そこから地下に降りていく、
 すると、
 「あっ!!待って~!!」
 そう言って、チェリーブロッサムも追いかけてきた!!
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 「ここが、隠し通路?」
 階段を降りた後、僕はつぶやく、
 ここは、地下の洞窟だろうか、
 茶色い岩壁が天井、床、壁を覆った少し狭めの通路、右の方の壁になぜかレバーが埋まっていて、
 通路の先の方は少し右に曲がったところで暗く、見えなくなっている、
 おそらく、先に進むほど暗くなっていくのだろう、
 「ねぇ、戻りましょう」
 いきなり着いてきたチェリーブロッサムが心配そうにそう言ってくる、次の瞬間、
 ゴゴゴゴゴ・・・・
 「きゃ!!なに!?」
 背後から聞こえた音が気になり、背後を向く僕とチェリーブロッサム
 見てみると、背後の階段が上に向かってせり上がっている所だった!!
 なるほど、床の石材を下に落としてそのまま階段にしてたんだな、
 あ、いや、このままじゃ危ない!!
 「こっち!!」
 僕はそう言って、チェリーブロッサムの右手を引き、前に出て、茶色い岩床の方に移動する、
 「きゃ!!」
 またもチェリーブロッサムの声が響く、
 と思った他とほぼ同時、
 ゴゴゴ・・・
 と音を立て、階段だった床は、すでに元の床に戻っていて、
 周りは暗闇に包まれていた、
 ううん、暗いな、
 「おい、ランプ点けろ」
 僕はエンジェの言葉を聞き、ハッと気付く、
 そうだ、こんな時のランプだ!!
 僕は右腰のショルダーバックのロックを右手で外しつつ、右手でショルダーバックのチャックを開けた後、
 右手でショルダーバックの中を探り、ランプの持ち手を見つけると、
 ショルダーバックの中の他の荷物が外に出ないように左手でふたを抑えつつ、ゆっくりとランプを出してくる。
 光白原石のランプ、こんなに早く使うことになるなんて、
 僕はランプを左手に移し、右手でショルダーバックのチャックを閉め、そのままショルダーバックのふたのロックとふたも閉める、
 そして、僕は左手に持ったランプを右手に移し、左手でランプを探ってランプのつまみを見つけて回す、
 すると、ランプにほのかな光が宿った!!
 「かわいい!!これって、光白原石のランプよね!!」
 いきなり後ろの方から質問してきたチェリーブロッサムに向かって僕は左の方からチェリーブロッサムの方を向きつつ返す、
 「そうですけど?」
 「きゃ~かわいいかわいい!!」
 一体どこいらへんがかわいいんだろうか、
 このランプが少し小さいからだろうか?
 まぁ、そんな事よりもだ、
 僕は通路を前に向かって歩き出しながら、右の方から後ろに振り返りつつ、チェリーブロッサムに話しかける、
 「ほら、行きますよ」
 「はーい」
 チェリーブロッサムはそう返すと、僕の方に駆け寄ってきた、
 僕はチェリーブロッサムが後ろに駆け寄って来たのを目視で確認すると、
 前の方を向いて歩き出した、
 「そういえば、こっちに閉じ込められた時のことも話しておこうか」
 いきなりエンジェがそう言って、歩きながらの僕に話しかけてきた、
 「岩壁にレバーがあっただろ、あれを動かすと上にある浮遊石も動いて隠し通路が開くから、
  そこから浮遊石の間に戻ればいい」
 なるほど、しかし、浮遊石を仕掛けに使うなんて、
 浮遊石が仕掛けの中心なら、事情を知ってるやつ以外はむやみやたらと浮遊石には触らないから、
 仕掛が動きようが無いというわけか
 子供のいたずらで動く感じじゃなかったし、
 普通なら見逃してしまうに違いない、
 「さっき言った、浮遊石の部屋に立て籠もった奴らってさ」
 いきなり右肩からエンジェが話し出した、
 「浮遊石を盾にしている間に隠し通路から逃げようっていうのが主旨だったんだな」
 確かに、浮遊石盾に取られたらうかつには動けないよな、
 さっきもチェリーブロッサムが必死に止めて来たし・・・
 等と、エンジェの話を聞いたり、色々考えたりして僕は前に進む、
 すると、いきなり向こうから光が見えてきた!!
 僕は急いで光の方に駆け寄る!!
 「おい!!危ないぞ!!」
 そんなエンジェの声を聞き、慌てて走るスピードを落とす僕、
 光の方から見えたのは先に風力発電ための風車のある空飛ぶ島に繋がった大きな鎖が左上の方にあって、さらに、向こうと下の方にまで広がる一面の青空、
 って、ちょっと待って地下なのになんで空飛ぶ島や鎖や青空が・・・
 よくよく考えるとクリエイターの世界じゃめずらしくもなんともないや、
 ここは空飛ぶ島なんだから地下に潜って行けばいずれ空の上に出るに決まっている、
 だが、不思議だ、こんな場所ならもっと風が吹いてもいいはず・・・
 ん、なんか青空に光の反射が、
 僕は左手を前に方に出して光の反射の方に手で触れる、
 ・・・間違いない、これ、ガラス板だ、こんなところに使うんだから、強度の高い物だろうが・・・
 「おい、ちょっと待て、なんで、透明な板がはまってんだ!?」
 いきなりエンジェがわめきだし、エンジェが右手を口に当てて左手を右ひじに持ってきて考え出す、
 「おかしい、おかしいぞ、確かここは何もはまってなくって、
  だが、はまってるってことは・・・」
 何か考え事をしているようだが、今は構っている暇は無い、
 僕は右の方を向くと、通路の続く右の方に向かって歩き出す、
 「あ、待って!!」
 チェリーブロッサムのそんな声が後ろから聞こえた、チラリと右後ろの方を向くと、
 確かに、チェリーブロッサムが僕の後ろの方から歩いてきていた、
 僕は前の方を向き、さらに歩を進める、と、
 「この先に飛空艇の発着場があるはず」
 いきなりエンジェが悩み事から吹っ切れたのか、はたまた、悩むより先を見た方がいいと判断したのか、口を出してきた、
 飛空艇の発着場、なるほど、そこにある飛空艇から脱出するのがこの通路の存在意義か、
 僕がエンジェの言葉を聞いて進むうち、先の方から光が見え、
 僕は光の中に飛び込む、と同時に、左側にある岩陰に姿を隠した、
 間違いない、誰か、いる!!
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 「まだ悩んでいるのか?」
 いきなり聞こえたその声は、奥にいる、異様な存在から発せられたものだった、
 目に当たる部分が欠けた灰色のショベルカーのバケットが上下に合わさったような顔、
 顔の隙間から垣間見える舌はベルトコンベアのようになっていて、
 体には大きな扉が付いており、体と各機関をつなぐ関節は歯車と装甲が組み合わさってでき、
 中に数本の赤と青のケーブルが走っていて、
 体や関節のそこらじゅうに絶え間なく上下に動く鉄の杭が刺さり、その杭からは時折水蒸気が噴出しており、
 右腕は壊したロードローラーの様な物が右手となっていて、右腕の上にはドリルが付き、
 左腕はブルドーザーを壊して手になったような物の上に杭打機が付いていて、
 右足はバイクを壊して足の様につくりかえた物、
 左足は戦車を壊して足の様に再構成したもので、足の外側から砲塔が正面に向かって伸びている、
 背に存在する僕から見た見た左の翼はステルス戦闘機の翼、右の翼はジャンボジェット機の翼で、
 翼の間にはつぶれた潜水艦の様な物が存在し、下の方から2つの砲門がのぞいており、
 潜水艦のさらに後ろには大きなジェットエンジンが存在し、尾のように伸びた新幹線のような装甲の中にはジェットエンジンが数珠つなぎになっているのが見える、
 あれは、ジャスティスディスペアー ギガザイド!!
 だが、僕が驚いたのはそれだけではない、
 「このデッキでいいのか、まだわからない、完全に調整したはずなのに・・・」
 ギガザイドの前でギガザイドを背にして座り、今の言葉を発した少年、
 鋼のような髪をトゲトゲに逆立たせ、鋼のような目を持っていて、生気の無い白い肌を持ち、
 銀色のジャケットを着て、ジャケットの中には前にボタンの付いた白のシャツを着て、
 岩色のジーパンに腰元の茶色のベルトに右腰に付けた銀のウェストポーチには銀の剣と歯車のストラップが付いていて、
 その右手には、白を基調とした長方体の角と辺を銀のような金属で覆い、
 前面には柄には青い宝石のはまった十字の銀の剣の飾りが取りつけられ
 剣の飾りの後ろには銀の歯車が刺繍されていて、その歯車の中央には青い宝石が埋まっているようなものを持っている、
 あれは、シィーデネスト君!!それに、あのデッキケースは百貨店で消えたシィーデネスト君のデッキケース!?
 いくら探しても見つからなかったのに、いつの間に取り戻してたんだ?
 だが今はデッキケースの事よりも、
 なんで二人ともここにいるのかという事の方が気がかりだ、
 この場所は僕達のいるところから近いところは茶色い岩肌が広がっているものの、
 ある一線からは一気に鉄の床や壁や天井が広がり、
 右下の方には青空を望む大きめの窓が見える、
 窓の先には青空が映り、クリーム色の鉄パイプが横向きで一定間隔に縦に配置されて窓ガラスを支えている、
 と、よく見るとギガザイドの後ろの壁、中央に上からまっすぐ、斜め左下、まっすぐ、斜め右下、まっすぐ、斜め右下、まっすぐ、斜め左下、というようなジグザグした線が入っている、
 もしかして、あれってでっかい扉だろうか?
 よく見ると右端に真上に青いランプの付いた四角い小さな扉があるし、
 と、その扉の上のランプがいきなり赤くなった次の瞬間、扉が左にスライドして開き、
 「すいませ~ん、ここに居すわらないでもらえますか~」
 中から、そんなのんきな無気力な女性の声が聞こえ、
 中から一人の女性?が姿を現した、
 顔にかぶるはリアルな狼の銀の面、まとう衣服は白のスーツに黒のシャツに白のタイトスカート、
 足や腕は白いタイツで包み、両手には大型の鉄の小手が付き、足は白のハイヒールを履いている、
 その女性の方をいきなりギガザイドが向き、口を開き、話し出す
 「たしか、ここにいることには許可をもらっているはずだが、
  世界樹のそばなら何かいい案が思い浮かぶかもしれないと言われてな」
 「いやぁ、そう聞いているんですけど、
  でかい上に、体から水蒸気を吐くようなのに居すわられると仕事やりずらくって」
 ギガザイドの言葉に、狼の面の女性が言葉を返す、
 ギガザイドもそのまま口を開き、話し出す、
 「それはすまなかったな、これでも、一応クリエイターなんだが・・・
  どうする、もうそろそろここを退散するか、シィーデネスト」
 「いや」
 ギガザイドがシィーデネスト君の方を見て話しつつ、発した言葉に、シィーデネスト君はつぶやくように否定の声を上げ、続けて話し出す、
 「まだデッキの完成度、わからない、
  誰か相手してほしい、例えば・・・」
 シィーデネスト君はそう言って、狼の面の女性の方に目を向けるも、
 狼の面の女性は右手を伸ばして顔の前に持ってきて、手を左右に動かし、
 「いやいやいや、勘弁勘弁、たくさんの軍部のお偉いさん相手に負け無しのカードサモナーに私なんかがかないっこないですって」
 「おい、今、たくさんの軍部のお偉いさん相手に負け無しって言ったか?」
 いきなりエンジェがそう言って、右手を握って口に当て、何かを考え始める、
 「たくさんの軍部のお偉いさん?
  たくさんっていうぐらいならそれなりの数カードバトルして負け無しってっことだろ、
  なんでおれが話に聞いてないんだ?」
 なんでエンジェに話が行ってないといけないんだろ、
 そんな僕の疑問をしり目に、さらに狼の面の女性とギガザイドとシィーデネスト君の会話は続く、
 「にしても、5年前に現れて以降、あのお方の元で順調に力を付けてるらしいじゃん、
  今更、1回負けたくらいで落ち込む必要、ある?」
 「ある」
 シィーデネスト君はそう言って右手に持つデッキケースに目線を移しつつさらに話を続ける、
 「あの時は万全の状態だった、引きもあの時は良い引きだと思った、それなのに負けた」
 「負けた場も、悪かったな」
 ギガザイドがそういうと、狼の面の女性は両手を外に広げて肩の外側にまで上げ、やれやれといった風に両手を動かし、
 「なんなら、今度、鎧兜を作るための工場でも案内しようか、
  兜を作ってかぶれば、一歩大人に近づいたんだーって、自信が持てるかもしれないぞ」
 「いい」
 シィーデネスト君は狼の面の女性の言葉に対してそう返し、続けて話し出す
 「なりたいのは大人じゃない、欲しいのは自信じゃない、
  なりたいのはあいつに勝った自分、欲しいものは・・・勝利だ」
 狼の面の女性は呆れたように両手を外側に広げたまま両肩を上下させた
 「まぁ、おしゃべりはこのくらいにしたほうがいいだろう
  ちょうど、いい対戦相手もいそうだしな」
 いきなりギガザイドがそう言い、
 「だな、あまり大人数でないようだし、
  こっちの方が有利なのは気が引けるが」
 そう言ったのは狼の面の女性、
 「というわけだ、出てこい、盗聴者」
 最後にそう締めくくったのはシィーデネスト君、
 ・・・ばれてた
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 「どうすんのこれ」
 いきなり後ろの方からチェリーブロッサムが声をかけてきた、
 ううむ、まさかばれてたとは・・・
 「とっとと出てこないと、兵士呼んで挟み撃ちにしちゃうぞ、
  今なら出血大サービスで私達だけで相手したげる」
 いきなり狼の面の女性の声、
 ・・・仕方がない、
 僕は意を決して岩陰から外に出ていく、
 すると、シィーデネスト君が嬉しそうに両の口端と目じりを上げ、
 「創造!!創造ッ!!」
 と、声を上げた!!
 「うれしいよ、ここまで来てくれるなんて、そうだね、新しいデッキは君で試すとしよう」
 「まだ誰かいるな、生命反応がある」
 シィーデネスト君が声を上げる中で、ギガザイドがそう言って、
 僕が隠れていた岩の方を見る、
 すると、僕の隠れていた岩からチェリーブロッサムが姿を表し、口を開く、
 「隙を見て助けを呼ぼうと思ってたんだけど・・・」
 ・・・当てがあるんなら、出来れば僕も助けを呼んで欲しかったけど、何もかもばれてるなら仕方がない、
 と、狼の面の女性が後ろにいるチェリーブロッサムの方を見据え、
 「んじゃ、私の相手はあんたってことでいいのか、
  ならちゃっちゃと始めましょうか」
 狼の面の女性はそう言って、右の方に歩き出す、
 すると、チェリーブロッサムが口を開き、
 「はぁ、しょうがないか」
 そう言って、右の方に歩いていく、
 「この僕はどうすればいい」
 いきなりギガザイドがそう言った、
 すると、シィーデネスト君が僕の方を見据えながら口を開き、
 「その扉を守っててくれ、それと、何かあった時に対処を」
 「了解」
 ギガザイドがシィーデネスト君の言葉に素直に答える、
 そして、僕達の右側でチェリーブロッサムと狼の面の女性が向かい合い、
 「んじゃ、めんどくさいけど、一足先に始めちゃいましょうか」
 と、狼の面の女性が言えば、
 「めんどくさがってちゃ勝てませんよ、」
 そう言って、チェリーブロッサムが返す、
 狼の面の女性はさらにチェリーブロッサムの方を真正面から見据え、
 「そうかい、無駄に力入ってたほうが勝てるもんも勝てなくなると思いますけどね」
 「あら、力入れられない年頃だからそんなこと言うのかしら」
 「若い面出せばちやほやされると思ったら大間違いよ、とはいっても、私もそんな年なつもりはないけど」
 「そんな流行外れの狼の面なんてかぶって、今年の流行はインク柄だって聞きましたけど」
 「へぇ、そう言うわりにあなたの頭にはインク柄じゃなく、桜の花が咲いてるようですけど、
  ああ、あれですか、私の頭はいつも春だっていう」
 「いいえぇ、殿方というのは定番の組み合わせを好むんですよ、
  奇抜な物より、ね、
  女性に花、それもはかなげで美しい桜の花、
  これこそ定番の組み合わせじゃありませんで」
 「殿方にこびなければ生きられない、
  そんな立派な弓矢や鎧を持っておりますのに、
  戦士としての吟じが足りないのではなくて」
 「殿方にこびて何が悪いのかしら、
  女性だけじゃなく、女性にも、そして、殿方にも人気があった方がいいのは自明の理、
  私、これでも仲間内の評判はいいほうですの、
  もちろん、殿方にもね、これでもファンレターが来ますのよ、
  もっとも、隊の規定で恋愛ご法度なのですけど、
  ああ、規定なんてなくたって恋愛出来ないような方には関係ないですっけね」
 「恋愛のれの字も知らないような小娘が、知った口をほざいて、
  おおかた、王子様でも待ってるんでしょうに」
 「あら、王子なんて待ってませんわ、
  理想の殿方、というのはいますけど、
  大体、王子って言えば80を超える年だっていうじゃありませんか、
  今代の王は特に長生きですし」
 「ああ、そういえば、もう孫もいるんでしたねぇ、
  私としては、その孫といきなり会って恋愛劇を・・・」
 「確か、王のひ孫は一番高い年齢の子で10を少し超えたぐらいの齢じゃなかったでしたっけ」
 「げ、そうだったっけ、取り消し、今の取り消し!!」
 「もういいか」
 チェリーブロッサムと狼の面の女性の不毛な舌戦というか世間話に割って入ったのはギガザイド、
 ギガザイドは続けて狼の面の女性の方を向き、話す、
 「何なら、そこ、この僕が替わろうか、君はこの扉を守ってくれ」
 「余計なお世話よ、それじゃ、いくわ!!」
 狼の面の女性はギガザイドの方を向いてそう言うと、チェリーブロッサムの方に向き直り、両手を前に出し、走り出す!!
 チェリーブロッサムは急いで左手で矢筒から弓を取り出す、
 取り出された弓を見ると、全体は木で出来ているのだが、弓の前方全体が金属の刃で補強されているような構造になっている!!
 さらに、チェリーブロッサムは続けて右手で矢筒から矢を取り出すと、弓を引き絞り狼の面の女性に向かって矢を放つ!!
 狼の面の女性が大きく右手を外側に振るって右手の小手で矢を弾く!!
 チェリーブロッサムが右手でもう一度矢筒から矢を握り弓につがえて引いて放つも狼の面の女性は今度は左手の小手を外側に振るって矢を弾いた!!
 と、いきなり狼の面の女性が両手の拳を前でガチンと合わせる!!
 すると、狼の面の女性の小手の甲の手首の所から白い刃が飛び出してきた!!
 それを見たチェリーブロッサムはあわてて左手の弓を両手で前に構える!!
 狼の面の女性は構わずに飛びかかり、右手と右手の小手の刃を振り下ろす!!
 チェリーブロッサムは狼の面の女性の右手の刃を両手の弓刃で受け止める!!
 しかし、すかさず狼の面の女性は下の方から左手を振り上げる!!
 だが、狼の面の女性の左手の刃が届く前にチェリーブロッサムは両手の弓刃に力を込め、狼の面の女性を吹き飛ばした!!
 大きく後ろにたたらを踏む狼の面の女性、
 チェリーブロッサムはこの隙にと大きく踏み込み弓刃を振るおうとするも、狼の面の女性が両手の刃を大きく内側に振り、そのまま外側に切り返した!!
 自身の小手の手の甲の部分に刃が当たって火花が散り、あわてて後ろに跳ぶチェリーブロッサム
 返しで狼の面の女性が跳躍して上から両手の刃を振り降ろすも、
 両手の刃をチェリーブロッサムの両手の弓刃に弾き返され、後ろの方に着地した!!
 チェリーブロッサムはまたも右手を弓から手放し、右手で矢筒から矢を取り出して左手の弓で狼の面の女性に放つ、
 が、今度も狼の面の女性が右手の小手を大きく外側にふるってチェリーブロッサムの矢を弾いた、
 チェリーブロッサムの弓と矢じゃ狼の面の女性に傷はつけられない、
 だが、狼の面の女性は遠距離攻撃手段を持たない、
 そして、お互いの近接戦闘力はほぼ互角といったところか、
 「そろそろこっちも始めよう、創造、
  手早く、2T1S5Tルールでね!!」
 いきなり僕に声をかけてきたのはシィーデネスト君、
 2T1S5Tルール・・・?、前回は通常ルールで負けたからルールを変えてきたのか?でも、ルールを変えたって同じことだ、返り討ちにしてみせる!!
 チェリーブロッサムの方も気になってしまうが、今はシィーデネスト君の相手が先!!
 僕はそう覚悟を決め、シィーデネスト君の方に向き直り、
 「ああ、いいだろう!!」
 そう言って、右の内ポケットに左手を突っ込んで、中からデッキケースを取り出し前に突きつける!!
 すると、シィーデネスト君も右手に持つデッキケースを僕の方に突きつけてきた!!
 僕とシィーデネスト君の周りをオーロラのような壁が覆い、
 さらに、僕とシィーデネスト君の前に光の大きな塊のような板が現れた!!
 僕とシィーデネスト君はそれぞれお互いの光の板の時分から見た左側にデッキケースを置く、
 すると、お互いのデッキケースからデッキが外れてシャッフルされて山札となり、
 デッキケースは反転して絵柄を上に見せつつデッキの左側に移動した、
 そして、僕とシィーデネスト君はそれぞれの山札から1枚1枚右手でカードを引いて左手に移して手札にしていき、
 計5枚、左手に手札を持つと、
 相手の方に向き直る、
 すると、シィーデネスト君が僕を見据え、口を開いた、
 「準備はいい?」
 シィーデネスト君の質問の質問を聞き、僕はシィーデネスト君の質問に応え、叫ぶ!!
 「ああ、いいさ!!
  それじゃ、カードバトル・・・」
 「「スタート!!」」
 かくて、2T1S5Tルールでカードバトルのスタートだ!!
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 僕はシィーデネスト君に勝てるのかっ!?
 「リチャージ」
 「リチャージ!!」
 僕とシィーデネスト君はそれぞれの光の板右側にあるカードの置かれていないチャージゾーンに向かってそう宣言すると、
 続けて、光の板の左側にある山札の一番上のカードを右手で引きつつ、
 「ドロー」
 「ドロー!!」
 と宣言する!!
 僕が引いたのは雲水晶要塞の十字路!!
 今、僕の手札にあるのは、
 白き翼の戦士 ウィスソーダー、見回り ミ・マワーリ、白雷球!!ホワイトサンダーボール!!、
 試練の前の聖なる風、雲水晶要塞の水晶球、雲水晶要塞の十字路、この6枚、
 さて、どうしよう・・・
 よし、とりあえず、コスト1の白き翼の戦士 ウィスソーダーを1番に召喚、
 他の事は後で臨機応変に考えよう!!
 僕はそこまで考えると、右手で左手の手札から白き翼の戦士 ウィスソーダーのカードを引いて光の板中央少し奥にある1番の場所に裏側で置くと、
 続けて、残りの左手の手札を右手で1枚1枚引いてチャージゾーンに置き、
 「セット!!」
 「セット!!」
 と宣言する、すると、シィーデネスト君も宣言してきた!!
 シィーデネスト君の光の板の方を見ると、確かに1番に1枚、チャージゾーンに5枚のカードが裏側で置かれている、
 そう思った瞬間、シィーデネスト君がさっと僕の方の光の板の1番とチャージゾーンを見てカードが裏側で追加されているか確認した後、
 右手でチャージゾーンのカードを1枚表にしつつ宣言してきた!!
 「ボクはジャスティスディスペアー フライングスタートの効果を発動!!
  モンスターゾーンにある輝き回ると、
  チャージゾーンにある輝きの加護を交換し、
  さらに、創造の山札を上から2枚、トラッシュに送り、
  輝きの加護の設置コストを0にする!!」
 
名前:ジャスティスディスペアー フライングスタート
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:セット後
効果の発動条件:自分のモンスターゾーンにあるカードと、
        自分のチャージゾーンにあるカードを1枚ずつ表にする
        この時表にしたカードはコスト扱いで無く、
        表にして確認した後すぐ裏に返す、
        表にしたカードが同じコスト、1つ以上の同じカテゴリを持つ
        インヴォークカードだった時
効果:自分のモンスターゾーンのインヴォークと
   自分のチャージゾーンのインヴォークを入れ替える
   入れ替えられたインヴォークのコストの合計分、
   相手は山札の上からカードをトラッシュに送る
   チャージゾーンに送られたインヴォークは裏側表示になる
   この効果でチャージゾーンに置いたインヴォークは、
   このターンコストを1つ減らして扱う
   (マイナスの値にはならず、0以下の場合は0になる)
   このカードは効果の発動後裏側表示になり、
   このターンの終了時にどの場所にあってもトラッシュに送られる
カテゴリ1:ジェットストーン カテゴリ2:ジャスティスディスペアー
テキスト:スター、待って!!
     その掛け声を聞き掛け声が終わらずにいきなり走り出した!!

名前:輝きの加護
種類:I インヴォーク
コスト:1 パワー:+-0
維持コスト支払いタイミング:リチャージ直後
発動前効果 効果付与・攻輝相殺
       発動条件:相殺効果を持たない
            自分のスマッシュカードの効果が発動した時
       コスト:0 発動後:このカードの在り方に変化無し
   発動された自分のスマッシュカードに下記の相殺効果を強制的に付与する
   ただし、下記の相殺効果が発動した場合、
   このカードの発動後の記述に関わらず、
   下記の相殺効果発動後、このカードをトラッシュに送る
   この効果は条件を満たした時に1度ずつ、何度でも発動する
 相殺効果・止 発動条件:このカードの効果が相殺された時 コスト:カードと同じ
        発動後:このカードの効果が発動した時と同様の扱いとする
    相手のカードの発動を相殺扱いで止め、
    このカードの効果を発動する
効果の発動タイミング:無し 効果の発動条件:無し 効果:無し
カテゴリ1:輝き カテゴリ2:加護
テキスト:一瞬の輝き、その輝きは何者にも邪魔はされない!!

名前:輝き回る
種類:I インヴォーク
コスト:1 パワー:+-0
維持コスト支払いタイミング:リチャージ直後
発動前効果 効果付与・攻輝回刷
       発動条件:相殺効果を持たない
            自分のスマッシュカードの効果が発動した時
       コスト:0 発動後:このカードの在り方に変化無し
   発動したスマッシュカードはこのターン、
   トラッシュに送られず、裏側表示で残る、
   ただし、このターン、このカードの効果を受けたカードの効果は発動できない
   この効果を発動したターン、このカードはターン終了時にトラッシュに送られる、
   この効果は1ターンに1度しか発動しない
効果の発動タイミング:無し 効果の発動条件:無し 効果:無し
カテゴリ1:輝き カテゴリ2:回る
テキスト:一瞬の輝き、その輝きは回り、さらにその存在感を高める!!
 
 インヴォークの補助カード!?
 シィーデネスト君の前が突然輝いたと思ったら、
 その輝きが宙に浮かび、その輝きが一瞬強くなる!!
 すると、その輝きを受けて、僕の山札の上から2枚がトラッシュに飛んだ!!
 
名前:白き翼の戦士 ウィスソーダー
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:1000
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:このモンスターと相手のモンスターが次の戦闘に参加する時
効果:次の戦闘が行われるまで
   次の戦闘に参加する相手のモンスターのパワーを400下げる
   自分のチャージゾーンにカテゴリ:エンジェルナイツを持つカードが
   表側表示で存在していた時、
   次の戦闘に参加する相手のモンスターのパワーをさらに200下げる
カテゴリ1:エンジェルナイツ カテゴリ2:囁け!!
テキスト:ささやきの戦士、言葉巧みに相手をほんろうし、敵を切り裂く

名前:雲水晶要塞の水晶球
種類:R リサイクル コスト:4
効果の発動タイミング:戦闘後
効果の発動条件:相手のモンスターゾーンにいる
        モンスター1体を指定できた時
効果:指定したモンスターは次のターン、効果を相殺含め発動できなくなる
カテゴリ1:クリスタルクラウドフォートレス カテゴリ2:水晶球
テキスト:うっぎゃぁぁぁ!!
     ぜいぜい、ここまでくれば大丈夫か?
     階段で水晶球に追いかけられたものは疲労困憊でつぶやいた
 
 さらに強くなった輝きが瞬いたと思ったら、輝きは元に戻って行き、消えてしまう、
 そう思った瞬間、シィーデネスト君が1番に自ら置いたカードを右手で持った!!
 シィーデネスト君が右手にカードを持ったのを見た僕も、慌てて右手で1番に自分で置いたカードを右手で持つ、
 そして、僕は右手に持ったカードを表にしながら宣言する!!
 すると、シィーデネスト君も右手に持ったカードを表にしつつ宣言してきた!!
 「オープン!!」
 「オープン」
 「来い!!白き翼の戦士 ウィスソーダー!!」
 「設置、輝きの加護」
 
名前:白き翼の戦士 ウィスソーダー
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:1000
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:このモンスターと相手のモンスターが次の戦闘に参加する時
効果:次の戦闘が行われるまで
   次の戦闘に参加する相手のモンスターのパワーを400下げる
   自分のチャージゾーンにカテゴリ:エンジェルナイツを持つカードが
   表側表示で存在していた時、
   次の戦闘に参加する相手のモンスターのパワーをさらに200下げる
カテゴリ1:エンジェルナイツ カテゴリ2:囁け!!
テキスト:ささやきの戦士、言葉巧みに相手をほんろうし、敵を切り裂く

名前:輝きの加護
種類:I インヴォーク
コスト:1 パワー:+-0
維持コスト支払いタイミング:リチャージ直後
発動前効果 効果付与・攻輝相殺
       発動条件:相殺効果を持たない
            自分のスマッシュカードの効果が発動した時
       コスト:0 発動後:このカードの在り方に変化無し
   発動された自分のスマッシュカードに下記の相殺効果を強制的に付与する
   ただし、下記の相殺効果が発動した場合、
   このカードの発動後の記述に関わらず、
   下記の相殺効果発動後、このカードをトラッシュに送る
   この効果は条件を満たした時に1度ずつ、何度でも発動する
 相殺効果・止 発動条件:このカードの効果が相殺された時 コスト:カードと同じ
        発動後:このカードの効果が発動した時と同様の扱いとする
    相手のカードの発動を相殺扱いで止め、
    このカードの効果を発動する
効果の発動タイミング:無し 効果の発動条件:無し 効果:無し
カテゴリ1:輝き カテゴリ2:加護
テキスト:一瞬の輝き、その輝きは何者にも邪魔はされない!!
 
 僕の前に翼持つ騎士が現れた!!
 上半身には肩の部分が尖った白い鎧を付け、
 腰部に付いた茶側のベルトには前後左右に逆3角形の形をしたプレートのような防具を付けていて、
 左腰には細い剣が入りそうな茶色い鞘があって、
 腕の部分には肘の部分が尖った白いガントレットを、
 足の部分には膝の部分が尖った白いブーツを付け、
 顔と頭には後頭部部分がとがっているフルフェイスの兜をかぶり、
 それらの隙間を補うように白い鎧を付け、
 右手には中央に赤い球のはまった黄色いつばに白い柄、白銀の両刃が付いた剣を持ち、
 左手には中が白く縁が黒い10個の円の中に0から9の数字が描かれ、
 それら数字が描かれた円が外周に配置されている丸い盾を持っている、
 そして、シィーデネスト君の前に光が降り注いだ!!
 シィーデネスト君は輝きの加護を設置してきた!!
 だが、その前にこっちのコストだ!!
 シィーデネスト君が表にしてきた輝きの加護はジャスティスディスペアー フライングスタートの効果でコスト0扱い!!
 つまり、こっちだけコスト召喚のチャンスがあるんだ!!
 今のうちに布陣は敷けるだけ敷いて置く!!
 僕はチャージゾーンのカードを右手で2枚表にしつつ宣言する!!
 「僕は雲水晶要塞の十字路のカードを2番に設置!!
  コストには雲水晶要塞の十字路を指定!!
  さらに、見回り ミ・マワーリを2番に召喚!!」
 
名前:雲水晶要塞の十字路
種類:I インヴォーク
コスト:1 パワー:-500
維持コスト支払いタイミング:リチャージ直後
戦闘直前効果 一瞬見える敵の影
       発動条件:次の戦闘に相手のコスト1以下の
            モンスターのみが参加する時
            このカードが存在する場所に
            自分か相手のモンスターが存在する時
       コスト:0 発動後:このカードの在り方に変化無し
   次の戦闘に参加する相手のモンスターを裏側でチャージゾーンに置く、
   この効果は1ターンに1度しか発動しない
効果の発動タイミング:無し 効果の発動条件:無し 効果:無し
カテゴリ1:クリスタルクラウドフォートレス カテゴリ2:十字路
テキスト:あっ!!あそこに!!
     そう思って突っ走った次の瞬間、
     見つけた影はどこかに行き、見つけた者は影を追いかけていく!!

名前:見回り ミ・マワーリ
種類:M モンスター
コスト:0 パワー:400
効果の発動タイミング:無し 効果の発動条件:無し 効果:無し
カテゴリ1:見回り カテゴリ2:やる気0
テキスト:やる気のない見回り、名前もどうにもやる気が無い
 
 僕の前左側に、水晶で出来た十字路と簡素な水晶の鎧兜に白い槍を持つ兵士が現れ、
 「インヴォーク!!」
 次の瞬間、シィーデネスト君が目じりを上げて嬉しそうにそう言って、
 続けて、右手でチャージゾーンのカードを4枚表にしつつ宣言してきた!!
 「うれしい!!、創造もその力を手にしたんだ!!
  これでもっと君は強くなった!!そうでなくちゃいけないなぁ!!
  ボクは雷撃電激!!サンダースビッシュ!!の効果を発動!!
  白き翼の戦士 ウィスソーダーをトラッシュに送って、見回り ミ・マワーリのパワーを1000下げる、
  あぁ、もちろん、輝きの加護の発動前効果、効果付与・攻輝相殺で相殺効果・止付き!!
  さぁ、相殺は?」
 
名前:雷撃電激!!サンダースビッシュ!!
種類:S スマッシュ コスト:3
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘に参加する相手のモンスターのパワーが
        2500以下だった時
        もしくは、次に戦闘を行う場所の
        自分のモンスターゾーンにインヴォークが設置されていて、
        かつ、次の戦闘に参加する相手のモンスターのパワーが
        2700以下だった時
効果:次に戦闘をおこなう相手モンスターをトラッシュに送る
   トラッシュに送ったモンスター以外に、
   相手のモンスターゾーンに
   パワー2500以下のモンスターがいた時、
   そのモンスターのパワーを1000下げる
カテゴリ1:サンダー カテゴリ2:雷
テキスト:その雷はあたかも意思があるがごとく
     狙ったものとそのものの周りの者一人に当たった!!
 
 「無い!!」
 僕がシィーデネスト君の質問に答えると同時に、
 シィーデネスト君は右手でチャージゾーンのカードを4枚表にしつつ宣言してきた!!
 「ボクは雷撃電激!!サンダースビッシュ!!のコストに、
  ジャスティスディスペアー ツリウムマグパイ、
  輝き回る、
  ジャスティスディスペアー フライングスタートの3枚を指定!!
  さらに、ジャスティスディスペアー ツリウムマグパイを1番に召喚!!
  コストにはジャスティスディスペアー アーシスバードナーを指定!!
  ジャスティスディスペアー アーシスバードナーを2番に召喚!!
  コストには創造のチャージゾーンにある雲水晶要塞の水晶球を指定!!」
 
名前:ジャスティスディスペアー ツリウムマグパイ
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:700
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:このモンスターが次の戦闘に参加する時
        次の戦闘に参加するモンスターがコスト2位以下、
        もしくは次の戦闘を行えるのがこのカードのみだった時
効果:戦闘前タイミングを終了し、
   戦闘直前をスキップして、
   次の戦闘をおこなう
カテゴリ1:メタルバード カテゴリ2:ジャスティスディスペアー
テキスト:さぁ、俺達も飛び立とう!!
     だが、聞き間違えたのか、飛ぶタイミングを間違えた!!
     Tm69鵲

名前:ジャスティスディスペアー フライングスタート
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:セット後

名前:輝き回る
種類:I インヴォーク
コスト:1 パワー:+-0

名前:ジャスティスディスペアー アーシスバードナー
種類:CM クリエイター
コスト:2 パワー:1400
発動前効果 ジャスティスディスペアーサージス
       発動条件:発動タイミング:戦闘前と
            カテゴリ:ジャスティスディスペアーを持つ
            モンスター・クリエイターの効果が相殺含め発動した時
            次の戦闘に
            相手のモンスター・クリエイター・デストロイヤー
            が参加する時
       コスト:0 発動後:このカードの在り方に変化無し
   次の戦闘が行われるまで
   次の戦闘に参加する相手のモンスター・デストロイヤー・クリエイター
   のパワーを400下げる
   パワーを下げた後、
   この発動前効果を発動するために発動した
   効果は発動条件を満たせなくなった時に発動できなくなる
   ただし、この発動前効果は発動したままとなる
効果の発動条件:相手のモンスター・デストロイヤー・クリエイター
        が次の戦闘に参加する時
        自分のチャージゾーンに1枚以上裏側表示のカードが存在した時
効果:トラッシュに送られなかった時、次の戦闘が行われるまで
   次の戦闘に参加する相手のモンスター・デストロイヤー・クリエイター
   のパワーを800下げる
   自分のチャージゾーンの裏側表示のカードを1枚表にする
   この効果で表にしたカードはコストで表にした扱いでは無く
   カードの効果の発動や召喚等を行えない
カテゴリ1:手足鳥 カテゴリ2:ジャスティスディスペアー
テキスト:両手両足から生える翼を振り回し、
     周りに羽の攻撃を見舞った!!

名前:雲水晶要塞の水晶球
種類:R リサイクル コスト:4
効果の発動タイミング:戦闘後
 
 だが、白き翼の戦士 ウィスソーダーがトラッシュに行ったって、まだ手はある!!
 僕は右手を前に出しつつ宣言する!!
 「僕は1番戦闘直前に雲水晶要塞の十字路の戦闘直前効果を・・・」
 「おっと!!」
 シィーデネスト君はそう言って叫び、右手を前に出しつつ宣言してきた!!
 「その前に、戦闘前タイミングでボクはジャスティスディスペアー ツリウムマグパイの効果を発動!!
  これで戦闘直前効果も無しだ!!」
 まだ、詰めが甘い!!
 僕は右手でチャージゾーンのカードを1枚表にしつつ宣言する!!
 「僕は試練の前の聖なる風の効果を発動!!
  ジャスティスディスペアー ツリウムマグパイの効果を相殺する!!
  さぁ、他に打つ手は!?」
 
名前:試練の前の聖なる風
種類:R リサイクル コスト:1
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:相手のモンスターが次の戦闘に参加する時
効果:次の戦闘が行われるまで次の戦闘が行われる場所に今召喚されている
   相手のモンスターのパワーを600下げる
   次の戦闘に自分のモンスターが参加した時
   次に戦闘を行う自分のモンスターが
   カテゴリ:エンジェルナイツを持っていた時
   次の戦闘に参加する自分のモンスターのパワーを
   次の戦闘が行われるまで300アップする
カテゴリ1:エンジェルナイツ カテゴリ2:スピリット
テキスト:試練に向おうとする者たちに風が吹き付けられた!!
 
 「無い」
 シィーデネスト君の声を聞き、
 僕は改めて右手を前に出して宣言する!!
 「僕は雲水晶要塞の十字路の効果を発動!!
  ジャスティスディスペアー ツリウムマグパイをチャージゾーンに裏側で置く、そして・・・」
 
名前:雲水晶要塞の十字路
種類:I インヴォーク
コスト:1 パワー:-500
維持コスト支払いタイミング:リチャージ直後
戦闘直前効果 一瞬見える敵の影
       発動条件:次の戦闘に相手のコスト1以下の
            モンスターのみが参加する時
            このカードが存在する場所に
            自分か相手のモンスターが存在する時
       コスト:0 発動後:このカードの在り方に変化無し
   次の戦闘に参加する相手のモンスターを裏側でチャージゾーンに置く、
   この効果は1ターンに1度しか発動しない
 
 僕はそのまま右手を前に出したまま宣言する!!
 「これで1番戦闘は無しだ!!」
 「くそっ!!」
 
 シィーデネスト
 
 無し
 
 双輝 創造
 
 シィーデネストの声が響く中、ウィスソーダーの上に突如雷が降り注ぎ、ウィスソーダーが爆発して光に返り、
 ミ・マワーリにも電気が感電した!!
 そして、降り注いだ雷の光に紛れ、2体の存在が現れた!!
 1体目、シィーデネスト君の前に現れたのは、
 胴体と羽の先が銀色、そのほかは白い色に覆われた、機械の鳥、
 さらに2体目、シィーデネスト君の前に現れたのは、
 全身が筋肉質な白い色の彫像に見え、
 さらに、彫像の両手足外側に鉄の羽が生えたような姿をしていた!!
 くせっけの髪のような髪型の彫像に、無機質な白い眼は空を見ていて、
 見事な筋肉が全身にわたって掘られていて、
 四肢の翼は鳥の物を金属で再現したような構造になっている、
 と、いきなり機械の鳥、ジャスティスディスペアー ツリウムマグパイが僕の方に飛んでくる、
 すると、水晶の十字路の方に人影が!!
 ツリウムマグパイはその人影を見るも、いきなり吹いてきた風に目をつむり、見失い、慌てて水晶の十字路の方に飛ぶ!!
 すると、人影が水晶の十字路の左の方に曲がって行き、ツリウムマグパイも左に曲がって追うが、十字路が途切れたところまで追うも、人影は無し、
 突如、ツリウムマグパイの後ろにミ・マワーリが近寄り、ツリウムマグパイの後ろから槍を突きつけた!!
 槍が背に当たり、あわてて後ろを向くツリウムマグパイ、
 すると、今度はミ・マワーリが十字路を左に向かって曲がっている所だった!!
 ツリウムマグパイはあわててミ・マワーリを追って十字路を曲がるも、誰もいない、
 おかしいと止まるツリウムマグパイ、すると、やはり後方から、ミ・マワーリがその槍でツリウムマグパイを突いた!!
 ツリウムマグパイが振り向くと、ミ・マワーリは後ろを向いてまっすぐに十字路を走って行く!!
 今度こそ怒ったツリウムマグパイ、
 目じりを吊り上げ、猛スピードで十字路を飛んで行くと、
 そのままどこまでも飛んで行った・・・
 よし、ちゃっちゃと行くぞ!!
 僕は右手でチャージゾーンのカードを1枚表にしつつ宣言する!!
 「僕は白雷球!!ホワイトサンダーボール!!を発動!!
  コストにはシィーデネスト君の雷撃電激!!サンダースビッシュ!!を指定!!
  今のジャスティスディスペアー アーシスバードナーのパワーは雲水晶要塞の十字路で500下がっているから発動条件は満たしている!!」
 
名前:白雷球!!ホワイトサンダーボール!!
種類:CS クリエイト コスト:1
相殺効果・撃滅 発動条件:このカードの効果が相殺された時 コスト:1
        発動後:このカードをトラッシュに送る
   次に戦闘をおこなう相手の
   モンスターまたはデストロイヤーまたはクリエイターをトラッシュに送る
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘に参加する
        相手のモンスターまたはクリエイターまたはデストロイヤーが
        パワー1000以下だった時
効果:次に戦闘をおこなう
   相手のモンスターまたはクリエイターまたはデストロイヤーをトラッシュに送る
カテゴリ1:サンダー カテゴリ2:雷
テキスト:漂う白い雷はその閃雷を持って相手を死へと追いやる
 
 「くっ!!」
 シィーデネスト君がそう言いつつ歯を食いしばり悔しがる!!
 さぁ、このまま一気に行くぞ!!
 僕は右手を前に出して宣言する!!
 「2番戦闘!!行け!!見回り ミ・マワーリ!!
  白雷球と攪乱と槍!!」
 
シィーデネスト

とどめ

見回り ミ・マワーリ コスト:0
パワー:400-1000-500 パワー合計:-1100 
 
 ミ・マワーリが歩いて、アーシスバードナーが空を飛びつつ、それぞれ十字路の中に入って行き、
 ゴン!!
 と音を立てて頭をぶつけて尻もちをつく、
 そして、お互いに頭を下げて謝り始めた!!
 ミ・マワーリがアーシスバードナーの羽を触っていたわったり、
 アーシスバードナーが右手を広げて前に出したりして遠慮したりしている、
 と、なんと、ふよふよと白い雷球がアーシスバードナーの背後から迫っていくではないか!!
 だが、ミ・マワーリとアーシスバードナーは気付いていない、
 そのままアーシスバードナーの背後に白い雷球が迫り、
 バチッ!!
 という音とアーシスバードナーは感電して倒れ、
 倒れたアーシスバードナーを見てあわててミ・マワーリはアーシスバードナーを肩に担ぎ、
 シィーデネスト君の方に走って行く、
 「・・・え」
 シィーデネスト君が驚く暇もあればこと、
 急いで走るミ・マワーリとシィーデネスト君がぶつかり、
 ミ・マワーリはアーシスバードナーを肩に担いだままいきなりシィーデネスト君に向かって怒り出し、
 右手と右手の人差し指でシィーデネスト君とシィーデネスト君の足元を指し、
 シィーデネスト君を座らせる、
 素直に正座するシィーデネスト君、
 その後、ミ・マワーリはアーシスバードナーを肩に担いだまましばらくシィーデネスト君に右手と口を動かして説教をすると、
 アーシスバードナーを肩に担いだでいることを思い出したかのようにハッっと背筋を少し伸ばしていきなり走り出し、
 目の前で正座するシィーデネスト君を吹っ飛ばしていった!!
 「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
 
勝者:双輝 創造
決め手:見回り ミ・マワーリ
    +白雷球!!ホワイトサンダーボール!!
    +雲水晶要塞の十字路
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 「まさか、インヴォークを使ってくるとは」
 カードバトルが終わり、吹き飛ばされて尻もちをついたシィーデネスト君はそう言って僕の方を目を細めてにらんでくる、
 「まぁ、デッキケースを持っているんだ、予想してしかるべきだったがな」
 シィーデネスト君は続けてそう言って立ち上がり、
 目の前にあった消えかかった光の板の上にあるカードの回収が終わった自らのデッキケースを右手に取る、
 シィーデネスト君がデッキケースを右手に取ったのを見て、僕も急いで自分のデッキケースをすくうように左手に取る、
 ガクン!!ゴゴゴ・・・!!!
 いきなり、ギガザイドの背後にある扉が左右に開き始めた!!
 「ちょ!!どうなってんの!!」
 右側の方から声が聞こえた、見てみると、狼の面の女性が開き始めた扉の方を見て動きを止めている、
 「そこだっ!!」
 チェリーブロッサムがこの気を逃さず左手の弓から矢を放つ!!
 しかし、狼の面の女性はとっさに左手の爪を外側にふるって矢を弾きつつ前に跳び、
 続けて、左足で踏み込みながら右手の爪を振るうも、チェリーブロッサムは左に跳んで避け、僕の方に近寄ってきた、
 「でもさ、これ一体どうなってんのよ?
  まさか、開いた瞬間に相手の増援がどっさりとかいう展開じゃないよね」
 チェリーブロッサムが僕にそう言ってくるが、多分それは無いだろう、なぜなら・・・
 「ガァアア!!」
 「ギガザイド!?」
 次に声を上げたのはギガザイド!!
 シィーデネスト君が心配そう声をかけた!!
 ギガザイドは顔を上に上げ、口を大きく上げて苦しみ、
 苦しみながらも徐々にシィーデネスト君の方に顔を向け、
 「シィーデネスト!!これはまずい!!一旦引いた方がいい!!」
 「どういう事だ?」
 シィーデネスト君がギガザイドの方に顔を向けて問いかける、
 ギガザイドは続けてシィーデネスト君の方に顔を向けたまま話す、
 「とにかくまずい、この僕の体と工場に大きく変調を来させてる何かがある、この工場は捨てた方がいい」
 「はぁ、ふざけるんじゃない!!」
 大きく声を上げたのは狼の面の女性だ、
 「この工場を放棄するだって、そんなことできるわけがないだろう!!」
 「そうするのは勝手だが・・・」
 ギガザイドはそう言って狼の面の女性を見据え、
 「この僕はとにかくここから離脱させてもらうぞ、足手まといにはなりたくないんでな」
 そして、ギガザイドはシィーデネスト君に視線を変えつつ、
 「シィーデネスト、君はどうする」
 と、問いかけた、
 問いかけを聞いたシィーデネスト君は顔を下に下げて左手を口元に当てて少し考えた後、
 すぐに考えがまとまったようで左手を口元から外し、ギガザイドの方を見上げ、口を開く、
 「ボクも離脱しよう、創造とのカードバトルでは負けてしまったし、
  ギガザイドの言う通りならここにいるのは得策じゃない」
 シィーデネスト君がそう言うと、ギガザイドは一つ首を縦に振って体全体を下げる、
 シィーデネスト君は下げられた体の右手に飛び移ると、続けて右肩、頭と飛び移り、頭の上にまたがって乗る
 すると、ギガザイドが後ろを向いて、歩いて扉の中に入っていく、
 扉の中は正しく何かの工場だった、
 床壁天井を覆う鉄の床壁天井、
 向こうの壁にはここの扉と同じく左右にスライドするタイプの大きな扉があり、
 扉の右側には大き目の上下に動かすタイプのレバースイッチがある、
 そのスイッチは横向きの小さめの円柱の左右に先の丸い鉄の板をくっつけて鉄の板を四角い箱につなぎ、四角い箱に付いた2本の縦穴の中で動かす構造になっていて、
 工場全体には、ところどころに並べられた鉄の作業台の上に銀色の大きな鎧が仰向けに置かれ、白い衣を全身にまとった作業員が両手に先のとがった鉄の棒を持って銀色の鎧の中に鉄の棒を突っ込み火花を散らさせていたり、
 左の方では何かの入った大きなタンクが吊り下げられ、そのタンクを作業員が手元に持った板でもってチェックしたりしていた、
 一体、これは、何を作っているんだ!?
 そんなことを僕が考えるいとまも無く、走っていたギガザイドが跳躍していくつもの作業台の上を一気に跳び越え、
 扉の前まで飛んで行った後、シィーデネスト君がさっきとは逆に頭の上に立ち上がると、右肩へと飛び降り、右手を経由して扉のスイッチの所まで跳ぶと、
 扉のスイッチを左手で持って思い切り下げる!!
 ゴゴゴゴゴゴ・・・・・・
 ギガザイドの前にある扉が左右に開いていく!!
 すると、ギガザイドが右の方に顔を向けいきなり僕の方を見て口を開く、
 「創造、君の左肩の上にいる奴がこの状況の元凶か?
  ちょこちょこ、君が目線を送っているんでな、気になっていた、
  ま、またの機会にちゃんと聞くか」
 ギガザイドはそう言うと、正面を向きまたも体を下げ、
 シィーデネスト君がギガザイドの右手に跳び乗り、そこから右肩、頭の上へと飛び移って、
 そのまま頭の上にまたがる、
 そして、鉄の扉が開いて、青い空が眼前に広がると、
 シィーデネスト君を頭に乗せたギガザイドは、
 背中に乗せたジェットエンジンを全力で動かし、尻尾の部分のジェットエンジンを毛のように立たせて動かし、
 ドガシァー!!
 そんな飛行音をだし、そのまま大空に向かって飛び立って行った!!
 そして、作業員の一人があわてて扉の右側にあるスイッチに駆け寄り、スイッチを上げる、
 すると、扉が左右から閉じて行き、完全に閉じてしまった、
 「あのギガザイドってやつ、創造の動きからおれの存在を感知してやがった、
  それにあの様子、ウィルスの存在にも遠くない時期に気付いちまいそうだな・・・」
 いきなりエンジェが左肩の方でつぶやいた、
 確かに、エンジェやウィルスの存在が露呈されると厄介だな・・・
 それに、僕の動きでエンジェの存在が露呈してしまうとは、僕も修行が足りないようだ、
 僕はそんなことを考え、反省する、
 「で、ここからどうするの?」
 すると、いきなり右の方から、チェリーブロッサムがそう言って話しかけてきた、
 「創造、ここでの調査はこれでいいから、とっとと脱出したほうがいいんじゃないか?」
 今度は左肩の方からエンジェの声、
 なら、やることは決まりだ、
 ここは鉄の板が周辺を囲っているけど、下方向に攻撃すれば割とすぐに穴が開きそうだ、
 そこにちょうど攻撃するのにうってつけの窓ガラスとかもあるしな、
 空中に出ればあいつらも積極的に攻撃してくるわけにもいくまいし、
 よし、何かを召喚してここを脱出するか!!
 「よし、何かを召喚してこの場を乗り切る!!」
 「待ちなさい!!」
 僕がエンジェとチェリーブロッサムに言葉をかけていると、いきなり正面の方から声が聞こえた、
 正面の方を見てみると狼の面の女性が右手にデッキケースを持って突きつけてきている所だった!!
 銀の直方体の中央に紫の狼の横顔が描かれたデッキケース!!
 「一つ提案よ、ここでカードバトルしましょう」
 狼の面の女性が僕にデッキケースを突きつけたまま話しかけてきた、
 僕は狼の面の女性に向かって返す、
 「それで、僕が勝ったらこの場を見逃すと?」
 「そうよ」
 僕の放った質問に、案外あっさりと答えを返してくる狼の面の女性、
 僕は、続けて別の質問を投げかける、
 「僕が負けたら素直に捕まれって?」
 「それは自由にしていいわ」
 狼の面の女性は意外な答えを返し、話を続ける、
 「だって、約束を守るとは限らないものね、
  ただ、カードバトルで勝った方が、カードを召喚した戦いでは強いということになってる、
  だから、このカードバトルで勝った方がこの場の支配権を握るのよ、
  当然、私が勝ったらあなた達を捕らえることもたやすいということになる、
  私が負けたら、あなた達を無駄に暴れさせて、ここでの被害を増やす方が私達にとっては損よ
  ま、あのシィーデネストが負けた相手っていうのはリスクはあるけど、
  勝てたら勝てたで御の字だしね」
 ・・・まぁ、理にかなってはいるが・・・
 何か別の思惑がある気がする、しかし、ここは・・・
 「後ろは任せてもらっていいわ、何かあったらすぐ呼ぶから」
 とはチェリーブロッサムの言葉、
 「まぁ、いいんじゃね、やれるだけやったら」
 続けて、エンジェが言ってきた、
 この2人の許可があるならためらう必要は無い、か、
 僕は左手のデッキケースを前に出しながら話し出す!!
 「約束は、守ってもらう!!」
 「交渉成立ね!!通常ルールで行くわよ!!」
 僕と狼の面の女性のデッキケースが一瞬光り、周りにオーロラの壁が展開する!!
 そして、僕と狼の面の女性の前に光の塊のような板が現れ、
 僕と狼の面の女性はそれぞれのデッキケースを自分から見た光の板の左側に置く!!
 すると、デッキがデッキケースから外れてシャッフルされて山札になり、
 山札の左側にデッキケースが反転して絵が付いた面が表になりつつ移動し、
 続けて、僕と狼の面の女性は右手で山札の上からカードを一枚一枚取って光の板の手前に計5枚横に並べてライフカードとし、
 さらに、山札の上から右手でカードを一枚一枚引いてチラリと中を見つつ左手に計5枚移して手札にした、
 さぁ、これで準備はいいはず!!
 「それじゃあ、行きますよ!!」
 「世界樹のカードで出来たデッキの力を見せてあげましょう、
  ハインド・レフトライト!!参る!!」
 僕と狼の面の女性、ハインドさんはお互いに掛け声を言うと、そのまま気合を込めつつ、
 「「カードバトル・・・」」
 そう言った後、気合を開放しつつさらに続ける!!
 「「スタート!!」」
 そして、ここからの脱出をかけた、カードバトルが幕を開けた!!
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 1ターン目、さぁ、どうくるんだ!?
 僕とハインドさんは光の板それぞれの右側にある何もカードが置かれていないチャージゾーンに向かって、
 「リチャージ!!」
 「リチャージ!!」
 と宣言すると、続けて、山札の一番上のカードを右手で引きつつ宣言を行う!!
 「ドロー!!」
 「ドロー!!」
 僕の引いたカードはインスピレーションファアルポイント!!
 僕は引いたばかりのインスピレーションファアルポイントのカードを左手の手札に加えつつ、改めて左手に持つ手札を見る、
 今の手札は、清き水の戦士 クリアウォーター、白木の盾
 ビーフシチュー&ビーフライス、雲水晶要塞の水晶球、
 試練の前の冷たき静けさ、インスピレーションファアルポイント
 ここは、清き水の戦士 クリアウォーターを召喚しつつ、
 試練の前の冷たき静けさをコストとして置いておくのがいいだろう、
 僕はそう考えると、左手の手札から右手で1枚のカードを引いて1番の場所に裏側で置いた後、
 続けて、左手の手札から、右手で1枚のカードを引き、チャージゾーンに裏側で置くと、
 「セット!!」
 「セット!!」
 と、宣言する、
 すると、ハインドさんの方も宣言をしてきた!!
 ハインドさんの方の光の板を見ると、確かに1番とチャージゾーンにカードが裏側で追加されていた、
 僕はハインドさんの光の板を確認し終えると、右手で1番に裏側で置いたカードを右手に持つ、
 すると、ハインドさんのの方も僕がハインドさんの方の光の板を確認すると同時に僕の光の板の1番とチャージゾーンを目で見て確認し、
 僕と同様に自身で1番に裏側で置いたカードを持った、
 そして、僕が右手に持ったカードを表にしつつ宣言すると同時に、
 ハインドさんも右手に持ったカードを表にしつつ宣言してきた!!
 「オープン!!」
 「オープン!!」
 「来い!!清き水の戦士 クリアウォーター!!」
 「来なさい!!グレイズバードアーマー バリバー」
 
名前:清き水の戦士 クリアウォーター
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:1000
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:このモンスターと相手のモンスターが次の戦闘に参加する時
効果:次の戦闘が行われるまで
   次の戦闘に参加する相手のモンスターのパワーを300下げる
   自分のモンスターゾーンにいる、このモンスターを除いた、
   カテゴリ:エンジェルナイツを持つモンスターを好きなだけ指定する、
   指定したモンスターのパワーをこのターン200上げる
カテゴリ1:エンジェルナイツ カテゴリ2:穿て!!
テキスト:その清き水は敵を苦しませ、
     味方ののどを潤した!!

名前:クレイズバードアーマー バリバー
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:800
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:このモンスターが次の戦闘に参加する時
        次の戦闘に参加するモンスターのコストが0だった時
効果:次の戦闘のみスキップする
カテゴリ1:クレイズバードアーマー カテゴリ2:飛行者
テキスト:空を飛び、その目でいさかいを見つける!!
 
 僕の前に身に着けた尖った形状の白い鎧の中に数筋の水の流れが見える白い騎士が現れる!!
 その背には水の入った円柱状のケースを背負っていて、
 背負ったケースから鎧の頭や胸や腰や両手両足に水が流れていっている、
 ハインドさんの前に鳥を模した兜をかぶった戦士が現れた!!
 薄茶色の翼、茶色い毛皮と黄色いくちばしで鳥のように見せた兜をかぶり、
 兜の左右にはそれぞれ小さな茶色い羽が付いていて、
 体に着けた茶色く短いマントの下には薄手の白い鎧が見え、青い長ズボンをはき、
 両手には鉄のナイフをそれぞれ1本ずつ持っている!!
 あっちもこっちもコスト1のモンスターか!!
 この場合、コストの見せ合いが起きる!!
 僕とハインドさんは右手でチャージゾーンのカードを1枚前に出した!!
 そして、僕はハインドさんに問いかける!!
 「それでいいですね、表にしますよ!!」
 「ああ、ちゃっちゃとやっちゃおうじゃないの」
 ハインドさんは僕の問いかけにそう返し、
 右手で前に出したカードを表にする!!
 と、同時に、僕の方も前に出したカードを右手で表にする!!
 まずは、僕が表にしたカード!!
 
名前:試練の前の冷たき静けさ
種類:R リサイクル コスト:2
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:相手のモンスターが次の戦闘に参加する時
効果:次の戦闘が行われるまで次の戦闘が行われる場所に今召喚されている
   相手のモンスターのパワーを900下げる
   次の戦闘に自分のモンスターが参加した時
   次に戦闘を行う自分のモンスターが
   カテゴリ:エンジェルナイツを持っていた時
   次の戦闘に参加する自分のモンスターのパワーを
   次の戦闘が行われるまで600アップする
カテゴリ1:エンジェルナイツ カテゴリ2:スピリット
テキスト:試練の前、異様な雰囲気に凍えてしまった・・・

 続けて、ハインドさんが表にしたカード!!

名前:クレイズバード・クロウ!!
種類:E イクイップ
コスト:0 パワー:+300
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:このカードを装備しているモンスターが
        カテゴリ:クレイズバードアーマーを持っていた時
        次に戦闘をおこなうのが
        このカードを装備しているモンスターだった時
        このカードを装備しているモンスターが、
        このターン、効果を使ってなかった時
効果:このカードを表側表示で自分のチャージゾーンに置き、
   このカードを装備しているモンスターの
   効果の発動タイミング、効果の発動条件、効果をこのターン全て無しにする
カテゴリ1:クレイズバードアーマー カテゴリ2:爪
テキスト:その爪で狼藉者を切り裂いた!!
 
 僕の方は発動出来るカード無し!!
 そして、ハインドさんの方は発動できるカードは1枚!!
 ハインドさんが前に出したカードを右手に持って、1番の場所に移しつつ宣言してきた!!
 「そっちが発動できるカードは無いが、
  こっちは発動できるカードがある、
  よって、私はクレイズバード・クロウ!!を、
  クレイズバードアーマー バリバーに装備!!」
 バリバーの両足に大型の黄色い爪が現れ、
 バリバーがいきなり右足を振り上げて右の方に回転しつつ回し蹴りをし、
 右足を降ろした後、続けて、左足を上げて左の方に回転しつつ回し蹴りを見舞った!!
 まるで付けた爪の具合を確かめているようだ、
 イクイップカードの登場で、向こうの方がパワーが上になったが、やれることはやっておく!!
 僕は右手を前に出しつつ宣言する!!
 「僕は清き水の戦士 クリアウォーターの効果を発動!!
  クレイズバードアーマー バリバーのパワーを300下げる!!」
 だが、僕が宣言をした瞬間、ハインドさんも右手を上げて宣言してきた!!
 「私は、クレイズバード・クロウ!!の効果を発動!!
  もちろん、清き水の戦士 クリアウォーターの効果を相殺させてもらう
  で、他には・・・」
 「無い」
 ハインドさんは自身の宣言ついでの質問に答えた僕の言葉を聞いた後、
 右手を前に出したまま続けて宣言してきた!!
 「1番戦闘!!行け!!クレイズバードアーマー バリバー!!
  バリバリ~クロウ!!」
 
クレイズバードアーマー バリバー M コスト:1
パワー:900+300 パワー合計:1100

VS

清き水の戦士 クリアウォーター M コスト:1
パワー:1000
 
 いきなりクリアウォーターが右手を握って前に出してバリバーの向かって水を放射する!!
 しかし、バリバーはその水を避けるように背中の両翼を動かし空に飛ぶ!!
 クリアウォーターは続けてバリバーに向かって水を放射し続けるも、バリバーは空中で右に旋回しつつ上に下にと飛んで水を避け続ける!!
 さすがにクリアウォーターも水を出し続けられないのか、一瞬水の放出が止まった!!
 次の瞬間、突如、バリバーが両手のナイフをかざしてクリアウォーター目掛けて急降下していく!!
 クリアウォーターは急降下してくるバリバーに向かってあわてて左手を向けて水を放射するも、バリバーは間一髪で左に水流を避け、クリアウォーターに向かって両手のナイフを突きつけようとする!!
 あわてて後ろに跳んで避けるクリアウォーター、
 避けられたバリバーだが、そのまま右足を振り上げクリアウォーターに向かって蹴りを入れていく!!この蹴りも後ろに跳んで避けるクリアウォーター、
 バリバーは続けて右足を降ろして地に付けつつ前進し、今度は左足をまっすぐに伸ばして蹴りを放つ!!
 さすがにこの蹴りは後ろに跳んでも避けきれなかったか、バリバーの左足の爪に胴を捕まれるクリアウォーター!!
 クリアウォーターを掴んだ左足を振り上げるバリバー、
 だが、クリアウォーターはまだあきらめてはいなかった!!
 クリアウォーターはバリバーの左足に胴を捕まれながらも両手をバリバーに向けて、いきなり両手から水を噴射する!!
 この水はさすがに避けきれないかったが、バリバーが吹っ飛ばされ地面にたたきつけられる!!
 が、その直前にバリバーは右手のナイフをクリアウォーターに向かって投げつけていた!!
 クリアウォーターはバリバーのナイフが胴にささり、手元が狂い、バリバーは水流がそれて地面をバウンドし、身動きが取れるようになる!!
 次の瞬間、水流の楔から解放されたバリバー起き上がりつつ両足を伸ばして高速で上空に飛び、
 上空から両足の爪を下に出して一気に降下、
 下に水流を出したせいで宙に浮かんでいたクリアウォーターの頭をその両足でつかんでそのまま高速で地面にたたきつけた!!
 結果、クリアウォーターの頭は地面にめり込み、
 クリアウォーターはそのまま爆発して光に返った!!
 「ターンエンド!!」
 「ターンエンド!!」
 1番戦闘を見終わった僕とハインドさんは期しくもほとんど同じタイミングで宣言した!!
 さて、これで1ターン目は終了、
 1ターン目はクリアウォーターが負けてしまったが、
 次のターンからは一気に盛り返す!!
 
ハインド
デッキ:34枚 手札:4枚 ライフカード:0枚
チャージゾーン:0枚 トラッシュ:0枚
モンスターゾーン  
グレイズバードアーマー バリバー M コスト:1 パワー:700
 クレイズバード・クロウ!! E コスト:0 パワー:500

VS

創造
デッキ:34枚 手札:4枚 ライフカード:0枚
チャージゾーン:1枚 トラッシュ:1枚
モンスターゾーン
無し

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 2ターン目、挽回できるか!?
 僕は右手でチャージゾーンの表側表示のカードを裏に返しながら、
 ハインドさんはチャージゾーンに裏に返すカードが何もないため、何もせずに、
 それぞれのチャージゾーンに向かって宣言する!!
 「リチャージ!!」
 「リチャージ!!」
 続けて、それぞれじぶんの山札の一番上のカードを右手で引きつつ、
 「ドロー!!」
 「ドロー!!」
 と宣言する、
 僕が引いたカードはロッククロップマーク!!
 よし、このカードで一気に攻めてやる!!
 僕は右手に持つロッククロップマークのカードをそのまま1番に裏側表示で置き、
 続けて、左手に持つ手札を見る、
 この中で置いてくなら、使える可能性のある白木の盾のカードだろう、
 僕はそう考え、右手で左手の手札にある、白木の盾のカードを引き、
 チャージゾーンに裏側表示で置いて宣言する、
 「セット!!」
 すると、少し遅れてハインドさんも、
 「セット!!」
 と、宣言し返して来た!!
 ハインドさんの2番とチャージゾーンの方を見ると、
 確かにそれぞれでカードが1枚ずつ追加されていた、
 と同時に、ハインドさんの方も僕の方の光の板の1番とチャージゾーンの方をカードが追加されているか確認してきていた、
 僕はその間に自身で1番に裏側で置いたカードを右手で持つ、
 すると、僕の光の板の1番とチャージゾーンを確認し終えたのか、ハインドさんも自身で2番に裏側で置いたカードを右手で持った、
 そして、僕は右手に持ったカードを表にしつつ宣言する、
 間髪入れずに、ハインドさんも右手に持ったカードを表にしつつ宣言してきた!!
 「オープン!!」
 「オープン!!」
 「現れろ!!ロッククロップマーク!!」
 「来い!!クレイズバードアーマー セミテー!!」
 
名前:ロッククロップマーク
種類:M モンスター
コスト:2 パワー:1400
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:このモンスターが次の戦闘に参加する時
        相手がいずれかのカードの
        戦闘前タイミングの効果をこのターンに発動していた、
        もしくは、
        このモンスターが次の戦闘に参加する時
        次の戦闘に参加する相手のモンスターが
        発動タイミング:戦闘前を持っている時
効果:次の戦闘が行われるまで、
   このカードのパワーを400上げる
カテゴリ1:トンボ カテゴリ2:一部金属
テキスト:岩の体をもつ、そのトンボは、
     金属の羽で空を飛ぶ

名前:クレイズバードアーマー セミテー
種類:M モンスター
コスト:0 パワー:300
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:このモンスターが次の戦闘に参加する時
        次の戦闘に参加するモンスターのコストが0かつ、
        効果の発動条件や発動タイミングを満たしておらず、
        効果を発動できず、
        このモンスターよりパワーが下だった、
        もしくは次の戦闘、
        相手の方に戦闘を行えるカードが存在しない時
効果:次の戦闘のみスキップする
カテゴリ1:クレイズバードアーマー カテゴリ2:見習い
テキスト:空を飛ぶことすら満足にできない半端者、
     心意気は持っているものの、どこかためらいもあるようだ
 
 僕の前に岩でできた大きなトンボが現れた!!
 茶褐色の色を持つ胸と胴、大きく丸い2つの岩の複眼は、それぞれの目の中央に金属の点が存在し、
 胸から生えた6本の足は金属で出来ていて、背中の羽は内側が薄い岩で出き、外側は薄い金属になっていて、
 特に羽の外側は金属が大きく丸くなっていて、さしずめ刃の様になっている、
 ハインドさんの前、バリバーの左側に背中に茶の羽持つ戦士が現れる!!
 頭には黒毛皮と黄色く長いくちばしを模した左右に小さな茶色い羽のような物が付いた鳥の頭のような兜、
 茶色いマントの中には中には白いシャツを着ていて、下には濃い茶色のズボンをはいており、
 さらにその下には黒い靴を履き、背には薄茶色の翼を生やし、
 両手にはそれぞれ、拳の前に鋭く太い針の付いた武器を持っている!!
 向こうはコスト0のモンスター、こっちはコスト2のモンスターだ!!
 僕はすかさずチャージゾーンのカードを右手で2枚表にしつつ宣言する!!
 「僕はロッククロップマークのコストに白木の盾と試練の前の冷たき静けさを指定!!」
 
名前:白木の盾
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘をおこなう相手モンスターがコスト0の時
効果:次の戦闘をスキップする
   相手のモンスターのパワーが0以下の時は相手モンスターを相手の手札に戻す
   相手のモンスターのパワーが2800以上の時は
   効果の発動後、このカードをトラッシュに送る
カテゴリ1:ウッド カテゴリ2:シールド
テキスト:頑丈な白い木で作られた盾、頑丈だがやっぱり木だ

名前:試練の前の冷たき静けさ
種類:R リサイクル コスト:2
効果の発動タイミング:戦闘前
 
 向こうのグレイズバードアーマー バリバーとクレイズバード・クロウ!!のパワーは合計1100、ロッククロップマークの方がパワーは上、
 よし、このまま1番戦闘だ!!
 僕は右手を前に出しつつ宣言する!!
 「1番戦闘・・・」
 「おっと!!」
 ハインドさんがそう言って反応し、右手で左手の手札の中から1枚引いて僕に見せ、宣言してきた!!
 「私はクレイズバード・バトルオーラの効果を発動!!
  1番にいるロッククロップマークはコスト2だから、
  グレイズバードアーマー バリバーのパワーを600上がるわ、
  これでパワーが逆転したわ」
 
名前:クレイズバード・バトルオーラ
種類:H ハンド コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘に参加する自分のモンスターが、
        カテゴリ:クレイズバードアーマーを持っていて、
        次の戦闘に参加する相手のモンスターの
        カードに書かれたパワーが、
        次の戦闘に参加する自分のモンスターの
        カードに書かれたパワーを
        上回っていた時
        もしくは、
        自分のモンスターゾーンに
        カテゴリ:クレイズバードアーマーを持つモンスターがいて、
        次の戦闘を行う場所に自分のインヴォークが存在しており、
        次の戦闘に相手のモンスターが参加する時
効果:次の戦闘が行われるまで、
   次の戦闘に参加する自分のモンスターのパワーを、
   ((次の戦闘に参加する相手のモンスターのコスト+1)×200)
   上げる、
   次の戦闘に自分のモンスターが参加しない場合、
   次の戦闘が行われるまで次の戦闘を行う場所にある
   自分のインヴォークのパワーを、
   ((次の戦闘に参加する相手のモンスターのコスト+1)×300)
   上げる、この上げたインヴォークの数値は自分の方のみ適応されるが、
   同じ場所に存在する他のカードや他のカードのパワー共々、
   次の戦闘以外の判定には影響することは無い
   次の戦闘に参加する自分のモンスターより、
   次の戦闘に参加する相手のモンスターの方がコストが上だった時、
   このカードは使用後、手札に残しておくことができる、
   手札に残した場合、
   自分はこのカードと同名のカードがこのターン、使用不可になる
カテゴリ1:クレイズバードアーマー カテゴリ2:まだまだ、負けない!!
テキスト:強い敵を前にして、その心をたぎらせる!!
 
 おっと、そうはいかないな!!
 僕は右手を前に出しつつ宣言する!!
 「僕はロッククロップマークの効果を発動!!
  クレイズバード・バトルオーラの効果を相殺する!!」
 僕がそう宣言すると、ハインドさんが続けて、僕の方を目を細めて見つつ、
 右手で左手のカードを1枚引いて僕に見せつつ宣言してきた!!
 「やっぱり、こうなったか、仕方ない、
  私は、クレイズバード・唐突なる場所替えの効果を発動、
  クレイズバードアーマー バリバー、クレイズバード・クロウ!!、
  ロッククロップマークの3枚を3番に移動させるわ
  さ、これで1番戦闘は無しっと」
 
名前:クレイズバード・唐突なる場所替え
種類:H ハンド コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:自分と相手のモンスターゾーン双方に、
        カードが全くおかれていない同じ番号の場所を
        一つ指定できた時
        次の戦闘に参加する自分のモンスターが、
        カテゴリ:クレイズバードアーマーを持っていて、
        次の戦闘に参加する相手のモンスターが、
        コスト3以下だった時
効果:次の戦闘に参加する相手のモンスターと自分のモンスター、
   および、そのモンスターが装備しているカードを、
   指定した場所に移動させる、
   この時、設置したカードは動かさない
   また、この効果で戦闘が行われなかった場合、
   次の戦闘が行われるまでの効果を全て次の戦闘が行われた物として処理する
カテゴリ1:クレイズバードアーマー カテゴリ2:ここ何処だ!?
テキスト:さぁ、ここで勝負だ!!
     仲立ちの者たちが
     律儀にも味方も敵も迷惑にならない場所に移動させた!!
 
 「な、なんだって!!」
 
ハインド・レフトライト

無し

双輝 創造
 
 僕が驚いている間にも、ロッククロップマークがバリバーに向かって飛んで行く!!
 ロッククロップマークはその羽の刃でバリバーを切り裂こうとするも、バリバーは間一髪で姿勢を低くして避けた!!
 バリバーは続けて、その両手の刃を振り上げ、ロッククロップマークに向かって飛んで行く!!
 バリバーは右手の刃を振り上げ、ロッククロップマークに向かって振り下ろすも、すばしっこいロッククロップマークはバリバーから離れるようにして飛んで避ける!!
 ロッククロップマークはそのまま左に大きく旋回、バリバーに向かって突進して行く!!
 しかし、バリバーの方もロッククロップマークの突進を下方向に飛んで避ける!!
 ロッククロップマークは突進を避けられるも、またも大きく左に旋回、バリバーに向かって飛んで行く!!
 今度はバリバーも避けきれないか、と思ったが、
 バリバーはいきなり上に飛んで両足に付けた爪でロッククロップマークの羽を受け止め右手の刃を振り下ろす!!
 だが、ロッククロップマークは次の瞬間には受け止められた爪を弾きつつ勢いよく前進しバリバーの元を離れていた、
 慌てて、ロッククロップマークの方を向くバリバー、
 空中で対峙するロッククロップマークとバリバー、
 このままだとらちが明かない、
 僕がそう思った次の瞬間、いきなりバリバーが両肘を外側に出しつつ両手を上げて気合を入れると、
 翼を大きく動かして飛んで、右手を振り上げてロッククロップマークに向かって突進していった!!
 ロッククロップマークは慌てて横に飛んで避けようとするも、
 バリバーの予想外のスピードのために避け切れず、バリバーの振り上げた右腕がロッククロップマークの胴を殴るようにしてぶち当たり、
 結果、バリバーの右腕はロッククロップマークを吹き飛ばし、
 バリバー自身も吹き飛ばしたロッククロップマークを追って飛んで行った!!
 すると、いきなりハインドさんが右手を振り上げ、宣言してきた!!
 「さぁ!!2番戦闘!!行け!!クレイズバードアーマー セミテー!!
  セミセミ・ツッツキ!!」
 
クレイズバードアーマー セミテー M コスト:0 パワー:300

攻撃

双輝 創造
 
 セミテーが両翼を動かし僕の方に飛んでくる、
 すると、僕の前に薄い光の壁が現れた!!
 そして、セミテーは僕の前の薄い光の壁の前まで飛んでくると、
 首を少し左右に振ってためらいがちに僕の前の薄い光の壁を見るも、
 遠慮がちに右手を振り上げ、僕の前の薄い光の壁に向かって右手の針を突きつけて薄い光の壁上部左側に穴を開け、
 続けて、右手の針を右手を引いて抜きつつ左手を思い切り振り上げた後、前に出して僕の前の薄い光の壁の薄い光の壁中部右側に穴を開け、
 さらに、右手の針を下の方から振り上げて薄い光の壁下部右側に穴を開ける、
 すると、薄い光の壁の穴が開けられた場所からに一瞬でひびが入り、薄い光の壁が割れて辺りに飛び散る!!
 薄い光の壁が割れたことで薄い光の壁が割れた場所から衝撃波が発生!!発生した衝撃波にセミテーが巻き込まれて吹っ飛び、ハインドさんの所に戻って行った!!
 一方、僕の方はといえば、
 薄い光の壁から出た衝撃波に、両手を顔の前に持ってきて、右足を後ろに下げ、耐える!!
 そして、衝撃波が収まった後、右手で一番右のライフカードを取る、
 出てきたのは、威き刃の戦士 ライフブレイカーヘッダー!!
 僕は引いたばかりのカードを左手の手札に加える、
 さぁ、3番戦闘だが、
 いきなりハインドさんが右手でチャージゾーンのカードを1枚表にしつつ宣言して来た!!
 「私はクレイズバード・爆発戦闘の効果を発動!!
  相殺は!?」
 
名前:クレイズバード・爆発戦闘
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘に参加する自分のモンスターが、
        カテゴリ:クレイズバードアーマーを持っている時
        次の戦闘を行う場所に設置するカードが
        1枚も置かれていなかった時
        次の戦闘を行う場所で、このターン、
        自分と相手でカードが表になっていなかった時
効果:次の戦闘が行われるまで、
   次の戦闘に参加する自分のモンスターのパワーを800上げる、
   パワーを上げた後、次の戦闘に参加する自分のモンスターのパワーが、
   次の戦闘に参加する相手のモンスターのパワーを上回っていた時、
   次の戦闘に参加する相手のモンスターを相手のトラッシュに送る
   パワーを上げた後、次の戦闘に参加する相手のモンスターのパワーが、
   次の戦闘に参加する自分のモンスターのパワー以上だった時、
   次の戦闘に参加する自分のモンスターを自分のトラッシュに送る
   このカードを発動した場所での戦闘で、自分のモンスターは
   戦闘で相手のライフカードにダメージを与えることができなくなる
カテゴリ1:クレイズバードアーマー カテゴリ2:ドカーン!!
テキスト:その場所では爆発が荒れくるい、
     敵も味方もピンチに陥る!!
 
 あんなカードがっ!?
 だけど、今の僕には相殺出来る手は無い!!
 僕は大声で宣言する!!
 「無い!!」
 すると、僕の宣言を聞いたハインドさんが続けて右手を振り上げて宣言してきた!!
 「さらに、私はクレイズバード・クロウ!!の効果を発動!!
  クレイズバード・クロウ!!をチャージゾーンに表側表示で戻す!!」
 
名前:クレイズバード・クロウ!!
種類:E イクイップ
コスト:0 パワー:+300
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:このカードを装備しているモンスターが
        カテゴリ:クレイズバードアーマーを持っていた時
        次に戦闘をおこなうのが
        このカードを装備しているモンスターだった時
        このカードを装備しているモンスターが、
        このターン、効果を使ってなかった時
効果:このカードを表側表示で自分のチャージゾーンに置き、
   このカードを装備しているモンスターの
   効果の発動タイミング、効果の発動条件、効果をこのターン全て無しにする
 
 これは、さっきと同じ、発動出来るカードが無い、相殺できない・・・
 僕がそんなことを考えていると、ハインドさんが右手を振り上げ、続けて宣言してきた!!
 「3番戦闘!!行け!!グレイズバードアーマー バリバー!!
  バリバリ~バクバク~」
 
グレイズバードアーマー バリバー M コスト:0 パワー:300

攻撃

双輝 創造
 
 バリバーとロッククロップマークが吹っ飛んできて地面に着地した後、宙に飛んでお互いに対峙する、
 そして、いきなりお互いの相手に向かって突進していく!!
 突如、ロッククロップマークがバリバー目掛けて右の羽を突きつける!!
 バリバーはこの羽を左手の刃で受け止め、すかさず右手の刃を突き出した!!
 対するロッククロップマークはこの刃を右足で受け止めると羽を動かして旋回、後の回ろうとするもバリバーの方も左手の刃でロッククロップマークの右の羽を受け止めたまま旋回し、バリバーはそのまま左手の刃に力を入れてロッククロップマークを弾き飛ばした!!
 弾き飛ばされたロッククロップマークは今後は上に飛び、真上から突進をかけていく!!
 バリバーはこの突進を両手の刃を交差させて上に掲げて受け止めようとするも受け止めた瞬間に下に向かって弾き飛ばされてしまう!!
 続けて、下にいるバリバーに向かって突進していくロッククロップマーク!!
 一方、何とか地上に着地するバリバー、バリバーは地上に着地したまま両手の刃に力を込めて上に掲げ、上から突進してきたロッククロップマークを上に弾いた!!
 さらに、バリバーは両の翼を動かして真上に飛ぶ!!
 そして、弾かれて宙に舞うロッククロップマークに向かって一直線に両手の刃を突きつけていく!!
 ロッククロップマークはその足で止まるようにして刃を防ぐ!!
 が、そのままバリバーは右手の刃を離してロッククロップマークの胴を掴み、下の方に急回転、そのまま下の方に飛んで行く!!
 必至の両羽を動かし抵抗するロッククロップマーク、
 ほんのすこし落ちるスピードが落ちた、が、それだけだった!!
 バリバーはそのままロッククロップマークと共に下に落ちて行き、
 ロッククロップマークを地面にたたきつけ、
 さらに一旦上空に飛ぶと、その両足の爪をロッククロップマークに向かって叩きつけた!!
 と同時に、バリバーとロッククロップマークの周りで爆発が連続的に発生した!!
 その後、少しして爆発が収まり、
 黒い煙の中で残ったのは、立って周りを見るバリバー、
 そして、背中を打ちつけ、足をぴくぴくと動かすロッククロップマークだった、
 ロッククロップマークは背中の羽を動かして何とか宙に浮くも、突如バリバーが右足を降り上げて飛ばされた爪を受けて徐々に高度を下げ、
 ついでとばかりに振り上げられたバリバーの左足から飛んだ爪も受け、ひっくり返りつつ墜落して、
 またも背中を打ちつけて足をぴくぴくと動かす、
 ロッククロップマークは少しの間足を動かしていたものの、次第に足の動きは収まり爆発、光に返った!!
 「ターンエンド!!」
 ハインドさんが宣言してきた!!
 僕もすぐさま引いたカードを左手の手札に移し、ハインドさんを見据え、宣言する!!
 「ターンエンド!!」
 さて、これで2ターン目も終わりだが、
 次のターン、威き刃の戦士 ライフブレイカーヘッダーで挽回して見せる!!
 
ハインド
デッキ:33枚 手札:2枚 ライフカード:5枚
チャージゾーン:2枚 トラッシュ:1枚
モンスターゾーン
無し
クレイズバードアーマー セミテー M コスト:0 パワー:300
グレイズバードアーマー バリバー M コスト:1 パワー:900

VS

創造
デッキ:33枚 手札:5枚 ライフカード:3枚
チャージゾーン:1枚 トラッシュ:2枚
モンスターゾーン
無し

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 3ターン目、さぁ、逆転して見せる!!
 僕とハインドさんは右手でチャージゾーンの表側表示のカードを裏に返しつつ、
 「リチャージ!!」
 「リチャージ!!」
 と、宣言、
 続けて、山札の一番上のカードを引きつつ
 「ドロー!!」
 「ドロー!!」
 そう言って、宣言する!!
 さて、僕の引いたカードは熱布の戦士 ヒーティングバッド!?
 だが、このカードがあれば、2番戦闘も行える!!
 僕は引いたばかりで右手に持つ熱布の戦士 ヒーティングバッドのカードをチャージゾーンに裏側表示で置き、
 続けて、左手の手札から威き刃の戦士 ライフブレイカーヘッダーのカードを右手で
 「セット!!」
 いきなりハインドさんがそう言って宣言してきた!!
 僕がハインドさんの光の板の方を見ると、
 確かに、1番とチャージゾーンに裏側表示でカードが追加されていた!!
 僕はハインドさんの光の板の1番とチャージゾーンのカードが追加されているかをそうやって目視で確認すると、
 続けて、左手の手札から右手で威き刃の戦士 ライフブレイカーヘッダーのカードを引き、
 1番の場所に裏側で置くと、
 「セット!!」
 と、宣言する、
 そして、ハインドさんが僕の光の板の1番とチャージゾーンを見て、
 僕が1番とチャージゾーンに裏側でカードをちゃんと追加したか確認している間に、
 右手で1番に裏側で置いたカードを持つ、
 すると、ハインドさんの方も僕の光の板の1番とチャージゾーンを目視で確認し終えたのか。
 右手で自らが1番に裏側で置いたカードを持った!!
 僕はハインドさんが右手で自身が1番に裏側で置いたカードを右手で持ったのを見ると、
 僕自身で右手に持つカードを表にしつつ宣言する!!
 と同時に、ハインドさんも右手で持ったカードを表にしつつ宣言してきた!!
 「オープン!!」
 「オープン!!」
 「召喚!!命削りし威き刃の戦士!!ライフブレイカーヘッダー!!」
 「来い!!破壊の世界で吠えし牙持つ猛獣よ!!パワードビースト ガミナワウレス!!」
 「えっ!?」
 
名前:威き刃の戦士 ライフブレイカーヘッダー
種類:M モンスター
コスト:3 パワー:2800
効果の発動タイミング:戦闘後
効果の発動条件:このモンスターが戦闘で相手モンスターに勝利した時
        相手のライフカードが1枚以上ある時
効果:相手のライフカード1枚を相手の手札に加えさせる
カテゴリ1:エンジェルナイツ カテゴリ2:ブレイカー
テキスト:その黄き角で相手の命を削り取る恐るべき戦士

名前:パワードビースト ガミナワウレス
種類:DM デストロイヤー
コスト:2 パワー:1500
発動前効果 効果付与・回小相殺
       発動条件:相殺効果を持たず、発動タイミング:戦闘前を持つ
            コスト0の自分のリサイクルカードの効果が発動した時
       コスト:0 発動後:このカードの在り方に変化無し
   発動された自分のリサイクルカードに下記の相殺効果を強制的に付与する
   この効果は条件を満たした時に1度ずつ、何度でも発動する
 相殺効果・止 発動条件:このカードの効果が相殺された時 コスト:カードと同じ
        発動後:このカードの効果が発動した時と同様の扱いとする
    相手のカードの発動を相殺扱いで止め、
    このカードの効果を発動する
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘にこのデストロイヤーが参加する時
        相手のチャージゾーンにある表側表示で
        相手のモンスターゾーンにいる同じモンスターと
        同じカテゴリを持ち、
        コスト1以上のカード1枚を指定出来た時
効果:次の戦闘が行われるまで、このデストロイヤーのパワーを
   (指定したカードのコスト×400)上げる
カテゴリ1:パワードビースト カテゴリ2:セイウチ
テキスト:その牙を雄々しく上に上げ、吠えた!!
 
 僕の前に兜の上に黄色い角の伸び戦士が現れる!!
 身にまとった白い鎧には黄色い縁が付き、
 さらに、白い鎧の左胸には丸いレンズの様な物が付いていて、レンズの右には黒い溝が右胸にまで伸び、
 黒い溝の端には赤い光がともっている!!
 ハインドさんの前に黒く大きなセイウチが現れた!!
 丸い頭に口元の上には髭が生え、大きな牙が上下に向かって伸びていて、
 その赤く丸い瞳はライフブレイカーヘッダーの方を目じりを上げてにらんでいて、
 両手はヒレの様に三角で、後ろの方には四角いヒレのような後ろ足を持っている、
 ちょっと待て、確かにハインドさんは言った、世界樹のカードで作ったデッキだって、
 それとも、あのカードだけデストロイヤーのカードを混ぜた?
 「ちょっと!!」
 いきなり僕の後ろから声を上げたのはチェリーブロッサム!?
 そういえば、さっき、僕とハインドさんの宣言の後に声を上げたのもチェリーブロッサムだった、
 チェリーブロッサムはハインドさんに向かって非難するように大声で問いかける!!
 「どうしてデストロイヤーのカードをデッキに入れてるわけ!!
  世界樹のカードで作ったデッキにどうして粗野なデストロイヤーのカードを混ぜたわけ!?サイッテー!!」
 「何だ、説明しなきゃならねぇのかい」
 ハインドさんはそう言って両肩をがっくりと下げ、話を続ける、
 「あのねぇ、世界樹っていうのはね、
  この世界だけじゃなくて、他の世界の存在もカードにしてるのよ、
  もっとも、めったにとれないけど」
 「え、えぇ!?」
 「え、えぇ!?」
 同時に声を上げたのはチェリーブロッサムとエンジェだ、
 って、エンジェもこのこと知らなかったのか?デッキケースの精霊なのに、
 やはり、エンジェはデッキケースの精霊なんかじゃないんだろうか、
 僕がそんなことを思う間に、左肩の方でエンジェが話し始める、
 「ちょっと待て、おれでもその話は初耳だぞ!?」
 「どういう事よ!!詳しく説明してよ!!」
 エンジェが話している間にも、チェリーブロッサムがハインドさんに質問をぶつける、
 ハインドさんはチェリーブロッサムの方を見据え、
 「まぁ、知らないのも無理ないわ、
  なんせ、このことを知っているのはこの工場に関わってるやつらと、
  この国の王族だけなんだから」
 「この国の王族だけ?」
 「そうさ」
 チェリーブロッサムの相槌を聞いたハインドさんは、さらに話を進める、
 「世界樹はものすごく低い確率で、この世界とは別の世界のカードをつけることがある、
  別の世界の法則を取り込んだカードを作ることもな、
  ここの王族はそれを秘密裏に処理していた、この工場が作られる前のこの場所で、焼いて灰にしていたのさ、
  異世界の存在がこの世界の秩序を乱すとそう思っていたからな」
 「・・・」
 チェリーブロッサムはいよいよもって黙り込む、
 「ここの王族の奴ら、そんな秘密を、後で聞き出さないと」
 今度はエンジェはそう言って話し出す、
 と、チェリーブロッサムがいきなり目じりを吊り上げ、ハインドさんをにらみながら口を開いた、
 「あなたは・・・」
 「ん?」
 ハインドさんが相槌を返す中、チェリーブロッサムはさらに話を続ける、
 「あなたは、デストロイヤーのカードをデッキに入れて、恥ずかしくないの?」
 チェリーブロッサムの質問を聞いて、ハインドさんは手のひらを上に、両手を外側に広げながら肩の外側で上げ、肩をすくめながら、
 「さぁてね、その質問には後で答えるさ、今は・・・」
 ハインドさんは両手を下げ、僕を見据えてきた、
 「カードバトルを先に進めましょうや、さ、コストの見せ合いだ」
 「わかりました、進めましょう」
 僕はハインドさんにそう言って答え、チャージゾーンのカードを右手で3枚持って前に出す、
 同時に、ハインドさんも右手でチャージゾーンのカードを3枚持って前に出してきて、僕に向かって問いかけてきた、
 「そのカードでいいかい、じゃ、表にするよ」
 「ええ、表にしましょう」
 僕が答えている間にも、ハインドさんは右手で前に出したカードを表にしていく、
 僕の方も、答え終わった後、前に出したカードを右手で表にしていった、
 まずは、僕が表にしたカード!!
 
名前:試練の前の冷たき静けさ
種類:R リサイクル コスト:2
効果の発動タイミング:戦闘前

名前:白木の盾
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前

名前:熱布の戦士 ヒーティングバッド
種類:M モンスター
コスト:0 パワー:100
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:自分のモンスターが次の戦闘に参加する時
効果:次の戦闘が行われるまで
   次の戦闘に参加する自分のモンスターのパワーを100上げる、
   次の戦闘に参加する自分のモンスターが
   カテゴリ:エンジェルナイツを持っていた時は
   次の戦闘が行われるまでパワーをさらに200上げる
カテゴリ1:エンジェルナイツ カテゴリ2:暖めろっ!!
テキスト:両足に勇猛の証の赤き布を巻いた騎士、
     その熱意で皆を暖める!!

 続けて、ハインドさんが表にしたカード!!

名前:クレイズバード・クロウ!!
種類:E イクイップ
コスト:0 パワー:+300

名前:クレイズバード・爆発戦闘
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
 
 向こうはデストロイヤーなので発動できるカードは無し!!
 対して、僕の方は発動出来るカードがある!!
 僕は右手で1枚のカードを持って2番に移動しつつ宣言する!!
 「僕は2番の場所に熱布の戦士 ヒーティングバッドを召喚!!」
 
名前:熱布の戦士 ヒーティングバッド
種類:M モンスター
コスト:0 パワー:100
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:自分のモンスターが次の戦闘に参加する時
効果:次の戦闘が行われるまで
   次の戦闘に参加する自分のモンスターのパワーを100上げる、
   次の戦闘に参加する自分のモンスターが
   カテゴリ:エンジェルナイツを持っていた時は
   次の戦闘が行われるまでパワーをさらに200上げる
カテゴリ1:エンジェルナイツ カテゴリ2:暖めろっ!!
テキスト:両足に勇猛の証の赤き布を巻いた騎士、
     その熱意で皆を暖める!!
 
 僕の前、ライフブレイカーヘッダーの左側に頭の上に赤いふさふさがあり、両足に赤い布を巻いた小さな騎士が現れる!!
 その頭には両目をのぞかせた白い兜をかぶり、体には白い鎧を身にまとい、
 右腰には茶色い剣の鞘を差して、右手に鋼の剣を持ち、
 赤い布を両足全体を追うように巻いている!!
 さぁ、行くぞ!!
 僕は右手を前に出しつつ宣言する!!
 「行くぞ!!1番戦闘!!」
 「の前に、このカードを発動させてもらう」
 ハインドさんが僕の宣言に割って入って、右手を前に出しつつ宣言してきた!!
 「私は、パワードビースト ガミナワウレスの効果を発動
  そっちのチャージゾーンにある、試練の前の冷たき静けさを指定、
  試練の前の冷たき静けさのコストは2だから、
  パワードビースト ガミナワウレスのパワーを800上げる」
 
名前:パワードビースト ガミナワウレス
種類:DM デストロイヤー
コスト:2 パワー:1500
発動前効果 効果付与・回小相殺
       発動条件:相殺効果を持たず、発動タイミング:戦闘前を持つ
            コスト0の自分のリサイクルカードの効果が発動した時
       コスト:0 発動後:このカードの在り方に変化無し
   発動された自分のリサイクルカードに下記の相殺効果を強制的に付与する
   この効果は条件を満たした時に1度ずつ、何度でも発動する
 相殺効果・止 発動条件:このカードの効果が相殺された時 コスト:カードと同じ
        発動後:このカードの効果が発動した時と同様の扱いとする
    相手のカードの発動を相殺扱いで止め、
    このカードの効果を発動する
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘にこのデストロイヤーが参加する時
        相手のチャージゾーンにある表側表示で
        相手のモンスターゾーンにいる同じモンスターと
        同じカテゴリを持ち、
        コスト1以上のカード1枚を指定出来た時
効果:次の戦闘が行われるまで、このデストロイヤーのパワーを
   (指定したカードのコスト×400)上げる
 
 しかし、まだパワーが足りていない!!
 僕はいさんでハインドさんに叫ぶ!!
 「そんなんじゃ、威き刃の戦士 ライフブレイカーヘッダーのパワーには届かない!!」
 「だろうね」
 ハインドさんはそう言って答えた後、右手でチャージゾーンのカードを1枚表にしつつ宣言してきた!!
 「それなら、もう一枚だ、
  私は、クレイズバード・援護!!の効果を発動、
  クレイズバードアーマー バリバーのパワーを700下げ、
  威き刃の戦士 ライフブレイカーヘッダーのパワーも700下げるぜ、おっと、」
 
名前:クレイズバード・援護!!
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘にパワー2000以上の
        相手のモンスターが参加している時
        自分のモンスターゾーンの次の戦闘を行わない場所にいる、
        カテゴリ:クレイズバードアーマーを持つ
        パワー700以上のモンスターを1体指定できた時
効果:次の戦闘に参加する相手のモンスターのパワーを
   次の戦闘が行われるまで700下げる
   指定したモンスターのパワーをこのターン、700下げる
   次の戦闘を行う場所にインヴォークが存在していた時、
   指定した自分のモンスターのパワーが500以上の時、
   指定した2体のモンスターのパワーをこのターン、更に400下げる、
カテゴリ1:クレイズバードアーマー カテゴリ2:アタック!!
テキスト:大丈夫か!?
     ピンチに陥った時、颯爽と駆けつけてきた!!
 
 ハインドさんはそう言って、僕を見据えて言葉を続ける、
 「もちろん、発動前効果 効果付与・回小相殺付きだ、
  相殺しても意味ないぜ、相殺効果付きなら別だがな、
  さ、相殺は?」
 僕は目を細めてはハインドさんをにらみ、答える、
 「相殺は、無い!!」
 僕の答えを聞き、ハインドさんは右手を振り上げ、宣言する!!
 「じゃあ、一番戦闘!!行け!!パワードビースト ガミナワウレス!!
  援護付き・ガミガミナウナウ」
 
パワードビースト ガミナワウレス DM コスト:2
パワー:1500+800 パワー合計:2300

VS

名前:威き刃の戦士 ライフブレイカーヘッダー M コスト:3
パワー:2800-700 パワー合計:2100
 
 ガミナワウレスとライフブレイカーヘッダーが対峙する!!
 突如、ガミナワウレスが下の方からライフブレイカーヘッダーに跳びかかった!!
 ライフブレイカーヘッダーは右の拳を振り上げ、ガミナワウレスに殴り掛かる!!
 ガミナワウレスは頭を左に振って上に向いた牙でライフブレイカーヘッダーの右手を弾きつつライフブレイカーヘッダーに体当たりをかけて押し倒す!!
 ガミナワウレスはそのまま大口を開けてライフブレイカーヘッダーに噛みつきにかかる!!
 だが、ライフブレイカーヘッダーも噛みつかれるわけにはいかず、両手でガミナワウレスの口を持ってガミナワウレスの頭を離しつつ右足でガミナワウレスの胴を蹴り上げた!!
 ライフブレイカーヘッダーは立ち上がりつつそのままガミナワウレスに向かって走り込み、頭の角を振り降ろす!!
 ガミナワウレスは左に転がってこの角の攻撃を回避、そのまま大口を開けてライフブレイカーヘッダーに噛みつきかかる!!
 ライフブレイカーヘッダーは噛みつきかかるガミナワウレスに向かって右手を握って伸ばして殴りにかかる!!
 間一髪、先に届いたのライフブレイカーヘッダーの右手!!
 ライフブレイカーヘッダーの右手は見事にガミナワウレスの左頭を捕らえ、ガミナワウレスを吹き飛ばす!!
 吹き飛ばされたガミナワウレスはそのまま目を細めてライフブレイカーヘッダーをにらむ!!
 と、いきなり上の方からクレイズバードアーマー バリバーが飛んできた!!
 バリバーはその両手の刃を振り下ろしてライフブレイカーヘッダーを上から攻撃する!!
 上から攻撃してくるバリバーを頭の角で応戦するライフブレイカーヘッダー!!
 すると、ガミナワウレスがライフブレイカーヘッダーに向かって行き、体当たりをかけた!!
 ガミナワウレスに押し潰されるライフブレイカーヘッダー!!
 そして、またも噛みつきにかかるガミナワウレス、両手を使い噛みつきを防ぐライフブレイカーヘッダー、
 だが、そこにバリバーがちょっかいをかけてきた!!
 バリバーは右手の刃を思い切りライフブレイカーヘッダーの両手に叩きつけた!!
 思わず両手をガミナワウレスから離すライフブレイカーヘッダー!!
 次の瞬間、ガミナワウレスの大口がライフブレイカーヘッダーの頭を砕いた!!
 そして、ライフブレイカーヘッダーは動かなくなり爆発、光に返った!!
 ライフブレイカーヘッダーはいなくなったけど、2番戦闘がある!!
 僕は右手を前に出しつつ宣言する!!
 「僕は熱布の戦士 ヒーティングバッドの効果を発動!!」
 
名前:熱布の戦士 ヒーティングバッド
種類:M モンスター
コスト:0 パワー:100
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:自分のモンスターが次の戦闘に参加する時
効果:次の戦闘が行われるまで
   次の戦闘に参加する自分のモンスターのパワーを100上げる、
   次の戦闘に参加する自分のモンスターが
   カテゴリ:エンジェルナイツを持っていた時は
   次の戦闘が行われるまでパワーをさらに200上げる
 
 ハインドさんは押し黙ったまま、相殺の宣言は無い、
 このまま行けるか!!
 そのまま僕は右手を前に出したまま宣言する!!
 「2番戦闘!!行け!!熱布の戦士 ヒーティングバッド!!
  バーストキック!!」
 
クレイズバードアーマー セミテー M コスト:0
パワー:300

VS

熱布の戦士 ヒーティングバッド M コスト:0
パワー:100+300 パワー合計:400
 
 セミテーがヒーティングバッドの方に走っていく!!
 が、いきなりヒーティングバッドがセミテーに向かって右手の剣を振るった!!
 思わず後ろによろけつつ避けるセミテー!!
 セミテーは避けた次の瞬間、そのままもう一度前に跳んで両手の棘を突き出す!!ヒーティングバッドはその棘を右手の剣で受け止める!!
 棘を受け止められたセミテー、しかし、セミテーは右手の棘でヒーティングバッドの剣を受けつつ左手の棘を一度引きつつ下の方から再び突き出した!!
 だが、セミテーの左手の棘が届く前にヒーティングバッドは両手の剣でセミテーを弾いた!!
 後ろに吹っ飛ぶセミテー、今度はヒーティングバッドが跳ねるように跳んでセミテーに向かって行く!!
 右手の剣を左に振りかざすヒーティングバッド、セミテーの方は動きは無い!?
 そのままヒーティングバッドは思い切り横に剣を振る!!
 ところが、いつの間にかセミテーは思い切りしゃがんでヒーティングバッドの剣を避けていた!!無防備な腹に向かってセミテーの右手の棘が迫る!!
 ヒーティングバッドは思い切り右足に力を込めて伸ばしがむしゃらに跳ぶ!!、が、右足にセミテーの棘が刺さった!?
 しかし、ヒーティングバッドはその場から離脱する事には何とか成功する!!
 無理な体勢から跳び床をゴロゴロと転がるヒーティングバッド、だが、次の瞬間には左足を軸に立ち上がり、体勢を立て直していた!!
 再び対峙するヒーティングバッドとセミテー、だが、ヒーティングバッドは無理な体勢から跳んでぜぇぜぇ言っている上に、右足にダメージを受けて右足が不安定に見える、
 が、その状態でもセミテーに向かって走り出すヒーティングバッド!!今度も右手に持った剣を左に向けて構えている!!そして、セミテーに動きは無い!!
 ヒーティングバッドが剣を右に大きく振るう!!またもしゃがんで剣を避けるセミテー!!
 セミテーはそのまま右手の棘を突き出す!!と思ったら、
 次の瞬間、セミテーは右手の棘で右の方から迫っていたヒーティングバッドの剣を受け止めていた!!ヒーティングバッドは剣を右の振りかぶった後、そのまま剣を左に切り返していたのだ!!
 もっとも、セミテーはまだあきらめていないのか、右手の棘でヒーティングバッドの右手の剣を防ぎつつも左手の棘を前に突き出す、が、ヒーティングバッドは左足を軸になんとか跳ぶと、自身の剣を起点にして右の方に跳んだ!!
 今度無防備になったのはセミテーの方!!左手を突き出した姿勢のまま止まるセミテー、そんなセミテーに向かって、ヒーティングバッドは左足で着地した瞬間、右手の剣で突いていった!!
 セミテーはあわてて右手を動かし右手の棘でヒーティングバッドの剣を防御しようとする!!が、棘では剣の突きを受け止めるには至らず、棘の左側を火花を散らせつつヒーティングバッドの右手の剣がすり抜けていく!!
 すると、いきなりセミテーが前に跳んだ!!ヒーティングバッドのまねをしたのか!?
 セミテーの後頭部をヒーティングバッドの右手の剣がかすりつつセミテーが前の方に跳ぶ!!
 しかし、ヒーティングバッドはいきなり左手を右手の剣に押し当て強引に右手の剣を右の方に振りかぶった!!セミテーの後頭部の一部をヒーティングバッドの右手の剣が斬り裂く!!
 跳んだ先で後頭部を抑えうめくセミテー!!
 突如、ヒーティングバッドが左足を軸に斜め前に跳ぶ!!
 そして、ヒーティングバッドは左足を下に出して背を見せていたセミテーに跳び蹴りを繰り出していく!!
 後頭部を抑え動かないセミテー!!そのままヒーティングバッドの左足が後頭部に突き刺さった!!
 セミテーはそのまま前方に飛んで動かなくなり爆発!!光に返る!!
 と、続けてハインドさんが右手を前に上げて宣言してきた!!
 「3番戦闘!!行け!!グレイズバードアーマー バリバー!!
  バリバリ~バード!!」
 
グレイズバードアーマー バリバー M コスト:1
パワー:900-700 パワー合計:200

攻撃

創造
 
 バリバーが両手を横に広げ、僕の方に飛んできた!!
 と同時に、僕の前に薄い光の壁が出現する!!
 バリバーは僕の前の薄い光の壁の左前まで飛んでくると右の方に方向転換しつつ右手の刃で薄い光の壁を一薙ぎし、
 続けて、大きく背中の翼を羽ばたかせて止まりつつくるりと時計回りに振り返り、そのまま直進して僕の前の薄い光の壁を左手の刃で一薙ぎ、
 そのまま今度は上の方に飛んだと思ったら、上の方から足を下にして降りてきて両手の刃で一気に僕の前の薄い光の壁を切り裂いて、
 さらに、両手の刃をそれぞれ左右外側斜め上に振り、それぞれ左右内側に振り、それぞれ左右反対の斜め下に上に下にと振り回して薄い光の壁を切り裂いた!!
 僕の前の薄い光の壁はこの剣戟を受けて刃で切り裂かれた部分から崩壊、崩壊した部分から衝撃波をまき散らした!!
 バリバーは衝撃波を受けて、そのまま後ろの方、ハインドさんの所まで吹っ飛んで行くものの、途中で翼を動かして体制を整え直していた!!
 一方、僕の方はといえば、薄い光の壁から出た衝撃波に両手を顔の前に、右足を後ろに出した防御姿勢で耐え、
 衝撃波が収まった後に右手で左から2番目のライフカードを引く!!
 僕が引いたカードはライト・サンダー・ウィスプ・ボルト!!
 さて、このカードがどう出るやら、
 僕は引いたばかりのライト・サンダー・ウィスプ・ボルトのカードを左手の手札に移しつつ、
 「ターンエンド!!」
 と宣言する、すると、ハインドさんも僕の方を見据え、
 「ターンエンド!!」
 そう言って、宣言し返して来た!!
 さて、これで3ターン目は終了だが、
 ライフブレイカーヘッドも失ってしまった、
 僕はこのまま攻めきれるのだろうか!?
 
ハインド
デッキ:32枚 手札:1枚 ライフカード:5枚
チャージゾーン:1枚 トラッシュ:4枚
モンスターゾーン
パワードビースト ガミナワウレス DM コスト:2 パワー:1400
無し
グレイズバードアーマー バリバー M コスト:1 パワー:900

VS

創造
デッキ:32枚 手札:4枚 ライフカード:3枚
チャージゾーン:2枚 トラッシュ:3枚
モンスターゾーン
無し
熱布の戦士 ヒーティングバッド コスト0: パワー:100
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 4ターン目!!このまま攻めきれるか!?
 まず、僕とハインドさんは右手でチャージゾーンの表側表示のカードを裏に返しつつ、
 「リチャージ!!」
 「リチャージ!!」
 と宣言、続けて、それぞれ山札の一番上のカードを引きつつ宣言する!!
 「ドロー!!」
 「ドロー!!」
 さて、僕が引いたカードはコンドルフィティーニ!!
 このカードなら、この状況、打開できるかもしれない!!
 僕は引いたばかりのコンドルフィティーニのカードを1番の場所に裏側で置き、
 続けて、左手の手札を見る、
 今の手札なら、コスト召喚が狙えるライト・サンダー・ウィスプ・ボルトをチャージゾーンに置いておくのがいいだろう、
 僕はそう考えて左手の手札から右手でライト・サンダー・ウィスプ・ボルトのカードを引いてチャージゾーンに裏側で置き、
 「セット!!」
 と宣言する、
 すると、ハインドさんの方も左手の手札を少し見て、右手で左手の手札から1枚のカードを引いて2番の場所に置き、
 最後に残った左手の手札をチャージゾーンに裏側で置くと、
 「セット!!」
 と言って宣言し返して来た!!
 僕はハインドさんが宣言したのを聞き、右手で1番に裏側で置いたカードを持つ、
 すると、ハインドさんの方も僕の光の板の1番とチャージゾーンの方を見て、
 1番とチャージゾーンにカードが裏側で1枚ずつ追加されてるか確認すると、
 右手で自身で2番に裏側で置いたカードを持つ、
 そして、僕が右手に持ったカードを表にしつつ宣言すると同時に、
 ハインドさんの方も右手に持ったカードを表にしつつ宣言してきた!!
 「オープン!!」
 「オープン!!」
 「来い!!コンドルフィティーニ!!」
 「召喚!!クレイズバードアーマー クティエ!!」
 
名前:コンドルフィティーニ
種類:M モンスター
コスト:2 パワー:1600
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘にこのモンスターが参加する時
        相手のモンスターゾーンにいる次の戦闘に参加しない、
        コスト1以下のモンスターを、
        2体指定できた時
効果:指定した相手のモンスターの1体を選択し、
   相手の手札に戻す
カテゴリ1:コンドル カテゴリ2:吹き飛ばす!!
テキスト:その翼で二体の獲物を一度に強風を撃ちだし、
     油断した一体を狙って一気に吹き飛ばす!!

名前:クレイズバードアーマー クティエ
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:1100
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:このモンスターが次の戦闘に参加する時
        次の戦闘に参加する相手のモンスターのコストが0で、
        効果の発動タイミング:戦闘前を持っていた時
効果:次の戦闘に参加する相手のモンスターがパワー100より上だった時
   次の戦闘のみスキップする
   次の戦闘に参加する相手のモンスターがパワー100以下だった時
   次に戦闘を行う相手のイクイップをトラッシュに送る
カテゴリ1:クレイズバードアーマー カテゴリ2:飛鎚者
テキスト:その両手の槌で、狼藉物を容赦なく叩いた!!
 
 僕の前に白い大きな鳥が現れた!!
 大きな羽で構成された大きな翼、その白く鋭い瞳と下に少し曲がった短めの黄色いくちばしは猛禽類のそれであり、
 翼の中部には茶色いラインが入り、白い硬質の頭に、大きな三角の尾羽に鋭い爪持つ前に三本の指の付いた足を持っている!!
 ハインドさんの前、ガミナワウレスの左側に薄茶の翼持つ戦士が現れる!!
 背の両翼は薄茶色の物、両手には片手ずつに短めで小さい円柱の中央に丸い棒を通したような槌を持っており、
 頭には茶色い毛皮と白いくちばしが付き、左右に茶色い小さい羽が付いた兜をかぶり、
 短めの茶色いマントを羽織り、その中には薄い白い鎧を付け、こげ茶色の長ズボンに同じ色の靴をはいている!!
 「ちょっと!!わたしの質問を聞きなさい!!」
 いきなり後ろから掛けられた声はチェリーブロッサムのもの、
 チェリーブロッサムは続けて質問してくる!!
 「デストロイヤーのカードをデッキに入れて嫌悪感は無いのって聞いてるの!!」
 「無いわ」
 チェリーブロッサムの声に淡々と答えたのはハインドさん、
 ハインドさんはそのままチェリーブロッサムの方を見て話しを続ける、
 「そりゃあ、いずれは決着をつけなきゃならない相手よ、
  でもね、それとこれとは話は別、
  やらなきゃいけないことがある時は一時休戦、力を借りることもいとわない、違う?」
 「そ、それは、そうだけど・・・」
 チェリーブロッサムはそのままうめき、押し黙る、
 すると、ハインドさんがそのまま話を続ける、
 「あなた、デストロイヤーに会ったことはある?
  デストロイヤーと話したことは?」
 「う・・・無いけど・・・」
 「じゃあ、デストロイヤーの話は誰から聞いたの?」
 ハインドさんはチェリーブロッサムがうめいて返事したのを聞いて、またも質問をする、
 すると、チェリーブロッサムはハインドさんの方を見て話しだす、
 「そ、それは、お母さんとか、うちの寮の食堂のおばちゃんとか・・・」
 「なるほど、それでデストロイヤーに悪印象を持ってるんだ・・・」
 ハインドさんはそう言って、チェリーブロッサムに向かってさらに話す、
 「あなた、まだ若いのね、まぁ、人づてでそう思ってしまうこともわからないことではないけど、
  まぁ、一度会ってみたらいいんじゃないかしら、その上で、自分で、デストロイヤーのこと、考えてみればいいわ」
 ハインドさんの言葉を聞き、チェリーブロッサムは下を向き、
 「なによ、みんなして、リンカーネーション様も似たようなこと言ってたし・・・」
 などとぶつぶつ言い始めた
 でも、チェリーブロッサムがした最初の質問、
 デストロイヤーのカードを入れて嫌悪感は無いのか、か、
 デストロイヤーは双我の使ってたカードだが、
 いや、嫌悪感なんてないな、双我が僕を超えてくるというなら、僕もそれに対抗するまでだ、
 そのためには嫌悪感なんて持っていたとしても捨て去るだろう、
 「さぁ、カードバトルを進めましょう」
 僕が考え事をしている間にも、ハインドさんはそう言って、右手でチャージゾーンのカードを1枚前に出してきた!!
 おっと、今は考え事より、カードバトルに集中しないとな!!
 僕はそう思考を切り替え、右手でチャージゾーンのカードを2枚、前に出す!!
 あっちはコスト1のモンスター、こっちはコスト2のモンスターだから、必然的にコストの見せ合いが起こる、
 そして、そのコストの見せ合いのために僕もハインドさんもコスト分のカードを前に出した、
 すると、ハインドさんが僕を見据えて、
 「そのカードでいい?じゃ、表にするわよ」
 そう言って質問してきた、
 僕はハインドさんの方を見てハインドさんの質問に答える、
 「いいですよ、それじゃ表にしましょう」
 僕はそう言って返した後、右手で前に出したカードを表にしていく!!
 と、同時に、ハインドさんも右手で前に出したカードを表にしていく!!
 まずは、僕が表にしたカード!!
 
名前:ライト・サンダー・ウィスプ・ボルト
種類:CM クリエイター
コスト:1 パワー:0
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次に戦闘をおこなうのがこのカードだった時
        このカードと戦闘する相手が以下の状態だった時
        ・パワー2000以下のモンスター
        ・パワー1000以下のクリエイター
        ・パワー1000以下のデストロイヤー
効果:次に戦闘をおこなう相手モンスター・クリエイター・デストロイヤー
   をトラッシュに送る
カテゴリ1:サンダー カテゴリ2:光体
テキスト:光の中を漂う光の塊、光の雷は確実に相手の命を奪う

名前:白木の盾
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前

 続けて、ハインドさんが表にしたカード!!

名前:クレイズバード・バトルオーラ
種類:H ハンド コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
 
 こっちもあっちも発動できるカードは1枚!!
 今回は発動できるカードはお互いに、無し!!
 よし!!このままいくぞ!!
 まずは1番戦闘だが、
 ん、そういえば、これは、行ける!!
 あっちが手札を全てチャージゾーンに置いてるから安心して発動出来るな!!
 コストでクレイズバード・バトルオーラを手札に戻そうとしたんだろうけど、それも出来なかったみたいだし!!
 僕は右手を前に出して宣言する!!
 「僕はコンドルフィティーニの効果を発動!!
  クレイズバードアーマー クテイエを手札に戻してもらう!!」
 
名前:コンドルフィティーニ
種類:M モンスター
コスト:2 パワー:1600
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘にこのモンスターが参加する時
        相手のモンスターゾーンにいる次の戦闘に参加しない、
        コスト1以下のモンスターを、
        2体指定できた時
効果:指定した相手のモンスターの1体を選択し、
   相手の手札に戻す
 
 「そんなもの相殺・・・できない!?」
 ハインドさんがそう言ってうめく、
 そう、パワードビースト ガミナワウレスも、
 チャージゾーンにある、クレイズバード・援護!!のカードも、
 その他に存在しているカードも、全て発動条件を満たせていない!!
 パワードビースト ガミナワウレスは僕のモンスターゾーンにあるカードと、
 僕のチャージゾーンにあるカードは全てカテゴリが違っているし、
 コンドルフィティーニのパワーは1600だからクレイズバード・援護!!の発動条件も満たせない、
 他にハインドさんのモンスターゾーンにモンスターはいるが、2枚とも自身が次の戦闘に参加する時のみ発動できる効果だ!!
 だから僕は安心してコンドルフィティーニの効果を発動したんだ!!
 「くそっ!!」
 そんなハインドさんの声が響き、ハインドさんは右手で2番にあるクレイズバードアーマー クテイエを右手に取って、左手の手札に移した!!
 さぁ、このままいくぞ!!
 僕は一度右手を下げた後、改めて右手を上げつつ宣言する!!
 「2番戦闘!!行け!!コンドルフィティーニ!!
  フィティーニウィンドアタック!!」
 
パワードビースト ガミナワウレス DM コスト:2 パワー:1500

VS

コンドルフィティーニ コスト2: パワー:1600
 
 コンドルフィティーニが上空に飛び、いきなり両翼を羽ばたかせて強風を巻き起こす!!
 バリバーとクテイエがこの風を受け、翼と両手を体の前に向けて必死に吹き飛ばされまいと耐える!!
 がクテイエの方が耐えきれずに吹っ飛んで行った!!
 だが、コンドルフィティーニはなおも翼で強風を巻き起こし続ける!!
 この強風に必死に耐えるバリバー!!
 しかし、バリバーの足が徐々に後ろに後ずさっていく!!
 そして、とうとう吹き飛ばされるか!?と思った次の瞬間、
 いきなり横からガミナワウレスが突進してきた!!
 ガミナワウレスの上側に向いた右の牙がコンドルフィティーニの尾羽にかする!!
 あわてて強風を起こすのをやめ、翼を動かし上に飛ぶコンドルフィティーニ、
 そして、宙で羽ばたきながらガミナワウレスの方を見て目を細めてにらむ、
 対するガミナワウレスの方もコンドルフィティーニの方を見上げ、目じりを上げてにらむ、
 と、いきなりコンドルフィティーニがガミナワウレスの方に飛んで行く!!
 大口を開けて吠え、気合を込めて迎え撃つガミナワウレス!!
 コンドルフィティーニはそのままくちばしで突っつこうと飛んで行くが、ガミナワウレスが噛みつこうとしてきたため慌てて身を引く、
 すると、コンドルフィティーニは考えを変えたのか、ガミナワウレスが口を動かし吠える中、突如、ガミナワウレスの上を飛び、ガミナワウレスの背後を取る!!
 思わず背後を見るガミナワウレス、すると、コンドルフィティーニが左の上に向く牙の上に止まり、そのくちばしでガミナワウレスの左の目を突っついてきた!!
 あわてて顔を振ってコンドルフィティーニを追い払うガミナワウレス、追い払われ上空に飛ぶコンドルフィティーニ、
 コンドルフィティーニはガミナワウレスに追い払われ、ガミナワウレスの上空を旋回して飛んでいる、対して、上の方にいるコンドルフィティーニを目で追うガミナワウレス、
 と、徐々にコンドルフィティーニの旋回する速度が早くなっていく!!
 ガミナワウレスはあわてて目で追うも追い切れず、ついには目を回してしまった!!
 この隙を逃すコンドルフィティーニではない!!
 いきなり急降下していくと上の方を向いていたガミナワウレスの右の牙を掴んで地面にたたきつけた!!
 当然、ガミナワウレスの頭もそのまま地面に勢いよくゴツン!!と音を立ててぶつかった!!
 さらに、コンドルフィティーニは上空に飛び、くちばしを下に出して周りに風を巻き起こしつつ一直線に急降下!!
 ガミナワウレスは頭を地面にぶつけられて意識を失い、動けない!!
 コンドルフィティーニはそのままガミナワウレスの胸元にそのくちばしを叩きつけ、胸元にそのくちばしを深く深く突き刺した!!
 すると、ガミナワウレスがいきなり大きく目を開け、上に向かって体を起こす、コンドルフィティーニは余裕綽々と言った様子で飛び立った!!
 そして、体を上に上げたガミナワウレスは、口も大きく上に上げ、口を大きく開けて大きな声でいななき、そこからぐったりと倒れこむとそのまま黒い爆発を起こし闇へと帰った!!
 どうしたんだろうか、やっぱり、胸の急所でも突かれたのだろうか、
 と、今はカードバトルを進めるのが先か、
 僕は右手を前に出して宣言する!!
 「2番戦闘!!行け!!ヒーティングバッド!!
  ヒートキック!!」
 
ハインド

攻撃

熱布の戦士 ヒーティングバッド コスト0: パワー:100
 
 いきなりハインドさんの方にヒーティングバッドが走りこむ!!
 すると、ハインドさんの前に薄い光の壁が現れた!!
 そのままヒーティングバッドは薄い光の壁に向かって右手の剣を振りかぶり、右から左に斬り裂いた!!
 しかし、薄い光の壁は切り裂かれた時に衝撃波を発生させた!!ヒーティングバッドはその衝撃波に吹き飛ばされる!!
 って、ヒーティングバッドが勢いよく僕の方に向かってる!!右足に怪我したせいでうまく踏ん張れなかったのか!?僕はあわてて左の方にヒーティングバッドを避けた!!
 「べっ!!」
 いきなり聞こえた声は背後から!!
 背後を見てみると、チェリーブロッサムの顔にヒーティングバッドがぶち当たっていた!!
 「あははははは!!」
 ハインドさんが右手と右手の人差し指をチェリーブロッサムの方に向け笑う、
 「っつー」
 チェリーブロッサムがそう言って声を上げると、ヒーティングバッドが下に落ち、慌てて僕の前まで戻っていく!!
 一方、ヒーティングバッドが顔に当たったチェリーブロッサムの方はといえば、
 顔にぶち当たって少し涙目ではあるものの、顔に大したダメージとかはなさそうである、おそらく、いきなり飛んできたために、驚いて声を上げてしまったのだろう、
 っと、いけない、今はカードバトル中だ、
 そう思い直し、僕がハインドさんの方を見ると、ハインドさんが笑って両肩を上下させながら一番左のカードを引いて、引いたカードを見つつ左手の手札に加え、
 右手を前に出して宣言してきた!!
 「うっ、くく、3番戦闘、行け、グレイズバードアーマー バリバー、
  バリバリ~バード」
 
グレイズバードアーマー バリバー M コスト:1 パワー:900

攻撃

創造
 
 ハインドさんが笑う中、バリバーが両手を左右に広げて僕の左前まで飛んできた、
 と、同時に、僕の前に薄い光の壁が現れ、
 僕の前に薄い光の壁が出現したのを見たバリバーはそのまま左前の方から右に飛ぶようにして右手の刃で僕の前の薄い光の壁を切り裂いて、
 そこから背中の翼を羽ばたかせて空中に止まり、その後、時計回りに振り返り、僕の右前の方まで飛んで戻って、左の方に通りすがるようにしつつ左手の刃で僕の前の薄い光の壁を一閃、
 さらに、左の方から上の方に飛び上がると、僕の前の薄い光の壁の上の方から僕の前の薄い光の壁に向かって両手の刃を勢いよく叩きつけて薄い光の壁に二条の刃の斬り裂き傷を付けた!!
 すると、僕の前の薄い光の壁が刃で切り裂かれた部分から崩壊し、崩壊した部分から衝撃波をまき散らした!!
 バリバーはその薄い光の壁が崩壊して出た衝撃波をもろに受けて後ろに吹っ飛ぶも、何とか背中の翼を動かして空中でバランスを保ちつつ、今だに笑うハインドさんの前に着地した、
 一方、僕の方はといえば、薄い光の壁が崩壊して出た衝撃波を両手を顔の前に、右足を後ろに出した防御姿勢で耐え、
 衝撃波が収まった後に元は右から2番目だった、一番右のライフカードを右手で取る、
 出てきたのはエンジェルナイツ セイントディエイト!!
 このカードが吉と出るか、それとも・・・
 僕は引いたばかりで右手に持つエンジェルナイツ セイントディエイトのカードを左手の手札に加え、
 「ターンエンド!!」
 と宣言する、
 すると、ハインドさんがようやく笑い声をひっこめながら、
 「あはは・・・ターンエンド」
 そう言って宣言し返して来た、
 さて、4ターン目はこれで終了、
 ようやく反撃の芽が出てきた、このまま一気に攻めきれるだろうか!?
 
ハインド
デッキ:31枚 手札:2枚 ライフカード:4枚
チャージゾーン:2枚 トラッシュ:5枚
モンスターゾーン
無し
無し
グレイズバードアーマー バリバー M コスト:1 パワー:900

VS

創造
デッキ:31枚 手札:4枚 ライフカード:2枚
チャージゾーン:3枚 トラッシュ:3枚
モンスターゾーン
コンドルフィティーニ コスト2: パワー:1600
熱布の戦士 ヒーティングバッド コスト0: パワー:100

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 5ターン目、なのだが・・・
 「あははは・・・」
 今だにハインドさんは笑っている、笑い上戸だったのかこの人、人じゃないけど、
 「ちょっと!!笑いすぎじゃない!!」
 後ろの方から聞こえた抗議はチェリーブロッサムの声、
 「あはは、ごめんごめん、じゃ、そろそろ進めようか!!」
 ハインドさんは腹を抱えてそう言って返し、腹から両手を離し、右手でチャージゾーンのカードを裏にしていく、
 ハインドさんが右手でチャージゾーンのカードを裏にしていくのを見た僕も、あわてて右手で自分のチャージゾーンの表側表示のカードを裏に返し、
 僕とハインドさんは
 「リチャージ!!」
 「リチャージ!!」
 と宣言、続けて、右手で山札の一番上のカードを引きつつ宣言する!!、
 「ドロー!!」
 「ドロー!!」
 僕が引いたカードは要塞クリスタルクラウドフォートレスの音の出る壁!!
 よし、このカードなら3番に召喚して一気に相手を攻められる!!
 僕はそう考え、右手に持つ要塞クリスタルクラウドフォートレスの音の出る壁のカードを3番に裏にして置き、チャージゾーンに置くカードを考えるために左手の手札を改めて見る、
 今の手札ならエンジェルナイツ セイントディエイトが一番いいだろうか、
 僕はそう考え、エンジェルナイツ セイントディエイトのカードを右手で引いてチャージゾーンに裏側で置き、
 「セット!!」
 「セット!!」
 と宣言する!!
 すると、ハインドさんの方も同時に宣言してきた!!
 そして、僕はハインドさんの光の板の方の1番とチャージゾーンを見て、1番とチャージゾーンにカードが裏側で1枚ずつ追加されているのを確認し、
 ハインドさんの方も僕の光の板の3番とチャージゾーンを見て、カードが1枚ずつ裏側で追加されているのを見て、
 僕はハインドさんの光の板を確認し終えた後、右手で自身で3番に裏側で置いたカードを持ち、
 ハインドさんの方も右手で自身で1番に裏側で置いたカードを持って、
 僕が右手に持ったカードを表にしつつ宣言すると、
 ハインドさんの方も右手に持ったカードを表にしつつ宣言してきた!!
 「オープン!!」
 「オープン!!」
 「来い!!要塞クリスタルクラウドフォートレスの音の出る壁!!」
 「召喚!!クレイズバードアーマー ゴーバル!!」
 
名前:要塞クリスタルクラウドフォートレスの音の出る壁
種類:M モンスター
コスト:2 パワー:1600
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘にこのモンスターと相手のモンスターが参加する時
        自分のモンスターゾーンに
        カテゴリ:クリスタルクラウドフォートレスを持つ
        インヴォークカードが置かれていた時
効果:次の戦闘が行われるまでこのモンスターのパワーを300上げる
   次の戦闘が行われるまで次の戦闘に参加する
   相手のモンスターのパワーを300下げる
   パワーを上げた後、次の戦闘に参加する相手のモンスターのパワーが
   このモンスターのパワーより700以上、下回っていた時
   次の戦闘に参加する相手のモンスターを相手の手札に戻す
カテゴリ1:クリスタルクラウドフォートレス カテゴリ2:壁
テキスト:ラララ~通せません~
     その壁からいきなり音が聞こえてきた!!

名前:クレイズバードアーマー ゴーバル
種類:M モンスター
コスト:3 パワー:2400
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:相手のモンスターゾーンの
        何のカードも置かれていない場所の数が
        自分のモンスターゾーンの
        何のカードも置かれていない場所より下の数だった時
        次の戦闘に参加する相手のモンスターがコスト3以下だった時
効果:次の戦闘に参加する相手のモンスターがパワー1800より上だった時
   次の戦闘のみスキップする
   次の戦闘に参加する相手のモンスターがパワー1800以下だった時
   次に戦闘を行う相手のモンスターをトラッシュに送る
カテゴリ1:クレイズバードアーマー カテゴリ2:どぉりやぁ!!
テキスト:ここは一人でも乗り切って見せる!!
     狼藉者たちとの戦い、その中で狼藉者たちに変化が!!
 
 僕の前に銀の渦が施された水晶の壁が現れた!!
 大きい水晶の壁には反時計回りに回る銀の渦が施され、上の方に赤い宝玉が、左下には青い宝玉が、右下には緑色の宝玉が埋まっている!!
 ハインドさんの前に黄色いくちばしが付いている鳥を模した白い兜をかぶった戦士が現れた!!
 頭にかぶるは白い頭に黄色いくちばしの付いた鳥を模した兜で兜の左右には茶色い羽が付いており、
 背中に薄茶色の翼を生やし、体にまとう短めの茶色いマントの中に薄く白い鎧を着て青い長ズボンをはき、
 両手にはそれぞれの手に、長い銀の柄の上、前の方に上下の長い刃が付き、後の方に鎌のような鉤が付き、上の方に縦に長い三角の槍の穂が付いたハルバードを一本ずつ持っている!!
 向こうはコスト3、こっちはコスト2のモンスターだ、コストの見せ合いが起きる!!
 僕はチャージゾーンのカードを右手で2枚前に出す、と同時に、ハインドさんもチャージゾーンから右手で3枚前に出してきた!!
 そして、僕はハインドさんに問いかける!!
 「コストに使うのはその3枚でいい?じゃ、表にするよ!!」
 「ええと、いいわ、表にしましょう!!」
 僕の質問に答えたハインドさんが右手で前に出したカードを表にしていく!!
 僕の方も前に出したカードを表にしないとな!!
 僕はそう考え、右手で前に出したカードを表にしていく!!
 まずは、僕が表にしたカード!!
 
名前:ライト・サンダー・ウィスプ・ボルト
種類:CM クリエイター
コスト:1 パワー:0

名前:試練の前の冷たき静けさ
種類:R リサイクル コスト:2
効果の発動タイミング:戦闘前
 
 続けて、ハインドさんが表にしたカード!!
 
名前:クレイズバード・バトルオーラ
種類:H ハンド コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前

名前:クレイズバード・援護!!
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前

名前:クレイズバード・ファイタルアタック!!
種類:S スマッシュ コスト:4
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:自分のモンスターゾーンにいる、
        カテゴリ:クレイズバードアーマーを持つ、
        モンスター3体を指定できた時
        相手のモンスター1体以上を指定できた時
効果:指定した自分のモンスターのパワーをこのターン1500上げる、
   指定した相手のモンスターがパワー1000以下だった時、
   指定した相手のモンスターをトラッシュに送る
カテゴリ1:クレイズバードアーマー カテゴリ2:一気にアタック!!
テキスト:みんな行くぞ!!
     狼藉者たちに一気に攻勢を仕掛けようとする!!
     すると・・・
 
 向こうが発動できるカードは1枚、
 こっちが発動出来るカードは0、
 もうモンスターゾーンが埋まってるから、ライト・サンダー・ウィスプ・ボルトは召喚できないしね!!
 ハインドさんが前に出したカードの1枚を右手に取りつつ宣言してきた!!
 「そっちが発動できるカードは0、こっちが発動出来るカードは1枚!!
  よって、私はクレイズバード・バトルオーラを手札に戻す!!」
 
名前:クレイズバード・バトルオーラ
種類:H ハンド コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
 
 そして、ハインドさんは右手に取ったカードを左手に移すと、続けて右手を前に出して
 「私はクレイズバードアーマー ゴーバルの効果を発動!!
  コンドルフィティーニをトラッシュに送る!!」
 そう言って宣言してきた!!
 
名前:クレイズバードアーマー ゴーバル
種類:M モンスター
コスト:3 パワー:2400
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:相手のモンスターゾーンの
        何のカードも置かれていない場所の数が
        自分のモンスターゾーンの
        何のカードも置かれていない場所より下の数だった時
        次の戦闘に参加する相手のモンスターがコスト3以下だった時
効果:次の戦闘に参加する相手のモンスターがパワー1800より上だった時
   次の戦闘のみスキップする
   次の戦闘に参加する相手のモンスターがパワー1800以下だった時
   次に戦闘を行う相手のモンスターをトラッシュに送る
 
 向こうの何のカードも置かれていない場所の数は2番の一つ、
 こっちは全ての場所にモンスターが置かれている!!
 さらに、コンドルフィティーニのパワーは1600でこっちも発動条件を満たしてる!!
 「さぁ、相殺は!?」
 僕が考えている間にもハインドさんはそう言って叫んできた!!
 僕はハインドさんを見据え、答える!!
 「相殺は、無い!!」
 実際、発動出来るカードが無いんだからしょうがない、
 ハインドさんは右手を一度下に降ろした後、再度右手を上げて宣言してきた!!
 「それなら1番戦闘!!行け!!クレイズバードアーマー ゴーバル!!
  ゴーバル・ゴーバル・ハルバード!!」
 
クレイズバードアーマー ゴーバル M コスト:3 パワー:2400

ダメージ

創造
 
 ゴーバルが両手のハルバードを左右に広げるように持って飛び、上空に飛ぶコンドルフィティーニの所に向かって行く!!
 対するコンドルフィティーニは、両翼を使い上空で強風をゴーバルに向かって起こし、ゴーバルが上に飛んでくるのを妨害し、ゴーバルはその強風を受け、上昇できなくなる!!
 だが、ゴーバルはいきなり右手の槍を少し上に放りながら逆手に持ち替え、肩の上で刃を前に向けた状態で斜め上に構えると、そのまま槍投げの要領で右手の槍をコンドルフィティーニの所へぶん投げた!!
 コンドルフィティーニはあわてて強風を起こすのをやめ、右の方に飛んで槍を避ける!!
 次の瞬間、強風が止まったことでゴーバルはコンドルフィティーニに向かって一気に上昇、左手の槍を両手で持ち、槍を前に出しつつ突進していき、両手の槍をコンドルフィティーニに突き出した!!
 ゴーバルが突き出した槍を、これも間一髪左に飛んで避けるコンドルフィティーニ、
 すると、コンドルフィティーニはここがチャンスだと言わんばかりに口のくちばしをゴーバルに向かって突き出し、ゴーバルの右手にくちばしを突き立てることに成功する!!
 右手にくちばしを突き立てられ、うめきながら左手に持った槍を振り回しつつ後ろにさがるゴーバル、
 と、ゴーバルが左手の槍を少し上に放りながら逆手に持ち替え、いきなり槍投げの要領で左手の槍をコンドルフィティーニの方に放り投げた!!
 コンドルフィティーニはゴーバルが投げた槍を余裕を持って左の方に避ける、と、いつの間にか斜め上前の方からゴーバルが両手に一本の槍を持って突進してきていた!!
 さっきの刹那、ゴーバルは槍を投げた次の瞬間、いきなり上に向かって飛び、天井に突き刺さっていた自身の槍を回収、そのままコンドルフィティーニの方に向かって行っていたのだ!!
 ゴーバルの斜め上からの突進突きを何とか左に飛んで避けるコンドルフィティーニ、だが、今度はくちばしを突き出したりはしない、距離が遠いのだ、
 先ほどの突進突きと違って、今度はゴーバルはコンドルフィティーニに近づきすぎず、槍が届くギリギリの間合いで踏みとどまっていた!!
 そして、ゴーバルはそのまま右手の槍を上下左右に振り回す!!何とか左右上下に飛んでこれを避けるコンドルフィティーニ!!
 と、突如、ゴーバルが下に向かって飛び、間髪入れずに下から昇ってきた!!その両手には、それぞれに一本ずつ槍が握られていた!!さっき放り投げた槍を回収したのか!!
 間髪入れず全速力で迫るゴーバル!!あわてて両翼でゴーバルに向かって風を起こそうとするコンドルフィティーニだが、風を起こそうとしたときにはすでにゴーバルの間合いの中に入れさせられてしまっていた!!
 強風を起こすべきか迷うコンドルフィティーニ、この一瞬の硬直の内にゴーバルが両手の槍を縦横無尽に振り回す!!
 さすがに傷ついた右手の動きは鈍いものの、それでもコンドルフィティーニは惑い、あわててゴーバルの槍の刃を避け続ける!!
 すると、コンドルフィティーニが攻撃の合間を縫い、いきなり両翼を大きく動かして強風を撃ちだす!!両腕で思わず顔を覆い風を防ぐゴーバル!!
 ゴーパルが両腕をのけた時にはコンドルフィティーニは遠くの方にいた、強風を起こした反動を利用して遠くに飛んだのだ!!
 だが、戦い続けたせいかコンドルフィティーニの動きは鈍い!!
 そう僕が思った次の瞬間、ゴーバルが両手の槍をそれぞれ少し上に放り投げた後、両手の槍を逆手に持ち替え、槍の刃の部分を前に出しつつ肩の上でそれぞれ水平に持ち、コンドルフィティーニに向かって槍投げの要領で2本同時に槍をぶん投げた!!
 さすがにコンドルフィティーニでも消耗した状態でこの槍は避けきれず、左右の翼に一本ずつ槍を受けてそのまま壁に張り付けにされるかっこうで壁にぶつかり、爆発して光に返った!!
 そう僕が思うと、ゴーバルが素手のまま僕の方に飛んできた!!
 そして、ゴーバルが僕の前で左手を振り上げると、僕の前に薄い光の壁が現れる!!
 ゴーバルはそのまま振り上げた左手を僕の前の薄い光の壁上部にぶつけて穴を開けると、
 もう一度左手を振り上げて開けた穴の左下あたりに左の拳をぶち込んで穴を開け、
 またも左手を振り上げ、薄い光の壁下部右側をぶん殴って穴をあけた!!
 すると、薄い光の壁のゴーバルが開けた穴から一瞬で薄い光の壁全体にひびが行きわたり、穴とひびの部分から薄い光の壁が崩壊、崩壊した部分から衝撃波をあたりにまき散らす!!
 この薄い光の壁が崩壊した時の衝撃波を受け、ゴーパルは後ろに飛びつつ後退、と、思ったら、いきなり左の方に旋回して飛びつつ、自身の槍が刺さったところまで飛んで行き、目の前に刺さった槍を両手でそれぞれ引っこ抜いて持ち、そのままハインドさんの方を向いてハインドさんの前まで飛んで戻っていった
 一方、僕の方はといえば、薄い光の壁が崩壊した時の衝撃波に両手を顔の前に、右足を後ろに出した防御姿勢で耐え、
 衝撃波が収まった後に一番左のライフカードを右手で取る、
 僕が引いたのはエンジェルナイツ セイントオーラ!!
 このカードがどう影響してくるか、
 僕は引いたばかりで右手に持つ、エンジェルナイツ セイントオーラのカードを左手の手札に加え、右手を前に出し宣言する!!
 「2番戦闘!!行け!!熱布の戦士 ヒーティングバッド!!
  ヒートキック!!」
 
ハインド

攻撃

熱布の戦士 ヒーティングバッド コスト0: パワー:100
 
 ヒーティングバッドがハインドさんの前まで走って行く!!
 すると、ハインドさんの前に薄い光の壁が現れた!!
 ヒーティングバッドはハインドさんの前の薄い光の壁に向かって右手の剣を右から左に振りぬき斬り裂く!!
 そして、ハインドさんの前の薄い光の壁が斬り裂かれた時に衝撃波を発生して、ヒーティングバッドが吹っ飛ばされた!!
 今度は僕が受け止めて見せる!!
 僕はそう考え、僕の顔の前に両手を出して腰を落とし、ヒーティングバッドを待ち構える!!
 チッ!!
 そんな音を立て、僕の左手の一指し指の上のあたりをヒーティングバッドはかすって通り過ぎ、そのまま僕の頭上も越えて、
 「ベッ!!」
 あっ・・・
 後ろから聞こえたのはまたもチェリーブロッサムの声
 「あーはっはっはっ!!」
 そして、ハインドさんが右手の人差し指を僕の後ろに向けて笑う、
 僕がおそるおそる右の方から後ろの方を振り向くと、
 確かに、チェリーブロッサムの顔にヒーティングバッドがぶつかっていた、
 「うぅうううう・・・」
 チェリーブロッサムのそんなうめき声が聞こえ、
 チェリーブロッサムは顔に張り付いたヒーティングバッドを右手で持ち、僕の方に放り投げてきた!!
 僕は慌ててヒーティングバッドを受け止める!!
 「おっと!!」
 そんな声を上げ、僕はヒーティングバッドを受け止めると、そのまま前の方を向いて僕の前、左側に置く、
 「ちょっと!!」
 いきなり後ろから聞こえた声はチェリーブロッサムの物、
 僕はまたもおそるおそる右の方から後ろを振り向くと、
 チェリーブロッサムは目じりを吊り上げ、歯を食いしばり、両手を胸横に構えて震わせながら怒って、そのまま口を開き、
 「受けとめるならちゃんと受け止めなさい!!」
 と、言って怒る!!
 この怒りの声を聞き、僕は目じりを下げて愛想笑いなどしつつ頭を下げ、
 「ご、ごめんなさ~い」
 と謝った、
 すると、チェリーブロッサムは目じりを吊り上げて起こった様子のまま、再度口を開き、
 「ちゃんとしてよね!!本当に!!」
 「は~い」
 僕はチェリーブロッサムの言葉に軽く返事を返すと、
 そのまま左の方から振り返ってハインドさんと向き合い、右手を前に出して宣言する!!
 「それじゃ行きますよ!!3番戦闘!!行け!!要塞クリスタルクラウドフォートレスの音の出る壁!!
  ウォール・シルバー・スタンプ!!」
 
グレイズバードアーマー バリバー M コスト:1 パワー:800

VS

要塞クリスタルクラウドフォートレスの音の出る壁 コスト2: パワー:1600
 
 バリバーが空を飛び、音の出る壁に向かって空中から近づいていき、その両手のナイフを振りかざし、音の出る壁に叩きつけた!!
 が、全く効いていない、バリバーが再び上に飛ぶ、
 すると、音の出る壁からいきなり歌が聞こえてきた
 ラララ~
 歌を聞いたバリバーはいきり立って音の出る壁の方に飛んで行ってその両手のナイフを何度もたたきつける!!
 しかし、効かない、全く効かない!!
 またもバリバーは空に飛ぶ、すると、またも音の出る壁から、
 ララララ~
 と歌が聞こえてきた!!
 今度もいきり立たったバリバー、続けて思い切り上空に飛んでそのまま急降下し、急降下の勢いを利用して
 そのナイフを音の出る壁に叩きつけた!!
 だが、しかし、音の出る壁は傷一つついていない!!
 バリバーはそのままいきり立って何度もナイフを叩きつける!!
 が、が、効いていない!!全く効いていない!!
 バリバーはそれでもどうにかしたいのか、
 しまいには銀の部分にナイフを突き立てつつナイフを逆手に持ち替えてそのまま突っついたりとか、
 上や左下や右下にはまった宝玉をナイフでほじくり出そうとしたり、
 思い切り両手のナイフを叩き突けたりするが効果無し
 ラララララ~
 ついにはいきなり音の出る壁からさらに歌が聞こえてきた!!
 歌を聞いたバリバーは大きく息をつきつつ肩を上下させて疲れた様子を見せ、
 そのまま回れ右してとぼとぼと歩いてこの場を去って行った!!
 ええっと、これでいいんだよな、じゃあ、とりあえず、
 僕は大声で宣言する!!
 「ターンエンド!!」
 僕が宣言すると、去って行ったバリガーを見ていたハインドさんも、
 ハッと気が付いたように慌てて僕の方を見て、
 「ターンエンド!!」
 と言って、宣言し返して来た!!
 これで5ターン目は終了、段々僕の方に戦況が傾いてきた気がするけど、
 このまま良い状況を維持できるだろうか、僕は!?
 
ハインド
デッキ:30枚 手札:3枚 ライフカード:3枚
チャージゾーン:2枚 トラッシュ:6枚
モンスターゾーン
クレイズバードアーマー ゴーバル M コスト:3 パワー:2400

VS

創造
デッキ:30枚 手札:4枚 ライフカード:1枚
チャージゾーン:3枚 トラッシュ:4枚
モンスターゾーン
無し
熱布の戦士 ヒーティングバッド コスト0: パワー:100
要塞クリスタルクラウドフォートレスの音の出る壁 コスト2: パワー:1600
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 6ターン目!!このまま一気に、行く!!
 まず僕とハインドさんは右手でチャージゾーンの表側表示のカードを裏に返しつつ宣言する!!
 「リチャージ!!」
 「リチャージ!!」
 続けて、僕とハインドさんはお互いに右手で山札の1番上のカードを引きつつ宣言!!
 「ドロー!!」
 「ドロー!!」
 僕の引いたカードは熱板の戦士 ホットストレート!!
 とりあえず、1番に召喚、このまま突き進む!!
 僕はそう考え、右手に持つ熱板の戦士 ホットストレートのカードをそのまま1番に裏側に置き、改めて左手の手札を見る、
 今の手札ならエンジェルナイツ セイントオーラを置いておくのがいいだろう、
 僕はそう考え、左手の手札からエンジェルナイツ セイントオーラのカードを引き、チャージゾーンに裏側で置くと、
 「セット!!」
 「セット!!」
 と宣言する、すると、ハインドさんも同時に宣言してきた!!
 ハインドさんの光の板を見ると、確かに2番とチャージゾーンに裏側でカードが追加されている!!
 僕がハインドさんの光の板を見て確認すると同時に、ハインドさんの方も僕の光の板の方を見て僕の1番とチャージゾーンに裏側でカードが追加されているか確認してきていた!!
 そして、僕はハインドさんの光の板を見て確認し終え、右手で1番に裏側で置いたカードを持つ、
 すると、ハインドさんも同時に右手で自身で2番に裏側で置いたカードを持った!!
 僕はハインドさんが右手にカードを持ったのを見て、僕自身で右手に持つカードを表に返しつつ宣言し、
 ハインドさんの方も右手に持ったカードを表に返しつつ宣言してきた!!
 「オープン!!」
 「オープン!!」
 「召喚!!熱板の戦士 ホットストレート!!」
 「現れろ!!クレイズバードアーマー ハウゼー!!」
 
名前:熱板の戦士 ホットストレート
種類:M モンスター
コスト:2 パワー:1500
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次に戦闘をおこなう相手モンスターが
        発動タイミング:戦闘前を持っている時
        次に戦闘をおこなうのがこのカードだった時 
効果:次の戦闘が行われるまで、
   次の戦闘に参加する相手モンスターのパワーを500下げる
   チャージゾーンにカテゴリ:エンジェルナイツを持つカードが
   表側表示で存在していた時、
   次の戦闘に参加する相手のモンスターのパワーをさらに200下げる
カテゴリ1:エンジェルナイツ カテゴリ2:熱く守れ!!
テキスト:肩の熱の盾が唸りを上げ、彼は突っ込んでいった!!

名前:クレイズバードアーマー ハウゼー
種類:M モンスター
コスト:3 パワー:2200
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘に参加する相手のモンスターがコスト3以下だった時
効果:次の戦闘のみスキップする
カテゴリ1:クレイズバードアーマー カテゴリ2:飛打者
テキスト:そこにいたのか!!
      狼藉者たちの一人を指し、叫ぶ!!
 
 僕の前に右肩に大きく平べったい盾を装備した戦士が現れる!!
 全身を包む白い鎧、
 右肩の大きな盾は上の方がとがっていて、下の方が丸みを帯びている!!
 ハインドさんの前、ゴーバルの左側に黄色いくちばしの付いた鳥を模した兜をかぶった戦士が現れる!!
 兜は黄色いくちばしに白い中央部、左右に小さく茶色い羽にくちばしの上の左右に黒く丸い目の付き、さながら鳥の頭を模して造られていて、
 少し大柄のその体の背中には薄茶色の翼が生え、身にまとった短めのマントの下には白い鎧が垣間見え、
 濃い黄色の色をした長ズボンをはき、その両手にはそれぞれ棒の上の方の端に付いた鎖のさらにその先に鉄球の付いた鎖鉄球を持っていた!!
 こっちがコスト2のモンスターであっちがコスト3のモンスター、コストの見せ合いだ!!
 僕は素早く右手でチャージゾーンのカードを右手で2枚前に出し
 ハインドさんも右手でチャージゾーンから3枚のカードを前に出してきた!!
 そして、ハインドさんが僕に向かって話しかけてきた!!
 「それでいい?じゃ、表にするわよ」
 「わかりました、表にしましょう!!」
 僕とハインドさんはそうやってやりとりをかわすと、
 それぞれ前に出したカードを右手で表にする!!
 まずは、僕が表にしたカード!!
 
名前:ライト・サンダー・ウィスプ・ボルト
種類:CM クリエイター
コスト:1 パワー:0

名前:白木の盾
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
 
 続けて、ハインドさんが表にしたカード!!
 
名前:クレイズバードアーマー クティエ
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:1100

名前:クレイズバード・援護!!
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前

名前:クレイズバード・ファイタルアタック!!
種類:S スマッシュ コスト:4
効果の発動タイミング:戦闘前
 
 向こうもこっちも発動できるカードは無し!!
 僕の方にはクリエイターが、ハインドさんの方にはモンスターがいるけど、
 僕の方はモンスターゾーンが埋まっているから召喚できないし、
 ハインドさんの方はチャージゾーンのカードが全て表になっていて支払えるコストが無い!!
 さて、このまま1番戦闘に突き進ませるわけにはいかない!!
 クレイズバードアーマー ゴーバルのパワーが熱板の戦士 ホットストレートのパワーを上回っていて、このままだと1番戦闘に負けてしまう!!
 僕はチャージゾーンのカードを1枚右手で表にしつつ宣言する!!
 「僕はエンジェルナイツ セイントディエイトの効果を発動!!
  熱板の戦士 ホットストレートのパワーを1600上げる!!」
 
名前:エンジェルナイツ セイントディエイト
種類:R リサイクル コスト:2
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:自分のモンスターが次の戦闘に参加する時
効果:次に戦闘を行う自分のモンスターのパワーを
   次の戦闘が行われるまで1000上げる
   次に戦闘を行う自分のモンスターがカテゴリ:エンジェルナイツだった時
   さらに次の戦闘が行われるまでパワー600上げる
 
 さぁ!!これで一気にパワーが逆転するはず!!
 このエンジェルナイツ セイントディエイトが相殺されても、
 試練の前の冷たき静けさとエンジェルナイツ セイントオーラがあるし、
 そもそも、コスト用にカード残しといてもこのターンは使わないしね、
 熱板の戦士 ホットストレートの効果だけじゃ届かないし・・・
 さて、あっちからは・・・動き無し!?
 このまま行っていいのか?
 「どうしたの?コストは?」
 いきなりハインドさんがそう言って質問を投げかけてきた!!
 どうやら、エンジェルナイツ セイントディエイトはこのまま発動していいようだ、
 僕は右手でチャージゾーンのカードを2枚表にしつつ宣言する!!
 「僕はエンジェルナイツ セイントディエイトのコストに、
  エンジェルナイツ セイントオーラと試練の前の冷たき静けさを指定!!」
 
名前:エンジェルナイツ セイントオーラ
種類:R リサイクル コスト:1
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:自分のモンスターが次の戦闘に参加する時
効果:次に戦闘を行う自分のモンスターのパワーを
   次の戦闘が行われるまで800上げる
   次に戦闘を行う自分のモンスターがカテゴリ:エンジェルナイツだった時
   さらに次の戦闘が行われるまでパワーを300上げる
カテゴリ1:エンジェルナイツ カテゴリ2:スピリット
テキスト:輝け!!輝け!!輝け!!
     戦士たちの輝きが、その力を増していく!!

名前:試練の前の冷たき静けさ
種類:R リサイクル コスト:2
効果の発動タイミング:戦闘前
 
 と、突如、ハインドさんが右手を前に出して宣言してきた!!
 「私はクレイズバードアーマー ゴーバルの効果を発動!!
  1番戦闘をスキップする!!」
 おっと、そうはさせない!!
 僕の方も右手を前に出しつつ宣言する!!
 「僕は熱板の戦士 ホットストレートの効果を発動!!
  クレイズバードアーマー ゴーバルの効果を相殺!!
  さぁ、他に発動するカードは!?」
 「無いわ」
 僕がした宣言ついでの質問に、ハインドさんが答えたのを僕は聞き、
 僕は右手を前に出したまま続けて宣言する!!
 「1番戦闘!!行け!!熱板の戦士 ホットストレート!!
  セイントヒートプレッシャータックル」
 
クレイズバードアーマー ゴーバル M コスト:3
パワー:2400

VS

熱板の戦士 ホットストレート M コスト:2
パワー:1500+1600 パワー合計:3100
 
 ゴーバルがその両手の槍を上に2本とも振りかざし、上の方からホットストレートに向かって飛んできた!!
 ホットストレートは警戒し、右肩の盾を前に出す、
 すると、ゴーバルがその両手の槍を振り回してくる!!
 右に、左に、外側に、内側に、上に、下に!!
 だが、ホットストレートはその槍の攻撃を全て右肩の盾で受け切った!!
 続けて、ゴーバルが槍を振り切った隙にホットストレートが右肩の盾を前に出しつつ突進する、が、ゴーバルはそのまま上空に逃げ、さらに、ホットストレートを飛び越してホットストレートの後ろに着地した!!
 ホットストレートの後ろに着地したゴーバルは振り向きざまに両手の槍を前に構え突進する!!
 対するホットストレートも右側から後ろに振り返り、右肩の盾を前に出してゴーバルに向かって突進していく!!
 さっきは地上と空中だったが、今度は地上でぶつかる両者!!
 拮抗してお互いに先にすすめなくなる両者!!勢いは、互角!?
 いや、違う、徐々にゴーバルの槍が右にずれている!?ホットストレートが右肩の盾の角度を変えて槍を受け流しているんだ!!
 そのままゴーバルの槍は右に受け流され、ゴーバルはホットストレートが右肩の盾をくらい吹き飛ぶ!!
 しかし、ゴーバルはあきらめない!!両の翼を動かして空中でバランスを取ると、両手の槍を少し上に放り投げて両手の槍を逆手に持ちかえた!!
 ゴーバルは槍を逆手に持つと遠くの方に飛ぶ!!そして、遠くの方から一直線にホットストレートに向かって飛んできた!!
 と思ったら、いきなり両手の槍二本を飛行の勢いを乗せて思い切りぶん投げた!!
 ホットストレートは右肩の盾を前に出して防御姿勢をとる!!槍の一本を弾くホットストレートの右肩の盾!!
 が、
 バキッ!!
 そんな大きな音を立ててホットストレートの右肩の盾がゴーバルのもう一本の槍に貫通される!!
 顔を大きく上げてうめくホットストレート!!
 ゴーバルは槍を投げた勢いのままホットストレートに弾かれた槍の方に飛んで行って、宙に飛んでいた槍を右手に持って回収、
 続けて、またも遠くの方に飛んで行き、今度は両手に槍を持ちかえ、思い切り前に槍を出してホットストレートに向かって飛んで行く!!
 このまま2本目の槍がホットストレートの盾を貫通するのか!?
 と思ったら、ホットストレートがその右肩の盾をを上に上げた!!ホットストレートの上から光が降り注ぎ、ホットストレートは右肩の盾に光のオーラをまとった!!
 右肩の盾に光のオーラをまとったホットストレートがゴーバルに向かって走り出す!!ゴーバルと突進で真正面からぶつかる気だ!!
 ホットストレートとゴーバルがぶつかる!!今度は・・・ゴーバルの槍をホットストレートの盾が弾き飛ばした!!
 上の方、天井に突き刺さるゴーバルの槍!!ゴーバルは急いで上に飛んで回収に向おうとする!!
 ガッ!!
 しかし、そんな大きな音を立てて、ゴーバルは上に上昇できなくなる!!いつの間にかゴーバルの右足はホットストレートの右手に囚われていた!!
 ゴーバルは下の方を見てホットストレートの右手に右足を掴まれているのを見ると、慌てて右足を振ってホットストレートの右手から逃れようとする、が、ホットストレートはその右手を離さない!!
 ホットストレートはゴーバルの右足を握った左手をそのまま振り回してゴーバルを地面にたたきつけた!!
 ビターン!!ビターン!!ビターン!!
 大きな音を立てていきなり地面に3回ほどたたきつけられたゴーバルは動かなくなる!!
 ホットストレートはそのまま左手で右肩の盾に刺さったゴーバルの槍を抜くと、左手に持つ槍をポイッと放り投げ、
 続けて、右手に持つゴーバルを地面に置くと、そのまま小ジャンプしてゴーバルの上から右肩の盾をゴーバルに向かって叩きつけてゴーバルを真っ体らにして、ゴーバルを爆発させて光に返した!!
 さぁ、これで1番戦闘は終わったが、2番戦闘は僕には打つ手がない!!
 僕が押し黙っていると、ハインドさんが僕の方を見て、
 「発動させるカードが無いなら先にいくわ!!」
 と、言い放ち、続けて右手を前に出して宣言して来た!!
 「2番戦闘!!行け!!クレイズバードアーマー ハウゼー!!
  ハウゼー・スカッシュ!!」
 
クレイズバードアーマー ハウゼー M コスト:3 パワー:2200

VS

熱布の戦士 ヒーティングバッド コスト0: パワー:100
 
 ハウゼーが両手のそれぞれ持つの鉄球を振り回してヒーティングバッドの方に飛んで行き、ヒーティングバッドに向かって右手の鉄球を振り下ろした!!
 ヒーティングバッドが慌てるように右に跳ぶ!!
 ズドン!!
 大きな音を立て、床にめり込む鉄球!!だが、ヒーティングバッドは間一髪当たらなかった!!
 その後もヒーティングバッドは跳び、ハウゼーはヒーティングバッドを追うように両手の鉄球をそれぞれ振り回し、叩きつける!!
 ズドン!!ズドン!!ズドン!!
 床に鉄球が打ち込まれるたびに大きな音がなる!!
 だが、ハウゼーの鉄球は今だにヒーティングバッドに一発も当っていない!!
 必至に跳んで逃げるヒーティングバッド!!追うハウゼー!!
 と、いきなりハウゼーが飛ぶスピードを上げてヒーティングバッドの前に先回りした!!
 進路を防がれるヒーティングバッド、が、ヒーティングバッドは右手の剣を突きだしつつハウゼーの方に向かって行く!!
 ガキン!!
 が、ヒーティングバッドの剣はハウゼーが右手に持って引き延ばされた左手の鉄球の鎖に受け止められていた!!
 そのままヒーティングバッドの剣を弾き返すハウゼー、ついでとばかりにさらにすごいスピードで右手の鉄球を振り回す!!
 慌てたように跳んで逃げるヒーティングバッド!!
 だが、ハウゼーは続けて右手で持っていた左手の鉄球の鎖を右手から離して一気に左手の鎖も振り回した!!
 ズドン!! ズドン!!ズドン!!ズドン!!
 ヒーティングバッドに避けられた左手の鉄球が床にめり込んだ後、さらに振り回された両手の鉄球が幾度も鉄球が床にめり込む!!鉄球を避け、必死に跳んで逃げるヒーティングバッド!!
 だが、スタミナが切れたのか、ヒーティングバッドの徐々に動きが鈍っていく!!そう思った次の瞬間、
 ズガン!!
 そんな大きな音をたてて上からヒーティングバッドの頭上からハウゼーの鉄球が叩き込まれた!!
 ヒーティングバッドは頭に鉄球を乗せて目を回して前のめりに倒れて爆発!!光に返った!!
 ヒーティングバッド・・・だが、悔やんでる暇はない!!
 僕は右手を前に出して宣言する!!
 「3番戦闘!!行け!!要塞クリスタルクラウドフォートレスの音の出る壁!!
  ウォール・シルバー・スタンプ!!」
 
ハインド

攻撃

要塞クリスタルクラウドフォートレスの音の出る壁 コスト2: パワー:1600
 
 いきなり音の出る壁から声が聞こえてきた!!
 ラララ~
 すると、音の出る壁から声が聞こえて次の瞬間、ハインドさんの前に薄い光の壁が出現した!!
 薄い光の壁は声が浴びせかけられると同時に徐々にひびが入って行き、
 ひびが全体に行きわたると同時に薄い光の壁は崩壊、周りに衝撃波をまき散らす!!
 ハインドさんはこの薄い光の壁が壊れた時に出た衝撃波を右手を顔の前に出した防御姿勢で耐え、
 衝撃波が収まった後、右手で僕から見た真ん中のライフカードを取って、ライフカードの中を見つつライフカードを左手に加え、
 続けて左手の手札から別のカードを2枚右手で引いて僕に見せ、宣言してきた!!
 「私はクレイズバード・エマージェンシーの効果を発動!!
  手札のクレイズバードアーマー スラッスを1番に、
  チャージゾーンのクレイズバードアーマー クテイエを3番に召喚し、
  要塞クリスタルクラウドフォートレスの音の出る壁をチャージゾーンに移動させ、
  熱板の戦士 ホットストレートをトラッシュに送る!!」
 
名前:クレイズバード・エマージェンシー
種類:H ハンド コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘後
効果の発動条件:相手のモンスターとの戦闘によって
        自分のライフカードを手札に加えた時
        自分の手札とチャージゾーンに表側表示で存在している
        コスト1以下の
        カテゴリ:クレイズバードアーマーを持っているモンスター
        をそれぞれ自分の手札とチャージゾーンから、
        1体ずつ指定できた時
        この戦闘を行った相手のモンスターがコスト2以下だった時
        カテゴリ:クレイズバードアーマーを持っている
        自分のモンスターが
        戦闘で相手モンスターに勝利・引き分け・敗北していて
        戦闘を行った相手のモンスターのパワーが
        戦闘を行った自分のモンスターの
        カードに書かれたパワー以下だった
        場所を1つ指定できた時
        発動条件で指定した場所以外に相手のモンスターゾーンに
        何のカードも置かれていない場所が存在する時
効果:指定したモンスター2体をコスト0扱いで
   何のカードも置かれていない場所に召喚する
   今戦闘を行った場所にいる相手のモンスターを
   発動条件で指定した場所以外の
   相手の何のカードも置かれていない場所一つを指定して、
   そこに移動させる
   発動条件で指定した場所にいる相手のモンスターを
   相手のトラッシュに送る
   このカードが発動した次のターン、自分は
   次のターンにチャージゾーンに置いたカードをコスト以外で発動できず、
   コストで表にした場合の召喚等も行うことができない
カテゴリ1:クレイズバードアーマー カテゴリ2:大丈夫ですか!!
テキスト:空から飛んできた者が持ってきた物には、
     確かに指定していた者の名が記されていた!!

名前:クレイズバードアーマー スラッス
種類:M モンスター
コスト:0 パワー:200
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:このモンスターが次の戦闘に参加する時
        効果の発動タイミング:戦闘前を持っていた時
効果:次の戦闘に参加する相手のモンスターが
   パワーが0より上でコスト0だった時
   次の戦闘のみスキップする
   次の戦闘に参加する相手のモンスターが
   パワーが0より上でコストが0より上だった時
   このモンスターをトラッシュに送る
   次の戦闘に参加する相手のモンスターがパワー0以下だった時
   次に戦闘を行う相手のモンスターをトラッシュに送る
カテゴリ1:クレイズバードアーマー カテゴリ2:見習い
テキスト:コロッ
     相手の親玉を見て思わず仮死状態に!!
     そんな特技どこで覚えてきやがった!!
 
 え、嘘!?
 僕がそう思った瞬間、僕の上の方に背に翼持つ二つの影が飛んできた!!
 一方の方は、背に持つは薄茶色の翼、頭には茶色い毛皮に白いくちばしの付いた兜をかぶり、
 白くて薄い鎧を着て、鎧の上に短めの茶色いマントをはおり、こげ茶色の長ズボンと同じ色の靴を履き、
 両手にはそれぞれ丸い棒を短めで小さい円柱の中央に通したような槌を持っている!!
 もう一方は、背に持つは薄茶色の翼、頭には白い毛皮に黄色いくちばしに左右に小さな羽の付いた兜をかぶり、
 その身に茶色い短めのマントをまとい、その下に白くて薄い鎧を着て、濃い黄色の長ズボンと同じ色の靴をはき、
 両手にはそれぞれ、トゲトゲの付いた丸い物体に持ち手の付いた棍棒を持っていた!!
 と、いきなりクテイエが飛行の勢いそのままに右手の槌を、
 もう一方も同じく飛行の勢いのまま左手の棍棒を投げた!!
 棍棒の方は要塞クリスタルクラウドフォートレスの音の出る壁に当たって音の出る壁は左の方に移動し、
 槌の方は上の方に刺さったままだったゴーバルの槍に当たって落ち、その後、下の方にいたホットストレートの後頭部にぶち当たった!!
 ホットストレートは槌の当たり所が悪かったのか、そのままぐたりと倒れる、次の瞬間、
 グサリ!!
 大きな音を立ててホットストレートの胴をゴーバルの槍が貫いた!!
 さっき槌が当たった時に衝撃で天井から抜け、ホットストレートの方に落ちて行っていたのだ!!
 槍に胴を貫かれたホットストレートは爆発し、光に返った!!
 くそう、あんなハンドカードを持っていたなんて!!
 「ターンエンド」
 僕が悔しがる中でハインドさんがいきなり宣言してきた!!
 ハインドさんの宣言を聞き、僕もハインドさんに向かって宣言を返す!!
 「ターンエンド!!」
 とにかく、これで6ターン目は終了だ、
 次のターン、一体どうなるだろうか・・・
 
ハインド
デッキ:29枚 手札:1枚 ライフカード:2枚
チャージゾーン:3枚 トラッシュ:7枚
モンスターゾーン
クレイズバードアーマー スラッス M コスト:0 パワー:200
クレイズバードアーマー ハウゼー M コスト:3 パワー:2200
クレイズバードアーマー クテイエ M コスト:1 パワー:900

VS

創造
デッキ:29枚 手札:3枚 ライフカード:1枚
チャージゾーン:6枚 トラッシュ:6枚
モンスターゾーン
無し

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 7ターン目、ここから、僕はどうなるのか!?
 僕とハインドさんは右手でチャージゾーンの表側表示のカードをそれぞれ裏にしつつ宣言する!!
 「リチャージ!!」
 「リチャージ!!」
 続けて、僕とハインドさんはお互いに右手で山札の1番上のカードを引きつつ宣言する!!
 「ドロー!!」
 「ドロー!!」
 僕が引いたカードはビーフシチュー&ビーフライス!!
 このカードがあれば、山札から新しくカードを引ける!!
 僕は左手の手札から右手で2枚のカードを引いて、ハインドさんに見せつつ宣言する!!
 「僕はビーフステーキセットの効果を発動!!
  手札からビーフシチュー&ビーフライスをトラッシュに送り、山札から3枚のカードを引く!!」
 
名前:ビーフステーキセット
種類:H ハンド コスト:0
効果の発動タイミング:ドロー後
効果の発動条件:自分の手札にカテゴリ:ビーフを持つカード
        もしくは名前にビーフが入るカードが
        このカード以外に1枚以上存在し、
        さらに自分の手札にあるカテゴリ:ビーフを持つこのカード以外の
        カードを1枚、相手に見せる
        自分の山札が3枚以上ある時
効果:自分の手札のカテゴリ:ビーフを持つカード
   もしくは名前にビーフが入るカード1枚をトラッシュに送って
   自分の山札から3枚のカードを引いて手札にする
カテゴリ1:ビーフ カテゴリ2:ステーキ
テキスト:レアに焼かれた肉汁滴る牛肉に
     ライスとスープとベジタブルミックスが付いたセット

名前:ビーフシチュー&ビーフライス
種類:H ハンド コスト:0
効果の発動タイミング:ドロー後
効果の発動条件:自分のチャージゾーンにカテゴリ:ビーフを持つカード
        もしくは名前にビーフが入るカードが
        このカード以外に1枚以上存在し、
        カテゴリ:ビーフを持つカードが裏側なら1枚表にして
        相手にカードを確認させ、裏側に戻す
        自分の山札が3枚以上ある時
効果:自分のチャージゾーンに存在するカテゴリ:ビーフを持つカード
   もしくは名前にビーフが入るカードを1枚トラッシュに送る
   自分の山札から3枚のカードを引いて手札にする
カテゴリ1:シチュー カテゴリ2:ライス
テキスト:牛肉が上に乗ったライスと牛肉のシチューとサラダのセット
     煮込まれたシチューに牛肉がごろりと入っており、
      大きな椀に入れられたライスの上には牛肉と玉ねぎの炒め物が乗っている
 
 僕の前にいきなり赤い牛肉が現れた!!
 現れた赤い牛肉は突如、包丁の刃が入って大きな切り身に切られた後、いきなりフライパンが現れ、その中に牛肉が放りこまれる!!
 さらに、牛肉が放りこまれたフライパンの下にいきなり火が付き、
 牛肉がお肉の匂いを立たせつつ茶色く焼かれていく!!
 い、いかん、お腹が減って・・・
 い、いや、気をしっかり持て!!
 茶色く焼かれたお肉の上に塩と胡椒がさらさらと降りかけられ、
 そして、フライパンの前に楕円の黒い鉄皿が現れた!!
 楕円の黒い鉄皿は下に同じように楕円だが少し大きめの分厚い木の板が付いている、
 と、その黒い楕皿の上に焼かれた牛肉が置かれ、
 焼かれた牛肉の奥左側にコーン、小さく角切りされた人参、グリーンピースが混ぜられた物が降ってきて、
 焼かれた牛肉の奥右側には、白く、トゲトゲの円柱状で中に薄い茶色のソースの入ったの白い器が降ってきて、
 黒い鉄皿の左手前には、濃いどろりとした茶色いシチューをたたえた白い皿が出現し、濃いどろりとした茶色いシチューの中には、角切りで煮込まれた牛肉、
 同じく角切りで煮込まれた人参、まるごと入れられたジャガイモ、薄切りにされた玉ねぎが入った物が入っており、
 続けて、黒い鉄皿の右手前に現れた白い皿には、白い皿の上に薄く盛られたたかれた白いご飯があり、さらにそのご飯の上に薄切りの牛肉と薄切りの玉ねぎが香ばしく焼かれたものが乗せられた!!
 と、いきなり肉を焼き終えたフライパンが消えたと思ったら、代わりとばかりに銀のナイフと銀のフォークと銀のスプーンが黒い鉄皿の手前に持ち手を左側にして現れて、
 銀のナイフと銀のフォークが突如宙に浮かぶと、フォークが黒い鉄皿の上の牛肉の左端に、
 ダンッ!!
 と差され、
 銀のフォークが刺された場所の少し右をナイフが切り、
 銀のフォークが刺さった牛肉の部分が銀のフォークと共に宙に浮かぶ、
 外側は茶色いが中は赤い、レアの焼き加減、
 すると、銀のフォークが僕の方に飛んできて牛肉を僕の口の中に放り込んだ!!
 牛のうまみが噛むほどに口の中に広がる!!
 等と考えている間に牛肉達は消えてしまった!!
 「そんな手に懐柔されないからな!!」
 いきなり右手と右人差し指を突出し叫んだのはハインドさん!!
 「だが、どうしても言うのなら後でステーキセットをおごらせてやらなくもない!!」
 「おごんないよ!!というか、子供におごらせるってどうなのよ!!」
 僕は思わず声に出して叫んでしまった、
 「ダメですよそんなの!!」
 今度は背後からの声、この声はチェリーブロッサム!!僕が若干、嫌な予感がしつつも左の方から後ろを振り向くと、
 チェリーブロッサムが大きく口を開き、
 「ステーキセットをおごってもらうのはわたしです!!」
 と、叫んできた!!
 色気より食い気かこの女ども!!
 ぐぅぅ~
 あ、いかん、お腹すいてきてお腹のなる音が、
 ぐぅぅ~、ぐぅぅ~
 ・・・前後からも同じような音が聞こえてきた、おそらく、ハインドさんとぐぅぅ~
 ・・・チェリーブロッサムの方からだ、
 僕は前の方に向き直りつつ叫ぶ!!
 「とにかく!!カードバトルを先に進めるよ!!
  僕はビーフステーキセットの効果で山札からカードを3枚引く!!」
 「はあ~い」
 「ちっ、さっさと進めなさい!!」
 チェリーブロッサムのやる気ない返事とハインドさんの急かす声を聞き、僕は山札の上から3枚を右手で引く!!
 僕が引いたのは大鳥 デクルマイアー、バックステップ&フロントステップ、追加連撃超烈風!!
 よし、これなら!!
 僕は引いた3枚を一度左手の手札に加え、
 続けて、左手の手札から1枚のカードを右手で引いて、チャージゾーンに裏側で置き、
 さらに、左手の手札からもう1枚、右手でカードを引いて、
 「セット!!」
 いきなりハインドさんの方から宣言が聞こえてきた!!
 ハインドさんの方を見ると、確かにハインドさんの光の板の予の場所とチャージゾーンにカードが裏側で追加されていた!!
 僕はハインドさんの光の板の方を見て確認すると、改めて右手で左手の手札からカードを1枚引くと、チャージゾーンに裏側で置き、
 「セット!!」
 と宣言する!!
 ハインドさんが僕の光の板の方を見て、僕の1番とチャージゾーンにカードが1枚ずつ、裏側で追加されているかを見て確認している、
 僕はハインドさんが僕の光の板の方を確認している間に、1番に裏側で置いたカードを右手で持つ、
 すると、ハインドさんの方も、僕の光の板の1番とチャージゾーンに1枚ずつ裏側でカードを追加されているのか確認し終えたのか、
 予の場所に自身で裏側で置いたカードを右手で持ち、表に返しつつ宣言してきた!!
 そして、僕の方も、ハインドさんが右手に持ったカードを表に返すのを見て、僕自身が右手に持つカードを表に返しつつ宣言する
 「オープン!!」
 「オープン!!」
 「設置!!守りの荒野!!守らせてもらうわ!!クァ・ワイルドネス ガードナーウェスト!!」
 「召喚!!巨大なる白き空の猛者!!その翼で雄々しく飛び立て!!大鳥 デクルマイアー!!」
 
名前:クァ・ワイルドネス ガードナーウェスト
種類:I インヴォーク
コスト:3 パワー:-2300
維持コスト支払いタイミング:リチャージ直後
戦闘直前効果・削り守り
       発動条件:このインヴォークが置かれている場所で戦闘が行われる直前
            このインヴォークが置かれている場所に
            戦闘を行えるカードがなかった時
            相手のモンスターが次の戦闘に参加する時
            自分のライフカードが1枚以上存在する時
            このターンに、このカードとこのカードと同名のカードの
            戦闘直前効果が発動していない時
            コスト:0
       発動後:このカードのあり方に変更なし
    この戦闘で自分はライフカードを手札に戻さなくていい
効果の発動タイミング:無し 効果の発動条件:無し 効果:無し
カテゴリ1:ワイルドネス カテゴリ2:ガードナー
テキスト:その荒野では様々な生物が擬態し、戦いの時を伺い、じっと待っている

名前:大鳥 デクルマイアー
種類:M モンスター
コスト:4 パワー:3900
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘にこのモンスターが参加する時
        次の戦闘に参加する相手モンスターのパワーが300以下だった時
効果:次の戦闘に参加する相手モンスターを相手のトラッシュに送る
カテゴリ1:鳥 カテゴリ2:巨大
テキスト:大きな翼で空を飛ぶ、白き鳥!!

 ハインドさんの前にいきなり荒野現れた!!
 広がる薄茶色の荒野、青空の元、細い草がちょこちょこ生えていて、
 一見するとなにもいないように見えるが、
 なぜだかそこかしこから気配がする・・・
 いきなり僕たちの方に大きな風が吹いてきて、風と共に遠くから大きな何かが飛んできた!!
 それは大きな白い鳥!!
 全身を覆う白い羽毛、短めの黄色いくちばしと鋭く相手をにらむ瞳を持ち、
 尾羽は外側の端にところどころ縦型の傷のついた大きな扇のように広がり、その足は白く、爪は鋼の色に輝いていた!!
 そして、大きく両翼を大きく広げると、そのまま大きく翼を叩きつけて風を起こした後、
 翼を羽ばたかせて降りてきて地上に止まり、翼を畳んだ!!
 向こうはコスト3のインヴォーク、こっちはコスト4のモンスターだ!!
 コストの見せ合いが起こる!!
 僕は素早くチャージゾーンのカードを右手で4枚前に出す!!
 と同時に、ハインドさんも前の方にチャージゾーンのカードを3枚、右手で出してきた!!
 そして、僕はハインドさんに話しかける!!
 「その3枚でいいですね、じゃあ、表にしますよ!!」
 「いいわ、表にしましょう!!」
 ハインドさんは僕の言葉を聞き、前に出したカードを右手で表にしていく!!
 ハインドさんが前に出したカードを表にしていくのを見た僕も、右手で前に出したカードを表にする!!
 まずは、僕が表にしたカード!!
 
名前:ライト・サンダー・ウィスプ・ボルト
種類:CM クリエイター
コスト:1 パワー:0

名前:要塞クリスタルクラウドフォートレスの音の出る壁
種類:M モンスター
コスト:2 パワー:1600

名前:白木の盾
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前

名前:エンジェルナイツ セイントディエイト
種類:R リサイクル コスト:2
効果の発動タイミング:戦闘前

 続けて、ハインドさんが表にしたカード!!

名前:クレイズバード・バトルオーラ
種類:H ハンド コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前

名前:クレイズバード・援護!!
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前

名前:クレイズバード・ファイタルアタック!!
種類:S スマッシュ コスト:4
効果の発動タイミング:戦闘前
 
 僕が発動できるのは2枚、ハインドさんが発動できるのは1枚、
 と言いたいところだが、
 ハインドさんのクレイズバード・バトルオーラはこのターンにチャージゾーンに置かれたカードで、前のターンに発動したクレイズバード・エマージェンシーの効果で手札に戻したりは出来なくなってる、
 よって、僕が発動できるのは2枚で、ハインドさんが発動できるのは0枚だ!!
 さらに、要塞クリスタルクラウドフォートレスの音の出る壁はコストが1減っているから・・・
 僕は前に出したカードのうち2枚を右手で2番と3番に1枚ずつ移動させ、
 チャージゾーンのカードを1枚表にしつつ宣言する!!
 「僕は要塞クリスタルクラウドフォートレスの音の出る壁を2番に召喚!!
  コストには白木の盾を指定!!
  さらに、ライト・サンダー・ウィスプ・ボルトを3番に召喚!!
  コストにはハインドさんのトラッシュにあるクレイズバード・唐突なる場所替えを指定!!」
 
名前:ライト・サンダー・ウィスプ・ボルト
種類:CM クリエイター
コスト:1 パワー:0
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次に戦闘をおこなうのがこのカードだった時
        このカードと戦闘する相手が以下の状態だった時
        ・パワー2000以下のモンスター
        ・パワー1000以下のクリエイター
        ・パワー1000以下のデストロイヤー
効果:次に戦闘をおこなう相手モンスター・クリエイター・デストロイヤー
   をトラッシュに送る
カテゴリ1:サンダー カテゴリ2:光体
テキスト:光の中を漂う光の塊、光の雷は確実に相手の命を奪う

名前:要塞クリスタルクラウドフォートレスの音の出る壁
種類:M モンスター
コスト:2 パワー:1600
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘にこのモンスターと相手のモンスターが参加する時
        自分のモンスターゾーンに
        カテゴリ:クリスタルクラウドフォートレスを持つ
        インヴォークカードが置かれていた時
効果:次の戦闘が行われるまでこのモンスターのパワーを300上げる
   次の戦闘が行われるまで次の戦闘に参加する
   相手のモンスターのパワーを300下げる
   パワーを上げた後、次の戦闘に参加する相手のモンスターのパワーが
   このモンスターのパワーより700以上、下回っていた時
   次の戦闘に参加する相手のモンスターを相手の手札に戻す
カテゴリ1:クリスタルクラウドフォートレス カテゴリ2:壁
テキスト:ラララ~通せません~
     その壁からいきなり音が聞こえてきた!!

名前:クレイズバード・唐突なる場所替え
種類:H ハンド コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前

名前:白木の盾
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
 
 僕の前、大鳥 デクルマイアーの左側に大きな水晶の壁が現れる!!
 水晶の壁には銀色の渦が施され、上に赤い宝玉が、左下に緑の宝玉が、右下に青の宝玉がはまっている!!
 さらに、僕の前、大鳥 デクルマイアーの右側に白い光球が現れる!!
 周りに白く強烈な光を放っているものの、内部からは常にバチバチと音がなり、周りに時々白い電撃が這っている!!
 さて、このまま行くのもいいが、やれることは全てやっておく!!
 僕は右手を前に出しつつ宣言する!!
 「僕は大鳥 デクルマイアーの効果を発動!!
  クレイズバードアーマー スラッスをトラッシュに送る!!」
 だが、僕の宣言を聞いたハインドさんは右手を前に出して宣言し返して来た!!
 「私は、クレイズバードアーマー スラッスの効果を発動!!
  大鳥 デクルマイアーの効果を相殺する!!」
 だが、まだだ!!
 僕はさらに、右手でチャージゾーンのカードを表にしつつ宣言する!!
 「僕は追加連撃超烈風!!の効果を発動!!
  改めてクレイズバードアーマー スラッスをトラッシュに送る!!」
 
名前:追加連撃超烈風!!
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘に自分のモンスターが参加する時
        次の戦闘に参加する自分のモンスター、
        もしくは、
        自分のチャージゾーンで存在するカードに
        「相手」「トラッシュ」「送」のすべての言葉・文字が
        効果に入っているこのカードと同名カード以外の
        カードが存在し、それらのカードがこのターン、
        1度でも相殺含めて発動していた時
        チャージゾーンで裏側表示で存在している場合は、
        表にして確認させた後すぐ裏に返す、
        この時、表にしたカードはコストで表にした扱いでは無く
        カードの効果の発動や召喚等を行えない
        次の戦闘に参加する相手のモンスターが
        パワー300以下の時
効果:次の戦闘に参加する相手のモンスターを相手のトラッシュに送る
カテゴリ1:超烈風 カテゴリ2:アウェイ
テキスト:いきなりふいた風はいきなり相手を吹っ飛ばし、叩きつけた!!
 
 ハインドさんは黙ったまま、相殺は、無しと見た!!
 「相殺は無いね!!
  それじゃ、1番戦闘!!行け!!大鳥 デクルマイアー!!
  超・烈・風・烈・風!!」
 
ハインド

無し

大鳥 デクルマイアー M コスト:4
パワー:3900-2300 パワー合計:1600
 
 荒野の中、デクルマイアーとスラッスが上に飛ぶ!!
 しかし、明らかに飛行スピードに差があり、
 早々にデクルマイアーがスラッスの上に飛んだ!!
 そして、デクルマイアーが両の翼を羽ばたかせ、スラッスの方に烈風を送った!!
 背中の羽を必死に動かし耐えるスラッス、しかし徐々に押されていって、とうとう地上まで押し飛ばされてしまう!!
 それでもなお両足を地に着けデクルマイアーの烈風に耐えるスラッス、
 と、いきなりデクルマイアーが翼を止め烈風を送るのをやめた、これ以上はらちが明かないと考えたのか、
 デクルマイアーはいきなり羽ばたいて飛ぶと、スラッスの方に急降下していく!!
 スラッスの少し上、地面ギリギリの場所で上に方向転換しつつ急上昇するデクルマイアー、
 そのデクルマイアーが地面スレスレを飛んだ時の衝撃だけで吹っ飛び、転がるスラッス!!
 デクルマイアーが再びスラッスの方に飛んで行く、今度は一気にではなく少しゆっくり目に、
 慌てて立ち上がりデクルマイアーの方を見るスラッス、しかし、次の瞬間、
 ガッ!!
 という音をたて、スラッスの頭をデクルマイアーが僕から見た左側の足で掴んだ!!
 デクルマイアーはそのままスラッスを上に向かって運ぶ!!
 一方、スラッスの方はといえば、頭をつかまれ、驚きあわてふためいて、両手の棍棒で上にあるデクルマイアーの足を叩いていた!!
 これには上に向かって飛んでいたデクルマイアーも痛がり慌ててスラッスを足から離す、
 デクルマイアーの足から離されて解放され、両翼を動かし宙に飛ぶスラッス、
 すると、デクルマイアーがいきなり下の方に飛んで、スラッスの下側に回り込み、
 両翼を上に向かって思いっきり動かし、上に向かって烈風を巻き起こした!!
 今度はさっきよりも大きな烈風!!おまけに下からという不意打ちで完全に吹き飛ばされる格好になったスラッス!!
 スラッスはそのまま天井まで吹き飛ばされて天井に激突し、爆発し、光に返る!!
 そして、デクルマイアーはそのままハインドさんの方を向き、ハインドさんの方に飛んで行く!!
 ハインドさんの前までデクルマイアーが飛んで行くと、ハインドさんの前に薄い光の壁が現れた!!デクルマイアーは薄い光の壁に向かってくちばしを向ける、が、
 薄い光の壁がいきなり下の地面に潜った!!デクルマイアーはそのまま地面にくちばしをぶつけるが、ひびくのは地面の物であろう乾いた音のみ、
 デクルマイアーは薄い光の壁を攻撃することをあきらめ、ハインドさんの方を向くが、いつの間にかハインドさんはいなくなっていた、
 ハインドさんがいた場所には一つの岩があるのみ、
 そう、いきなりハインドさんの後ろの地面から岩が出てきたと思ったら、その岩が跳んでハインドさんを押しつぶしたのだ!!
 デクルマイアーはハインドさんを見失い、仕方なく、僕の方を向いて僕の方に戻ってきた!!
 と、デクルマイアーが背後を向いて僕の方に飛んできたとたん、岩が上の方に動き、岩の中からハインドさんと薄い光の壁が現れた!!
 なんで中からハインドさんが!?等と考え、岩をよく見ると、下の方に穴が開いている!!
 なるほど、あの岩、空洞になってたのか!!そして、あの岩を運んだのがあの薄い光の板、と、
 薄い光の板はハインドさんの前に回り込むと、体をハインドさんの方に折り曲げた後、消えてしまった・・・
 「クァ・ワイルドネス ガードナーウェストの戦闘直前効果、削り守り
  危なかったわ・・・」
 
名前:クァ・ワイルドネス ガードナーウェスト
種類:I インヴォーク
コスト:3 パワー:-2300
維持コスト支払いタイミング:リチャージ直後
戦闘直前効果・削り守り
       発動条件:このインヴォークが置かれている場所で戦闘が行われる直前
            このインヴォークが置かれている場所に
            戦闘を行えるカードがなかった時
            相手のモンスターが次の戦闘に参加する時
            自分のライフカードが1枚以上存在する時
            このターンに、このカードとこのカードと同名のカードの
            戦闘直前効果が発動していない時
            コスト:0
       発動後:このカードのあり方に変更なし
    この戦闘で自分はライフカードを手札に戻さなくていい
 
 ハインドさんがつぶやいた、
 ちぃ!!このままいけると思ったのだが・・・
 と、ハインドさんがいきなりこっちの方を向いた!!
 そして、右手を前に出して宣言してきた!!
 「2番戦闘!!行け!!クレイズバードアーマー ハウゼー!!
  ハウゼー・スカッシュ!!」
 僕に抵抗できる手は、無い!!
 
クレイズバードアーマー ハウゼー M コスト:3 パワー:2200

VS

要塞クリスタルクラウドフォートレスの音の出る壁 M コスト2: パワー:1600
 
 ハウゼーが音の出る壁に向かって飛び、その両手の鉄球を振り回し、音の出る壁のすぐ前の地面に向かって叩き落とす!!
 音の出る壁のすぐ前の地面にハウゼーの鉄球によって穴が出来た!!ハウゼーは続けて音の出る壁に向かって鉄球を振り回し叩き付ける!!
 ラララ~!!
 音の出る壁から歌が聞こえてくる!!が、ハウゼーは全く意に関していない!!
 ハウゼーはまだまだ音の出る壁の周りの地面に向かって鉄球を振り回し叩き付け続ける!!
 今度は左側が穴だらけになってきた!!
 ハウゼーはさらに空から鉄球を振り回し叩き付け続ける!!
 今度は音の出る壁の後ろ側の地面が穴だらけになっていく!!
 ハウゼーは続けて鉄球を振り回し叩き付け続ける!!
 すると、音の出る壁の右側の地面が穴だらけになっていった!!
 ラララ~!!
 今だに音の出る壁から歌が聞こえてくるも、ハウゼーが意に関する様子は全くない!!
 ハウゼーは続けて音の出る壁の前側の地面をさっきよりも広範囲に鉄球を振り回し叩き付けて穴だらけにしていく!!
 さっき叩き付けた分では範囲が足りなかったのだろうか!?
 ハウゼーは音の出る壁の前側の地面に鉄球をぶつけまくって、なんと下にいきなり青空が広がった!!下の方に貫通したのだ!!
 ラララ~!!
 まだ音の出る壁から歌が聞こえてくる、とハウゼーが音の出る壁の方を向く!!
 ハウゼーは地上に降り立ち、ボロボロの地面にかろうじて支えられた音の出る壁に対峙する、そして、両手の鉄球を前に出して鉄球の鎖を握った後、体をぐるぐると反時計回りに回し始めた!!
 ハウゼーは思いっきり自身を回転させると、不意に両手から鉄球の鎖を手放した!!
 ハウゼーの両手から鎖が手放された鉄球はそのまま音の出る壁に向かって行き、音の出る壁を下の地面と共に音の出る壁を遠くに吹っ飛ばしていった!!
 だが、まだ3番戦闘がある!!
 僕は右手を前に出しつつ宣言する!!
 「僕はライト・サンダー・ウィスプ・ボルトの効果を発動!!
  相殺は!?」
 僕の質問にハインドさんは両肩を少し落としつつ、
 「無いわ」
 と、返して来た!!
 
名前:ライト・サンダー・ウィスプ・ボルト
種類:CM クリエイター
コスト:1 パワー:0
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次に戦闘をおこなうのがこのカードだった時
        このカードと戦闘する相手が以下の状態だった時
        ・パワー2000以下のモンスター
        ・パワー1000以下のクリエイター
        ・パワー1000以下のデストロイヤー
効果:次に戦闘をおこなう相手モンスター・クリエイター・デストロイヤー
   をトラッシュに送る
 
 よし!!それじゃあ、このまま行くぞ!!
 僕は右手を一度下げ、再び右手を前に上げて宣言する!!
 「3番戦闘!!行け!!ライト・サンダー・ウィスプ・ボルト
  ライトボルトサンダ-スフィア!!」
 
ハインド

攻撃

ライト・サンダー・ウィスプ・ボルト CM コスト:1 パワー:0
 
 ライト・サンダー・ウィスプ・ボルトがクテイエの方に向かって行く!!
 一方、クテイエの方はライト・サンダー・ウィスプ・ボルトが近づいてくるのを見て一目散に空を飛んで逃げだした!!
 飛行スピードはクテイエの方が早い!!ライト・サンダー・ウィスプ・ボルトはふよふよとしか飛んで行けない!!
 クテイエはさらに逃げる!!さらに逃げる!!さらに逃げる!!が、さすがに疲れてきたのか飛行スピードが落ちてくる!!
 ライト・サンダー・ウィスプ・ボルトは今だにふよふよとクテイエの方に向かって飛んで行く!!
 空を飛んでスタミナを切らしたクテイエ、方針を変えたのか、ライト・サンダー・ウィスプ・ボルトの方を向く、
 ライト・サンダー・ウィスプ・ボルトを見据えるクテイエ、すると、いきなり右手の槌をライト・サンダー・ウィスプ・ボルトに投げた、しかし、
 疲かれていて手元が狂ったのか、右手の槌がライト・サンダー・ウィスプ・ボルトの頭上を飛んで行く!!
 外してしまい、目が点になるクテイエ!!
 クテイエがショックを受けている間にも、ライト・サンダー・ウィスプ・ボルトはふよふよと飛んで行く!!
 クテイエは目を見開き、ハッと我に返る!!そして、もう一度、ライト・サンダー・ウィスプ・ボルトを見据える!!
 今度は左手の槌、慎重に相手の方を見据え、近づきすぎないよう、少しづつ離れながら狙いを定めるクテイエ、
 そのまましばらくたった後、クテイエは突如、自身の左手の槌を投げた!!
 が、今度は槌が左にそれていく!!
 両手の槌を外してしまったクテイエ、そのまま回れ右して後ろの方に飛んでいく!!
 だが、元々クテイエはスタミナ切れの身、
 しばらく飛んだ後、少しずつ地上に降りて行って地上に着地してしまい、
 地上に着地した後もしばらく走って逃げるが、とうとう、腰を前に曲げ、両膝に両手を当てて立ち止まった、
 背後からは徐々にライト・サンダー・ウィスプ・ボルトが迫る、休んでる暇などないのだが、
 そんな事を僕が思う間にも、ライト・サンダー・ウィスプ・ボルトはクテイエのすぐ後ろまで迫り、気配を感じたクテイエが振り向くと、
 バリッ!!
 大きな電撃音がなってクテイエの体に白い電撃が走り、クテイエは黒こげになって前向きに倒れ爆発、光に返った!!
 と、今度はライト・サンダー・ウィスプ・ボルトがハインドさんの方に向かって行く!!
 すると、ハインドさんの前に薄い光の壁が現れた!!
 ライト・サンダー・ウィスプ・ボルトはハインドさんの前の薄い光の壁の前まで飛んで行くと突然薄い電撃をまき散らしつつ発光、ハインドさんの前の薄い光の壁を一瞬光に包む!!
 光が晴れた後、いつの間にかハインドさんの前の薄い光の壁がひびだらけになっていた!!
 ひびだらけになった薄い光の壁はひびの部分から崩壊し、崩壊した部分から周囲に衝撃波をまき散らしていく!!
 ライト・サンダー・ウィスプ・ボルトは衝撃波を受け、僕の方に飛ばされてきた!!
 一方、ハインドさんはまき散らされた衝撃波を右手を顔の前に出した防御姿勢で防御、
 衝撃波が収まった後に、右手で元は僕から見て左から2番目のライフカード、僕から見て左側のライフカードを取り、取ったカードが何かチラリと見つつ左手の手札に移し、僕の方を向いて、
 「ターンエンド!!」
 と宣言してきた!!
 僕の方も、ハインドさんの宣言を聞き、ハインドさんの方を向いて宣言し返す!!
 「ターンエンド!!」
 さて、これで7ターン目は終了だ、こっちの方が戦闘を行えるカードは多い、
 このまま一気に押し通す!!
 
ハインド
デッキ:28枚 手札:1枚 ライフカード:1枚
チャージゾーン:4枚 トラッシュ:8枚
モンスターゾーン
無し
 クァ・ワイルドネス ガードナーウェスト I コスト:3 パワー:-2300
クレイズバードアーマー ハウゼー M コスト:3 パワー:2200

VS

創造
デッキ:25枚 手札:3枚 ライフカード:1枚
チャージゾーン:5枚 トラッシュ:8枚
モンスターゾーン
大鳥 デクルマイアー M コスト:4 パワー:3900
無し
ライト・サンダー・ウィスプ・ボルト CM コスト1: パワー:0
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 8ターン目、このままいけるか!?
 僕とハインドさんは、右手でそれぞれ自分のチャージゾーンにある、表側表示のカードを裏に返しつつ宣言する!!
 「リチャージ!!」
 「リチャージ!!」
 すると、ハインドさんが右手でチャージゾーンのカードを3枚表にしつつ宣言してきた!!
 「私はクァ・ワイルドネス ガードナーウェストの維持コストに、
  クレイズバード・ファイタルアタック!!、
  クレイズバード・唐突なる場所替え、
  クレイズバード・バトルオーラの3枚を指定!!
  さらに、クレイズバード・唐突なる場所替えとクレイズバード・バトルオーラを手札に戻すわ!!」
 
名前:クァ・ワイルドネス ガードナーウェスト
種類:I インヴォーク
コスト:3 パワー:-2300
維持コスト支払いタイミング:リチャージ直後

名前:クレイズバード・ファイタルアタック!!
種類:S スマッシュ コスト:4
効果の発動タイミング:戦闘前

名前:クレイズバード・唐突なる場所替え
種類:H ハンド コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前

名前:クレイズバード・バトルオーラ
種類:H ハンド コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
 
 ハインドさんがそう言って、右手でチャージゾーンのカードを2枚右手で持って左手の手札に移した!!
 続けて、僕とハインドさんは山札の一番上のカードを引きつつ、
 「ドロー!!」
 「ドロー!!」
 と、宣言する!!
 「チッ、このタイミングでこのカードか・・・」
 ハインドさんが露骨に嫌な声を出す、いったい何のカードを引いたんだろうか、
 っと、いけない、今はカードバトルを進めよう、今引いたカードの事なんて聞いたって教えてくれるわけないしな、
 僕はそう考え、改めて今引いたばかりの右手に持つカードを見る、
 僕が引いたカードは裂き白谷 クランブサイトラグィン!!
 このカードで、どうにかなるか!?
 僕は引いたばかりで右手に持つ、裂き白谷 クランブサイトラグィンを2番の場所に裏側で置き、
 続けて、改めて左手の手札を見る、
 ここは戦闘後効果を警戒してこのカードを置いておくか、
 クレイズバード・エマージェンシーですっ飛ばされちゃったからな、前のターンは追加連撃超烈風!!を置くのを優先しちゃったけど、
 このまま突き進むために発動タイミングずらしていろいろ警戒しないと・・・
 僕はそう考え、左手の手札から、雲水晶要塞の水晶球のカードを右手で引くと、チャージゾーンに裏側で置き、
 「セット!!」
 「セット!!」
 と宣言する!!
 すると、ハインドさんの方も同時に宣言してきた!!
 ハインドさんの光の板の方を見ると、確かに1番とチャージゾーンにカードが1枚ずつ裏側で追加されていた!!
 と僕がハインドさんの光の板の方を見ると同時に、ハインドさんも僕の光の板の方を見て、2番とチャージゾーンにカードが追加されているかどうかを確認してきていた!!
 そして、僕はハインドさんの光の板の1番とチャージゾーンを確認し終えると、右手で2番に裏側で置いたカードを持つ、
 すると、ハインドさんの方も僕の光の板の2番とチャージゾーンを確認し終えたのか、自身で1番に裏側で置いたカードを持ち、
 僕が右手に持ったカードを表にしつつ宣言すると、
 ハインドさんの方も右手で持ったカードを表にしつつ宣言してきた!!
 「オープン!!」
 「オープン!!」
 「設置!!裂き白谷 クランブサイトラグィン!!」
 「ええっと、とりあえず召喚、転生姫 リンカーネイション」
 なんか、いきなりやる気なくしてるんですけど・・・
 
名前:裂き白谷 クランブサイトラグィン
種類:I インヴォーク
コスト:3 パワー:-2100
維持コスト支払いタイミング:リチャージ直後
戦闘直前効果・咆哮ぞ
       発動条件:このインヴォークが置かれている場所で戦闘が行われる直前
            次の戦闘に参加する、
            相手のモンスターのパワーが300以下だった時
            コスト:0
       発動後:このカードのあり方に変更なし
   戦闘後、このジェイルが設置された場所にいる相手のモンスターを
   相手の山札の一番下に戻す
   この効果を使った後、次のターンが終わるまで、
   このカードのパワーは-300、コストは0になる
効果の発動タイミング:無し 効果の発動条件:無し 効果:無し
カテゴリ1:谷 カテゴリ2:マウンテン
テキスト:見えてきた場所、そこは荒野の中に現れた白き谷、
     今にも飲み込まれそうだ、って、
     こっち来るなぁ!!

名前:転生姫 リンカーネイション
種類:CM クリエイター
コスト:4 パワー:3200
相殺効果・復活 発動条件:このカードの効果が相殺された時 コスト:無し
        発動後:カードの在り方に変更なし
   効果の発動条件で指定した、モンスター・クリエイター・デストロイヤーを
   自分のモンスターゾーンのカードが置かれていない場所に
   コスト0扱いで召喚する
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘にこのカードが参加する時
        自分のトラッシュにいるこのカードのパワー未満の
        コスト以外の召喚条件を満たした
        モンスター・クリエイター・デストロイヤー
        いずれか1体を指定できた時
        自分のモンスターゾーンにカードが
        戦闘を行えるかれていない場所が
        1つ以上存在した時
効果:発動条件で指定した、モンスター・クリエイター・デストロイヤーを
   自分のモンスターゾーンに戦闘を行えるカードが置かれていない場所に
   コスト0扱いで召喚する
カテゴリ1:魔天姫 カテゴリ2:転生
テキスト:どうなってんのよ、これ・・・
     彼女は親友の変わり果てた姿を見て、つぶやく・・・
 
 僕の前、大鳥 デクルマイアーの左側に白い無機質な谷が現れる!!
 その谷はただ大地に裂け目ができただけ、という感じでぽっかりと不気味に空いている!!
 ハインドさんの前に白い大地と、白い大地の上や空にたくさんの背に羽を生やして右手に武器持つ白い兵士が現れた!!
 と、たくさんの背に羽を生やして右手に武器持つ白い兵士達に向かって誰かが歩いてくる!!
 全身を白い鎧で覆い、上の方が赤紫で下の方に行くにつれ徐々に青紫になって行き、下の方は完全に青紫の紫のツインテールを鎧の左右から出した存在、
 全身を覆った白い鎧はひじの部分が金で覆われ、背中から生えた白く大きな翼は下の方が赤くなっていて、
 その白い兜はひし形を元に作られていて、上の部分だけ丸くなっていて、腰元からは前後左右に大きな鉄の金縁の付いた白い逆五角形のプレートが下に伸び、
 プレートの間には白い布が貼られスカートのようになっていて、前の方のプレートには白い布と共に金の十字が刺繍されている!!
 って、あれ、どっかで見たな、え~っと確かあれは・・・
 等と僕が思い出している間にも、白い鎧の女性は、歩いて背に羽を生やして右手に武器持つ白い兵士の方に向かって行く、
 すると、背に羽を生やして右手に武器持つ白い兵士が一斉に女性の方に武器を振りかざし向かって行く!!
 だが、女性の方はひるまずに背中の翼を羽ばたかせて空に飛ぶと、
 そのまま拳で背に羽を生やして右手に武器持つ白い兵士の一体を殴って落とし、
 続けて急降下して右足で地上の背に羽を生やして右手に武器持つ白い兵士の一体を蹴り飛ばし、
 上から向かってきた背に羽を生やして右手に武器持つ白い兵士を空中での正拳突きで3体まとめて団子のようにふっとばし、
 今度は地上から向かってきた背に羽を生やして右手に武器持つ白い兵士を回し蹴りで3体ふっとばし、
 さらに両腕を広げて高速で飛び、ラリアットの要領で両腕で無数の背に羽を生やして右手に武器持つ白い兵士をふっとばしていき、
 残った地上の背に羽を生やして右手に武器持つ白い兵士を背中の翼を動かして大きく円を描くように飛びつつ、外側に置いた足で蹴り飛ばしていく!!
 そして、すべての背に羽を生やして右手に武器持つ白い兵士が地に伏すと、両手を広げて上に伸ばし、
 両手を降ろしつつくるりと回って右手の人差し指と親指を伸ばして左頬に持ってきて右肩の方に小首をかしげた決めポーズをする!!
 すると、頭上から光が降ってきて、背に羽を生やして右手に武器持つ白い兵士達の破損した鎧から垣間見える傷が治って行き、
 背に羽を生やして右手に武器持つ白い兵士が立ち上がり、それぞれの武器を掲げて
 おぉ~っ!!
 と、言って雄たけびを上げ、
 白い鎧の女性はまたも右手の人差し指と親指を伸ばし、左頬に持ってきて右肩の方に小首をかしげた決めポーズをした!!
 「あっ、あれは・・・」
 後ろの方でチェリーブロッサムが声を上げた、
 ・・・あ、思い出した、リンカーネイションってさっきチェリーブロッサムが言ってた・・・
 と僕が思い出している間に、いきなりハインドさんが右手を前に出しつつ宣言してきた!!
 「私は転生姫 リンカーネイションのコストにビーフステーキセットを指定する!!
  コスト相殺が起きているから、1枚だけでいいわね!!
  後、別にお腹すいているからビーフステーキセットを指定したんじゃないんだからね!!」
 
名前:ビーフステーキセット
種類:H ハンド コスト:0
効果の発動タイミング:ドロー後
 
 ・・・お腹すいてんのかな、僕もお腹すいてるけど・・・
 多分、チェリーブロッサムも減ってんだろうな、
 と、向こうはコスト4のクリエイター、こっちはコスト3のインヴォーク!!
 この場合、ハインドさんが言った通り、コスト相殺が起きるから、コストは1枚でいい、
 「私はクレイズバード・援護!!を発動!!」
 僕が考え事をしている間にも、突如、ハインドさんが右手でチャージゾーンのカードを1枚表にしつつ宣言してきた!!
 おっと、いけない、コスト4のクリエイターといっても、相手はパワー3200、
 こっちはパワー3900のモンスターだ、ちゃんと相殺して行けば勝ち目はあるはず!!、
 僕は右手でチャージゾーンのカードを1枚表にしつつ宣言する!!
 「僕はエンジェルナイツ セイントオーラの効果を発動!!
  クレイズバード・援護!!を相殺する!!」
 しかし、僕が宣言した次の瞬間には、ハインドさんが左手の手札から右手で1枚のカードを引いて僕に見せつつ宣言してきた!!
 「私はクレイズバード・バトルオーラの効果を・・・」
 僕はすかさず右手でチャージゾーンのカードを1枚表にしつつ宣言する!!
 「僕はエンジェルナイツ セイントディエイトの効果を発動!!
  クレイズバード・バトルオーラを相殺する!!」
 だが、ハインドさんは右手に持つカードを左手の手札に戻しつつ、右手で別のカードを引きつつ宣言してきた!!
 「私はクレイズバードアーマー・オーラオードを発動!!
  この効果で次の戦闘時私の方のみ、インヴォークのパワーを受け付けなくなり、
  さらにインヴォークのすべての効果を無しにして、手札を1枚トラッシュに送って山札から1枚引く!!」
 
名前:クレイズバードアーマー・オーラオード
種類:H ハンド コスト:1
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:自分のモンスターゾーンに
        カテゴリ:クレイズバードアーマーを持つモンスターがいて、
        次の戦闘を行う場所に自分か相手の方に
        インヴォークが存在しており、
        次の戦闘に相手のモンスターが参加する時
効果:自分の方のみ、次の戦闘までこの場所にある、
   自分と相手いずれかのインヴォークの数値を0にする
   この変化させたインヴォークの数値は自分の方のみ適応されるが、
   同じ場所に存在する他のカードや他のカードのパワー共々、
   次の戦闘以外の判定には影響することは無い
   このカード使用時、自分の山札が1枚以上存在した時、
   次の戦闘を行う場所にあったインヴォークがコスト3以上の時、
   すべての効果が無しでなかった時、
   このターンと次のターン、
   次の戦闘を行う場所にあったインヴォークのすべての効果を無しにして、
   手札を1枚トラッシュに送ることで
   山札の1番上のカードを引いて手札にすることができる
カテゴリ1:クレイズバードアーマー カテゴリ2:遮断
テキスト:もうやめろおぉぉぉ!!
     その気合が戦いで味方と敵を2分する!!
 
 こっちに相殺の手は無い!!
 そう僕が考え黙っていると、ハインドさんが右手でチャージゾーンのカードを1枚引いて僕に見せつつ宣言してきた!!
 「そっちが相殺してこないってことは相殺無しってことでいいのね、
  それなら、私はクレイズバードアーマー・オーラオードのコストに
  クレイズバード・唐突なる場所替えを指定して、
  クレイズバード・唐突なる場所替えを手札に戻し、
  クレイズバード・バトルオーラをトラッシュに送って山札から1枚引くわ」
 
名前:クレイズバード・唐突なる場所替え
種類:H ハンド コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
 
 ハインドさんが山札から右手で一枚カードを引いて、左手の手札に移すと、
 「っと、忘れるとこだったわね」
 そう言って、何かに気が付いたようにキッと顔を上に上げ、
 右手に引いたカードを左手の手札に移しつつ、更に右手を前に出し、宣言してきた!!
 「私は転生姫 リンカーネイションの効果を発動、
  トラッシュから、クレイズバードアーマー クティエを3番に召喚するわ、
  本当はもっと高いカードも召喚できるんだけど、
  クァ・ワイルドネス ガードナーウェストでパワーが下がってるのよね・・・」
 
名前:転生姫 リンカーネイション
種類:CM クリエイター
コスト:4 パワー:3200
相殺効果・復活 発動条件:このカードの効果が相殺された時 コスト:無し
        発動後:カードの在り方に変更なし
   効果の発動条件で指定した、モンスター・クリエイター・デストロイヤーを
   自分のモンスターゾーンのカードが置かれていない場所に
   コスト0扱いで召喚する
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘にこのカードが参加する時
        自分のトラッシュにいるこのカードのパワー未満の
        コスト以外の召喚条件を満たした
        モンスター・クリエイター・デストロイヤー
        いずれか1体を指定できた時
        自分のモンスターゾーンにカードが
        戦闘を行えるかれていない場所が
        1つ以上存在した時
効果:発動条件で指定した、モンスター・デストロイヤー・クリエイターを
   自分のモンスターゾーンに戦闘を行えるカードが置かれていない場所に
   コスト0扱いで召喚する

名前:クレイズバードアーマー バリバー
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:800
 
 「じゃ、そろそろ、行きましょうかね!!」
 さらに、ハインドさんはそう言って右手を一度下げた後、再度右手を前に上げて宣言して来た!!
 「1番戦闘!!行け!!転生姫 リンカーネイション!!
  輪廻創造!!」
 
転生姫 リンカーネイション CM コスト:4
パワー:3200

VS

大鳥 デクルマイアー M コスト:4
パワー:3900-2300 パワー合計:1600
 
 デクルマイアーが大空に向かって飛ぶ!!
 リンカーネイションも大空に向かって飛んだ!!
 空中で対峙する両者、先に仕掛けたのは、デクルマイアー!!
 デクルマイアーは両翼を羽ばたかせ、リンカーネイションに向かって烈風を起こす!!
 だが、リンカーネイションはツインテールをなびかせながらも両手を組んで平然としている!!
 さらに、リンカーネイションはそのまま烈風に吹かれながらもデクルマイアーに向かって飛んで行き、その右手を振り上げ、デクルマイアーをぶん殴った!!
 後ろに吹っ飛ぶデクルマイアー!!
 しかし、デクルマイアーはあきらめていない!!
 デクルマイアーは両翼を必死に動かしてバランスを取ると、頭を上に上げていなないた!!
 デクルマイアーの頭上から光が降り注ぎ、デクルマイアーの体を光が覆う!!
 神々しいと言っても過言じゃないその姿だが、リンカーネイションはおかまいなく右手を思い切り握って振り上げた!!周りに光が降り注ぐ!!が、何も起きない、
 一体どうしたいんだろう、などと僕が考えていると、リンカーネイションが右手を下ろし、突如、下ろした右手に赤いオーラが宿った!!
 リンカーネイションはそのまま再度右手を振り上げ飛んで行く!!
 デクルマイアーも体に光るオーラをまとい飛んで行く!!
 空中で再び激突する両者、吹き飛んだのは・・・またもデクルマイアー!!
 デクルマイアーは吹っ飛び、そのまま両翼を動かしてバランスを制御し、またも顔を上に上げていなないた!!
 すると、デクルマイアーの頭上からまた光が降り注ぎ、今度はデクルマイアーが全身輝くぐらいのオーラをまとった!!
 リンカーネイションはお構いなく空を飛んでデクルマイアーの方に行く!!
 デクルマイアーはリンカーネイションの方を見て、真正面には飛ばずに右側から攻めるように歪曲して飛ぶ!!
 リンカーネイションもこれには対応しきれないか、デクルマイアーのすれ違いざまの翼の一撃を受けた!!
 が、まったくひるまない!!すると、リンカーネイションが左手の方を握った!!
 リンカーネイションが握った左手から黄色い輪っかのようなオーラが現れた!!
 と、デクルマイアーがリンカーネイションの後方から飛んでくる!!
 デクルマイアーはそのままリンカーネイションの僕から見た右側を抜けようとする、が、
 ズガン!!
 大きな音を立て、リンカーネイションが不意に出した左手に阻まれてデクルマイアーが吹っ飛ばされる!!
 デクルマイアーはまたも吹っ飛ばされながらも両翼を動かしバランスをとるが、何時の間にか体にまとったオーラが消えている!!
 さっきのリンカーネイションの一撃で消えたのか!?
 僕がそんなことを考えている間にも、リンカーネイションは左の方からくるりと振り向き、デクルマイアーの方を向いてゆっくりと飛んで行く!!
 デクルマイアーが恐れをなしたのか後ろを振り返り逃げ飛ぼうとする!!
 次の瞬間、デクルマイアーの背後にリンカーネイションが一瞬で飛ぶ!!
 速い!!さっきのスピードとは段違いだ!!
 デクルマイアーが背後に気配を感じて右の方から降りかえるいとまもあればこそ、
 リンカーネイションはその右手で下から上に拳を繰り出し、デクルマイアーを上に吹っ飛ばした!!
 デクルマイアーはそのまま天井にぶつかって爆発!!光に返った!!
 デクルマイアーがやられた!!
 僕がショックを受けている間にも、ハインドさんが右手を前に出して宣言してきた!!
 「2番戦闘!!行け!!クレイズバードアーマー ハウゼー!!
  ハウゼー・スカッシュ!!」
 
クレイズバードアーマー ハウゼー M コスト:3 パワー:2200

攻撃

創造
 
 ハウゼーが空を飛び、両手の鉄球を縦に振り回して、十分に速度を付けて右手の鉄球を僕の方にぶん投げてきた!!
 すると、僕の前に薄い光の壁が現れ、ハウゼーの鉄球を受け止める!!
 ズドン!!
 大きな音を立ててハウゼーの鉄球を受け止めた薄い光の壁にハウゼーの鉄球の跡が残り、ハウゼーの鉄球は地に落ちる、
 と、思ったら、ハウゼーは間髪入れずに左手の方の鉄球も僕の方に分投げてきて、またも薄い光の壁がハウゼーの鉄球を受け止めた!!
 ズドン!!
 大きな音を立て、ふたたび薄い光の壁にハウゼーの鉄球の跡が残って、ハウゼーの鉄球は地に落ちる、
 と、ハウゼーがいきなり上に飛んだ!!ハウゼーの鉄球も繋がれた鎖に引っ張られて上に飛ぶ!!
 そう思った次の瞬間には、ハウゼーが突如反転し、下の方に飛んできた!!鉄球もハウゼーにつられて下に急降下し、ハウゼーが僕の前の薄い光の壁の前に着地した!!
 ハウゼーはそのまま両手の鉄球の鎖をつないだ柄の部分を上の方から僕に向かってに振ってきた!!次の瞬間、薄い光の壁の真上に鉄球二つが降ってきて、
 ババン!!バリバリバリバリ!!
 豪快な音を立てて2つの鉄球が薄い光の壁を縦に引き裂いた!!
 そして、縦に引き裂かれた薄い光の壁が衝撃波を発生させつつ崩壊する!!
 ハウゼーは薄い光の壁から出た衝撃波を受け、少しずつ後ろに後ずさりし、ハインドさんの元に戻っていく、と思ったら、ハウゼーとハインドさんの間に白い谷がぽっかりと口を開けて横たわっていた!!
 ハウゼーはそのまま白い谷の前で後ろにこけ、白い谷の中に吸い込まれるように落ちていった!!だが、翼があるので上ってこれるはず、僕がそう考えた直後、谷が段々と閉まって行き、
 バクッ!!
 そんな大きな音を立て、完全に谷が閉まった!!
 谷に開いたわずかな隙間から爆発が起き、ハウゼーが光に返る様子が見える!!
 ・・・ええっと、ああ、裂き白谷 クランブサイトラグィンの戦闘直前効果・咆哮ぞが発動してクレイズバードアーマー ハウゼーをトラッシュに送ったのか、
 
名前:裂き白谷 クランブサイトラグィン
種類:I インヴォーク
コスト:3 パワー:-2100
維持コスト支払いタイミング:リチャージ直後
戦闘直前効果・咆哮ぞ
       発動条件:このインヴォークが置かれている場所で戦闘が行われる直前
            次の戦闘に参加する、
            相手のモンスターのパワーが300以下だった時
            コスト:0
       発動後:このカードのあり方に変更なし
   戦闘後、このジェイルが設置された場所にいる相手のモンスターを
   相手の山札の一番下に戻す
   この効果を使った後、次のターンが終わるまで、
   このカードのパワーは-300、コストは0になる
 
 一応、宣言しとこう、
 「僕の裂き白谷 クランブサイトラグィンの戦闘直前効果・咆哮ぞが発動!!」
 「遅いわっ!!」
 ハインドさんの大声が響く、ま、しょうがないけど、
 僕はめげずに右手で元は真ん中にあった最後のライフカードを引く!!
 僕の引いたカードはエンジェルナイツ ホーリーオーラ
 さて、このカードがどう転ぶのか、
 僕は右手に持つエンジェルナイツ ホーリーオーラを左手の手札に移すと、
 ハインドさんの方に目線を戻し、右手を前に出しつつ宣言する!!
 「僕は続けて、ライト・サンダー・ウィスプ・ボルトの効果を発動!!
  クレイズバードアーマー バリバーをトラッシュに送る!!相殺は!?」
 
名前:ライト・サンダー・ウィスプ・ボルト
種類:CM クリエイター
コスト:1 パワー:0
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次に戦闘をおこなうのがこのカードだった時
        このカードと戦闘する相手が以下の状態だった時
        ・パワー2000以下のモンスター
        ・パワー1000以下のクリエイター
        ・パワー1000以下のデストロイヤー
効果:次に戦闘をおこなう相手モンスター・クリエイター・デストロイヤー
   をトラッシュに送る
 
 「無い!!」
 ハインドさんが叫ぶように宣言してきた!!
 僕はハインドさんの宣言を聞き、右手を一度下げ、再度右手を振り上げつつ宣言する!!
 「それなら3番戦闘!!行け!!ライト・サンダー・ウィスプ・ボルト!!
  ライトボルトサンダ-スフィア!!」
 
ハインド

攻撃

ライト・サンダー・ウィスプ・ボルト CM コスト:1 パワー:0
 
 ライト・サンダー・ウィスプ・ボルトがどこかにふよふよと飛んで行く、どこに行くのかとライト・サンダー・ウィスプ・ボルトが向かう先を見ると、ライト・サンダー・ウィスプ・ボルトが向かう先には、鳥をも模した兜をかぶった戦士がいた、
 茶色い毛皮と黄色いくちばしと左右に茶色い羽のついた兜をかぶり、
 背には薄茶色の翼を生やし、茶色く薄いマントを羽織って、マントの下には白い薄い鎧が垣間見え、
 青い長ズボンをはき、両手にはそれぞれ鉄のナイフを一本ずつ握っている!!
 あれは、クレイズバードアーマー バリバー!!
 ライト・サンダー・ウィスプ・ボルトはバリバーの方に向かって行き、
 一方、バリバーの方は、前の方から近づいてくるライト・サンダー・ウィスプ・ボルトの事にようやく気づいたのか、ハッと顔を上げてライト・サンダー・ウィスプ・ボルトの方を見た!!
 そして、ライト・サンダー・ウィスプ・ボルトに気付いたバリバーは、勇んで右手のナイフをライト・サンダー・ウィスプ・ボルトに向かって投げる!!
 ナイフはライト・サンダー・ウィスプ・ボルトに当たる直前でライト・サンダー・ウィスプ・ボルトが上にふわりと浮きあがって外れた!!
 バリバーは今度は左手のナイフをライト・サンダー・ウィスプ・ボルトに投げる!!が、今度はライト・サンダー・ウィスプ・ボルトが下の方に移動しつつ低い軌道で動き、ナイフはライト・サンダー・ウィスプ・ボルトの頭上を通り過ぎて行った!!
 ライト・サンダー・ウィスプ・ボルトがさらにバリバーに迫り、バリバーは両翼を羽ばたかせ空に逃げた!!
 空に逃げたバリバーを追い空に浮かぶライト・サンダー・ウィスプ・ボルト、必死に逃げるバリバー!!
 さらに逃げるバリバー、追うライト・サンダー・ウィスプ・ボルト!!
 まだまだ逃げるバリバー、さらに追うライト・サンダー・ウィスプ・ボルト!!
 だが、さすがに逃げすぎてスタミナが無くなり飛ぶスピードが落ちるバリバー、まだまだ追ってくるライト・サンダー・ウィスプ・ボルト!!
 後ろを振り向き、ライト・サンダー・ウィスプ・ボルトの位置を確認するバリバーだが、
 ゴンッ!!
 大きな音を立てて後頭部が壁にぶつかった!!スタミナが無くなっていたことで注意散漫になっていたのか!?
 後頭部を強打したそのままバリバーは地に落ちていく!!そこにライト・サンダー・ウィスプ・ボルトが近づいていき、ライト・サンダー・ウィスプ・ボルトが周りに光を放った!!
 ビリッ!!
 ライト・サンダー・ウィスプ・ボルトの光を浴びたバリバーが大きな電撃音を上げて感電して黒こげになり爆発!!光に返った!!
 さらに、ライト・サンダー・ウィスプ・ボルトがハインドさんの方に向かって行く!!
 すると、ハインドさんの前に薄い光の壁が現れた!!
 ライト・サンダー・ウィスプ・ボルトがいきなり電撃を薄くまきちらしながら発光!!光が収まった時には、ハインドさんの前の薄い光の壁はひびにだらけになっていた!!
 そして、ハインドさんの前の薄い光の壁はひび割れた部分から崩壊、周りに衝撃波をまき散らす!!
 ハインドさんの前の薄い光の壁が出した衝撃波を受け、ライト・サンダー・ウィスプ・ボルトは僕の方に飛ばされ戻ってくる!!
 一方、ハインドさんの方はといえば、ハインドさんの前の薄い光の壁が出した衝撃波を右手を顔の前に出した防御姿勢で防御し、
 衝撃波が収まった後、右手で元は右から2番目にあった最後のライフカードを取る、
 そして、右手に取ったカードを見ると、左手の手札に加え、
 右手で左手の手札から別のカードを1枚引いて宣言してきた!!
 「私はガードナー・ワイルドネス・チャージの効果を発動!!
  クァ・ワイルドネス ガードナーウェストをトラッシュに送って、
  山札から2枚のカードを引く!!」
 
名前:ガードナー・ワイルドネス・チャージ
種類:H ハンド コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘後
効果の発動条件:自分のモンスターゾーンにある、
        カテゴリ:ガードナーを持つ
        自分のチャージゾーンの枚数よりコストの数の多い、
        インヴォークカードを1枚指定できた時
効果:指定したインヴォークカードをトラッシュに送り、
   山札から3枚のカードを引いて手札にする、
   このターン、自分は手札からカードを使用できなくなる
カテゴリ1:回収 カテゴリ2:ガードナー
テキスト:荒野の中、植樹運動が持ち上がるが、
     荒野の固有種の事を考えられ、中止となった
 
 突如、薄茶色の荒野に緑が生い茂る、がすぐに緑は消え、元の荒野に戻り、荒野そのものも消え去った!!
 そして、ハインドさんが右手で山札から2枚のカードを1枚ずつ引いて、それぞれカードの中を見つつ、左手の手札に1枚ずつ2回に分けて加え、
 僕の方に目線を戻しつつ、
 「ターンエンド!!」
 と、宣言してきた!!
 僕の方もハインドさんの宣言を聞き、ハインドさんの方を目を細めてにらみ、宣言し返す!!
 「ターンエンド!!」
 さて、これで8ターン目も終了、もう、お互いにライフカードは無い、
 が、あっちには1番にトラッシュからカードを復活させる、転生姫 リンカーネイションがいる、
 このままだと僕が不利だが、
 いずれにしても、おそらくは、次のターンで決着が、つく!!
 
ハインド
デッキ:25枚 手札:4枚 ライフカード:0枚
チャージゾーン:2枚 トラッシュ:12枚
モンスターゾーン
転生姫 リンカーネイション CM コスト:4 パワー:3200

VS

創造
デッキ:24枚 手札:3枚 ライフカード:0枚
チャージゾーン:6枚 トラッシュ:8枚
モンスターゾーン
無し
無し
 裂き白谷 クランブサイトラグィン I コスト:3 パワー:-2100
ライト・サンダー・ウィスプ・ボルト CM コスト1: パワー:0

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 9ターン目、ここが勝負どころだ!!
 僕とハインドさんは、右手でチャージゾーンにある表側表示のカードを裏に返しつつ、
 「リチャージ!!」
 「リチャージ!!」
 と宣言し、続けて、お互いの山札の一番上のカードを右手で引きつつ宣言する!!
 「ドロー!!」
 「ドロー!!」
 僕が引いたカードは・・・よしっ!!
 僕は引いたばかりで右手に持つカードをそのまま1番に裏側で置き、
 続けて、左手の手札を見る、
 ・・・それじゃあ、このカードをチャージゾーンに置いておこう!!
 僕は右手で左手のカードを1枚引いてチャージゾーンに裏側で置き、
 「セット!!」
 「セット!!」
 と宣言する!!
 すると、ハインドさんの方も同時に宣言してきた!!
 僕がハインドさんの光の板の方を見ると、確かに光の板の2番とチャージゾーンにカードが1枚ずつ裏側で追加されていて、
 ハインドさんの方も僕の光の板の方を見て、僕が1番とチャージゾーンに裏側でカードを追加しているか確認し、
 僕の方の光の板の1番とチャージゾーンを確認すると、右手で自身で2番に裏側で置いたカードを持った!!
 僕の方もハインドさんの光の板の2番とチャージゾーンにカードが1枚ずつ追加されているのを見て、僕自身で1番に裏側で置いたカードを持つ!!
 そして、ハインドさんが右手に持ったカードを表にしつつ宣言すると同時に、
 僕の方も右手に持ったカードを表にしつつ宣言する!!
 「オープン!!」
 「オープン!!」
 「来い!!クレイズバードアーマー ラエリオ!!」
 「来たれ!!勝利のクリエイター!!僕に勝利を作り出せ!!
  ビクトリークリエイトナイト!!召喚!!」
 
名前:クレイズバードアーマー ラエリオ
種類:M モンスター
コスト:2 パワー:1600
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:このモンスターが次の戦闘に参加する時
        次の戦闘に参加するモンスターのコストが0だった時
効果:次の戦闘のみスキップする
カテゴリ1:クレイズバードアーマー カテゴリ2:飛縄者
テキスト:2分された中で敵の親玉のみが残った!!
     敵の親玉を集中攻撃し、見事にとっ捕まえた!!

名前:ビクトリークリエイトナイト
種類:CM クリエイター
コスト:4 パワー:4000
召喚効果・チャージクリエイト1
   発動条件:このクリエイターを召喚した時
        自分のトラッシュにカードが1枚以上存在している時
   コスト:無し 発動後:カードの在り方に変更無し
   自分のトラッシュあるカード1枚を裏側表示で自分のチャージゾーンに置く
効果の発動タイミング:戦闘後
効果の発動条件:このクリエイターが戦闘で相手の
        モンスター、クリエイター、デストロイヤー
        いずれかに勝利した時
        相手のライフカードが0枚以下だった時
効果:このカードバトルに勝利する
カテゴリ1:エンジェルナイツ カテゴリ2:勝利
テキスト:勝利を創生せし白き騎士!!あまねく創造の力で勝利を創る!!

 ハインドさんの前、転生姫 リンカーネイションの左側に白い毛皮に黄色いくちばしの付いた鳥を模した兜をかぶった戦士が現れる!!
 兜にはくちばしの上に両目を模した黒い石がはまり、左右の端には茶色い小さな羽が付いており、
 体には短めの茶色いマントをはおり、マントの下には白い鎧を着て、濃い茶色のズボンをはいてとズボンと同じ色の靴をはき、
 その両手にはそれぞれ、先を丸く輪にしてくくった縄を持っている!!
 僕の前に突如、嵐が巻き起こり、嵐の中心に薄緑の球が上から降ってきて着弾する!!
 さらに、薄緑の玉が着弾した部分から大きな爆風が発生、周りの嵐を吹き飛ばす!!
 そして、爆風が収まった後、薄緑の球が着弾した場所に一人の白い騎士が立っていた!!
 白く、各部が鋭く、刃のような印象を受ける鎧に身を包み、
 背中には大きな扇風機の羽のように配置された鋼の白い翼を持っている!!
 その白い鎧の胸部を1枚の逆三角のプレートに覆われ、腹部は縦に3枚に割れていて、
 四肢も動きやすいようにいくつものパーツに分かれており、
 兜の額の部分から後頭部にかけて大きなVの字の装飾が施されていて、装飾の両端には白い翼飾りがついており、
 両足首と両手首には上下左右に透明の羽が付いていて、両足首と両手首それぞれでくるくると回っている!!
 と、いきなり白い騎士が背中の翼と両足首と両手首の飾りを極限まで回して宙に浮かんで、
 顔を上に上げて胸を張りつつ両手首と両足首を後ろに引き下げる!!
 すると、周りにいくつもの嵐が巻き起こって全てを吹き飛ばすかのように暴風をまき散らす!!
 が、白い騎士が思い切り右手を前に出すと、右手から大風が発生、
 右手から出た大風を受け、周りで巻き起こっていた全ての嵐が吹き飛んだ!!
 向こうがコスト2のモンスター、こっちがコスト4のクリエイターだ!!
 この場合、コスト相殺が起こってこっちがコスと2分、クリエイターの召喚コストを払うことになる!!
 よし、あの2枚がいいな!!
 僕は速考でそう決めると、右手を前に出しつつ宣言する!!
 「僕はビクトリークリエイトナイトのコストにクレイズバードアーマー ハウゼーとクァ・ワイルドネス ガードナーウェストを指定!!」
 
名前:クレイズバードアーマー ハウゼー
種類:M モンスター
コスト:3 パワー:2200

名前:クァ・ワイルドネス ガードナーウェスト
種類:I インヴォーク
コスト:3 パワー:-2300
 
 さらに、僕は右手を前に出したまま続けて宣言する!!
 「続けて、ビクトリークリエイトナイトの召喚効果・チャージクリエイト1が発揮!!
  トラッシュからビーフシチュー&ビーフライスをチャージゾーンに置く!!」
 
名前:ビーフシチュー&ビーフライス
種類:H ハンド コスト:0
効果の発動タイミング:ドロー後
 
 僕が宣言すると同時に、ビクトリークリエイトナイトが背中の翼と両手首と両足首の羽を回して嵐を巻き起こし、
 そのまま僕の方を向いた後、右手を思い切り僕の方に突き出して、僕の方にらせん状の風を送ってきた!!
 らせん状の風は僕のトラッシュにあるビーフシチュー&ビーフライスのカードを吹き飛ばしてチャージゾーンに裏側表示で移動させた!!
 と、ここでいきなりハインドさんが右手でチャージゾーンのカードを1枚表にしつつ宣言してきた!!
 「私はクレイズバード・援護攻撃!!の効果を発動!!
  ビクトリークリエイトナイトのパワーを500下げる!!
  コストには清き水の戦士 クリアウォーターを指定!!」
 
名前:クレイズバード・援護攻撃!!
種類:CS クリエイト コスト:1
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:相手のモンスターゾーンにパワー2000以上の相手の
        モンスター・クリエイター・デストロイヤー全てを指定できた時
        自分のモンスターゾーンの次の戦闘を行わない場所にいる、
        カテゴリ:クレイズバードアーマーを持つ、パワーが
        ((指定した相手の
          モンスター・クリエイターデストロイヤー・の数)
         ×500)以上のモンスター・クリエイターを1体指定できた時
効果:このターン、発動条件で指定した
   相手のモンスター・デストロイヤー・クリエイターのパワーを全て500下げ、
   発動条件で指定した自分のモンスターゾーンにいる、
   モンスター・クリエイターのパワーを
   ((発動条件で指定した相手の
     モンスター・クリエイター・デストロイヤーの数)
   ×500)下げる
   次の戦闘を行う場所にインヴォークが存在していた時、
   発動条件で指定した自分のモンスター・クリエイターのパワーが
   ((発動条件で指定した相手の
   モンスター・クリエイター・デストロイヤーの数)
   ×500)以上の時、
   発動条件で指定した相手と自分のモンスター・クリエイター・デストロイヤー
   のパワーを500下げる
   次の戦闘を行う場所にインヴォークが存在していておらず、
   次の戦闘を行う場所に戦闘を行うカード以外が存在していなく、
   相手のモンスターゾーンの別の場所にインヴォークが存在していた時、
   相手のモンスターゾーンのインヴォーク一枚を選択して、
   次の戦闘を行う場所に移動しなければならない
カテゴリ1:クレイズバードアーマー カテゴリ2:アタック!!
テキスト:親玉を倒すために皆が一斉に攻撃した!!
     だが、それは相手の注意もひきつける結果となる!!

名前:清き水の戦士 クリアウォーター
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:1000
 
 まだ、ビクトリークリエイトナイトのパワーは3500、
 転生姫 リンカーネイションのパワー3200よりも上!!
 だが、ハインドさんは右手で左手の手札から1枚のカードを引いて宣言してきた!!
 「さらに私はクレイズバード・猪突猛進体当たり!!の効果を発動!!
  コストにはロッククロップマークを指定!!
  これでビクトリークリエイトナイトのパワーが600下がり、
  転生姫 リンカーネイションのパワーが
  ビクトリークリエイトナイトのパワーを上回ったわ!!」
 
名前:クレイズバード・猪突猛進体当たり!!
種類:CH クリエイション コスト:1
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘に相手のモンスター・クリエイター・デストロイヤー
        が参加する時
        自分のモンスターゾーンの次の戦闘を行わない場所にいる、
        カテゴリ:クレイズバードアーマーを持つ、
        コスト1以上のモンスター・クリエイターを1体指定できた時   
効果:次の戦闘に参加する相手のモンスター・クリエイター・デストロイヤー
   のパワーを次の戦闘が行われるまで
   ((選択したモンスター・クリエイターのコスト)×300)下げる
カテゴリ1:クレイズバードアーマー カテゴリ2:うぉおおお!!
テキスト:一気に飛び出していく!!戦士たち!!

名前:ロッククロップマーク
種類:M モンスター
コスト:2 パワー:1400
 
 ここだ!!僕はチャージゾーンのカードを右手で1枚表にしつつ宣言する!!
 「僕はインスピレーションファアルポイントの効果を発動!!
  クレイズバード・猪突猛進体当たり!!を相殺する!!」
 
名前:インスピレーションファアルポイント
種類:CS クリエイト コスト:1
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:自分のモンスターもしくはクリエイターが次の戦闘に参加する時
        自分もしくは相手のモンスターゾーンに
        インヴォークカードが存在している時
効果:次に戦闘を行う自分のモンスターもしくはクリエイターのパワーを
   次の戦闘が行われるまで500上げる
   次の戦闘の行われる場所の
   自分のモンスターゾーンにインヴォークカードが存在している時、
   次に戦闘を行う自分のモンスターもしくはクリエイターのパワーを
   次の戦闘が行われるまでさらに600上げる
   次の戦闘の行われる場所の自分の場所にインヴォークカードが存在している時、
   次に戦闘を行う自分のモンスターもしくはクリエイターのパワーを
   次の戦闘が行われるまでさらに700上げる
カテゴリ1:インスピレーションポイント カテゴリ2:スピリット
テキスト:はっ!!そうか!!その場所で考えるといいアイデアが浮かぶんだ!!
 
 僕が宣言した瞬間、ハインドさんが右手で左手の手札から、1枚のカードを引いて見せて宣言してきた!!
 「私はクレイズバード・バトルサポート!!を発動!!
  これで相打ちに持ち込めるわ!!
  この後、転生姫 リンカーネイションの効果でモンスターを2番に召喚して私の勝ちね!!」
 
名前:クレイズバード・バトルサポート!!
種類:CH クリエイション コスト:1
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:相手のモンスターゾーンにいる相手の
        モンスター・クリエイター・デストロイヤー全てを指定できた時
        自分のモンスターゾーンにいる、
        カテゴリ:クレイズバードアーマーを持つ、
        モンスター・クリエイターを1体指定できた時
        次の戦闘に相手のモンスター・クリエイター・デストロイヤーが
        参加する時
効果:相手のモンスターゾーンにいる
   全てのモンスター・クリエイター・デストロイヤーのパワーを
   このターン、300下げる
カテゴリ1:クレイズバードアーマー カテゴリ2:行きます!!
テキスト:たとえどんな狼藉物でも向かって行き、仲間を助ける!!
 
 「いいや違う!!」
 僕はそう叫んで右手で左手の手札から1枚のカードを引いてハインドさんに見せて宣言する!!
 「急ぎすぎだよ!!
  僕はインスピレーションファアルポイントとクレイズバード・猪突猛進体当たり!!の相殺時にバックステップ&フロントステップを発動!!
  クレイズバード・猪突猛進体当たり!!の効果を発動し、インスピレーションファアルポイントを発動させる!!」
 
名前:バックステップ&フロントステップ
種類:H ハンド コスト:0
効果の発動タイミング:相殺時
効果の発動条件:無し
効果:相殺を無効化して、相殺が行われた2枚のカードのうち
   相手のカードを発動させた後、自分のカードを発動させる、
   相手のカードの効果で自分のカードの発動条件が満たせなくなった場合
   自分のカードは発動しなくなる
   この効果の発動後、相殺した自分のカードも相手のカードも
   一度発動したものとして扱う
   相殺されたカードのコストが合計4以上なら、
   相殺を無効化する前に、自分のチャージゾーンの裏側表示のカードを
   1枚表にして、相手に見せ、すぐ裏に返す、
   自分のチャージゾーンに裏側表示のカードが無い場合は何もしない
   この効果で表にしたカードはコストで表にした扱いでは無く
   カードの効果の発動や召喚等を行えない
   この効果で発動させたカードのコストが合計0なら、
   相殺を無効化する前に、相手のチャージゾーンの裏側表示のカードを
   1枚こちらが指定して表にさせて、公開させ、すぐ裏に返す、
   相手のチャージゾーンに裏側表示のカードが無い場合は何もしない
   この効果で表にしたカードはコストで表にした扱いでは無く
   カードの効果の発動や召喚等を行えない
カテゴリ1:後 カテゴリ2:先
テキスト:後に下がり、直後、一気に間合いを詰める!!
     華麗なステップで相手をほんろうする!!
 
 ハインドさんが右足を後ろにずらして動揺しつつ、
 「っつ!!確かにこれでパワー勝負で勝つ目は無くなった、
  でも、まだ負けたわけじゃないわ!!」
 そう言って、右手を前に出しつつ宣言する!!
 「私は転生姫 リンカーネイションの効果を発動!!」
 「その前に!!」
 僕は右手を広げて前に出しつつそう言ってハインドさんを制しつつ宣言する!!
 「僕はインスピレーションファアルポイントのコストには、クレイズバードアーマー ゴーバルを指定!!」
 
名前:クレイズバードアーマー ゴーバル
種類:M モンスター
コスト:3 パワー:2400
 
 ハインドさんは僕を見据えつつさらに宣言を返してくる!!
 「もういいわね!!それじゃ改めて、
  私は、転生姫 リンカーネイションの効果を発動!!
  2番にクレイズバードアーマー クティエを召喚!!
  これで!!」
 
名前:転生姫 リンカーネイション
種類:CM クリエイター
コスト:4 パワー:3200
相殺効果・復活 発動条件:このカードの効果が相殺された時 コスト:無し
        発動後:カードの在り方に変更なし
   効果の発動条件で指定した、モンスター・クリエイター・デストロイヤーを
   自分のモンスターゾーンのカードが置かれていない場所に
   コスト0扱いで召喚する
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘にこのカードが参加する時
        自分のトラッシュにいるこのカードのパワー未満の
        コスト以外の召喚条件を満たした
        モンスター・クリエイター・デストロイヤー
        いずれか1体を指定できた時
        自分のモンスターゾーンに
        戦闘を行えるカードが置かれていない場所が
        1つ以上存在した時
効果:発動条件で指定した、モンスター・クリエイター・デストロイヤーを
   自分のモンスターゾーンに戦闘を行えるカードが置かれていない場所に
   コスト0扱いで召喚する

名前:クレイズバードアーマー クティエ
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:1100
 
 いいや!!僕の勝ちだ!!
 僕は右手を前に出しつつ宣言する!!
 「1番戦闘!!行け!!ビクトリークリエイトナイト!!
 ビクトリーインスピレーションバックステップ&フロントステップサイトラグィンストーム!!」

転生姫 リンカーネイション CM コスト4:
パワー:3200-300 パワー合計:2900

VS

ビクトリークリエイトナイト CM コスト4:
パワー:4000-500-600+1100-300 パワー合計:3700
 
 ビクトリークリエイトナイトとリンカーネイションが空に飛び、対峙する!!
 すると、いきなりビクトリークリエイトナイトの右足に縄が巻き付いた!!
 縄がつながる下の方を見ると、縄の先を持っていたのはラエリオだ!!
 ラエリオが、いきなり縄を飛ばしてきたのはビクトリークリエイトナイトの右足に巻きつけたんだ!!
 縄を巻きつかせたラエリオは、巻き付かせた縄を両手に持って引っ張った!!
 だが、ビクトリークリエイトナイトはあわてず騒がず、背中の翼と両手首両足首の羽を回し、周りに嵐を巻き起こす!!
 右手で顔を覆い嵐から顔を守るリンカーネイション、
 ものの見事に吹っ飛ばされビクトリークリエイトナイトの方に飛んで行くラエリオ!!
 ラエリオが吹っ飛ばされてビクトリークリエイトナイトの方まで飛んで行くと、いきなりその首根っこをビクトリークリエイトナイトの右手に掴まれた!!
 そして、ビクトリークリエイトナイトは右手につかんだラエリオをそのまま思い切りぶん投げた!!
 ラエリオがある程度離れたところで、ピンと張っていたビクトリークリエイトナイトの右足の縄が、
 ブチッ!!
 っと音を立てて切れた!!
 ラエリオが遠くに消えたところで、再び対峙するビクトリークリエイトナイトとリンカーネイション、
 いつの間のにか嵐が消え、あたりは静寂に包まれる、先に動いたのはビクトリークリエイトナイト!!
 ビクトリークリエイトナイトがリンカーネイションに向かって飛ぶ!!同様に、リンカーネイションもビクトリークリエイトナイトに向かって飛んだ!!
 さらに、リンカーネイションは右手を握って振り上げ、ビクトリークリエイトナイトに向かって殴りにかかっていく!!
 対するビクトリークリエイトナイト、もリンカーネイションが右手を握ったのを見て右手を握り、リンカーネイションを殴りにかかる!!
 お互いに近づいたところで拳を振り降ろし殴る両者!!両者の拳がぶつかり、あたりに衝撃が響く!!
 パワーは互角か!?ビクトリークリエイトナイトとリンカーネイションはお互いの拳がぶつかったところで弾かれて離れる!!
 と、いきなりリンカーネイションがビクトリークリエイトナイトの頭上を飛び、そのままビクトリークリエイトナイトの頭を両手で掴んだ!!
 そのままビクトリークリエイトナイトの頭をひねろうとするリンカーネイション、しかし、ビクトリークリエイトナイトの反応のほうが早い!!
 ビクトリークリエイトナイトはリンカーネイションに首を持たれたままいきなり足を思い切り上に上げてリンカーネイションの腹を蹴り飛ばした!!
 上空に吹っ飛ばされるリンカーネイション!!上に飛び追撃にかかるビクトリークリエイトナイト!!
 しかし、ここリンカーネイションが天井ギリギリで制止、そのまま天井を背にして右手を振り上げ、ビクトリークリエイトナイトを殴りにかかる!!
 こちらも右手を握って振り上げ、リンカーネイションを殴りにかかるビクトリークリエイトナイト!!またも両者の拳が空中でぶつかる!!
 今度は一瞬ビクトリークリエイトナイトが押した!!と思ったらリンカーネイションが押し返した!!天井を背にして、重力を味方にしたことでパンチの威力を上げたか!?
 さらに、リンカーネイションが天井から急降下しつつ右手を握って振り上げてビクトリークリエイトナイトを追う!!
 一方のビクトリークリエイトナイト、吹っ飛ばされて床に背中をしたたかに打ちながらも立ち上がり、後ろに跳んでリンカーネイションの右の拳を避けた!!だが、リンカーネイションはそのまま避けたビクトリークリエイトナイトを追って左の拳を振るう!!
 ビクトリークリエイトナイトは右後ろにさがりつつリンカーネイションの追撃の拳を避け、続くリンカーネイションの右拳も左後ろにさがって避ける!!!
 リンカーネイションはさらにビクトリークリエイトナイトに向かって両の拳で連続に殴りにかかる!!このままリンカーネイションのペースか!?
 と、ビクトリークリエイトナイトが後ろに避け続けることで、ビクトリークリエイトナイトとリンカーネイションの殴り合いが白き谷にまで移動してきた!!
 次の瞬間、ビクトリークリエイトナイトの頭上にいきなり光が降り注ぎ、ビクトリークリエイトナイトの頭上が発光する!!
 そして、ビクトリークリエイトナイトの動きがいきなり止まり、続けて、ビクトリークリエイトナイトは腰を落としてどっしりと構えてその体でリンカーネイションの右の拳を受けた!!
 ビクトリークリエイトナイトが吹っ飛ばされる!!そう思った瞬間、ビクトリークリエイトナイトは背中の羽を思い切り回して前に進む力を得て、リンカーネイションの拳に耐えきった!!
 ビクトリークリエイトナイトはそのまま吹っ飛ばそうと力を込めていたリンカーネイションの右腕を両手で掴む!!
 さらに、ビクトリークリエイトナイトはリンカーネイションの右腕を持ったまま周りに竜巻を起こすほどの勢いで反時計回りに回り始めた!!
 あまりの勢いに目を回し、抵抗できないリンカーネイション!!
 そのままビクトリークリエイトナイトは両手を上に上げてリンカーネイションを背負いつつ右側の壁にぶん投げた!!
 壁に背中からぶち当たり、あたりに白い光をまき散らすリンカーネイション!!
 しかし、リンカーネイションはこのままでは終わらない!!ふらふらながらも壁から飛び立ち、ビクトリークリエイトナイトに向かって行く!!
 ビクトリークリエイトナイトも背中の翼を回し、リンカーネイションの方に向かって飛んで行く!!両者、ふたたび右手を握って振り上げ相手の方をぶん殴る!!
 三度拳がぶつかる!!今度も互角・・・ではない、ビクトリークリエイトナイトの右の拳がリンカーネイションを一気に押し切り吹っ飛ばした!!さすがに壁に叩きつけられたダメージがたたったか!?
 ビクトリークリエイトナイトはそのまま上に飛び、右の拳を下に出して空中で体を回転させつつリンカーネイションを殴りに行く!!
 対するリンカーネイションはなんと、両手を前に出してこのビクトリークリエイトナイトの空中回転殴りを受け止めた!!しかし、受け止めたものの、空中回転殴りの勢いを殺し切れずにビクトリークリエイトナイトの空中回転殴りがリンカーネイションの両手を突破、そのまま空中回転殴りがリンカーネイションの腹に直撃!!
 リンカーネイションは白い爆発を起こして光に返った!!
 行くぞ!!ここからだ!!
 僕は右手を降ろしつつハインドさんに問いかける!!
 「ハインドさん、発動できる効果は!?」
 「な、無い!!」
 ハインドさんが僕の質問に戸惑いながら答える!!
 僕はハインドさんの戸惑いながら答えを聞き、
 再び右手を前に振り上げながら宣言する!!
 「いくぞ!!勝利をクリエイト!!
  ビクトリークリエイトナイトの効果を発動!!
  ビクトリークリエイト!!」
 
名前:ビクトリークリエイトナイト
種類:CM クリエイター
コスト:4 パワー:4000
召喚効果・チャージクリエイト1
   発動条件:このクリエイターを召喚した時
        自分のトラッシュにカードが1枚以上存在している時
   コスト:無し 発動後:カードの在り方に変更無し
   自分のトラッシュあるカード1枚を裏側表示で自分のチャージゾーンに置く
効果の発動タイミング:戦闘後
効果の発動条件:このクリエイターが戦闘で相手の
        モンスター、クリエイター、デストロイヤー
        いずれかに勝利した時
        相手のライフカードが0枚以下だった時
効果:このカードバトルに勝利する
 
 ビクトリークリエイトナイトがハインドさんの方に飛んで行き、
 背中の翼と両手首と両足首の羽を思い切り回し、周りに嵐を巻き起こす!!
 そして、右手を思い切り握ると、右手の飾りの周りの風がまとまり、右手の飾りから右腕前腕を覆うように風のドリルが出現!!
 右腕の風のドリルを思い切り地面に突き刺し、周りの地表をハインドさんごと風で吹っ飛ばしてハインドさんを空中に飛ばし、
 そのまま再び風のドリルをまとった右腕を振り上げ、風のドリルをまとった右腕でハインドさんをぶん殴った!!
 「くゃぁぁぁぁぁああああああ!!!!!!!!!」
 
勝者:双輝 創造
決め手:ビクトリークリエイトナイト
    +インスピレーションファアルポイント
    +バックステップ&フロントステップ
    +裂き白谷 クランブサイトラグィン

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 「よし!!勝った!!」
 「っつ、負けたわ・・・」
 僕の前で吹っ飛んで尻もちをついていたハインドさんが僕の勝ち名乗りを聞いて悔しそうにそう言って立ち上がり、
 カードが集まって、カードが中に戻ったデッキケースを消えかかった光の板の上から右手に取る、
 僕の方も急いでカードが中に戻って消えかかった光の板の上にある僕自身のデッキケースを左手に取った、
 すると、僕とハインドさんの前の光の板やオーロラの壁が消え去っていく!!
 僕はハインドさんの方を目を細めてにらみ問いかける!!
 「さぁ、約束だよ、ここから返してもらおうか!!」
 「私はそうしたいところなんだけどねぇ・・・」
 ん?背後にある僕達がここに入ってきた通路から音が・・・
 ガチャガチャガチャ・・・
 これは鎧の音!?
 ハインドさんが僕の言葉に返事を返した途端、僕の背後の通路から鎧の足音が響いてきた!!
 僕が右の方から振り返ると、そこには背中に翼が生え、白い鎧を身に纏った兵士たちが通路から出てきた!!
 「ちゃんと気づいてくれたようで助かったわ」
 ハインドさんがいきなりつぶやいた
 カードバトルは時間稼ぎのためか!!
 なんて、僕も何の思惑も無くカードバトルを受けたわけじゃないんだけどね・・・
 と、いきなりチェリーブロッサムがいきなり僕と通路から出てきた兵士たちの間に割って入り、
 右手で弓を、左手に矢を持って兵士たちに弓を引いて、口を開き、
 「うう、フーちゃんやリンカーネーション様がいれば、飛んで脱出することもできたのに」
 等と愚痴った後、僕の方に左の方から顔を向け、
 「ちょっと、どうすんのよ、これ!?」
 と言ってきた、僕はチェリーブロッサムの向かって、
 「大丈夫、いざとなったらデッキケースがある、それに・・・」
 そう言って、途中で言葉を止める、
 そう、ここは敵の工場の中、だが、部屋の端にある下を向いた窓から見るに、ここの床は薄く、何かが暴れればすぐ床に穴が開くだろう、
 もっとも、そんな危なっかしい真似をしなくても、もう十分危なっかしい真似をしているのだけれど、
 「さぁ、どうするのかしら?」
 ハインドさんが自信ありげに僕達に問いかけてきた、次の瞬間
 ボンッ!!ボンッ!!ボンッ!!
 大きな爆発音が連続で響く!!
 聞こえてきたのは工場の方!!
 「えっ!?」
 ハインドさんは驚き、工場の方を見る!!
 工場の方を見ると、工場の中で放り出されていたここの作業員が持っていたのと同じ2本の先のとがった鉄の棒や、左の方で吊り下げられたタンクが爆発している!!
 そして、工場奥の扉が大きな音を立て左右に開き始める!!
 ゴゴゴゴゴゴ・・・・・・
 ハインドさんは工場奥の大きな扉の方を見て
 「ちょっと!!誰よ!!扉を開けてるのは!?」
 と騒ぎ立てる!!
 実際には、誰かが動かしているのではない、おそらく、僕のデッキケースのウイルスが感染した結果だろう、
 等と僕が感心していると、
 「お迎え、ごくろ~さん」
 そんな女性の声が工場奥の大きな扉の向こうから響き、
 「お前は!?」
 「リンカーネーション様!!」
 続けて、ハインドさんとチェリーブロッサムの声が響く!!
 工場奥の大きな扉の向こうに立っていたのは上が赤紫、下の方に行くほど徐々に青紫になっていって、下の方は完全に青紫の紫のツインテール
 背に大きな上が白、下が少し赤い翼を持つ白い鎧の女性!!
 前の方に尖った上の方だけ丸い白い兜、白い鎧は前の方に尖り、
 腰元からは鉄製で金縁の付いた白い逆五角形の大きなプレートが前後左右に1枚ずつ伸び、プレートの間には白い布が貼られてスカートの様になっていて、
 前のプレートには白い布が貼られると共に金の十字架が貼られている、
 ・・・あっ!!思い出した!!あの人、確かチェリーブロッサムと一緒に飯屋で肉じゃが食ってた人!!
 と、僕が工場奥の大きな扉から現れた女性を見ていると、
 突如反対側の、後ろの通路の方からさらに誰かが走ってくる足音が聞こえてきた!!
 僕が通路の方に振り向くと、
 刃の残光と共に後ろの通路付近にいた兵士が吹っ飛ぶ!!
 通路から出てきたのは、分厚く青いフードを目深にかぶって、
 分厚い青いワンピースを着て、ワンピースの上に無骨な鉄の鎧、鉄の前掛け、鉄の小手、鉄のブーツを着て、
 背中に青い花びらが集まってできたような翼を持っていて、
 右手に幅広の鉄の両刃の剣を持った女性!!
 兵士たちは女性の方を見てあきらかにひるんでいる、一刀のもとに仲間たちが倒されたのを見て、動揺してしているのだろう、
 あれは、味方!?
 僕が驚いていると、今度は後ろから翼が羽ばたく音が聞こえてきて、
 僕が振り返る中でリンカーネーションさんが背中の両翼を羽ばたかせて素早くチェリーブロッサムの前まで飛んで行き、兵士とチェリーブロッサムの間に割って入り、
 後ろの方にいたチェリーブロッサムの前にいた兵士たちをその両手を振りまわして吹っ飛ばしつつ、
 「いやいや、ようやく助っ人に来られたよん」
 と、おちゃめにそう言うと、僕たちの方に振り返りつつ、右腕の一薙ぎで僕から見た左側にいた兵士3人を吹っ飛ばした!!
 「リンカーネーション様!!フーちゃん!!助けに来てくれたのね!!」
 チェリーブロッサムがそう言って両手を胸元で合わせリンカーネーションさんと青いフードを目深にかぶった女性の方をゆっくりと交互に向く
 そんなチェリーブロッサムの様子を見て、リンカーネーションは兜の右頬の部分を右手の人差し指でかきながら、
 「いやぁ、外側が岩壁でカモフラージュされててさぁ、どこから入ればいいのか
  入ったとして、いつ入ればいいか、なんて、ず~っと扉探したりタイミング計ってるうちに結局こんな全部が終わり際に入ることに・・・」
 「いえ、ありがとうございます」
 「リンカーネーション!!」
 チェリーブロッサムのお礼の言葉に続いてリンカーネーションさんに文句があるように叫んだのはハインドさん!!
 リンカーネーションさんがハインドさんの方に向く中、ハインドさんは続けてリンカーネーションさんを見据えつつ、
 「あんたのせいで私はカードバトルに負けたんだよ!!
  あんたのカードを引いたせいでね!!」
 そう言って、言いがかりをつける、
 リンカーネーションさんは肩を落として顔を下げてうんざりしたような格好で
 「じゃあ、デッキに入れなきゃいいじゃん」
 と反論するも、
 ハインドさんは僕たちの方に一歩近づきつつ、
 「そうだね、じゃあ、今度からそうさせてもらうさ!!」
 そう叫んだ次の瞬間、僕に向かって跳びかかってきた!!
 一番近かったから僕を狙ってきたのか!?
 なら、こっちはカードを召喚して・・・
 「お前と遊んでる時間は無い」
 背後からリンカーネーションさんの声が響くと、僕の頭上ギリギリをリンカーネーションさんが飛ぶ!!
 そして、僕に飛びかかってきていたハインドさんをその右の拳でぶん殴って吹っ飛ばした!!
 スガン!!ズシャアアァァァァ!!ガッ!!ガツッ!!ゴロゴロゴロゴロ・・・
 ハインドさんはリンカーネーションさんの右手に吹っ飛ばされ、床に叩きつけられてしばらく滑った後跳ね飛んで再び床に叩きつけられて体が横に頭が僕から見た右に向きつつ転がった!!
 「か、はっ・・・」
 ハインドさんのかすかな声が聞こえる、
 僕は思わず左の口角を引くつかせて体の動きを止める、
 次の瞬間、通路の方にいた兵士たちが一斉にチェリーブロッサムの方に向かってきた!!
 が、しかし、青いフードを目深にかぶった女性を背にしたのが運の突き、
 青いフードを目深にかぶった女性は素早く両手に鉄の剣を握ると、そのまま左から右に剣を振り抜き、兵士たち数人をを鎧ごと一気に斬り裂いた!!
 兵士たちの注意が一気に青いフードを目深にかぶった女性の方に向く、
 すると、リンカーネーションさんが通路から出て来たその青いフードを目深にかぶった女性の方を向き、
 「じゃ、ここは任せたよ!!」
 そう言って話しかけた、
 青いフードを目深にかぶった女性は兵士たちとにらみ合いしつつリンカーネーションさんに一つうなずいて返し、
 続けて、チェリーブロッサムの方を見て首を一つ縦に振る、
 すると、チェリーブロッサムの方も青いフードを目深にかぶった女性に向かって首を一つうなずいて返した、知り合いだろうか、そういえばさっきフーちゃんって言ってたような・・・
 等と僕が考えていた次の瞬間、僕の体がふわりと浮く、
 僕の腰を誰かが右手で持っているのだ、僕の体を持つ左の方を見ると、そこにいたのはリンカーネーションさん、さらに左側にはリンカーネーションさんの左手にいつのまにか抱えられるチェリーブロッサムがいた、
 そして、リンカーネーションさんは僕の方を見て、
 「それじゃ、私達はとりあえず脱出」
 そう言うと、背中の両翼を羽ばたかせて宙に浮き、工場の奥の空いた扉の方に振り返り、扉に向かって一直線に飛んで行く!!
 工場の扉の先に出るとリンカーネーションさんが大きく上昇する、そこは上下に青空をのぞむばしょ、向こうの方には草原と荒野が入り混じったところどころに薄茶色の大岩が地から突き出された大地が見え、
 大地の手前には灰色の小さな森が見え、真下の方には宙に浮かんだ小さな島の上に大きな風車が見える、
 おそらく、あの灰色の小さな森は世界樹の眷属の森で、大きな風車は発電用のもの、背後にはセレモニアルセンサーキャッスルがあるのだろう、
 「ああ、こうなるよなぁ・・・」
 いきなり愚痴ったのは左肩の方にいてここのところずっと黙っていたエンジェ、
 エンジェは続けて僕の方を向いて話しかけてきた、
 「いいか、何の反応もせずに聞けよ、
  実は、こいつに、リンカーネーションに捕まったままだと色々厄介なんだよ、
  幸い、お前を潰さないためにリンカーネーションは手加減してお前を持ってる、
  両手を使って一気に体を引き抜けば脱出できるはずだ、
  さらに、この辺りはセレモニアルセンサーキャッスルから外側の方に向かって風が吹いてる、
  このまま降りても向こうの方までたどり着けるはずだ、
  ま、どうするかは創造、お前に任せる、
  このままリンカーネーションに捕まったままでいるか、それとも脱出して旅を続けるか、
  時間はあんまりない、この辺りをリンカーネーションが抜けたらアウトだからな
  さ、どうする?」
 どうするって・・・
 あんまり時間が無いんだろ、それに、向こうの大地に向かう強い風も感じる、この風に乗ればエンジェの言う通り、向こうの大地まで行けるだろう、
 なら、僕は・・・
 僕は急いで左手のデッキケースを右の内ポケットに入れて右の内ポケットのふたの押し込み式の丸ボタンをしっかり、
 パチッ!!
 と音が出るまで止めると、リンカーネーションさんの左手に思い切り両手をつき、
 そのまま体をリンカーネーションさんの右手から引き出した!!
 「あっ!!こら!!」
 リンカーネーションさんが叫ぶ暇もあればこそ、
 僕の体は強風に吹き飛ばされ、向こうの大地の灰色の小さな森まで吹っ飛ばされていった!!
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 「もう追ってこないかな・・・」
 風に吹き飛ばされた次の瞬間、崖が目下にまで迫ったのでヒヤヒヤしたが、何とか僕の体は大地の上、灰色の小さな森の方に突入しつつ、無事に着地した、
 一方、リンカーネーションの方はといえば、強風にあおられたせいで一直線にここまで来れないのか、
 大回りしてこの森の方に飛んできていた、
 とっととこの森を抜けてリンカーネーションから離れないとな・・・
 というか、この森に突入した時に数枚Wカードが体に張り付いたんだけど、
 「どうしようこれ」
 誰にともなくつぶやき、体に張り付いたカードを右手で取って見る、
 
名前:エンジェルナイツの資源採掘
種類:H ハンド コスト:0
効果の発動タイミング:ドロー前
効果の発動条件:手札にあるカテゴリ:エンジェルナイツを持つこのカード以外の
        カードを1枚、相手に見せる
        相手のトラッシュが見せたカードのコスト以下の枚数だった時
        相手の山札が見せたカードのコスト以上の枚数だった時
効果:見せたカードのコストの数だけ、
   相手の山札の上からカードを相手のトラッシュに送る
カテゴリ1:エンジェルナイツ カテゴリ2:採掘
テキスト:騎士たちは見つけた鉱脈で許可を得て採掘を開始した!!

名前:見極めの光
種類:R リサイクル コスト:4
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:相手のチャージゾーンにある
        裏側表示のカード1枚を指定できた時
効果:発動条件で指定したカードを表にする
   この効果で表にしたカードはコストで表にした扱いでは無く
   カードの効果の発動や召喚等を行えない
カテゴリ1:見る カテゴリ2:表に
テキスト:光が降り注ぎ、相手のたくらみをほんの少しあらわにした!!

名前:熱きお湯の戦士 ホットウォーターディス
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:1200
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:パワーを上げる(アップする)、もしくは、
        パワーを下げる(ダウンする)効果を発動した、
        相手のモンスターゾーンにいるモンスター、もしくは
        チャージゾーンに表側表示で存在する
        リサイクルカード1枚を指定できた時  
効果:効果の発動条件で指定したカードで上げ下げした分のパワーの数値分、
   パワーを元に戻す
カテゴリ1:エンジェルナイツ カテゴリ2あちっ!!
テキスト:力を込めたお湯で様々な物を元に戻す騎士!!

名前:創造の獅子 グラウドル・レオリング
種類:CM クリエイター
コスト:3 パワー:2700
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘にこのクリエイターが参加する時
効果:次の戦闘が行われるまでこのクリエイターのパワーを0にする
カテゴリ1:獅子 カテゴリ2:激闘獅子
テキスト:白き鎧をまとい、爪を研ぐ獅子!!
     闘うその姿は他のすべてを飲み込んでいく!!

名前:白き荒原にわたるもの
種類:I インヴォーク
コスト:1 パワー:+300
維持コスト支払いタイミング:リチャージ直後
発動前効果・わたる力
       発動条件:相手がリサイクルもしくは
            スマッシュカードを発動した時
            コスト:0
       発動後:このカードをチャージゾーンに表側表示で置く
   このカードをチャージゾーンに表側表示で置く
   この発動前効果を発動するために発動した
   効果は発動条件を満たせなくなった時に発動できなくなる
   ただし、この発動前効果は発動したままとなる
効果の発動タイミング:無し 効果の発動条件:無し 効果:無し
カテゴリ1:荒原 カテゴリ2:渡る風
テキスト:それは、荒原を渡るもの

名前:塩い石シオイシ
種類:CM クリエイター
コスト:1 パワー:1000
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:このクリエイターと同じ番号に
        相手のモンスター・クリエイター・デストロイヤー
        が存在していた時
        次の戦闘に参加する自分のこのクリエイター以外の自分の
        モンスター・クリエイター・デストロイヤーのパワーが、
        装備設置されているカードに書かれたパワーを含めて、
        書かれたパワーと違うパワーだった時
効果:次の戦闘に参加する相手のモンスター・クリエイター・デストロイヤーと、
   このクリエイターと同じ番号にいる
   モンスター・クリエイター・デストロイヤーのパワーをこのターン、
   ((次の戦闘に参加する自分の
    モンスター・クリエイター・デストロイヤーのパワー)
   -
   (設置装備されているカードに書かれたパワーを含めた、
   次の戦闘に参加する自分の
   モンスター・クリエイター・デストロイヤーのカードに書かれたパワー))
   分、上下させ、
   さらに、この分のパワーの2倍の数値をプラスマイナス反転させ、
   次の戦闘に参加する自分の
   モンスター・デストロイヤー・クリエイターのパワーに適応する、
   この時、次の戦闘に参加する自分の
   モンスター・デストロイヤー・クリエイターのパワーが0以下、もしくは、
   設置装備されているカードに書かれたパワーを含めた、
   次の戦闘に参加する自分の
   モンスター・クリエイター・デストロイヤーのカードに書かれたパワーより、
   1000以上、上の数値になった場合、次の戦闘に参加する自分の
   モンスター・デストロイヤー・クリエイターをトラッシュに送る、
   この効果を使った後、
   このクリエイターと同じ番号に存在している
   相手のモンスターのパワーが次の戦闘に参加する自分の
   モンスター・クリエイター・デストロイヤーのパワー以下だった時、
   または、同じ番号に存在している
   相手のクリエイター・デストロイヤーのパワーが
   (次の戦闘に参加する自分のモンスター・クリエイター・デストロイヤー
   のパワー÷2(小数点以下切り捨て))以下だった時、
   このクリエイターと同じ番号に存在している
   相手のモンスター・クリエイター・デストロイヤーをトラッシュに送る、
カテゴリ1:ソルト カテゴリ2:石?
テキスト:その石はいきなり広がって塩をまいたと思ったら
     いきなり周囲の塩を回収しつつ収縮し、自身の身を守った!!
 
 「もらっとけば」
 いきなり左肩の方から聞こえたのはエンジェの声、僕がエンジェの方を向くと、
 エンジェはいつの間にか僕が右手に持つカードを覗き込んで見ていた、
 「この森から数枚カードが無くなったって、誰も迷惑するわけじゃなし」
 いや、そうかもしんないけどさ・・・
 エンジェの言い様に困惑してしまう、
 ただの葉っぱならこんな気持ちにはならないんだろうが・・・
 「ここにほっぽっといても森の肥料になるだけだって、
  カードなんて使うやついても適当に回収しちゃうだけだし
  そもそも、この森だってあまり厳重には管理してないみたいだし、
  ま、あまり厳重に管理しちゃうと悪巧みしてるんじゃないかって疑われるからなんだけどな」
 う・・・そう言われると・・・
 「人間の世界だって森から葉っぱ数枚持って帰ったって誰も文句言わないだろ、
  そもそも、セレモニアルセンサーキャッスル外の森のカードは基本持ち帰り自由なんだよ、
  森に怒られない限りはな」
 「森に怒られる?」
 いきなり森が襲い掛かってくるとでもいうのだろうか?
 「ああ、まだ言ってなかったっけ?
  世界樹世界樹の眷属はな、Wカードからいろんな存在を召喚することで外敵から身を守る習性があるのさ、
  前に植樹の話をしたが、植樹した先でも植樹した木が周りを外敵だと認識して大変だったらしい、今は落ち着いてるらしいけど、
  で、ついでに説明しちゃうと、
  こんな能力を持つ樹の力を無視しておくのは惜しいし、
  それに、世界樹の眷属が何かを召喚すると、召喚に使われたWカードは消えちまうらしいんだ、もったいないだろ、
  で、そんな世界樹世界樹の眷属の力を利用するために、デッキケースが開発されたんだって話だな」
 デッキケースって、そんな理由で開発されたのか!!
 左手で上着の右の内ポケットのふたの押し込み式の丸ボタンを外し、内ポケットの中からデッキケースを取り出し、まじまじと見つめる、
 デッキケース、開発の経緯を聞くと色々と不思議な感じがする、
 よくよく考えれば、確かに、デッキケースという様々な物を短時間とはいえ複製できるような物があるにもかかわらず、
 クリエイターの世界の技術文明は明らかに地球の技術と同等かそれ以下だ、もっと発展した技術を持っててもおかしくないのにな、
 デッキケースだけがこの世界樹世界樹の眷属を利用して作り出された物だから、強い力を持つ物であるんだろう、
 「で、どうすんだ、カードは持ってくのか?」
 ・・・この森は僕を外敵だとは思っていないのか?
 ま、アクシデントでこっちに来たんだって認識されてるんだろうな、それに森の中に入った以上、うかつには攻撃してこないだろうし、
 よし決めた!!
 左肩にいるエンジェの方を向き、はっきりと宣言する!!
 「この森に、世界樹に感謝して、このカードはありがたく使わせていただく!!
  今までのWカードも一緒に、感謝して使わせてもらう!!」
 「そうそう、その意気その意気!!」
 エンジェが茶化す中、僕はカードを持つ右手で左手に持つデッキケースのふたを開け、デッキケースの中に右手に持つカードを放りこんだ後、
 右手で左手に持つデッキケースのふたを閉め、
 左手に持つデッキケースを上着の右内ポケットに戻した、
 ・・・後でデッキケースの中のカードを整理しよう、でも、今はここを抜けるのが先だ
 考えをまとめ、急いでまっすぐ森の外へと向かう、
 森の外に出ると、そこは草原と荒野が混じったような場所、
 ところどころに大きな岩が出ているので、そこに隠れて行けばどうにかできるか、
 いや、森から出たところを空から見られたら意味無いか、
 上の方を見上げ、リンカーネーションの姿を探す、幸い、リンカーネーションはいないようだ、
 ん?、そういえば、いつの間にか空が朱に染まり始めている、ふむ、このまま夜になればいくらリンカーネーションでも、空からじゃ僕を見つけるのは困難になるだろうな・・・
 ガサガサッ!!
 「お~い、どこだ~」
 後方右の方、かなり森の深いところから茂みが動く音とリンカーネーションの声が聞こえた!!
 音と声が聞こえた方を見ると、木の隙間からリンカーネーションの持つ、上が白、下が赤の特徴的な翼が見える、
 おそらく、空から森の中に入って僕の事を探しているのだろう、
 しかし、これはチャンスだ、森の中ならリンカーネーションの視界は大幅に遮られる、
 森を離れる時に気付かれる可能性もあるが、空の上から探されるよりかはずっとましだろう、
 足音を立てないように急いで慎重に走り出す、まずは前方左の方に突き出している岩に向かって、
 タタタッ
 どうにか素早く岩の方に移動出来た、そのまま岩の裏に隠れる、そして、リンカーネーションの様子を見るため、岩の裏、右の方からチラリと森の方を見てみる、森の木々の隙間からリンカーネーションが見えた、
 と、いきなりリンカーネーションがこっち向いた!!
 急いで岩の陰に隠れる!!
 ・・・1秒、3秒、5秒、10秒・・・
 もういいか?
 再び森の方をさっきと同じように見てみると、森の木々の隙間から、リンカーネーションが森の奥の方を向き、首を左右に振ってあたりを見回しているのが見える、
 幸い、僕の事は気付いていないようだ、
 ほっ・・・
 だが、安心している暇はない、
 とっとと次に行かないとな!!
 あっちの岩がいいか!!
 左前方の方にある別の方の岩を向き、急いで足音を立てない様に左前方の方にある別の方の岩に向かって走る、
 タタタッ
 そして、再び岩陰に隠れ、右の方から森の方を覗き込む、
 森の上部の葉の部分は見えるものの下の幹の部分も、リンカーネーションの姿も見えない、
 ・・・ここまで来ると、僕の姿は森の方からは僕がよほど油断しない限りは見えないだろう、
 よし、このまま行くぞ、
 続けて、前方にある岩の方に狙いを見据えると、足音を立てずに走る、
 タタタッ
 上手く岩にたどり着いた!!早く岩陰に!!
 岩陰に隠れ、再び右の方から森の方を見る、
 もう、森の様子は、木の上部の葉の部分のさらに上半分しか見えない、
 当然、リンカーネーションの姿も見えない、ここまでくればとりあえずは大丈夫だろう、
 岩陰の方に戻り前方を見る、荒野と草原が入り混じり、岩がところどころにある風景が見える、
 行こう!!
 急いで走り出し、そのまま岩を避けつつ荒野と草原の風景を走る、
 「どこ行くの?」
 しばらく走った後、前方右の岩の岩陰から声が聞こえた!!
 この声、チェリーブロッサムかっ!?
 立ち止まり、岩陰の方を注視する、すると、岩陰から一人の人物が出てきた!!
 桜色の末広がりの肩にかかるかかからないかぐらいのショートボブの髪型、頭には桜と桜の木の枝を模した髪飾りを付け、
 その瞳は髪と同じく桜色で、顔立ちはかわいらしく、
 体には白く薄い鎧を見に付け、鎧の下には桜の花びらが描かれたミニスカートのワンピースを着ており
 両腕には白い金属製の小手、足には同じく白い金属製のブーツ、
 右腰に付けた矢筒には、中ほどに赤い矢尻の羽を持つ矢と矢筒の刃が前の方に付き、金属で補強された木の弓が入っている、
 やっぱり、チェリーブロッサムだ!!
 「いきなり飛び出してどこ行くのよ?」
 「・・・僕を捕まえに来たの?」
 チェリーブロッサムの心配したような口調に対してあんまりな言い様だとは思うが、チェリーブロッサムがリンカーネーションと知り合いな以上、警戒しなければならないのだ
 「そんなにかっかしなくてもいいわ、ちょっとお話がしたいのよ」
 「話?」
 「そうお話、なんでリンカーネーション様と一緒にいたのかをね」
 チェリーブロッサムが僕の方を正面から見据え語りだす、
 「実はね、わたしは城の調査をリンカーネーション様と一緒にしてたの、
  城下町に来て、食事して、
  ああ、そこであなたを見たんだったわね、
  ふふ、なんか、すっごい昔な気がするなぁ」
 チェリーブロッサムが両の目じりを下げ、両の口角を上げ、右手を口に当てつつ笑うが、僕は警戒を怠らない、
 「で、いざ調査するって段になった時、
  リンカーネーション様は空から、わたしは地上から城の内部を調査にっていう風になって、
  そこであなたを見て、チャンスだって思ったの」
 「チャンス?どういう事?」
 「子供と一緒にいれば警戒されないかなぁって、
  人間のあなたには鎧や武器を付けてて警戒うんぬんだなんて言いだすかもしれないけど、
  鎧を着けてても、あんまり警戒されないのよ、この世界は、
  武器の方も構えたりしなければ警戒されることは少ないわ、
  正面から狙われない限り、大抵の攻撃は鎧が弾いちゃうから!!」
 鎧はみんな着ているのだから理解できる、
 武器の方は・・・チェリーブロッサムはああ言ってるが、デッキケースなんぞ流通しているんだから護身用に持ってたりするんだろうか、
 「それで、話を戻すけど、
  ただの調査だから、何かあってもすぐに戻れば済むと思ってた、
  子どもと一緒にいれば、より警戒されずに調査できるだろうし、
  ところが、あなたったら怪しいところを調べまくってずんずん先に進んじゃうんだもん!!」
 またもチェリーブロッサムは両の目じりを下げ、両の口角を上げて笑う、
 「わたし、びっくりしちゃった!!
  調査なんて半分めんどくさいって思ってたのにね!!」
 「それで、話は終わり?」
 「もう!!つれないなぁ!!」
 チェリーブロッサムが両の目じりを吊り上げ怒る、
 そんなこと言われても、こっちは一刻も早くここから離れたいんだが・・・
 「せっかく、見逃してあげようと思ったのに!!」
 「見逃すって、なんで?」
 「なんでって・・・」
 チェリーブロッサムは目を上の方に泳がせ、悩み、
 「あなたを気に入ったから、じゃ、ダメ?」
 ・・・そうですか・・・
 「ちょっと!!あきれてないでよ!!
  ・・・じゃあ、こうしましょう!!」
 チェリーブロッサムはなにを思いついたのか、両の目じりを下げ、両の口角を上げて嬉しそうにして、
 「今度、ステーキセット!!おごってちょうだい!!」
 ステーキセット、ねぇ、どうなんだろ、この提案は・・・
 ステーキセット、高いか安いかわかんないんだけど、
 ・・・仕方がないか、
 「いいですよ、おこずかいに余裕があればだけど・・・」
 「やった!!決まりね!!」
 チェリーブロッサムが嬉しそうに声を上げた、
 そんなに食べたかったのか、ステーキセット・・・
 「それじゃ!!ついでに名前も教えて!!どこに住んでるかとかも!!」
 はぁ、教えなきゃダメか・・・
 「僕の名前は双輝 創造、住んでる場所は日本の創壊市に住んでます、
  創壊小学校の4年2組に所属してます」
 「ありがと!!じゃ、行って!!」
 チェリーブロッサムが体を左に避ける、
 よし!!これでいいな!!急いで行こう!!
 空が赤くなる中、先の方に向かって走り出すと、
 「絶対に約束だからねーーー!!!」
 背後からチェリーブロッサムの叫び声が聞こえた、
 そんな声上げたら見つかっちゃうよ!!
 左の方から急いで振り向き、右手人差し指を伸ばして口に当て、
 「しーっ!!」
 チェリーブロッサムは僕の指図を聞いたのか、目を見開いて驚きながらあわてて右手をひらいて口に当て押し黙り、
 すぐに表情を元に戻すと右手を開いてこちらに振ってきた、
 まったくもう・・・
 改めて振り返り走り出す、
 「あんなかわいい子と食事の約束を取り付けるとはやるなぁ、お前」
 左肩の方からエンジェの声、
 おいおい・・・
 あきれつつエンジェの方を見、
 「何言ってるんだ、おごらされてるっていうのに・・・」
 「そうか、そうだよな、お前、想い人がいるもんなぁ・・・」
 「想い人って、遠果はそんなんじゃ・・・」
 「いやいや、みなまで言わなくていいって」
 エンジェは首を横に振り、さらに僕を見据え、
 「これ以上は追及しないからさ、前に怒られたし」
 茶化した後、目を閉じ切り両の口角を上げ、笑う
 はぁ・・・
 あきれてしまうが今は一刻も早く先に進まないと、
 足を出来る限り速く動かし、走る、
 空は赤からはや、黒に染まり始めている、この世界の空でも夜が来て月が登り星が見える、
 空からでは、月や星の光で僕が見つかることは無いだろう、
 「この方角なら、次の目的地まで少し遠回りになるな、まぁ、仕方ないか」
 エンジェが誰にともなくつぶやき、自己完結した、
 少し遠回り、か、エンジェの言う通り、ある程度は仕方ない、今はリンカーネーションに見つからないことが先決だ、
 夜の帳が下りる中、行けるとこまで行ってやる!!
 
 WカードCVSD9話 天空にそびえし城
 終了!!
 WカードCVSD10話 雪原の向こうへ・・・に続く!!
 
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 カード紹介コーナーCVSD 第九回
 転生姫 リンカーネイション
 
 双輝 創造(以下 創造)「カード紹介コーナーだ!!」
 エンジェ(以下 エン)「そいじゃ、ちゃっちゃと行きますか!!」
 空相 遠果(以下 遠果)「行こう行こう!!」
 破壊 双我(以下 双我)「さっさと進めようぜ!!」
 創造「それじゃ、今回のゲストだ!!」
 ハインド(以下 ハイ)「で、私が出てくるわけね」
 遠果「・・・てい!!」
 ハイ「ちょ!!兜を取ろうとするな!!」
 遠果「いや、中はどうなってんのかなぁって」
 創造「まぁ、確かに気にはなるけどね・・・」
 双我「取りたいという気持ちもわかる・・・」
 ハイ「とめなさい!!馬鹿二人!!」
 エン「別にいいんじゃね、中見せても」
 ハイ「嫌だっつってんでしょうが!!私のすっぴん見てそんなに楽しい!?」
 遠果「ああ!!すっぴんなんだ!!」
 双我「すっぴんなのか」
 創造「すっぴんなんですか!!」
 ハイ「うっさい!!私は化粧なんて本当に兜を取る必要がある時しかしないのよ!!
    文句ある!?」
 創造「無いです」
 双我「無い無い」
 エン「いや、おれも無いけどさ・・・」
 遠果「でも、それって女性としてどうなの?」
 ハイ「うっだぁ~!!チェリーブロッサムといいあんたといい、
    私のやり方に何の文句があるわけ!!」
 遠果「え~!!」
 創造「あのさ、先進んでもいいかな?」
 ハイ「よくないわ!!もっと文句言ってやる!!」
 エン「はいはい、先に進むぞ、創造」
 創造「わかった、じゃあ、まずは注意事項から!!
    このコーナーのキャラクターは本編と一切関係ないよ!!
    あらかじめ了承しておいてくれ!!
    そして、今回紹介するのはこのカード!!」
 
名前:転生姫 リンカーネイション
種類:CM クリエイター
コスト:4 パワー:3200
相殺効果・復活 発動条件:このカードの効果が相殺された時 コスト:無し
        発動後:カードの在り方に変更なし
   効果の発動条件で指定した、モンスター・クリエイター・デストロイヤーを
   自分のモンスターゾーンのカードが置かれていない場所に
   コスト0扱いで召喚する
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘にこのカードが参加する時
        自分のトラッシュにいるこのカードのパワー未満の
        コスト以外の召喚条件を満たした
        モンスター・クリエイター・デストロイヤー
        いずれか1体を指定できた時
        自分のモンスターゾーンに
        戦闘を行えるカードが置かれていない場所が
        1つ以上存在した時
効果:発動条件で指定した、モンスター・クリエイター・デストロイヤーを
   自分のモンスターゾーンに戦闘を行えるカードが置かれていない場所に
   コスト0扱いで召喚する
カテゴリ1:魔天姫 カテゴリ2:転生
テキスト:どうなってんのよ、これ・・・
     彼女は親友の変わり果てた姿を見て、つぶやく・・・
 
 ハイ「このカードを変なタイミングで引いたから負けちゃったのよ私は!!」
 創造「いや、負けちゃったって、さすがにそれは言いすぎだと思うけど・・・」
 双我「変なタイミングってどういう事だ?」
 遠果「そうそう、教えてよ!!」
 ハイ「いい、このカードはパワー3200未満のカードをトラッシュから召喚できるの、
    でもね、使ってたインヴォークのパワーが-2300だったせいで、
    3200-2300でパワー900未満の奴しか召喚出来なかったのよ!!
    コスト3、パワー2400のモンスターとか
    コスト2、パワー1500のデストロイヤーとかトラッシュにいたのに!!」
 創造「ああ、インヴォーク、クァ・ワイルドネス ガードナーウェストの維持コストを払った後に引いちゃったんだねぇ・・・」
 ハイ「そうよ!!もっと強い奴をトラッシュから召喚できてたらライト・サンダー・ウィスプ・ボルトの効果を受けることも無かったのに!!」
 遠果「じゃあ、なんで、転生姫 リンカーネイションとかクァ・ワイルドネス ガードナーウェストとかデッキに入れちゃったの?」
 ハイ「両方とも強いカードでしょうが!!
    転生姫 リンカーネイションはいろんなカードをトラッシュから復活させられるし、
    クァ・ワイルドネス ガードナーウェストはライフカードを守ってくれる!!」
 エン「防御向きだが、確かに両方とも強力なカードではあるな」
 双我「だが、ダメだったんだよな?」
 遠果「相性が悪かったって事かな?」
 創造「こういう事はずいぶん珍しいけど、ありえないことじゃないと思う」
 エン「そうだな、問題なのは発動条件や効果といったところか」
 創造「うん、このカード、転生姫 リンカーネイションの場合は発動条件や効果にカード自身のパワーが関わっていたから、
    パワーがマイナスされるインヴォークと相性が悪かったんだろう」
 双我「だが、逆に言うなら、パワーがプラスされるインヴォークとなら相性がいいってことになるぜ!!
    トラッシュから復活させられるカードのパワーの上限が増える!!」
 創造「他にも、相手のパワーが効果や効果の発動条件に関わるカード、
    例えば、ライト・サンダー・ウィスプ・ボルトとかは、パワーがマイナスされるインヴォークと相性がいいってことになる」
 遠果「なるほどね~」
 双我「しかし、パワーが効果や発動条件に関わるカード以外は何の影響も受けない、
    ここいらへんも考えてデッキを組む必要があるな」
 遠果「ジェイルとは色々ちがうんだね!!」
 創造「ジェイルカードよりも影響範囲が大きいけど、パワー差が広がるわけじゃないんだよね・・・」
 遠果「ジェイルと違って簡単には戦闘結果には影響しないんだね!!」
 双我「そうだ!!書かれてる数値もカードの効果にしか影響しないぜ!!」
 創造「インヴォークは特殊なカードだ、
    書かれた効果も自動発動だから使いづらい時もあるし、
    維持コストもかかる、
    パワーも戦闘には直接影響しない、
    ぜひ、きちんと使いこなしてほしいな!!」
 ハイ「今度はちゃんと組み合わせて使えるカードを入れるわ~」
 遠果「互いを邪魔しないかも考慮してね~」
 ハイ「へいへい、わかりましたよっと」
 遠果「本当に分かったのかな?」
 ハイ「わかりましたってば」
 双我「まぁ、わかったことを祈ってだ、
    そろそろ次に行かせてもらうぜ!!
    改めて、WカードCVSD10話
    雪原の向こうへ・・・に、続く!!」
 エン「結局、転生姫 リンカーネイション自体の話はあんまりしてないような気が・・・」
 創造「じゃあ、簡単にやりますか、コストが高いがパワーはコストにしては低め、そのかわりに効果が強力だ」
 双我「なんと、トラッシュからいろいろな奴を復活させられるぜ!!モンスター・クリエイター・デストロイヤー、転生姫 リンカーネイションのパワー未満ならいろんな奴がな!!」
 遠果「相殺効果を持ってるから簡単には効果を相殺されたりしないね!!」
 ハイ「効果を使いこなせば、不利な状況から一気に逆転も可能ね」
 遠果「使いこなせればね」
 ハイ「なにが言いたいのかしら?」
 遠果「いいえ、別に」
 ハイ「こいつ・・・」
 双我「おいおい、もう終わりだぞ・・・」
 創造「そうだよ、もう終わりだよ・・・」
 遠果「あはは、わかってるよう!!二人とも!!ほら!!終わりだよ!!」
 ハイ「こいつは・・・」
 エン「じゃ、この辺で!!」
 
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