オイレンのラノベもどき置き場

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベもどきを置いていきます。

Wカード CVSD 6話 目覚めた先にあったもの カードゲームライトノベル Wカード

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カードゲームライトノベル Wカード クリエイターVSデストロイヤー
6話 目覚めた先にあったもの

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 「っつたたたた・・・」
 なんだ、ここ、なんで俺はこんなとこで寝てるんだ?
 俺が目覚めた場所、目の前には鉄格子、周りは薄く紫がかって微発光する薄気味悪い壁と床で覆われている、
 周りからは石のようなカビたような血のようなよくわからない匂いがかすかにして、音は何も聞こえずしんと静まりかえており、
 右の壁後ろの方には布すらかかっていないベットであろう四角い灰色の石の塊が、
 左の後ろの壁には灰色の石で作られた洋式の便所が置かれており、
 正面の鉄格子の右端下にはそこだけ切り取られたように四角い鉄の枠が付き、四角い錠前が鉄格子に張り付いている、おそらく、鉄格子の出入り口だろう、
 俺のいる場所は部屋の中央より右側だから、あの出入り口から放りこまれたのだろうか?
 さらに、正面の鉄格子の向こうを見ると、俺のいる場所と同じようにもう一つの鉄格子が存在しており、そこにも部屋があった
 そこにあった部屋はまさしく、牢屋だった、
 って、ちょっと待て、俺がいる方も牢屋か!?
 もう一度、よく周りを見回してみる、間違いない、ここは牢屋だ、俺は牢屋に閉じ込められている!!さらに、この牢屋、どこにも窓が無い、もちろん、鉄格子2つ向こうの正面の牢屋にもだ、
 え~っと、よく思い出せ、俺は一体何をしていた?
 なんでこんなとこに入れられたかよく思い出してみろ、
 確か俺はカードショップの大会に出たよな、警察から色々聞かれたけど、デェビルに言われて色々知らない振りしたっけ、
 で、警察から解放された後は持っていた袋にディクラインのデッキケースを入れてトロフィーを右手に持ち、デェビルと話しつつ暗くなっていた夜道を歩いてて・・・
 そうだ!!夜道を歩いてる最中にいきなり頭に衝撃が走って気絶したんじゃねぇか!!
 ということは・・・誘拐か!?俺は誘拐されちまったのか!?
 ちきしょう!!ここから出しやがれ!!
 っていうか、こんな時にデェビルは何してやがる!?
 俺は立ち上がり鉄格子の方に駆け寄る!!
 鉄格子の外、左右を見渡す、
 向こうもこちら側も似たような鉄格子と牢屋が並んでいるようだが人は一人も見当たらない、
 さらに牢屋の前の横一直線の通路も端っこは全く見えず、牢屋の前の通路がどれだけの長さかもわからない、
 「こっから出しやがれ~!!」
 ・・・・・・・・・・・・
 叫んでみたが、ダメだ、返事が無い、もしかしたら、廊下の向こうに誰かいるかもしれないが、
 この廊下の長さだ、声が届いていないかもしれない、
 ええい、落ちつけ、とりあえず状況を整理だ、
 俺の名は破壊 双我(やぶえ そうが)、創壊小学校の4年生、
 ボサボサの黒髪、鏡は無いがおそらく黒目、見た限り両手は人間の物、
 着ている物は、お気に入りのスウェイハーフコート、
 左半身がロングコートで右半身がベスト、ロングコートの袖の端は縦に切れ込みが入っていて、
 左側の肩には大きな傷の付いた黒い鎖が巻き付き、左肩の後ろ側には黒いコウモリの羽のパーツが付いていて、
 右半身のベストの袖はギザギザに切れている、
 左胸の左上の所は濃い灰色の2重丸が描かれ、そこから黒と濃い灰色で右肩にかけてコウモリの左の羽が描かれており、
 後ろの方も同じように左胸から右肩にかけててコウモリの右の羽が描かれている、
 左上の頭には真っ黒なコウモリの羽が縦に3つ連なった髪飾り、
 コートの下には黒いシャツ、黒の長ジーパン、黒い靴下、黒の革靴、黒の指出しグローブ、腰には黒色の革ベルト、
 荷物が無い以外はどこも変わっていないな!!
 って、そういえばデェビルがいないな、さっきは思わず八つ当たりしたがよくよく考えれば不自然だ、ここ最近ほとんどずっと一緒にいたからそう思うんだろうが・・・まさか!!
 俺は右手をコートの左内ポケットに突っ込む、が、無い!!左内ポケットにしまってあったはずのデッキケースがっ!!
 俺は両手で衣類の他のポケット、コートの右内ポケットとかズボンのポケットとかを探すが、どこにもデッキケースは無い!!
 ちくしょう!!誘拐した犯人め、俺の荷物だけでなくデッキケースまで奪って行きやがった!!
 一体何が目的なんだ!?身代金か?それとももっと他の物か?
 そういえば、精霊の宿ってるデッキケースって珍しいのか?
 だとするならデェビルの身があぶない!!
 とにかく、早くここから出ないと!!
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 「ここから出しやがれ~!!」
 さて、こう叫んだのは何回目だろうか、
 用を足すのには不自由しないがいいかげん腹が減ってきたしのども乾いてきた、
 誰も来ないのをいいことに鉄格子を調べたり、服の肩の鎖でどうにかできるかとも思ったがてんでダメ、
 もしかして、俺をここに閉じ込めて当の誘拐犯はどっかにトンずらこいたんじゃねぇだろうな!?
 ううむ、その可能性もあるな、とにかく、ここから脱出しないと・・・
 ズドン!!
 ん、左側から何かの爆発音が、何だ一体・・・
 って、何か左側から飛んでくるぞ!!
 その何かは俺の前まで飛んでくると、地上に落ちて転がり、滑る、
 カシュ、カンカンカン、シャー・・・
 俺の目の前に飛んできたのは真っ黒な長方体の物体で、中央に黒い宝玉がはまってて、宝玉の周りは白縁で覆われてて、長方体の角と辺も白縁で覆われてて、側部に押し込み式のスイッチが付いてて・・・
 って、俺のデッキケースじゃねぇか!!ってことは・・・
 「よぅ、元気にしてたか?」
 そいつは俺を見て右手を上げてそう言った、
 紫がかった少し長めの黒の髪、やや鋭い紫がかった黒の瞳、
 口元、右の方にのぞく八重歯、背中からは小さな黒い羽、臀部からは先が三角に尖った尾を持ち、
 体には大きな藍の衣を着て、緑色のズボンと先が上に尖った黒い靴をはき、
 頭にかぶった二股に分かれた濃い藍の三角帽の先には金色の逆十時が二股それぞれの先に付き、
 黒い三つ又の槍を穂先を下にして背中に背負っている、
 だが、そいつの大きさは俺の手とり少し大きい程度で、体型は頭と体が極端に寸胴な2頭身、
 そう、こいつこそ、デェビルだ、
 「デェビル!?お前今までどうして」
 「シーッ!!」
 俺が叫ぼうとしたところでデェビルは右手の人差し指を口元に当てて俺を制し、右手の人差し指を口から離しつつ続けて話しかけてきた、
 「騒ぐと見張りが来るかもしれないだろ、
  とりあえず、デッキケースを右手に取れ、取れるか?」
 「しゃーねぇな」
 俺はそう言って返すと、鉄格子の前に転がっているデッキケースに鉄格子の間から右手を伸ばす、
 あともうちょっと、グギギギ・・・、中指が触れた、中指を曲げてデッキケースをこっちへ、ちょい、ちょいっと、
 よし、少しずつ近づいてきた、右手でデッキケース全体を持って、っと、よしとれた!!
 「よくやった、双我」
 デェビルはそう言って、俺の右肩の方に飛んできて、さらに続けて話してくる、
 「詳しい説明をしたいが、とりあえずここから脱出だ、
  デッキケースからこの状況を打破できそうなやつを召喚しろ」
 「召喚って、カードショップでビクトリーデストロイウォーリアーを召喚した時みたいにか?」
 「その通り、ってちょっと待てよ、盛大に音を立てるのはまずい、
  ここはもう一つの方法でいこう」
 デェビルはそう言って、俺に向かって解説を始める、
 「いいか、この状況を打破できそうなやつのカードをデッキケースから1枚選びだして、
  デッキケースを持ってる手の反対の手に持って、
  持ったカードの事を念じるんだ」
 「えぇと、まずはカードだな・・・」
 俺はそう言ってデェビルに言葉を返すと、
 左手でデッキケースのふたを開け、中のカードを左手で見ていく、
 デッキケースの中身は変わってないが、
 さて、この状況を打破出来そうなやつねぇ、とりあえず、目の前の鉄格子をどうにか出来ればいいんだよな?
 よし、それならこいつでどうだ!?
 俺は一枚のカードを選び出すとそのカードを左手で持って念じる!!
 
名前:背鎌の戦士 バックサイズスラッシャー
種類:DM デストロイヤー
コスト:1 パワー:800
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:相手のモンスターゾーンにいる
        パワー1000以下のモンスターを2体指定できた時
効果:発動条件で指定した2体のモンスターをトラッシュに送る
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:無情者
テキスト:背に鎌の付いた両腕を持つ戦士、
     その鎌で敵達を切り裂いた!!
 
 俺の目の前、牢屋の外側に黒い力が集まり具現化する!!
 俺の前に現れたのは背中から鎌を生やした一人の黒い戦士だった!!
 黄色く、切れ長の複眼の目を持っており、四肢は外骨格に覆われている、
 筋肉質な肉体を持ち、体は黒く、背中からはギザギザの鉄の鎌を持ち、外骨格で覆われた腕が2本生えていた!!
 「よし!!こいつならいけるかもしれない!!双我!!牢屋から離れて指示を出せ!!小さめの声でな」
 「よしきた」
 俺はデェビルの言葉を受けて返事を返すと、急いで立ち上がり、時計回りに後ろに回って少し牢屋の奥に走った後、
 またも時計回りに鉄格子の方に向き、背鎌の戦士 バックサイズスラッシャーに指示を出す!!
 「バックサイズスラッシャー、その鉄格子を斬り裂け」
 バックサイズスラッシャーは背中の鎌を鉄格子に振り下ろす、が、
 ゴン!!
 っという音と共に鎌が鉄格子に弾かれた!!
 う、ダメだった!?
 ええっと、この場合どうすれば・・・・
 俺が助けを求めるようにデェビルの方を見るも、デェビルは目を見開きポカンとしている、
 うう、デェビルも案が無いのか、ええい、こうなったら一か八か、
 俺は左手でデッキケースのふたを開け、左手に持つ背鎌の戦士 バックサイズスラッシャーのカードを右手のデッキケースにしまいつつ、
 デッキケースの中を漁る、あ、このカードと一緒ならどうにかなるんじゃないか!?
 俺はそう思い立つと、デッキケースからこの状況を打破できるかもしれないカードを左手で引いて、そのまま左手でデッキケースのふたを閉めつつ
 
名前:黒き拳の闘士 クライフィストー
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:1000
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:このモンスターが次の戦闘に参加する時
効果:次の戦闘が行われるまでこのモンスターのパワーを500上げる
   自分のチャージゾーンにカテゴリ:デモンウォーリアーズを持つカードが
   表側表示で存在していた時、このモンスターのパワーをさらに300上げる
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:叫べ!!
テキスト:叫びの闘士、己を鼓舞し、敵を打つ!!
 
 俺の前に鉄球のような両手を持つ戦士が現れた!!
 その黒い上半身は一糸まとわず、鉄球のような両の拳を持ち、
 臀部から生えた尻尾は先の方に毛が生えていて、
 頭の上部左右から生えた赤い角は内側に曲がり、
 瞳孔の無い赤い目に、白い牙が口の下の方から生えている!!
 「そうか!!バックサイズスラッシャー1体でダメでも、
  自身の効果でパワーを上げられるクライフィストーと2体なら!!」
 クライフィストーを見たデェビルが正気に戻って叫んだ!!
 俺はクライフィストーとバックサイズスラッシャーに指示を出す!!
 「クライフィストー、バックサイズスラッシャー、今度こそ鉄格子を壊せ
  できる限り静かに」
 バックサイズスラッシャーが、ふたたび背中の鎌を鉄格子に振り下ろした!!
 ゴン!!
 大きな音を立ててバックサイズスラッシャーの鎌がはじかれた!!
 あ、ダメだった!!
 でもまだっ!!
 続けて、クライフィストーが口を大きく開けて叫ぶふりしつつ黒いオーラをまとって、バックサイズスラッシャーの鎌が当たった場所に右手を握ってぶち当てる!!
 ゴゥオン!!
 これでもだめか!?
 ええい、それなら!!もう一枚!!
 俺はデッキケースのふたを左手で開け、
 「ちょっと待った!!」
 俺がデッキケースから次のカードを探そうとすると、デェビルがいきなり叫んだ!!
 「何回もカードを使うのはやめようぜ、
  とにかく、そうだな、ほら、そこの鉄格子の鍵、あれ、壊せないかな」
 デェビルがそう言って、右手と右手人差し指で鉄格子右側の出入り口に突いた鍵穴を示した!!
 ああ、なるほど、鉄格子本体じゃなくて、出入り口の牢屋の鍵なら壊せるかもしれないな、
 俺は左手でデッキケースのふたを開け、左手に持つクライフィストーのカードを右手のデッキケースにしまって、左手でデッキケースのふたを閉めた後、
 左手と左手の人差し指で牢屋の鉄格子の右側にある出入り口の鍵穴を指しつつバックサイズスラッシャーとクライフィストーの指示を出す、
 「そこの鍵を壊せ」
 バックサイズスラッシャーは鉄格子の出入り口の方を向き、背中の両鎌を鉄格子の鍵穴に振り下ろした!!
 ガン!!
 バックサイズスラッシャーの背中の両鎌は鉄格子の鍵穴周辺に当たり、続けて、
 ガァオン!!
 クライフィストーの両手が鍵穴周辺に当たるが、牢屋の扉が開く気配はない、
 仕方がない、やっぱりここは・・・
 俺はもう一度左手でデッキケースのふたを開け・・・
 「待てってば!!」
 俺が左手でデッキケースのふたを開けようとするのををデェビルがまたも制止し、デェビルが続けて牢屋の鍵穴の方に飛んで行き、牢屋の鍵穴をじ~っと見る、
 そして、俺の方に顔を向け、口を開き、
 「とにかく、牢屋の鍵を見てみろ」
 と言ってきた、
 無駄だと思うけどなぁ、
 俺はそう思いつつ、牢屋の鍵の方に近づき、牢屋の鍵の方を見てみる、
 って、あれ、牢屋の鍵、少し歪んでる気が・・・
 「どうする、双我?」
 デェビルがいたずらっぽく俺に問いかけてきた、
 よし、デェビルがそこまで言うならやってみるか!!
 俺は時計回りに後ろに振り向き、鉄格子に鍵から離れると、ふたたび鉄格子の方に向き、バックサイズスラッシャーとクライフィストーに指示を出す!!
 「バックサイズスラッシャー、クライフィストー、牢屋の鍵を壊せ」
 バックサイズスラッシャーは再び背中の鎌を牢屋の鍵に振り下ろした!!
 ガッ!!
 と音をたて、弾かれる、
 続けて、クライフィストーが大きく吠える真似をして右手を握って牢屋の鍵に向かって振り下ろす!!
 ガゴッ!!
 だが、まだだ!!
 「もう一度だ、バックサイズスラッシャー」
 再度、背中の鎌を牢屋の鍵に振り下ろすバックサイズスラッシャー!!
 ガギッ!!
 鎌は弾かれたというより、何かを傷つけたような音を出す、よし今度はなんか手ごたえがあった!!
 「次はお前だ!!クライフィストー、自身のパワーを上げて殴れ」
 俺はさらにクライフィストーに指示を出す、すると、クライフィストーは大きく吠える真似をして自身に黒いオーラをまとい、、
 その右手を握って牢屋の鍵穴に振り下ろした!!
 ガシィィィン!!
 今度はクライフィストーの右手が牢屋の鍵を破壊し、鍵のパーツのいくつかを吹っ飛ばした!!
 俺は鍵が吹っ飛ばされた牢屋の扉を右手で開け、牢屋の外に出ると、
 「脱出する前にちょっといいか?」
 鍵が壊された牢屋の中から出た俺に、いきなりデェビルが話しかけてきた、
 デェビルは右手と右手の人差し指を正面の牢屋に向け、さらに続けて話す、
 「デッキケースをあの牢屋に向けて側部のスイッチを押してほしいんだ、出来れば複数回」
 「なんでそんなこと・・・」
 「いいからやれって」
 ぼやく俺に向かってデェビルが叫ぶ、俺はしぶしぶ右手に持つデッキケースを正面の牢屋に向け、デッキケースのスイッチを複数回押す、すると、デッキケースからスーと音がなり、
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 「な、これは一体どうなってるんだ!?」
 デッキケースのスイッチを押すと、デッキケースからスーと音がなり、デッキケースの中から数枚カードが出てきた!!

名前:要塞ダ・パーデルワームの牢屋
種類:J ジェイル
コスト:2 パワー:-1400
維持コスト支払いタイミング:リチャージ直後
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘がこのカードが置かれた場所で行われる時
        次の戦闘に相手のモンスターが参加する時
効果:次の戦闘に参加する相手のモンスターのパワーを
   次の戦闘が行われるまで200下げる
カテゴリ1:パーデルワーム カテゴリ2:牢屋
テキスト:捕らえた相手を置いておく牢屋、
     その不気味な雰囲気はとらえたものを恐怖に陥れるらしい
 
 左上にJと書かれていて、すぐ右に2と書かれている、
 これはジェイルカードのコスト2という意味合いだよな、
 その下には四角い枠の中にさっきの牢屋を絵にしたような物が描かれていて、
 絵の下には-1400と書かれている、これはジェイルカードの意味合いから見るに相手のパワーを1400下げるとい意味合いだろう、
 さらに-1400の左側には維持コスト支払い、リチャージ直後、さらにその下には発動タイミング、戦闘前と書かれている、
 これらはジェイルの維持コストを支払うのはリチャージ直後、効果を発動させるのは戦闘前と言う意味合いで、
 パワー、維持コスト支払いタイミング、効果の発動タイミングの下の四角い枠の中には発動条件と効果が書かれている、
 これらはこの発動条件を満たせばこの効果が発動するという意味合いで
 さらに、その下には左側にカテゴリ1、パーデルワーム右側にカテゴリ2、牢屋を書かれている、
 これらはカテゴリ1がパーデルワーム、カテゴリ2が牢屋という意味合いで、
 さらに、その下にはゲームには使用しないフレーバーテキストが書かれている、
 裏面はどうなってるんだ?俺は出てきたカードを左手に取り裏に向ける、
 右上から左下に向けて境界線が敷かれ、左上は白、右下は黒くなっていて、それらの色は縁の方で反転した色合いになっており、
 中央の左側には黒くCARDと、右側には白くGAMEと書かれ、
 さらに中央には白だか、黒だか、灰色だかのよくわからない色合いで大きくWと書かれている、
 間違いない、Wカードだ!!
 「驚いただろ?」
 デェビルが両の口元を上げ、自慢げに俺に言ってきて、続けて俺の顔を見つつ、俺に話しかけてきた
 「その顔は相当驚いたようだな~、ま、無理もないか、
  とにかくな、思いついた時でいいから、こうやって出来る限りカードを集めといて欲しいんだよ、
  ま、とりあえず、出てきたカードはデッキケースにしまっとけ」
 俺はデェビルに向かって首を何度も縦に振ると、左手でデッキケースからカードを取って、デッキケースのふたを開け、デッキケースの中に今出てきたカードを放りこみ、デッキケースのふたを左手で閉める、
 と、俺は今俺が脱出した牢屋をデッキケースでとるとどうなるのか少し好奇心が湧き、
 後ろを向いてデッキケースのスイッチを押した、さて、何が出てくるか・・・
 
名前:要塞ダ・パーデルワームの破壊牢屋
種類:J ジェイル
コスト:1 パワー:-500
維持コスト支払いタイミング:リチャージ直後
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘がこのカードが置かれた場所で行われる時
        自分のチャージゾーンに1枚以上カードが存在している時
        次の戦闘に参加する相手のモンスターがパワー1500以上
        もしくは、パワー0以下の時
効果:次の戦闘に参加する相手のモンスターがパワー1500以上の時、
   次の戦闘に参加する相手のモンスターを相手の手札に戻し、
   このカードと自分のチャージゾーンにカード1枚をトラッシュに送る
   次の戦闘に参加する相手のモンスターがパワー500以下の時、
   次の戦闘に参加する相手のモンスターをトラッシュに送る
カテゴリ1:パーデルワーム カテゴリ2:破壊
テキスト:脱出!!牢屋の鍵を壊して、脱出!!
 
 なんだ、このカード、
 「へぇ、破壊された牢屋からはこんなカードが出てくるのか・・・」
 いきなりデェビルが右肩の方から話しかけてきた、デェビルは続けて話しかけてくる、
 「なんか、面白いよな、ちょっと状況が変わっただけで出てくるカードが変わったり、変わらなかったり・・・」
 そういうもんなのか・・・
 俺はそんなことを考えつつ、左手でデッキケースを開けてデッキケースから出てきたカードを左手で持ってデッキケースの中に放り込み、デッキケースのふたを閉じる、と、
 デェビルは続けて俺に話しかけてきた、
 「よし、じゃ、とっとと行こうか、
  とりあえず、元来た方は危険だから、こっちだ!!」
 そう言って、デェビルは左側の方を右手と右の人差し指で指さした、あっちはデッキケースが飛んできた方と反対側だが・・・
 「ほら、とっとと行くぞ!!」
 デェビルがさらに急かしてくる、ええい、どうなっても知らないからな!!
 俺はデェビルが指さす方に向かって走り出す、って、クライフィストーとバックサイズスラッシャーが止まったままだ、
 俺は左側からクライフィストーとバックサイズスラッシャーの方を向くと、
 「クライフィストー、バックサイズスラッシャー、来い」
 と言う、すると、クライフィストーとバックサイズスラッシャーが俺の方に走ってきた、
 クライフィストーとバックサイズスラッシャー、もしかして、指示を出さないと何もしないのか?
 そういえば、俺が前に召喚したビクトリーデストロイウォーリアーも、ディクラインが召喚したギガトメラもそんな感じだった気がするな、
 って、そんなことは後で考えるか、俺は正面の方に向き直ると、デェビルの支持する方に再度走り出す、
 しばらく牢屋の並ぶ通路を走ると、牢屋の並ぶ通路の先に牢屋と同じような鉄格子が見えてきた、
 鉄格子の先には紫の微発光する石材で出来た階段が見えるから、おそらく、ここが牢屋地帯の出口だろう!!
 俺は鉄格子から少し離れたところで立ち止まると、さっきと同じようにバックサイズスラッシャーに指示を出す、
 「クライフィストー、バックサイズスラッシャー、鍵を壊せ」
 クライフィストーとバックサイズスラッシャーは俺の指示に応え、俺の前まで出てくると、
 クライフィストーは吠える真似をして黒いオーラをまといつつ右手を、バックサイズスラッシャーは背中の鎌を、鉄格子の鍵に何度もたたきつけて鉄格子の鍵を壊した、
 すると、バックサイズスラッシャーがいきなり消え、続けてクライフィストーも消えた!!
 「チッ、時間切れか・・・」
 いきなり、デェビルが悔しそうにそう言った、
 「時間切れ?」
 俺は右肩の方にいるデェビルに問いかける、
 そういえばビクトリーデストロイウォーリアーの時もいきなり消えたな、
 デェビルは俺の方を向いて説明してきた、
 「いいか、さっき、バックサイズスラッシャーやクライフィストーを呼び出したような、デッキケースによる実体化は、回数制限と時間制限がある、
  訓練していない場合は、大体1日3回、それぞれ約3分程度だ」
 「そ、そんだけなのか!?」
 デェビルは首を縦に振りながらさらに続けてくる、
 「そうだ、だからクライフィストーとバックサイズスラッシャーはよく持った方だ、
  本当はデッキケースによる実体化は回数を節約しなきゃいけないんだが・・・」
 今日の分、仮にビクトリーデストロイウォーリアーは実体化した時より時間が立っているから回数に数えないとしても、
 背鎌の戦士 バックサイズスラッシャー、黒き拳の闘士 クライフィストーの2回、今日使用したことになる、
 うう、今日残り一回か、デッキケースには頼らずに進まないとな・・・
 「とにかく上に行くぞ、何時までもここにいても始まらない」
 俺はデェビルの言葉に応え、鍵の壊れた鉄格子に近づいて鍵の壊れた扉を右手で開け、
 奥にあった階段を上へと上がっていき、階段が途切れたところで周りの様子をうかがう、
 壁床天井は牢屋と同じ、不気味に紫に微発光する石材で出来ていて、正面には長い通路が、
 右側にも道があるが、少し行くと道が左右に分かれている
 さて、どっちに進むべきか、
 ズドーン!!
 右側手前の道の方から大きな音がして、右側手前の道から黒い鎧と黒い兜と黒い槍で武装した兵隊達が出てきて、右側奥の道に向かって大きな足音を立て走って行く!!
 もしかして、何かあって逃げてる?
 って、あぶねぇ!!
 俺はとっさに階段を1段降りて身を隠す、っとそうだ、俺は階段の端からデッキケースをちょろっと出してスイッチを数回押す、
 デッキケースからスーと音を立ててカードが出てきた!!
 
名前:要塞ダ・パーデルワームの兵隊 ケヘツ
種類:M モンスター
コスト:0 パワー:300
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次に戦闘をおこなうのがこのモンスターだった時
        次の戦闘に相手のモンスターが参加する時
        このモンスターが場所と同じ番号の自分か相手の場所に、
        カテゴリ:パーデルワームを持つ
        ジェイルカードが置かれていた時
効果:次の戦闘に参加する相手のモンスターのパワーを
   次の戦闘が行われるまで500下げる
カテゴリ1:パーデルワーム カテゴリ2:兵隊
テキスト:いきなり兵隊たちは森の中にいた!!

名前:要塞ダ・パーデルワームの傭兵 ヘテセ
種類:M モンスター
コスト:0 パワー:300
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次に戦闘をおこなうのがこのモンスターだった時
        次の戦闘に相手のモンスターが参加する時
        自分のチャージゾーンに1枚以上、裏側表示で
        カードが存在していた時
効果:次の戦闘に参加する相手のモンスターのパワーを
   次の戦闘が行われるまで300下げる
   自分のチャージゾーンにある裏側表示のカード1枚を表側表示にする
   表にしたカードの中でカテゴリ:パーデルワーム
   を持つカード全て裏に戻す
   この効果で表にしたカードはコストで表にした扱いでは無く
   カードの効果の発動や召喚等を行えない
カテゴリ1:パーデルワーム カテゴリ2:傭兵
テキスト:とっと終わらせよう
     雇われた傭兵は愚痴る

名前:要塞ダ・パーデルワームの支給槍
種類:E イクイップ
コスト:0 パワー:+100
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次に戦闘をおこなうのが、
        このイクイップを装備したモンスターだった時
        次の戦闘に相手のモンスターが参加する時  
        自分か相手のモンスターゾーンに、
        カテゴリ:パーデルワームを持つ
        ジェイルカードが置かれていた時
効果:次の戦闘に参加する相手のモンスターの効果を
   次の戦闘が行われるまで発動できなくする
カテゴリ1:パーデルワーム カテゴリ2:槍
テキスト:いきなり兵隊たちは森の中にいた!!
 
 って、使えんのかこれは、
 「手前の方は広場兼訓練場がある方だな、入口の方に回り込むつもりか、
  って双我、早速やってるな」
 デェビルが俺に向かって話しかけてきた
 「そうやって、カードを集めて行け、カードバトルで役に立つ、
  おっと、今は余計な事は聞くなよ、声を出して見つかったら面倒だからな、
  お、足音が聞こえなくなった」
 あ、本当だ、だが、正面、右側奥、右側手前のどこに進めばいい?
 右側奥はまずダメだ、さっき兵隊が大挙して行った、
 右側手前もまだ兵隊が残ってるかもしれない、とすると、
 「正面、行くしかないか」
 「だな」
 俺のつぶやきにデェビルが応え、俺は左手でデッキケースのふたを開けて、デッキケースの中にカードを放りこむと、
 右手にデッキケースを持ったまま階段を上り切り正面へと歩き出した、
 さて、この先にはいったい何があるんだ?
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
  
 「とりあえず、出入り口に」
 俺が走っている最中にデェビルがそう言って話しかけてきた、
 「と、思ったけど、今行ってる方は入口の反対側の方なんだよな、さて、どうするべきか・・・」
 おいおい、反対側なのかよ、やっぱりデッキケースが飛んできた方から逃げた方が良かったんじゃ・・・
 「だが、出入り口とは反対でも、一応裏口はあるからな、いざという時はそっちの方を使ってもらうことになるか」
 裏口ねぇ、いざって時とか言ってるってことは、あんまりいいルートじゃなさそうだ、
 下水道とか、裏口から出たら即崖とか、多分、そんな感じなんだろうか、
 とにかく、あぶないルートなら俺もごめんこうむりたいが・・・
 ズドン!!
 俺の背後の方でいきなり爆発音がする!!
 おい、なんか、ここ、さっきから爆発音が多いような気が・・・
 俺はデェビルに問いかけてみる、
 「なんか、さっきから爆発が多くないか?
  デッキケースが飛んできた時といい、兵士たちが向かって行った時といい・・・」
 「まぁ、そりゃあ、色々あるからなぁ・・・」
 「色々って、なんだよ・・・」
 「なぁ、双我・・・」
 デェビルが俺の方を向いて話しかけてきた、
 「良いニュースと悪いニュースどっちが聞きたい?」
 「悪いニュースだ」
 「良いニュースからだな」
 デェビルが俺の意見を無視して話を続ける、
 「実はな、救出隊が来てんだよ、お前を助けるための」
 おお!!本当か!?だったら、その人たちに助けてもらえば・・・っていうわけにもいかないんだよな、
 もし、救出隊が来てるだけなら、こうしてデェビルが悪いニュースの事を言い出すはずが無いし、
 今頃俺はその救出隊の人たちと一緒にいるはずだ
 となると続きは・・・
 デェビルが俺の方を向き、続きを話し出す、
 「で、悪いニュースっていうのは・・・」
 「救出に失敗した、とか」
 「当たりだ」
 俺はデェビルの言葉を予想して先に言い出す、
 うう、やっぱりか・・・
 デェビルは続けて俺に話しかけてきた、
 「ま、爆発音が時々響いてるのは、救出隊とここの奴らがガチバトルやってるせいってわけだ、
  もっとも、そのガチバトルやってる救出隊が、おれ様のデッキケースを双我の元まで届けてくれたんだよ、
  兵隊たちがおれ様のデッキケースを使ってたのを救出隊が取り上げて、双我のいる牢屋の所まで放りこんだってわけ、
  で、そのおかげでおれ様もこうしてナビできてるっつーわけだな」
 ああ、そうか、ま、それなら救出隊に感謝しないとな、
 逃亡中の身とはいえ、牢屋の中にいるよりかは幾分かましだし、
 「双我、ストップ!!」
 いきなりデェビルが俺の事を呼び止めた!!
 俺は足を止めてデェビルの方を見て話しかける
 「なんだよ、いきなり呼びとめて!!」
 「双我、よく見てみろ、廊下の紫が少し濃くないか?」
 俺はデェビルに言われて正面の方を見る、
 目の前には微発光する紫の床と壁と天井が、ってちょっと待て!?
 確かに、紫が少し濃いような気がするようなしないような・・・
 「双我、デッキケースで前の方をとって見ろ、何も無ければそういうカードが出るはずだ」
 俺はデェビルの指示に従い目の前にデッキケースを出して、デッキケース側部のスイッチを複数回、押す!!
 さて、いったいどんなカードが出てくるんだ、
 デッキケースから、スーと音を立ててカードが出てきた!!
 
名前:針打ちトラップ!!
種類:DR デスティレイブ コスト:2
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘に相手の参加する
        モンスター・デストロイヤー・クリエイターのパワーが
        1000以上かつ、
        カテゴリか名前の中に「鳥」「翼」「バード」「ウイング」
        の言葉が入っていなかった時
効果:次の戦闘に参加する
   相手のモンスター・デストロイヤー・クリエイターのパワーを
   次の戦闘が行われるまで1600下げる
   パワーを下げた後、パワーが0以下だった時、
   次の戦闘に参加する
   相手のモンスター・デストロイヤー・クリエイターを相手の手札に戻す
カテゴリ1:トラップ カテゴリ2:針
テキスト:下からいきなり針が飛び出てくる!?
     侵入者を捕らえるためだが、少々反応が遅いな・・・
 
 トラップが置かれていたか、だが!!
 このカードに書いてあることを信じるならば、少々反応が遅いらしい、
 さらに、侵入者を捕らえるためとは、ということは、おそらくは、あまり大きな攻撃力は持ってないんだろう、
 そういえば、どこかで地雷は相手の足を吹っ飛ばして命だけ生きながらえさせるために威力が調整されてるって聞いたことがあるな、
 相手を殺すんじゃなく、足手まといにして別の兵士の動きを封じるんだと、
 もっとも、罠にかかって死ぬのはごめんだけどな、ここの兵士たちが馬鹿正直に俺を医者に見せてくれるとも思えないし、
 生き残っても、体の一部を吹っ飛ばされてそのまま治療を受けなければ死んでしまうだろう、
 だが、トラップがあるであろう、床の紫が少し濃いところはあまり大きくないし、奥に別のトラップがあるとも思えない、
 ということは、トラップのある大体の場所は割れてわかっていることになる、
 だとするなら、全力疾走で飛び越せば、どうにかなるんじゃないだろうか?
 俺はここまでの考えについて、デェビルにたずねる、
 「なぁ、デェビル、このトラップ、俺が飛び越えられると思うか?」
 「行けるんじゃなぇか?」
 デェビルはこともなげに答え、言葉を続ける、
 「この罠自体はあまり大きくないし、罠の向こうにもう一つ罠がありそうでもない、
  さらに、この罠の反応速度や感知能力を加味しても、
  お前が飛び越えられる可能性は高いと思うぜ」
 よし、それなら!!
 俺は左手でデッキケースのふたを開け、さっき出てきたカードを左手で持ってしまうと、デッキケースのふたを閉め、
 右手にデッキケースを握りしめたまま時計回りに後ろを向いて十歩ほど歩いて再び時計回りに後ろを向き、
 罠の有りそうな場所をよく見て確認、そして、気合を入れるように俺は口を開く!!
 「よっしゃ!!行くぞ!!」
 「行って来い!!」
 俺はデェビルの言葉を聞きつつ、全速力で走りだし、床の紫が少し濃いところの直前で思い切り前に向かって跳んだ!!
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 「はっ!!」
 俺はものの見事に床の紫が少し濃いところの向こう側に、
 スタッ!!
 っと、音を立てて着地した!!
 よしこれで、
 ジャキン!!
 背後からいきなり鋭い音がした!!
 おそるおそる時計回りに振り返ると、床の色と同じ薄紫の大きな針がそこにあった!!
 何が侵入者を捕らえるためだ!!思い切り死にそうじゃねぇか!!
 「おお、どうにか飛べたな」
 デェビルがのんきに俺に話しかけてきた、
 「まぁ、無事で何よりだ、とにかく先に進むぞ、裏口まで行かないとな、まだ罠とかあるだろうけど」
 そういえば、デェビルはトラップには、って、前にデェビルの胸倉掴もうとしすり抜けたんだったな、
 俺はそんなことを考えつつも、デェビルの言葉に不安に感じながら先に向かって歩き始める、
 さっきは走っていたが、トラップがある以上、むやみやたらと走り回るわけにもいくまい、
 トラップの先は左右の壁に濃い茶色の木の扉が並んでいた、
 木の扉は四角の上に半円を直線部分を下にして乗せた形をして、中央左側には鉄の輪っかのドアノブが付いている、
 興味本位で木の扉の中の一つ、左手前の扉を開けてみると、扉の先には部屋があり、部屋の四隅には1つずつ2段ベットがあって、2段ベットの隙間を埋めるように左右に1つずつ木のタンスが行かれ、奥に2つ木のテーブルが並んでいる、
 2段ベットは鉄の枠で4つの足と転落防止用の柵と梯子が作られていて、すこし汚れた上下一つずつ白いシーツと枕が置かれており、
 木のタンスは上が両開きで下が3段の引き出しになっている物で、奥の木の机はといえば木で出来た円柱状の4つ足の上に木の板が置かれ、木の板の下にぶら下がるように引き出しが木の板の下左右に一つずつ付いた簡素なもので、木の板の上、右奥の方には数冊本が立てて並べられている、
 この部屋はさっきの兵士たちの部屋か何かだろうか?
 「ほら!!とっとと行くぞ!!見つかったらどうする!!」
 「わかった、今行く」
 デェビルの叫びに俺は応えて先へと進む、いろいろ部屋に興味があるが、今は調べる余裕がない、
 が、カードにとる余裕ならあるな、
 俺は急いでデッキケースのスイッチを数度押す、スーという音を立ててカードが出てきた!!
 
名前:要塞ダ・パーデルワームのタコ部屋
種類:J ジェイル
コスト:1 パワー:-1100
維持コスト支払いタイミング:リチャージ直後
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘がこのカードが置かれた場所で行われる時
        次の戦闘に相手と自分のモンスターが参加する時
効果:次の戦闘に参加する自分のモンスターのパワーを
   次の戦闘が行われるまで500上げる
   この効果を使用した戦闘の戦闘後終了時、
   戦闘結果に関わらず、次の戦闘に参加した自分のモンスターをトラッシュに送る
カテゴリ1:パーデルワーム カテゴリ2:一応休憩室
テキスト:パーデルワームの兵士たちの休憩部屋、
     ここだけは荒らされたくないらしい
 
 俺は出てきたカードを急いで左手に持ってその左手でデッキケースのふたを開けて、デッキケースの中に出てきたカードを放りこみ、先へと急ぐ、
 俺が先に進んでいると、次第に道は少しづつ右へと曲がり、上り坂へとなって行き、かなり急こう配になったと思ったら、先の方が階段となっていく、と、
 「ストップ」
 デェビルの言葉を聞き、俺はとっさに足を止める、
 俺が足を止めた時、デェビルが自分の右手と右人差し指を先の方へと伸ばし、
 「先の方を見てみろ」
 と指示を出してきたので、俺は階段の上の方を見上げる、
 そこにいたのは、紫の浮遊する物体に、白く光る床?
 って、こういう時はデッキケースだよなっと、
 俺は右手に持つデッキケースを前に出し、スイッチを数回押す、
 すると、デッキケースからすーっと音を立てて数枚のカードが出てきた、さて、何が出てきたかな
 
名前:要塞ダ・パーデルワームの浮遊球体
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:1000
効果の発動タイミング:戦闘後
効果の発動条件:このモンスターが戦闘で
        相手のモンスターに引き分けまたは敗北した時
        手札またはチャージゾーンにあるカテゴリ:パーデルワームを持つ
        コスト4のモンスターカードを1枚見せた時、
        指定したカードがチャージゾーンに裏側表示で存在する場合は
        表にして相手に確認させすぐ裏に返す、
        この効果で表にしたカードはコストで表にした扱いでは無く
        カードの効果の発動や召喚等を行えない
        上記で指定したカード以外にチャージゾーンにカードが
        裏側表示で2枚以上存在している時
効果:このカードをトラッシュに送る、
   この時、装備していたカードも一緒にトラッシュに送る、
   効果の発動条件で見せたカードを、このカードが置かれていた場所、
   もしくは、戦闘を行えるカードが置かれていない場所にコスト2扱いで召喚する
カテゴリ1:パーデルワーム カテゴリ2:球体
テキスト:何だあの球体はっ!?
     兵士たちの前に立ちふさがったもの、それは未知の球体!?

名前:要塞ダ・パーデルワームの警報装置
種類:R リサイクル コスト:4
効果の発動タイミング:戦闘後
効果の発動条件:自分のデッキが1枚以上存在している時
        自分のチャージゾーンに裏側表示で存在している、
        カテゴリ:パーデルワームを持つ
        このカードと同名カード以外のカードを2枚指定できた時
        指定したカードは表にして相手に確認させすぐ裏に返す、
        この効果で表にしたカードはコストで表にした扱いでは無く
        カードの効果の発動や召喚等を行えない
効果:自分のデッキの中からカテゴリ:パーデルワームを持つ
   コスト4のモンスターカードを1枚手札に加え、デッキをシャッフルする
   デッキからコスト4のモンスターカードを加えられなかった時は
   このカードをトラッシュに送る
   このカードのコストには発動条件で指定したカードを含めなければならず、
   発動条件で指定したカードはコストで表にした時に発動することは出来ず、
   コストとして表にした後トラッシュに送る
カテゴリ1:パーデルワーム カテゴリ2:警報
テキスト:その白い床を踏んだ時、連絡が飛んで行く!!
 
 なるほど、出てきたカードの効果を見るに、触れるか何かしたら、警報が鳴る仕組みか!?
 それならば、触れなきゃいいだけの話!!
 ちょうど、要塞ダ・パーデルワームの浮遊球体達が右上の方に動き、浮遊球体達の左下のあたりが開いた!!
 俺はデッキケースの中に左手で出てきたカードを持ってデッキケースのふたを開け、デッキケースの中にカードをしまってデッキケースのふたを閉じると、しゃがんで要塞ダ・パーデルワームの浮遊球体達の左下の方に滑り込み、
 白い床の階段を踏まないように一足跳びで次の段に上ると、
 上の方に要塞ダ・パーデルワームの浮遊球体が無い場所を見つけ、そこまで歩いて行った後、上の方を見て要塞ダ・パーデルワームの浮遊球体が無いことを確認して立ち上がる、
 ・・・いきなり後ろから追ってくるなんてことは無いよな?
 俺が後ろを振り向くも、浮遊球体達はふよふよと規則性無く動くのみ、とりあえず大丈夫そうだ
 俺は前の方へと向くと、歩いて先へと進んだ!!
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 「ん?あの部屋は何だ!?」
 階段が終わってしばらく先に進むと、右の方に扉の無い部屋があった、
 ちなみに俺がここに来るまでに後ろの方を何回か振り返ったが、後ろの方から誰かがやってくる姿も気配も無し、どうやら警報装置は作動してないようだ、
 俺は前方右側にある部屋に近づき、中を覗き込む、
 部屋の中は狭く、部屋の中右側には黒紫の鎧兜に身を包んで椅子に座って居眠りする男と、男の座る簡素な木の椅子に男のすぐそば、部屋の中央には簡素な木の机があって、さらに右奥の壁には槍が立てて置かれていて、槍のすぐそば、部屋の右奥には黒い円柱状の袋の口が白い紐で閉められた荷物が、ってあれは俺の荷物じゃねぇか!!
 さて、どうする、荷物は取り返したいが、眠ってるとはいえ見張りの兵士がいる以上、早々簡単には近づけないが・・・
 「とりあえず、デッキケースで状況調べたらどうだ?」
 デェビルがいきなり右肩の方から話しかけてきた、
 そうだな、そうするか
 俺は右手に持つデッキケースを部屋の方に向けると、デッキケース側部のスイッチを複数回押す、すると、スーという音と共にデッキケースからカードが出てきた!!
 さて、何のカードが出てきたんだ?
 
名前:見張り ミ・ハーリ
種類:M モンスター
コスト:0 パワー:400
効果の発動タイミング:無し 効果の発動条件:無し 効果:無し
カテゴリ1:見張り カテゴリ2:やる気0
テキスト:やる気のない見張り、名前もやっぱりやる気が無い

名前:休眠 スリーピング
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次に戦闘を行う自分のモンスターが
        発動タイミング:戦闘前を持っている時 
効果:次に戦闘を行う自分のモンスターのパワーをこのターン0にする
   次に戦闘を行う自分のモンスターは
   次のターン、発動条件を満たしている場合、効果を2回発動できる
カテゴリ1:休眠 カテゴリ2:やる気0
テキスト:ふぁ~あ、眠たい
     やる気なくいきなり眠り始めた!!

名前:見張り部屋に漂う
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:相手のモンスターゾーンに
        発動タイミング:戦闘前を持つモンスターが存在している時
        次の戦闘に自分のモンスターが参加する時
効果:次に戦闘を行う自分のモンスターのパワーを
   次の戦闘が行われるまで300上げる
カテゴリ1:見張り カテゴリ2:認識
テキスト:問題なし!!
     そう言って声を張り上げた、
     とりあえず、問題はなさそうだ・・・
 
 名前:要塞ダ・パーデルワームの見張り口
 種類:J ジェイル
コスト:1 パワー:-700
維持コスト支払いタイミング:リチャージ直後
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘に参加する相手モンスターが
        コスト1以下かつ、パワー1000以下だった時
        このカードが置かれている場所にモンスターがいる時
        モンスターゾーンの
        このカードが置かれている場所と
        次の戦闘に参加する相手モンスター以外に
        モンスターが存在していない時
効果:次の戦闘に参加する相手のモンスターを
   相手のチャージゾーンに裏側表示で置く
カテゴリ1:パーデルワーム カテゴリ2:見張り
テキスト:君待ちたまえ!!この先は行けないぞ!!
     彼はそう言って通せんぼした!!

名前:要塞ダ・パーデルワームの見張り部屋
種類:J ジェイル
コスト:1 パワー:-800
維持コスト支払いタイミング:リチャージ直後
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘がこのカードが置かれた場所で行われる時
        次の戦闘に参加する相手モンスターが
        効果を相殺含めて発動した後
効果:次の戦闘に参加する相手モンスターは
   カードの書かれた数値にパワーが戻り、
   その後、装備や設置されたカードのパワーを合算する
カテゴリ1:パーデルワーム カテゴリ2:見張り
テキスト:ああっ!!今、お前、何かやったな!!怪しいぞ!!
     見張り小屋の兵士はそう言って、目の前の奴をしょっ引こうとした!!
 
 ・・・出てきたカードを見る限りは、兵士ミ・ハーリはきっちりと眠ってしまっているようだ、
 これなら、荷物を取ることもできそうだな、
 俺は部屋の中に抜き足で入り、
 「んごっ」
 いきなり、ミ・ハーリが声を上げる!!
 俺は一瞬、ビクッと驚きミ・ハーリの方を見るが、ミ・ハーリの様子はどこも変わっていない、
 兜で顔はよく見えないが、大口を開けて寝言でも言ったのだろうか、
 「早く!!」
 あっけにとられていた俺にデェビルが声をかけてきた、
 おっといけない、ちゃっちゃと俺の荷物を取り戻さないとな、
 俺はゆっくり部屋の右奥にある荷物の方に近づき、袋の口の白い紐を左手に取りひもを引っ張って荷物を持ち上げる、
 よし!!荷物を取り返し・・・
 「おい!!槍が!!」
 え?俺はいきなりのデェビルの言葉に右側にある槍の方を見る、
 すると、荷物のそばにあった槍が荷物がとられたことでバランスを崩したのか、たまたま持ち上げた時に荷物が当たったかしていきなり手前に倒れてきていた!!
 俺はとっさにデッキケースを持ったままの右手を槍の真下に伸ばす!!
 槍は床に倒れる前に俺のデッキケースの上に倒れる!!
 音は・・・出なかった!!
 ふぅ、危なかったぜ・・・
 俺は左手の荷物を一旦床にゆっくり降ろすと左手を荷物から離し、
 続けて左手で槍をつかんで槍をゆっくり床に転がすと、
 もう一度荷物を左手で持ち、肩に担いで、来た時と同じく、
 抜き足差し足で部屋から出て、来た側の反対方向に向かって歩き始める、
 そして、しばらく歩いたところで、
 「ちょっと、待った」
 またも右肩の方からデェビルが話しかけてきた、
 「なんだよ急に」
 右肩のデェビルは俺の方を向いて話を続ける、
 「この先、何が起こるかわからん、裏口が近いからな、
  デッキの調整をしておいて欲しいんだ
  カードアルバムも戻ってきたことだしな」
 デッキの調整ねぇ、まぁいいさ、カードも増えてきたとこだしな!!
 「わかった、デェビル」
 俺はデェビルにそう答えると、
 右側の壁に背を持たれるようにして床に胡坐をかいて座り込み、左手に持っていた袋の口に左手を入れ、
 そういえば、袋の中身は変わってたりせんだろうな・・・
 などと思い立ち、両手で袋を開け、袋の中をのぞき見て、袋の中身を確認する、
 カードアルバムやらトロフィーやらは入っているが、
 「ディクラインのデッキケースが無い・・・?」
 俺はいきなりつぶやいた、
 そうだ、確かにカバンの中にディクラインのデッキケースを入れていたはず、だが、今は・・・
 「ディクラインのデッキケースの事は気がかりだが、今はデッキの調整の方が先じゃないか?」
 左肩の方にいるデェビルがそう言ってアドバイスしてきた、
 ・・・そうだな、また後で考えるしかないか、
 「わかった、デェビル、まずはデッキの調節だ」
 俺はデェビルに向かってそう言って返すと、
 左手で袋の中から黒い装丁のカードアルバムを取り出し、
 足の上にカードアルバムを置くと、カードアルバムを開いて中を確認する、
 とりあえず、カードが無くなってたりはしていないようだ、
 俺は続けて右手に持つデッキケースのふたを左手で開けて、
 デッキケースの中のいらないカードを左手で取り出し、カードアルバムの中に入れたり、
 カードアルバムの中の必要なカードをデッキケースの中に入れたり、
 デッキケースの中のカードを一通り確認したり、極力、音を出さず迅速にデッキの調整をした後、
 カードアルバムの中のカードを一応整理して、カードアルバムを左手で閉じて袋の中に突っ込み、
 左手で袋の口の白い紐を持って袋の口を閉めつつ肩にひっ下げる、
 「おい、左の方から何かがこっちに来るぞ!?」
 俺はデェビルの言葉を聞き、左の方を向き、とっさに右の方を向いて元来た道の反対側に向かって走り出した!!
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 「ちくしょう!!あいつらなんでこっちに来てんだぁ!?」
 俺は思わずそう愚痴った!!
 俺の後ろの方、元来た道から来ていたもの、それは、さっき突破したはずの要塞ダ・パーデルワームの浮遊球体達!!
 「さっきは追いかけてこなかっただろうが!!」
 俺がさらに愚痴ると、
 「もしかしてさぁ」
 いきなりデェビルがそう言って話し始めた
 「風の流れ、とか、一定のルートを回るようになってるとか、じゃないか?」
 ううむ、風が吹いてる様子は周りにはないから、一定のルートを回るようになってるんだろうな、
 俺がそう考え、後ろを見ると、浮遊球体達はさっき俺が荷物を取り戻した部屋を素通りして俺の方に向かってくる、
 って、あの部屋の中なら浮遊球体達をやり過ごせたんじゃ、って、んなわけないか、
 幸い、浮遊球体達の移動速度は速くない、このまま浮遊球体達の見回りルートから外れればどうにかなるかもしれないが、
 さっき見たく隙を見つけて、って今はそうもいきそうにない、
 さっきは浮遊球体達がわりに固まってたから隙を見つけられたのであって、
 移動し始めた今は、完全に浮遊球体達は広がって、浮遊球体達の向こう側に出られる隙間はなさそうだ、
 やはり、このまま浮遊球体達の見回りルートから外れるまで走るしか・・・
 俺はそう考えると正面の方を見る、ってうわぁ~!!
 俺は驚き足を止める、俺の前、少し先にはいつの間にか、円形の大きな鉄板が中央に張り付いた薄紫の壁の前に出ていた!!
 顔を左、右と左と左右に向けて周りを見回すが、他の通路などは見当たらない、
 ちきしょう、行き止まりか!?
 いや、落ち着け、デェビルは裏口があると言ったんだ、この壁がその裏口かもしれない、とりあえず調べてみよう、
 手探りとかやってる暇はないから、まずはデッキケースで!!
 俺は右手に持つデッキケースを前に出して側部のスイッチを数回押す!!
 そして、スーという音と共にデッキケースからカードが出てきた!!
 さて、どんなカードだ・・・
 
名前:要塞ダ・パーデルワームの門璧
種類:M モンスター
コスト:2 パワー:1600
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘にこのモンスターと相手のモンスターが参加する時
        自分のモンスターゾーンにカテゴリ:パーデルワームを持つ
        ジェイルカードが置かれていた時
効果:次の戦闘が行われるまでこのモンスターのパワーを300上げる
   次の戦闘が行われるまで次の戦闘に参加する
   相手のモンスターのパワーを300下げる
   パワーを上げた後、次の戦闘に参加する相手のモンスターのパワーが
   このモンスターのパワーより700以上、下回っていた時
   次の戦闘に参加する相手のモンスターを相手の手札に戻す
カテゴリ1:パーデルワーム カテゴリ2:壁
テキスト:ズドン!!
     門を守るその壁がいきなりせり出して敵を追い払った!!
 
 門!?
 もしかして、薄紫の壁にかかってるあの円形の鉄板、もしかして、あの裏に扉があるとか!?
 俺は門壁に近づき、円形の鉄板を左から物を持ったままの両手で押してみたりもする物の、円形の鉄板はてんで動く気配がない、
 ちくしょう!!どうすれば!?
 「ピーッ!!ピーッ!!」
 いきなり門壁から警告音が鳴り響く!!
 げげっ!!不用意に触ったのがまずかったか!?
 門壁から続けて音声が聞こえてくる!!
 「警告!!警告!!ここから去るか、鍵を提示してください
  でなければ、不審人物とみなし、指令室に警報を出します」
 っつ!!
 こうなったら引き返すしか!?
 「カードバトルでどうにかなるぞ」
 俺の右肩から声をかけてきたのはまたもデェビル!?
 デェビルは続けて俺に話しかけてきた!!
 「ただの鉄の塊なら話は別だけど、
  ちゃんとした警備システムついてるならどうにかなる」
 「どうにかなるって、どうして・・・」
 俺がつぶやいた疑問に、デェビルは言葉を返してきた、
 「お前のデッキケースな、ウィルスが仕込んであるんだよ」
 「ウ、ウィルス!?」
 俺が上げた声に、デェビルは続けて説明しだす、
 「そうそう、だから、デッキケースから警備システムに干渉して、無効化することができるってわけ」
 「そ、そうなのか、ウィルスの入ったデッキケースなんて持ってて大丈夫なのか?」
 「影響あるのはこういうシステムの類だけだから安心しろ」
 俺のつぶやきにデェビルが答えてきた、
 しかし、カードバトルでどうにかできんのか、この状況・・・
 「ほら、早くしろ、浮遊球体達が迫ってきてるぞ、
  それとも、他に案があるとでも?」
 デェビルが急かしてくる、
 いや、他に案なんてないが・・・
 ・・・・・・・・・・・・・・・
 ええい、仕方ない!!
 俺は左手でさっきデッキケースから出てきたカードを持ち、
 左手でデッキケースのふたを開けてデッキケースに左手に持ったカードを入れると、デッキケースのふたを左手で閉め、
 続けて、門壁の前まで走ると、右手に持つデッキケースを突きつける、
 っと、今は通常ルールでカードバトルしてる暇はないよな、手短に行こう、あのルールでな!!
 俺はそう考え、右手に持つデッキケースを突きつけたまま、門壁に向かって叫ぶ!!
 「2T1S5Tルールでカードバトルだ!!」
 すると、俺のデッキケースと門壁中央の円形の鉄板中央右側少し上側が少し光り、
 俺の周りと門壁左右にオーロラのような壁が現れ、俺の前と門壁の中央に大きな闇の塊が現れた!!
 そして、門壁中央の円形の鉄板の光った部分から門壁の四角い鉄塊が出っ張ると、
 四角い鉄塊からWカードのデッキが飛び出すとデッキが自動的にシャッフルされ山札となり、
 山札の上5枚が四角い鉄塊から出てきて、門壁の下の方で扇状に置かれる、
 もしかして、手札のつもりか!?
 まるで闇の塊にカードが張り付いているように見えるが、まぁ、いい、
 俺は自分の前の大きな闇の塊の左側中央にデッキケースを置く、
 すると、デッキケースからデッキが外れてシャッフルされて山札になりつつデッキケースのすぐ右に置かれつつ、デッキケースが反転する、
 そして、俺は右手で山札から5枚のカードを引いてチラリと見つつ手札にした!!
 ええと、あっちは手札しか出してないから2T1S5Tルールを承認したってことでいいんだよな!?
 いや、そう考えて突き進むしかない!!
 とにもかくにも、2T1S5Tルールでカードバトル開始だ!!
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 「リチャージ!!」
 俺はいきなり宣言する!!
 が、門壁の方は何も言ってこない!!
 警告の言葉は発していたが、カードバトルのための言葉は入れられてないのか?
 ・・・当然か、
 壁が門がカードバトルするなんて普通考えないもんなぁ、
 っといけない、時間が無いんだ、さっさとカードバトルを進めよう!!
 俺は続けて、右手で山札の一番上のカードを引きつつ宣言する!!
 「ドロー!!」
 すると、門壁の方の闇の板の山札の一番上のカードが闇の板下の方の扇状に配置されたカードの方に移動した、
 あれで、山札からカードを一枚引いたってことでいいんだろうか、
 等と俺が考えている間にも、下にある扇状に配置されたカードの一枚が門壁の方の闇の板の中央少し上の方に裏側で移動し、
 残り5枚のカードが闇の板の左側に移動した、
 闇の板の中央少し上が1番、闇の板の左側がチャージゾーンということでいいんだろうな、
 俺は門壁の方の闇の板の一番とチャージゾーンにカードが置かれたのを見た後、
 改めて今の自分の手札を見る、
 今の俺の手札は、暗き左腕の戦士 レフトディム、尖踝の脚士 トガクルブシ、立爪の戦士 パッチングネイル、
 黒き鱗の盾、要塞ダ・パーデルワームの破壊牢屋、闇夜に薙ぐ破壊の風の6枚だ、
 コスト0のモンスターカードが3枚ある、
 とりあえず、どれか一枚出して相手の様子をうかがうか?
 それなら、モンスターカードがいいか・・・
 よし、効果による相殺狙いで尖踝の脚士 トガクルブシにしよう!!
 俺はそう決めると、左手の手札から尖踝の脚士 トガクルブシのカードを右手で引くと、
 尖踝の脚士 トガクルブシを俺の方の闇の板、中央、少し奥の1番の場所に裏側で置き、
 続けて、左手の残りの手札を闇の板右側のチャージゾーンに一気に裏側で置き
 「セット!!」
 と宣言する!!
 すると、門壁の方の闇の板の一番に置かれたカードが表にひっくり返っていく!!
 俺の方もあわててに1番に裏側で置いたカードを右手で持って表にしつつ、宣言する!!
 「オープン!!」
 まずは、俺が表にしたカード!!
 「来い!!尖踝の脚士 トガクルブシ!!」
 
名前:尖踝の脚士 トガクルブシ
種類:M モンスター
コスト:0 パワー:300
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘に参加する相手のモンスターが
        発動タイミング:戦闘前を持っていた時
        このモンスターが次の戦闘に参加する時
効果:このターン、次の戦闘に参加する相手のモンスターは
   効果を発動できなくなる
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:蹴りつける!!
テキスト:隙を見てくるぶしを狙われるも硬い踝で何とかピンチを脱した!!
 
 俺の前に黒い戦士が現れた!!
 ちょっと小さ目の身長で手首から上や足首から上を包帯で巻いており、
 瞳孔の無い黄色い目と真面目な顔とちょっと尖ったくるぶしを持っている
 続けて、門壁が表にしたカード!!
 
名前:壁ガードナー ヘキ
種類:M モンスター
コスト:3 パワー:2500
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘にこのモンスターと相手のモンスターが参加する時
        次の戦闘に参加する相手のモンスターのパワーが
        3000以下だった時
効果:相手のモンスターのパワーが2000以下の時は
   相手モンスターを相手の手札に戻す
   相手のモンスターのパワーが2000以上の時は
   この効果を発動後、戦闘前終了時、
   戦闘をスキップして戦闘後に移行する
カテゴリ1:壁 カテゴリ2:通さない!!
テキスト:盾の掲げられたその壁は指揮官の後ろで
     指揮官の背後を守り続けた!!

 門壁の前に盾が掲げられた壁が現れた!!
 その壁は灰色のブロックを積み上げて作られ、金縁が左右について下がへの字に切られた赤の布をかけ、
 布の上に掲げられた盾は赤色で上が短く下が長く変形したひし形の形になっていて、周りに銀縁が付いていて、中央にジャガーの横顔が描かれている
 そして、門壁は続けてチャージゾーンから2枚のカードを表にしてきた!!
 
名前:壁ガードナー ドーン
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:800
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘にこのモンスターと相手のモンスターが参加する時
        次の戦闘に参加する相手のモンスターのパワーが
        1000以下だった時
効果:相手のモンスターのパワーが500以下の時は
   相手モンスターを相手の手札に戻す
   相手のモンスターのパワーが500以上の時は
   この効果を発動後、戦闘前終了時、
   戦闘をスキップして戦闘後に移行する
カテゴリ1:壁 カテゴリ2:うぜぇ!!
テキスト:うげぇ!!恋愛が成就するという壁を叩いた瞬間に床から上に
     吹っ飛ばされる男、その壁は仕掛壁で、戦いに利用する仕掛けが
     なぜか噂になり、叩かれ続けた結果、とうとう誤作動を起こしたのだった

名前:壁ガードナー ムーデゥン
種類:M モンスター
コスト:0 パワー:100
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘に相手のモンスターが参加する時
        次の戦闘を行う場所に
        戦闘を行える自分のカードが存在していない時
効果:次の戦闘を行う場所にこのカードを移動させる、
   この時、このカードが装備しているカードはトラッシュに送られる
カテゴリ1:壁 カテゴリ2:うそぉ!?
テキスト:いきなり目の前に壁がっ!?
     遠い場所にあったはずの壁がいきねり目の前に移動してきたっ!?
     だが、移動速度を重視したせいかもろかった!!

 そして、チャージゾーンから、壁ガードナー ドーンのカードが門璧の闇の板中央右側の2番に移動して行った!!
 壁ガードナー ヘキの右側に、一見、何の変哲もない灰色のブロックが積み上げられて作られた壁が現れる!!
 続けて、チャージゾーンから、壁ガードナー ムーデゥンのカードが門璧の闇の板中央左側少し下の3番の場所に移動していく!!
 すると、ガードナー ヘキの左側に、黒いキャスターが斜め四方に一つずつ付いた灰色でのっぺりした壁が現れた!!
 3枚揃った壁はずいぶんと圧巻だが、今はひるんでる時じゃない!!
 そう俺が考えている間にも、門璧の闇の板のチャージゾーンのカードが2枚表になる!!
      
名前:この壁は崩せない・・・
種類:S スマッシュ コスト:2
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘に参加する自分のモンスターが、
        カテゴリ:壁を持っていた時
        相手の手札が1枚以上存在している時
        このカードとこのカードのコスト以外に、
        自分のチャージゾーンにカードが1枚以上存在している時
効果:相手は手札を1枚ランダムで見せる
   見せたカードがコスト2以下のモンスターカードだった時、
   見せたカードを相手のトラッシュに送る
   見せたカードがモンスターカード以外だった時、
   自分はチャージゾーンのカードを1枚トラッシュに送る
カテゴリ1:壁 カテゴリ2:あきらめ
テキスト:ダメだ、この壁は崩せない・・・
     壁ドンの噂は所詮噂か・・・
     生半可な覚悟の戦士は、すごすごと帰って行った・・・

名前:もう壁どころじゃないな・・・
種類:R リサイクル コスト:2
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘に参加する自分のモンスターが、
        カテゴリ:壁を持っていた時
        相手の手札が1枚以上存在している時
        このカードとこのカードのコスト以外に、
        自分のチャージゾーンにカードが1枚以上存在している時
効果:相手は手札を1枚ランダムで見せる
   見せたカードがコスト1以下のモンスターカードだった時、
   見せたカードを相手のトラッシュに送る
   見せたカードがモンスターカード以外だった時、
   自分はチャージゾーンのカードを1枚トラッシュに送る
カテゴリ1:壁 カテゴリ2:あきらめ
テキスト:もうだめだ、もう・・・
     生半可な覚悟の戦士は、絶望を知った・・・
 
 おそらくは、壁ガードナー ヘキの残ったコスト1枚と
 壁ガードナー ドーンの召喚コストだろう、
 表になった壁ガードナー ドーンと壁ガードナー ムーデゥンは壁ガードナー ヘキのコストで、
 コストとして表になった時に壁ガードナー ドーンは2番に、
 壁ガードナー ムーデゥンは3番に召喚されたというわけだ!!
 っと、いきなり、壁ガードナー ヘキのカードが闇の板の闇の一部をまといつつ少し浮かび上がった、
 ・・・もしかして、効果の発動か?
 もし、1番戦闘なら、尖踝の脚士 トガクルブシと壁ガードナー ヘキに何か動きが無いとおかしいしな、
 効果の発動なら、ちゃっちゃと宣言しないと!!
 「俺は、尖踝の脚士 トガクルブシの効果を発動!!
  壁ガードナー ヘキの効果を相殺する!!」
 ・・・これでいいんだろうか?
 門璧、というか、門璧の闇の板からの反応は無し、
 って、いうか、さっさとカードバトルを先に進めたいんだが、こうなったら、1番戦闘の宣言は俺の方からやるか?
 等と考えているうちに、トガクルブシとヘキが勝手に動き出した!!
 
壁ガードナー ヘキ M コスト:3 パワー:2500
 
VS
 
尖踝の脚士 トガクルブシ M コスト:0 パワー:300
 
 トガクルブシがヘキの方に走って行き、その右の踵をヘキに叩きつける!!
 ゴンッ!!
 大きな音を立てるが、トガクルブシは右の踵を両手で押さえつつ、涙目になりながら後ろに跳び退る!!
 ・・・痛そうだ・・・
 だが、トガクルブシはあきらめず、今度は助走をつけて、空中からヘキに右の踵をぶつける!!
 グォン!!
 トガクルブシはまたも両手で右の踵を押さえ、両目から涙を流しながら後ろに跳び退った!!
 ・・・やっぱり痛そうだ・・・
 しかし、トガクルブシはあきらめない、今度は歩いてヘキの方に近づくと、
 今度はいくども連続して右の踵をヘキに叩きつけた!!
 何度も叩きつけられる右の踵、
 トガクルブシは涙目になりながらもたたきつける、が、
 ゴキッ!!
 トガクルブシの右の踵が変な音を立てて妙な方向に曲がった!!
 右の足首を両手で持って涙を大量に流しながら跳び回るトガクルブシ、だが、
 ドゴンッ!!
 突如、ヘキにかかっていた盾が布ごとトガクルブシの上から降ってきてトガクルブシの頭に激突、
 トガクルブシはうつ伏せに倒れふし、爆発して闇に返った!!
 一方、ヘキにかかっていた盾は布ごと上の方に戻って行った・・・
 っと、そんなことよりもだ、
 俺はチャージゾーンのカードを右手で1枚表にしつつ宣言する!!
 「俺は黒き鱗の盾を発動!!
  2番戦闘をスキップする!!」
 
名前:黒き鱗の盾
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘をおこなう相手モンスターがコスト1の時
効果:この効果を発動後、戦闘前終了時、
   戦闘をスキップして戦闘後に移行する
   相手のモンスターのパワーが0以下の時は相手モンスターを相手の手札に戻す
   相手のモンスターのパワーが3000以上の時は
   効果の発動後、このカードをトラッシュに送る
カテゴリ1:スケール カテゴリ2:シールド
テキスト:黒き鱗の盾が相手の攻撃を止めた!!
     そして、相手のモンスターをそのまま押し込んでいく!!

 門璧、というか、門璧の闇の板からの反応は無し!!
 そのまま、俺の前に黒い鱗の張り付いた盾が現れた!!
 ぐにゃっと曲がった木の盾の表に黒い鱗が、裏に木の取っ手が付いた盾だ!!

壁ガードナー ドーン M コスト:1 パワー:800

スキップ

黒き鱗の盾

 ドーンの前に黒き鱗の盾が飛んで行った!!
 ・・・・・・・・・
 えっ~と、動きが無い・・・
 っと思ったら、
 ズドン!!
 いきなり、ドーンの前の床が上に飛びだしてきて黒き鱗の盾を上に吹っ飛ばした!!
 ・・・いや、黒き鱗の盾が上に飛んでっただけだが・・・
 ええい!!気を取り直して次行くぞ!!
 俺はチャージゾーンのカードを右手で1枚表にしつつ宣言する!!
 「俺は闇夜に薙ぐ破壊の風を発動!!」
 
名前:闇夜に薙ぐ破壊の風
種類:R リサイクル コスト:1
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:相手のモンスターゾーンに1体以上モンスターが存在した時
効果:このターン、相手のモンスターゾーンにいる
   全てのモンスターのパワーを100下げる
   次に戦闘を行う自分のモンスターが
   カテゴリ:デモンウォーリアーズを持っていた時
   相手のモンスターのパワーがパワーを下げた後、0以下だった時は
   0以下の相手のモンスターを全てトラッシュに送る
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:スピリット
テキスト:無慈悲な風があたりを薙ぐ、弱い風なれどあたりを薙ぐ風
 
 門璧、というか、門璧の闇の板からの反応は無し、
 俺は相殺無しと判断し、続けて右手でチャージゾーンのカードを1枚表にしつつ宣言する!!
 「俺は闇夜にすさぶ破壊の風のコストに要塞ダ・パーデルワームの破壊牢屋を指定!!
  要塞ダ・パーデルワームの破壊牢屋を3番に設置!!
  コストには立爪の戦士 パッチングネイルを指定!!
  立爪の戦士 パッチングネイルを3番に召喚!!
  そのまま、立爪の戦士 パッチングネイルの効果を発動!!
  壁ガードナー ムーデゥンをトラッシュに送る!!」
 
名前:要塞ダ・パーデルワームの破壊牢屋
種類:J ジェイル
コスト:1 パワー:-500
維持コスト支払いタイミング:リチャージ直後
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘がこのカードが置かれた場所で行われる時
        自分のチャージゾーンに1枚以上カードが存在している時
        次の戦闘に参加する相手のモンスターがパワー1500以上
        もしくは、パワー0以下の時
効果:次の戦闘に参加する相手のモンスターがパワー1500以上の時、
   次の戦闘に参加する相手のモンスターを相手の手札に戻し、
   このカードと自分のチャージゾーンにカード1枚をトラッシュに送る
   次の戦闘に参加する相手のモンスターがパワー500以下の時、
   次の戦闘に参加する相手のモンスターをトラッシュに送る
カテゴリ1:パーデルワーム カテゴリ2:破壊
テキスト:脱出!!牢屋の鍵を壊して、脱出!!

名前:立爪の戦士 パッチングネイル
種類:M モンスター
コスト:0 パワー:100
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:このモンスターが次の戦闘に参加する時
        次の戦闘に参加する相手のモンスターのパワーが
        (このカードのパワー+300)以下だった時
効果:次の戦闘に参加する相手のモンスターのパワーを300下げる
   さらに、自分のチャージゾーンに表側表示で
   カテゴリ:デモンウォーリアーズを持つカードが1枚以上存在した時
   次の戦闘に参加する相手のモンスターをトラッシュに送る
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:立てつけろ!!
テキスト:その爪を敵の額に立て付けた!!
 
 「おっ!!早速使ってるな!!」
 俺の方にデェビルが話しかけてきた!!
 「新しいカードを手に入れたらとりあえず使ってみる、いいぞ、
  このまま、ジェイルカードも使いこなせよ!!」
 「まかせろ!!」
 だが、俺とデェビルが会話する間にも、門璧の闇の板がチャージゾーンのカードを1枚表にして俺に突きつけてきた!!
 
名前:壁挟み
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘に参加する相手のモンスターのパワーが3000以下の時
        次の戦闘に参加する自分のモンスターが
        カテゴリの中に「壁」の文字を持っていた時
        自分のモンスターゾーンにカテゴリの中に「壁」の文字を持つ、
        モンスターが2体以上存在している時
        チャージゾーンにカテゴリの中に「壁」の文字を持つカードが、
        このカード除いて2枚以上表側表示で存在している時
        このターンと一つ前のターン、
        このカードの同名カードが相殺含めて発動していない時
効果:相手のモンスターゾーンにいるパワー3000以下のモンスターを
   全てトラッシュに送る
   この効果を発動後、戦闘前終了時、
   戦闘をスキップして戦闘後に移行し、
   このターンと次のターンの間、戦闘によって相手の戦闘を行うカードを
   トラッシュに送れなくなる
カテゴリ1:壁 カテゴリ2:挟まれ
テキスト:ちょっとまっ・・・
     あわれ、冒険者は壁に挟まれた!!
 
 あんなカードがチャージゾーンにあったのか!?
 壁挟みの発動条件と効果からいって立爪の戦士 パッチングネイルの効果を相殺したってところだろう、
 だが、まだまだ甘い!!
 俺は右手を前に出しつつ宣言する!!
 「俺は要塞ダ・パーデルワームの破壊牢屋の効果を発動!!
  壁ガードナー ムーデゥンをトラッシュに送る!!」
 
名前:要塞ダ・パーデルワームの破壊牢屋
種類:J ジェイル
コスト:1 パワー:-500
維持コスト支払いタイミング:リチャージ直後
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘がこのカードが置かれた場所で行われる時
        自分のチャージゾーンに1枚以上カードが存在している時
        次の戦闘に参加する相手のモンスターがパワー1500以上
        もしくは、パワー0以下の時
効果:次の戦闘に参加する相手のモンスターがパワー1500以上の時、
   次の戦闘に参加する相手のモンスターを相手の手札に戻し、
   このカードと自分のチャージゾーンにカード1枚をトラッシュに送る
   次の戦闘に参加する相手のモンスターがパワー500以下の時、
   次の戦闘に参加する相手のモンスターをトラッシュに送る
 
 さらに、俺は右手を前に出し宣言する!!
 「3番戦闘!!行け!!立爪の戦士 パッチングネイル!!!!
  闇薙ギ爪突キ!!」
 
門璧
 
攻撃
 
立爪の戦士 パッチングネイル M コスト:0 パワー:100
 
 いきなり、どこかから風が吹いてきて、その風に乗って黒い小さい戦士が現れた!!
 足と両手に持つ異様に長い針のような黒い爪、薄茶色の顔は鼻先がとがっており黒い瞳と合わせて獣の顔を思い浮かべる、
 頭からは黒い棘のような物がいくつも後ろに生え、体には黒い毛皮をまとっており、
 黒い棘と毛皮の中間のような物が足の下半分から上に、腕の前腕部からは後ろに生えている
 そして、その黒い戦士はムーデゥンの方に走る、
 ムーデゥンはキャスターなんぞついているせいですでに風でガタガタ行ってるが、
 パッチングネイルはそのガタガタ行ってるムーデゥンを両手で左に弾き飛ばした!!
 だが、ここでヘキとドーンがパッチングネイルの左右に移動し、パッチングネイルを左右から押しつぶそうとしてくる!!
 しかし、ここでパッチングネイルの背後から黒い風が吹き、
 パッチングネイルは黒い風に乗ってヘキの方に飛んで壁に捕まり、続けてドーンの方に乗った直後にヘキの方に乗り移る、
 が、ヘキとドーンがいきなり急激に距離をちぢめてパッチングネイルを押しつぶそうとしてきた!!
 パッチングネイルがあぶない!!
 と思った次の瞬間には、ヘキとドーンが動きを止めていた!!
 なんと、いつの間にかヘキとドーンの間に
 薄紫の壁に石のベットと石のトイレ、それに一応鍵の付いた鉄格子の入った牢屋が存在していた!!
 さすがに牢屋は簡単に押しつぶせないらしくヘキとドーンの動きが止まっているのだ!!
 その間にもパッチングネイルはヘキとドーンの間を飛んで行ききしつつ門璧の方に突き進み、
 門璧の前まで飛んで行くと、左手の爪を前に出し、門璧の闇の板を貫く!!
 さらに、パッチングネイルは門璧の闇の板を貫いた後、闇の板に両足を叩きつけて後ろに跳び退り、
 後ろ右側のドーンに飛び移り、そのまま反対側のヘキに飛び移った後、
 もう一度、今度は右手を前に出して門璧のある前の方に跳んで門璧に突進!!
 そのまま門璧の闇の板を右手の爪で刺し砕き、さらに続けて右手の爪で門璧を刺し貫いた!!
 
門璧
 
決着
 
破壊 双我
 
勝者:破壊 双我
決め手:立爪の戦士 パッチングネイル
    +闇夜に薙ぐ破壊の風
    +闇夜にすさぶ破壊の風
    +要塞ダ・パーデルワームの破壊牢屋
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 「門が空くぞ!!」
 俺のデッキケースと門壁の四角い鉄塊にカードが戻ると、
 門壁の中央にカクカクの縦線が入り、その縦線に沿うかのように門壁が左右に開いていく、
 後ろからはなおも浮遊球体が迫ってきている!!
 「飛びこめ!!」
 俺は消えかかった闇の板の上からデッキケースを右手に取り、床に置いていた荷物の口のひもを左手に取ると、デェビルの言葉に従い、門璧の中に入って行く!!
 ふぅ、これで裏口に一歩近づいたな、
 「何じゃ、貴様は~!!」
 突如、正面から声が響いた!!
 俺が正面の方に向くと、黒縁に紫のデカい盾が焦げ茶色の布の正面に掲げられた薄紫の壁のさらに前、
 俺の足元から伸びるこげ茶色のじゅうたんの先、5段程の低めの階段の上にある灰色の石と黒いクッションが付けられた簡素な玉座の前にその老人は立っていた
 紫の長い髭と紫の長い髪、しわしわの黒い肌に瞳孔の無い黄色い目を持ち、耳はピンと尖っているが先の方に紫の毛が生えている、
 服装は体全体を覆うゆったりとした緑のローブの上に胸部と両の肩パッドで構成された鉄の鎧を付けており、
 右手には銀と紫が混ざっている感じの宝玉が上の方にはまった木の杖を持っている
 「貴様は牢屋に捕らえていたはずではないか!!
  兵士たちは何をやっている!!」
 爺さんがさらに俺に向かって怒鳴ってくると、
 「ここの司令官、あの爺さんだったのか!!」
 いきなり、デェビルが叫ぶ!!
 「なんだ、デェビルの知り合いか?」
 俺は小声でデェビルに聞くと、デェビルは俺の方に向いて返して来た
 「古い戦友だよ、まさか誘拐事件に加担していたとはな、
  ま、話なら後でいくらでもできるから、今はやるべきことをやろう、
  あの爺さん、確か名前はロングバルドだっけ、
  あの爺さんに、というより、この場所でカードバトルに勝てばいいはずだ、
  カードバトルに勝てば後はウィルスがどうにかしてくれる
  あの爺さんがいなけりゃ勝手に色々やっちゃうんだけどな」
 へぇ~、デェビルの戦友ねぇ・・・
 戦友、まさかデェビルが10年前の戦争に加担してたとか?
 まさかな、デッキケースの精霊を名乗るこいつが・・・?
 いや、そんな事よりも、だ、なんで裏口から出るつもりがここの司令官とカードバトルする羽目になってるんだ・・・
 「その顔、呆れて疑ってるな」
 う、デェビルめ鋭いな・・・
 「お前はすぐ顔に出るからな、ま、おれ様は嘘は言っちゃいないよ、
  裏口から出るための障害がたまたま相手の司令官だったってだけの話だ、
  ほら、よくあるだろ、玉座の裏に隠し通路があったりだとか・・・」
 まぁ、物語とかじゃ、確かにわりによくある話だが、まぁいいさ、
 俺は右手に持つデッキケースをロングバルドに突きつける!!
 「じいさん、Wカードでカードバトルだ!!」
 「ほう・・・」
 ロングバルドは目を細めて俺を見て話しかけてきた、
 「向こうの世界でカードバトルに対して腕に覚えがあると聞いていたが、どうやら本当だったようじゃな、
  この状況でわしにカードバトルを挑むとは、実に胆力があるわ!!
  いいじゃろう!!今暴れてるやつを兵士が取り押さえ、兵士がここ来るまでの余興として、わしが通常ルールで相手になってやろう!!」
 ロングバルドはそう言って、右手に持つ杖を俺の方に向けて来た!!
 今暴れてるやつって、救助隊の事か、なるほどな、
 あっちは俺が救助隊の援護のためにロングバルドにカードバトルを挑んでいると思い込んでるわけだ、
 等と俺が考えている間にも、俺のデッキケースとロングバルドの杖の宝石が一瞬光り、
 周りをオーロラの壁が覆い、俺とロングバルドの前に闇の塊のような板が現れる、
 そして、俺は左手の荷物を床に置きつつ右手のデッキケースを闇の板の左側に置くと、デッキケースからデッキが外れてシャッフルされて山札になりつつデッキケースの右側に置かれながら、デッキケースが上下に左の方から回転しつつ反転し、
 ロングバルドも杖を目の前の闇の板の俺から見た右側に置くと、杖の宝玉からデッキが現れ、そのデッキはシャッフルされて山札になりつつ杖の俺から見た左側に置かれ、
 俺とロングバルドは右手で山札から1枚1枚闇の板の手前の方にカードを並べてライフカードにして、
 続けて右手で一枚一枚カードを引いてチラリと中を見つつ左手に移して手札にしつつ、計5枚、カードを手札にすると、
 相手の方をにらんで宣言する!!
 「カードバトル・・・」
 「スタートじゃ!!」
 「スタートだ!!」
 さて、この通常ルールでのカードバトルに勝ってここから脱出して見せる!!
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 1ターン目、ロングバルドはどんなカードを使ってくるんだ!?
 まず、俺とロングバルドはカードの置かれていないチャージゾーンに向かって、
 「リチャージじゃ!!」
 「リチャージ!!」
 と宣言し、
 続けて、自分の山札の一番上のカードを右手で一枚引きつつ宣言する
 「ドローじゃ!!」
 「ドロー!!」
 さて、俺の引いたカードはデモンウォーリアーズ アタックハンド!!
 俺は右手に持つデモンウォーリアーズ アタックハンドのカードを左手の手札に加えつつ、左手の手札を改めて見る、
 今の俺の手札は、黒き拳の闘士 クライフィストー、デモンウォーリアーズ バーストエナジー、デモンウォーリアーズ ブレストエナジー、
 ライフ・ロック・ショット、要塞ダ・パーデルワームの警報装置、そして、さっき引いたデモンウォーリアーズ アタックハンドの六枚だ、
 だが、この中で戦闘を行えるカードはモンスターカードである黒き拳の闘士 クライフィストーのみ、
 モンスターカードが後から出るとも限らないが、
 ここは黒き拳の闘士 クライフィストーをデモンウォーリアーズ アタックハンドで強化するのがいいか、
 俺はそこまで思い立つと、
 右手で左手の手札から、黒き拳の闘士 クライフィストーのカードを引いて、闇の板中央少し奥の一番の場所に置き、
 続けて、左手の手札から右手でデモンウォーリアーズ アタックハンドのカードを引くと、
 闇の板右側のチャージゾーンに裏側で置き、
 「セット!!」
 と宣言する、すると、
 「セットじゃ!!」
 そう言って、ロングバルドが返して来た!!
 ロングバルドの闇の板の方を見ると1番とチャージゾーンに確かにカードが裏側表示で置かれていた、
 と、いきなりロングバルドが俺の方を見て口を開いてきた!!
 「そういえば、自己紹介がまだじゃったの、わしの名はロングバルドじゃ、
  おぬしの名も一応知っておるぞ、破壊 双我でよかったかの」
 一応、あっちの名前は知ってるんだが、まぁいいか、
 俺はロングバルドに向かって名前が正しいかどうかの問いに勢いよく答える!!
 「ああそうだ、俺の名は破壊 双我だ!!」
 「ふむ、そうか、まぁ、連絡通りといったところか」
 ロングバルドにが返して来た言葉に俺は少し引っかかる、
 連絡通り?そういえば、いったい誰が俺を誘拐したんだ、あの爺さんのがやったのか?
 それとも、この砦の兵士か?
 それに、なんで俺を誘拐したんだ?
 身代金か?俺の持ってるデッキケースが目的か?それとも他に何かあるのか?
 「さぁ、先に進めるぞ」
 ロングバルドはそう言って、俺の闇の板の方をさっと見て、
 俺の闇の板の1番とチャージゾーンにカードが裏側で追加されているかを確認すると、
 自身で1番に裏側で置いたカードを右手に持つ、
 先に進まれてしまった、仕方ない、後で質問してみるか、
 俺はそう考えつつ、自分で1番に裏側で置いたカードを右手で持った!!
 そして、俺とロングバルドは右手に持った裏側表示のカードを表にしつつ宣言する!!
 「オープンじゃ!!」
 「オープン!!」
 まずは俺が表にしたカード!!
 「来い!!黒き拳の闘士 クライフィストー!!」
 
名前:黒き拳の闘士 クライフィストー
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:1000
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:このモンスターが次の戦闘に参加する時
効果:次の戦闘が行われるまでこのモンスターのパワーを500上げる
   自分のチャージゾーンにカテゴリ:デモンウォーリアーズを持つカードが
   表側表示で存在していた時、このモンスターのパワーをさらに300上げる
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:叫べ!!
テキスト:叫びの闘士、己を鼓舞し、敵を打つ!!
 
 俺の前に一人の一糸まと合わぬ黒い戦士が現れた!!
 巨大な両の拳は鉄球のようで、顔は口の下部から2本の牙が生え、
 瞳孔の無い赤い瞳と合わせて正しく鬼のよう、
 臀部からは先の方に毛が集まっての生える尻尾が延び、
 頭の上部左右からは赤い角が内側に曲がって生えている、
 「クライフィストーか、ずいぶんと懐かしい」
 いきなりロングバルドが目じりを下げた少し穏やかな目をしてつぶやく、
 なんだ、クライフィストーと知り合いなのか?
 だが、ロングバルドは目じりを上げて表情を引き締め、
 「しか~しっ、感傷に浸るつもりはないわ!!
  とっとと、先に進めるぞ!!」
 と、叫んだ、
 何だ気になるじゃねぇか、後で詳しく聞いてみるかな、
 続けて、ロングバルドが表にしたカード!!
 「わしを守れ!!要塞ダ・パーデルワームの衛兵士 シセケ!!」
 
名前:要塞ダ・パーデルワームの衛兵士 シセケ
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:1200
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次に戦闘をおこなうのがこのモンスターだった時
        次の戦闘に相手のモンスターが参加する時
        このモンスターがいる場所と同じ番号の自分か相手の場所、
        または自分か相手のチャージゾーンに表側表示で
        カテゴリ:パーデルワームを持つ
        ジェイルカードが置かれていた時
効果:次の戦闘に参加する相手のモンスターのパワーを
   次の戦闘が行われるまで100下げる
カテゴリ1:パーデルワーム カテゴリ2:衛兵
テキスト:兵隊たちは森を探索し、捜索していたものの痕跡を発見した!!
 
 ロングバルドの前に灰色の縁が付いた黒い鎧を着た兵士が現れる!!
 上に尖った横に長いプレート額に付けた兜からは目つきの赤い黒い目のみが角度の緩いY字型の目と口を出すところから見え、目以外は黒くてよく見えない、
 黒い鎧も全身を覆っているものの、足の後ろや腕の裏側等の鎧の隙間から茶色い毛が垣間見え、
 左手に灰色の縁の黒い金属でできた上が丸く、下がひし形の六角形のような盾を持ち、
 対する右手には黒い棒の先にひし形の穂先が付いた槍を持っている、
 向こうのモンスターの方がパワーが上か!?
 だが、俺がチャージゾーンに置いたのはイクイップカード!!
 向こうもこちらもコスト1のモンスターだからあっちのコスト次第で状況は変わってくる!!
 俺はすぐさまチャージゾーンに裏側で置いたカードを前に出す、
 すると、ロングバルドもチャージゾーンのカードを右手で持って前に出してきた!!
 俺はロングバルドに向かって問いかける!!
 「それじゃあ、表にするぜ!!」
 「うむ!!」
 俺とロングバルドはそう掛け合うと、
 右手で前に出したカードを表にした!!
 まずは俺が表にしたカード!!
 
名前:デモンウォーリアーズ アタックハンド
種類:E イクイップ
コスト:0 パワー:+300
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:このカードを装備しているモンスターが
        カテゴリ:デモンウォーリアーズを持っていた時
        次に戦闘をおこなうのがこのカードを
        装備しているモンスターだった時
効果:次の戦闘が行われるまで,
   このカードを装備しているモンスターのパワーを300上げる
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:グローブ
テキスト:戦士たちは時に武器を使うことをいとわずに戦いに走る!!
 
 続けて、ロングバルドが表にしたカード!!
 
名前:要塞ダ・パーデルワームの指令室
種類:J ジェイル
コスト:3 パワー:-1300
維持コスト支払いタイミング:リチャージ直後
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次に戦闘を行う自分のモンスターが
        カテゴリ:パーデルワームを持っていて、
        効果の発動条件と発動タイミングを満たしている時
効果:次の戦闘に参加する自分のモンスターの効果を発動する
   発動もしくは相殺されていても発動させる
カテゴリ1:パーデルワーム カテゴリ2:指令室
テキスト:見た目はそれなりだが、特異な仕掛けなどあるのだろうか・・
 
 こっちはコスト0のイクイップ、向こうはコスト3のジェイルカード、
 よし!!こっちが発動できるぞ!!
 俺ははすかさず、右手で表にしたデモンウォーリアーズ アタックハンドを右手で持って、
 1番に置いた黒き拳の闘士 クライフィストーのそばに置きながら宣言する!!
 「そっちは発動できるカードは無し、
  こっちはデモンウォーリアーズ アタックハンドを発動できるぜ!!
  よって、俺はデモンウォーリアーズ アタックハンドを黒き拳の闘士 クライフィストーに装備!!」
 
名前:デモンウォーリアーズ アタックハンド
種類:E イクイップ
コスト:0 パワー:+300
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:このカードを装備しているモンスターが
        カテゴリ:デモンウォーリアーズを持っていた時
        次に戦闘をおこなうのがこのカードを
        装備しているモンスターだった時
効果:次の戦闘が行われるまで,
   このカードを装備しているモンスターのパワーを300上げる
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:グローブ
テキスト:戦士たちは時に武器を使うことをいとわずに戦いに走る!!
 
 黒き拳の闘士 クライフィストーの右手に黒くてごつごつして細長い布が巻き付いたグローブが現れた!!
 さぁ、これでパワーが要塞ダ・パーデルワームの衛兵士 シセケを上回った!!
 だが、ロングバルドが左手の手札から右手で1枚のカードを引いて俺に見せてきて宣言してきた!!
 「それで勝ったつもりか!?
  甘いわ!!わしはハンドカード、パーデルワームの指令室からの指令を発動!!
  黒き拳の闘士 クライフィストーを指定し、黒き拳の闘士 クライフィストーのパワーを1300下げてやるわ!!」
 
名前:パーデルワームの指令室からの指令
種類:H ハンド コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次に戦闘を行う自分のモンスターが
        カテゴリ:パーデルワームを持っていた時 
        次の戦闘に相手のモンスターが参加する時
        自分のチャージゾーンにあるカテゴリ:パーデルワームを持つ
        コスト3以下の表側表示のジェイルカードを1枚指定できた時
効果:次の戦闘に参加する相手のモンスターのパワーを
   次の戦闘が行われるまで指定したジェイルカードの数値だけ変化させる
   指定したジェイルカードをトラッシュに送る
カテゴリ1:パーデルワーム カテゴリ2:指令
テキスト:早く奴を見つけ出せ!!
     今日も指令の檄が飛ぶ!!

名前:要塞ダ・パーデルワームの指令室
種類:J ジェイル
コスト:3 パワー:-1300
 
 そうはいくかよ!!俺は右手を前に出して宣言する!!
 「俺はデモンウォーリアーズ アタックハンドの効果を発動!!
  パーデルワームの指令室からの指令を相殺するぜ!!」
 「ぬぅっ!!だが、これならどうじゃ!!」
 ロングバルドは右手を前に出し宣言してきた!!
 「わしは要塞ダ・パーデルワームの衛兵士 シセケの効果を発動!!
  黒き拳の闘士 クライフィストーのパワーを100下げる!!
  これで少なくとも相打ちに・・・」
 
名前:要塞ダ・パーデルワームの衛兵士 シセケ
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:1200
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次に戦闘をおこなうのがこのモンスターだった時
        次の戦闘に相手のモンスターが参加する時
        このモンスターがいる場所と同じ番号の自分か相手の場所、
        または自分か相手のチャージゾーンに表側表示で
        カテゴリ:パーデルワームを持つ
        ジェイルカードが置かれていた時
効果:次の戦闘に参加する相手のモンスターのパワーを
   次の戦闘が行われるまで100下げる
 
 だが、俺は右手を前に出したまま宣言する!!
 「俺は要塞ダ・パーデルワームの衛兵士 シセケの効果が発動した後に黒き拳の闘士 クライフィストーの効果を発動!!
  黒き拳の闘士 クライフィストーのパワーを500上げるぜ!!」
 
名前:黒き拳の闘士 クライフィストー
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:1000
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:このモンスターが次の戦闘に参加する時
効果:次の戦闘が行われるまでこのモンスターのパワーを500上げる
   自分のチャージゾーンにカテゴリ:デモンウォーリアーズを持つカードが
   表側表示で存在していた時、このモンスターのパワーをさらに300上げる
 
 さぁ、もうないか?
 俺は確認と宣言を兼ねて右手を挙げたまま叫ぶ!!
 「1番戦闘!!行け!!黒き拳の闘士 クライフィストー!!
  クライムアタックフィスト!!」
 ロングバルドからの反論は、ないっ!!
 
要塞ダ・パーデルワームの衛兵士 シセケ M コスト:1
パワー:1200
 
VS
 
黒き拳の闘士 クライフィストー M コスト:1
パワー:1000+300-100+500 パワー合計:1700
 
 シセケが何処からともなく聞こえてきた、
 「行けい!!衛兵士 シセケ!!」
 の、声を聞き、クライフィストーに向かって行く!!
 すると、クライフィストーもシセケに向かって走り、その右手を振り上げシセケに向かって叩きつけた!!
 だが、シセケは左手の盾を前に出してクライフィストーの右手の攻撃を防ぎ、
 続けて、反撃とばかりに右手の槍を前に突き出して来た!!
 槍がせまるクライフィストー、しかし、次の瞬間クライフィストーは大口を置けていきなり吠えた!!
 両手を耳があるであろう場所に当てるシセケ、そこに叫び終えたクライフィストーの右の拳が迫る!!
 かろうじて右手の盾を前に出してこの右の拳をシセケが受け止めるも、
 クライフィストーはさらに左の拳を握ってシセケの左手の盾に叩きつけた!!
 左手の盾を構えながらも後ろに一歩下がるシセケ!!
 クライフィストーは右手を振り上げ下がったシセケに迫るも、シセケは右手の槍をクライフィストーに突きつける、
 が、クライフィストーは左手を不意に前に出すとシセケの槍の穂先近くの柄を握って受け止めた!!
 槍を受け止められ攻撃手段を失ったシセケにクライフィストーが右手を握って下から右手アッパーを仕掛ける!!このアッパーも盾で受けとめるシセケ!!
 しかし、次の瞬間、シセケの体が浮いた!!下からのアッパーを喰らって体が上に少し浮いたのだ!!驚き、目を見開くシセケ!!
 この瞬間をクライフィストーが見逃すはずがない!!
 クライフィストーは右手に力を込めシセケの体をもう少し浮かした後、
 右手でいくつものアッパーを連続して喰らわした後、のびやかにアッパーを打ち出してシセケの左手の盾を吹っ飛ばし、
 そのまま、シセケにもう一発、のびやかな追撃のアッパーを喰らわして空に吹っ飛ばした!!
 槍をも手放し空を飛ぶシセケ!!
 対して、クライフィストーは左手に持つ槍を右手に持ちかえて穂先を前にして肩の方に担ぎ、やり投げの要領でシセケに槍を投げた!!
 シセケの腹を貫く槍、槍によるダメージが大きかったのか、シセケは爆発して闇へと帰った!!
 3番戦闘を見届けた俺は宣言する!!
 「ターンエンド!!」
 俺の宣言を聞いたロングバルドも俺に続いて口を開き、宣言する!!
 「ターンエンドじゃ!!」
 とりあえず、1ターン目はこれで終了だぜ、
 だが、モンスターカードが無いのが不安だな、
 次のターン、どうなるだろうか・・・
 
ロングバルド
デッキ:34枚 手札:4枚 ライフカード:5枚
チャージゾーン:1枚 トラッシュ:1枚
モンスターゾーン  
無し

VS

双我
デッキ:38枚 手札:4枚 ライフカード:5枚
チャージゾーン:0枚 トラッシュ:0枚
モンスターゾーン
黒き拳の闘士 クライフィストー M コスト:1 パワー:1000
 デモンウォーリアーズ アタックハンド M コスト:0 パワー:+300

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 2ターン目、さぁ、どう出てくる!?
 俺はチャージゾーンに裏に返すカードが無いので何もせず、
 ロングバルドは右手でチャージゾーンのカードを裏に返しつつ、
 「リチャージじゃ!!」
 「リチャージ!!」
 と、宣言、
 続けて、俺とロングバルドは右手で山札の一番上のカードを持つ、
 頼む、ここでモンスターが出ないとじり貧になるっ!!
 そして、俺とロングバルドは右手で山札の一番上のカードを引いたっ!!
 「ドローじゃ!!」
 「ドロー!!」
 俺は右手で今引いたカードを見る、
 俺の引いたカードは・・・
 頭刃の戦士 ライフブレイカーヘッド!?
 だが、頭刃の戦士 ライフブレイカーヘッドのコストは3、
 コスト3のモンスターを召喚するにはチャージゾーンにカードが足りない、
 ここは、このターンはチャージゾーンにカードを溜めつつ乗り切るしかない!!
 ならば、何のカードをチャージゾーンに置いておくのがいいか?
 今の手札なら、パワーを上げる効果を持つ、デモンウォーリアーズ ブレストエナジーとデモンウォーリアーズ バーストエナジーがいい、
 相手に見せるのならデモンウォーリアーズ バーストエナジーのほうがいいだろう、
 デモンウォーリアーズ ブレストエナジーの方が効果の発動自体はしやすいから、
 隠しておいて相手の意表を突くならデモンウォーリアーズ ブレストエナジーを隠しておいた方がいい、
 もっとも、次のターンに頭刃の戦士 ライフブレイカーヘッドを召喚するならチャージゾーンのカードは全て相手に知れてしまうがな、
 俺はそこまで考えると、まず、デモンウォーリアーズ バーストエナジーのカードを左手の手札から右手で引いて2番の場所に裏側で置き、
 続けて、左手の手札から右手でデモンウォーリアーズ ブレストエナジーのカードを引いて、チャージゾーンに裏側表示で置くと、
 「セット!!」
 と宣言する、
 すると、ロングバルドの方もすかさず、
 「セットじゃ!!」
 と、宣言し返して来た!!
 ロングバルドの闇の板を見ると、確かに1番とチャージゾーンにカードが裏側で追加されている、
 っと、そうだ、いくつか聞きたいことがあったんだ、
 まずは・・・
 「なぁ、ロングバルドさんよ、なんで俺を誘拐したっ!?」
 「何じゃ急に」
 ロングバルドは俺の方を不思議そうに見る、
 いや、俺自身が誘拐された理由ぐらい教えて欲しいのが普通だろ、
 こんな軍隊を持ってて金に困って身代金目的か?
 はたまた、精霊の宿ったデッキケースが欲しいのか?
 と、俺が考え込む間にも、ロングバルドは俺の方を見て答えてきた、
 「ま、いいじゃろ、少しだけ教えてやろう、
  おぬし、カードバトルの大会で優勝したそうではないか?」
 「それがどうした?」
 おいおい、いきなり何言いだすんだあの爺さんは、
 小さなカードショップの大会で優勝した位でなんで誘拐される対象にされなきゃならないんだ?
 俺が考える間にも、ロングバルドの爺さんはさらに話を続けてきた、
 「小さいとはいえ、カードバトルの大会で優勝し、
  実力者もその大会に参加していたそうではないか、
  それだけのカードバトルの腕があれば十分、脅威となりえるじゃろう」
 「脅威?誰が?俺が?」
 何言ってるんだ、この爺さんは、
 俺はカードバトルがうまいだけのいたって普通の小学生だぜ!!
 ・・・たぶん
 それに、あの大会にあの爺さんが認めるような実力者がいたのか?
 俺が戦っていない誰かだろうか・・・
 俺が思考する間にも、ロングバルドの爺さんは俺の言葉を聞いた後、何かを納得したように返して来た、
 「そうか、向こうではWカードがどういう存在かよく知られていないのだな、
  だとしたら、むやみやたらと色々教えるわけにはいかんか、
  おい、小僧!!」
 「あん?」
 爺さんが露骨に汚い言葉で俺に話しかけてきたので思わず返してしまう俺、
 ロングバルドの爺さんは俺の言葉を聞きつつさらに言葉を重ねてきた
 「いいか、おぬしがこのカードバトルで勝ったら、話の続きをしてやろう、
  さぁ、先に進めるぞ!!」
 おい、マジかよ、
 俺は右肩にいるデェビルにちょこっと小声で話しかける
 「なぁ、あの爺さんの話、お前なら何か知ってるんじゃねぇのか?」
 「知ってるけどさぁ」
 デェビルは口角の両端を上げ、ニヤニヤ笑いながらそう言って話し始める、
 「あの爺さんの言ってるように。俺の方もこのカードバトルに勝ったら、知ってること教えてやるよ、
  ま、ご褒美だと思って頑張るんだな~」
 おいおい、デェビルまでこの調子かよ、
 まぁいいさ、それならそれで、このカードバトルに勝てばいいだけだ!!
 「オープンじゃ!!」
 いきなり、ロングバルドの爺さんの声が響いた、ロングバルドの方を見ると、
 自身で1番に置いたカードを右手で持って表に返そうとしている!!
 俺の方も、あわてて2番に裏側で置いたカードを右手で持って表に返しながら宣言する!!
 「オープン!!」
 まずは、俺が表にしたカードから!!
 
名前:デモンウォーリアーズ バーストエナジー
種類:R リサイクル コスト:2
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:自分のモンスターが次の戦闘に参加する時
効果:次に戦闘を行う自分のモンスターのパワーを
   次の戦闘が行われるまで600上げる
   次に戦闘を行う自分のモンスターがカテゴリ:デモンウォーリアーズだった時
   さらに次の戦闘が行われるまでパワー1200上げる
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:スピリット
テキスト:叩きつけろ!!叩きつけろ!!叩きつけろ!!
     唸る叫びが、衝動が、意思が、破壊の力をさらに増幅させる!!
 
 俺は表に返したデモンウォーリアーズ バーストエナジーのカードを右手で裏に返しつつチャージゾーンに裏側表示で置く、
 続けて、ロングバルドが表にしたカード!!
 
名前:要塞ダ・パーデルワームの衛斧士 ヘシノ
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:800
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次に戦闘にこのモンスターと相手のモンスターが参加する時
        自分のチャージゾーンにカテゴリ:パーデルワームを持つカードが
        表側表示で存在している時、
効果:次の戦闘に参加する相手のモンスターのパワーを
   次の戦闘が行われるまで800下げ、
   次の戦闘に参加する相手のモンスターが装備している
   コスト1以下のイクイップカードをトラッシュに送る
カテゴリ1:パーデルワーム カテゴリ2:大振り斧
テキスト:その斧は獲物がつかんで出してきた木を物の見事に破壊した!!
 
 ロングバルドの前に黒い鎧を全身に着て、右手に斧を構えた兵士が現れる!!
 頭に付けた兜の額にはひし形の飾りが付き、口元には前の方に三角に出っ張ったフェイスガードがあり、
 T字に近い、ゆるいY字型の目出しの部分からはつり上がった赤い目が光り、そのほかはやはり黒くよく見えない、
 体には灰色の縁の付いた黒い鎧を全身に着て、足の鎧の裏のつなぎ目や腕の部分の裏のつなぎ目や各所の関節から等の鎧の隙間からは茶褐色の硬質な何かが飛び出ており、
 右手に持つ斧は柄が長て黒く、前の方に大振りな刃が、後ろの方に小ぶりの刃が付いている、
 と、ロングバルドが右手でチャージゾーンのカードを1枚表にしつつ宣言してきた!!
 「わしは要塞ダ・パーデルワームの衛斧士 ヘシノのコストに
  要塞ダ・パーデルワームの指令室を指定!!」
 
名前:要塞ダ・パーデルワームの指令室
種類:J ジェイル
コスト:3 パワー:-1300
 
 さらにロングバルドは右手を前に出して宣言してきた!!
 「わしは続けて、要塞ダ・パーデルワームの衛斧士 ヘシノの効果を発動!!
  黒き拳の闘士 クライフィストーのパワーを900下げ、
  黒き拳の闘士 クライフィストーが装備している、
  デモンウォーリアーズ アタックハンドをトラッシュに送る!!」
 「俺はデモンウォーリアーズ アタックハンドの効果を発動!!
  要塞ダ・パーデルワームの衛斧士 ヘシノの効果を相殺するぜ!!」
 だが、俺が相殺を宣言してもなお、
 ロングバルドは左手の手札から1枚のカードを右手で引いて俺に見せ、宣言してきた!!
 「わしはパーデルワームの指令室からの指令を発動!!
  要塞ダ・パーデルワームの指令室を指定し、
  黒き拳の闘士 クライフィストーのパワーを1300下げる!!」
 「そうはいかない!!
  黒き拳の闘士 クライフィストーの効果を発動!!
  パーデルワームの指令室からの指令の効果を相殺する!!」
 これでどうだ!?
 等と俺が思う間にも、ロングバルドは右手でチャージゾーンのカードを一枚表にしながら宣言してきた!!
 「わしはパーデルワームジェイルクラッシュ!!を発動!!
  黒き拳の闘士 クライフィストーとパーデルワームの指令室をトラッシュに送るぞ!!」
 
名前:パーデルワームジェイルクラッシュ!!
種類:S スマッシュ コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:自分のチャージゾーンにあるカテゴリ:パーデルワームを持つ
        表側表示のジェイルカードを1枚指定できた時
        次の戦闘に参加する相手のモンスターが
        指定したジェイルカード以下のパワーだった時
効果:次の戦闘に参加する相手のモンスターと
   指定したジェイルカードをトラッシュに送る
カテゴリ1:パーデルワーム カテゴリ2:資材投げ
テキスト:兵士たちが見つけた奴に向かって手当たり次第に資材を投げつけた!!
 
 ちいぃ!!今は防ぐ方法が無い!!
 俺が黙ると、いきなりロングバルドが俺に向かって話しかけてきた、
 「その表情だと相殺する手は無いようじゃな!!」
 そして、ロングバルドは右手を振り上げ宣言してきた!!
 「1番戦闘!!行け!!要塞ダ・パーデルワームの衛斧士 ヘシノ!!
  投擲斧伐開!!」
 
要塞ダ・パーデルワームの衛斧士 ヘシノ M コスト:1 パワー:800
 
攻撃
 
破壊 双我 ダメージ
 
 ヘシノとクライフィストーが向かい合い、お互いに相手の方に走って行き、
 クライフィストーが右手を振り上げ、ヘシノが右手に持った斧を両手に持ち替え、それぞれ右手と両手に持った斧を振り下ろす!!
 火花を散らし弾きあうクライフィストーの右手とヘシノの斧!!
 だが、ヘシノは自らの斧を今度は下から降り上げる!!
 この斧をクライフィストーは後ろに数歩さがってかわし、今度はクライフィストーが右手を握ってヘシノに突きつける!!
 ヘシノは斧を振り上げたままクライフィストーの右手に殴り飛ばされる!!
 後ろに吹っ飛び尻もちをつくヘシノ!!
 クライフィストーはそのままヘシノに追撃をかける!!
 すると、
 いくぞ~!!
 と、どこからか声がした、次の瞬間、上からなぜか部屋が降ってきた!!
 降ってわいた影に気付いたクライフィストーは一瞬上を見上げて部屋が降ってきたことに目を見開いて驚き、あわてて前の方にヘシノを飛び越えるように跳ぶ!!
 ズドン!!
 大きな音とほこりを立ててヘシノの目の前に振ってきたのは、この部屋と同じように紫の壁で囲まれ、赤いじゅうたんが床に、黒縁に紫の盾が壁にかけられ、石の玉座が置かれた部屋だった!!
 このいきなりの状況に目を見開いたまま呆然とするクライフィストー
 すると、ヘシノがいきなり部屋の右端に駆け寄って部屋の端を斧で削りつつ部屋破片をクライフィストーに飛ばしてきた!!
 状況が分からず飛ばされてきた破片を避けるクライフィストー!!
 しかし、この状況を黙って見ているクライフィストーではない!!
 クライフィストーは部屋の左端に行って両手で部屋の端を砕きながらヘシノに部屋の破片を投げつけ始めた!!
 徐々に無くなっていく部屋、先に残った玉座と盾の方に向かったのはヘシノ!!
 ヘシノは玉座の右側まで来ると両手に持つ斧を左後ろに傾け、左前に大きく振り上げた!!そのまま玉座に斧の刃の無い部分を叩きつけて玉座をクライフィストーの方に飛ばすつもりか!?
 一方のクライフィストーの方も黙っておらずに盾の方まで走りこむと盾の下に身を隠した!!
 ヘシノはそのまま玉座をクライフィストーに向かって飛ばす!!
 盾に当たって大きな音をたて砕け散る玉座!!
 玉座が砕け、ゆっくりと盾から顔を出すクライフィストー、だが、そこにヘシノはいない!?
 あわてて顔を左右に向けてヘシノを探すクライフィストー、その時、
 ダン!!
 いきなり大きな音が響き、クライフィストーの首がすっ飛んだ!!
 何が起きたのか、なんとクライフィストーが周りを見回している間に、
 クライフィストーの首に向かって空中から斧が降り下ろされ、そのままクライフィストーの隠れていた盾の上にヘシノが着地したのだ!!
 玉座が砕け散った次の瞬間、クライフィストーが顔を出そうとするのをヘシノは見はからい、ヘシノは真上に跳んでクライフィストーの首に斧を振り下ろしたのだ、
 盾の下で状況が見えなかったクライフィストーの死角を突いたのである、
 クライフィストーは落ちた首と体が同時に爆発、闇へと帰った、
 っと、ヘシノが俺の方を向いて盾から盾の後ろの方に降り、斧を後ろの方に振り上げ、そのまま下前の方に大きくスイングし、足元の盾を斧の刃の無い部分で当てて吹っ飛ばしてきた!!
 すると、俺の前に薄い闇の壁が出現した!!
 薄い闇の壁はヘシノが飛ばした盾を受け止めるも、
 すぐにひびが入って衝撃波をまき散らしながら崩壊する!!
 俺は右手を軽く顔の前に持ってきて薄い闇の壁が出した衝撃波に耐えると、
 右手でチャージゾーンの右から2番目のカードを取る、
 出てきたのは暗き左腕の戦士 レフトディム!!
 このカードと頭刃の戦士 ライフブレイカーヘッドで次のターン一気に反撃するぜ!!
 俺はそう考えると、ロングバルドの方に向き口を開き、宣言する!!
 「ターンエンド!!」
 俺がそう宣言すると、ロングバルドは俺に向かって、
 「ターンエンドじゃ!!」
 と、宣言し返して来た!!
 2ターン目はこれで終わり、3ターン目、一気に攻めるぜ!!
 
ロングバルド
デッキ:34枚 手札:3枚 ライフカード:4枚
チャージゾーン:0枚 トラッシュ:3枚
モンスターゾーン  
要塞ダ・パーデルワームの衛斧士 ヘシノ M コスト:1 パワー:800

VS

双我
デッキ:38枚 手札:4枚 ライフカード:4枚
チャージゾーン:2枚 トラッシュ:2枚
モンスターゾーン
無し
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 3ターン目、反撃開始だ!!
 俺とロングバルドは俺はチャージゾーンのカードが全て裏であるため、
 チャージゾーンにカードが無いために、チャージゾーンには何もせず、宣言のみ行う!!
 「リチャージじゃ!!」
 「リチャージ!!」
 続けて、俺とロングバルドは山札の一番上のカードを引きつつ宣言する!!
 「ドローじゃ!!」
 「ドロー!!」
 俺の引いたカードはデモンウォーリアーズ バイスエナジー!!
 だが、このターンはデモンウォーリアーズ バイスエナジーは使わない、
 俺は引いたばかりのデモンウォーリアーズ バイスエナジーのカードを左手の手札に移すと、
 続けて、左手の手札から頭刃の戦士 ライフブレイカーヘッドのカードを右手で引いて1番の場所に裏側で置き、
 さらに、左手の手札から暗き左腕の戦士 レフトディムを引いて、チャージゾーンに裏側で置き、
 「セット!!」
 と宣言する!!
 すると、ロングバルドの方も
 「セットじゃ!!」
 と、宣言し返して来た!!
 ロングバルドの方の闇の板を見ると、しっかりと2番とチャージゾーンに裏側でカードが追加されていた、
 そうだ、聞きたいことをもちょっと聞いておこう、
 「なぁ、一つ聞いてもいいか?」
 「ダメじゃ」
 おぉ、一刀両断か、でもダメもとで食い下がってみるか・・・
 「さっき、あんた、黒き拳の闘士 クライフィストーを見て懐かしいとか言ってたじゃんか、あれってどういう意味だ?」
 「そりゃあ、わしはデモンウォーリアーズに在籍してた身じゃから・・・
  って、何言わせるんじゃ!!
  先に進むぞ!!先に!!」
 え・・・あの爺さん、元デモンウォーリアーズなのか!?
 じゃあ、あの爺さんと戦友だっていうデェビルは・・・
 いやいや、そもそもデモンウォーリアーズっていうのは・・・
 って、ええい!!頭がこんがらがってきた!!
 今はカードバトルに集中だ!!
 と、ロングバルドが自身で2番に裏側で置いたカードを右手で持って表に返していく!!
 ロングバルドがカードを表に返すのを見た俺も右手で俺が1番に裏側で置いたカードを表に返し、そして、宣言する!!
 「オープンじゃ!!」
 「オープン!!」
 まずは俺が表にしたカード!!
 「来いよぉ!!命削りし頭刃の戦士!!ライフブレイカーヘッド!!」
 
名前:頭刃の戦士 ライフブレイカーヘッド
種類:M モンスター
コスト:3 パワー:2800
効果の発動タイミング:戦闘後
効果の発動条件:このモンスターが戦闘で相手モンスターに勝利した時
        相手のライフカードが1枚以上ある時
効果:相手のライフカード1枚を相手の手札に加えさせる
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:ブレイカー
テキスト:その黒き刃で相手の命を削り取る恐れられる戦士
 
 俺の前に全身が黒い戦士が現れた!!
 筋肉質の漆黒の肉体を持ち、左肩や右足等が高質化して、
 赤い瞳と頭の上からまっすぐ上に伸びる黒い角をもつ!!
 「はん、そのような筋肉バカを呼んだって相手にならんわ!!」
 ロングバルドがいきなり頭刃の戦士 ライフブレイカーヘッドに向かって叫んだ!!
 っていうか、頭刃の戦士 ライフブレイカーヘッドは筋肉バカなのか!?
 俺はよく知らないんだが!?
 「クッ、クッ、クッ」
 俺の右肩の方からデェビルのこらえきれないといった様子の笑い声が聞こえた、
 右肩のデェビルの方を見てみると、デェビルは目を下にふせ、右手で顔を抑え、吹き出しそうになっているのを必死に耐えている、
 何だこれ、俺だけ置いてきぼりか、
 気になる、どんな感じの筋肉バカなんだ、頭刃の戦士 ライフブレイカーヘッド!?
 続けて、ロングバルドが表にしたカード!!
 
名前:要塞ダ・パーデルワームの投射手 コトュ
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:600
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:手札からカテゴリ:パーデルワームを持つ
        ジェイルカード1枚を相手に見せる
        次の戦闘に相手のモンスターが参加している時
        このモンスターがこの効果を
        このターンと一つ前のターンに使用していない時
効果:発動条件で見せたカテゴリ:パーデルワームを持つ
   ジェイルカードをトラッシュに送る、
   次の戦闘に参加する相手のモンスターのパワーを
   次の戦闘が行われるまでトラッシュに送った
   ジェイルカードのパワーの数値だけ変化させ、
   さらに、望むならトラッシュに送った
   ジェイルカードの効果の中にある数字一つを選択し、
   その数字分、変化させる、この際、数字を抜き出したりすることは出来ず、
   マイナスの値でない場合はマイナスを付ける
   その後、次の戦闘に参加する相手のモンスターのパワーが0以下だった時、
   次の戦闘に参加する相手のモンスターをトラッシュに送る
カテゴリ1:パーデルワーム カテゴリ2:投射手
テキスト:見つけた存在に向かって手に持った大岩を投げるも、
     あまり効いた様子はない!!
 
 ロングバルドの前にまたも黒い鎧を着た兵士が現れる!!
 全身に黒い鎧を着て、足の鎧の裏や腕の鎧の裏の鎧の隙間からは魚のひれのような物が出ていて、
 額には前に曲がった盾に少し長いひし形のプレートを付け、兜の緩いY字の目出しの部分の中はあくまで暗く、丸い目つきの赤い両目が垣間見え、
 右肩からは何やら引き金と2つの持ち手の付いた発射台を右手に持って担いでいる
 ええっと、こっちはコスト3のモンスター、あっちはコスト1のモンスターだな、
 俺はチャージゾーから右手で3枚のカードを素早く、
 ロングバルドの方も自身のチャージゾーンから1枚のカードを素早く前に出してきた、
 すると、ロングバルドが俺に話しかけてきた!!
 「そのカードでいいな、では表にしよう!!」
 「望むところだ!!」
 俺はロングバルドの言葉にそう答えると、前に出したカードを表にする
 同時に、ロングバルドの方も前に出したカードを表にした!!
 まずは、俺が表にしたカード!!
 
名前:暗き左腕の戦士 レフトディム
種類:M モンスター
コスト:0 パワー:500
効果の発動タイミング:無し 効果の発動条件:無し 効果:無し
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:見えねぇっ!!
テキスト:左腕に闇を集める戦士
     闇を集めるだけだ!!

名前:デモンウォーリアーズ ブレストエナジー
種類:DR デスティレイブ コスト:2
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:自分のモンスターもしくはデストロイヤーが次の戦闘に参加する時
効果:次に戦闘を行う自分のモンスターもしくはデストロイヤーのパワーを
   次の戦闘が行われるまで1200上げる
   次に戦闘を行う自分のモンスターもしくはデストロイヤーが
      カテゴリ:デモンウォーリアーズを持っていた時
   さらに次の戦闘が行われるまでパワーを1000上げる
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:スピリット
テキスト:叩きつける!!叩きつける!!叩きつける!!
     叫びが、唸りが、破壊の力を呼び覚ます!!

名前:デモンウォーリアーズ バーストエナジー
種類:R リサイクル コスト:2
効果の発動タイミング:戦闘前
 
 続けて、ロングバルドが表にしたカード!!
 
名前:パーデルワームの兵士の掛け声
種類:R リサイクル コスト:3
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次に戦闘を行う自分のモンスターが
        カテゴリ:パーデルワームを持っていた時
効果:自分のモンスターゾーンにいる全てのモンスターのパワーを
   このターン800上げる
   カテゴリ:パーデルワームを持つ
   ジェイルカードが置かれた場所にいる自分のモンスターは
   さらにこのターン、パワーを500上げる
カテゴリ1:パーデルワーム カテゴリ2:いくぞっ!!
テキスト:やるぞ!!おぉ~!!
     兵士たちは痕跡を追って張り切って出発した!!
 
 よし、これならどうにかなるか、
 あっちのパーデルワームの指令室からの指令のカードの発動条件を満たせていないしな!!
 さすがに、手札のジェイルカードもネタ切れなんだろう、
 俺は右手で前に出したカードを持ちつつ宣言する!!
 「俺が発動できるカードは1枚、
  ロングバルドが発動できるカードは0!!
  よって、俺は暗き左腕の戦士 レフトディムを3番に召喚!!」
 
名前:暗き左腕の戦士 レフトディム
種類:M モンスター
コスト:0 パワー:500
 
 俺の前、頭刃の戦士 ライフブレイカーヘッドの右側に、左手に黒い刃の爪持つ戦士が現れる!!
 左手の爪一本一本に磨かれた刃の爪をもち、
 茶色い皮で包まれた下半身、赤い瞳に筋骨隆々の体、さらに禿げがった頭を持っている!!
 「なめるなよ小僧!!このぐらいで勝った気になるな!!」
 ロングバルドが叫び、続けて右手を前に出し、宣言しききた!!
 「わしは要塞ダ・パーデルワームの衛斧士 ヘシノの効果を発動!!
  頭刃の戦士 ライフブレイカーヘッドのパワーを800下げて、
  2000にする!!」
 
名前:要塞ダ・パーデルワームの衛斧士 ヘシノ
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:800
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次に戦闘にこのモンスターと相手のモンスターが参加する時
        自分のチャージゾーンにカテゴリ:パーデルワームを持つカードが
        表側表示で存在している時、
効果:次の戦闘に参加する相手のモンスターのパワーを
   次の戦闘が行われるまで800下げ、
   次の戦闘に参加する相手のモンスターが装備している
   コスト1以下のイクイップカードをトラッシュに送る
 
 俺はすかさずロングバルドに反論する!!
 「だが!!800下がっても頭刃の戦士 ライフブレイカーヘッドのパワーは2000!!
  要塞ダ・パーデルワームの衛斧士 ヘシノのパワーは800、
  まだ1200の差があるぜ」
 「まだじゃ!!」
 ロングバルドはそう言うと、右手で左手の手札から1枚のカードを俺に見せて宣言してきた!!
 「わしは要塞ダ・パーデルワームの投射手 コトュの効果を発動!!
  要塞ダ・パーデルワームの反省室を相手に見せ、
  頭刃の戦士 ライフブレイカーヘッドのパワーをさらに下げ、800にする!!」
 
名前:要塞ダ・パーデルワームの投射手 コトュ
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:600
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:手札からカテゴリ:パーデルワームを持つ
        ジェイルカード1枚を相手に見せる
        次の戦闘に相手のモンスターが参加している時
        このモンスターがこの効果を
        このターンと一つ前のターンに使用していない時
効果:発動条件で見せたカテゴリ:パーデルワームを持つ
   ジェイルカードをトラッシュに送る、
   次の戦闘に参加する相手のモンスターのパワーを
   次の戦闘が行われるまでトラッシュに送った
   ジェイルカードのパワーの数値だけ変化させ、
   さらに、望むならトラッシュに送った
   ジェイルカードの効果の中にある数字一つを選択し、
   その数字分、変化させる、この際、数字を抜き出したりすることは出来ず、
   マイナスの値でない場合はマイナスを付ける
   その後、次の戦闘に参加する相手のモンスターのパワーが0以下だった時、
   次の戦闘に参加する相手のモンスターをトラッシュに送る

名前:要塞ダ・パーデルワームの反省室
種類:J ジェイル
コスト:2 パワー:-1200
維持コスト支払いタイミング:リチャージ直後
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次に戦闘が行われるのがこのジェイルが置かれた場所で、
        次の戦闘に相手のモンスターが参加する時
        次の戦闘にカテゴリ:パーデルワームを持つ
        自分のモンスターが参加する時
効果:次の戦闘に参加する相手のモンスターのパワーを
   次の戦闘が行われるまで100下げる
カテゴリ1:パーデルワーム カテゴリ2:反省してろ!!
テキスト:ぶち込まれたその部屋で、兵士は意気消沈した!!
 
 「だが、だが、まだ相打ちだ!!」
 「相打ちではない!!」
 ロングバルドは俺の叫びに続けて反論してきた!!
 「要塞ダ・パーデルワームの投射手 コトュの効果は続いておる!!
  要塞ダ・パーデルワームの反省室の効果文の、
  次の戦闘に参加する相手のモンスターのパワーを
  次の戦闘が行われるまで100下げる
  の中の100という数字を抜きとって、
  マイナスの値、つまり-100にして、
  その数値分、頭刃の戦士 ライフブレイカーヘッドのパワーを変化させる!!
  これで頭刃の戦士 ライフブレイカーヘッドのパワーは700!!
  要塞ダ・パーデルワームの衛斧士 ヘシノのパワーを上回ったぞ!!」
 「しまった!!」
 俺が声を上げる中、ロングバルドは右手を前に出して宣言してくる!!
 「1番戦闘!!行けい!!要塞ダ・パーデルワームの衛斧士 ヘシノ!!
  投投擲連打伐開!!」
 
名前:要塞ダ・パーデルワームの衛斧士 ヘシノ M コスト:1
パワー:800
 
VS
 
頭刃の戦士 ライフブレイカーヘッド M コスト:3
パワー:2800-800-1300 パワー合計:700
 
 ヘシノがライフブレイカーヘッドに向かって走りこみつつ右手の斧を振り回す!!
 同時にライフブレイカーヘッドも頭の角を振り回してヘシノの斧を弾き返した!!
 と同時にコトュが右肩の発射台の照準をライフブレイカーヘッドに向けた、
 だが、ライフブレイカーヘッドはお構いなしにヘシノと戦い続ける!!
 ヘシノが右手の斧を上段に構えて振り下ろすと、ライフブレイカーヘッドは右に跳んで避け
 そのままヘシノに向かって右手の拳でまっすぐに突く!!
 しかし、ヘシノは自らの斧の柄でライフブレイカーヘッドの右手の拳を受け、
 続けて右足をライフブレイカーヘッドに打ちつけるも、ライフブレイカーヘッドに刺したるダメージは無く、逆にライフブレイカーヘッドの右回し蹴りを喰らった!!
 吹っ飛ぶヘシノ、追撃をかけるライフブレイカーヘッド、だが、コトュの持つ発射台の上に木の扉の付いた石造りの部屋が現れ、コトュはそのままその部屋を発射した!!
 部屋が発射されたことに気付かないライフブレイカーヘッド、
 そのまま部屋を顔に打たれあおむけに倒れるライフブレイカーヘッド、
 顔だけ出した状態で部屋の下敷きになるライフブレイカーヘッド、
 そこにすかさずヘシノがライフブレイカーヘッドに駆け寄り、右手の斧を振り下ろして部屋の下から顔と共にはみ出ていたライフブレイカーヘッドの首を両断、
 ライフブレイカーヘッドは両断された顔と体が共に爆発して闇に返った!!
 さらに、ロングバルドが右手を前に出して宣言してきた!!
 「2番戦闘!!ゆけぃ!!要塞ダ・パーデルワームの投射手 コトュ!!
  投擲発射!!」
 
要塞ダ・パーデルワームの投射手 コトュ M コスト:1 パワー:600
 
攻撃
 
破壊 双我 ダメージ
 
 コトュが何処からか右手に石を持ってきて、自身の右肩の発射台に装填、
 俺の方を見て発射台の上から俺に向かって石を撃ち出してきた!!
 すると、俺の前に薄い闇の影が現れ、石を弾く、
 だが、薄い闇へダメージはすくなくなかったのか、
 石を弾いたところからひびが入っていって、薄い闇は衝撃波をまき散らして崩壊する、
 一方、俺の方は右手を顔の前に軽く持ってきて、衝撃波から顔を守った後、
 右手で左から2番目のライフカードを右手で取る、
 出てきたのは要塞ダ・パーデルワームのタコ部屋、さて、次のターン、どうなるんだ?
 俺は引いたばかりの要塞ダ・パーデルワームのタコ部屋を左手の手札に移し、
 続けて、右手を前に出して宣言する!!
 「3番戦闘!!行け!!暗き左腕の戦士 レフトディム!!
  レフトダーククロウ!!」
 
ロングバルド ダメージ 
 
攻撃
 
暗き左腕の戦士 レフトディム M コスト:0 パワー:500
 
 ロングバルドの方にレフトディムが走って行き、レフトディムの前でその左手を振り上げた!!
 すると、ロングバルドの前に薄い闇の壁が現れた!!
 レフトディムはその薄い闇の壁に対し、左手の爪を突きつけた!!
 薄い闇の壁はほんのすこしのあいだ持ったもののすぐに左手の爪が付き抜かれ、
 薄い闇の壁は衝撃波を出しつつ消滅する!!
 レフトディムはその時の衝撃で俺の方に吹き飛んできた!!
 一方、ロングバルドの方は右手を縦に出して右足を前、左足を後ろの出した衝撃波に耐えた後、
 改めて右手で一番左のライフカードを取ってちらりと中身を見た後、右手に移して手札にし、そのまま、
 「ターンエンドじゃ!!」
 と宣言してきた!!
 俺もその宣言を聞き、叫び返す!!
 「ターンエンド!!」
 さて、これで3ターン目は終了だ、
 ライフブレイカーヘッドを失うのは惜しいが、
 とりあえず、あっちにダメージは与えられた!!
 このまま攻め続けられればいいが、
 とりあえず、次のターンにはモンスターカードを引かるかどうか、
 引けなきゃ攻撃にも防御にもどうにもならないから、引きたいが、さて・・・
 
ロングバルド
デッキ:33枚 手札:2枚 ライフカード:4枚
チャージゾーン:1枚 トラッシュ:4枚
モンスターゾーン  
要塞ダ・パーデルワームの衛斧士 ヘシノ M コスト:1 パワー:800
要塞ダ・パーデルワームの投射手 コトュ M コスト:1 パワー:600

VS

双我
デッキ:37枚 手札:4枚 ライフカード:3枚
チャージゾーン:2枚 トラッシュ:3枚
モンスターゾーン
無し
無し
暗き左腕の戦士 レフトディム M コスト:0 パワー:500
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 攻め続けるぞ!!4ターン目!!
 俺とロングバルドはチャージゾーンの表側表示のカードを裏に返しつつ、
 「リチャージじゃ!!」
 「リチャージ!!」
 と宣言し、
 続けて、山札の一番上のカードを引きつつ宣言する!!
 「ドローじゃ!!」
 「ドロー!!」
 さた、俺の引いたカードは肩棘の戦士 シャープニードル!!
 よし、このカードを1番において攻めるか!!
 俺は引いたばかりの肩棘の戦士 シャープニードルのカードを1番の場所に裏側で置き、
 続けて、左手に持つ手札を見る、
 さて、どのカードをチャージゾーンに置くか、
 いや、ちょっと待てよ、あっちは1番と2番がもう埋まってるから、
 3番にモンスターを召喚してくる可能性が高い、
 だとするなら、3番にいる暗き左腕の戦士 レフトディムだけじゃ不安だな、
 チャージゾ-ンにカードを置いて効果を発動させたところで相殺されちゃ意味ないし、
 よし、ならこのカードをチャージゾーンに置いておこう!!
 俺はそこまで考えると、左手の手札から1枚のカードを右手で引いて、チャージゾーンに裏側表示で置き、
 「セットじゃ!!」
 そう、ロングバルドが宣言してきた!!
 ロングバルドの闇の板の方を見ると、確かに3番とチャージゾーンにカードが1枚ずつ追加されていた、
 俺はロングバルドの闇の板の方を確認すると、
 そのまま、
 「セット!!」
 宣言する!!
 と、そういえば、ちょっとダメもとでもう一つ聞いておくか、
 「なぁ、ロングバルド、デェビルって知ってるか?」
 「おい」
 俺の突然の質問にデェビルがどこかとがめるようなあきれたような声を上げるが無視、
 だが、俺の質問にロングバルドは目を見開いてきょとんとした顔を浮かべ、
 「誰じゃ、それは?」
 と答えてきた、
 あれ、確かにデェビルはロングバルドの事、戦友って・・・
 「下らんこと聞いとらんで先に進めるぞ!!」
 ロングバルドはそう言って、自身で3番に置いたカードに右手を伸ばし、持つ
 ・・・しゃーねーな、先に進めるか、
 俺の方もそう考えを固め、右手で俺自身で1番に置いたカードを持つ、
 そして、俺は右手に持った1番のカードを、ロングバルドは右手に持った3番のカードを、
 それぞれ表に返しつつ宣言する!!
 「オープンじゃ!!」
 「オープン!!」
 まずは、俺が表に返したカードからだっ!!
 「行くぜ!!肩棘の戦士 シャープニードル!!」
 
名前:肩棘の戦士 シャープニードル
種類:M モンスター
コスト:2 パワー:1500
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次に戦闘をおこなう相手モンスターが
        発動タイミング:戦闘前を持っている時
        次に戦闘をおこなうのがこのカードだった時
効果:次の戦闘が行われるまでこのカードのパワーを600上げる
   チャージゾーンにカテゴリ:デモンウォーリアーズを持つカードが
   表側表示で存在していた時、このモンスターのパワーをさらに300上げる
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:突き詰めろ!!
テキスト:彼のタックルが扉を破壊し、向こうへと貫通していく!!
 
 俺の前に左肩に黒い大きな棘を持つ戦士が現れる!!
 黒い皮膚に全身に赤い血管が浮き出ている筋肉質な肉体を持った戦士だ!!
 「そういえば、あ奴はまだ肩の棘を毎日磨いておるのかのう」
 突然、ロングバルドがつぶやいた、
 デェビルは目を見開いた呆れた目で召喚された肩棘の戦士 シャープニードルの方を見つめている、
 いや、別にいいけど、シャープニードルが肩の棘を毎日磨いてたからって、
 今でも磨いてんのか磨いてないのか・・・
 「と、感傷に浸ってる場合ではないわ!!
  先に進めるぞ!!」
 俺が思考する中でロングバルドが叫んだ、
 ・・・あの爺さん、感傷に浸りまくってる気がするが、古巣の仲間のカードがそんなにめずらしいんだろうか・・・
 まぁ、当人が先に進めるっつてるんだから先に進めるか、
 続いて、ロングバルドが表にしたカード!!
 「こぉい!!要塞ダ・パーデルワームの水怖犬!!」
 
名前:要塞ダ・パーデルワームの水怖犬
種類:M モンスター
コスト:2 パワー:1500
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:このモンスターが次の戦闘に参加する時
        自分と相手のモンスターゾーンに
        このモンスターを含め、合計3体以上のモンスターが存在している時
        自分と相手のモンスターゾーンのいずれかにいる
        モンスターを1体指定できた時
効果:自分と相手のモンスターゾーンにいるモンスターを
   必ず3体指定する、
   ただし、1体目は必ず効果の発動条件で指定したモンスターを
   指定しなければならない
   この時、指定するモンスターこのカードは含めても含めなくてもよい、
   ただし、自分と相手のモンスターゾーンにいるモンスターが
   このカード含めて3体の時は
   必ず1体、このカードを指定しなければならない
   指定した順番によって以下の効果を発動する
   1体目:指定したモンスターのパワーをこのターン500下げる
   2体目:指定したモンスターのパワーをこのターン300下げる
   3体目:指定したモンスターのパワーをこのターン100下げる
カテゴリ1:パーデルワーム カテゴリ2:アクアドック
テキスト:要塞の地下部分から発見された犬、危うく死ぬところだったが、
     しぶとく生き残っていたため、その生命力を買われ要塞に在籍している
 
 ロングバルドの前、要塞ダ・パーデルワームの衛斧士 ヘシノの左側に、水をその身にまとった犬が現れる!!
 大きく黒い目と垂れさがった耳を持つこわもての犬であり、
 その水色の毛皮は水で覆われ、各足の付け根などは特に水が盛り上がっており、
 青い鼻先や耳などを持ち、その爪は常に濡れている、
 あっちもこっちもコスト2のモンスター!!
 俺とロングバルドは右手でチャージゾーンから2枚のカードを前に出し、
 俺はロングバルドに問いかける、
 「それじゃあ、表にするぜ!!」
 「いいじゃろう!!」
 俺とロングバルドは確認をすると、前に出したカードを右手で表にしていった!!
 まずは、俺が表にしたカード!!
 
名前:デモンウォーリアーズ バーストエナジー
種類:R リサイクル コスト:2
効果の発動タイミング:戦闘前

名前:要塞ダ・パーデルワームのタコ部屋
種類:J ジェイル
コスト:1 パワー:-1100
維持コスト支払いタイミング:リチャージ直後
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘がこのカードが置かれた場所で行われる時
        次の戦闘に相手と自分のモンスターが参加する時
効果:次の戦闘に参加する自分のモンスターのパワーを
   次の戦闘が行われるまで500上げる
   この効果を使用した戦闘の戦闘後終了時、
   戦闘結果に関わらず、次の戦闘に参加した自分のモンスターをトラッシュに送る
カテゴリ1:パーデルワーム カテゴリ2:一応休憩室
テキスト:パーデルワームの兵士たちの休憩部屋、
     ここだけは荒らされたくないらしい
 
 続けて、ロングバルドが表にしたカード!!
 
名前:パーデルワームの兵士の気合
種類:R リサイクル コスト:1
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次に戦闘を行う自分のモンスターが
        カテゴリ:パーデルワームを持っていた時
        自分のモンスターゾーンに、
        カテゴリ:パーデルワームを持つジェイルカードが1枚以上
        存在している時
効果:自分のモンスターゾーンにいる全てのモンスターのパワーを
   このターン500上げる
   カテゴリ:パーデルワームを持つ
   ジェイルカードが置かれた場所にいる自分のモンスターは
   さらにこのターン、パワーを200上げる
カテゴリ1:パーデルワーム カテゴリ2:やってやるぜ!!
テキスト:兵士たちは後衛を守りながら果敢に突っ込んだ!!

名前:パーデルワームの兵士の掛け声
種類:R リサイクル コスト:3
効果の発動タイミング:戦闘前
 
 よし!!これならいけるぜ!!
 俺は前に出したカードを右手で持ちつつ宣言する!!
 「そっちは発動できるカード無し!!
  こっちは発動できるカードが1枚ある!!
  よって、俺は3番に要塞ダ・パーデルワームのタコ部屋を置く!!
  コストにはデモンウォーリアーズ ブレストエナジーを指定!!」
 
名前:デモンウォーリアーズ ブレストエナジー
種類:DR デスティレイブ コスト:2
効果の発動タイミング:戦闘前
 
 俺の宣言のすぐ後、レフトディムの後ろに濃い茶色の木の扉の付いた紫の壁を持つ部屋が現れた!!
 扉は長方形の上に半円をくっつけたような形で中央左側に鉄の輪っかが付いている、
 中は扉に遮られて見えないが・・・
 と、次の瞬間、ロングバルドが右手を前に出して宣言してきた!!
 「わしは要塞ダ・パーデルワームの衛斧士 ヘシノの効果を発動!!」
 「俺は肩棘の戦士 シャープニードルの効果を発動!!
  要塞ダ・パーデルワームの衛斧士 ヘシノの効果を相殺する!!」
 すかさず出した俺の相殺の宣言にロングバルドは黙り込む!!
 続けて、俺は右手を前に出して宣言する!!
 「1番戦闘!!行け!!肩棘の戦士 シャープニードル!!
  ニードルタックル!!」
 
要塞ダ・パーデルワームの衛斧士 ヘシノ M コスト:1 パワー:800
 
VS
 
肩棘の戦士 シャープニードル M コスト:2 パワー:1500
 
 シャープニードルがヘシノに左肩の棘を向けて走って行く!!
 ヘシノがシャープニードルが近づいてきたところでその柄でシャープニードルを突く!!
 だが、シャープニードルはその柄を左に避け、そのままヘシノに近づく、
 しかし、ヘシノはいきなり斧を逆時計回りに回転させてシャープニードルを突いた!!
 これにはシャープニードルも虚を突かれたのか突進していた状態で斧の突きを喰らい後ろにさがるが、
 さがる途中で両足で踏ん張り、ヘシノの斧を押しとどめた!!
 そのまま押し合いに突入する両者、すると、シャープニードルが勢いよく突進して斧を押しのけ、ヘシノの斧を吹っ飛ばした!!
 あわてて後ろの方を向いてヘシノは自らの斧を拾うために走る!!
 シャープニードルもそんなヘシノを追う!!
 ヘシノはシャープニードルに追いつかれる前に斧の所までたどり着いた!!
 斧を右手で拾ってくるりと左の方に回り、シャープニードルに向かって左側から斧を叩きつけようとするヘシノ、が、シャープニードルはヘシノの斧の柄を左手で持って斧を押しとどめた!!
 目を見開き、驚いた様子を見せるヘシノ!!
 シャープニードルはそのまま左手で斧を抑えつつ、ヘシノに向かって突進、
 ヘシノに左肩の棘を突き刺しつつ、斧ごと吹き飛ばして爆発させて闇に返した!!
 「2番戦闘!!行け!!要塞ダ・パーデルワームの投射手 コトュ!!
  投擲発射!!」
 いきなり、ロングバルドが右手を前に出して宣言してきた!!
 
要塞ダ・パーデルワームの投射手 コトュ M コスト:1 パワー:600
 
攻撃
 
破壊 双我 ダメージ
 
 コトュが右手に持っていた石を発射台に入れて俺の方に発射してきた!!
 俺の前に薄い闇の壁が現れ、向かってきた石を防ぎ、
 そのまま粉々に砕けつつ衝撃波を発生させた!!
 俺は右手を顔の前に軽く持ってきて衝撃波に耐えると、
 右手でライフカードの中から一番右のカードを引く、出てきたのはデモンウォーリアーズ グラップエナジー!!
 俺は右手に持つデモンウォーリアーズ グラップエナジーのカードを左手の手札に加える、
 すると、ロングバルドが右手を前に出したまま宣言してきた!!
 「わしは要塞ダ・パーデルワームの水怖犬の効果を発動!!
  暗き左腕の戦士 レフトディムのパワーを500、
  肩棘の戦士 シャープニードルのパワーを300、
  要塞ダ・パーデルワームの投射手 コトュのパワーを100、それぞれ下げる!!」
 おっと、そうはいかないぜ!!
 俺は右手を前に出しつつ宣言する!!
 「俺は要塞ダ・パーデルワームのタコ部屋の効果を発動!!
  要塞ダ・パーデルワームの水怖犬の効果を相殺する!!
  さぁ、相殺はもうないな!!」
 「な、ない・・・」
 ロングバルドの返事を聞き、俺は宣言を続ける!!
 「3番戦闘!!行け!!暗き左腕の戦士 レフトディム!!
  レフトダーククロウ・カワイガル!!」
 
要塞ダ・パーデルワームの水怖犬 M コスト:2
パワー:1500-1100 パワー合計:400
 
VS
 
暗き左腕の戦士 レフトディム M コスト:0
パワー:500
 
 水怖犬がその牙をむいてレフトディムに向かう!!
 対するレフトディムも水怖犬に向かって行き、レフトディムの左手の爪が水怖犬を襲うが水怖犬はその左手の爪を牙で持って受け止めた!!
 レフトディムは左手を大きく動かして水怖犬を弾き飛ばす!!
 だが、水怖犬は弾き飛ばされた反動を利用して床に着地した直後にレフトディムに襲い掛かる!!
 左に体を傾け水怖犬の牙を避け、そのまま左手を水怖犬に伸ばす!!
 よしそのまま攻撃だ!!
 俺がそう思った次の瞬間、
 レフトディムは水怖犬の首元をがしっと掴み、
 そのままレフトディムは水怖犬を引きずって要塞ダ・パーデルワームのタコ部屋の中に入って行く!!
 おい・・・
 その後に続いて、要塞ダ・パーデルワームの投射手 コトュとシャープニードルもタコ部屋の中に入って行った、
 何をしてるんだとのぞいたそこには、
 水怖犬の毛皮をなで、顔を寄せるレフトディムの姿が!!
 水怖犬の尻尾を積極的に触るシャープニードルの姿が!!
 水怖犬の肉球を見つめながらプニプニと触るコトュの姿が!!
 もう、何が何だかわかんねぇよ!!
 「お前ら!!何やっとるかーっ!!」
 いきなりロングバルドがタコ部屋の中にいる奴らに向かって怒鳴った!!
 すると、タコ部屋の中にいる奴らは部屋から出てきて、
 水怖犬以外の3体は元の場所に戻り、水怖犬は急いでどこかに走り去ってしまった!!
 ・・・・・・・・・・・・・・・・
 「ターンエンドじゃ」
 俺はいきなり聞こえたロングバルドの声に気が付き、あわててロングバルドに宣言を返す、
 「タ、ターンエンド!!」
 「あれぐらいで放心するとは、まだまだ青いのう若造よ」
 「あ、そ、そうだな」
 俺の宣言の直後に飛び出したロングバルドの声に思わず同意してしまう俺、
 ・・・と、とにかく、4ターン目はこれで終了でいいんだよな、
 とにかく状況は俺の方に傾いてきた!!
 このまま押し切ってやるぜ!!
 
ロングバルド
デッキ:32枚 手札:1枚 ライフカード:4枚
チャージゾーン:2枚 トラッシュ:6枚
モンスターゾーン  
無し
要塞ダ・パーデルワームの投射手 コトュ M コスト:1 パワー:600

VS

双我
デッキ:36枚 手札:4枚 ライフカード:2枚
チャージゾーン:2枚 トラッシュ:3枚
モンスターゾーン
肩棘の戦士 シャープニードル M コスト:2 パワー:1500
無し
暗き左腕の戦士 レフトディム M コスト:0 パワー:500
 要塞ダ・パーデルワームのタコ部屋 J コスト:1 パワー:-1100

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 5ターン目、このまま攻められるか!?
 俺とロングバルドはチャージゾーンにある表側表示のカードを右手で裏に返しつつ、
 「リチャージじゃ!!」
 「リチャージ!!」
 と宣言、続けて、右手で山札の一番上のカードを・・・
 「待った!!」
 「待つのじゃ!!」
 いきなりデェビルとロングバルドが大声を上げる、
 なんだよいきなり・・・
 「双我、要塞ダ・パーデルワームのタコ部屋のコストの支払いは?」
 「おぬし、ジェイルカードのコストの支払いを忘れておるぞ」
 デェビルとロングバルドが畳み掛けて話しかけてきた、
 「初めて、ジェイルカードを使ってターンまたぐから仕方ないんだけどさ、コストの支払いはちゃんとやってくれ」
 「ジェイルカードを使いなれておらんのか?
  コストの支払いは強制じゃぞ、チャージゾーンのいずれかのカードを表にしてコストを支払うか、コストを支払わずにトラッシュに送るか、
  きちんと決めてくれ」
 ううむ、仕方ない、
 俺はチャージゾーンのカードを右手で1枚表にしつつ宣言する、
 「俺は要塞ダ・パーデルワームのタコ部屋のコストにデモンウォーリアーズ バーストエナジーを指定!!」
 
名前:要塞ダ・パーデルワームのタコ部屋
種類:J ジェイル
コスト:1 パワー:-1100
維持コスト支払いタイミング:リチャージ直後

名前:デモンウォーリアーズ バーストエナジー
種類:R リサイクル コスト:2
効果の発動タイミング:戦闘前
 
 「よしよし、それでいいのじゃ、じゃあ続けるぞ」
 ロングバルドが得意げにそう言って、右手で山札の一番上のカードを引きつつ宣言する、
 「ドローじゃ!!」
 「そうそう、それでいいんだよ、これからもジェイルカードのコスト支払は忘れんなよな!!」
 続けてデェビルも俺に話しかけてきた、俺は呆れたように
 「へぃへぃ、わかりましたよ」
 と返す、すると、ロングバルドが目じりを吊り上げ激昂して叫ぶ!!
 「なんじゃ、その態度は!!
  最近の若いもんは礼儀も知らんのか!!」
 「さっさと先に進めるぞ!!」
 「う・・・しかたない、だが、礼儀知らずにはカードバトルで痛い目を見せてやるからな!!」
 めんどくさがった俺の大声にひるみ、そう言って右腕を曲げて顔の前まで上げ、後ろに一歩引き、言葉を止めるロングバルド、
 まったく、ちょっと、愚痴っぽくなったぐらいで・・・
 まぁ、いいさ、このカードバトルで勝てばすむだけの話だからな!!
 俺は考えをそこで打ち切り、勝つために右手で山札の一番上のカードを引きつつ宣言する、
 「ドロー!!」
 さて、俺の引いたカードは、針踵の戦士 ハリオトシ!!
 って、ちょっと待てぃ!!
 今、チャージゾーンにある裏側表示のカードは1枚、
 このターンで裏側表示でカードを1枚置いて裏側表示のカードは2枚、
 針踵の戦士 ハリオトシのコストは3、これじゃ、針踵の戦士 ハリオトシが召喚できねぇ!!
 「まぁ、こういう事もあるってことだ」
 デェビルが右肩の方から話しかけてきた、
 「今回はまだライフカードあるから、このことも後で挽回できると思うが、
  ライフカードが無い時に戦闘できるカードを召喚できなかった、なんてことにならないように注意しろよ」
 「うう、わかった」
 俺はうめいてデェビルに返す、
 デェビルの話ももっともだ、だが、3番にいるのがコスト0の暗き左腕の戦士 レフトディムである以上、
 ある程度の戦力強化は必要だろう、
 とにかく、今はやれることをやることの方が重要だ、
 俺は右手に持つ針踵の戦士 ハリオトシのカードを左手の手札に移しつつ改めて左手の手札を見る、
 今の手札なら・・・
 よし、この2枚だ!!
 俺は左手の手札から、1枚のカードを右手で引くと、
 2番の場所に裏側表示で置き、
 続けて、左手の手札から1枚のカードを右手で引くと、チャージゾーンに裏側表示で置き、宣言する、
 「セット!!」
 すると、ロングバルドの方も間髪入れずに、
 「セットじゃ!!」
 と、宣言し返して来た!!
 俺がロングバルドの方の闇の板を見ると、確かに1番とチャージゾーンにカードが裏側で追加されている、
 俺は確認を終えると、2番に自身で置いたカードを右手で持つ、
 一方、ロングバルドの方も俺の闇の板の方をチラッと見て、俺がカードを裏側で追加しているのを確認すると、
 自身で1番に裏側で置いたカードを右手で持った、
 そして、俺とロングバルドはお互いに大声で宣言しながら右手に持ったカードを表にする!!
 「オープンじゃ!!」
 「オープン!!」
 まずは俺が表に返したカードから、
 
名前:デモンウォーリアーズ グラップエナジー
種類:R リサイクル コスト:1
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:自分のモンスターが次の戦闘に参加する時
効果:次に戦闘を行う自分のモンスターのパワーを
   次の戦闘が行われるまで400上げる
   次に戦闘を行う自分のモンスターがカテゴリ:デモンウォーリアーズだった時
   さらに次の戦闘が行われるまでパワーを800上げる
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:スピリット
テキスト:叩け!!叩け!!叩け!!
     唸る叫びが破壊の力を増幅させる!!
 
 俺は表にしたデモンウォーリアーズ グラップエナジーのカードを右手で持ってチャージゾーンに裏側表示で置く、
 続けて、ロングバルドが表にしたカード、
 
名前:パーデルワームの指令室からの指令
種類:H ハンド コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次に戦闘を行う自分のモンスターが
        カテゴリ:パーデルワームを持っていた時 
        次の戦闘に相手のモンスターが参加する時
        自分のチャージゾーンにあるカテゴリ:パーデルワームを持つ
        コスト3以下の表側表示のジェイルカードを1枚指定できた時
効果:次の戦闘に参加する相手のモンスターのパワーを
   次の戦闘が行われるまで指定したジェイルカードの数値だけ変化させる
   指定したジェイルカードをトラッシュに送る
カテゴリ1:パーデルワーム カテゴリ2:指令
テキスト:早く奴を見つけ出せ!!
     今日も指令の檄が飛ぶ!!
  
 あれは、前の前のターン使ってきてたハンドカード?
 ロングバルドは表にしたカードを右手に持ってチャージゾーンに裏側で置く、
 「なるほど、このターンは手の内を見せない方向で来たか」
 いきなり右肩のデェビルが解説を始めた、
 「次のターン以降、一気に攻めてくるか、
  それとも、単に手札が無くなっただけか、
  はたまた、コストの見せあいで優位に立つためか、いずれにしても・・・」
 「次のターン以降、もっと攻めろってことだろ?」
 俺はそうデェビルに言ってにやりと笑う、
 すると、ロングバルドが俺の様子を見て口を開いた、
 「その表情だとわしがハンドカードを表にしたことで色々と侮っているようじゃのう、
  確かにこのターン、わしは何もできん、
  じゃが、次のターン以降はおぬしは地獄を見ることになるじゃろう」
 「面白れぇ!!受けて立ってやる!!」
 俺はロングバルドの言葉を聞いて右手を前に出し宣言する!!
 「1番戦闘!!行け!!肩棘の戦士 シャープニードル!!
  ニードルタックル!!」
 
ロングバルド ダメージ
 
攻撃
 
肩棘の戦士 シャープニードル M コスト:2 パワー:1500
 
 ロングバルドに向かってシャープニードルが左肩の棘を前に出して突進して行く!!
 すると、ロングバルドの前に薄い闇の壁が現れ、シャープニードルの突進を受け止めた!!
 しかし、薄い闇の壁もシャープニードルの左肩の棘は防げず、シャープニードルの左肩の棘は薄い闇の壁を貫通、
 薄い闇の壁は棘が貫通した所から徐々にひびが入っていって、ひびが全体に行きわたった後、ひびの部分から崩壊、衝撃波をまき散らした、
 シャープニードルは衝撃波を受けて後ろにたたらを踏み、そのまま反時計回りに俺の方を向いて俺の方に戻ってきて、
 ロングバルドの方はその衝撃波に右手を縦に出して右足を前、左足を後ろに出した防御姿勢で耐え、
 衝撃波が収まった後に右手で俺から見た右から2番目のライフカードを取ってチラリと取ったライフカードの中を見つつ左手の手札に加え、右手を前に出して宣言してきた!!
 「2番戦闘!!ゆけ!!要塞ダ・パーデルワームの投射手 コトュ!!
  投擲発射!!」
 
要塞ダ・パーデルワームの投射手 コトュ M コスト:1 パワー:600
 
攻撃
 
破壊 双我 ダメージ
 
 コトュはどこからか持ってきた右手の石を右肩の発射台に装填し俺の方に発射してきた!!
 俺の前に薄い闇の壁が現れ、石を受け止め、石を受けた衝撃で薄い闇の壁にはひびが入り、そのひびの入った部分から薄い闇の壁は衝撃波を出しながら崩壊
 俺の方に飛んできていた石は衝撃波を受けてどこかに吹っ飛び、
 俺はといえば薄い闇の壁から出た衝撃波を右手を軽く顔の前に持ってきた防御姿勢で耐え、
 その後、衝撃波が収まると、右手でチャージゾーンにある一番左のライフカードを取って中を見る、
 出てきたのはデモンウォーリアーズ バニシングエナジー、
 さて、このカード、どう使うべきか、
 俺は右手に持つデモンウォーリアーズ バニシングエナジーのカードを左手の手札に移した後、
 続けて、右手を前に出し、宣言する!!
 「行くぜ3番戦闘!!暗き左腕の戦士 レフトディム!!
  レフトダーククロウ!!」
 
ロングバルド ダメージ
 
攻撃
 
暗き左腕の戦士 レフトディム M コスト:0 パワー:500
 
 レフトディムがロングバルドの前まで走って行き、左手に闇を集めてまといながらロングバルドに向かって振り上げた!!
 またもロングバルドの前に現れる薄い闇の壁!!
 レフトディムは、その左手の闇をロングバルドの前の薄い闇の壁に叩きつける!!
 薄い闇の壁はレフトディムの左手の爪を少し貫通しただけだが、レフトディムが左手に力を込めると、
 薄い闇の壁は少しづつ、レフトディムの左手の爪によって斬り裂かれていき、
 遂には薄い闇の壁はレフトディムの左手の爪によって全て斬り裂かれた!!
 だが、薄い闇の壁は斬り裂かれた後、衝撃波を出しながら崩壊、
 レフトディムはその衝撃波に巻き込まれ、俺の方に吹っ飛んできた!!
 一方のロングバルドは、右手を縦に出し、右足を前、左足を後ろに出した防御姿勢で衝撃波に耐え、
 右手で真ん中のライフカードを取って、中をチラリと見た後左手の手札に加え、俺の方を向いて口を開き、
 「ターンエンドじゃ!!」
 と宣言してきた!!
 俺も負けじと大声で、
 「ターンエンド!!」
 と宣言し返す!!
 さて、これで5ターン目は終了だが、
 次のターン、いったいどんな手をロングバルドは仕掛けてくるんだ!?
 まぁ、楽しみに待っておくか!!
 
ロングバルド
デッキ:31枚 手札:3枚 ライフカード:2枚
チャージゾーン:4枚 トラッシュ:6枚
モンスターゾーン  
無し
要塞ダ・パーデルワームの投射手 コトュ M コスト:1 パワー:600

VS

双我
デッキ:35枚 手札:4枚 ライフカード:1枚
チャージゾーン:4枚 トラッシュ:3枚
モンスターゾーン
肩棘の戦士 シャープニードル M コスト:2 パワー:1500
無し
暗き左腕の戦士 レフトディム M コスト:0 パワー:500

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 6ターン目、さぁ、どう出てくる!?
 俺とロングバルドは裏に返すカードが無いためにそのまま、
 「リチャージじゃ!!」
 「リチャージ!!」
 と宣言し、続けて、俺は右手でチャージゾーンのカードを一枚表にしながら宣言する!!
 「俺は要塞ダ・パーデルワームのタコ部屋のコストにデモンウォーリアーズ バーストエナジーを指定!!」
 
名前:要塞ダ・パーデルワームのタコ部屋
種類:J ジェイル
コスト:1 パワー:-1100
維持コスト支払いタイミング:リチャージ直後

名前:デモンウォーリアーズ バーストエナジー
種類:R リサイクル コスト:2
効果の発動タイミング:戦闘前
 
 そして、俺とロングバルドは山札の一番上のカードを1枚引きながら宣言する!!
 「ドローじゃ!!」
 「ドロー!!」
 さて、俺に引いたカードは闇夜にすさぶ破壊の風!!
 とりあえず、チャージゾーンに置いておくか、
 俺は引いたばかりで右手に持つ闇夜にすさぶ破壊の風をチャージゾーンに裏側表示で置く、
 さて、2番に置くカードはどうしようか、
 いや、ここはモンスターの針踵の戦士 ハリオトシしかないな!!
 俺はそう考え、左手の手札から、針踵の戦士 ハリオトシのカードを右手で引き、1番の場所に裏側で置き、
 「セット!!」
 「セットじゃ!!」
 俺が宣言したと同時にロングバルドも宣言してきた!!
 俺とロングバルドはお互いに相手の闇の板の方を見て、相手がきちんと裏側でカードを追加したか確認する、
 ロングバルドは1番とチャージゾーンに裏側表示でカードを追加しているな、
 俺はロングバルドの闇の板の方を確認すると、右手で2番に裏側で置いたカードを持つ、
 すると、ロングバルドの方も、俺の闇の板の方を確認し終えたのか、
 自身で1番に裏側で置いたカードを右手に持った、
 そして、俺とロングバルドは右手に持ったカードを表にしつつ宣言する!!
 「オープンじゃ!!」
 「オープン!!」
 まずは、俺が2番で表にしたカードから!!
 「来い!!針踵の戦士 ハリオトシ!!」
 
名前:針踵の戦士 ハリオトシ
種類:M モンスター
コスト:3 パワー:2500
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘に参加する相手のモンスターが
        発動タイミング:戦闘前を持っていた時
        このモンスターが次の戦闘に参加する時
効果:このターン、次の戦闘に参加する相手のモンスターは
   効果を発動できなくなる
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:かち割る!!
テキスト:踵落としを決める正統派格闘脚士!!
 
 俺の前、シャープニードルの左側に、一糸まとわぬ黒い肉体を持つ戦士が現れる!!
 口からは上下に牙が生え、両のかかとから赤く太い針が出ている戦士だ!!
 「ハリオトシ、あやつの針治療は気持ちよかったのう・・・」
 ロングバルドがつぶやいた!!
 「プッ・・・くくっ・・・」
 なぜかデェビルが耐えきれずに吹きだし、笑っている、
 ハリオトシの針治療、気になるぞ、おい
 「何をボーっとしておる!!
  さっさとカードバトルを先に進めるぞ!!」
 ロングバルドの叫び声が響いた、
 ちくしょう、聞くタイミングを逃してしまった、
 仕方ない、先に進めよう、
 続けて、ロングバルドが表にしたカード!!
 「出番じゃ!!要塞ダ・パーデルワームの重闘拳士 テジベ!!」
 
名前:要塞ダ・パーデルワームの重闘拳士 テジベ
種類:M モンスター
コスト:3 パワー:2600
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次に戦闘にこのモンスターと相手のモンスターが参加する時
        自分のモンスターゾーンに
        カテゴリ:パーデルワームを持つモンスターが
        このカードを除いて1枚以上存在している時、
効果:次の戦闘が行われるまでこのモンスターのパワーを100上げる
カテゴリ1:パーデルワーム カテゴリ2:拳士
テキスト:ここは俺に任せろ!!
     見つけた獲物の進行を重闘拳士が抑える!!
 
 ロングバルドの前に大柄な戦士が現れる!!
 身にまとった黒い鎧は少し小さめで、頭には無骨な丸兜をかぶり、緩い角度のT字に近いY字の目出しの部分からは赤い目のみが光り、目以外は暗く見える、
 兜の口元は少し前に飛び出しており、口と鼻が獣のように一体となって少し尖っているように見えていて、
 先に短めの爪の付いた腕と足の鎧を着て、腕と足の鎧の裏側の縦線を始めとした全身の鎧の隙間から茶色い毛が垣間見えている
 あっちもこっちもコスト3のモンスターか!!
 俺とロングバルドはそれぞれ右手でチャージゾーンから3枚のカードを前に出す!!
 そして、ロングバルドが話しかけてきた!!
 「表にするぞ!!」
 「おうよ!!」
 俺がそう返事を返すと、ロングバルドが右手で前に出したカードを表にしていく!!
 俺も右手で前に出したカードを表にしていった!!
 まずは、俺が表にしたカードから!!
 
名前:デモンウォーリアーズ ブレストエナジー
種類:DR デスティレイブ コスト:2
効果の発動タイミング:戦闘前

名前:デモンウォーリアーズ グラップエナジー
種類:R リサイクル コスト:1
効果の発動タイミング:戦闘前

名前:闇夜にすさぶ破壊の風
種類:R リサイクル コスト:1
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:相手のモンスターが次の戦闘に参加する時
効果:次の戦闘が行われるまで次の戦闘が行われる場所に今召喚されている
   相手のモンスターのパワーを500下げる
   次の戦闘に自分のモンスターが参加した時
   次に戦闘を行う自分のモンスターが
   カテゴリ:デモンウォーリアーズを持っていた時
   相手のモンスターのパワーがパワーを下げた後、0以下だった時は
   次の戦闘が行われる場所に今召喚されている
   相手のモンスターをトラッシュに送る
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:スピリット
テキスト:闇夜を進むものたちに無慈悲な風が吹き付けた
 
 続けて、ロングバルドが表にしたカード!!
 
名前:パーデルワームの兵士の訓練成果
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:コストで表になった時
効果の発動条件:自分のモンスターゾーンにいる
        カテゴリ:パーデルワームを持つモンスター1体と
        相手のモンスターゾーンにいるモンスター1体を指定できた時
効果:発動条件で指定した自分のモンスターのパワーをこのターン200上げ、
   発動条件で指定した相手のモンスターのパワーをこのターン100下げる
カテゴリ1:パーデルワーム カテゴリ2:これでどうだ!!
テキスト:兵士たちが訓練の成果を見せる!!
     その槍で的確に相手に先制攻撃を加えた!!

名前:パーデルワームの兵士の掛け声
種類:R リサイクル コスト:3
効果の発動タイミング:戦闘前

名前:パーデルワームの指令室からの指令
種類:H ハンド コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
 
 ロングバルドが右手を前に出して宣言してきた!!
 「わしが発動できるカードは2枚!!
  おぬしが発動できるカードは0枚!!
  よって、わしはパーデルワームの兵士の訓練成果を発動!!
  要塞ダ・パーデルワームの投射手 コトュのパワーを200上げ、
  針踵の戦士 ハリオトシのパワーを100下げる!!」
 
名前:パーデルワームの兵士の訓練成果
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:コストで表になった時
効果の発動条件:自分のモンスターゾーンにいる
        カテゴリ:パーデルワームを持つモンスター1体と
        相手のモンスターゾーンにいるモンスター1体を指定できた時
効果:発動条件で指定した自分のモンスターのパワーをこのターン200上げ、
   発動条件で指定した相手のモンスターのパワーをこのターン100下げる

名前:要塞ダ・パーデルワームの投射手 コトュ
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:600

名前:針踵の戦士 ハリオトシ
種類:M モンスター
コスト:3 パワー:2500
 
 投射手がなぜか足元にあった小石を拾って、右肩の投射機に装填、そのままハリオトシに向かって小石を発射した!!
 ハリオトシの左ほほを小石がかすめて行く、
 このくらいでどうにかなるハリオトシじゃないぜ!!
 だが、まずはハリオトシの出番の前に一番戦闘だ!!
 俺は右手を前に出しつつ宣言する!!
 「俺は肩棘の戦士 シャープニードルの効果を発動!!
  要塞ダ・パーデルワームの重闘拳士 テジベは戦闘前タイミングを持つから発動条件は満たしてる!!
  肩棘の戦士 シャープニードルのパワーを600上げる!!
  さらに、俺のチャージゾーンには、
  カテゴリ、デモンウォーリアーズを持つ、
  デモンウォーリアーズ バーストエナジ、闇夜にすさぶ破壊の風、デモンウォーリアーズ グラップエナジー、デモンウォーリアーズ ブレストエナジーのカードがある、
  よって、肩棘の戦士 シャープニードルのパワーをさらに300上げる!!」
 「わしは要塞ダ・パーデルワームの重闘拳士 テジベの効果を発動、肩棘の戦士 シャープニードルの効果を相殺じゃ!!
  わしのモンスターゾーンには要塞ダ・パーデルワームの重闘拳士 テジベ以外に、
  要塞ダ・パーデルワームの投射手 コトュがいるでな、発動条件は満たしておる」
 うう、やっぱり発動してきたか、だが、
 俺の方で発動できるカードはデモンウォーリアーズ バイスエナジーのみ、
 だが、このカードを発動させてパワーを600上げたとしても、
 要塞ダ・パーデルワームの重闘拳士 テジベのパワー2600と肩棘の戦士 シャープニードルのパワー1500を覆すことは出来ない、
 ここは耐えるしかない!!
 俺がそう考えを進め、黙っていると、
 ロングバルドが右手を前に出したまま宣言してきた!!
 「そっちがもう発動するカードが無いならこっちから行くぞ!!
  1番戦闘!!ゆけぃ!!要塞ダ・パーデルワームの重闘拳士 テジベ!!
  クラッシュベグ!!」
 
要塞ダ・パーデルワームの重闘拳士 テジベ M コスト:3 パワー:2600
 
VS
 
肩棘の戦士 シャープニードル M コスト:2 パワー:1500
 
 シャープニードルが右肩の針を前に出し、テジベに突進して行き、テジベの胸にその右肩の針を突き刺した!!
 と思ったら、すんでの所でテジベがその右手でシャープニードルの左肩の針をつかんでいて、針をつかむ右手に力を込め、シャープニードルを放り投げた!!
 放り投げられて地上に着地し、テジベをにらむシャープニードル、
 すると、今度はシャープニードルはその両手の拳を握り、テジベに殴り掛かる、
 だが、やはりというべきか、テジベにその拳は効かない、
 いくども拳が胸や腹に叩き込まれるも効きはしない、
 左右の足をそれぞれ使った蹴りも織り交ぜるがやっぱり効かない、
 と、不意を突いてシャープニードルは左肩の針を前に出した、しかし、次の瞬間、シャープニードルはテジベがいきなり突き出した右手によって後ろに吹っ飛ばされていた!!
 地面に転がるシャープニードル、そこにテジベがのっそりのっそり歩いてきてシャープニードルを踏みつけた!!
 口を大きく開けて悲鳴を上げるシャープニードル、
 テジベはそのままシャープニードルの首根っこを左手でつかんで持ち上げると、
 その右手をいくどもシャープニードルの腹に叩き込み、
 遂にはテジベの爪がシャープニードルの腹を貫通、シャープニードルを闇へと返した!!
 シャープニードルはやられたが、まだ、2番戦闘と3番戦闘がある!!
 等と俺が考えていると、ロングバルドが左手の手札から、1枚のカードを俺に見せて宣言してきた!!
 「わしは手札から要塞ダ・パーデルワームの大広間を見せて、
  要塞ダ・パーデルワームの投射手 コトュの効果を発動!!
  針踵の戦士 ハリオトシのパワーを2300減らす!!」
 
名前:要塞ダ・パーデルワームの大広間
種類:J ジェイル
コスト:3 パワー:-2000
維持コスト支払いタイミング:リチャージ直後
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次に戦闘が行われるのがこのジェイルが置かれた場所で、
        次の戦闘にカテゴリ:パーデルワームを持つ
        自分のモンスターが参加する時
        自分のモンスターゾーンにこのジェイルが置かれた場所以外に、
        モンスターが存在している時
効果:このターン、自分のモンスターゾーンにいる
   全てのモンスターのパワーを300上げる 
カテゴリ1:パーデルワーム カテゴリ2:大広間
テキスト:皆で集まって食べる食事は美味しいなぁ、
     しかし、いきなり兵士の一人が緊急事態を告げてきた!!
 
 そんなことはさせない!!
 俺は右手を前に出しつつ宣言する!!
 「俺は針踵の戦士 ハリオトシの効果を発動!!
  要塞ダ・パーデルワームの投射手 コトュの効果を相殺する!!」
 だが、ロングバルドは右手でチャージゾーンのカードを1枚表にしながら宣言してきた!!
 「だが、これは止められまい?
  パーデルワームの援護ハンマーの効果を発動!!
  さっき見せた要塞ダ・パーデルワームの大広間のパワー2000分のパワーを針踵の戦士 ハリオトシから減らすぞ!!」
 
名前:パーデルワームの援護ハンマー
種類:R リサイクル コスト:1
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:自分のモンスターゾーンにコいるスト3以上の
        次の戦闘に参加しない
        カテゴリ:パーデルワームを持つモンスターを1体指定できた時
        次の戦闘に相手のモンスターが参加している時
        手札からカテゴリ:パーデルワームを持つ
        ジェイルカード1枚を相手に見せる
効果:次の戦闘に参加する相手のモンスターのパワーを
   次の戦闘が行われるまで
   発動条件で見せたカテゴリ:パーデルワームを持つ
   ジェイルカードのパワーの数値だけ変化させる
   その後、次の戦闘に参加する相手のモンスターのパワーが0以下だった時、
   次の戦闘に参加する相手のモンスターをトラッシュに送り、
   発動条件で指定したモンスターのパワーをこのターン0にする
カテゴリ1:パーデルワーム カテゴリ2:打ち込む!!
テキスト:資材に無理矢理、鎖を巻きつけて打ち込みおった!!
     後で資材を修理させねばならんな・・・
 
 まだまだ甘いぜロングバルド、そっちがチャージゾ-ンに裏側表示で置いてたカードがあったように、
 こっちにも裏側表示で置いてたカードがあるんだよ!!
 俺は右手でチャージゾ-ンのカードを1枚表にしつつ宣言する!!
 「俺はデモンウォーリアーズ バイスエナジーのカードを発動!!
  パーデルワームの援護ハンマーの効果を相殺する!!」
 
名前:デモンウォーリアーズ バイスエナジー
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:自分のモンスターが次の戦闘に参加するとき
効果:次に戦闘を行う自分のモンスターのパワーを
   次の戦闘が行われるまで200上げる
   次に戦闘を行う自分のモンスターがカテゴリ:デモンウォーリアーズだった時
   さらに次の戦闘が行われるまでパワーを400上げる
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:スピリット
テキスト:打て!!打て!!打て!!
     撃ちこみ続け、破壊の力を増幅する!!
 
 「何とぉ!!」
 ロングバルトが声を上げて驚く中、俺は右手を振り上げて宣言する!!
 「さぁ、今度はこっちの番だ!!
  2番戦闘!!行け!!針踵の戦士 ハリオトシ!!
  ハリカカト!!」
 
要塞ダ・パーデルワームの投射手 コトュ M コスト:1
パワー:600+200 パワー合計:800
 
VS
 
針踵の戦士 ハリオトシ M コスト:3
パワー:2500-100 パワー合計:2400
 
 コトュが木の椅子を右肩の投射機に乗せてハリオトシに向かって撃ちだす!!
 しかし、ハリオトシは左に動き、撃ちだされた椅子を避ける!!
 コトュは続けざまに木の椅子や机を撃ちだすが、ハリオトシはそれを右に左に避ける!!
 そして、今度はコトュは薄紫の壁をした大きな部屋を投射機に乗せ、よく狙いを定めてハリオトシに打ち出した!!
 だが、ハリオトシは突如として跳び上がり、大きな部屋の床の上を走り、壁際まで来ると豪快に壁を飛び越え、右足を振り上げてコトュに踵落としを決める体制に入る!!
 コトュもこれで終わりか!?
 そう僕が思った瞬間、いきなり背後からさっき飛んでった大きな部屋が、鎖を巻きつけられてぶん回されるようにハリオトシの背後から飛んできた!!
 頭を下げ、部屋を避けるハリオトシ!!
 上の方で部屋が豪快に移動したのを見て、あわてて後ろの方に退避するコトュ、
 さっき、部屋を飛ばしてきたのは誰だ?
 部屋につながった鎖をたどると、確かにそこには要塞ダ・パーデルワームの重闘拳士 テジベが!!
 地上に落ちたハリオトシにまたも後ろから部屋が飛んでくる、一周回って再びハリオトシを狙っているのだ、
 と、いきなりハリオトシは大口を開けて叫んだ!!
 足元から黒い力があふれ出し、ハリオトシを包み、黒いオーラと化した!!
 が、後ろから飛んで来た部屋はすぐ後ろにまで来ていた!!
 すると、ハリオトシはとっさに真上に跳び上がり、部屋の壁に上に乗った!!
 部屋の壁に乗ったまま逃げたコトュの元に向かうハリオトシ、
 一方、コトュはいくつもの石をどこかから持ってきて全てハリオトシに打ち込むも、ハリオトシにはまったく当たらず、
 ハリオトシは部屋の勢いが付いたまま上空にジャンプ!!
 さらにコトュの真上まで跳んできて、そのまま落下するハリオトシ、このまま着地するのか、
 俺がそう思った次の瞬間には、ハリオトシは右足を振り上げ、コトュに踵落としを決めていた!!
 高いところで右足を上げて警戒されるより、直前で右足を振り上げて警戒させないようにしたか!!
 コトュの左肩に食い込むハリオトシの右踵の棘、
 ハリオトシはそのまま右足に力を込めてコトュの左肩から右足まで踵の棘で斬り裂き、コトュを爆発させて闇に返した!!
 さぁ、続けて3番戦闘だ!!
 俺は右手を前に振り上げたまま叫ぶ!!
 「3番戦闘!!行け!!暗き左腕の戦士 レフトディム!!
  レフトダーククロウ!!」
 
ロングバルド ダメージ
 
攻撃
 
暗き左腕の戦士 レフトディム M コスト:0 パワー:500
 
 レフトディムが左手に闇を集めつつロングバルドの方に走って行き、
 ロングバルドの前に現れた薄い闇の壁に向かって左手を叩きつけ、
 薄い闇の壁はレフトディムの左手の爪の貫通を少しゆるし、そのままレフトディムは左手に力を込めて薄い闇の壁を左手の爪で切り裂き、崩壊させる、
 が、薄い闇の壁は崩壊する時に衝撃波を発生させた!!
 レフトディムは薄い闇の壁が発生させた衝撃波に巻き込まれて俺の方まで飛んできて、
 一方のロングバルドの方は、右手を縦に、右足を前に、左足を後ろに出した防御姿勢で衝撃波に耐え、
 衝撃波が収まった後は右手で俺から見た一番右のライフカードを取ってチラリと中を見つつ左手の手札に移し、
 「ターンエンドじゃ!!」
 と、宣言してきた!!
 俺もロングバルドに負けじと勢いよく、
 「ターンエンド!!」
 と、宣言し返す!!
 さて、これで6ターン目は終わり、
 以前として俺の方が優勢だ、さぁ、このまま突っ走るぜ!!
 
ロングバルド
デッキ:30枚 手札:3枚 ライフカード:1枚
チャージゾーン:5枚 トラッシュ:7枚
モンスターゾーン  
要塞ダ・パーデルワームの重闘拳士 テジベ M コスト:3 パワー:2600
無し

VS

双我
デッキ:34枚 手札:3枚 ライフカード:1枚
チャージゾーン:5枚 トラッシュ:4枚
モンスターゾーン
無し
針踵の戦士 ハリオトシ M コスト:3 パワー:2500
暗き左腕の戦士 レフトディム M コスト:0 パワー:500
 要塞ダ・パーデルワームのタコ部屋 J コスト:1 パワー:-1100
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 7ターン目、攻めて攻めて攻めまくるぜ!!
 「リチャージじゃ!!」
 「リチャージ!!」
 「俺は要塞ダ・パーデルワームのタコ部屋のコストにデモンウォーリアーズ バーストエナジーを指定!!」
 
名前:要塞ダ・パーデルワームのタコ部屋
種類:J ジェイル
コスト:1 パワー:-1100
維持コスト支払いタイミング:リチャージ直後

名前:デモンウォーリアーズ バーストエナジー
種類:R リサイクル コスト:2
効果の発動タイミング:戦闘前
 
 「ドローじゃ!!」
 「ドロー!!」
 俺とロングバルドは右手でチャージゾーンの表側表示のカードを裏に返しながら宣言、
 さらに、俺の方は要塞ダ・パーデルワームのタコ部屋のコストを指定し、
 続けて、俺とロングバルドは山札の一番上のカードを右手で引きつつ宣言した、
 さて、俺の引いたカードは硬耳の闘士 ハードイヤー、コスト3のモンスターカードだ!!
 よし!!このモンスターを召喚して攻めて攻めて攻めていくぜ!!
 俺は右手に持つ硬耳の闘士 ハードイヤーのカードを1番に置くと、
 「セットじゃ!!」
 と、ロングバルドの声が響いてきた!!
 ロングバルドの方の闇の板を見ると、確かに、ロングバルドの方の2番とチャージゾーンにカードが裏側で追加されていた、
 俺はそれを目視で確認すると、
 一旦、左手の手札を見る、
 今の手札なら、デモンウォーリアーズ バニシングエナジーをチャージゾーンに置いておいて方がいいだろう、
 残り2枚は高コストの戦闘後カード、今はまだ、出番はない、
 俺はそう判断すると、左手の手札から右手でデモンウォーリアーズ バニシングエナジーのカードを引き、
 チャージゾーンに裏側表示で置いて、宣言する、
 「セット!!」
 続けて、俺は1番に裏側で置いたカードを右手に持つ、
 と同時に、ロングバルドが俺の闇の板の1番とチャージゾーンにきちんとカードが追加されているか目視で確認し、
 確認を終えたロングバルドは自身で2番に裏側で置いたカードを右手で持った、
 そして、俺は1番にに裏側で置いて右手に持ったカードを、ロングバルドは2番に裏側で置いて右手に持ったカードを
 それぞれ右手で表にしつつ宣言する!!
 「オープンじゃ!!」
 「オープン!!」
 それじゃ、まずは俺が表にしたカードから!!
 「現れろ!!硬耳の闘士 ハードイヤー!!」
 
名前:硬耳の闘士 ハードイヤー
種類:M モンスター
コスト:3 パワー:2300
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:相手のチャージゾーンにある裏側表示のカードの1枚指定できた時
効果:発動条件で指定したカードを表にして確認し、すぐ裏に返す、
   この時表にしたカードがリサイクルカードかスマッシュカードだった時、
   次の戦闘に参加する相手のモンスターのパワーを500下げる
   この効果で表にしたカードはコストで表にした扱いでは無く
   カードの効果の発動や召喚等を行えない
   自分のモンスターゾーンに、
   このモンスター以外の
   カテゴリ:デモンウォーリアーズを持つモンスターがいた場合、
   相手のチャージゾーンにある裏側表示のカードを1枚指定して、
   カードを表にして確認し、すぐ裏に返す、
   この効果で表にしたカードはコストで表にした扱いでは無く
   カードの効果の発動や召喚等を行えない
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:聞き分ける!!
テキスト:その耳で相手の策略を聞きぬく!!
 
 俺の前に痩身の戦士が現れた!!
 灰青い薄手の布を黒い体にまとった戦士だ!!
 「ハードイヤーの奴、なんであれで風邪ひかんのじゃろうのう」
 「それはおれ様も聞きたい」
 それはわりにどうでもいいかな、
 いや、デモンウォーリアーズの他のやつの方が風邪引きそうなんだが・・・
 「さぁ、そんな疑問はさておいて、カードバトルを先に進めるぞ!!」
 ロングバルドが叫んだ、
 っていうか、あんたが言いだしたことだろうが、
 まぁ、ちょっと気になるが、今は・・・いいか、
 続けて、ロングバルドが表にしたカード!!
 「こぉい!!要塞ダ・パーデルワームの重槌弓士 ボジュ!!」
 
名前:要塞ダ・パーデルワームの重槌弓士 ボジュ
種類:M モンスター
コスト:3 パワー:2300
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:手札からカテゴリ:パーデルワームを持つ
        ジェイルカード1枚を相手に見せる
        次の戦闘に相手のモンスターが参加している時
        このモンスターを召喚したターンは、
        このモンスターが次の戦闘に参加する場合のみ効果を発動できる
        このモンスターを召喚した以外のターンは、
        このモンスターが次の戦闘に参加しない場合のみ効果を発動できる
効果:発動条件で見せたカテゴリ:パーデルワームを持つ
   ジェイルカードをトラッシュに送る、
   次の戦闘に参加する相手のモンスターのパワーを
   次の戦闘が行われるまでトラッシュに送った
   ジェイルカードのパワーの数値だけ変化させ、
   さらに、望むならトラッシュに送った
   ジェイルカードの効果の中にある数字一つを選択し、
   その数字分、変化させる、この際、数字を抜き出したりすることは出来ず、
   マイナスの値でない場合はマイナスを付ける
   その後、次の戦闘に参加する相手のモンスターのパワーが0以下だった時、
   次の戦闘に参加する相手のモンスターをトラッシュに送る
カテゴリ1:パーデルワーム カテゴリ2:重槌弓
テキスト:今組み立ててるから待って!!重槌弓士が叫ぶ、
     設置タイプの弓の土台をハンマーに転用できるようにしたものを
     使っているのだが、長距離用に使うには組み立てに時間がかかるのが難点だ
 
 ロングバルドの前、要塞ダ・パーデルワームの重闘拳士 テジベの俺から見た右側に、
 肩に大きな土台の付いた弓を担いだ黒い鎧の戦士が現れ、右肩の弓を下に降ろし、何やら弓の土台に熱心に向かっている
 現れた戦士は、かぶった無骨な丸兜は目の部分だけT字に近くゆるいY字に開いており、
 口元を守る鉄板は少し前方に尖っており、
 その大きな両腕が印象的で今にも鎧からはちきれそうになり、隙間から黒い毛が見えている、
 また、腕と足の鎧の裏側の縦線等の鎧の各種の隙間からも黒い毛が見えている、
 あっちもこっちもコスト3のモンスターか!!
 俺とロングバルドはそれぞれ右手でチャージゾーンからカードを3枚前に出す、
 と、ロングバルドがいきなり話しかけてきた、
 「それじゃあ、表にするぞ、よいな」
 「ああ、いいぜ!!」
 俺とロングバルドはそう会話を交わすと、右手で前に出したカードを表にしていく、
 まずは、俺が表にしたカードから!!
 
名前:デモンウォーリアーズ バニシングエナジー
種類:DR デスティレイブ コスト:1
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:自分のモンスターもしくはデストロイヤーが次の戦闘に参加する時
効果:次に戦闘を行う自分のモンスターもしくはデストロイヤーのパワーを
   次の戦闘が行われるまで800上げる
   次に戦闘を行う自分のモンスターもしくはデストロイヤーが
      カテゴリ:デモンウォーリアーズを持っていた時
   さらに次の戦闘が行われるまでパワーを700上げる
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:スピリット
テキスト:叩きつけろ!!叩きつけろ!!叩きつけろ!!
     唸り続ける叫びが破壊の力を増幅させ続ける!!

名前:デモンウォーリアーズ ブレストエナジー
種類:DR デスティレイブ コスト:2
効果の発動タイミング:戦闘前

名前:デモンウォーリアーズ グラップエナジー
種類:R リサイクル コスト:1
効果の発動タイミング:戦闘前
 
 続けて、ロングバルドが表にしたカード!!
 
名前:パーデルワームの兵士の訓練成果
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:コストで表になった時

名前:パーデルワームの兵士の掛け声
種類:R リサイクル コスト:3
効果の発動タイミング:戦闘前

名前:パーデルワームの指令室からの指令
種類:H ハンド コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
 
 またあの3枚か!!
 俺がそう感想をいだく中で、ロングバルドは右手を前に出して宣言してきた!!
 「わしが発動できるカードは2枚、
  おぬしは0枚じゃ、
  よって、わしはパーデルワームの兵士の訓練成果の効果を発動!!
  要塞ダ・パーデルワームの重槌弓士 ボジュのパワーを200上げ、
  針踵の戦士 ハリオトシのパワーを100下げる!!」
 
名前:パーデルワームの兵士の訓練成果
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:コストで表になった時
効果の発動条件:自分のモンスターゾーンにいる
        カテゴリ:パーデルワームを持つモンスター1体と
        相手のモンスターゾーンにいるモンスター1体を指定できた時
効果:発動条件で指定した自分のモンスターのパワーをこのターン200上げ、
   発動条件で指定した相手のモンスターのパワーをこのターン100下げる
 
 ボジュが設置した弓矢から、いきなりハリオトシに向かって矢が飛び、ハリオトシの右頬をかすめた!!
 どうやら、矢が出てきたのはボジュの故意ではないらしく、
 ボジュはハリオトシに向かって腰を前に曲げて2、3度頭を下げると、
 急いで置いていた弓矢の方に向かった、
 パーデルワームの兵士の訓練成果のせいで2番戦闘のパワーが逆転してしまった、元々、200しか差、無かったしな、
 さて、どうするべきか、ここは・・・
 とにかく、まずは1番戦闘だ!!
 俺は右手と右手の人差し指をロングバルドの前の闇の板のチャージゾーンにある、とあるカードに突き出し、宣言する!!
 「まずは、硬耳の闘士 ハードイヤーの効果を発動!!
  そのカードを表にする、そのカードはパーデルワームの援護ハンマーというスマッシュカードだ!!
  よって、硬耳の闘士 ハードイヤーの効果によって、要塞ダ・パーデルワームの重闘拳士 テジベのパワーは500下がる!!」
 「無論、わしは要塞ダ・パーデルワームの重闘拳士 テジベの効果で硬耳の闘士 ハードイヤーの効果を相殺じゃ!!」
 ロングバルドの宣言を聞き、更に、右手でチャージゾーンのカードを1枚表にしつつ宣言する!!
 「まだだ!!俺はデモンウォーリアーズ バイスエナジーの効果を・・・」
 「手札から、要塞ダ・パーデルワームの大広間を見せ、
  パーデルワームの援護ハンマーを発動、パーデルワームの援護ハンマーで相殺じゃ」
 ロングバルドが左手の手札から右手で一枚引いて宣言してきた!!
 だが、まだ発動できるカードは残ってるぜ!!
 俺は右手でチャージゾーンのカードを1枚表にして、宣言する!!
 「じゃあ、これならどうだ!!闇夜にすさぶ破壊の風の効果を発動!!」
 「ぬぅ、それは相殺できんのう」
 
名前:闇夜にすさぶ破壊の風
種類:R リサイクル コスト:1
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:相手のモンスターが次の戦闘に参加する時
効果:次の戦闘が行われるまで次の戦闘が行われる場所に今召喚されている
   相手のモンスターのパワーを500下げる
   次の戦闘に自分のモンスターが参加した時
   次に戦闘を行う自分のモンスターが
   カテゴリ:デモンウォーリアーズを持っていた時
   相手のモンスターのパワーがパワーを下げた後、0以下だった時は
   次の戦闘が行われる場所に今召喚されている
   相手のモンスターをトラッシュに送る
 
 よし!!俺は続けてチャージゾーンのカードを1枚表にしつつ宣言する!!
 「俺は、闇夜にすさぶ破壊の風のコストにデモンウォーリアーズ バイスエナジーを指定!!」
 
名前:デモンウォーリアーズ バイスエナジー
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
 
 そして、俺はさらに右手を前に出して宣言する!!
 「1番戦闘!!行け!!硬耳の闘士 ハードイヤー!!
  イヤードリップスサブウィンド」
 
要塞ダ・パーデルワームの重闘拳士 テジベ M コスト:3
パワー:2600-500 パワー合計:2100
 
VS
 
硬耳の闘士 ハードイヤー M コスト:3
パワー:2300
 
 テジベがハードイヤーの方に走って行き、その右の拳をハードイヤーにぶつけようと振り下ろす、
 ハードイヤーはその拳を間一髪のところで後ろに避けた!!
 テジベはなおもその足でハードイヤーに追いすがりその両手を振り回す!!
 しかし、ハードイヤーはことごとくを間一髪、全て後ろに跳んで避けきった、
 テジベもさすがにいったんあきらめたか動きを止め、ハードイヤーの様子を見る、
 と、いきなりハードイヤーの耳がピクリと動き、ハードイヤーはそのまま後方へ大きく距離を開けるように跳ぶ、
 何だいきなり、
 そう俺が思った次の瞬間、
 大きな部屋のような物が上からハードイヤーのいた場所に向かって叩きつけられた!!
 誰がこんなことを!?
 よく見たら大きな部屋のような物には鎖のような物が巻き付いていて、
 鎖のような物の方に目線を向けると、そこにはパーデルワームの重槌弓士 ボジュがっ!!
 ボジュがあの大きな部屋のような物をぶつけてきたのか!?
 だが、ハードイヤーはぶつけられそうなのを事前に察知したのか、部屋の一撃をきっちりと避けた!!
 今度はハードイヤーの番!!
 ハードイヤーは右の拳を握りしめ、床にたたきつけられた大きな部屋を駆け上り、
 上空から勢いを乗せてテジベに右の拳を叩き込もうとする!!
 が、テジベは寸前で両手を前に出して防御!!
 ハードイヤーの一撃は全く効いていない!?
 ハードイヤーは地上に降りた後も左手でストレートに殴り掛かったり、右手でアッパーを打ち込んだりするが、
 完全に防御に回ったテジベはその両腕でハードイヤーの鋭い攻撃を全て受け切った!!
 お互いに攻撃は全く効かない、こうちゃく状態となり、後ろに跳んで距離を置くハードイヤー、
 と、ハードイヤーがいきなり右側から後ろの方を見た後、目をつぶって精神統一、
 足元から黒い力が吹き出して来てハードイヤーはその黒い力を黒いオーラとしてまとった!!
 ハードイヤーはそのままテジベに向かって行き、その右の拳を繰り出す、さっきと同じように両手を体の前に出し、ハードイヤーの攻撃を受け止めるテジベ!!
 テジベは少し両腕を振るわせるも、やはり聞いた様子はない、すると、いきなりハードイヤーに追い風が吹いた!!
 ハードイヤーは真上に跳んでその追い風に乗り、いきなりテジベの背後に跳んだ!!
 いきなり目前から消え失せたハードイヤーを探し顔を左右交互に回すテジベ、
 ハードイヤーが背後にいると気付き、後ろに体を向けようとするももう遅い、
 ハードイヤーはその右手でテジベの背中の中心点を一撃、
 その衝撃で持ってテジベを前の方に押し倒し、そのまま上空に跳んでダメ押しの急降下両足キックでテジベを貫き、
 テジベを爆発させて闇に返した!!
 「1番戦闘は譲ったが2番戦闘はそうはいかん!!」
 突如、ロングバルドの声が響き、ロングバルドは右手を前に出して宣言してきた!!
 「2番戦闘!!ゆけぃ!!要塞ダ・パーデルワームの重槌弓士 ボジュ!!
  重弓クラッシュアロー!!」
 この2番戦闘、俺に打てる手は、無い、
 チャージゾーンのカードは全て表側表示だし、針踵の戦士 ハリオトシの効果もパワーを上げるものではないからだ!!
 
要塞ダ・パーデルワームの重槌弓士 ボジュ M コスト:3
パワー:2300+200 パワー合計:2500
 
VS
 
針踵の戦士 ハリオトシ M コスト:3
パワー:2500-100 パワー合計:2400
 
 ボジュが設置し切れていない弓をハリオトシに向けてハリオトシに弓から矢を撃った!!
 ハリオトシは左に動いて矢を避け、ボジュに向かって走る!!
 ボジュはなおもいくつもの矢を弓からハリオトシに浴びせ掛けるも、
 ハリオトシはそのすべてを左右に動いて避け、ボジュに追いすがると、ボジュに向かって右足を振り上げ、踵落としの体勢に入った!!
 ボジュは即座に対応、いきなり弓の根元を地面から引っこ抜いた!!
 すると、弓の土台が円柱のハンマーになっているではないか!!
 地面にはくっきりと弓の土台が埋まっていた跡が見える!!
 ボジュはその両手に持つ槌でハリオトシの右足の踵落としを防ぐ!!
 ハリオトシはそのまま後ろにさがるもボジュはこれに追いすがり、下の方から槌を振り上げた!!
 ハリオトシは間一髪この槌を後ろに避けるものの、ボジュは前進しながら今度は上から槌を振り下ろす、ハリオトシは後ろに跳んで避ける!!
 そのままハリオトシとボジュは追いかけっこを続ける、ボジュは槌を振り回し、ハリオトシは後ろに避けた、
 だが、いきなりハリオトシの動きが止まった、
 ハリオトシの背中が壁に付いたのだ、顔を右に向けチラリと後ろを見るハリオトシ、
 ボジュは今度こそはと素早く槌を上から振り下ろした、対してハリオトシは素早く左に跳ぼうとする!!
 間に合ったのはボジュの方、ボジュの振り下ろした槌がハリオトシの左肩を砕く!!
 左肩を右手で抑え、地面に転がるハリオトシ、だが、ボジュは容赦なく、ハリオトシが汗を垂らして見る中で、ハリオトシに向かって走りこみ、その槌を振り下ろした!!
 ハリオトシはボジュの槌に頭を砕かれ、爆発し、闇へと変える!!
 ボジュはロングバルドの方を向き、弓を置いてあって、今は穴が開いている方に歩いて戻っていく、
 だが、3番戦闘がまだだ!!
 俺は右手を振り上げ宣言する!!
 「3番戦闘!!行け!!暗き左腕の戦士 レフトディム!!
  レフトダーククロウ!!」
 
ロングバルド ダメージ
 
攻撃
 
暗き左腕の戦士 レフトディム M コスト:0 パワー:500
 
 レフトディムが左手に闇を集め、ロングバルドの方に走って行く、
 ロングバルドの前に薄い闇の壁が現れ、
 レフトディムはその左手を薄い闇の壁に叩きつける!!
 薄い闇の壁はレフトディムの左手の攻撃を防いだものの、レフトディムの左手の爪を少しだけくいこませた、
 レフトディムは左手に力を込め、左手の爪で徐々に薄い闇の壁を斬り裂いていき、
 時間をかけて薄い闇の壁を全て斬り裂いた!!
 薄い闇の壁は斬り裂かれた部分から崩壊するも、回りに衝撃波をまき散らした!!
 薄い闇の壁の衝撃波を受けて俺の方まで吹っ飛んで戻ってくるレフトディム、
 一方、ロングバルトは薄い闇の壁の衝撃波に右手を縦に、右足を前に、左足を後ろに出した防御姿勢で耐え、
 衝撃波が収まった後、元は俺から見た左から2番目、右から4番目にあった最後のライフカードを右手に取り、左手の手札に移すと
 ロングバルトが俺の方を向き、
 「ターンエンドじゃ」
 と宣言してきた、俺もロングバルトの方を向き、
 「ターンエンド」
 と宣言し返す、
 さて、これで7ターン目は終了、
 これでロングバルドのライフカードは0、
 このターン使わなかったチャージゾーンのカードが不気味だが、
 ともかく、このまま突っ走って勝ってやる!!
 
ロングバルド
デッキ:29枚 手札:3枚 ライフカード:0枚
チャージゾーン:6枚 トラッシュ:9枚
モンスターゾーン  
無し
要塞ダ・パーデルワームの重槌弓士 ボジュ M コスト:3 パワー:2300+200

VS

双我
デッキ:33枚 手札:2枚 ライフカード:1枚
チャージゾーン:6枚 トラッシュ:6枚
モンスターゾーン
硬耳の闘士 ハードイヤー M コスト:3 パワー:2300
無し
暗き左腕の戦士 レフトディム M コスト:0 パワー:500
 要塞ダ・パーデルワームのタコ部屋 J コスト:1 パワー:-1100
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 8ターン目、このまま、勝つ!!
 俺とロングバルドは右手でチャージゾーンの表側表示のカードを裏に返しつつ宣言する!!
 「リチャージじゃ!!」
 「リチャージ!!」
 さらに、俺はチャージゾーンのカードを右手で一枚表にしつつ宣言する!!
 「俺は要塞ダ・パーデルワームのタコ部屋の維持コストにデモンウォーリアーズ バーストエナジーを指定!!」
 
名前:要塞ダ・パーデルワームのタコ部屋
種類:J ジェイル
コスト:1 パワー:-1100
維持コスト支払いタイミング:リチャージ直後

名前:デモンウォーリアーズ バーストエナジー
種類:R リサイクル コスト:2
効果の発動タイミング:戦闘前
 
 そして、俺とロングバルドは右手で山札のカードを1枚引きつつ宣言する!!
 「ドローじゃ!!」
 「ドロー!!」
 俺の引いたカードは要塞ダ・パーデルワームの門璧!!
 ライフカードも少ないし、とりあえず、このカードで守りを固める!!
 俺は今引いて右手に持つ要塞ダ・パーデルワームの門璧のカードを2番に裏側で置き、
 続けて、左手の手札を見る、もう、ライフ・ロック・ショットの発動条件を満たせるとは思えないし、
 とりあえず、要塞ダ・パーデルワームの警報装置を置いておくか、
 って、このカードに書かれてるカテゴリ、パーデルワームを持つコスト4のモンスターカードも持ってないけどな俺は、
 というか、コスト4のモンスターカード自体見たことない気がするぜ、
 まぁ、今まで勝ってきたんだから別にいいか、
 俺は左手の手札から、要塞ダ・パーデルワームの警報装置のカードを引いて、
 チャージゾーンに裏側で置き、大声で宣言する
 「セット!!」
 すると、ロングバルドの方も大声で
 「セットじゃ!!」
 と、宣言し返して来た!!
 俺とロングバルドはお互いに相手の闇の板の方を見て、相手がきちんとカードを追加しているか確認する、
 俺がロングバルドの1番とチャージゾーンのカードを裏側で追加されているか確認し、
 ロングバルドが俺の2番とチャージゾーンのカードを裏側でちゃんと追加されているか確認する、
 そして、俺とロングバルドは相手の闇の板を確認し終えると、
 俺は2番に、ロングバルドは1番に裏側で自身で置いたカードを右手に持ち、
 右手に持ったカードを表にしつつ宣言する!!
 「オープンじゃ!!」
 「オープン!!」
 まずは、俺が表にしたカードから!!
 「俺を守れ!!要塞ダ・パーデルワームの門璧!!」
 
名前:要塞ダ・パーデルワームの門璧
種類:M モンスター
コスト:2 パワー:1600
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘にこのモンスターと相手のモンスターが参加する時
        自分のモンスターゾーンにカテゴリ:パーデルワームを持つ
        ジェイルカードが置かれていた時
効果:次の戦闘が行われるまでこのモンスターのパワーを300上げる
   次の戦闘が行われるまで次の戦闘に参加する
   相手のモンスターのパワーを300下げる
   パワーを上げた後、次の戦闘に参加する相手のモンスターのパワーが
   このモンスターのパワーより700以上、下回っていた時
   次の戦闘に参加する相手のモンスターを相手の手札に戻す
カテゴリ1:パーデルワーム カテゴリ2:壁
テキスト:ズドン!!
     門を守るその壁がいきなりせり出して敵を追い払った!!
 
 俺の前、ハードイヤーの左側に、
 中央に大きな円形の鉄板が張り付いた薄紫の壁が現れた!!
 「それはこの部屋の前の門ではないか!!」
 「そうだが!!それが何か!?」
 ロングバルドの発した声に俺は即座に応える、
 すると、ロングバルドがすぐさま言葉を続ける。
 「おぬし、デモンウォーリアーズのカードばかり使うからそれ以外のカードをもっていないと思っておったぞ!!
  しかし、うちの壁を何でデッキに入れた!?」
 「急いでこの部屋に入ったからカードアルバムにしまう時間が無かったんだよ!!」
 「そ、そうか、うむ、大事に使ってやれよ、
  デモンウォーリアーズのカード共々な」
 俺が激昂して返事を返すと、ロングバルドがたじたじになりながら返してきた、
 まぁ、カードは大事にするさ、きっと・・・
 って、今はそんな事考えてる場合じゃねぇや、
 続けて、ロングバルドが表にしたカード!!
 「行くぞわし、強いぞわし、イカしてるぞわし!!
  とどめを、とどめをさすのじゃあ!!
  要塞ダ・パーデルワームの長 ロングバルドを召喚じゃあ!!」
 
名前:要塞ダ・パーデルワームの長 ロングバルド
種類:M モンスター
コスト:4 パワー:3500
効果の発動タイミング:オープン後
効果の発動条件:相手か自分のモンスターゾーンにいる
        パワー1000以下のモンスターを一体以上指定出来た時
        このモンスターが召喚されたターンだった時
効果:発動条件で指定したモンスターを、
   自分と相手のモンスターゾーンにいる、
   このカードを含めた、カテゴリ:パーデルワームもしくは
   カテゴリ:デモンウォーリアーズを持つモンスターの数以下かつ
   一体以上トラッシュに送る
カテゴリ1:パーデルワーム カテゴリ2:元デモンウォーリアーズ
テキスト:ええい!!だらしない奴らじゃ!!
     その力を振るい、大地が動く!!
 
 上空から樫で出来た杖が降ってきて大地に刺さり、あたりに地震を巻き起こし、地割れが生まれる!!
 地割れの中から誰かが右手と右手の人差し指を上に上げ、左手を左腰に当て、右足を少し上げ、左足を少し外側に伸ばしたポーズのまま誰かが地面の中からせり上がってきた!!
 しわしわの黒い肌、紫の長い髭と長い髪、瞳孔の無い黄色い目、ピンと尖った耳、
 体全体を覆うゆったりとした緑のローブに肩パッドの付いた鉄の鎧、
 って、あれはロングバルドじゃねぇか!!
 地割れから出てきたロングバルドは飛んできた樫で出来た杖の方に歩いていって、右手に樫で出来た杖をつかみ、杖を地面に突き刺した!!
 すると、ロングバルドの足元から地面が一気に上にせり上がり、ロングバルトはさっきの
 右手と右手の人差し指を上に上げて左手を左腰に当て、右足を少し上げ、左足を少し外側に伸ばしたポーズを決めた!!
 さて、あっちがコスト4のモンスター、こっちがコスト2のモンスターだ!!
 当然、コストの見せあいが起こる!!
 俺は自分のチャージゾーンから2枚のカードを、
 ロングバルドは自身のチャージゾーンから4枚のカードを素早く前に出し、
 ロングバルドが話しかけて来た!!
 「それでよいな、それでは表にするぞ!!」
 「いいぜ!!」
 俺がそう答えると、ロングバルドが前に出したカードを右手で表にしていく、
 俺の方も前に出したカードを右手で表にする!!
 まずは俺が表にしたカード!!
 
名前:要塞ダ・パーデルワームの警報装置
種類:R リサイクル コスト:4
効果の発動タイミング:戦闘後
効果の発動条件:自分のデッキが1枚以上存在している時
        自分のチャージゾーンに裏側表示で存在している、
        カテゴリ:パーデルワームを持つ
        このカードと同名カード以外のカードを2枚指定できた時
        指定したカードは表にして相手に確認させすぐ裏に返す、
        この効果で表にしたカードはコストで表にした扱いでは無く
        カードの効果の発動や召喚等を行えない
効果:自分のデッキの中からカテゴリ:パーデルワームを持つ
   コスト4のモンスターカードを1枚手札に加え、デッキをシャッフルする
   デッキからコスト4のモンスターカードを加えられなかった時は
   このカードをトラッシュに送る
   このカードのコストには発動条件で指定したカードを含めなければならず、
   発動条件で指定したカードはコストで表にした時に発動することは出来ず、
   コストとして表にした後トラッシュに送る
カテゴリ1:パーデルワーム カテゴリ2:警報
テキスト:その白い床を踏んだ時、連絡が飛んで行く!!

名前:デモンウォーリアーズ バイスエナジー
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
 
 要塞ダ・パーデルワームの警報装置は発動できないため、
 デモンウォーリアーズ バイスエナジーはもう効果量が心もとないからコストに選んだ、
 続けて、ロングバルトが表にしたカード!!
 
名前:要塞ダ・パーデルワームの少し上がった感じの兵士 タセケ
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:600
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘にこのモンスターと相手のモンスターが参加する時
        自分のモンスターゾーンにある、
        カテゴリ:パーデルワームを持つジェイル1つを指定できた時
効果:次の戦闘が行われるまでこのモンスターのパワーを
   発動条件で指定したジェイルのパワーだけ変化させる、
   この時、指定したジェイルのパワーがマイナスの値だった時、
   そのマイナスをプラスに変えて変化させる
カテゴリ1:パーデルワーム カテゴリ2:少し上がった
テキスト:よしやったぞ!!
     調子の良い兵士がそう言った!!

名前:パーデルワームの兵士の訓練成果
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:コストで表になった時

名前:パーデルワームの兵士の掛け声
種類:R リサイクル コスト:3
効果の発動タイミング:戦闘前

名前:パーデルワームの指令室からの指令
種類:H ハンド コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
 
 こっちは発動できるカードが0、だが、向こうは!?
 ロングバルトが右手でチャージゾーンのカードを1枚表にしつつ宣言してくる!!
 「そっちが発動できるカードは無し、
  じゃが、わしが発動できるカードは3枚!!
  よって、まずはパーデルワームの兵士の訓練成果を発動!!
  わしのパワーを200上げ、硬耳の闘士 ハードイヤーのパワーを100下げ、
  さらに、要塞ダ・パーデルワームの少し上がった感じの兵士 タセケを3番に召喚!!
  コストにはパーデルワームの兵士の気合を指定じゃ!!」
 
名前:パーデルワームの兵士の訓練成果
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:コストで表になった時
効果の発動条件:自分のモンスターゾーンにいる
        カテゴリ:パーデルワームを持つモンスター1体と
        相手のモンスターゾーンにいるモンスター1体を指定できた時
効果:発動条件で指定した自分のモンスターのパワーをこのターン200上げ、
   発動条件で指定した相手のモンスターのパワーをこのターン100下げる

名前:要塞ダ・パーデルワームの少し上がった感じの兵士 タセケ
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:600
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘にこのモンスターと相手のモンスターが参加する時
        自分のモンスターゾーンにある、
        カテゴリ:パーデルワームを持つジェイル1つを指定できた時
効果:次の戦闘が行われるまでこのモンスターのパワーを
   発動条件で指定したジェイルのパワーだけ変化させる、
   この時、指定したジェイルのパワーがマイナスの値だった時、
   そのマイナスをプラスに変えて変化させる

名前:パーデルワームの兵士の気合
種類:R リサイクル コスト:1
効果の発動タイミング:戦闘前
 
 ロングバルトが前に出したカードの1枚を持って3番の場所に移動させた!!
 すると、ロングバルトの前、召喚されたロングバルトの左側に、
 黒い鎧兜に身を包み、右手に黒い槍を持った兵士が現れる!!
 黒い兜からはT字に近い緩いY字の目出しの部分から目じりの上がった赤い目が垣間見え、赤い目以外は黒い物が見えるのみ、
 腕と足の鎧の裏側の縦線等の鎧の隙間からはこげ茶色の毛が少し見えるのみで、
 右手には穂先がひし形の黒い槍を持ち、穂先の根元の柄のあたりに茶色いひもが巻かれている
 ロングバルトがいきなり右手を前に出して宣言してきた!!
 「わしは要塞ダ・パーデルワームの長 ロングバルドの効果を発動!!
  この効果で暗き左腕の戦士 レフトディムをトラッシュに送る!!」
 
名前:要塞ダ・パーデルワームの長 ロングバルド
種類:M モンスター
コスト:4 パワー:3500
効果の発動タイミング:オープン後
効果の発動条件:相手か自分のモンスターゾーンにいる
        パワー1000以下のモンスターを一体以上指定出来た時
        このモンスターが召喚されたターンだった時
効果:発動条件で指定したモンスターを、
   自分と相手のモンスターゾーンにいる、
   このカードを含めた、カテゴリ:パーデルワームもしくは
   カテゴリ:デモンウォーリアーズを持つモンスターの数以下かつ
   一体以上トラッシュに送る

 な・・・!!
 驚く暇もあればこそ、
 召喚されたロングバルドが右手の樫で出来た杖を地面に
 トン!!
 と、音を立てて突く!!
 すると、ハードイヤーとレフトディムの足元から地面がせり上がった!!
 ハードイヤーは足を少しとられつつも避けるが、
 レフトディムは逃げ遅れ、せり上がった地面と天井の板挟みになって潰され、爆発、闇に返った!!
 レフトディムがやられたがまあいい、
 まずは1番戦闘だ!!
 俺は右手の人差し指でロングバルドの闇の板のカード1枚を指して宣言する!!
 「まずは、硬耳の闘士 ハードイヤーの効果を発動!!
  そのパーデルワームの援護ハンマーを見せ、
  要塞ダ・パーデルワームの長 ロングバルドのパワーを500下げる!!」
 
名前:硬耳の闘士 ハードイヤー
種類:M モンスター
コスト:3 パワー:2300
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:相手のチャージゾーンにある裏側表示のカードの1枚指定できた時
効果:発動条件で指定したカードを表にして確認し、すぐ裏に返す、
   この時表にしたカードがリサイクルカードかスマッシュカードだった時、
   次の戦闘に参加する相手のモンスターのパワーを500下げる
   この効果で表にしたカードはコストで表にした扱いでは無く
   カードの効果の発動や召喚等を行えない
   自分のモンスターゾーンに、
   このモンスター以外の
   カテゴリ:デモンウォーリアーズを持つモンスターがいた場合、
   相手のチャージゾーンにある裏側表示のカードを1枚指定して、
   カードを表にして確認し、すぐ裏に返す、
   この効果で表にしたカードはコストで表にした扱いでは無く
   カードの効果の発動や召喚等を行えない

名前:パーデルワームの援護ハンマー
種類:R リサイクル コスト:1
効果の発動タイミング:戦闘前
 
 だが、まだパワーは足りてない、
 今の硬耳の闘士 ハードイヤーはパーデルワームの兵士の訓練成果の効果を受けて、2200になってる、
 対して、要塞ダ・パーデルワームの長 ロングバルドの方は兵士の訓練成果と硬耳の闘士 ハードイヤーの効果で3200だ、
 とにかく、片っ端から発動するしかない!!
 俺はチャージゾーンのカードを次々に表にしつつ宣言する!!
 「さらに、デモンウォーリアーズ グラップエナジーで硬耳の闘士 ハードイヤーのパワーを1200上げる!!」
 「わしは要塞ダ・パーデルワームの重槌弓士 ボジュの効果を発動!!デモンウォーリアーズ グラップエナジーの効果を相殺じゃ!!」
 「ならば、デモンウォーリアーズ バニシングエナジーで1500上げる」
 「わしの方もパーデルワームの援護ハンマーの効果を発動!!デモンウォーリアーズ バニシングエナジーの効果を相殺じゃ」
 「それじゃあ、奥の手、デモンウォーリアーズ ブレストエナジーで2200」
 「わしの方も奥の手、前のターンからチャージゾーンに裏側で置いてあった、要塞ダ・パーデルワームの溜め力を発動、デモンウォーリアーズ ブレストエナジーを相殺じゃ」
  
名前:要塞ダ・パーデルワームの溜め力
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次に戦闘を行う自分のモンスターが
        カテゴリ:パーデルワームを持っていた時
        このカードがこのターンにチャージゾーンに置かれたのではない時
        このカードが前のターンに相殺含めて発動していなかった時
効果:次に戦闘を行う自分のモンスターのパワーを
   次の戦闘が行われるまで、
   ((このカードが相殺含めて発動した次のターン、もしくは、置かれたターン、
    からのターン数をこのターン含めず数えた数)×800)上げる
カテゴリ1:パーデルワーム カテゴリ2:溜めて、溜めて、今だっ!!
テキスト:遂に溜めていた力が解き放たれる!!
 
 な、あんなカードを使ってまで相殺を!?
 残った闇夜にすさぶ破壊の風じゃ、このパワー差はひっくり返せないか・・・
 だが、2番戦闘なら・・・
 俺が考え事をして押しだまると、
 ロングバルドが話しかけてきた、
 「なんじゃ、もう発動するカードは無しか?」
 「ねぇよ」
 俺がぶっきらぼうに返すと、ロングバルドが右手を前に出して宣言してきた!!
 「それならば、行くぞ1番戦闘!!
  大地活殺の術!!」
 
要塞ダ・パーデルワームの長 ロングバルド M コスト:4
パワー:3500+200-500 パワー合計:3200
 
VS
 
硬耳の闘士 ハードイヤー M コスト:3
パワー:2300-100 パワー合計:2200
 
 召喚されたロングバルドに向かってハードイヤーが走る!!
 しかし、ハードイヤーの耳が少し動くと、ハードイヤーは急停止する、一体同じたのかと思ったら、
 突如、鎖の巻き付いた部屋がハードイヤーの前に降ってきた!!
 ボジュがぶん回してきた攻撃だ!!
 だが、ボジュはあきらめず、続けて鎖の巻き付いた部屋を自分の方にまき戻すと、
 自身の前に設置された弓から、矢ごと部屋を撃ち出してくるも、
 ハードイヤーは地から湧き上った黒い力を体に纏いつつ、いきなり両足を曲げ伸ばしして天高くに跳んで撃ちだされた部屋の壁の上に乗って部屋を回避した!!
 そして、ハードイヤーはふたたびロングバルドの方に向かう!!
 今度は黒い力をまといつつ!!
 迎え撃つロングバルド、左の拳を握り、右手の樫で出来た杖で地面をなぞると、
 なぞった地面から石の破片がロングバルドに向かって飛んで行くが、
 ロングバルドは石の破片をものともせずに突き進む!!
 続けてロングバルドは樫で出来た杖の端をいくども地面に突きつける!!
 今度はハードイヤーの足元がいきなり上に向かってせり上がる!!
 ハードイヤーは何とか前方に跳んでせり上がった地面を回避しそのままロングバルドに向かって突き進む!!
 が、ロングバルドは樫で出来た杖に端をまたもいくども地面にたたきつける!!
 すると、ハードイヤーの足元からいくども地面がせり上がる!!
 ハードイヤーは走りながらも右に左に進路を変え、このせり上がる地面を避けて行き、
 とうとう、ロングバルドの前までたどり着く!!
 右の拳を握りしめ、ロングバルドに殴り掛かるハードイヤー!!
 ロングバルドはなすすべ無しか!?
 と思ったら、ハードイヤーより早く、力のこもった左の拳をハードイヤーに叩きつけた!!
 さっきからずっと握っていた左の拳、ハードイヤーがたどり着くのを見越してずっと力を溜めていたのか!?
 ハードイヤーは何をされたのかわからぬまま、上の方に吹き飛ばされ、天井にぶつかってめり込み、爆発を起こして闇に返った!!
 1番戦闘はダメだったが、2番戦闘はそうはいかない!!
 俺は右手を前に出し、宣言する!!
 「まず、俺は要塞ダ・パーデルワームの門璧の効果を発動!!
  要塞ダ・パーデルワームの門璧のパワーを300上げ、
  要塞ダ・パーデルワームの重槌弓士 ボジュのパワーを300下げる!!」
 
名前:要塞ダ・パーデルワームの門璧
種類:M モンスター
コスト:2 パワー:1600
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘にこのモンスターと相手のモンスターが参加する時
        自分のモンスターゾーンにカテゴリ:パーデルワームを持つ
        ジェイルカードが置かれていた時
効果:次の戦闘が行われるまでこのモンスターのパワーを300上げる
   次の戦闘が行われるまで次の戦闘に参加する
   相手のモンスターのパワーを300下げる
   パワーを上げた後、次の戦闘に参加する相手のモンスターのパワーが
   このモンスターのパワーより700以上、下回っていた時
   次の戦闘に参加する相手のモンスターを相手の手札に戻す
 
 ロングバルドの方から何か言ってくる気配は無い!!
 俺はすかさず右手でチャージゾーンのカードを2枚表にしつつ宣言する!!
 「続けて、俺は闇夜にすさぶ破壊の風の効果を発動!!
  要塞ダ・パーデルワームの重槌弓士 ボジュのパワーをさらに、500下げる!!
  コストにはデモンウォーリアーズ グラップエナジーを指定!!」
 
名前:闇夜にすさぶ破壊の風
種類:R リサイクル コスト:1
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:相手のモンスターが次の戦闘に参加する時
効果:次の戦闘が行われるまで次の戦闘が行われる場所に今召喚されている
   相手のモンスターのパワーを500下げる
   次の戦闘に自分のモンスターが参加した時
   次に戦闘を行う自分のモンスターが
   カテゴリ:デモンウォーリアーズを持っていた時
   相手のモンスターのパワーがパワーを下げた後、0以下だった時は
   次の戦闘が行われる場所に今召喚されている
   相手のモンスターをトラッシュに送る

名前:デモンウォーリアーズ グラップエナジー
種類:R リサイクル コスト:1
効果の発動タイミング:戦闘前
 
 さらに、俺は右手を前に出しつつ宣言する!!
 「2番戦闘!!行け!!要塞ダ・パーデルワームの門璧!!
  破風出殺!!」
 
要塞ダ・パーデルワームの重槌弓士 ボジュ M コスト:3
パワー:2300-300-500 パワー合計:1500
 
VS
 
要塞ダ・パーデルワームの門璧 M コスト:2
パワー:1600+300 パワー合計:1900
 
 ボジュがその弓矢を門璧に向けて撃ちだした!!
 門璧にいくつもの矢が刺さるも門璧はびくともしない!!
 ・・・まぁ、門璧だから・・・
 ボジュは打ち込んでいた矢が切れたらしく、続けて、弓を根元から持って持ち上げ、弓の根元の土台を槌と化して門璧に向かって行き、
 門璧に向かって槌をいくつも振るう!!
 さすがにこれには門璧も堪えたのか、徐々にひびが入っていく!!
 そして、ボジュの度重なる攻撃の果て、
 とうとう壊れようかという時、
 いきなり、門璧の後ろからボジュに向かって風が吹く、
 ボジュは右手を顔の前に持ってきて風を防いだ、
 次の瞬間、門璧中央の鉄の部分がせり出し、ボジュを巻き込み、ボジュを吹き飛ばした!!
 「うぉ!!アブな!!」
 ロングバルトが声を上げ、飛んできたボジュの右に避ける、
 ボジュはそのまま門璧の反対側の壁まで飛んで行き、壁に突き刺さりめり込む!!
 が、門璧の攻撃は終わらない、
 門璧はそのまま中央の鉄の部分を勢いよくせり出していき、
 ボジュの所まで伸ばして、ボジュを壁との間に挟む!!
 門璧が伸ばした鉄の部分と壁の間からボジュが爆発したのが見え、ボジュは闇へと帰った!!
 「3番戦闘!!行け!!要塞ダ・パーデルワームの少し上がった感じの兵士 タセケ!!
  突き!!」
 
要塞ダ・パーデルワームの少し上がった感じの兵士 タセケ M コスト:1 パワー:600
 
攻撃
 
破壊 双我 ダメージ
 
 ロングバルトが右手を前に出して宣言すると同時に、タセケが両手に槍を携えて俺の前までやってきて、俺の方に槍を突き出してきた!!
 すると、俺の前に薄い闇の壁が現れた!!
 薄い闇の壁は見事に俺をタセケの槍から守る、
 が、薄い闇の壁はに向かってタセケが自身の槍を押し付けていく、
 すると、薄い闇の壁は槍に疲れている部分から徐々にひびが入って行き、
 とうとう、薄い闇の壁は槍が貫通してしまう、
 と同時に、広がっていたひびが全体に行きわたり、
 薄い闇の壁はひびの部分から崩壊、崩壊した時にあたりに衝撃波をまき散らした!!
 少し上がった感じの兵士は薄い闇の壁から出た衝撃波に巻き込まれ、向いた方向を変えぬまま後ろの方に飛んで行き、なんとかロングバルトの前で着地した、
 一方、俺の方は薄い闇の壁から出た衝撃波に右手を軽く顔の前に出した防御姿勢で耐え、
 右手で、元は真ん中にあった最後のライフカードを取って中を見る、
 出てきたのはバックダッシュアンドダッシュ!!
 俺は右手に持つバックダッシュアンドダッシュのカードを左手の手札に加え、
 「タ-ンエンド!!」
 と宣言する、
 すると、ロングバルトの方も、
 「ターンエンドじゃ!!」
 と、宣言し返してきた!!
 さて、8ターン目もこれで終わり、
 お互いにライフカード0枚、このままだと俺が負けるが、
 まだ、あきらめてたまるか!!
 絶対にカードバトルに勝って、この場所から脱出してやる!!
 
ロングバルド
デッキ:28枚 手札:2枚 ライフカード:0枚
チャージゾーン:6枚 トラッシュ:9枚
モンスターゾーン  
要塞ダ・パーデルワームの長 ロングバルド M コスト:4 パワー:3500
無し
要塞ダ・パーデルワームの少し上がった感じの兵士 タセケ M コスト:1 パワー:600

VS

双我
デッキ:32枚 手札:2枚 ライフカード:0枚
チャージゾーン:7枚 トラッシュ:7枚
モンスターゾーン
無し
要塞ダ・パーデルワームの門璧 M コスト:2 パワー:1600
無し
 要塞ダ・パーデルワームのタコ部屋 J コスト:1 パワー:-1100
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 9ターン目、まだ、あきらめられるかよ!!
 俺とロングバルドは右手でチャージゾーンの表側表示のカードを裏に返しつつ、
 「リチャージじゃ!!」
 「リチャージ!!」
 と宣言、
 さらに、俺はチャージゾーンのカードを1枚右手で表にしつつ宣言する!!
 「俺は、要塞ダ・パーデルワームのタコ部屋の維持コストにデモンウォーリアーズ バーストエナジーを指定!!」
 
名前:要塞ダ・パーデルワームのタコ部屋
種類:J ジェイル
コスト:1 パワー:-1100
維持コスト支払いタイミング:リチャージ直後

名前:要塞ダ・パーデルワームの警報装置
種類:R リサイクル コスト:4
効果の発動タイミング:戦闘後
 
 続けて、俺とロングバルドは右手で山札の一番上のカードを持つ、
 さぁ、ここで何が引ける、
 はぁぁぁああああ!!
 俺とロングバルドは右手に持ったカードを引いて、宣言する!!
 「ドローじゃ!!」
 「ドロー!!」
 俺の引いたカードは・・・来たぜっ!!
 俺は引いたカードをそのまま1番の場所に裏側で置き、
 続けて、左手の手札を見る、
 ライフ・ロック・ショットとバックダッシュアンドダッシュ、
 バックダッシュアンドダッシュは手札から発動するカード!!
 よって、俺はライフ・ロック・ショットを選ぶ!!
 俺は左手の手札から、ライフ・ロック・ショット、のカードを右手で引いてチャージゾーンに裏側表示で置き、
 「セット!!」
 と、宣言する!!
 すると、ロングバルドの方も
 「セットじゃ!!」
 と、宣言し返して来た!!
 ロングバルドの闇の板の方を見ると、たしかに2番とチャージゾーンにカードが裏側で追加されている!!
 俺がロングバルドの闇の板の方を確認する間にも、
 ロングバルドも俺の闇の板の1番とチャージゾーンを確認し、
 その間にも、俺はロングバルドの闇の板の確認を終え、自身で1番に裏側で置いたカードを右手で持つ、
 と同時に、ロングバルドも俺の方の闇の板の確認を終えたのか、自身で2番に裏側で置いたカードを持った!!
 そして、俺とロングバルドは、右手に持ったカードを表にしながら宣言する!!
 「オープンじゃ!!」
 「オープン!!」
 まずは、ロングバルドが表にしたカード!!
 「来い!!要塞ダ・パーデルワームの掃除人 ジソャ!!」
 
名前:要塞ダ・パーデルワームの掃除人 ジソャ
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:900
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘が行われる自分か相手の場所にジェイルが存在していた時
        自分のモンスターゾーンに、このモンスター以外で
        カテゴリ:パーデルワームを持つモンスターかジェイルが存在している時
効果:次の戦闘が行われる場所にあるジェイルを次の戦闘が行われるまで、
   パワーを0にして、効果を発動できなくする
カテゴリ1:パーデルワーム カテゴリ2:掃除
テキスト:ふぅ、終わった終わった
     今日も彼の要塞掃除が始まる!!
                               朝礼の後に・・・
 
 ロングバルドの前、召喚されたロングバルドの右側にモップを持ったつなぎの男が現れる、
 薄紫のつなぎに身を包み、頭にはやはり、薄紫で前につばのついている帽子をかぶり、靴は濃い緑の長靴をはき、白い手袋をはめており、
 体の黒い肌はなぜかぼやけてよく見えず、ただ丸い赤い目だけが見え、
 両手には濃いめの色の木でつくられた、柄が長く、先の方に太めの白い毛がたくさんついた木の板がはっついているモップを持っている、
 続けて俺が表にしたカード!!
 「来い!!勝利の破壊者よ!!ロングバルドの勝利を破壊しろ!!
  ビクトリーデストロイウォーリアー!!召喚!!」
 
名前:ビクトリーデストロイウォーリアー
種類:DM デストロイヤー
コスト:4 パワー:4000
召喚効果・チャージデストロイ1
   発動条件:このデストロイヤーを召喚した時
        相手のチャージゾーンにカードが1枚以上存在している時
   コスト:無し 発動後:カードの在り方に変更無し
   相手のチャージゾーンにあるカード1枚を相手のトラッシュに送る
効果の発動タイミング:戦闘後
効果の発動条件:このデストロイヤーが戦闘で相手の
        モンスター、クリエイター、デストロイヤー
        いずれかに勝利した時
        相手のライフカードが0枚以下だった時
効果:このカードバトルに勝利する
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:勝利
テキスト:敵の勝利を破壊する黒き戦士!!破壊の力は我らの勝利のために!!
 
 俺の前に突如、大きな雷が降り注ぎ、あたりを白く染め上げつつビリビリとした衝撃波と共に大地を砕く!!
 そして、砕かれた大地から黒い右手が現れ、砕かれた大地の端をつかんで自らの体を引き上げていく!!
 まず現れたのは頭部、側頭部に斜め横上の方から生えて左右に一つずつ生えている前の方に曲がっている角に、
 赤く鋭い瞳、割に高い鼻、上下に長い牙をもつ口が現れ、鬼のような彫の深い顔がその姿を現し、
 続けて、黒い筋肉質な肉体がその姿を現す、その背中には、3つ股の黒い骨と4枚の濃い灰色の皮で形作られた両翼をもっている、
 さらに体を引き上げていくと、今度は右足を大地にひっかけ、そのまま右足を伸ばして大地の上に這い上がってきた!!
 そこに現れたのは黒い戦士!!
 黒い戦士は背中の羽を動かして宙に飛ぶと、両腕を両腰横に構え、
 両手と両足を後ろに引き下げつつ口を大きく開けて吠える!!
 すると、突如、上の方に黒雲が現れ、
 あたりにいくつもの雷をまき散らす!
 しかし、黒い戦士が両腕と両足を元に戻すと雷の雨は収まり、黒雲も消え去った!!
 「ふん!!ビクトリーデストロイウォーリアーか!!」
 いきなり、ロングバルドが激昂しだす!!
 「戦いが終わって腑抜けになりおってからに!!
  挙句、内政部に転勤なぞしおって!!
  ええい、気に食わん!!気に食わんぞ!!」
 内政部?一体何のことだよ?
 「デェビル?内政部とかなんとか、何か知ってるか?」
 「そんな事よりカードバトル進めた方がいいんじゃね?
  ほら、ロングバルドの方、もうカードを前に出してきてるぞ?」
 俺が質問した後、デェビルに返す言葉で指摘され、ロングバルドの方を見る、
 すると、ロングバルドは確かにチャージゾーンからカードを前に一枚出してきていた、
 ちぃ、しゃーねーな、
 俺も急いでチャージゾーンのカードを表の物は裏にしつつ4枚右手で前に出し、
 続けて、ロングバルドに問いかける、
 「これが俺の出すカードだ!!
  そっちはそのカードでいいな!!」
 「一向に構わん!!とっとと表にするのじゃ!!」
 ロングバルドはそう言って、前に出した一枚のカードを右手で表にしようとする!!
 俺の方も、前に出したカードを右手で表にしていった!!
 まずは、ロングバルドが表にしたカード!!
 
名前:要塞ダ・パーデルワームの入口
種類:J ジェイル
コスト:3 パワー:-2200
維持コスト支払いタイミング:リチャージ直後
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次に戦闘が行われるのがこのジェイルが置かれた場所で、
        次の戦闘にカテゴリ:パーデルワームを持つ
        自分のモンスターが参加する時
        次の戦闘に参加する相手のモンスターが
        効果の発動タイミング:戦闘前を持っていて、
        次の戦闘に参加する自分のモンスターよりパワーが下だった時
効果:この効果を発動後、戦闘前終了時、
   戦闘をスキップして戦闘後に移行する
カテゴリ1:パーデルワーム カテゴリ2:入口
テキスト:そこに立った者は砦を見上げつぶやいた、
     すげぇなぁ、よくこんなもん建てたなぁ・・・
     大きな建物は見慣れないようだ・・・

 続けて、俺が表にしたカード!!

名前:デモンウォーリアーズ バイスエナジー
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前

名前:デモンウォーリアーズ グラップエナジー
種類:R リサイクル コスト:1
効果の発動タイミング:戦闘前
 
名前:デモンウォーリアーズ バーストエナジー
種類:R リサイクル コスト:2
効果の発動タイミング:戦闘前
 
名前:ライフ・ロック・ショット
種類:R リサイクル コスト:4
効果の発動タイミング:戦闘後
効果の発動条件:相手のライフカードを1枚指定出来た時
効果:以下の効果の内、いずれか一つが発動する
   ・発動条件で指定した相手のライフカードが表側表示だった時、
    そのライフカードを相手の手札にする
   ・発動条件で指定した相手のライフカードが裏側表示だった時、
    そのライフカードを表側表示にする
カテゴリ1:ブレイカー カテゴリ2:ライフロック
テキスト:相手の命を打ち抜く!!
     からがら避けられたが次は当てる!!
 
 「わしが発動できるカードが1枚、
  おぬしが召喚したのはデストロイヤーじゃから0枚じゃ!!
  よって、わしは要塞ダ・パーデルワームの入口を1番に・・・」
 「ちょっとまったロングバルド!!」
 ロングバルドが何かを言い出そうとするのを俺は制止しつつ右手を振り上げ宣言する!!
 「コストで何かする前に、ビクトリーデストロイウォーリアーの召喚効果を受けてもらおうか!!
  俺は、要塞ダ・パーデルワームの入口を指定して、ビクトリーデストロイウォーリアーの召喚効果を発動!!
  要塞ダ・パーデルワームの入口をトラッシュに送る!!
  チャージ!!デストロイ!!!!」
 
名前:ビクトリーデストロイウォーリアー
種類:DM デストロイヤー
コスト:4 パワー:4000
召喚効果・チャージデストロイ1
   発動条件:このデストロイヤーを召喚した時
        相手のチャージゾーンにカードが1枚以上存在している時
   コスト:無し 発動後:カードの在り方に変更無し
   相手のチャージゾーンにあるカード1枚を相手のトラッシュに送る
 
 召喚されたロングバルドの背後に、紫の壁と四角形の上に半円を直線を下にしてくっつけたような形を持つ鉄の両開きの扉を持った立派な門が現れた!!
 そこに、いきなりビクトリーデストロイウォーリアーが右手を振り下ろした!!
 ビクトリーデストロイウォーリアーの右手から雷が走り、召喚されたロングバルドの右をすり抜けて門を破壊、
 そのまま雷はロングバルドの闇の板に到達し、要塞ダ・パーデルワームの入口のカードをトラッシュに弾き飛ばした!!
 さぁ、次は1番戦闘だ!!
 俺は右手を振り上げ宣言する!!
 「1番戦闘・・・」
 「ま、まて!!」
 ロングバルドがそう言って俺の宣言を制止しつつ右手でチャージゾーンのカードを1枚表にしつつ宣言してきた!!
 「わしは、パーデルワームの兵士の掛け声の効果を・・・」
 俺はロングバルドの宣言を聞きつつ、右手でチャージゾーンから1枚のカードを表にしつつ宣言する!!
 「俺は、闇夜にすさぶ破壊の風を発動!!
  パーデルワームの兵士の掛け声を相殺!!」
 「ぐぬぅ・・・」
 俺の宣言を聞いたロングバルドがうめき、何かぶつぶつと話し出す、
 使えるカードが無いか、考えているのだろうか?もうロングバルドが使えるカードは無いはずだが・・・
 ロングバルドがぶつぶつと話していく、
 「パーデルワームの援護ハンマーはコスト3以上のモンスターがわし以外にいないので使えない、
  要塞ダ・パーデルワームの溜め力は2ターンは連続で使えない、
  パーデルワームの兵士の気合やこちらにジェイルカードが置かれていないと使えないし、
  要塞ダ・パーデルワームの掃除人 ジソャにいたっては次に戦闘する場所にジェイルカードが無いと効果が使えんし、
  パーデルワームの指令室からの指令はハンドカードで手札にないと使えない、
  パーデルワームの兵士の訓練成果もコストで表にしないと使えないし、
  今の手札にあるのはジェイルカードである要塞ダ・パーデルワームの大広間のみ・・・」
 「もういいか?」
 俺がロングバルドに質問すると、ロングバルドは
 「くそぅ!!」
 と大声で叫んだ後、俺の方を目じりを上げた顔つきでにらみ、
 「もう無いわい!!」
 と言って、吐き捨てた、
 俺はもう無いというロングバルドの言葉を聞き、改めて右手を前に出し宣言する!!
 「1番戦闘!!行け!!ビクトリーデストロイウォーリアー!!
  ビクトリーダークナイトグロウザンダー!!」
 
要塞ダ・パーデルワームの長 ロングバルド M コスト:4 パワー:3500
 
VS
 
ビクトリーデストロイウォーリアー DM コスト:4 パワー:4000
 
 ビクトリーデストロイウォーリアーが両腕に力を込めて電撃を発生させ、両腕の電撃を召喚されたロングバルドに打ち出した!!
 一方、召喚されたロングバルドはの方は大きく声を上げつつ両手の杖の先端を床に叩きつけ、杖を地面にめり込ませて杖を手前に下げ、地面を打ち上げ、天井まで届く大きな壁と化した!!
 すると、召喚されたロングバルドに向かっていた電撃は地面を打ち上げ作られた大きな壁に当たって吹き散らされる!!
 さらに、召喚されたロングバルドが地面を打ち上げ作られた大きな壁に向かって杖の先端を突きつけ、勢いよく壁を突くと、壁がビクトリーデストロイウォーリアーに向かって飛んで行く!!
 だが、ビクトリーデストロイウォーリアーが目前に来た壁に向かってその右手を握ってぶん殴ると、壁はいとも簡単に砕け散るが、
 召喚されたロングバルドはさらにいくども両手の杖を先端を床にめり込ませ、様々な壁を地面から打ち上げる、
 ビクトリーデストロイウォーリアーは様々な壁が立ちふさがる中、召喚されたロングバルドに向かって飛んで行く、
 まず出てきたのはトゲトゲに造形された壁!!
 ビクトリーデストロイウォーリアーは上の方に飛ぶと、棘の上の方に右手を叩きつけ、そのまま縦一線に壁の棘を除去し、そのまま左手を振りかぶり、壁に叩きつけて壁を壊す!!
 トゲトゲの壁を抜けると、いきなり右から別の壁が倒れこんできた!!
 が、ビクトリーデストロイウォーリアーが右手をその壁に叩きつけると、簡単に壁は砕ける!!
 今度は地面から打ち上げられた壁が召喚されたロングバルドの杖の連続突きを受け、穴だらけになりながらもビクトリーデストロイウォーリアーに向かって破片を飛ばしてくるが、
 ビクトリーデストロイウォーリアーは自分に向かってくる破片だけを両手を素早く振るって叩き落とし、穴だらけになった壁を右の拳を叩きつけて粉々に砕く!!
 右手で砕いた壁の先には、とうとう召喚されたロングバルドがいた!!
 召喚されたロングバルドに向かって右の拳を叩きつけるビクトリーデストロイウォーリアー!!
 だが、召喚されたロングバルドも負けてはいない、その両手の杖でビクトリーデストロイウォーリアーの拳を受け止めた!!
 拮抗するビクトリーデストロイウォーリアーの右の拳と召喚されたロングバルドの杖、
 しかし、ビクトリーデストロイウォーリアーはいきなり左腕から発電し、召喚されたロングバルドの方に向かって伸ばす!!
 召喚されたロングバルドはあわてて後ろにさがると杖の先端を地面にめり込ませて地面を打ち上げ、ふたたび壁を出現させ、ビクトリーデストロイウォーリアーの左腕の電撃を防ぐ、
 ビクトリーデストロイウォーリアーは仕方なく召喚されたロングバルドが新しく出した壁の前まで行って、右の拳を壁に叩きつけて壁を破壊した!!
 いいかげん、壁を出現させるのばかりはやめてほしいなぁ、等と思っていると、
 いきなりビクトリーデストロイウォーリアーの背後から風が吹いてきて、今までに破壊された壁の破片を巻き上げ、召喚されたロングバルドの全身に吹きつけられた!!
 あわてて、吹きつけられた破片を顔から右手で拭う召喚されたロングバルド!!
 その隙にビクトリーデストロイウォーリアーは右手を振り上げ、召喚されたロングバルドに向かって行く!!
 召喚されたロングバルドは動く気配がない、かに見えた、が、
 右目でチラリとビクトリーデストロイウォーリアーが向かってくるのが見えたのか、あわてて左手で杖の先端を地面にたたきつけ、めり込ませると、
 召喚されたロングバルドの目前まで来ていたビクトリーデストロイウォーリアーの下から地面を打ち上げてきた!!
 ビクトリーデストロイウォーリアーは自身の腹の部分から打ち上げられた壁の上昇に巻き込まれ、そのまま天井に向かって運ばれていく!!
 が、こんなことでどうにかなるビクトリーデストロイウォーリアーじゃない!!
 ビクトリーデストロイウォーリアーは壁に腹を挟まれながらも、一旦体を大きく伸ばした後、
 大きく体を前に曲げて両肘両膝を壁に叩きつけて自分の真下の壁の部分を破壊し、天井と壁に挟まれるのを回避、
 そのまま右足で壁を蹴って壁を破壊しつつ召喚されたロングバルドに向かっていく!!
 今だに右手で顔のほこりをぬぐいながら左手の杖を地面にめり込ませて地面を打ち上げる!!
 しかし、ビクトリーデストロイウォーリアーは打ち上げられた壁を右回し蹴りで破壊しつつ、そのまま前進しつつ時計回りに回転し召喚されたロングバルドの左足に右回し蹴りを叩きつけた!!
 右に吹っ飛ぶ召喚されたロングバルド!!
 ビクトリーデストロイウォーリアーはそのまま両腕、両足に力を込めて電撃を帯び、召喚されたロングバルドに追撃をかける!!
 まず、召喚されたロングバルドを左ひざで蹴り上げ、左拳で打ち下げ、右足で再び打ち上げると、
 そのまま右手に大量の電気を溜めこみまといつつ上空に飛び、召喚されたロングバルドに向かってその右手を握り、叩き込んだ!!
 この攻撃には召喚されたロングバルドも耐えきれず、爆発し、闇に返った!!
 さぁ、いまこそ行くぞ!!
 俺は右手を前に出しつつ宣言する!!
 「ビクトリーデストロイウォーリアーの効果を発動!!
  俺はお前の勝利を破壊する!!
  ビクトリーデストロイ!!」
 
名前:ビクトリーデストロイウォーリアー
種類:DM デストロイヤー
コスト:4 パワー:4000
召喚効果・チャージデストロイ1
   発動条件:このデストロイヤーを召喚した時
        相手のチャージゾーンにカードが1枚以上存在している時
   コスト:無し 発動後:カードの在り方に変更無し
   相手のチャージゾーンにあるカード1枚を相手のトラッシュに送る
効果の発動タイミング:戦闘後
効果の発動条件:このデストロイヤーが戦闘で相手の
        モンスター、クリエイター、デストロイヤー
        いずれかに勝利した時
        相手のライフカードが0枚以下だった時
効果:このカードバトルに勝利する
 
 ビクトリーデストロイウォーリアーがロングバルドの方に飛んで行き、
 ロングバルドの前で体に力を込めて大量の電気をまとい、あたりが真っ白になるほど大量に放電し、
 ロングバルドをその電撃に巻き込んだ!!
 「やはり、きさまがわしの邪魔をするか、
  ビクトリーデストロイウォーリアアアアアァァァァァー!!」
 
勝者:破壊 双我
決め手:ビクトリーデストロイウォーリアー
    +闇夜にすさぶ破壊の風
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 「ば、ばかな・・・」
 「よっしゃ!!勝ったぜ!!」
 ロングバルドが目を見開き立ち尽くす中、俺は勝利の雄たけびを上げた!!
 そして、消えゆく闇の板の上にある、自動的にカードが回収されたデッキケースを右手に取り、
 ロングバルドに向かって質問する、
 「何で俺がお前たちに対する脅威なんだよ!!」
 「ふむ・・・」
 ロングバルドは俺の言葉に静かに声を上げると、
 目の前にある、自身の消えかかった闇の板の上の杖のようなデッキケースを右手に取って話し始める、
 「カードバトルが強い者は、
  デッキケースでカードを実体化させた戦いにも強いのじゃ、
  過去の様々な兵法書にもそう書いてある」
 「まぁ、そういうことだな~」
 ロングバルドの言葉に呼応するようにデェビルが声を上げた、
 って、カードバトルが強いとカードを実体化させた戦いにも強い?
 まったく意味が分からんのだが・・・
 「まったく意味が分からん、という顔をしておるのう」
 ロングバルドが俺の顔を見て話しかけてきた、
 「まぁ、わしらもその真意はようわからん、わかるとするならば世界樹とその眷属のみじゃろうのう、
  だが、カードバトルでの戦いの結果とカードを実体化させた戦いでの結果、
  その双方が同じというのはごく当たり前の話なんじゃよ」
 そうなのか、同じ結果なら、理屈がわからなくても信じるしかないか、
 テレビやパソコンが動くのに、テレビやパソコンが動く原理や理屈を聞いて納得する必要はないもんな、そこにある事実を受け入れるしかない、
 あ!!だから、ディクラインの奴はいきなり俺にカードを召喚して襲い掛かってきたのか!!
 カードバトルの腕じゃなく、実際の戦いに置いて、自分の方が上だと証明するために!!
 「それに、カードサモナーがデッキケースでカードを実体化させるより、カードバトルを好む理由がもう一つある」
 ロングバルドがさらに話を続けてきた、
 何だ、まだ続きがあるのか、
 って、カードサマナーってなんだ?
 俺はいてもたってもいられずにロングバルドに質問する、
 「カードサマナーってなんだよ、ロングバルド」
 ロングバルドは俺の方を見て質問に答えてきた、
 「ふむ、そこから説明せねばならんか、
  いいか、カードサモナーとは、デッキケースを持ったカードバトラーのことじゃ、
  デッキケースでカードを実体化、召喚するから、カードサモナーじゃな
  もっとも、デッキケースを持っていてもカードバトラーという事もあるが」
 へ~、そうなのか、じゃあ、今の俺やロングバルドはカードサモナーっていう事なのか?
 好奇心のうずく俺はデッキケースをロングバルドに向けて数回、デッキケース横のスイッチを押す、すると、デッキケースからスーと音を立てて数枚のカードが出てきた!!
 さて、どんなカードが出てくるやら・・・
 
名前:要塞ダ・パーデルワームの支配者 ロングバルド
種類:M モンスター
コスト:4 パワー:3200
効果の発動タイミング:オープン後
効果の発動条件:相手か自分のモンスターゾーンにいる
        パワー1500以下のモンスターを一体以上指定出来た時
        このモンスターが召喚されたターンだった時
効果:発動条件で指定したモンスターを、
   自分と相手のモンスターゾーンにいる、
   このカードを含めた、カテゴリ:パーデルワームもしくは
   カテゴリ:デモンウォーリアーズを持つモンスターの数以下かつ
   一体以上トラッシュに送る
カテゴリ1:パーデルワーム カテゴリ2:カードサモナー
テキスト:狙っていた獲物を捕らえ、ついに新しい要塞の長となった!!
 
 あ、ほんとだ、
 さっき見たロングバルドのカードと違ってカテゴリ2がカードサモナーになってるぜ!!
 「話を続けていいかの?」
 ロングバルドが質問してきたので、俺は出てきたカードを左手に取り、
 急いで右手に持ったデッキケースのふたを左手で開けて、デッキケースの中に出てきたカードを放りこむと、
 左手でデッキケースのふたを閉めてロングバルドに答えを返す、
 「いいぜ、続けてくれ!!」
 俺の言葉を聞いたロングバルドはさらに話を続けてきた、
 「いいか、カードバトラーとカードサモナーの関係性はさっき言った通りじゃ、
  カードサモナーはカードバトラーの中でデッキケースを持った存在の事を指す、
  で、カードサモナー同士がカードを実体化させた戦いではなく、カードバトルを好む理由とは?」
 「好む理由とは?」
 俺の相槌を聞いたロングバルドが話しを続ける、
 「カードバトルを好む理由とは、それはカードバトルをやればやるほど、
  カードを実体化させられる回数や時間が増えていくからじゃ」
 「ほんとかよ、それ?」
 カードバトルしてるだけでカードを実体化させられる時間が増えるなんて、なんていうか、こう、両者に関係性が無いというかなんというか、
 だが、俺の疑問をよそに、ロングバルドは俺の言葉に答えてきた、
 「本当じゃよ、実際にカードバトルを一切しない者よりも、
  カードバトルを好んでやる方が実体化させられる時間や回数が伸びるんじゃ、
  普通は一日に3回、それぞれ3分ずつぐらいじゃが、それが9回、9分ぐらいにまで伸びる、
  もっとも、よほどやりこまねばここまでには至らんがな、
  ほら、カードバトルする際にモンスターを召喚したりしたらカードの姿が現れるじゃろう、
  あれはカードを実体化させる力を極限まで薄くして使っているようなもので、
  ああいったものを召喚することでカードを実体化させる力である気の力を鍛えたり、コントロールする能力を伸ばしたりしているそうじゃ、
  カードバトルのルールも、カードを実体化させて戦わせる際の戦術能力を鍛えるためのルールである、
  と、いう説もあるようじゃな、実際にどこまで本当なのかは、それこそ世界樹とその眷属のみしか知らんだろうがな」
 へぇ、そうなのか、しっかし、世界樹とその眷属しか、デッキケースの事を知らないのか?
 それに、俺を誘拐した理由、本当に俺が脅威になるから誘拐したってことなのか?
 人間である俺が脅威になるから誘拐した、それが本当ならまるで・・・
 とにかく、聞けることは聞いておかないと、
 「おいコラ、ロングバルド!!
  さっきから、世界樹とその眷属しかデッキケースの事を知らないようなことを言ってるが、結局、世界樹とその眷属って一体何なんだ?
  それに、俺を誘拐した理由、本当に俺が脅威になるから誘拐したんだな?
  だとするなら、なんで、脅威になる人間をさらう?
  何をたくらんでいるんだ?」
 「そこまではさすがに答えるつもりはないのう・・・」
 ロングバルトはそう言って、右の口角をゆがませ、さらに言葉を続けた、
 「なぜなら、もうそろそろ兵士がここに来るはずじゃからな!!」
 すると、後ろの方からたくさんの足音が聞こえてきた!!
 「まったく、侵入者を排除する指示を飛ばした後、
  侵入者を排除するのに一体どれだけの時間をかけておるのか・・・」
 侵入者?もしかして、俺を助けに来てくれた救助隊の奴か!?
 「侵入者は排除されてねーぞ」
 いきなり右肩の方からデェビルが話し始めた!!
 「あいつら、侵入者が強いから、大方、ロングバルドを頼ってここに来たんじゃねーのか」
 え、そうなのか、というか、なんでそんな事デェビルが知ってんだよ・・・
 等と俺が考える中、いきなり背後の入口から黒い鎧に黒い兜を着て右手に槍をたずさえたたくさんの兵士が入ってきた!!
 その黒い兜は一様に目の部分がT字に近いゆるいY字になっていて、赤い目が垣間見え、目以外は真っ黒で、
 腕や足の裏の縦線を始めとした鎧の隙間からはこげ茶の毛や外骨格などが垣間見える、
 俺は入ってきた兵士を見て、思わず前進して兵士たちから逃げる!!
 が、兵士達は俺のことなど眼中に無いと見え、いきなり兵士の一人がロングバルドの方に出て、姿勢を下げて右ひざと右の拳を床に付けつつ頭を下げた後、ロングバルドに話しかける!!
 「報告します!!侵入者により被害甚大!!
  兵士たちは士気を喪失し、幾人かが逃げ始めております!!」
 「何じゃとぉ!!」
 「ほらな」
 ロングバルドが驚いた声を上げ、デェビルが納得したように声を上げた、
 ロングバルドは続けて兵士に話しかける!!
 「で、侵入者は何もんじゃ!!
  さっきは誰かわからんとしか報告を受けなかったが、今ならだれかわかるじゃろう!!」
 「は!!電げ・・・」
 「あ奴かくそっ!!」
 兵士の返事を聞いたロングバルドは悔しそうな声を上げた!!
 すると、次の瞬間、ロングバルドは俺の方にを目を細めてにらみ、右手と右手の人差し指を俺に突きつけてきて叫ぶ!!
 「こうなれば、仕方がない!!
  あ奴を取り囲め!!人質にするのじゃ!!」
 「は!!」
 ロングバルドの指示を聞いた前に出てきていた兵士が返事をすると、
 即座に兵士立ちが俺の周りを取り囲んだ!!
 「おいおい、どうすんだよ、これ・・・」
 俺はデェビルに向かって話しかける、
 デッキケースの実体化はあと一回、それでこの状況を打破できるカードを召喚できるか?
 だが、あっちには同じようにデッキケースを持つロングバルドがいる、カードを選ぶ場合は慎重に・・・
 ドン!!
 いきなり、部屋全体が振動し、足元がいきなり柔らかくなる、
 なんだ!?地震か?じゃあ、床が柔らかいのは液状化現象か!?
 「お、ようやく来たな」
 デェビルが何かを納得したように話し始める、
 「しっかし、今回は遅かったな、さっきの扉はすぐ効いたのに、
  やっぱり、大型のものは時間喰うのかな?」
 「何が来たんだ、デェビル?」
 俺の言葉を聞いたデェビルは即座に右手と右手の人差し指をロングバルド背後の玉座に向け、
 「あれ見ろよ、あれ、」
 と、俺に指示を飛ばしてきた、
 デェビルの指示を聞いた俺はデェビルの指の先にある玉座の方を見る、
 すると、周りの兵士とロングバルドもつられて玉座の方を見た、
 玉座の下あたりに、紫の円や四角や三角が絡まり合った何かの陣が出てきているが、
 と、次の瞬間には、その陣は何かに砕かれたように無くなった、
 何だいったい?
 「あれをやったのはおぬしかーっ!!」
 いきなりロングバルドが両の目じりを吊り上げ激昂し、俺に怒鳴りつけてきた!!
 「あの陣が無くなることが何を意味するのかおぬしはわかっておるのかーっ!!」
 「全然」
 デェビルが反応していたことといい、あれは俺がカードバトルをやった影響で、
 デッキケースのウィルスがあの陣に干渉してあの陣を破壊したんだろうが、
 あ、とすると・・・
 「デェビル、もしかして、あの陣が壊れることと、俺達が脱出するための裏口と何か関係が?」
 「まぁな!!」
 デェビルは陽気そうに答え、続けて話してくる、
 「今回、予想以上にウィルスの効きが遅かったせいで、
  ロングバルドの時間稼ぎに付き合う羽目になっちまったがな、
  ロングバルドは時間稼いで、来るであろう兵士をあてにしてたんだろうけど、
  おれ様達の方もウィルスの効きが来るまで待ってたってわけだ、
  おおっと、無駄話はそろそろやめにした方がよさそうだ」
 ズズン!!
 大きな音をたて、いきなり壁が歪んでいく!!
 おいおい、何が起きてんだ!?
 俺だけじゃない、兵士たちも周りを見てうろたえている、ロングバルドは俺を目じりを吊り上げてにらんだままだが・・・
 「安心しろよ」
 デェビルが俺に話しかけてきた、
 「こういうのには、何かの理由で陣が壊れた時のために安全装置ってやつが付いてんのさ、
  不要物は勝手に外に出ていくはずさ」
 「不要物って俺達の事か?」
 「まぁな!!」
 俺はデェビルの返事を聞きつつ質問をぶつける!!
 「安全装置も壊れてたらどうする気だ!!」
 「そん時はそん時さ、おれ様がどうにかしてやる、いいか・・・」
 俺の質問にデェビルが答え、デェビルは言葉を続ける、
 「大切なのは気をしっかり持つことだ、
  気をしっかり持っとかないとここから出た時にすぐ逃げられないかもしれないからな、
  それじゃ、健闘を祈る!!」
 デェビルの言葉を聞き終わる頃、
 俺や周りの兵士、ロングバルトは、
 急激にやわらかくなった床に飲み込まれていくのだった!!
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 「う、ぐ・・・」
 うかつだったぜ、デェビルに気をしっかり持てって言われたのに、少しの間気絶していたようだ、
 「そんな・・・わしの・・・砦が・・・」
 この声はロングバルト!!
 俺は両手を下について立ち上がりつつ、声の聞こえた正面の方を見る、すると、ロングバルトは両膝を地に付け、呆然と先の方を見ていた、
 俺もつられて先の方を見ると、そこにいたのは・・・
 何だあれ、巨大な・・・ミミズか?
 そこにいたのは巨大な軟体動物、ごつごつした紫の肌、継ぎ目のない長く両端が丸い円柱状の胴体、中に刃が360度に付いた赤い口、
 極めつけはその大きさ、家何軒分にいたろうかわからないほどの大きさだ、
 もしかして、あれに要塞ダ・パーデルワームを壊されたのか?
 周りに残骸らしきものが転がってるし、
 最も、残骸が少なすぎる気もするが・・・
 「あれが要塞、ダ・パーデルワームの元々の姿さ」
 いきなり右肩の方からデェビルが話しかけてきた!!
 俺はとっさにデェビルに質問を返す、
 「どういう事だ?」
 「さっき言った通りさ、
  もともと、あの要塞、ダ・パーデルワームは、元々、あのパーデルワームに陣をかけて砦の姿にしたものなんだ、
  ほら、よく砦の大元に大型の生物を使ったりするだろ」
 「使わん使わん」
 俺がデッキケースの持った右手を前に出して左右に振りつつあきれて返すとデェビルは目を見開いたキョトンとした不思議そうな表情で話し始める
 「ああ、まぁ、使えそうな生物はいないかもしれないな、
  でもさ、砦なんかの軍事施設じゃ珍しくないんだよ、
  大元の部分は破壊されても勝手に再生していくし、
  生ごみを部屋の一室に置いておけば、勝手に生ごみを消してくれるし、建築の手間もかからない、
  もっとも、大型の雑食性の生物で要塞みたいな大型の施設じゃないと意味ないけどな、
  陣を張ることそのものに手間がかかりすぎるし、陣を維持したり、守ったり、ちょこちょこ張り替えもせにゃならん、
  戻った時に中に何か残ってたら元の生物の方に影響が出るから安全装置も付けなきゃならないし、
  大型の生物、っていうのはえてして力が強いから、一般のやつらじゃ捕まえて陣を張ること自体が難しい、
  それに、元が雑食性じゃないと、いくら陣の影響でほとんど食う必要が無いと言っても食えないもんは食えないし、
  一般の建物じゃ、これのメリットである自己再生を生かし切れないからな、
  普通は壊れることなんてありえないし、壊れたら壊れたで再生には多少の時間がかかる、
  大型の施設なら再生するまでどこかを補強して待つってこともできるが、
  普通に考えるなら、壊れたら立て直すだろう」
 なるほど、要は俺とデェビルはパーデルワームが元に戻った時に異物を排除するための安全装置のおかげで脱出できたと、
 デェビルが行ってた安全装置っていうのは、中にあるものだけでなく、大元の大型の生物を守るためにもあったのか、ってそうだ!!
 俺は右手に持つデッキケースをパーデルワームに向けて側面のスイッチを数回押す、
 すると、スーっという音を立てて、デッキケースから数枚のカードが出てきた、
 さて、どんなカードが出てきたのかなっと・・・
 
名前:元要塞 パーデルワーム
種類:M モンスター
コスト:4 パワー:3700
効果の発動タイミング:オープン後
効果の発動条件:相手のモンスターゾーンか自分のモンスターゾーンに
        パワー500以下のモンスターが存在している時
        このモンスターを召喚したターンである時
効果:相手のモンスターゾーンと自分のモンスターゾーンにいる、
   パワー500以下のモンスターを全てトラッシュに送る
カテゴリ1:パーデルワーム カテゴリ2:巨大
テキスト:土の外にひょっこり姿を現した紫の軟体動物は悠々と進んでいく
 
 へぇ、なるほどな、
 ブォウ!!ブォウ!!
 いきなり、右後方から大きな風の音が聞こえてきた!!
 俺はとっさに右後方の方を向く!!
 すると、巨大なコウモリがこっちの方に近づいてきていた、
 と、いきなりパーデルワームがコウモリの方に顔を向けると、コウモリが来る方向と反対側の方に顔を向けて、いきなり口で穴を掘りつつ地中に潜ろうとする、
 しかし、巨大なコウモリはそれを逃がさず、両の足でパーデルワームを掴もうとしている!!
 パーデルワームはこの掴みを何とか体を左にずらして避けると、そのまま前方に這って逃げ出していく、
 それを追って巨大なコウモリも飛んで行こうとする、
 って、ちょっと待て!!
 俺は慌ててデッキケースを巨大なコウモリに向けて、数回側面のスイッチを押した!!
 デッキケースからスーという音を立ててカードが数枚出てきた!!
 さて、出てきたのはどんなカードなんだ?
 
名前:大蝙蝠 ザバトー
種類:M モンスター
コスト:4 パワー:3800
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘にこのモンスターが参加する時
        次の戦闘に参加する相手モンスターのパワーが500以下だった時
効果:次の戦闘に参加する相手モンスターを相手の手札に戻す
カテゴリ1:蝙蝠 カテゴリ2:巨大
テキスト:大きな翼で空を飛ぶ、黒い蝙蝠!!
 
 「ああ、やっぱりザバトールか、あれはこの辺りに住む巨大コウモリだな!!」
 いきなりデェビルがカードを見て解説しだす!!
 「見ての通り、パーデルワームが好物でな、ああやって時々追い回してるんだよ、
  この辺りの国によっては国動物に指定している所もある位なんだ」
 へ~そうなんだ、俺は改めて、飛び去っていくザバトールの方を見る、
 黒い体に大きな耳、首元に青色の毛の塊なんかがあるけど、
 国動物とかに指定するほどでは・・・ってあれ、
 俺は改めて空の方を見る、とてつもなく濃い藍色の空、それなのに光量は十分にあり、周囲は明るい、
 首を見回して周りを見ると、黒い太陽がそのまぶしい光を放っていた、
 って、黒い太陽!?それにこの空色は!?空を見た時は一瞬夜かと思ったけど、夜とは違って周りが明るいし星や月も見えねぇじゃねぇか!!一体どうなってるんだ!!
 「ああ、そういえば、ずっと気絶させられてたから気付かなかったのか」
 いきなりデェビルが右肩の方から話しかけてきた!!
 俺は思わずデェビルの方を向く、
 デェビルは俺を見据えまっすぐに言った、
 「ようこそ双我、デストロイヤーの世界へ、
  頼みたいことがあるんだ」
 
WカードCVSD6話 目覚めた先にあったもの
終了!!
WカードCVSD7話 青空のもとで に続く!!
 
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 カード紹介コーナーCVSD 第六回
 要塞ダ・パーデルワームの長 ロングバルド
 
 破壊 双我(以下 双我)「さぁ、カード紹介コーナーだ!!
              今回からこいつも会話に加わってくれるぜ!!」
 デェビル(以下 デェ)「どうも~」
 空相 遠果(以下 遠果)「わぁ!!かわいい~!!」
 双輝 創造(以下 創造)「か、かわいい?
              まぁ、小さいことは認めるけどさ」
 ロングバルド(以下 ロン)「はん!!小さいからってちやほやされてからに!!」
 双我「って、いきなり出てくんな!!」
 デェ「おいおい、小さいからってだけで贔屓にされてるわけじゃないぜ!!
    おれ様の破壊徳ってやつだ、うんうん」
 双我「破壊徳って一体なんだよ・・・」
 デェ「破壊徳っていうのはだな、正しい破壊をしていれば、
    おのずと、正しい力や魅力が身に付くという考え方だ、
    おれ様は当然、正しい破壊をしているということだな!!」
 創造「正しい破壊って、なんだ?」
 デェ「人に迷惑をかけない、
    壊しちゃいけない物は壊さない、
    されど、力を振るい、破壊すべき時は全力で破壊するっていう」
 双我「わかるようなわからんようなやっぱりわからんような」
 ロン「まぁ、破壊徳の事は置いといて、とっとと先に進まんか?」
 創造「僕もそうしたほうがいいと思うな」
 遠果「私もさんせ~い!!」
 双我「まぁ、それなら、先に進むか、
    まずは注意事項だ!!
    このコーナーのキャラクターは本編と一切関係がない!!
    あらかじめ了承しておけよ!!
    それから、今回紹介するカードはこれだ!!」
 
名前:要塞ダ・パーデルワームの長 ロングバルド
種類:M モンスター
コスト:4 パワー:3500
効果の発動タイミング:オープン後
効果の発動条件:相手か自分のモンスターゾーンにいる
        パワー1000以下のモンスターを一体以上指定出来た時
        このモンスターが召喚されたターンだった時
効果:発動条件で指定したモンスターを、
   自分と相手のモンスターゾーンにいる、
   このカードを含めた、カテゴリ:パーデルワームもしくは
   カテゴリ:デモンウォーリアーズを持つモンスターの数以下かつ
   一体以上トラッシュに送る
カテゴリ1:パーデルワーム カテゴリ2:元デモンウォーリアーズ
テキスト:ええい!!だらしない奴らじゃ!!
     その力を振るい、大地が動く!!
 
 遠果「わ~、発動タイミング、オープン後だって!!」
 創造「オープン後タイミングなら、他にオープン後タイミングのカードが少ないから、
    戦闘前タイミングよりも確実にカードの効果を発動することができるな」
 双我「いや、そこいら辺りの説明を今から紹介するゲストにやってもらうつもりだったんだが、
    呼ぶ前に出てきてるんだよなぁ・・・」
 ロン「いやぁ、デェビルを見てるとなぜか対抗心が湧いてきてのぅ」
 双我「おいおい、だからって紹介する前に出てきていいわけじゃないぜ、まったく、
    ええと、とりあえず、遅ればせながら紹介するぜ、
    今回のゲストのロングバルドだ」
 ロン「ロングバルドじゃ、
    まぁ、別に先に出てもいいではないか、な、
    その分、ちゃんと仕事させてもらうぞ、
    まずはコストじゃな、コスト4じゃから、その分、たくさんチャージゾーンのカードを表にできるのう」
 創造「その分、コストの見せあいに勝てる確率も上がると」
 ロン「そういう事じゃな
    じゃあ、続けて、パワーじゃ、3500もあれば並みの敵は倒せるのう」
 双我「もっとも、コスト4なんだから、それなりになきゃ困るけどな!!」
 ロン「それもそうじゃのう、
    で、最後に効果じゃ、
    自分のモンスターゾーンに2体、
    カテゴリ:パーデルワームかカテゴリ:デモンウォーリアーズを持つモンスターを並べておけば、
    もしかしたら、相手のモンスターを3体一気に倒せるかもしれん
    さらに、発動条件にはわし自身を含むので、
    相手にモンスターゾーンにパワー1000以下のモンスターがいた場合は確実に一体倒せるのう」
 創造「ま、そのくらいはしてもらないと困る、
    せっかく高いコストを払って召喚するんだから」
 ロン「まぁ、そうじゃのう、
    っと、紹介できるのこのくらいか」
 デェ「まぁ、可も無く、不可も無い、かな」
 ロン「何じゃとぉ!!」
 双我「コストは高めだが、デストロイヤーやクリエイターの様に大きなコストを支払うわけじゃない、
    表に返したカードは次のターンのリチャージで元に戻るからな、
    それにパワーも高め、効果も尖っていないがそれなりに優秀、まぁ、可も無く、不可も無いだな」
 ロン「おぬしもそう言うか!!」
 創造「まぁ、僕もそれでいいと思うな」
 遠果「私も~」
 ロン「おぬしらは老人をいたわる心を持っておらんのか!!」
 デェ「カードの話でなんで老人をいたわらなきゃならん」
 ロン「まぁ、確かにそうなんじゃがの」
 双我「ともかく、それなりに強く、可も無く、不可も無い、これでいいか?」
 ロン「仕方あるまい」
 デェ「ま、それでいいぜ」
 創造「じゃあ、皆が納得したんで、
    そろそろ、次に行かせてもらう、
    それじゃ、改めて、WカードCVSD7話
    青空のもとでに続く!!」
 ロン「可も無く、不可も無い、か、もっと尖ったカードの方がいいのかのう」
 デェ「尖ったカードは使いづらい、デストロイヤーやクリエイターじゃ、出すためのコストに悩むこともあるだろ、
    そのぶん、今回紹介したカードなら、紹介したカード独自の使い方があると思うぜ!!」
 ロン「そうかのう・・・」
 デェ「可も無く、不可も無い、だからこそ、いろんな場面で使える、
    こういった、カードこそ、出番は多いはずさ、多分な」
 ロン「そう信じて、やっていくしかないのう」
 デェ「ま、そういうこったな!!」
 双我「そういうもんなのか」
 デェ「そういうもんなんだよ!!」
 遠果「そういうもんなのか~!!」
 デェ「そういうもんなんだよ!!!」
 創造「そ、そういうもんなの?」
 デェ「そういうもん、ええい!!いいかげんしろ!!」
 遠果「わ~!!」
 双我「わ~!!」
 創造「わ~!!」
 デェ「変なテンションで一体化するな、ったく」
 ロン「わ~!!」
 デェ「クソじじい!!いいかげんしろ!!」
 ロン「ほ~ほっほっほっ!!」
 
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