オイレンのラノベもどき置き場

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベもどきを置いていきます。

カードゲームライトノベル Wカード CVSD 2話 敗北、その後・・・

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カードゲームライトノベル Wカード クリエイターVSデストロイヤー
2話 敗北、その後・・・

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 「てめぇ!!いったいどうなってやがる!!」
 俺はそう言って、体育館の裏手で右手を使い、目の前にいる奴の胸倉をつかもうとして、するりと手が空ぶる感覚を味わった
 避けられたのではない、見る限り、胸倉に確実に手は当たっていた、どうやら、実体がないらしい、
 「おいおい、今回のは想定外だってば!!」
 そう言って、そいつは目を見開いた慌てた表情で大きく口を開けていいわけをした、
 俺の名は破壊 双我(やぶえ そうが)、
 ここ、創壊小学校4年生だ、
 黒髪黒目で肌は少し日焼けしたの少し黒い、
 そういえば、目つきはよく悪いと言われるな、
 髪はあまり切らずか手入れなどもってのほか、
 おかげで腰元まで髪が届いているほか、髪はぼさぼさだがまあいい、
 左側の頭には横に長い黒いひし形が縦に三つ並んだものを付けていて、
 今の服装は前開きに着たお気に入りのスウェイハーフコート、
 こいつは左側が長袖長裾で右側が袖が破れた様に短く裾も短く、
 コートとベストをつなぐように前面にコウモリの左の羽が黒と濃い灰色で描かれ、
 後ろの方にもコウモリの右の羽が黒と濃い灰色で描かれている、
 左側の肩に黒い鎖が巻き付いていて、黒い鎖の後ろ側に黒いコウモリの羽のパーツか何かがついた代物だが、
 長いほうの袖と裾には直線的な傷がついてしまっている、
 そして、黒の長ジーパンをはき、黒い袖なしシャツを着て、
 黒い靴をはき、両手に黒い指ぬきグローブを付けていて、
 腰には黒色の革ベルトを巻いている、
 だが、俺の事なんて考えたって仕方がない、そんなことはどうでもいい!!
 問題は俺の目の前にいる奴が嘘を吐いたってことだ!!
 俺はもう一度目の前にいる奴の方を見る!!
 俺の目の前でふよふよと宙に浮かぶそいつの名はデェビル!!
 肌の色は人間のそれに近く、紫がかった黒い色の瞳と同じ色で少し長めの髪を持ち、
 目つきは目じりの方が少し尖っていて、口元には右の方に八重歯がのぞいている
 それだけなら少し小生意気な人間のガキに見えるかもしれない、
 だが、背中には小さな黒い羽を生やし、
 尻からは黒い尻尾を生やしていて、その尻尾には先の方に三角のとがったふくらみがあり
 首からひざ辺りまでを覆う濃い藍の衣を着て、緑色のズボンをはき、
 先が上の方に曲がりながら尖った黒い靴をはいていて、
 頭の上には二股に分かれた濃い藍の三角帽をかぶり、
 その三角帽の二股の先には金色の逆十時がぶら下がっていて、
 背中には黒い三つ又の槍を三つ又の方を下にして背負っており、
 何より、そいつの体型は頭が大きく胴体が短く、さながら2等身のようで
 俺の手のひらより少し大きいくらいの大きさをしている
 そして、ここは創壊小学校の体育館の裏、
 俺の前、デェビルの後ろ側には緑色のフェンスがあり、
 その先にはうっそうとした森が広がっていて、俺の後ろには体育館の白い壁があり、
 その白い壁の上部にはなぜか小さなガラスの窓が並んでいて、その上には
 緩やかな角度の半楕円の赤色の体育館の屋根が存在している、
 前後を森と体育館はさまれているせいか、
 ここは年中暗いが、ってそんなこともどうでもいい!!
 俺はもう一度デェビルに向かって叫ぶ!!
 「おいコラ!!てめぇが言ったんだぞ!!
  どんな相手でもこのデッキと自分の指示があれば勝てるってなぁ!!」
 「だから!!想定外だったんだってば!!
  あっちの方があそこまでクリエイターカードやクリエイティブカードを使いこなしてくるとは思わなかったんだよ!!」
 さっきと同じように目を見開き、口を大きく開けて弁明するデェビル、
 デェビルに向けて俺はさらに叫んだ!!
 「てめぇ!!おれ様に任せろとか言いやがる割にはカードバトル弱いんだな!!
  やっぱり、今朝拾ったばかりの物から出てきた怪しげな奴に乗せられた俺が馬鹿だったぜ!!
  このデッキケースは当初の予定通り、
  後でてめぇごと警察に届けてやる!!」
 「まったまった!!」
 デェビルがあわてて両手をひろげて俺の前に突きつけながら俺を止めてきて、話を続ける
 「そこまで言うなら、自分でデッキ組めばいいじゃんか!!
  このデッキケースに入ってるカードは少なくとも弱いカードじゃない!!
  大元のデッキにするにはちゃんとしてるいいやつに仕上がってるぜ!!
  このデッキの中に新しいカード買って、デッキケースの中のカードと混ぜたり入れ替えたりして、
  新しく自分でデッキを組むんだ!!」
 「自分で、デッキ組むだと・・・」
 俺がそうつぶやいてデェビルを見つめている間にも、
 デェビルはさらに言葉を続けてきやがる
 「そうだよ!!人からもらったデッキより、
  自分で組んだデッキの方がいいだろ!!
  そうすれば、自分自身の実力であいつに勝ったって言えるんじゃないか?
  借り物のデッキなんかじゃなくてさ!!」
 あいつ、創造に勝つ・・・
 あいつは俺のライバルだ、だが、運動も勉強もその他の何もかも、
 あいつに勝ったことが無い!!
 だから、俺は人様の力と知りつつ、こいつの話に乗った、
 だが、人様の力であいつに勝とうなんざ幻想にすぎなかったんだ!!
 そりゃそうだ、あいつは俺以外の奴に敗れるような奴じゃないからな!!
 俺はデェビルに向かって叫ぶ!!
 「よっしゃあ!!やってやるぜぇ!!
  新しいデッキを組んで創造に勝ってやる!!!!!!!!!」
 「そうそう、その意気その意気、
  これでおれ様の仕事もひと段落・・・」
 「なんか言ったか?」
 「い、いや、べつに・・・」
 今、デェビルが変な事を口走った気が、まぁいいや
 「ねぇ!!ちょっと!!」
 俺の背後からいきなり誰かが話しかけてきた!!
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 「ああん!!なんか用か!!」
 俺はそう叫んで声がした方に後ろの方に時計回りに振り向く、
 振り向いた先、俺の背後の少し遠目の場所にいたのは一人の気弱そうなやつ、
 力の無い気弱そうな青みがかった黒目、目と同じ色の短めの髪、
 俺より少し身長は低めで、服装は黄色の長袖パーカーに
 裾や袖の端から見える緑のシャツ、それに青の長いジーパンに白のスニーカーか、
 そいつはおどおどしたした目で俺を見て、俺の言葉に返してきた、
 「あ・・・あの・・・今朝、校庭で
  デッキケース使ってカードバトルしてた人、ですよね?」
 俺はそいつの方を見据え、答えを返す
 「ああ、そうだが、それがどうかしたか?」
 「ぼ、僕、黒谷 宏也(くろたに ひろや)って言います、
  あ、あの、こっちの方にあなたが向かって行っているのを見て、
  聞きたいことがあっておっかけて行って、
  で、いろいろ探し回っていたら、警察に届けるとか大声で叫んでる声を聞いて、
  声が聞こえた方に向かったら、あなたがいて、
  自分でデッキを組むとか、
  なんかぶつぶつひとりごとを言ってて・・・」
 「ひとりごとぉ?」
 宏也がいきなり話し始めた言葉に俺は耳を疑った、
 ひとりごとって、確かに俺はデェビルと話してたはずだが、
 「言ってなかったけか?」
 いきなりデェビルが俺の右肩に乗って話しかけてきた、
 デェビルは続けて俺に話しかけてくる、
 「俺の姿は双我、お前にしか見えないし、声も聞こえない、
  デッキケースの精霊だからな
  もしかしたら、他人にもぼんやり見えたり聞こえたりすることがあるかもしれんが、
  まぁ、基本的にはお前にしか見えないし聞こえないから、
  そこいらへんはちゃんと意識して行動してくれ」
 おいおい、まじかよ、デッキケースの精霊って話はともかくとしても、
 こいつの姿や声は俺からしか見えないし聞こえないのか、
 じゃあ、さっきまでの行動、こいつ、じゃなくて宏也か、宏也からは全部意味不明に見えてたってわけか、
 ええっと、なんて言えばいいんだ?
 こいつの言うようにデッキケースの精霊、
 なんて言ったって信じてはもらえないだろうしな、
 「しゃーない、知恵を貸してやるか」
 またもやデェビルが俺に話しかけてきた、
 デェビルは続けて俺に話してくる
 「お前に変なこと口走られても困るしな、
  ええと、こういう時は、
  そういえば、こいつはさっき来たって言ってたな、
  お前に背に遮られてとはいえ、お前に怒鳴りつけられる前は影も形も無かった、
  おそらくは本当にさっき来たんだろ、
  それにおそらく聞こえてたのは双我の叫び声のみ、
  双我の小声の話し声がはっきり聞こえる距離じゃない、
  こいつ、気が弱そうだから少し離れた場所から話しかけたんだな、
  さっき、ぶつぶつひとりごとをとも言ってたし、
  とすれば、ごまかすのは簡単かもしれない、
  まずは、反省してうっぷんを晴らすために叫んでた、とだけ言ってみろ」
 俺は仕方なくデェビルのいう事に従い言葉を話す
 「さっきのはだな、反省してうっぷんを晴らすために大声で叫んでたんだよ」
 「じゃあ、警察に届けるとかは?」
 デェビルがまたもささやいてくる、
 「朝のデッキケースを使っての戦いの時、
  学校に登校する途中で道端に捨ててあったデッキを拾って、
  ためしにそのデッキで戦ってみたけど、
  結局、負けちゃったから、
  やっぱり、当初の予定通り警察に届けようとさ」
 俺はデェビルの言うとおりに話してみる、
 「学校に来る途中にデッキを拾って、
  そのデッキ、後で警察に届けるつもりだったんだが、
  そのデッキを使ってみたいって誘惑に負けて、そのデッキで
  今朝のカードバトルに望んだんだが、
  まぁ、結果は惨敗だったと、拾った他人のデッキで勝ってもあれだからな、
  やっぱり後で警察に届けようと、
  そう考えてたわけだ」
 「はぁ」
 宏也は口から息を吐いてどこか安堵した反面、まだどこか釈然としない表情になり話し出す、
 「デッキをまるごと?
  ずいぶん、めずらしいこともあるもんだね、
  誰かがデッキを入れたケースごと落としちゃったのかな、
  にしても、いきなりそれでカードバトルに望もうだなんて、
  ずいぶんと良いデッキだったんだね」
 「良いデッキじゃねぇよ、結局負けちまったんだから」
 宏也は俺の方を見据え両の口角を上げ少し笑顔になりながら、再び話しかけてきた
 「そりゃあ、そうさ、いきなり他人のデッキを使ったって、
  勝てるようになるわけじゃないもの!!
  あ!!それで、新しいデッキを組んでとか、反省してとか言ってたのか!!」
 「あ、ああ、そんなところだな」
 俺が戸惑いながらそう言うと、再び宏也は調子よく話しかけてきた、
 「じゃあさ!!反省したとして、新しいデッキは何のカード入れるの?
  Wカードは初めてどれぐらい?、ああそうだ!!まだ名前を・・・」
 「まった!!まった!!まった!!」
 俺は続けざまに放たれる宏也の質問を大声で制止し、続けて話す
 「とりあえず、俺の質問に答えてくれ、
  まずは俺の名前からだ、俺の名前は双我、破壊 双我だ、
  で、お前はなんで俺を追ってきたんだ?」
 「そ、それは・・・」
 すると、宏也は目を伏せ、少しばつが悪そうに右手を頭の後ろに持ってきて、
 少し頭の後ろをかく、
 だが、すぐに決意を固めたのか、右手を下げ、
 改めて俺を見据えて口を開き、話し出した、
 「興味を持ったんだ、なんで、校庭であんなに派手にカードバトルをしたのか、
  その理由はなんだろうって・・・」
 なんだ、今朝のカードバトルがなぜ行われたのか聞きたいわけか、
 俺は宏也を見据え、質問に答えてやる、
 「俺と創造はな、Wカードデストロイヤー部を作るか、
  Wカードクリエイター部を作るかでカードバトルしてたんだよ!!」
 いきなり右肩をガクッと下げる宏也、こいつは何をしたいんだ?
 と、宏也が右肩を元の位置に戻しながら目じりを下げてあきれた様子でこちらを見て、
 再度話しかけきた、
 「そ、そんなことで、あんな派手にカードバトルを?」
 「そんなことっていうけどなぁ!!」
 俺は宏也の言葉に激昂し、再度叫ぶ!!
 「創造が授業前、先生に向かって、
  Wカードクリエイター部を作るなんて宣告してきたんだぞ!!
  向こうでは当たり前に存在します、とか言ってなぁ!!
  Wカードクリエイター部を作るだなんてそんな言葉を聞いたら、
  Wカードデストロイヤー部を作ると、
  2つ返事で答えるしかないだろうが!!」
 宏也は目を見開き、口をポカンと開け、俺をしばらく見つめると、
 持ち直したかのように表情を戻し、
 右手を口元に当てて何かを考えだす、
 「でも、Wカードデストロイヤー部か、面白いかもしんない、
  作ったらWカードプレイし放題だし、
  運動部や文化部に無理やり入れられることも無い・・・」
 何かぶつぶつ言ってるが、どうしたんだこいつは、
 俺がそう疑問に思う間にも、
 宏也は右手を口元から離し、目じりを少し上げた決意の目で俺を見据え、話しかけてきた
 「ねぇ、その部の創設、僕にも手伝わせてくれない?」
 「あぁん?」
 いきなりの提案に俺はそう声を上げ、いぶかしげな眼で宏也の方を見る、と
 「ま、いいんじゃない?」
 いきなり、俺の右肩に乗るデェビルがそう言ってきた、
 デェビルはさらに続けて話す、
 「いくら部を作ったって、お前ひとりじゃかっこつかんだろ、
  それにこいつ、Wカード弱そうだ、
  お前のトレーニングにもちょうどいい、
  デッキ作るにしても、なんにしても、
  まずはお前自身でカードバトルやった方がいいだろ、
  幸い、お昼休みが終わるには少し時間があるし、
  2T1S5Tルールでなら、カードバトルできるんじゃねぇ」
 なんだ、その2T1S5Tルールっていうのは?
 俺がそんなことを疑問に思い黙っていると、
 デェビルはすかさず話してくる、
 「2T1S5Tルールの事はあとで教えてやるから、
  とにかく、今はこいつがデッキを持ってるか否かだな、
  ほれ、話しかけてカードバトルに誘え」
 俺はデェビルの言葉を聞いて宏也に話しかけてみる
 「えぇと、今デッキ持ってるか、お前?」
 宏也は少しおびえて右の口角をひきつらせ答える
 「ま、まぁ、一応は友達と休み時間にちょこっとやるために持ってきてるんだけど、
  でも、先生には内緒だよ」
 先生達に内緒にしたいがために少しおびえてんのか、あまりデッキを他人に持ってるの知られたくないんだろうか、ま、どうでもいいが、
 そう俺がいろいろ考える中で、宏也の返事を聞いたデェビルは、またも右肩の方から話しかけてきた
 「おし、ビンゴだ!!
  じゃあ、次、2T1S5Tルールでカードバトルをしようって、言え」
 いちいちうるせぇなぁ
 俺は若干うっとうしさを感じつつも宏也に話しかける
 「じゃあ、2T1S5Tルールでカードバトルしないか?」
 「えぇ!!」
 宏也はそう言って後ろに下がり続けて叫ぶ、
 「でも僕、デッキケース持ってない」
 「んなもん、こいつには期待してない」
 横からそう言ってきたのはデェビルだ、デェビルは続けて話してくる
 「とにかく、カードバトル出来ればいいんだ、デッキケースは必要ない
  ほら、とっととそう言え」
 デェビルの言葉うざってぇ、そう思いつつ俺は宏也に向かって再度話しかける
 「デッキケースは無くていい、とにかくカードバトルしてほしい」
 「で、でもさ・・・」
 宏也はまたも気弱に俺に話しかけてきた
 「もしかして、ここでカードバトルするの?
  他の場所じゃ先生に見つかるかもしんないし、
  移動してる時間もあんまりないからここでやるんだろうけど、
  でも、地べたにカードを置いてやるの?
  それは、僕はちょっと・・・」
 う~ん、それは俺もちょっと嫌な気が・・・
 「お前の変なコート下に敷けばいいんじゃねぇ?」
 またもそう言ったのはデェビルだ、
 って、おい!!このコートお気に入りなんだが・・・
 「ほら、とっとと敷けよ、どうせコートなんざ汚れて何ぼだろ?」
 ぐ、ぐぐ・・・
 「どうせ後で洗えば済む話だし、
  別に泥とかがつくわけじゃない、つくのはせいぜい砂利だ、砂利」
 ぐぐぐぐぐ・・・
 「ほら、とっととしろよ、時間がもうねぇぞ」
 う、うぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!
 俺は急いで両腕を通している部分にそれぞれの両手をかけ、
 スウェイハーフコートを脱ぐと、長い方の外側を上にし、下の方にしてゆっくりと敷き、
 宏也に向かって叫ぶ!!
 「これで地べたにカード置かずにカードバトルできるだろうがぁぁぁあああ!!!」
 「な、何を怒ってるのさ!?」
 いきなり宏也が動揺して叫ぶも俺は無視して地べたに座り込む、
 そして、宏也に言い募る!!
 「さぁ、とっととデッキを出せ!!」
 俺がそう言うとしぶしぶ右手をズボンの右ポケットに入れ、
 ズボンの右ポケットから何かを出してくる、
 出してきたのは黒い色の長方形の物体で正面に白抜きでコウモリの羽が書かれた入れ物だ、
 と、その入れ物の前上半分を左手に持って、
 その部分の裏に付いているマジックテープをバリバリとはずしながら、
 入れ物の上の部分ごと上に開き、
 中に入っているWカードのデッキを左手に持ってその入れ物から取り出して
 俺の前、コートをはさんだ場所に座る、両足を横に組んで胡坐をかいて、だ
 そして、宏也は俺の方を見据え、口を開き、話しかけてきた!!
 「さぁ、僕のデッキは出したよ、
  双我君のデッキを出してよ!!」
 俺か、俺のデッキは・・・
 「そのコートの胸元の左内ポケットの中だ」
 ・・・
 俺はデェビルの言葉を聞き、黙ってコートの左内ポケットに右手を突っ込み、
 デッキケースを取り出した、
 ちくしょう、デェビルの野郎、こうなることをわかっててあおってやがったな・・・
 後で復讐してやる・・・
 このデッキケースは真っ黒な直方体の物体だが、
 中央に黒い宝玉のような物が埋まっていて、
 その周りは白縁で覆われ、直方体の外側も白縁であり、
 側部には何に使うのか、押し込み式のスイッチが付いている、
 俺は上部のふたの部分を中のひっかけの部分を外しながら左手で開き、
 そのまま左手をデッキケースの中に入れ、中からWカードのデッキを取り出し、左手に持つ、
 そして、俺と宏也はそれぞれ自分から左のあたりに右手に持つデッキケースを置くと、
 両手でデッキをシャッフルして山札にして、
 コートの左手前の部分に山札を置き、
 続けて、ライフカードを・・・
 「おっと、ライフカードは置くなよ、手札だけ山札から5枚引くんだ」
 いきなり、デェビルが物言いを出してきたので、素直に山札から右手で5枚カードを引いて中身をチラリと見つつ左手に移し、手札にする、
 2T1S5Tルールはライフカードを置かないのか、
 などと俺が考えている間にも、宏也が俺を見据えて口を開き、話しかけてきた、
 「さぁ、2T1S5Tルールでカードバトルスタートだ!!」
 「ああ、負けないぜ!!」
 俺はそう言って宏也に返事をする!!
 さて、2T1S5Tルールってどうやるんだ!?
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 「まずはリチャージ、そしてドローだ、今朝のカードバトルと一緒でいいからな」
 俺は右肩の上にいるデェビルの指示に従い、宏也と共に宣言する!!
 「リチャージ!!」
 「リチャージ!!」
 続けて、右手でそれぞれの山札の一番上のカードを持って、引きながら宣言!!
 「ドロー!!」
 「ドロー!!」
 俺は引いたカードの中をチラリと見つつ、左手の手札にくわえる、と、
 「で、違うのはここからだ」
 デェビルがいきなり話しかけてきた、
 デェビルは続けてアドバイスしてくる、
 「2T1S5Tルールっていうのは略称で、
  正式名称は2ターン1ショット5チャージルールっていうんだ、
  細かくそれぞれ説明すると、
  2ターンの意味は、2ターン目が終わると強制的に引き分けになるって事、
  1ショットの意味は、ライフカード無しで一撃で勝負が決まるって事、
  そして、5チャージの意味はセットの時に
  5枚チャージゾーンにカードを置くって事さ
  だから、今持っている手札の中から1枚、モンスターゾーンの1番の場所に置いて、
  それ以外の手札はチャージゾーン行きってことだな」
 なるほど、チャージゾーンに置くカードが5枚に増えるわけだな、
 なら、このカードを1番に置いて、残りはチャージゾーン行きだ!!
 俺は左手の手札から右手で1枚のカードを引き、
 1番の場所に裏側で置くと、残りの左手の手札を
 バシッとチャージゾーンに裏側で置き、
 「セット!!」
 と宣言する、
 すると、宏也の奴も、
 「セ、セット!!」
 と宣言し返してきた!!
 俺が宏也の方のコートの上を見ると、
 宏也の方も1番に1枚、チャージゾーンに5枚、
 カードがちゃんと裏側で置かれていた、
 俺がそれを目視で確認している間に宏也の方も目視で俺の方を確認している、
 そして、俺は自分で1番に裏側で置いたカードを右手でつかむ、
 と、少し遅れて、宏也の方も俺の方のカードを確認し終えたのか、自分で1番に裏側で置いたカードを右手でつかんだ!!
 そして、俺と宏也は自分で右手でつかんだカードを表に返しながら宣言する!!
 「オープン!!」
 「オープン!!」
 まずは俺が表に返したカード!!
 
名前:頭刃の戦士 ライフブレイカーヘッド
種類:M モンスター
コスト:3 パワー:2800
効果の発動タイミング:戦闘後
効果の発動条件:このモンスターが戦闘で相手モンスターに勝利した時
        相手のライフカードが1枚以上ある時
効果:相手のライフカード1枚を相手の手札に加えさせる
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:ブレイカー
テキスト:その黒き刃で相手の命を削り取る恐れられる戦士
 
 俺が表にしたのは、
 筋肉質で左肩や右足などが硬質化した黒い戦士が、
 暗い洞窟の中を頭の刃の角を左前に出して突進している、
 そんな絵が描かれたカードだった、
 続けて、宏也が表にしたカード!!
 「全てをかみ砕く黒き獣!!
  ヤミグサジャッカル キャリオンジャッカル!!」
 
名前:ヤミグサジャッカル キャリオンジャッカル
種類:DM デストロイヤー
コスト:3 パワー:2000
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:このデストロイヤーが次の戦闘に参加する時
        自分と相手のトラッシュのいずれかに
        モンスターカード、もしくは、デストロイヤーカードが
        1枚以上存在した時
効果:次の戦闘が行われるまで
    ((自分と相手のトラッシュにあるモンスターカードとデストロイヤーカード
    の合計数)×300)このデストロイヤーのパワーをアップする
カテゴリ1:ヤミグサジャッカル カテゴリ2:喰らいもの
テキスト:死肉を漁りその力を得る獣、
     しかし、死肉を求めてきた場所は、
     戦場だった
 
 宏也が表にしたのは大きな耳の先端が黒い刃と化し、
 両肩からも左右に黒い刃のような物が数本生えた犬のような真っ黒い動物が、
 夕日を背景にどこかの荒野で誰かに跳んで真っ赤な口を開き襲い掛かっている
 そんな絵の描かれたカードだった!!
 俺がコスト3のモンスターで
 宏也がコスト3のデストロイヤー!!
 これは、コストの見せ合いだな!!
 俺は即座にチャージゾーンから3枚のカードを右手に持って前に出し、
 宏也はいちいち、チャージゾーンのカードを右手に持って中を見て確認したりしつつ、
 前の方にチャージゾーンから右手で1枚づつ、計3枚のカードを出してきた!!
 そして、俺は前に出したカードの1枚を右手で持つ、
 と同時に宏也も自身で前に出したカードの1枚を右手で持った!!
 俺は宏也に呼びかける!!
 「それじゃあ、表にするぞ!!」
 「わ、わかった!!」
 宏也はそう答え、前に出したカードを右手で表にしていく!!
 それを見て、俺も前に出したカードを右手で表にしていった!!
 まずは俺が表にしたカード!!
 
名前:豪肘の戦士 エルボーバッシュ
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:1000
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘にこのモンスターが参加する時
        次の戦闘に参加する相手のモンスターのパワーが0以下の時
効果:自分のモンスターゾーンにこのモンスター以外の
   カテゴリ:デモンウォーリアーズを持つモンスターがいた場合、
   次の戦闘に参加する相手モンスターをトラッシュに送る、
   そうでない場合、次の戦闘に参加する相手モンスターを相手の手札に戻す
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:ぶっとばせ!!
テキスト:肘を突出し、相手にぶち当てる戦士!!
     仲間がいれば、ぶち当てた相手に追加攻撃を加える!!
 
名前:暗き左腕の戦士 レフトディム
種類:M モンスター
コスト:0 パワー:500
効果の発動タイミング:無し 効果の発動条件:無し 効果:無し
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:見えねぇっ!!
テキスト:左腕に闇を集める戦士
     闇を集めるだけだ!!
 
名前:デモンウォーリアーズ アンティシペイトエナジー
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次に戦闘を行う相手モンスターが
        発動タイミング:戦闘前を持っている時
        自分のモンスターが次の戦闘に参加する時
効果:次に戦闘を行う自分のモンスターのパワーを
   次の戦闘が行われるまで400上げる
   次に戦闘を行う自分のモンスターがカテゴリ:デモンウォーリアーズだった時
   さらに次の戦闘が行われるまでパワー600上げる
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:スピリット
テキスト:先に撃て!!先に撃て!!先に撃て!!
     相手を見据え、先回りするように彼は攻撃を撃った!!
 
 続けて、宏也が表にしたカード!!
 
名前:ヤミグサジャッカル ウスグロジャッカル
種類:M モンスター
コスト:0 パワー:100
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:このモンスターが次の戦闘に参加する時
        自分と相手のトラッシュのいずれかに
        モンスターカードが1枚以上存在した時
効果:次の戦闘が行われるまで
   ((自分と相手のトラッシュにあるモンスターカード
    の合計数)×100)このモンスターのパワーをアップする
カテゴリ1:ヤミグサジャッカル カテゴリ2:歩きもの
テキスト:幼きジャッカルは戦場を見て、後ずさり、
     無謀なジャッカルは戦場を見て、おお喜び
 
名前:ヤミグサジャッカル クロイナジャッカル
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:800
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:このモンスターが次の戦闘に参加する時
        自分と相手のトラッシュのいずれかに
        モンスターカードが1枚以上存在した時
効果:次の戦闘が行われるまで
   ((自分と相手のトラッシュにあるモンスターカード
    の合計数)×200)このモンスターのパワーをアップする
カテゴリ1:ヤミグサジャッカル カテゴリ2:走るもの
テキスト:戦場において、彼は危険と知りつつも死肉を漁った、
     そして、戦場の外側での死肉漁りが、いつの間にか戦場の中へと入っていく
 
名前:ヤミグサジャッカル スミクロジャッカル
種類:M モンスター
コスト:2 パワー:1500
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:このモンスターが次の戦闘に参加する時
        自分と相手のトラッシュのいずれかに
        モンスターカードが1枚以上存在した時
効果:次の戦闘が行われるまで
   ((自分と相手のトラッシュにあるモンスターカード
    の合計数)×300)このモンスターのパワーをアップする
カテゴリ1:ヤミグサジャッカル カテゴリ2:駆けるもの
テキスト:仲間の一匹がいつの間にか戦場の中心へと向かっていることに気付く、
     急いで忠告に走ったが、その仲間はわざと戦場の中心へと向かっていた
 
 「一応、注意しとくぞ」
 いきなり、デェビルが話しかけてきた!!
 デェビルが続けて話してくる!!
 「あっちはデストロイヤーの召喚、
  つまり、一応、モンスターやデストロイヤーとオープン時に当たった時、
  コストの見せ合いはやるんだけど、
  あっちはコスト召喚とかできないからな、
  こっちはモンスターの召喚だから、思う存分コスト召喚やってくれい!!」
 デェビルの言葉を聞き、俺は右腕で前に出したカードを動かしながら宣言する、
 「そっちは発動できるカード無し、
  そして、俺は発動できるカードが2枚、
  よって、俺は豪肘の戦士 エルボーストライクを2番に、
  暗き左腕の戦士 レフトディムを3番に召喚する、
  コストにはチャージゾーンにあるデモンウォーリアーズ バイスエナジーを指定!!」
 
名前:デモンウォーリアーズ バイスエナジー
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:自分のモンスターが次の戦闘に参加するとき
効果:次に戦闘を行う自分のモンスターのパワーを
   次の戦闘が行われるまで200上げる
   次に戦闘を行う自分のモンスターがカテゴリ:デモンウォーリアーズだった時
   さらに次の戦闘が行われるまでパワーを400上げる
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:スピリット
テキスト:打て!!打て!!打て!!
     撃ちこみ続け、破壊の力を増幅する!!
 
名前:豪肘の戦士 エルボーバッシュ
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:1000
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘にこのモンスターが参加する時
        次の戦闘に参加する相手のモンスターのパワーが0以下の時
効果:自分のモンスターゾーンにこのモンスター以外の
   カテゴリ:デモンウォーリアーズを持つモンスターがいた場合、
   次の戦闘に参加する相手モンスターをトラッシュに送る、
   そうでない場合、次の戦闘に参加する相手モンスターを相手の手札に戻す
 
名前:暗き左腕の戦士 レフトディム
種類:M モンスター
コスト:0 パワー:500
 
 そして、俺は宣言した通りにカードを動かす、
 両肘に黒い棘の生え、背中から楕円の透明な羽が数枚生えた戦士が
 雲の浮かぶ空の下、コロシアムの中で右肘に何かを刺して上に掲げる絵が白黒で描かれた豪肘の戦士 エルボーバッシュのカードを2番に、
 黒い筋骨隆々の体に下半身は毛皮で覆われ、
 左手には刃のような爪を持ち、
 暗い背景の中で、不気味に笑い、左手の手のひらに闇を集め、
 その左手の闇を正面にぶつけようと構える絵が白黒で描かれた暗き左腕の戦士 レフトディムのカードを3番に移動させ、
 チャージゾーンのデモンウォーリアーズ バイスエナジーのカードを表にする、
 と同時に、宏也も前に出していたカードを全て右手で持って、俺から見て右奥にある宏也の山札の少し手前にあるトラッシュに置くと、
 続けて右手を前に出し、宣言してきた!!
 「僕はヤミグサジャッカル キャリオンジャッカルの効果を発動!!
  ヤミグサジャッカル キャリオンジャッカルのパワーを900アップする!!
  そして・・・」
 
名前:ヤミグサジャッカル キャリオンジャッカル
種類:DM デストロイヤー
コスト:3 パワー:2000
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:このデストロイヤーが次の戦闘に参加する時
        自分と相手のトラッシュのいずれかに
        モンスターカード、もしくは、デストロイヤーカードが
        1枚以上存在した時
効果:次の戦闘が行われるまで
    ((自分と相手のトラッシュにあるモンスターカードとデストロイヤーカード
    の合計数)×300)このデストロイヤーのパワーをアップする
 
 さらに、宏也は右手でチャージゾーンのカードを2枚表にしながら宣言する!!
 「僕はヤミグサジャッカルの生肉破壊を発動!!
  コストにはヤミグサジャッカルの骨しゃぶりを指定!!」
 
名前:ヤミグサジャッカルの生肉破壊
種類:DS デストロイ コスト:1
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘に参加する自分のデストロイヤーまたはモンスターが、
        カテゴリ:ヤミグサジャッカルを持っていた時
        次の戦闘に参加する
        相手のデストロイヤーまたはモンスターのパワーが
        次の戦闘に参加する
        自分のデストロイヤーまたはモンスターのパワーより下回っていた時
効果:次に戦闘をおこなう相手の
   モンスターまたはデストロイヤーをトラッシュに送る
カテゴリ1:ヤミグサジャッカル カテゴリ2:生肉
テキスト:ヤミグサジャッカルの一匹が突如、兵の一体を襲った!!
     そして、襲った相手の肉を喰らい始めた!!
 
名前:ヤミグサジャッカルの骨しゃぶり
種類:R リサイクル コスト:1
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘に参加する自分のモンスターが、
        カテゴリ:ヤミグサジャッカルを持っていた時
        自分と相手のトラッシュのいずれかに
        モンスターカードが1枚以上存在した時
効果:次に戦闘を行う自分のモンスターのパワーを
   次の戦闘が行われるまで
   ((自分と相手のトラッシュにあるモンスターカード
    の合計数)×500)アップする
カテゴリ1:ヤミグサジャッカル カテゴリ2:骨喰らい
テキスト:狩った相手の骨までしゃぶるヤミグサジャッカル、
     その目はすでに別の獲物を見ていた
 
 だが、そんなカードは発動させない!!
 俺は右手でチャージゾーンのカードを一枚表にして宣言する!!
 「俺はデモンウォーリアーズ バニシングエナジーの効果を発動!!
  ヤミグサジャッカルの生肉破壊を相殺する!!」
 
名前:デモンウォーリアーズ バニシングエナジー
種類:DR デスティレイブ コスト:1
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:自分のモンスターもしくはデストロイヤーが次の戦闘に参加する時
効果:次に戦闘を行う自分のモンスターもしくはデストロイヤーのパワーを
   次の戦闘が行われるまで800上げる
   次に戦闘を行う自分のモンスターもしくはデストロイヤーが
      カテゴリ:デモンウォーリアーズを持っていた時
   さらに次の戦闘が行われるまでパワーを700上げる
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:スピリット
テキスト:叩きつけろ!!叩きつけろ!!叩きつけろ!!
     唸り続ける叫びが破壊の力を増幅させ続ける!!
 
 宏也へ口を右上の方に広げながら
 「うぇっ!!マジで!!」
 と叫ぶも、気を取り直して右手を前に振り上げ、宣言する!!
 「仕方ない!!1番戦闘!!行け!!ヤミグサジャッカル キャリオンジャッカル!!
  死肉食い!!」
 
ヤミグサジャッカル キャリオンジャッカル DM コスト:3
パワー:2000+900 パワー合計:2900
 
VS
 
頭刃の戦士 ライフブレイカーヘッド M コスト:3
パワー:2800
 
 俺は頭刃の戦士 ライフブレイカーヘッドのカードを右手にとって、
 左上にある自分の山札の奥の方にあるトラッシュに置き、
 続けて、右手を前に出し宣言する!!
 「2番戦闘!!行け!!豪肘の戦士 エルボーバッシュ!!
  エルボーバッシュ!!」
 
黒谷 宏也 
 
決着
 
破壊 双我 
 
 「まてやゴラァ!!」
 デェビルが何か言ってくるが俺の勝ちだ!!
 
勝者:破壊 双我
決め手:豪肘の戦士 エルボーバッシュ
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 「あーあ、負けちゃった・・・」
 宏也はそう言ってつぶやきながら、カードバトルに使ったカードを少しずつ両手でまとめ、
 俺から見た右上の方に置いてあった自身のケースを左手に持って右手でまとめたカードをしまい始めた、
 俺も、カードバトルに使ったカードを両手でまとめて左上の方に置いておいた自分のデッキケースを左手で持ち、右手でまとめたカードをしまう、
 「おいこら!!双我!!攻撃名はもうちょっと考えてつけろ!!」
 右肩の方からデェビルがわめいてくるが、
 下手にリアクション起こすと目の前の宏也に怪しまれそうなので無視、
 「いくら、思いつかなかったからってなぁ!!
  名前そのまんまって・・・名前そのまんまって・・・
  当人が聞いたらどう思う!!なぁ!!」
 デェビルの言葉を俺は無視し続ける
 というか、当人と知り合いなんだろうか、
 いや、それよりもWカードに当人とかいるんだろうか、
 デッキケースの精霊なんだからカードの精霊とも知り合いとか、んなわけないか、
 「あくまで無視し続けるつもりか!!
  まぁいい、あまり騒いで目の前に奴に怪しまれでもしたら厄介だからな、
  次からはよく考えて攻撃名を付けろよ!!」
 わかった、わかった、
 デェビルの言葉をそう思いつつ受け流す俺、
 そして、そのままデッキケースにカードをしまっていると、
 「それにしても・・・強いよね・・・」
 と、いきなり、宏也がカードをしまいながら話しかけてきた、
 宏也は続けて俺に話しかけてくる、
 「大体、Wカード初めてどれぐらい?
  僕は大体2年ぐらいかな・・・」
 俺は宏也の質問に答える
 「今日初めてカードバトルしたな」
 「え・・・」
 宏也が目を見開き、口をポカンと開けて動きを止める、
 が、俺は無視して話を続ける、
 「周りがやってたんで、いずれは俺もやってみようと思ってたんだが、
  いろいろあって、結局、先延ばしになっててな、
  周りから見せてもらったり、持たしてもらったりしたことはあったんだが・・・」
 「そ、そうなんだ・・・」  
 宏也は目を見開いたまま返事をしてくる、
 そして、俺は調子良くそのまま話し続ける
 「で、ずっと、いつWカードを始めようかと思っていて、
  そんな中で今朝、デッキケースを拾って」
 「デッキケース!?じゃあ、さっき言ってた拾ったデッキって・・・」
 宏也が驚く中で、俺は宏也を見据え、返す、
 「もちろん、そのデッキケースに入ってたやつさ」
 「へ~、そうなんだ、
  初めてのカードバトルを、
  それも、拾ったデッキであそこまで善戦するとはねぇ~」
 宏也がそう言う間にも、俺はカードを集め終え、
 デッキケースにしまい、そのデッキケースを右手に持ち替えると、
 正面にいる宏也を見据え、言い放つ、
 「ほら、お前もとっととカードを片付けろ」
 「ああ、ちょっと待って!!」
 宏也はそう言うと、急いで残ったカードを右手でかき集め、
 左手に持ったケースに入れて右手でケースのふたを閉め、ケースを右手に持ち替え、ズボンの右のポケットに入れる、
 それを見届けた俺は下に敷かれたコートをデッキケースを持ったままの右手で持ち、
 左手でパンパンと、コートを叩いてほこりを払うと、
 コートの左の袖に左腕を通し、
 続けて、左手でコートの右側の胸元を持ってコートを広げつつ、デッキケースを持ったままの右手を通し、
 右手に持ったデッキケースをコートの左内ポケットにしまい、立ち上がる、
 と同時に宏也と共に立ち上がり、
 そして、宏也が俺を見据え、口を開く
 「それじゃあ、放課後、職員室に行ってみようよ!!
  Wカードデストロイヤー部を作る、っていう話
  まずは先生に話を聞いてみないとね!!」
 「わかった」
 俺はにべも無くそう言って、宏也に返したのだった、と
 キーン、コーン、カーン、コーン
 「あわわ、掃除に遅れちゃうよ!!」
 いきなり、響いたチャイムの音に宏也がそう言ってくるりと向こうを振り向き走り出す!!
 それを見た俺も、掃除に遅れないために走り出した!!
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 「すいませーん!!」
 俺は職員室の前でそう言って叫んだ、
 ここは職員室の扉の前、学校の中央正面にある靴箱のたくさん置かれた入口から左の廊下に入ってしばらく歩いた先をさらに右に曲がって左にある扉の前だ、
 床は緑のビニール床、周りの壁はクリーム色の壁、
 職員室に続く扉は左右に滑らせて開くタイプのクリーム色の扉で、左右1対になっており、扉の上、斜め右の角辺りには職員室と黒文字で書かれた白くて横に長い白いプレートが飛び出ている、
 俺と宏也は勉強が終わった後の放課後、
 靴箱のそばで合流し、この職員室の前まで来て、職員室の中にいる先生に呼びかけるように叫んだと、そういうわけなのだが、
 ガラガラピシャン!!
 突如、俺達の前で職員室の右側の扉が左に開き、中から女性が出てきて、女性の立つ隙間から扉の向こうが見える、
 灰色のイスと机が並び、机の上に何かの資料が置かれ、向こうの窓の外に灰色の塀が見える職員室の中だ、そして、職員室の中から出てきた女性が俺たちに向かって口を開く、
 「一体、何の用かしら?」
 職員室の中から出てきたのは、この学校で図工を教える先生だ、
 黒い髪を頭の上で丸くまとめ、切れ長の黒の目はどこか冷徹な印象を受ける、
 年齢は20代半ばだろう、体型は基本的にスマートだが、
 黒のスーツと短めのタイトスカートを着て、黒のハイヒールに薄手のストッキングをはき、黒のスーツの下に白いシャツをピシッと着ている今の服装だと、女性らしさが強調された体型に見える、
 はて、この先生、こんなにきれいな格好している先生だったっけ?
 「あれ、先生、僕達がいつも見てる服装と違うような・・・」
 俺の後ろ左側にいる宏也がどこか呆れながら口を出すと、
 図工の先生がはぁ、とため息をはいた後、
 俺達を見据えて話し出す、
 「あのね、この格好はこの後のクラブ活動が終わった後にある教師たちの集まりのために着てきた物なの、
  今回はPTAの人達も来るし、
  それに、今日の授業は服を汚さないでいいようなものだったし、
  今日のクラブ活動は見学者も来るしね、
  ちょっとオシャレしてきたのよ」
 「自意識過剰って言われません?」
 宏也が余計一言を言い出す
 図工の先生は宏也を見据え目じりを吊り上げ、少し怒った様子で言い返す
 「悪かったわね!!で、あなたたちは職員室に何しに来たのかしら!!」
 「実はですね・・・」
 「俺が言う」
 俺は図工の先生の言葉に答えようとする宏也をさえぎり、
 図工の先生に向かって言い放つ!!
 「先生!!俺達に、Wカードデストロイヤー部を作る許可をくれぃ!!」
 俺の言葉を聞いた図工の先生は、俺の方をしっかりと見据え、口を開く
 「いいわよ」
 「よっしゃぁ!!」
 「え、えええぇぇぇ!!!」
 両肘を腰の所まで引いてポーズを決めて喜ぶ俺と、
 なぜか大口を上げて驚く宏也、
 そして、宏也は図工の先生に向かってまくしたてる、
 「な、なんで許可が出るの!?
  い、いや、許可が出るのが嫌なんじゃなくて、
  あまりに簡単すぎるでしょ!!」
 図工の先生は俺と宏也を見据え、再び口を開く
 「無条件だなんて言ってないわよ、
  条件は2つ、まずは部員をあなた達を含めて合計4名集めること、
  残り、後2人、部員志望者を見つけなさいってこと、
  そして・・・」
 「そして・・・」
 俺は図工の先生の方を見て、息をのんで答えを待つ、
 すると、図工の先生はあっさりと口を開き言い放つ、
 「カードバトルで私に勝つこと、
  そしたら、Wカードデストロイヤー部を作る許可を与えてあげる、
  部員志望者を2人見つけたら、また職員室に来なさい、
  じゃ、頑張ってね」
 図工の先生はそう言うと、右側から振り返って職員室の方を向くと、
 職員室の中に歩いて入り、左手を使って後ろ手に職員室の扉を閉める、
 後に残されたのは、俄然やる気を出した俺と、
 唖然と口を開けたままの宏也だった、
 俺は後ろ左側にいる宏也の方を向くと、
 宏也に向かって勢いよく叫ぶ!!
 「さぁ!!部員勧誘だ!!何からやればいい!!
  とりあえず、片っ端から声をかけてみるか!!」
 「え、ええと・・・」
 宏也はそう言って、左の口角をヒクヒクと動かすのみだったが
 すぐに首を大きく左右に振って、気を持ち直すと、
 俺の方を見て話し始める
 「僕のクラスに、Wカードデストロイヤー部に入ってくれそうな子を知ってる、
  その子はWカードのクラブがうちの学校に有ったら入るつもりだったんだけど、
  うちの学校にはそんなものは無いから別のクラブに入るってぼやいてたの前に聞いたことがある」
 「よっしゃあ!!まずはそいつの所に行くぜ!!
  で、そいつはどこにいるんだ!!
  4年3組のクラスに行けばいいのか?」
 俺の質問に宏也は左手の方、
 正確には左手の側の奥にある階段の方を見ながら口を開く、
 「多分、今の時間に4年3組にはいない」
 そう言って、俺の方に顔を向け直し、話を続ける、
 「ほら、先生も言ってたでしょ、クラブ活動の見学者がいるって、
  今の時期はクラブ活動を見学して、クラブを決めたり変更したりしてる時期だからね、
  だから、クラブ活動の見学に行ってるんじゃないかと思う」
 「じゃあ、宏也がさっき言ってた、
  入るってぼやいてた別のクラブ、っていうのに見学に行ってるかもしれないと」
 俺の質問に宏也は首を縦に振りつつ、
 「その通り!!」
 と言い放つ、俺はその宏也の言葉を聞き、続けざまに宏也に質問する
 「で、お前は見学に行ってると思われるクラブ活動が何なのか知ってるのか?」
 宏也は俺の質問を聞き、俺を見据えたまま
 「知ってる!!こっちだ!!」
 と答えると、左側奥にある階段の方を向き、足早に歩いて階段の方に向かって行く、
 俺もそんな宏也を見て、足早に歩き、宏也を追いかける、
 「おい、誰ださっきの先生とか呼ばれてた女は?」
 いきなり右肩の方からデェビルが話しかけてきた、
 俺は足早に歩きながら極力小声でデェビルの方に返す
 「この学校の図工の先生で、確か、名前は・・・名前は・・・」
 俺は前にいる宏也の方に向かって質問する、
 「なぁ、宏也、さっきの先生の名前、憶えてるか?
  俺は、どうやらすっかり忘れちまったみたいでなぁ」
 宏也は足早に歩きながら、上の方を見つつ、右手の人差し指を伸ばして、自身のあごに当てながら答えてきた
 「確か、影山先生だったと思うよ」
 「影山先生ね、フルネームは?」
 デェビルがなおも質問をしてくるので、
 俺はその質問を宏也にぶつける、
 「なぁ、フルネームは覚えてないか?」
 宏也は右手を下に戻し、足早に歩きながら、
 右側から俺の方に顔を向け、目じりを下げた苦笑いをして、
 「ごめん、憶えてないや」
 と言い放ち、再び前の方を向く、
 俺は少し申し訳なくなり宏也に向かってお礼を言う
 「いや、ありがとうな、宏也」
 すると、宏也は右側から俺の方に顔を向け、目じりを少し下げた笑顔で
 「どういたしまして」
 と返し、三度前の方を向いた、
 「すまんな、双我」
 デェビルはそう言い放った後、そのまま話を続ける
 「しっかし、フルネームはわからずじまいか、
  ま、別にいいけどな・・・」
 デェビルはそう言って、黙り込む、
 そうこうしているうちに、俺と宏也は左の方にある階段、
 中央にある少し高めの白い石の縦板の上に灰色の石の横板の乗った手すりが存在し、
 反対の壁には木製の棒をUの字の留め具で
 壁から少し離れたところに固定させて作った手すりの付いた、
 緑のビニールの床の階段を上り始めたのだった・・・
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 「ここだよ、通称、オカルト研究部」
 俺と宏也が立っているのは2階にあるちょうど職員室の真上に当たる場所、
 とは言っても、職員室には出入り口が左右少し離れた所に一つずつあって、俺達と影山先生が話した職員室の出入り口は左側で、
 ここは職員室の右側の出入り口の真上、ということになる、
 扉や壁、廊下の様子は階下の職員室前とほぼ同じ、
 というか、学校の廊下はみんな、こんな感じだ、
 にしても、この学校にオカルト研究部があったとは知らなかった、
 等と思ってチラリと左上の方を見ると、
 扉の左上に付いていた白い長方形のプレートには黒い文字で、
 異世界資料室とはっきりと明記されていた、
 俺は通称オカルト研究部と宏也が呼んだのを疑問に思い、左前にいる宏也に問う、
 「なぁ、ここがオカルト研究部ってどういうことだ?」
 「あぁ、ここはね・・・」
 「どなたかいるんですか~」
 宏也が答えを返そうとすると、突如、扉の中から誰かの声が聞こえてくる、
 そして、異世界資料室の扉が右の方に開き、中から一人の少女が出てくる、
 そこにいたのはメガネに三つ編みの少女、
 身長は低めで目の下に少量のそばかすがあり、
 黒髪黒目で後頭部の左右斜め下に三つ編みを編んである髪型をしていて
 かけたメガネは少し大きめの黒い丸縁のメガネである、
 だが、それよりも印象的なのはその恰好、
 大きな丸い縁の付いた黒い三角帽をかぶり、
 胸元を先に毛玉が付いた白いひもで結んだ
 長くて黒いマントを体全体を覆うように羽織っているのだ、
 マントの下には中心に大きなかわいらしいクマの顔のアップリケが入った
 橙色の上着と、膝元まで届く深緑色のスカートがのぞき見え、
 少し長めの白い靴下とその上に白を基礎として足の下の方が赤い上履きをはいている
 と、その少女が俺と宏也の方を見て口を開く、
 「どちら様ですか?
  異世界研究部の入部希望者?
  それとも見学?
  はたまた、ただの通りすがり?
  それとも、冷やかしですか?」
 「どれとも違う」
 俺は反射的にその少女に対して答えを返し、
 ついでに質問をぶつける
 「というか、異世界研究部?
  ここはオカルト研究部じゃないのか?」
 「違います」
 その少女は俺を見据え、はっきりとそう言った、
 「ケッケッケッ、宏也ってやつよりもよっぽど肝が据わってやがんなぁ!!」
 右肩のデェビルが意地悪く笑いながらそう言った、
 と、左の方にいる宏也がその少女の方を見て、話しかける、
 「ええっと、君だよね、
  このまえ、Wカード部に入りたいけど、
  無いから、異世界研究部のこっち側に入るって言ってたの」
 その少女は宏也の方に顔を向け、目を見開いてきょとんとした顔をしながら
 「誰ですか?あなたは?」
 と、言い放った、
 宏也は少し目を見開き、少し驚いた様子を見せるも、
 すぐに立ち直り自己紹介を始める、
 「僕の名前は黒谷 宏也!!
  君と同じ、4年3組にいる!!」
 少女は宏也の方を見据え、再び口を開く
 「ああ、同じクラスの、
  それで私の事を知ってたんですね」
 そして、俺の方に顔を向けながら話を続ける、
 「で、こっちの人は・・・
  クラスでは見たことありませんね、
  どちら様?」
 俺は少女に向かって自己紹介を始める、
 「俺の名前は破壊 双我!!
  4年2組だ!!
  今日はお前を誘いに来たぜ!!」
 「破壊 双我?
  破壊って、あのやぶえ、ですか?」
 「知ってるの?」
 少女の言葉に、宏也はいきなり少女の方に話しかける、
 まぁ、俺の事を知ってても不思議じゃあない、
 今朝、派手にカードバトルをやってたからな!!
 俺がそんな事を考えている間にも少女は宏也の方を向き、話を続ける、
 「知らないんですか?
  この近くの中学で、去年のWカードの全国大会の2VS2部門で優勝して、
  アイドルデビューした2人組、ブラッディアッシュ」
 「ブ、ブラッディアッシュぐらい知ってるよ!!」
 宏也は少女に向かってそう叫ぶ、
 ああ、ブラッディアッシュの事か、
 俺は進んで少女に向かって話しかける
 「俺のねぇちゃんと創造のねぇちゃんのコンビの事だな!!」
 「え、えぇぇぇぇぇぇえええ!!!」
 宏也はそうやって大声で叫んで驚いて、何歩か後ろに下がるも、
 少女の方は俺を細めのなぜか疑いの目で見つつ話始める、
 「やっぱり、関係者だったんですね、
  デビューCD、ブレイドクレイドルを
  三界合わせて百億枚も売り上げた人気者の弟さんが
  今朝なんであんな派手にカードバトルをしたんですか?
  そして、なんで私を勧誘に来たんですか?」
 俺は少女を見据え話し出す、
 「今朝のカードバトルは、俺がWカードデストロイヤー部を作るか、
  創造がWカードクリエイター部を作るかでもめて、
  カードバトルをやった!!
  そして・・・」
 俺は改めて少女を見つめ、話す
 「お前には、今度新しく作る、Wカードデストロイヤー部の部員になってもらおうと、誘いに来たんだ!!」 
 俺のその言葉に少女はますます目を細めは俺の方を疑り深く見る、
 そして、疑り深く
 「本当ですか?それ?今朝のカードバトルをやった理由も、私を誘いに来た理由も・・・」
 と言い放った、
 が、左の方にいる宏也が首を左右に振って落ち着きを取り戻した後、
 俺と少女の方に近づいてきて、いきおいよく少女に向かって話しかける、
 「ほ、本当だよ!!本当!!
  先生から部員を集めて、カードバトルで先生に勝ったら、
  部を作るのを認めるって、言われたんだから!!
  今朝のカードバトルをやった理由も本当さ!!
  こっちは、多分が付くけど・・・」
 「はぁ・・・」
 宏也の方を向き、少女はため息の様に声を発する、
 そして、顔を俺の方に向けて話しかけてきた
 「とりあえず、中で話しませんか?
  もう、入部届出しちゃたんで、
  異世界研究部の先生にもいろいろ、話ししなきゃいけないし・・・」
 少女はそう言うと、時計回りに後ろに振り返って開いていた扉の中に入っていき、
 続けて、宏也も扉の中に入った少女を追いかけて異世界資料室の中に入り、
 残った俺も二人の後に続いて異世界資料室の中へと足を踏み入れる、
 ぶ厚いカーテンに閉ざされた真っ暗な部屋の中、俺が見た光景は、
 たくさんのろうそくや不可解な陣、
 様々な動物や人の頭蓋骨がそこかしこに並べられ、
 端っこにいくつか存在する木製の本だなとそこに納められた本、
 黒い布の張られた多数のテーブルと、
 そのテーブルの前に座る黒い三角帽をかぶりに黒いマントを羽織った少女たち、
 テーブルの上に置かれたものは様々で、水晶玉やタロットカードを始め、
 さっき、言っていた動物や人の頭蓋骨や人形などもある、
 なるほど、オカルト研究部なんて呼ばれるようになるわけだ
 「おやまぁ」
 そう言って、俺の右肩にいるデェビルがいきなり話し出した、
 「ずいぶんと偏見に満ちたものの見方をされてんなぁ、
  こんな辛気臭いことしてんの、ごく一部の奴らだけだっつぅうのに、
  本当のデストロイヤーは生命力に満ち溢れた奴らなんだが、
  あ、それともこれはクリエイターの奴らを研究してんのか・・・」
 「いらっしゃい、入部希望者かしら?それとも見学?」
 そう言って、いきなり正面から俺達に話しかけてきたのは一人の女性、
 見た目は20代後半といったところだろうか、
 茶のやわらかそうな髪を腰まで下ろし、目じりの下がった優しげな眼をしている、
 しかし、その格好はここにいる少女たちと同じく、黒い三角帽をかぶり、黒いマントを羽織っている、
 もっとも、サイズは目の前の女性に合わせた大人用の物で、
 マントの下にはクリーム色のスーツと黒いタイトスカートが見え、
 足元には赤いハイヒールをはいている、
 少女は話しかけてきたその女性の方を向くと、口を開き、
 「香田先生、実は・・・」
 と、その女性、香田先生に向かって話しかけると、香田先生は言葉を発さずにまっすぐ少女の方を見る、
 「あれ?双我じゃない?こんなとこで何してんの?」
 いきなり、そう言って俺に左側から話しかけてきたのは1人の女の子、
 腰元まで届くストレートの美しい金の髪、青い宝石のような両の目、輝く白い肌を持つ女の子、
 そう、空相 遠果(あきあ とおか)だ!!
 今、彼女は白のシャツに膝上たけの青のチェックのスカート、
 白の靴下に上が白くに下の先の方が青い上履きを履き、
 薄手の黒いマフラーを首に巻いて、
 例の黒い三角帽を上にかぶり、黒いマントを体を覆うように羽織っている、
 俺は彼女に向かって勢いよく話しかけた!!
 「遠果!!こんなとこでなにしてんだぁ!!」
 俺の言葉に、彼女は俺の方を向いて答えてくる、
 「クラブ活動の見学!!
  で、この帽子とマント貸してもらったの!!
  ねぇねぇ、可愛い?」
 「お前が着てるなら何でもかわいい!!」
 「おい!!」
 俺の方に大声で叫んできたのはさっきの少女である、
 なんだ、俺と遠果の会話を邪魔して、
 俺は右側にいるさっきの少女の方に向きながら口を開く
 「何だよ、急によぉ・・・」
 「今は私の勧誘に来てんだろうが!!
  話なら後にしろ!!後に!!」
 至極まともな意見に俺は遠果と話ができないことに残念に思いつつ遠果に向かって話しかける、
 「ちっ、しょうがねぇなぁ
  遠果、話はこっちの件が片付いてからな」
 「わかった」
 遠果の返事を聞き、さっきの少女の方に向き直る俺、
 と、さっきの少女に対して、香田先生が口を開き、話かけていく
 「魔子ちゃん、勧誘とはどういう事ですか?」
 香田先生の質問を聞いたさっきの少女は香田先生の方を向いて話し出す、というか、この子、魔子っていうのか・・・
 「実は、香田先生、この2人は新しく作るWカードデストロイヤー部の部員として、
  私を勧誘しに来たんです」
 魔子の話を聞いた香田先生は魔子を見据えて言葉をかける、
 「それで、あなたはどうしたいの?
  もう、どうするかは決まったの?」
 魔子は香田先生を見据え返し、まっすぐに言い放つ、
 「本当は念願のWカードに関する部、
  おまけに、私が好きな、デストロイヤーを中心にした部です、
  行きたいのはやまやまなんですけど、
  一つ不安が・・・」
 そう言って、後ろにいる俺の方を右の方に顔を向けつつチラリと見た後、
 再び、香田先生の方を向いて口を開く、
 「彼の実力が・・・
  今朝のカードバトルは私も見たので、
  大体のところはわかっていると思うのですが、
  やはり、直接戦ってみないと・・・」
 香田先生は魔子の方を向いて、
 確認するように問いかける、
 「魔子さん、自身のデッキは?」
 魔子は香田先生を見据えて答えを返す
 「一応、みんなには悪いと思ったのですが、
  異世界研究部のクラブ活動に使う時があると聞いて、持ってきてしまいました」
 そう言って、魔子は羽織ったマントの下から何か右手で持ってを出し、香田先生の方に見せる、魔子が右手に持っているのは黒い長方形の物体で正面には白抜きでほうきが描かれている、
 そして、香田先生は魔子の持つデッキの入ったケースを確認すると、
 続けて、俺の方に顔を向け、口を開く、
 「あなたは?デッキは持ってるんですか?」
 「持ってるぜ!!」
 俺は得意げにそう答え、
 コートの左内ポケットから右手でデッキケースを取り出し、香田先生に突きつける、
 すると、香田先生は一つ、首を縦に振り、
 俺と魔子の2人を視界にとらえながら、俺と魔子に向かって話しかけてきた
 「それでは、こちらの方に来て下さい、
  それから、今後は学校に何の用も無くカードを持ち込まないように」
 「はーい」
 「はーい」
 俺と魔子の2人がやる気なく返事を返すと、
 香田先生はまたもや首を縦に一つ振り、
 時計回りに部屋の奥の方に振り返って、部屋の奥の方へ歩き出し、香田先生を追って俺と宏也、魔子、それに遠果も部屋の奥の方へと歩いて行った、
 と、魔子が歩きながら後ろにいる遠果の方を首を右に向けてチラリと見て口を開いた、
 「遠果さん、でしたっけ、あなたもついてくるんですか?」
 すると、遠果は目じりを下げつつ、
 「いや~、幼稚園に通う前からの付き合いのある相手がカードバトルする雰囲気だからさ、一応見ておこうと思って~」
 そう言って、魔子に向かって返す、
 すると、遠果の言葉を聞いた魔子は前の方に向きつつ、冷たく
 「そうですか」
 と、言い返した、
 「おい!!なんだその態度は!!」
 俺は魔子の態度に思わず激昂し、魔子に対して叫ぶ、が
 「お静かに!!」
 突如、香田先生が俺たちの方を見て叫び注意する、
 俺がしぶしぶ黙り込むと、
 香田先生は右に体を動かしつつ右手を斜め左下に出しながら話し出す
 「着きましたよ、この机を使ってカードバトルなさい」
 そう言われて、俺は香田先生の右手の先を見ると、
 そこには前後に違うイスが置かれた横長の一つの机があった、
 奥の方には、4つの足と背もたれが木で作られ、背もたれは横に歪曲した四角い枠の中に縦に等間隔に枠と同じように歪曲した木の四角い棒が入れられ、
 上の方に枠の上の木だけ横に長めの木の四角い棒が付けられたデザインで
 座る場所には緑のクッションがくっついた簡素な木のイスが置かれ、
 手前には鉄パイプで足、背もたれ、座る場所が枠度られ、
 背もたれと座る場所に青いクッションが引っ付いていて、
 足の先は湾曲して、先の方が引っ付いている簡素な鉄パイプのイスが置かれており、
 中央に鎮座している横長の机は黒い布が机を覆うようにかけられ、布の下から見える四隅には金色のねじまがった細長い足が見え、
 足の真上に当たる四隅には皿のような物が付いた台座の上にろうそくが置かれている、
 そして、香田先生は続けて魔子の方に話しかけた、
 「魔子ちゃんは奥の方に」
 「わかりました」
 魔子はそう応えて、机の左側を通って奥の方に行き、
 奥にあるイスを左手で引いて座るためのスペースを確保し、イスに腰掛け、
 続いて、香田先生は俺の方を見て、俺に向かって話しかけてくる
 「そっちの、ええと、」
 「双我だ、破壊 双我」
 俺はそう言って、香田先生に名前を名乗る、
 と、香田先生は気を取り直して、俺に向かって再び話しかけてきた、
 「双我くん、君は手前の方に」
 「わかった」
 俺はそう言って返すと、鉄パイプのイスの背もたれを右手で持って手前に引き、座るためのスペースを確保して、
 鉄パイプのイスの左の方から鉄パイプのイスの前に回り込んで、鉄パイプのイスに座る、
 すると、香田先生が机の右側の方に移動してきて、俺と魔子に向かって、
 「それでは、ルールは手短に2T1S5Tルールで、
  では準備を始めてください」
 と言ってきた、
 「わかりました」
 「わかった」
 俺と魔子はそう言って香田先生に向かって返すと、
 俺は右手に持つデッキケースから、魔子は右手に持つケースから左手でふたを開けて中から左手でデッキを取り出して、
 お互いの右手に持つデッキケースとケースを自身の左上の場所に置き、
 左手に持つデッキを両手でシャッフルして山札にして左手に持って、お互いのデッキケースとケースの右隣に置き、自分の山札から右手でカードを5枚引くと、引いたカードの中を見ながら左手に移して、手札にし、
 お互いに相手の方を見据える、
 と、机の右側にいた香田先生が
 「それでは、カードバトルスタート!!」
 と叫んだので、
 俺と魔子もつられて
 「スタート!!」「スタート!!」
 と、叫ぶ!!
 さぁ、本日2回目の2T1S5Tルールのカードバトルスタートだ!!
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 俺と魔子はお互いのカードの置かれていないチャージゾーンに向かって、
 「リチャージ!」
 「リチャージ!!」
 と宣言し、続けて山札の一番上のカードを右手で引きつつ
 「ドロー!」
 「ドロー!!」
 と宣言する、
 そして、右手に持つ山札から引いたカードを左手の手札に移し、その左手の手札から1枚右手でカードを引いて右手に持つカードをお互いの1番の場所に裏側で置き、
 さらに、俺は左手の手札の残りのカードを一気にチャージゾーンに裏側で置き、
 「セット!!」
 と宣言し、
 一方、魔子の方は左手の手札から1枚ずつ右手で引いて、チャージゾーンに裏側で置いて行き、
 左手の手札を全てチャージゾーンに裏側で置くと
 「セット!」
 と、宣言を行い、
 俺と魔子はお互いに相手が1番とチャージゾーンにきちんとカードが裏側で追加されているのを目視で確認すると、
 自身で1番の場所に裏側で置いたカードを右手で持ち、
 右手に持ったカードを表に返しながら宣言する!!
 「オープン!」
 「オープン!!」
 まずは俺が表にしたカード!!
 
名前:デモンウォーリアーズ アタックハンド
種類:E イクイップ
コスト:0 パワー:+300
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:このカードを装備しているモンスターが
       カテゴリ:デモンウォーリアーズを持っていた時
       次に戦闘をおこなうのがこのカードを
       装備しているモンスターだった時
効果:次の戦闘が行われるまで
   このカードを装備しているモンスターのパワーを300上げる
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:グローブ
テキスト:戦士たちは時に武器を使うことをいとわずに戦いに走る!!
 
 「へぇ、イクイップカードじゃないか!!」
 と、いきなり右肩に乗るデェビルが話しかけてきた!!
 デェビルは続けて話しかけてくる、
 「使い方、教えてないと思うけど、出したんだからわかるよな」
 「いや、全然」
 「・・・」
 小さめの声で出した俺の返事を聞いたデェビルは、しばし、黙りこくって、
 またも、話し始める
 「もしかしてさ、モンスターと同じように
  戦わせるためのカードだと思ってた、ってこと、ないよな?」
 「違うのか?」
 「・・・」
 またも、デェビルは黙りこくってしまった、
 いや、パワーの値が書いてあったから、
 てっきり、モンスターやデストロイヤーやクリエイターと同じようにモンスターゾーンに召喚して戦わせるものだと・・・
 デェビルはしばらく黙りこくった後、今度は暗い様子で話し始める、
 「イクイップカードはコストを支払ってモンスターやデストロイヤー、クリエイターに装備させるためのカードだ、
  装備させると、パワーの値だけ装備させた奴のパワーが増減して、
  イクイップカードに書かれた効果が使えるようになる、
  もっとも、効果の方はちゃんと効果の発動条件を満たさないと使えないがな」
 「そうなのか」
 俺は小声でそう言ってデェビルに返すと、
 デェビルは続けて俺に注意してくる、
 「あと、イクイップカードは装備できる奴が
  モンスターゾーンにいないと、オープンしてもチャージゾーンに行っちまうぞ、
  言っておくけど、自分のモンスターゾーンにいる奴全員が
  何らかのカードを装備してたら、
  新しくイクイップカードは装備できなくなるからな!!
  とりあえず、表にしたそのカードはチャージゾーンに裏側表示で置け!!」
 「お、おう・・・」
 俺は戸惑いながらも、
 デェビルの指摘の通り、表にしたデモンウォーリアーズ アタックハンドのカードを
 右手に持って、チャージゾーンに裏側表示で置く、
 続けて、魔子が表にしたカード!!
 「来い!!月夜に笑いし美しき魔女!!
  ダークウイッチ ダーティルナ」
 
名前:ダークウイッチ ダーティルナ
種類:M モンスター
コスト:3 パワー:2000
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:トラッシュに存在する
        コスト2以下の発動タイミング:戦闘前と
        手札に存在した場合にコストを含めて発動条件を満たしている
        カテゴリ:ダークウイッチを持つハンドカードを
        1枚指定できた時
効果:発動条件で指定したハンドカードを手札に戻し、コストを支払い発動する、
   この効果で発動するハンドカードは相殺されない
カテゴリ1:ダークウイッチ カテゴリ2:うふふふ・・・美しき、月・・・さぁ!!
テキスト:どういう事?あいつら、両陣営の兵士たちを襲い始めたわよ
     ジャッカルたちの乱入が戦場を一変させる!!
 
 魔子は魔女が箒に乗って空を飛ぶ絵が描かれたカードを表にしてきた、
 その絵は背景が大きな満月の夜になっていて、描かれた魔女は三日月がたくさんからめ取られた箒にまたがり、三日月が帽子の中央と先端に掲げられた黒い三角帽を頭の上にのせ、
 黒の長い髪と金の長い髪にたくさんの小さな三日月が絡め取られ、肌の色は人間に近く、黒地に三日月模様の前開きのローブの下に
 これまた三日月がたくさん描かれた黒地のローブをまとっている、
 続けて、魔子はチャージゾーンのカードを右手で3枚表にしつつ宣言してくる!!
 「私はダークウイッチ ダーティルナのコストに、
  ダークウイッチ シャドウスター、ダークウイッチ インフェルノサン、
  ダークウイッチ ブリザードスキンを指定!!
  さらにダークウイッチ シャドウスターを2番に召喚!!
  ダークウイッチ ブレイズグロウと
  ダークウイッチ ディフューズライトニングをコストに指定!!
  そして、ダークウイッチ ブレイズグロウを手札に戻します!!」
 
名前:ダークウイッチ シャドウスター
種類:M モンスター
コスト:2 パワー:1300
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:トラッシュに存在する
        このターン、相殺されずに発動していた
        コスト1以下の発動タイミング:戦闘前と
        手札に存在した場合にコストを除いて発動条件を満たしている
        カテゴリ:ダークウイッチを持つハンドカードを
        1枚指定できた時
効果:発動条件で指定したハンドカードを手札に戻し、コスト0扱いで発動する、
   この効果で発動するハンドカードは相殺されない
カテゴリ1:ダークウイッチ カテゴリ2:キラキラスタ~!!
テキスト:ありゃりゃ、誰かが乱入してきた、
     空から見ていた密偵魔女は戦場の異変に気付いた

名前:ダークウイッチ インフェルノサン
種類:DM デストロイヤー
コスト:3 パワー:2600
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:トラッシュに存在する
        コスト2以下の発動タイミング:戦闘前と
        カテゴリ:ダークウイッチを持ち、
        手札に存在した場合にコストを除いて発動条件を満たしている
        ハンドカードまたはデストーションカードを
        1枚指定できた時
効果:発動条件で指定したハンドカードを手札に戻し、コスト0扱いで発動する、
   この効果で発動するハンドカード・デストーションカードは相殺されない
カテゴリ1:ダークウイッチ カテゴリ2:私の炎は悪を焼く!!
テキスト:かまいはしない、アイツらも敵ごと燃やし尽くす!!
     一方の陣営の魔女はそう言って魔法を唱え始めた!!

名前:ダークウイッチ ブリザードスキン
種類:H ハンド コスト:1
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:相手のモンスターゾーンにいる
        コスト3以下のモンスター1体を指定できた時
        自分のモンスターゾーンに
        カテゴリ:ダークウイッチを持つモンスターが
        1体以上存在している時
効果:発動条件で指定したモンスターのパワーを800下げる、
   パワーを下げた後、そのモンスターのパワーが0以下の時、
   そのモンスターをトラッシュに送る
カテゴリ1:ダークウイッチ カテゴリ2:白き吹雪よ!!敵を撃て!!
テキスト:敵陣営に魔女の一人が吹雪を撃ちだした!!

名前:ダークウイッチ ブレイズグロウ
種類:DH デストーション コスト:3
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:相手のモンスターゾーンに
        コスト3以下のモンスター・デストロイヤー・クリエイターが
        1体以上存在している時
        自分のモンスターゾーンに
        カテゴリ:ダークウイッチを持つモンスター
        もしくはデストロイヤーが
        1体以上存在している時
効果:相手のモンスターゾーンにいる
   コスト3以下のモンスター・デストロイヤー・クリエイターのパワーを
   全て2400下げる、パワーを下げた後、
   パワーを下げたモンスター・デストロイヤー・クリエイターの
   パワーが0以下の時、
   このカードでパワーが下がり、パワーが0以下の
   モンスター・デストロイヤー・クリエイターをトラッシュに送る
カテゴリ1:ダークウイッチ カテゴリ2:魔の炎、すべてを焼き尽くせ!!
テキスト:ゴゥ!!
     敵ごと全てを燃やす火炎の魔法!!
     だが、乱入者たちは生き残った!!
 
名前:ダークウイッチ ディフューズライトニング
種類:DH デストーション コスト:1
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:相手のモンスターゾーンに
        パワー1000以下のモンスター・デストロイヤー・クリエイターが
        1体以上存在している時
        自分のモンスターゾーンに
        カテゴリ:ダークウイッチを持つモンスター
        もしくはデストロイヤーが
        1体以上存在している時
効果:相手のモンスターゾーンにいる
   パワー1000以下のモンスター・デストロイヤー・クリエイターを
   全てトラッシュに送る
カテゴリ1:ダークウイッチ カテゴリ2:雷よ!!砕け散り大いなる災いとなせ!!
テキスト:生き残りにいかづちが猛威を振るう!!
     だが、それでもまだ・・・
 
 そして、魔子は2番の場所にまたも魔女が箒に乗った絵が描かれたカードを出してくる、
 描かれた魔女は星が中央に乗った黒い三角帽を頭に乗せ、
 星がたくさん描かれた黒のマントと
 同じく星がたくさん描かれた長い黒スカートをなびかせ、
 乗った箒と濃い金の髪の毛にたくさんの星をからめとって、
 星空の中を乗った箒から何かの光を発しながら飛ぶ様子が描かれている
 そして、表にしたチャージゾーンのカードを1枚右手にとって左手の手札に移す、
 「カードを手札に・・・?」
 俺は魔子がそうしている様子を見てつぶやくと、
 右肩にいるデェビルがまたも話し出す、
 「あれはハンドカードとデストーションカードだな、
  どっちも手札から発動するカードだ、
  確か、ハンドカードは何枚かは双我のデッキの中に入っているはずだが、まぁいい、
  ハンドカードとデストーションカードは手札から発動する特性のため、コストとしてチャージゾーンで表になった時に、手札に戻すことのできるカードだ、
  ただ、オープン時に表になっても、
  コストとして表になってない限りは手札に戻せないからな、注意しろよ、
  それから、手札から発動するせいで相殺されると、自分の持つ同名のカードはそのターンの間は全て発動できなくなるっていう欠点がある、
  これもよく覚えとけよ、
  まぁ、今回は恐れる必要は無い、
  ここまで説明すれば後はわかるよな、
  がんばれよ」
 そう一方的にまくしたて、デェビルは黙り込む、
 後はわかるよなって、
 とりあえず、こっちにはモンスターはいない、
 何か、コスト付きのカードを発動して、
 モンスターを呼ばないとな!!
 俺はチャージゾーンにある、1枚のカードを右手で表にして宣言する!!
 「俺は闇夜にすさぶ破壊の風を発動!!相殺は!?」
 
名前:闇夜にすさぶ破壊の風
種類:R リサイクル コスト:1
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:相手のモンスターが次の戦闘に参加する時
効果:次の戦闘が行われるまで次の戦闘が行われる場所に今召喚されている
   相手のモンスターのパワーを500下げる
   次の戦闘に自分のモンスターが参加した時
   次に戦闘を行う自分のモンスターが
   カテゴリ:デモンウォーリアーズを持っていた時
   相手のモンスターのパワーがパワーを下げた後、0以下だった時は
   次の戦闘が行われる場所に今召喚されている
   相手のモンスターをトラッシュに送る
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:スピリット
テキスト:闇夜を進むものたちに無慈悲な風が吹き付けた
 
 「うぬぬぬ、ない、です」
 魔子はそう言って黙り込んだ、
 俺は続けて宣言していく!!
 「俺は闇夜にすさぶ破壊の風のコストに
  手杭の戦士 パイルハンダーを指定!!
  さらに手杭の戦士 パイルハンダーを1番に召喚!!
  コストには針踵の戦士 ハリオトシを選択し、
  続けて、針踵の戦士 ハリオトシを2番に召喚!!
  コストには暗き左腕の戦士 レフトディムと
  デモンウォーリアーズ ブレストエナジー、
  デモンウォーリアーズ アタックハンドを指定!!
  暗き左腕の戦士 レフトディムを3番に召喚し、
  デモンウォーリアーズ アタックハンドを
  暗き左腕の戦士 レフトディムに装備!!」
 
名前:手杭の戦士 パイルハンダー
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:1200
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:このモンスターが次の戦闘に参加する時
        このカードと戦闘する相手モンスターがコスト2以上だった場合
効果:次の戦闘が行われるまでこのモンスターのパワーを600上げる
   自分のチャージゾーンにカテゴリ:デモンウォーリアーズを持つカードが
   表側表示で存在していた時
   次の戦闘が行われるまでこのモンスターのパワーをさらに400上げる
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:撃ちつけろ!!
テキスト:手を握ると杭のようになる戦士、
     その一撃は相手の命を貫く

名前:針踵の戦士 ハリオトシ
種類:M モンスター
コスト:3 パワー:2500
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘に参加する相手のモンスターが
        発動タイミング:戦闘前を持っていた時
        このモンスターが次の戦闘に参加する時
効果:このターン、次の戦闘に参加する相手のモンスターは
   効果を発動できなくなる
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:かち割る!!
テキスト:踵落としを決める正統派格闘脚士!!

名前:暗き左腕の戦士 レフトディム
種類:M モンスター
コスト:0 パワー:500
効果の発動タイミング:無し 効果の発動条件:無し 効果:無し
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:見えねぇっ!!
テキスト:左腕に闇を集める戦士
      闇を集めるだけだ!!

名前:デモンウォーリアーズ ブレストエナジー
種類:DR デスティレイブ コスト:2
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:自分のモンスターもしくはデストロイヤーが次の戦闘に参加する時
効果:次に戦闘を行う自分のモンスターもしくはデストロイヤーのパワーを
   次の戦闘が行われるまで1200上げる
   次に戦闘を行う自分のモンスターもしくはデストロイヤーが
      カテゴリ:デモンウォーリアーズを持っていた時
   さらに次の戦闘が行われるまでパワーを1000上げる
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:スピリット
テキスト:叩きつける!!叩きつける!!叩きつける!!
     叫びが、唸りが、破壊の力を呼び覚ます!!

名前:デモンウォーリアーズ アタックハンド
種類:E イクイップ
コスト:0 パワー:+300
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:このカードを装備しているモンスターが
        カテゴリ:デモンウォーリアーズを持っていた時
        次に戦闘をおこなうのがこのカードを
        装備しているモンスターだった時
効果:カードを装備しているモンスターのパワーを300上げる
 
 俺は筋肉質な漆黒の体を持ち、左ほほに傷を負った男が
 目を見開き口を大きく開けた鬼気迫る表情で
 杭のような右手を思い切り握りしめて、
 正面の方に打ち込もうとする白黒の絵が描かれた
 手杭の戦士 パイルハンダーのカードを1番に移動させ、
 何もまとっていない漆黒の肌をした男性が
 青空のもと、踵落としを決めようと上から強襲している所を
 下からあおり見ている所を描かれた
 針踵の戦士 ハリオトシのカードを2番に移動させ、
 暗い背景の中で、下半身は毛皮で覆われ、
 左手には刃のような爪を持った、黒くて筋骨隆々の男が
 不気味に笑って左手の手のひらに闇を集め、
 その左手の闇を正面にぶつけようと構える絵が白黒で描かれた
 暗き左腕の戦士 レフトディムのカードを3番に移動させ、
 暗き左腕の戦士 レフトディムの右手前側に
 白地に煙のような灰色が描かれた背景に
 細長い布が巻き付いた黒いごつごつしたグローブの右手側のみが白黒で描かれた
 デモンウォーリアーズ アタックハンドのカードを置く、
 そして、魔子が右手を前に出し、宣言する!!
 「まずは1番戦闘!!行ってください!!ダークウイッチ ダーティルナ!!
  ルナマジック!!」
 
ダークウイッチ ダーティルナ M コスト:3
パワー:2000-500 パワー合計:1500
 
VS
 
手杭の戦士 パイルハンダー M コスト:1 パワー:1200
 
 俺は手杭の戦士 パイルハンダーのカードを右手に持ち、
 山札奥のトラッシュに置く、
 と、続けて俺は右手を前に出し、宣言する!!
 「2番戦闘!!行け!!肩棘の戦士 シャープニードル!!
  ニードルタックル!!」
 
ダークウイッチ シャドウスター M コスト:2 パワー:1300
 
VS
 
針踵の戦士 ハリオトシ M コスト:3 パワー:2500
 
 魔子は右手にダークウイッチ シャドウスターのカードを持ち、
 俺から見て魔子の山札手前のトラッシュに置く、
 そして、魔子は1枚だけ持つ左手の手札を見せて宣言してくる!!
 「まだです!!私はダークウイッチ ブレイズグロウを発動!!」
 だが、そんなもんにひるむ俺じゃない!!
 俺は右手を前にして宣言する!!
 「この時を待ってたぜ!!
  俺はデモンウォーリアーズ アタックハンドの効果を発動!!
  ダークウイッチ ブレイズグロウの効果を相殺!!
  そして・・・」
 俺は右手を前にしたまま宣言する!!
 「3番戦闘!!行け!!暗き左腕の戦士 レフトディム!!
  アタックレフトダーククロウ!!」
 「きゃあああぁぁぁ!!!!!!」
 
尾川 魔子

決着

破壊 双我 

勝者:破壊 双我
決め手:暗き左腕の戦士 レフトディム
    +デモンウォーリアーズ アタックハンド
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 「ううぅ、負けてしまいました・・・」
 俺の向かい側に座る魔子がそう言ってうなだれながら話を続ける、
 「やっぱり、ダークウイッチデッキで
  2T1S5Tルールは無理があったんですよ・・・」
 え~っと、どう声を掛ければいいんだ?
 「とりあえず、片づけないか?」
 俺が悩む間にも、俺の右肩の上に乗るデェビルが、そう発言する、
 デェビルの言葉を聞き、俺はうなだれたままの魔子に向かって、
 「とりあえず片づけるぞ」
 と話しかけ、カードバトルに使った自分の分のカードを片付け始める、
 すると、俺の言葉を聞いた魔子も
 「あ、はい」
 と言って、カードバトルに使った自分の分のカードを片付け始めた、
 「いやぁ、カードバトルの腕、双我も創造もすごいよね~
  しましま合体しちゃえばいいのに」
 「「「「はい!?」」」」
 いきなり後ろの方から遠果の声が聞こえてくる
 その声に反応し、俺と遠果以外の全員の声が重なった、
 だが、俺は努めて冷静に
 「単なるアニメの見すぎだろ」
 と返した、
 遠果は昔からそうなのだ、アニメの見すぎで何かにつけて何かと何かをしましまに並べようとする、しましま合体もそのアニメのフレーズだ、
 しましまにする例を挙げると、一緒に出てきた焼き魚と納豆とデザートのまんじゅうを縦に切って横に並べた挙句混ぜ込むわ
 カレーとサラダを横に切って並べた挙句、オレンジジュースと一緒に混ぜ込むわ、
 挙句、ケーキと鳥の丸焼きを縦に切って並べて混ぜ込むわ、わけのわからないことをする、
 そして、大抵が当人にとってのみ満足する方向に進む、
 しましまに混ぜ込まれた料理達も当人はうまい、うまいと言って食っていた、
 ちなみに俺と創造もちょこっと分けてもらったが、まずかった、
 そして、俺と魔子はお互いに両手でカードをまとめ、
 俺はデッキケースに、
 魔子はケースにまとめたカードを入れ、
 俺がデッキケースを右手で持ってコートの左内ポケットに、
 魔子はケースを右手で持ってケープの中に、
 それぞれ、デッキケースとケースをしまうと、
 俺と魔子はイスの上から立ち上がるとイスの方から俺から見て左にずれ、
 椅子の背もたれを俺は右手で、魔子は左手で持ってイスを押してイスの位置を戻す、
 と、魔子が机の右側にいる香田先生の方を向き、腰を前に曲げて頭を下げると、
 「短い間ですけど、お世話になりました」
 と、香田先生に向かってお礼を述べる、
 香田先生はそんな魔子の様子を見て、
 目じりを下げて両の口角を少し上げ、優しく微笑みながら声をかける
 「さようなら、魔子ちゃん、
  学校の方には私から言っておくわ、
  担任の先生に言って新しいクラブの応募用紙も用意してもらうわね、
  Wカードデストロイヤー部でも頑張ってね、
  でも、クラブができなかったり、
  この子たちが嫌になったりした時は、
  いつでも戻ってきていいのよ」
 「わかりました」
 魔子はそう言って、1、2歩前に歩いて香田先生に近づくと、
 黒いマントの胸の白い紐を両手でほどき、黒いマントを脱いで左腕にかけ、
 右手で頭の上の黒い三角帽のつばを持って黒い三角帽を脱ぎ、
 右手で持った黒い三角帽を左腕の黒いマントの上に置き、黒いマントと黒い三角帽を両手で持ち替え、香田先生に差し出す、
 香田先生が黒い三角帽と黒いマントを両手で受け取ると、
 魔子は黒い三角帽と黒いマントから両手を離し、俺から見て左に振り向いて2、3歩歩き、そこで俺たちの方を向いて机の左側から前に出てくる、
 そして、俺達を見据え、口を開き
 「それじゃあ、行きましょう」
 と言って、異世界資料室の入り口の方に歩き出す、
 魔子が歩き出したのを見た、俺は香田先生に向かって、腰を前に曲げて頭を下げて 「失礼します」
 と挨拶し、頭を上げて部屋の入口の方を向き、魔子を追いかける、
 すると、後ろの方から
 「し、失礼しました!!」
 と、宏也の声が聞こえ、
 後ろの方から宏也が俺を追ってくる足音と気配がし、
 俺と宏也が魔子を追いかける間にも、
 前の方にいる魔子は異世界資料室の入り口まで行くと、
 右手を使って異世界資料室の扉を左の方に開けて異世界資料室から出ていく、
 俺と宏也も魔子を追って異世界資料室から出る、
 異世界資料室から出ると、そこには、異世界資料室の外の廊下で、両手の指を組んでその両手を手のひらの上にして頭の上に伸ばしつつ
 「ん~!!」
 と言って、伸びをする魔子がいた、
 そして、魔子は両手を下に下げると、
 俺と宏也の方に振り返り、目を少し見開いたどこか晴れ晴れとした表情で
 俺達に話かけてきた、
 「それじゃあ、これからどうしますか?」
 「部員集めだ、あと一人・・・そうだ!!」
 俺の頭に魔子の質問に答える間に、名案が閃く!!
 そして、俺はその名案のために後ろを振り向く、
 すると、俺達を送るためなのか、
 いつの間にか後ろから追いかけてきた遠果が
 俺の後ろの宏也の左側にいるのを見て、
 俺は勢いよく遠果に話しかける!!
 「遠果!!俺と一緒に来ないか!!」
 遠果は俺の方を見て、目じりを下げた笑顔で、
 「私!!もう少し、他の部を見学する!!」
 と返して来た!!
 「アハハハハハハ!!!!!!」
 「くっ・・・くふ・・・・・・」
 「ウププププププ・・・・・・」
 なぜか、デェビルと宏也と魔子の笑い声が聞こえてきた!!
 そして、遠果は俺を見て、再び口を開き、
 「じゃあ、この服返してくる!!」
 とそう言って、時計回りに踵を返し、異世界資料室の中に入って行った!!
 「元気出せよ、な!!」
 右肩の方からデェビルの声が聞こえてくる、
 「まぁまぁ、あんな変な人よりも、
  部員候補ならなってくれそうな人
  一人知ってますから」
 そう後ろから魔子が話しかけてくる、
 俺は魔子の方を振り返ると、
 魔子を見据えて勢いよく返事を返す、
 「変な人とはなんだ変な人とは!!
  まぁいい、部員になってくれそうな奴の所へ案内してもらおうか」
 「こっちです、校庭の方にいると思いますよ」
 魔子はそう言って、俺から見て左側の方に歩き始めた、
 左側の廊下、少し先を左に曲がった先には、
 一階の靴箱側に行くための階段がある、
 おそらく、そこに行くつもりなのだろう、
 俺と宏也も魔子を追って歩き出す、
 と、魔子がいきなりしゃべりだした、
 「にしても、さっきの人、遠果って言いましたっけ、
  大丈夫なんですかね、あの人」
 「何がだ」
 俺がイラつきながら答えると、魔子は続けて話し出す、
 「だって、さっきのしましま合体の発言はちょっと・・・」
 俺はイラつきを抑えつつ返す、
 「あいつは昔からあんな感じだぞ、
  さっきも言ったようにアニメの見すぎだろ」
 「そうなんですかね?、まぁ、しましま合体のアニメは私も見てましたけど・・・」
 魔子も見てたのか、しましま合体のアニメ・・・っとそうだ!!
 俺はちょっと気になっていたことがあったので、
 話題を変える意味でも、そのことについて、
 前を歩く魔子に質問をぶつけてみる、
 「遠果の事はともかく、
  なんでお前。さっきのカードバトルで悲鳴なんて上げてたんだ?」
 魔子は前を歩きながら、俺の質問に答えてくる
 「え、だって、デッキケースを使ったカードバトルだと、
  衝撃が来て、ああやって悲鳴を上げるのが大半らしいじゃないですか」
 まぁ、確かに俺がデッキケースでカードバトルした時も、
 薄い光の壁が壊れた時も衝撃波が来たし、
 とどめを刺された時も風圧で吹き飛ばされそうになったが、
 「・・・そうだ!!」
 いきなり魔子がそう言って廊下の途中で立ち止まる、
 それを見た俺と宏也も立ち止まると、
 魔子は俺たちの方を向いて、いきなり俺に近寄ってきて、
 目を見開いた顔で俺に話しかけてくる
 「さっきのデッキを入れてたケース!!
  あれ、もしかして、今朝のカードバトルで使ってた本物のデッキケースですか!!」
 俺は魔子の様子に少し引きながら、
 「そうだが・・・」
 と言って返すと、
 魔子はさらに俺に近寄ってきて、話を続ける、
 「じゃあ、それ、見せてください!!
  本物の、デッキケース!!」
 「いいぜ」
 俺はそう言って、右手をコートの左内ポケットに入れ、
 中からデッキケースを取り出して、
 魔子に手渡す、と、魔子は俺の右手から、
 そのデッキケースを奪うように両手で取り、
 側部のスイッチを何度も押したり、中央の宝玉を覗き込んだりして、
 興味深くデッキケースを調べている、
 俺はデッキケースのなにがそんなにめずらしいのかわからず、
 魔子に質問をぶつける、
 「なぁ、なんでデッキケースを調べてんだ?
  そんなにめずらしいもんなのか?
  創造やねぇちゃんに聞いた話じゃ、デッキケースは大会なんかじゃWカードを投影するための装置ってんで、
  めずらしいもんでもなんでもないと思ってたが」
 「知らないんですか?」
 「何をだ?」
 俺がした質問に魔子が返し、またもや俺が返すと、
 魔子はデッキケースを調べながらさらに話を続ける、
 「デッキケース、それは異世界の道具、
  デッキケースの事を言う前に、
  まずは異世界に付いて簡単におさらいしましょう」
 魔子はそう言って、デッキケースを調べるのをいったん止め、
 俺達を見据えて、静かな口調で語り始める、
 「事の起こりは10年前、南極と北極に異世界の軍勢が現れたことが発端でした」
 「知ってる!!デストロイヤーとクリエイターの事でしょ!!」
 俺に後ろにいた宏也がそう言って魔子の語りに入ってくる、
 魔子は宏也に向かって静かに首を縦に振ると、
 続けて、語り続ける、
 「南極から来た勢力は自身をデストロイヤーと名乗り、
  この世界を支配下に置くと宣言しました、
  無論、世界の支配者たちはその言葉を受け入れず、
  結果、デストロイヤーとこの世界の人々との争いが始まりました、しかし・・・」
 「人々は戦いに敗れた」
 またも、魔子の語りに宏也が介入し、魔子は宏也に向かって首を縦に一つ振ると、
 語りを再開する、
 「そう、人々は戦いに敗れたのです、
  世界中の兵器と軍隊を破壊されたことによって、
  なぜなら、デストロイヤーと同時に、
  北極から来たクリエイターという勢力も、
  この世界の支配を宣言、この世界の人々は、
  デストロイヤーとクリエイターによって、はさみ打ちとなる格好となり、
  次々と大国がデストロイヤーかクリエイターの支配下になり、
  結果、この世界の人々は負けたのです」
 魔子はさらに語りを続ける、
 「それ以外にも敗因がありました、
  最初はこの世界の人々が優勢だったのですが、
  はさみ打ちとなった格好で同時に2つの勢力を相手にしていたこと、
  戦いが3年にも及んだことによって、
  はさみ打ちとなったこちら側は資材や兵器が2倍の速さで消耗し、
  結果、相手の資材の豊富さに太刀打ちできなくなったこと、
  さらには戦いに置いて、デストロイヤーとクリエイターは
  人類の兵器の模倣に成功したという話もありました、
  さらに、デストロイヤーとクリエイターは自分たちの支配下になれば、
  極力国の事情に関わらない、と宣言したことも、降伏を促す一因だったでしょう、
  そして・・・」
 魔子は語り続ける、
 「人類は敗北を認めた時、
  すでにデストロイヤーかクリエイターの支配下にあった国々以外の国々は、
  主に3つの選択肢を迫られました、
  1つめはデストロイヤーの支配下に置かれること、
  2つめはクリエイターの支配下に置かれること、
  3つめはどちらの勢力にも属さずに戦う事、
  世界の国々の大半がこの3つの選択肢のどれかを選ぶ中、
  この国は予想もしない選択をしました」
 魔子の語りはさらに続く、
 「この国はデストロイヤーとクリエイター、
  双方の支配を受け入れ、2つの勢力のバランスを取り、
  中立となったのです、
  この国は戦いが始まった当初、お金のみを周りに出し、
  そして、自衛隊を前線に出す前に大国が次々と支配を受け入れ、
  結果、この国自体はほとんど無傷だったことも影響しているのでしょう、
  おかげで、この国の政治体制などはほとんど変わっていません、
  デストロイヤーとクリエイターがそう宣言したこともありますしね、
  もっとも、戦争が始まった初期に指導していた政治家は、税金をめちゃくちゃに上げたり徴兵制を目論んだ挙句、
  大国が負けたと知ってどこかに消えちゃいましたけどね、
  中立をうまく取ったのはその後に出てきた人達らしいです、
  さらに言うなら、この国の政治体制などはほとんど変わっていないのは、、
  デストロイヤーやクリエイターの支配を受け入れた所はどこもそんな感じらしいです、
  あぁ、政治体制が変わらなかった、って言っても、、
  デストロイヤーの支配下の国とクリエイターの支配下の国の国交は、
  中立国を介さない限り断絶状態らしいですけどね」
 魔子の語りはさらにさらに続く、
 「さて、デストロイヤーとクリエイターが支配下の国の政治体制を変えなかった理由、
  その理由はデストロイヤーとクリエイターの戦いの理由にありました、
  この両者は大昔から敵対しており、
  この世界の国々を支配したかったのは、
  両者の後世に起こるであろう大戦に備えて、
  共に戦う存在が欲しかったため、
  逆に言うなら、敵対さえしなければ危害を食えわえるつもりはなかったみたいです、
  戦争の最中、民間人に全くと言っていいほど危害を加えず、
  相手の軍部のみを攻撃し続けたのにもそれが現れていました、
  恐ろしい話ですが、デストロイヤーやクリエイターは私達の防衛線をくぐり抜け、
  自分たちと戦う力と意思のあるもののみを攻撃し続けたのです、
  手際よく、ね
  ま、その軍部も、デストロイヤーやクリエイターの支配下なら、
  自由に持てるらしくって、今じゃかなり前の水準にいろいろ戻ってるらしいですけど、
  デストロイヤーやクリエイターの支配下なら、
  敵対しているクリエイターやデストロイヤーから攻撃を受けることも無いようですし」
 魔子の語りはさらにさらにさらに続く、
 「で、デッキケースに話を戻しますが、
  デッキケースはデストロイヤーとクリエイターの世界に置いて、
  どうやら、信仰の対象、さらにはかなり厳重な警備を持って
  管理されてる存在らしいのです」
 「信仰の対象?厳重な警備?どうして?」
 宏也の質問に魔子が語り口調で答える、
 「それはよくわかっていません、
  ただ、ただのカード投影機とは違うようです、
  幻影を生み出す装置だから様々な犯罪に利用できる、
  だから、厳重な警備で持って管理している、
  というのが、デストロイヤーとクリエイターの公式見解らしいですが、
  様々なWカードの大会のデッキケースも全て貸出、
  何人もの警備員が付いています、
  ただのカード投影機でここまでするとは思えないんですけど・・・」
 「だが、実際に調べても何もなかった、だろ?」
 俺はそう言って右手を出しながら魔子に話しかける、
 「ほら、デッキケース、とっとと返せよ」
 「うぅぅ、おかしいなぁ・・・」
 魔子はそう言って、両手に持つデッキケースを見つめた後、
 両手に持ったデッキケース俺の方に差し出してくる、
 俺はそのデッキケースを右手に取ると、
 コートの左内ポケットにしまう、
 そして、俺は校庭に向かうために前に向かって歩きはじめる、
 しかし、一向に付いてくる気配のない宏也と魔子、
 仕方なく、俺は後ろにいる宏也と魔子の方に左の方から振り向き宏也と魔子に向かって話しかける、
 「ほらあ、とっとと行くぞ!!」
 「あっ、待ってよ!!」
 宏也はそう言って俺の方にかけだしてくる、
 一方、魔子の方は、
 「う~ん、おかしいな、
  黒い葉っぱの世界樹の信仰に関係していると思ったんだけどなぁ・・・」
 等とぶつくさ言いながら俺の方に歩いてくる、
 俺は2人のそんな様子を見ると、
 振り返って歩きだし、
 廊下の曲がり角を左へと曲がった
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 「ええと、多分ここらへんに」
 靴箱で各自靴をはきかえ、校庭に出て、少し左に進んだところ、
 そこで魔子はここいらへんにと言って、右手を伸ばして目の上に水平に広げ、首を左右に回して校庭の方を見まわしている、
 今、校庭では様々なスポーツ系のクラブが活動を行っており、
 俺達の目の前では白い石膏で長方形を広く描き、長方形の辺の前後の中央に、
 横に長い長方形の立方体の枠の長い辺を一つ取り除き、
 辺の取り除かれていない長方形の部分の隣り合った2面に白い網を付け、
 白い石膏で描かれたその範囲の中でたくさんの子供が
 黒の5角形と白の6角形を組み合わして作ったボールを足でけって追いかけまわす、
 いわゆる、サッカーをおこなっている、
 本来、スポーツ系のクラブというのは特に理由が無い限り、
 少し厚手で白い半袖の上着と紺の半ズボン、
 それに、つばが前方に付き白と赤で裏表を形成する帽子、
 いわゆる、体操服と紅白帽子で行われるのだが、
 今見ているサッカーの中には体操服の他に
 いくつかそれ以外の色とりどりの私服の人間が混じっていて、
 白い石膏の枠の外両側それぞれの少し離れたところで体操服と私服の子供たちが並んで足と尻を床に付け膝を三角に立てた三角座りをしており、
 右側の子供たちのそば、長方形の中央外右側には、赤い長袖の上着と長ズボンをはいた大人の男性も見える、おそらくは部活動を担当する先生だろう
 状況を見るに、先生が審判となり、見学者と部に所属する子が一緒になってサッカーをやっているというところだろうか、
 「あれがうわさに聞くサッカーか」
 いきなり右肩にいるデェビルが話しかけてきた、
 俺はデェビルの方を向き、小声で話しかける
 「お前はサッカーやったことあるのか?」
 「無い」
 だろうな
 デェビルの返事を聞いて、俺が一人納得していると、
 デェビルは続けて得意げに話してくる、
 「だが、ダマスカスなら一時期はまってたなぁ」
 「ダ、ダマスカス?」
 話の流れからすると俺の知ってるダマスカスじゃなさそうだが・・・
 デェビルは話してくる
 「相手と徹底してなぐり合うスポーツなんだけど、
  ルールは、相手を動かなくするか、降参させれば勝ちで
  相手を殺したり、自分の身以外の物を使ったら反則な」
 「そ、それはスポーツなのか・・・」
 俺の知ってるスポーツとは違う気が・・・
 「何言ってんだよ、ルールを守るのがスポーツだろうが」
 俺のつぶやきを聞いたデェビルが反論してくる、
 いや、確かにデェビルの言う通りなんだが、
 なんか違くねぇか?
 「いやぁ、三日三晩なぐり合ったこともあったなぁ、懐かしいなぁ・・・」
 デェビルがどこか遠くを見てつぶやく、
 やっぱりスポーツとは少し違う気がするぜ・・・
 「で、ここに誰を探しに来たの?」
 俺がそんな事を考える中、
 俺の右隣にいる魔子の向こう側にいる宏也がそう言って魔子に話しかける、
 「ほら、あれですよ・・・」
 魔子は宏也の方を向き、何かを言い出そうとして止まり、
 その後、どこか自信なさげに話し始める
 「え~っと、ほら、この前、え~っと、
  うちのクラスで、え~、異世界の奴とサッカーしたいとか言ってた」
 「ああ、暗家 敏(くらいえ とし)くんの事だね、
  でも、暗家くんって、サッカー部志望じゃなかったっけ?」
 「うっ」
 宏也の質問に、魔子はうめいて言葉を詰まらせる、
 サッカー部志望のやつを無理やりこっちに引き込んでいいんだろうか?
 だが、他に心当たりもない、
 いくらなんでも創造の奴や脈無しの遠果を入れるわけにもいかないしな、
 ううむどうするべきか、俺は少し考えた末、思いついた事を宏也と魔子に提案する、
 「とりあえず、話だけ聞いてもらって、
  助っ人として部に所属してもらうというのはどうだ?
  もしかしたら、先生に助っ人はダメ、とか言われるかもしれんが、
  そん時はそん時で、別の奴を探せばいいわけだしな」
 「そ、そうですよ!!」
 俺の意見に魔子は一も二もなく同意するが、
 宏也は口をへの字に、目と眉をハの時に曲げて、悩みながら口を開き。発言する、
 「う~ん、いいのかなぁ・・・」
 「いいんですよ!!とっとと探しましょう!!」
 魔子がそう言うと、宏也ははぁ、とため息を1つつき、
 続けて、校庭でサッカーをやってるやつらの一人に右手と右手の人差し指を伸ばし、
 「敏君ならずっと、あそこでサッカーやってるよ」
 そう言って、俺と魔子を見据え続けて話す、
 「それじゃあどうする?呼ぶ?」
 「頼んだ」
 「お願いします」
 俺と魔子がそう言って返すと、
 宏也は両手の平を口から垂直に立て、サッカーをやってるやつらに向かって叫ぶ
 「おお~い、敏君!!
  暗家 敏君!!
  ちょっとこっちに来て!!」
 宏也が呼びかけると、サッカーをしていた子供たちの動きが止まり、
 子供達それぞれがそばの子供たちと相談しているように見える、
 そして、その中の子供の一人がこちらの方にかけてくる、
 前髪が上の方に向いた濃い茶髪、
 身長は少し高め、顔つきはわりかし整っていて、
 着ている物は薄手の緑色の半袖シャツで
 ズボンも同じ色の半ズボンの物、
 靴下は青く、黒地に白紐のスニーカーをはいている、
 そして、その彼が俺たちの方に走ってきて、
 開口一番、宏也の方を向いて右手の手のひらを伸ばしながら
 右手の手のひらが相手に対して垂直になるように右手を前上に上げ、
 宏也に向かって話しかける、
 「よう!!宏也じゃないか!!どうした?
  サッカー部の見学か?」
 ずいぶんと仲良さそうだ・・・
 と思ったら、右手を下げながら魔子の方を向いて、魔子に向かって話しかけに行く、
 「そっちは同じクラスの尾川 魔子さんだったな!!
  全く話したことないけど!!」
 そう言って、敏は宏也と同じ調子で話しかけていった、
 ろくに名前をおぼえられておらず、
 全く話したことも無い相手までこの調子ということは、
 この敏という男は万人会うたびにこんな調子なんだろうか?
 と、その敏が今度は俺の方を向いて来た、
 「ああ、そっちは、今朝校庭でカードバトルをやっていた奴の一人だな!!
  初めまして!!暗家 敏(くらいえ とし)だ!!敏でいい!!」
 俺はそいつの方を見据えて返事を返す
 「初めまして、破壊 双我だ!!双我でいい!!」
 俺がそう返すと、
 「実は敏君にお願いが・・・」
 そう言って、宏也が敏に話しかける、
 敏が宏也の方に向き、
 「なんだ?」
 と宏也に聞くと、宏也は続けて気弱そうに話し始める、
 「実は、うちのWカードデストロイヤー部に助っ人として所属してほしいんだ!!」
 「はぁ!!助っ人!?」
 さすがにこの話には敏も目を見開いて驚いた、
 が、宏也はひるまずに話を続ける、
 「実はWカードデストロイヤー部に所属する部員を4人、
  先生から見つけて来なさいって言われたんだ、
  で、さ、敏君ってWカード好きじゃん、
  学校でも先生に隠れてこそこそやってたりするしさ」
 宏也の言葉に敏は目じりを下げた呆れ顔になりつつ話し始める
 「まぁ、そりゃあ好きだぜ、サッカーの次にな、
  でもさ、オレ、サッカー部志望なんだぜ、
  いくらんでも、Wカードデストロイヤー部に所属っていうわけには・・・」
 「別に正式所属でなくていい」
 俺がそう言うと、敏が俺の方を向く、
 俺は敏と向かい合い、話を続ける、
 「部員を4人、俺達が出されたのはそういう条件だ、
  だから、助っ人として一時的にWカードデストロイヤー部に入ってもらう、
  もちろん、サッカー部を優先してもらって構わない、
  部を設立して、ある程度人数が集まったら抜けてもらってもいい」
 「なるほど、それで助っ人ね・・・」
 敏はそう言うと、俺の方を見据え、続けて話しかけてくる、
 「でもよう、それで先生が納得してくれるか?」
 俺は敏の質問に敏を見据え返し、答える
 「先生が納得しなかったら、その時はその時だ、また別の奴を探すさ、
  とにかく、俺達はWカードデストロイヤー部を作りたい、
  ただそれだけだ」
 俺に返した言葉に、敏は少しの間、右手を口に当て、顔を下に下げて悩んだ後、
 右手を下げて顔を上げ、俺の方を見て口を開く
 「わかった、友達3人の頼みだからな、引き受けよう、
  だが、その前に・・・」
 敏は改めて俺を見据え、話を続ける、
 「お前の、双我のカードバトルの腕前を見たい、
  今朝、思う存分校庭でカードバトルやったやつだからな!!
  一度、カードバトルの相手をしてみたかったんだ!!
  ルールは2T1S5Tルールでいいよな!!
  ま、オレの興味本位とお約束の決まり事だと思って付き合ってくれ!!」
 敏はそう言うと、くるりと校庭でサッカーをしているやつらの方を向き、
 「じゃ、お前らはちょっとそこで待っといてくれ!!
  オレは先生に友達に他の部の見学に行こうと無理やり誘われた、
  とでも言ってくるわ!!」
 そう言って、敏はいきなりサッカーをしている子供たちのそばにいる部活動の先生の所まで走って行き、
 その先生と何かを話すと、俺たちの方を向いて走って戻ってきて、
 「じゃあ、とりあえず、4年3組に行こうか!!
  オレのデッキもそこにある!!」
 と言い、
 俺達よりも先に右側にある靴箱の方に走って行く、
 俺と宏也、魔子はその様子を見てあっけにとられつつも、
 お互いに顔を見あわせ、何とはなしに一つうなずくと、
 敏を追いかけ、靴箱の方に3人して走って行くのだった、
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 「ここがオレ達4年3組の教室だ!!」
 俺たち3人がとある教室に入った時、
 先に教室に入っていた敏はそう言って俺達を出迎えた、
 「お邪魔するぜ!!」
 そう言って、俺は敏の後、宏也と魔子の前に立って教室に入っていく
 その教室は床と壁の下半分が木材で、壁の上半分と天井が白い壁紙で覆われていて、
 左の方の壁には濃い緑色をした巨大な黒板が存在し、
 俺達のいる場所の反対側の壁の半ばから上程は窓になっていて、外から校庭と、
 クラブ活動にいそしんだり、クラブ活動を見学したりしている人たちが見える、
 さらに、俺の右手側の壁の上半分もくもりガラスでできた窓で廊下の側が見えており、
 床には机とイスが1セットで横に6、縦に5の合計30セットが左右2つ一組くっ付くように規則正しく並べられていて、
 その机は鉄製のパイプで4つの足が作られ、その上に木製の板が上に設置され、
 木製の板の少し下、空洞ができるように鉄製の板が下と左右と奥に付けられて、小さな物置場と化している、
 登校した後、必要な教科書などをあの中に入れておくんだ、
 そして、机が机と隣り合っていない方は黒や赤や青色のランドセルがひっかけられている、
 ちなみに俺のランドセルは黒、遠果のランドセルは赤だが、創造のランドセルは白だ、
 白のランドセルなんて汚れが目立ってしゃーないと思うのだが、
 いつも拭いているせいで、いつもピカピカなんだよなこれが・・・
 さらに机とセットになっているイスは座る場所と背もたれが角の丸い木の板で構成され、
 4つの足と座る場所と背もたれの間の部分が鉄パイプで構成されている、
 と、いきなり敏が中央の左側の席へと歩いていき、
 中央の左側の席の黒いランドセルの下側に右手を入れて、
 ランドセルの下にあるつまみを回して、ランドセルのふたのロックを解除した後、
 左手でランドセルのふたを上げ、
 右手をランドセルの中に入れてランドセルの中で何かを持って取り出し、
 その右手に持った何かを俺に向かって突きつけて、
 「さぁ、オレとカードバトルだ!!」
 と、宣言してきた!!
 敏が右手に持っていたのは
 黒い長方形のケースの正面の中央に、何かを蹴っている絵なのか白抜きで靴と靴下をはいた人の足がギザギザの縁付きで描かれたものである、
 俺は敏がケースを突き出してきたのを見て、
 俺も右手を自分のコートの左内ポケットに突っ込むと、
 その中にあるデッキケースを右手で持って取りだし、
 敏の方に突きつけつつ宣言する!!
 「おっしゃあ!!受けて立ってやるぜ!!」
 俺の返事を聞いた敏は、自分の後ろの机のひとつ前の机のイスの方に向くと、
 そのイスを机から引き出して前後逆にし、
 再び俺の方を向いて話しかけてくる、
 「じゃあ、双我はそっちのイスに座ってくれ、オレは自分のイスに座る」
 敏はそう言うと、後ろにある自分の席に座る、
 と同時に、俺は敏の座った机の前にある、
 今、敏が反転させた椅子に座り、
 敏と一つの机で向かい合ったような状態になる、
 すると、
 「それじゃあ、準備するぜ!!」
 敏はそう言って、右手に持ったケースから左手でケースのふたを開けてそのまま左手でケースからデッキを取り出し、
 ケースを俺から見た机の右上の方に置く、
 敏が準備し始めたのを見た俺も、右手のデッキケースから左手でケースのふたを開けてデッキを取り出し、
 デッキケースを左少し手前の方に置き、
 続けて、俺と敏は左手に持った自分のデッキを両手でシャッフルして山札にして、
 俺は自分のデッキケースの、敏は自分のケースの
 それぞれ自分から見て右側の方に山札を置いた後、
 自分の山札から右手で5枚カードを引いて、そのカードの中身を見つつ左手に移す、
 そうして準備している間にも、宏也と魔子が机の左側に移動してきて
 準備がととのった俺と敏は目じりを上げてにらみ合い、宣言する!!
 「カードバトル」
 「カードバトル」
 「「スタートだ!!」」
 さて、こいつとは、一体どんなカードバトルが繰り広げられるんだ!?
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 俺と敏はカードの置かれていないチャージゾーンに向かって、
 「リチャージ!!」
 「リチャージ!!」
 と、宣言し、
 続けて、右手で山札からカードを1枚引きつつ宣言する!!
 「ドロー!!」
 「ドロー!!」
 そして、左手の手札から右手で1枚カードを引いて1番の場所に裏側で置き、
 続けて、1枚1枚チャージゾーンに裏側で
 残りの手札から右手でカードを引いて置いていき、
 「セット!!」
 「セット!!」
 と、宣言し、
 お互いに相手がきちんとセットしたか目視で確認した後、
 お互いに1番に裏側で置いたカードを右手で持ち、
 右手で持ったカードを表に返しながら宣言する!!
 「オープン!!」
 「オープン!!」
 まずは、俺が表にしたカード!!
 
名前:肩棘の戦士 シャープニードル
種類:M モンスター
コスト:2 パワー:1500
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次に戦闘をおこなう相手モンスターが
        発動タイミング:戦闘前を持っている時
        次に戦闘をおこなうのがこのカードだった時
効果:次の戦闘が行われるまでこのカードのパワーを600上げる
   チャージゾーンにカテゴリ:デモンウォーリアーズを持つカードが
   表側表示で存在していた時、このモンスターのパワーをさらに300上げる
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:突き詰めろ!!
テキスト:彼のタックルが扉を破壊し、向こうへと貫通していく!!
 
 俺は左肩に黒い棘を持ち体中から赤い血管のような物が浮き出ている
 強い国の肌持つ戦士が描かれたカードを表にする
 続いて、敏が表にしたカード!!
 「行くぞ!!バトル!!キック!!スタイル!!アタック!!
  バトルカンガルー アーマードガルー!!」
 
名前:バトルカンガルー アーマードガルー
種類:M モンスター
コスト:3 パワー:2500
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘にこのカードが参加する時
        次の戦闘に参加する相手モンスターのパワーが
        このカードのパワーを下回っていた時
効果:次の戦闘に参加する相手モンスターを
   相手の手札に戻す
カテゴリ1:バトルカンガルー カテゴリ2:ブットバシ!!
テキスト:両陣営に分かれて戦っていた草原の動物たち、
     異常に気づき、暴走した相手を吹っ飛ばした
 
 その体に肩の所から棘が上方向に向いて付くカクカクした黒い鎧を、
 頭部に黒いヘッドギアを、両手に黒くて丸いグローブを着けた
 少し前方に尖った鼻と口、顔の後頭部で左右斜めにピンと立った耳に赤い目を持つ顔と細く筋肉質な両腕に灰色の毛皮を持つカンガルーのような生き物が、
 前方のジャッカルに左手でストレートパンチを喰らわせる絵が描かれたカードを敏が表にしてきた!!
 俺はコスト2のモンスターで敏はコスト3のモンスター、
 つまり、コストの見せ合いだ!!
 俺は前の方に右手で2枚のカードを出し、
 敏は前の方に右手で3枚のカードを出した、
 俺は敏に話しかける!!
 「それじゃあ、表にするぞ!!」
 「ああ、じゃあ、先に表にさせてもらう!!」
 敏はそう返すと、前に出していたカードを右手で表にしていく!!
 「俺も表にするぞ!!」
 俺はそう言い放って、慌てて前に出したカードを表にする!!
 まずは俺が表にしたカード!!
 
名前:尖踝の脚士 トガクルブシ
種類:M モンスター
コスト:0 パワー:300
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘に参加する相手のモンスターが
        発動タイミング:戦闘前を持っていた時
        このモンスターが次の戦闘に参加する時
効果:このターン、次の戦闘に参加する相手のモンスターは
   効果を発動できなくなる
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:蹴りつける!!
テキスト:隙を見てくるぶしを狙われるも硬い踝で何とかピンチを脱した!!

名前:手杭の戦士 パイルハンダー
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:1200
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:このモンスターが次の戦闘に参加する時
        このカードと戦闘する相手モンスターがコスト2以上だった場合
効果:次の戦闘が行われるまでこのモンスターのパワーを600上げる
   自分のチャージゾーンにカテゴリ:デモンウォーリアーズを持つカードが
   表側表示で存在していた時
   次の戦闘が行われるまでこのモンスターのパワーをさらに400上げる
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:撃ちつけろ!!
テキスト:手を握ると杭のようになる戦士、
     その一撃は相手の命を貫く

 続けて、敏が表にしたカード!!

名前:バトルカンガルーグリップ
種類:E イクイップ
コスト:1 パワー:+500
効果の発動条件:このカードを装備しているモンスターが
        カテゴリ:バトルカンガルーを持っていて、
        次に戦闘を行う相手モンスターのパワーを
        500以上、上回るパワーだった時
        次に戦闘をおこなうのがこのカードを
        装備しているモンスターだった時
        自分のチャージゾーンに裏側表示のカードが1枚以上存在している時
効果:次に戦闘を行う相手モンスターを相手のトラッシュに送る
   自分のチャージゾーンにある裏側表示のカード1枚を選択して
   自分のトラッシュに送る
カテゴリ1:バトルカンガルー カテゴリ2:トゲトゲグリップ
テキスト:殴るっ!!
     トゲが相手の急所に突き刺さるっ!!

名前:バトルカンガルー ガルプレート
種類:M モンスター
コスト:2 パワー:1500
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘にこのカードが参加する時
        次の戦闘に参加する相手モンスターのパワーが
        このカードのパワーを下回っていた時
        自分のチャージゾーンに裏側表示のカードが
        1枚以上存在している時
効果:次の戦闘に参加する相手モンスターを
   相手の手札に戻す
   自分のチャージゾーンある裏側表示のカードを1枚表にする
   この効果で表にしたカードはコストで表にした扱いでは無く
   カードの効果の発動や召喚等を行えない
カテゴリ1:バトルカンガルー カテゴリ2:フットバシ!!
テキスト:渾身の一撃が暴れていた相手を吹き飛ばす!!

名前:バトルカンガルー キアイパワーアタック!!
種類:S スマッシュ コスト:0
効果の発動タイミング:コストで表になった時
効果の発動条件:自分のモンスターゾーンにいる
        カテゴリ:バトルカンガルーを持つモンスター1体を指定できた時
効果:発動条件で指定したモンスターのパワーをこのターン700上げる
カテゴリ1:バトルカンガルー カテゴリ2:キアイアタック!!
テキスト:バトルカンガルーが渾身の一撃を食らわそうと溜めに入った!!

 さらに、敏が宣言してくる!!
 「俺が発動可能なカードは3枚!!
  双我が発動可能なカードは2枚!!
  よって、俺は1枚のカードを発動させてもらう!!
  まずはバトルカンガルーグリップをバトルカンガルー アーマードガルーに装備!!
  さらにバトルカンガルーグリップのコストに
  バトルカンガルー バトリングガルーを指定!!
  バトルカンガルー バトリングガルーを2番に召喚!!
  コストにはバトルカンガルー ガルパンチ、
  バトルカンガルー ガルプレート、
  バトルカンガルー キアイパワーアタック!!を指定!!」
 
名前:バトルカンガルーグリップ
種類:E イクイップ
コスト:1 パワー:+500

名前:バトルカンガルー ガルパン
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:600
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘にこのカードが参加する時
        次の戦闘に参加する相手モンスターのパワーが
        このカードのパワーを下回っていた時
        自分のモンスターゾーンにこのカード以外の
        カテゴリ:バトルカンガルーを持つモンスターが存在している時
効果:次の戦闘に参加する相手モンスターを
   相手の手札に戻す
カテゴリ1:バトルカンガルー カテゴリ2:プットバシ!!
テキスト:吹き飛ばされた奴は空中で姿勢を変えて着地し、
     襲い掛かってきた!!

名前:バトルカンガルー ガルプレート
種類:M モンスター
コスト:2 パワー:1500

名前:バトルカンガルー キアイパワーアタック!!
種類:種類:S スマッシュ コスト:0
効果の発動タイミング:コストで表になった時

 そして、敏は前に出していたバトルカンガルーグリップのカードを
 俺から見てバトルカンガルー アーマードガルーのカードを右奥に置くと、
 続けて、チャージゾーンから右手で一枚のカードを表にしつつ2番の場所に置く、

名前:バトルカンガルー バトリングガルー
種類:DM デストロイヤー
コスト:3 パワー:2500
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘にこのカードが参加する時
        次の戦闘に参加する相手の
        モンスター・デストロイヤー・クリエイターのパワーが
        このカードのパワーを下回っていた時
効果:次の戦闘に参加する相手モンスターを相手の手札に戻す
カテゴリ1:バトルカンガルー カテゴリ2:ドカントブットバシ!!
テキスト:渾身の一撃を狂いしものに喰らわせた!!
     だが、気が付くと自身も狂っていた!!

 満月を背景にこちらに跳びかかってくる赤い目をしたカンガルーの様子が描かれた黒いカードだ、
 敏はカードを二番に置いた後、前に出していたカードとチャージゾーンの残りのカードを全て俺から見た山札奥のトラッシュに右手で移動させ、
 さらに、右手を前に出して宣言してきた!!
 「そして、オレはバトルカンガルー アーマードガルーの効果を発動!!」
 おおっと、そうはいかないぜ!!
 俺も右手を前に出して宣言する!!
 「俺は肩棘の戦士 シャープニードルの効果を発動!!
  バトルカンガルー アーマードガルーの効果を相殺!!」
 続けて、俺はチャージゾーンのカードを右手で1枚表にしながら宣言する!!
 「さらに俺はデモンウォーリアーズ グラップエナジーの効果を発動!!」
 
名前:デモンウォーリアーズ グラップエナジー
種類:R リサイクル コスト:1
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:自分のモンスターが次の戦闘に参加する時
効果:次に戦闘を行う自分のモンスターのパワーを
   次の戦闘が行われるまで400上げる
   次に戦闘を行う自分のモンスターがカテゴリ:デモンウォーリアーズだった時
   さらに次の戦闘が行われるまでパワーを800上げる
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:スピリット
テキスト:叩け!!叩け!!叩け!!
     唸る叫びが破壊の力を増幅させる!!
 
 さらに俺は敏に問いかける!!
 「相殺は?」
 「無い」
 敏が無いと答えたのを聞いた俺は、
 続けて、チャージゾーンのカードを2枚表にしつつ宣言する!!
 「続けて、俺はデモンウォーリアーズ グラップエナジーのコストに
  黒き拳の闘士 クライフィストーを指定!!
  黒き拳の闘士 クライフィストーを2番に召喚!!
  コストには背鎌の戦士 バックサイズスラッシャーを指定!!
  さらに、背鎌の戦士 バックサイズスラッシャーを3番に召喚!!
  コストには手杭の戦士 パイルハンダーを指定!!」
 
名前:黒き拳の闘士 クライフィストー
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:1000
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:このモンスターが次の戦闘に参加する時
効果:次の戦闘が行われるまでこのモンスターのパワーを500上げる
   自分のチャージゾーンにカテゴリ:デモンウォーリアーズを持つカードが
   表側表示で存在していた時、このモンスターのパワーをさらに300上げる
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:叫べ!!
テキスト:叫びの闘士、己を鼓舞し、敵を打つ!!

名前:背鎌の戦士 バックサイズスラッシャー
種類:DM デストロイヤー
コスト:1 パワー:800
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:相手のモンスターゾーンにいる
        パワー1000以下のモンスターを2体指定できた時
効果:発動条件で指定した2体のモンスターをトラッシュに送る
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:無情者
テキスト:背に鎌の付いた両腕を持つ戦士、
     その鎌で敵達を切り裂いた!!

 そして、俺はチャージゾーンで表にした
 鉄球のような拳を握って体の前に出してポーズをとる、
 頭の両側から角を生やした体の色が漆黒の戦士が白黒で描かれたカードを
 右手で2番に移動させ
 続けて、切れ長で黄色の複眼と、黒い外骨格に覆われた四肢を持ち、背中から鉄の鎌を生えた漆黒の肌を持つ筋肉質の男が、
 両手を体の前で組んで、少し両の口角を上げた余裕の表情を見せながら、
 背中から生えたギザギザの鉄の鎌2本で正面を狙っている、
 そんな絵が描かれた黒いカードを3番に置く、
 そして、俺は右手を前に出し、宣言する!!
 「1番戦闘!!行け!!肩棘の戦士 シャープニードル!!
  グラップニードルタックル!!」
 
バトルカンガルー アーマードガルー M コスト:3
パワー:2500+500 パワー合計:3000
 
VS
 
肩棘の戦士 シャープニードル M コスト:2
パワー:1500+1200 パワー合計:2700
 
 俺が肩棘の戦士 シャープニードルをトラッシュに置くと、
 続けて、敏が右手を前に出し宣言してくる!!
 「オレはバトルカンガルー バトリングガルーの効果を発動!!
  黒き拳の闘士 クライフィストーをトラッシュに送る!!」
 俺はすかさず敏の宣言に反論する!!
 「だが、俺は黒き拳の闘士 クライフィストーの効果を発動!!
  バトルカンガルー バトリングガルーの効果を相殺する!!」
 俺の宣言に敏は右の口角を上げ、苦々しい表情をするも、
 右手を前に出し、宣言してくる!!
 「仕方ない、2番戦闘!!行け!!バトルカンガルー バトリングガルー!!
  バトリングパンチ!!」
 
バトルカンガルー バトリングガルー DM コスト:3 パワー:2500
 
VS
 
黒き拳の闘士 クライフィストー M コスト:1 パワー:1000
 
 俺は黒き拳の闘士 クライフィストーのカードを右手で持ってトラッシュに置くと、
 続けて、戦闘の行えるカードが無く、攻撃を防ぐ手段の無い敏に向かって、
 右手を前に出し宣言する!!
 「3番戦闘!!行け!!背鎌の戦士 バックサイズスラッシャー!!
  破壊の鎌!!」
 「うぬぉぉぉおおおおおお!!!」

暗家 敏

決着

破壊 双我

勝者:破壊 双我
決め手:背鎌の戦士 バックサイズスラッシャー
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 「あ~あ、負けちまった」
 俺とのカードバトルが終わった後、敏はそうつぶやき、
 両手でカードバトルに使ったカードをまとめながら続けて話し始める、
 「う~ん、やっぱり、バトリングガルーを無理やり出すんじゃなく、
  ガルパンチを出して防御を固めるべきだったか、
  手札にバトリングガルーが来て、無理なく出せそうだったから、
  ちゃっちゃと出しちゃったんだよなぁ・・・」
 そういうもんなのか?
 俺は敏のつぶやきを聞きつつも
 敏と同じく、両手でカードバトルに使ったカードをまとめていき、
 そのまとめたカードを左手に持って右手の持ったデッキケースに入れ、
 右手で持ったデッキケースをコートの左内ポケットに入れる、
 すると、敏が両手でカードをまとめ終えてケースの中にカードを右手で放りこんだ後、俺の方を見て口を開き、
 「じゃあ、すぐに別れるかもしれないけど、
  これからよろしくな!!」
 そう言って、俺の方に右手を差し出してきた、俺は敏に向かって右手を前に出しながら、気合を込めて敏に返事を返す!!
 「ああ!!よろしくな!!」
 俺がそう返事を返すと、俺と敏は右手でがっちりと握手を交わした!!
 そして、少しの間握手をして握手外した後、敏は机の上にあったカードの入ったケースを右手で持ち、
 机左側の黒いランドセルのふたを左手で持って開けると、
 右手に持つカードの入ったケースを黒いランドセルの中に入れ、
 左手に持つランドセルのふたを閉めると、
 右手でランドセルの下のつまみをひねり、ランドセルのふたを閉める、
 と、俺の脳裏に一つの疑問がよぎり、敏に向かって質問する、
 「なぁ、なんで向こうの奴らとサッカーしたいんだ?
  魔子がそう言う話を聞いたことがあるって言ってたんだが・・・」
 俺の唐突な質問に、敏は俺の方に少し目を見開いた驚いた顔を向けた後、
 目じりを少し上げ、両の口角を上げた得意顔になりながら返してくる、
 「だってさ、なんか、向こうの奴らとサッカーしたら面白そうじゃんか!!」
 「た、確かに!!」
 「おい」
 感心して言い放った俺の言葉に、露骨にデェビルが反応する、
 そして、俺は続けて敏に質問を投げかける、
 「じゃあ、Wカードが好きだっていうのも、
  向こう側の奴らと仲良くなりたいからとか、そんなんなのか!!」
 「ああ、その通りだ!!」
 敏は俺を見据えてそう答えると、続けて言葉を繋げてくる!!
 「向こうの方だとさ、スポーツだけじゃなくて、
  Wカードとかが流行ってるらしいじゃん!!
  郷に入りては郷にならえっていうだろ!!」
 「実際にはな、」
 いきなり、俺の右肩にいるデェビルが話しかけてくる、
 「向こうでも、スポーツが流行っているっていうのはある、
  だが、スポーツっていうのは身体的な影響が強いんだ、
  人間同士じゃあ、手が4本あるやつと、手が2本の奴が戦うとか、
  そういう事は無いだろ、
  だから、上の方に行く奴ほど身体的な影響の出るスポーツを嫌って、
  頭脳的なゲーム、こっちだと将棋やチェスか、
  っていうのを好む性質があるんだ、
  デストロイヤーは元来、体を動かすのが本能な部分があるから、
  それでも、身体的なスポーツを好む奴らは上の奴含めて大勢いるんだが、
  クリエイターの奴らはそうはいかない、
  で、Wカードっていうのはそういった、頭脳的な部分を含めて
  デストロイヤーもクリエイターも含めて好まれてる、
  カードも簡単に手に入るし、デッキケースを持ってなくたって、
  大会に出て好成績を残せば、いろいろ、
  おっと、しゃべりすぎたかな・・・」
 デェビルはそこまで話すと、黙り込んでしまった、
 まぁ、カードが簡単に手に入るっていうのはわかるぜ、
 小銭持って店に行けば簡単に手に入るしな、
 等と、俺が考えていると、
 「じゃあ、そろそろ先生んとこ行くか!!」
 敏がそう叫んで、自分のイスから立ち上がった、
 それを見た俺もイスから立ち上がりつつ敏に向かって叫ぶ!!
 「ああ!!そうだな!!まずは職員室だ!!」
 「おう!!」
 敏がそう、叫び返す中、
 俺は椅子から左に移動すると、
 座っていたイスの背もたれを右手で持って
 イスを前後逆にするように反時計回りに回転させた後、右後ろの机に押し込み、
 左後ろの扉の方を向き、扉に向かって駆ける!!
 と同時に、敏も自分の座っていたイスを自分の机に押し込んだ後、少し俺に遅れて扉に向かって走る!!
 「待ってください!!」
 「走っちゃだめだよ!!」
 と後ろの方から魔子と宏也の声が聞こえる!!
 だが、俺は振り返らずに走り、
 扉の持ち手を左手で持って左の方に扉を横滑りさせて開け、
 扉の先に横たわる廊下を左の方に向かって走り、その先右側にあった階段を駆け下り、階段の踊り場を左に折り返し駆け抜けてさらに階段を下り続け、
 階段を下りた先の靴箱右側にある廊下に入って、廊下の先で右に曲がったさらに先左側にある職員室に向かって行った!!
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 「あれは!!」
 職員室に向かった俺は職員室の前にいた奴を見て叫ぶ!!
 職員室の前にいたのは創造だった!!
 俺が叫んだのを聞いて創造が俺の方を向く!!
 と、同時に、創造のそばにいた3人ほどの人間が創造の後ろに回りこみ、俺と創造は正面から対峙した!!
 後ろ手に無造作に結んだ白い長髪、透けるほどの白い肌と白い目、
 右側の頭には横に長い白いひし形が縦に三つ並んだものを付けていて、
 右肩には白い羽の塊が巻きついており、
 右肩の裏には白銀のような金属で出来た白い翼のオブジェが付いている、
 その他は白い衣服を前開きで着ており、
 その白い衣服の右胸には白い2重円が描かれ、
 その白い2重円から放射状に堅そうな翼が複数枚描かれていて、
 白いズボンと白い靴下と白いネクタイと白いシャツと白い手袋であわせられている、
 と、創造の左隣、職員室の入り口にもう一人誰かいる、
 って、あのピン底メガネはうちの担任じゃねぇか!!
 ピン底メガネをかけた七三分けの黒髪、黄色い長袖の上着にジーパンをはいている、
 とそのうちの担任が、俺に向けていきなり怒鳴ってくる!!
 「双我!!まさか、お前もWカードの部の申請に来たんじゃないだろうなぁ!!」
 「そうだと言ったら!?」
 俺は勢い込んでうちの担任に向かって言い返す!!
 すると、うちの担任が俺の方を見据え、大声で叫び返してきた!!
 「ええい!!ダメだ!!ダメだ!!
  なんで、Wカードのクラブなんて作らなきゃいけないんだ!!
  どうせ、クラブ活動にかこつけて遊びたいだけだろうが!!」
 いきなりうちの担任は横暴な事を言い出す!!
 「そんな事、言い出したらきりないですよ先生」
 あきれた様子でそう言ったのは創造だ!!
 創造はうちの担任の方を向き、続けざまに話す!!
 「そんなこと言い出したら、スポーツ系のクラブはすべてダメになるでしょうね、
  実生活に役に立たないんですから、
  それから、音楽部と美術部もだめでしょうね、
  その他の大半の文化系のクラブも生活の役には立たない、
  生活の役に立つクラブとは家庭部や園芸部あたりでしょうか?
  もしかして、先生はこの2つのクラブのみで
  この学校のクラブをやって行けとでも?」
 「何!!」
 担任は創造の方を向き、続けて怒鳴る!!
 「スポーツ系のクラブや大半の文化系のクラブがなぜだめなんだ!!
  運動することは体にいいことだし、
  文化系のクラブも感性を磨くのにいい!!」
 おいおい、創造の話の土俵に乗っかってるぞ!!
 そんなんだから、何かあった時に生徒たちに言いくるめられるんだよ!!
 創造はそんな先生の様子もお構い無しに
 右の口角を上げてにやりと笑いつつ反論する!!
 「体にいいこと?
  学校に来ている以上は
  体育の授業で日常生活に必要な分の運動量は確保するのが教育というもの!!
  それに、感性を磨くのならば、
  それこそ、これも学校の授業で完全に補いきらなければならない!!
  先生、あなたの言っている事では
  Wカードクリエイター部の創立の邪魔をする理由にはならない!!」
 だが、うちの担任は少しひるみながらも反論してくる!!
 「だ、だが、Wカードは教育には・・・」
 あ~あ、これで創造の術中にはまったな、
 創造はすかさず勢いよく反論する!!
 「教育に良い、教育に悪い、その線引きは何ですか!!
  うちの部には将棋部、囲碁部、チェス部があったはず、
  それらは戦争の戦術を元にしたもの!!
  戦争に関連したものが教育に良くて、
  遊びに関連したものが教育に悪いという論拠はどこだ!!」
 「グ、グググ・・・」
 「はいはい、こじつけはやめてね」
 うち担任が歯を食いしばってうめく中、
 いきなり、俺の後ろからあきれた声が聞こえてきて、
 俺の後ろから俺の右わきを通って1人の女性が前に出てくる、
 あれは影山先生!!
 影山先生はまず創造の前まで行って、
 創造をたしなめるように話しかける、
 「そもそも、教育に良い、教育に悪いの線引きは大人たちが決めるものです、
  なぜなら、子供たちは経験が少なく、
  教育に良い、教育に悪いの判断は出来ませんからね、
  それに、教育に良い、教育に悪いに、
  戦争に関連したもの、遊びに関連したものは関係ありません、
  将棋、囲碁、チェスは長い歴史と文化があって、
  それらをたくさんの人が遊んでいます、
  教育の目的は子供たちを立派な文化人にすること、
  その一環としてのクラブ活動です、
  たくさんの人が遊ぶ遊びはそれだけ健全な遊びだと世間から認知されている証拠、
  Wカードという新興の遊びとはわけが違うの、
  健全な遊びでない遊びは文化人として認知される可能性も低いし、
  遊びを通じて人との信頼を築くことも難しい、
  逆に健全な遊びならたくさんの人とも気がねなく遊べ、
  それによって人との輪を広げていくこともできるわ、
  そう言った理由によって、クラブ活動が教育で行われている以上、
  一般の、それも年齢関係なく幅広い層に認知されている事柄に関しては、
  容易にクラブとして認められる反面、
  一般に認知されていない事柄は、クラブとして認められないのは当たり前の事です」
 「ぐ・・・」
 今度は創造が歯を食いしばってうめく番だった、
 だが、影山先生は両の口角を上げて目じりを下げ、創造ににっこり笑いかけて口を開く、
 「でも、クラブ活動の創立の条件、半分は満たしてきたようね、
  これなら・・・」
 「ちょっと、待ってください」
 影山先生が話しかけてきているのに対し、
 創造は突如、両手を開いて影山先生の前にかざして、
 影山先生の言葉を止め、両手を降ろして続けて話す、
 「実は一人は急いで部員を集めたいがために、助っ人を呼んだんです」
 そして、創造は腰を前に曲げ、影山先生の方に頭を下げて、
 「もし、ダメだって言うのであれば、 
  明日にでも、別の人を探してきます
  ですので、出来ればでいいですから部の創立を認めていただけないでしょうか?」
 「おいおい、創造、お前もなのか?」
 創造が頭を下げて影山先生にお願いごとをする中、創造の話を聞いた俺は創造に向かって話しかけ、続けて話す、
 「実は俺も一人助っ人を呼んだんだ!!
  サッカー部に所属してる敏ってやつなんだがな!!」
 「あなたもなの!!」
 影山先生は俺の方を向いて驚いてそう言うと、
 再び創造の方を向き、創造に話しかける、
 「で、あなたの方の助っ人、どこのクラブの所属なの?」
 「野球部です」
 創造が平然とそう答えると、
 影山先生は顔を下に下げてはぁ、とため息をつきつつ、
 「まぁ、仕方ないか」
 と、つぶやき、
 俺と創造の方を向きつつ話し出す、
 「今回だけ、特例として助っ人を2人とも許します」
 そして、続けて、
 「それじゃあ、少し待ってなさい、9人とも」
 と言って、逆時計回りに左にある職員室の方を向くと、
 右手でうちの担任を右に押しのけて開いていた扉から職員室の中に入っていく、
 ・・・ん?
 9人?
 え~っと、と、とりあえず俺は時計回りに後ろの方に振り返る、
 俺の後ろには宏也、魔子、敏、俺の前には創造、その後ろには3人人がいて、
 職員室の扉、少し右側にうちの担任、
 そして、俺、計9人、
 うん、合ってるな、
 って、なんでうちの担任が勘定に入ってるんだよ!!
 俺が戸惑っている間にも、影山先生が職員室から出てきて、
 右手に持っていた白い何かと薄くて小さい本のような何かをポンとうちの担任に渡し、
 うちの担任の方を向いて話しかける、
 「じゃあ、そっちのWカードクリエイター部の方の相手はあなたにお願い」
 「え、ええええええ!!!!!!」
 いきなり、うちの担任が後ろに右足を動かしつつながら驚いた!!
 そして、うちの担任は目を見開いて驚きながら、影山先生に話しかける、
 「いやいやいや、無理ですって!!
  Wカードなんてやったことないし!!」
 「ルールブック渡したからやれるでしょう」
 だが、うちの担任はそれでもなお、影山先生に向かって言いすがる!!
 「いやいやいや、横暴ですよ!!
  だいたい、なんで私が創造君の相手なんてやらなきゃいけないんですか!!
  影山先生がやればいいでしょう!!」
 影山先生はどこかけだるそうに肩を落としながら話し出す、
 「だって、この流れだと、Wカードデストロイヤー部の顧問も、
  Wカードクリエイター部の顧問も私がやることになりそうなんだもの
  私、美術部の顧問なのよ、
  美術部で一杯一杯なのに、2つも兼任増やせないもの
  あなた、今、担当のクラブ活動、ないでしょう」
 「そりゃそうなんですけど・・・」
 うちの担任はそう言って一瞬黙るも、すぐに勢いよく反論し始める、
 「いやいや!!いくらなんでもおかしいでしょう!!
  いくらデストロイヤーの世界に行ったことあるからって、
  Wカードに対して甘すぎですよ!!
  なんで、そこまでしなきゃいけないんですか!!」
 「おい、今、女の先生がデストロイヤーの世界に行った事があるって、
  言わなかったか!?」
 いきなり、デェビルが右肩から話しかけてきた!!
 確かに、今、うちの担任が、
 影山先生がデストロイヤーの世界に行ったことあるって言っていた・・・
 俺がそんなことを考えている間にも
 影山先生は
 「はぁ・・・」
 そう言って、一つため息をつくと、
 目じりを上げて真剣な表情になり、うちの担任を見据える、
 一気に影山先生のまとう空気が変わった!!
 そして、影山先生は真剣な口調で話し出す!!
 「今回のWカードデストロイヤー部とWカードクリエイター部の創設は、
  我が校の校長と教頭から許可を得ているものです、
  それに、さっきの私の発言を覆すようですが、
  向こうの世界では、Wカードはこちら側で言う、
  将棋や囲碁やチェスと同等かそれ以上の歴史と文化と認知度を持っている物、
  それでもなお、あなたは反論するというのですか!!」
 うちの担任はポカンと口を開けて驚きつつ、反論する
 「えっと、許可が出てるって、2つともですか?」
 「2つともです」
 影山先生はりんとした口調で返すと、そのまま続けて話し出す、
 「それでもなお、反論するというのであれば、
  どうでしょうか、カードバトルにあなたが勝った場合、
  2つの部の創設は無しということで」
 「本当ですか!?」
 「おい!!」
 うちの担任が驚いて返事を返す中で、
 俺は大きな声で影山先生に話しかけ、反論する!!
 「それじゃあ、何か!!
  うちの担任に創造が負けた時点で、
  Wカードデストロイヤー部も無しってか!!」
 「大丈夫だ!!」
 何か言いたそうにする影山先生の前に、
 俺にそう言って話しかけてきたのは創造!!
 創造は俺を見据えて続けて話してくる!!
 「僕は負けないさ!!
  今日、初めてWカードをやるような奴にはね!!」
 「その言葉、本当だろうな!!」
 俺が創造を見据えてはなった言葉に、
 創造は俺を見据えたまま口を開き返す!!
 「ああ、本当だ!!」
 「決まりね」
 影山先生はそう言うと回りの全員に聞こえるような大声で続けて話す、
 「それじゃあ、Wカードデストロイヤー部希望の子達は私に付いてきて、
  ちょうど、今の時間ならクラブ活動が終わった時間だし、
  先生たちの集まりにも時間があるから通常ルールでお相手しましょう、
  場所はそうね、体育館がいいわ」
 そして、影山先生は俺達の方に歩き出してすぐに止まり、
 創造とうちの担任の方に顔と首を左の方にねじりながら向いて、
 「あなた達は勝手にカードバトルする場所を決めること
  後、今渡したデッキケースは教頭の物なので後できちんと返すこと」
 と言い放ち、うちの担任と創造が
 「わかりました」
 「わかりました」
 と返したのを聞いて、正面にいる俺達の方を向き、
「それじゃあ、行きましょうか」
  そう俺達に言って、俺達の右の方から俺達の後ろの方に歩いていく、
  俺達はすぐに後ろに振り向いて、影山先生を追いかけ、
  すぐ後ろのT字路の廊下を、体育館のある左側の方へと曲がって行った!!
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 「さて、久しぶりにカードバトルやりますか」
 影山先生と俺達が移動してきたのは体育館の中で、影山先生が俺に向かってそう言った
 この体育館の中は広い長方形の空間になっていて、白い石膏の壁が前後と右の三辺を覆い、
 前後の石膏の壁の上縦長の2辺の上には通路が存在し、
 その通路には、立ててある四角い透明な板に穴の開いた白い網の付いたオレンジの丸いわっかが横に付いたような物が4つほど左右対称にかけられている、
 バスケットボールのゴールである
 そして、俺の左の方、石膏の壁に覆われていないところには
 一段高いところに広場のような大きな空間が存在し、
 広場の中央には木製の箱のような机が置かれている、
 あそこの後ろに立って、校長先生やらが演説を行うんだが、
 うちの校長や教頭は異世界の事を良く知りたがる節があるらしく、
 よく異世界の話を説教に放り込んでくる、
 いわく、デストロイヤーは世界の強靭な生命と戦うために破壊の力を得ただの、
 クリエイターが創造を行うのは生命に乏しく資源が豊富な世界を発展させるためだの、
 といったものだ、
 で、俺の右側の壁の少し左、奥の方には、大きな階段が存在していて、
 奥に行って左に曲がる形のその階段から壁の上にある二階に上がれる仕組みとなっている、
 二階には上がった直後の壁の上にはスペースが存在し、
 そこには卓球台が2つ並んでいて、その卓球台を使って卓球部が練習していたりしていたりもする、
 後は、さっきの石膏の壁の上の二辺の通路にもつながっていたりする、
 で、階段ある壁の中央部には緑の大きな扉が存在していて、
 あの中には様々な体育用の道具が存在していたはずだ、
 確か、その体育用の道具を入れた部屋は体育間の外、校庭の側からも入れるようになっていたはず、
 それから、壁の左端、奥まったところにある、四角いすりガラスが左右上中央に付いた中央開きの鉄の扉は校庭につづいている、
 で、俺の後ろの石膏の壁の右端に近いところにはスライド式の白い鉄の扉があって、
 俺達はその白い鉄の扉から体育館に入ってきて、最後に体育館に入ってきた宏也がその白い鉄の扉を閉めたんだ、
 時刻はまだ太陽が少し高い位置にあるぐらいだが、
 今、体育館には俺たち以外の人はいない、体育館を主に使うクラブ活動もあるが、
 この後、先生たちの会合があるらしいし、
 今はまだ、新しくクラブ活動に入る4年生への勧誘がメインということで、練習を早めに切り上げたのだろうか、
 普段はもう少し遅くまで、誰かが何かを練習しているはずだ、
 「さぁ、ちゃっちゃと始めましょうか、デッキケースを出しなさい!!」
 そう言い放ったのは、正面の方で俺を見据える、影山先生、
 そして、影山先生は右手をスカートのポケットに入れ、
 中から右手で何かを出して、俺の方に突きつけてきた!!
 影山先生が持っていたのは小型の黒いパレットのような物、
 大きな半楕円の反対側に中型の半楕円と小型の半楕円を組み合わせ、
 小型の半楕円の中心には穴が開いていて、
 大きな半楕円と中型の半楕円の端には色とりどりの丸い円が並んでいる、
 それを見た俺も右手を黒いコートの左内ポケットに入れて、中から黒い宝玉のような物が中央に埋まっている俺のデッキケースを取り出し、影山先生に突きつける!!
 すると、お互いのデッキケースが一瞬光り、
 オーロラのような壁が四角く、俺と影山先生の周りを覆うように地から吹き出し、
 俺と影山先生の前、それぞれに、大きな黒い闇の塊のような板が現れ、
 俺と影山先生はその左上の方に自身のデッキケースを置く、
 すると、デッキケースからデッキがはずれてシャッフルされて山札になり、
 闇の板の左中ほどに移動して置かれ、
 デッキケースがその山札の左側に移動し、
 デッキケースは裏返され、絵が描かれた方が上面に出てきた 
 そして、俺と影山先生は自身の山札からカードを右手で1枚ずつ引いて、
 闇の板手前の場所に裏側で置いて、ライフカードとしていき、ライフカードを計5枚置くと、
 続けて、山札から右手で5枚カードを引いて、
 引いたカードの中身をチラリと見つつ、左手に移して手札にする、
 と、
 「がんばれ~!!」
 「頑張ってください~!!」
 「負けるなよ~!!」
 と後ろから、宏也、魔子、敏の応援する声が聞こえてきた!!
 俺は3人がいる後ろの方に時計回りに振り向くと、右手を上げ、
 「やってやるぜぇ~!!」
 と叫び、今度は逆時計回りに回って、影山先生の方を向く、
 すると、影山先生が目を細めて俺をにらみ、話しかけてきた!!
 「さぁ、準備はいい?」
 「いつでもいいぜ!!」
 俺がそう返すと、影山先生は大きな声で宣言してくる!!
 「それじゃあ行くわよ!!カードバトル・・・」
 「スタート!!」
 「スタート!!」
 「「「スタート!!」」」
 俺と先生と宏也、魔子、敏の声が重なって体育館に響く!!
 そして、今、Wカードデストロイヤー部の設立を賭けたカードバトルの幕が、
 切って落とされたのだった!!
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 1ターン目!!影山先生はどんなカードを使ってくるんだ!?
 俺と影山先生は闇の板の右側にある自分のチャージゾーンに向かって、それぞれ、
 「リチャージ!!」
 「リチャージ!!」
 と、宣言し、
 続けて、山札の一番上のカードを右手で持って引きつつ宣言する!!
 「ドロー!!」
 「ドロー!!」
 さて、俺の引いたカードは頭刃の戦士 ライフブレイカーヘッド!!
 俺は引いたばかりの頭刃の戦士 ライフブレイカーヘッドのカードを
 左手の手札に加える、
 さて、今の俺の手札は、さっき引いた頭刃の戦士 ライフブレイカーヘッドに加え、
 暗き左腕の戦士 レフトディム、戦力的吟味!! デモンズ撤収!!、
 クライシス!!デモンウォーリアーズ!!、黒き鱗の盾、
 デモンウォーリアーズ バーストエナジーの6枚だが、
 さて、どのカードを置けばいい?
 とりあえず、召喚できるモンスターカードとして、
 暗き左腕の戦士 レフトディムを1番に出すか、
 で、使えそうなリサイクルカードととして、黒き鱗の盾をチャージゾーンに置いて、
 防御を固めるべきだろう、
 俺は左手の手札から、暗き左腕の戦士 レフトディムのカードを右手で引き、
 闇の板の中央少し奥の1番の場所に裏側で置き、
 続けて、左手の手札から、黒き鱗の盾を右手で引いて、チャージゾーンに裏側で置くと、
 「セット!!」
 と、宣言する、
 すると、影山先生もそのすぐ後に
 「セット!!」
 と、宣言し返してきた!!
 影山先生の闇の板の方を見ると、
 影山先生もしっかりと、1番とチャージゾーンに裏側表示でカードを置いており、
 そして、俺が影山先生の闇の板の方を見ている間にも、影山先生は俺の方の闇の板の方を見て、
 俺がきちんと1番とチャージゾーンに裏側表示でカードを置いているのか確認している、
 そして、俺は影山先生の方の闇の板を確認し終えたため、自分で1番の場所に裏側で置いたカードを右手で持つ
 すると、影山先生も俺の方の闇の板を確認し終えたのか、自分で1番に裏側で置いたカードを右手で持った!!
 俺は影山先生が右手で1番のカードを持ったのを確認したため、俺自身が右手に持つ1番のカードを宣言しながら表にし、
 影山先生も自分で右手に持った1番のカードを宣言しながら表にしてきた!!
 「オープン!!」
 「オープン!!」
 まずは、俺が表にしたカード!!
 「来い!!暗き左腕の戦士 レフトディム!!」
 
名前:暗き左腕の戦士 レフトディム
種類:M モンスター
コスト:0 パワー:500
効果の発動タイミング:無し 効果の発動条件:無し 効果:無し
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:見えねぇっ!!
テキスト:左腕に闇を集める戦士
     闇を集めるだけだ!!

 俺の目の前に黒い刃のような爪を左手に持つ黒い戦士が現れる!!
 筋骨隆々で禿げがった頭と赤い目を持ち、下半身は茶色い皮に覆われ、
 指の一本一本に歪曲した黒い刃が付いている!!
 続けて、影山先生が表にしたカード!!
 「来たれ!!アーベントリッター リトリトガード」
 
名前:アーベントリッター リトリトガード
種類:M モンスター
コスト:0 パワー:0
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘に参加する相手モンスターがコスト1以下だった時
        次の戦闘にこのモンスターが参加する時
        自分のチャージゾーンに裏側で存在する
        カテゴリ:アーベントリッターを持つ
        スマッシュカード1枚を指定できた時
        指定したカードを1度表にして、
        相手にカードの中身を確認させた後すぐ裏に返す
        この時表にしたカードはコストで表にした扱いでは無く
        カードの効果の発動や召喚等を行なえない
効果:この効果を発動後、戦闘前終了時、
   戦闘をスキップして戦闘後に移行する
カテゴリ1:アーベントリッター カテゴリ2:小さき小さき盾
テキスト:うどわわわ!!!
     襲い掛かってきた野獣に向かって
     急いで盾をかざす見習い騎士!!
 
 影山先生の前に黒い小さな騎士が現れる!!
 頭には黒い円柱を手前から奥に下方向に斜めに斬って、目の所が四角く細長く横に開け、口元に四角形の下に三角形が付いたような五角形のフェイスガードが付いた黒い兜を付けていて、
 右手には十時に盛り上がった、ひし形ではなく黒い凧型の盾を持ち、
 首に巻いた赤いマントを後ろになびかせ、
 全身には凝ったデザインの黒い鎧を着けているものの
 足元から茶色い毛皮が見え隠れしている騎士だ、
 そして、影山先生が右手でチャージゾーンのカードを1枚表にして宣言してくる!!
 「私はアーベントリッター リトリトガードの効果を発動!!
  1番戦闘をスキップする!!」
 
名前:アーベントリッター リトリトガード
種類:M モンスター
コスト:0 パワー:0
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘に参加する相手モンスターがコスト1以下だった時
        次の戦闘にこのモンスターが参加する時
        自分のチャージゾーンに裏側で存在する
        カテゴリ:アーベントリッターを持つ
        スマッシュカード1枚を指定できた時
        指定したカードを1度表にして、
        相手にカードの中身を確認させた後すぐ裏に返す
        この時表にしたカードはコストで表にした扱いでは無く
        カードの効果の発動や召喚等を行なえない
効果:この効果を発動後、戦闘前終了時、
   戦闘をスキップして戦闘後に移行する
 
名前:アーベントリッター リトリトカウンター!!
種類:S スマッシュ コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘後
効果の発動条件:この戦闘がスキップされた時
        このスキップされた戦闘の番号に
        カテゴリ:アーベントリッターを持つ自分のモンスターが
        存在していて、
        (その自分のモンスターのパワー+1000)の数値より
        同じ番号にいる相手のモンスターの方がパワーが下だった時
効果:このスキップされた戦闘の番号にいる相手のモンスターをトラッシュに送る
カテゴリ1:アーベントリッター カテゴリ2:カウンター
テキスト:そこだぁ!!
     野獣の隙を見て、小さき盾を持つ戦士が打ち込んだ!!
 
 「おいおい、あんなスマッシュカード見せてきてるぞ、
  この戦闘、スキップされたらまずいんじゃないか?」
 右肩でデェビルが茶化してくるも、
 俺にはアーベントリッター リトリトガードの効果を止めるすべがない!!
 と、影山先生が俺の方を見て口を開く!!
 「相殺はあるかしら?」
 「無い!!」
 俺が大声で叫ぶと、影山先生は右手を前に振り上げ、大声で宣言してくる!!
 「1番戦闘!!アーベントリッター リトリトガード!!
  リトリトシールド!!」

アーベントリッター リトリトガード M コスト:0 パワー:0
アーベントリッター リトリトガード

スキップ

暗き左腕の戦士 レフトディム M コスト:0 パワー:500

 レフトディムが左手を上に上げてリトリトガードに突進して行き、
 リトリトガードに向かって左手の爪を振り下ろす!!
 が、リトリトガードは左手の盾をとっさに上前に構え、
 レフトディムの左手の爪を受け止めた!!
 と、いきなり影山先生がチャージゾーンのカードを右手で1枚表にしながら宣言する!!
 「私は、アーベントリッター リトリトカウンター!!の効果を発動!!」
 
名前:アーベントリッター リトリトカウンター!!
種類:S スマッシュ コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘後
効果の発動条件:この戦闘がスキップされた時
        このスキップされた戦闘の番号に
        カテゴリ:アーベントリッターを持つ自分のモンスターが
        存在していて、
        (その自分のモンスターのパワー+1000)の数値より
        同じ番号にいる相手のモンスターの方がパワーが下だった時
効果:このスキップされた戦闘の番号にいる相手のモンスターをトラッシュに送る

 リトリトガードはレフトディムの左手の爪を受け止めながら、思い切り左手の盾を左に振って、
 レフトディムの左手の爪を思いきり弾き飛ばし、
 素早く左手の盾を前に構え直すと、そのままレフトディムに向かって左手の盾で突進を食らわせてレフトディムの体に大きな衝撃を与えながらをレフトディムを大きく弾き飛ばし、レフトディムを爆発させて闇に返した!!
 そして、その様子を見ていた俺と影山先生は同時に宣言する!!
 「ターンエンド!!」
 「ターンエンド!!」
 これで1ターン目は終了だが、
 スキップ効果とそれに連動した相手モンスターをトラッシュに送る効果、
 こいつは強敵だぜ!!
 
影山
デッキ:29枚 手札:4枚 ライフカード:5枚
チャージゾーン:0枚 トラッシュ:1枚
モンスターゾーン  
アーベントリッター リトリトガード M コスト:0 パワー:0

VS

双我
デッキ:29枚 手札:4枚 ライフカード:5枚
チャージゾーン:1枚 トラッシュ:1枚
モンスターゾーン
無し

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 2ターン目、どうやって攻めて行こうか?
 俺と影山先生は裏にするカードの無いチャージゾーンに向かって
 「リチャージ!!」
 「リチャージ!!」
 と、宣言し、
 続けて、山札の一番上のカードを右手で引きながら
 「ドロー!!」
 「ドロー!!」
 と、宣言する!!
 俺の引いたカードは黒き拳の闘士 クライフィストー!!
 このカードを1番に出しておけばアーベントリッター リトリトガードの効果を相殺できる!!
 チャージゾーンに置くカードは、今の手札の中ならデモンウォーリアーズ バーストエナジーを置いておいた方が後々の役に立つか、
 俺はそこまで考えると、引いたばかりで右手に持つ、黒き拳の闘士 クライフィストーのカードを1番に裏側で置き、
 続けて、左手の手札から右手でデモンウォーリアーズ バーストエナジーのカードを引くと、
 「セット!!」
 いきなり、影山先生の声が聞こえてきた!!
 どうやら、影山先生が2番とチャージゾーンにカードを置き終えたようだ、
 俺は影山先生の闇の板の方を見て、
 影山先生が2番とチャージゾーンにカードを置き終えたか確認すると、
 右手に持ったままのデモンウォーリアーズ バーストエナジーのカードをチャージゾーンに裏側で置き、大きな声で
 「セット!!」
 と宣言し、
 右手で1番に置いたカードを持つ、
 すると、影山先生も俺の闇の板の1番とチャージゾーンに
 カードが裏側で追加されているか見て確認した後、
 自身で2番に置いたカードを右手で持ち、
 影山先生がカードを持ったのを見た俺はゆっくりと右手に持つ1番のカードを表に返しながら宣言する!!
 と同時に、影山先生も右手に持つ2番のカードを表に返しながら宣言してきた!!
 「オープン!!」
 「オープン!!」
 まずは、俺が表にしたカード!!
 「来い!!黒き拳の闘士 クライフィストー!!」
 
名前:黒き拳の闘士 クライフィストー
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:1000
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:このモンスターが次の戦闘に参加する時
効果:次の戦闘が行われるまでこのモンスターのパワーを500上げる
   自分のチャージゾーンにカテゴリ:デモンウォーリアーズを持つカードが
   表側表示で存在していた時、このモンスターのパワーをさらに300上げる
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:叫べ!!
テキスト:叫びの闘士、己を鼓舞し、敵を打つ!!

 俺の目の前に鬼の形相をした拳の大きい拳士が現れる!!
 その体は漆黒に包まれ、巨大な鉄球のような両の拳を持ち、
 先の方に毛の生えた尻尾が臀部から生え、
 内側に曲がる赤い角が頭の上部左右から生えていて
 大きな白い2本の牙が口の下から上に伸び、
 瞳孔の無い赤い瞳を持っている!!
 続いて、影山先生が表にしたカード!!
 「来なさい!!アーベントリッター リトルスラッシャー!!」
 
名前:アーベントリッター リトルスラッシャー
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:1200
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘に参加する相手モンスターの効果の中に
        「スキップ」という言葉が入っていた時
        次の戦闘にこのモンスターが参加する時     
効果:次の戦闘に参加する相手モンスターの効果を
   このターン、発動することをできなくする
カテゴリ1:アーベントリッター カテゴリ2:確実に当てていく剣
テキスト:そこだっ!!
     小さな騎士の剣戟が、確実に相手を捉えた!!
 
 影山先生の前にこれまた黒い騎士が現れる!!
 丸い兜の額に縦に膨らんだ下の方に横線が来る凧型のプレートを付けていて、
 口元には四角の下に三角が付いたような形の五角形のフェイスガードがあり、
 背中には赤い膜の付いた黒い骨格の羽が伸びていて、
 全身に凝ったデザインの黒い鎧を着こみ、赤いマフラーをつけ、
 両手には中央部が黒く外側が灰色の大剣を携えている!!
 向こうもこちらもコスト1のモンスター!!
 俺と影山先生は素早くチャージゾーンから
 それぞれ1枚のカードを右手で持って前に出し、
 俺は影山先生に確認する!!
 「コストの見せ合いに使うカードはそれでいいのか!!」
 「そうよ、とっとと先に行きましょう!!」
 影山先生はそう言って、右手で前に出したカードを持って表にする!!
 それを見た俺も前に出したカードを右手に持ち、表にした!!
 まずは、俺が表にしたカード!!
 
名前:デモンウォーリアーズ バーストエナジー
種類:R リサイクル コスト:2
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:自分のモンスターが次の戦闘に参加する時
効果:次に戦闘を行う自分のモンスターのパワーを
   次の戦闘が行われるまで600上げる
   次に戦闘を行う自分のモンスターがカテゴリ:デモンウォーリアーズだった時
   さらに次の戦闘が行われるまでパワー1200上げる
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:スピリット
テキスト:叩きつけろ!!叩きつけろ!!叩きつけろ!!
     唸る叫びが、衝動が、意思が、破壊の力をさらに増幅させる!!
 
 続けて、影山先生が表にしたカード!!
 
名前:アーベントリッター アイアンシールド
種類:E イクイップ
コスト:3 パワー:+0
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次に戦闘をおこなうのが
        このカードを装備しているモンスターだった時
        次に戦闘をおこなう相手モンスターが
        コスト3以下だった時
        このカードを装備しているモンスターが
        カテゴリ:アーベントリッターを持っている時
効果:この効果を発動後、戦闘前終了時、
   戦闘をスキップして戦闘後に移行する
カテゴリ1:アーベントリッター カテゴリ2:アイアン
テキスト:アーベントリッターの使う、とても大きな鉄の盾、
     固い、強い、大きい、黒い
 
 共に発動できるカード無し!!
 俺は右手を前に出して宣言する!!
 「1番戦闘!!行け!!黒き拳の闘士 クライフィストー!!
  アイアンクライムフィスト!!」
 
アーベントリッター リトリトガード M コスト:0 パワー:0
 
VS
 
黒き拳の闘士 クライフィストー M コスト:1 パワー:1000
 
 クライフィストーが右手を振り上げ、リトリトガードの方に走って行き、
 リトリトガードに向かって右手を振り下ろす!!
 しかし、リトリトガードは両手に持った盾で、クライフィストーの拳を受け止める!!
 だが、クライフィストーは続けざまに左手を振り上げて、そのまま左手を振りおろし、リトリトガードの盾に叩きつける!!
 さらにクライフィストーは右手を振り上げて、右手を振りおろしてリトリトガードの盾に叩きつけ、
 その後、左手を振り上げて、
 というようにいくどもその両手を交互にリトリトガードの盾に叩きつけていき、
 ついにはリトリトガードの両足がよろける!!
 その隙をクライフィストーは逃さずに一旦両手を離した後、
 その両手で思い切りストレートを叩き込み、リトリトガードを吹き飛ばし、
 リトリトガードは爆発して光に返る!!
 おし!!このまま、このターン乗り切るぜ!!
 俺は右手でチャージゾーンのカードを1枚表にして宣言する!!
 「俺は黒き鱗の盾を発動!!
  2番戦闘をスキップだ!!」
 
名前:黒き鱗の盾
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘をおこなう相手モンスターがコスト1の時
効果:この効果を発動後、戦闘前終了時、
   戦闘をスキップして戦闘後に移行する
   相手のモンスターのパワーが0以下の時は相手モンスターを相手の手札に戻す
   相手のモンスターのパワーが3000以上の時は
   効果の発動後、このカードをトラッシュに送る
カテゴリ1:スケール カテゴリ2:シールド
テキスト:黒き鱗の盾が相手の攻撃を止めた!!
     そして、相手のモンスターをそのまま押し込んでいく!!
 
 だが、影山先生は何も動じず、
 左手の手札から右手でカードを1枚引くと、
 その右手に持つカードを俺に見せ、宣言してきた!!
 「私はアーベントリッター ガードクラッシュの効果を発動!!
  スキップを無効にして、戦闘前タイミングを終了し、
  戦闘を開始する!!」
 
名前:アーベントリッター ガードクラッシュ
種類:H ハンド コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘がスキップされる時
        次の戦闘に参加する自分のモンスターが
        カテゴリ:アーベントリッターを持っていた時
        自分のチャージゾーンに1枚以上カードが存在している時
効果:次の戦闘のスキップを無効にし、
   戦闘前タイミングを終了する
   自分のチャージゾーンにあるカード1枚を手札に戻し、
   このカードを表側表示でチャージゾーンに置く
   このターン、自分はこのカードと同名のカードは発動できなくなる
カテゴリ1:アーベントリッター カテゴリ2:防御崩し
テキスト:暴走するものたちに確実に攻撃を与える黒い騎士たち!!
 
 な!!スキップを無効化するカードだと!!
 俺が驚き、動きを止める間にも影山先生は続けて宣言してくる!!
 「相殺が無いようだから先に進ませてもらうわ!!
  2番戦闘!!行け!!アーベントリッター リトルスラッシャー!!
  ガードクラッシュソード!!」
 
アーベントリッター リトルスラッシャー M コスト:1 パワー:1200
 
攻撃
 
破壊 双我 ダメージ
 
 リトルスラッシャーが俺の方に走ってきた!!
 と、いきなり俺の前に黒い鱗の盾が現れる!!
 長方形で少し縦に曲がった木の板にの表側に黒い鱗がびっしりとつき、反対側に木の取っ手が付いた盾だ!!
 そして、俺の前に現れた黒い鱗の盾がリトルスラッシャーに向かって行く!!
 すると、リトルスラッシャーは両手に持つ大剣を上に掲げ、
 思い切り上段から黒い鱗の盾に向かって大剣を振り下ろした!!
 この大剣の攻撃を何とか受け止める黒い鱗の盾!!
 だが、リトルスラッシャーはそのまま黒い鱗の盾に向かって大剣を押し付ける!!
 と思ったら、不意に大剣を上に上げるリトルスラッシャー!!
 その反動で浮き上がる黒い鱗の盾!!
 そして、リトルスラッシャーは大剣から右手を離し、
 その右手で黒い鱗の盾を裏からアッパーで打ち上げる!!
 そこから、リトルスラッシャーは大剣を再び両手で持って、
 大剣を左の方から黒い鱗の盾の裏まですべり込ませ、
 そのまま大剣を上に上げ、黒い鱗の盾を空高く吹き飛ばした!!
 さらに、黒い鱗の盾を吹き飛ばしたリトルスラッシャーは俺の方に視線を向け、
 俺の方に走ってきて、俺の前で大剣をたかだかと振り上げる!!
 そこで俺の前に現れる薄い闇の壁!!
 リトルスラッシャーはそのまま俺の前の薄い闇の壁に大剣を振り下ろした!!
 薄い闇の壁は大剣で斬られるが、大剣で斬られた瞬間、衝撃波を出しながら消滅する!!
 薄い闇の壁から出た衝撃波に吹き飛ばされるリトルスラッシャー!!
 そして、俺の方はといえば、薄い闇の壁の衝撃波の衝撃波に右手を軽く顔の前に持ってきた防御姿勢で耐えると、
 衝撃波が収まった後、右手をライフカードの一番右のカードに伸ばして、そのカードを引く、
 出てきたのは、背鎌の戦士 バックサイズスラッシャーか・・・
 俺は右手に持つ、背鎌の戦士 バックサイズスラッシャーのカードを
 左手の手札にくわえると
 影山先生の方を向き、宣言する
 「ターンエンド!!」
 「ターンエンド」
 俺が宣言すると同時に、影山先生も宣言してきた!!
 さて、これで2ターン目は終了だ、
 次のターンは頭刃の戦士 ライフブレイカーヘッドで攻めていくぜ!!

影山
デッキ:28枚 手札:3枚 ライフカード:5枚
チャージゾーン:1枚 トラッシュ:2枚
モンスターゾーン  
無し
アーベントリッター リトルスラッシャー M コスト:1 パワー:1200

VS

双我
デッキ:28枚 手札:4枚 ライフカード:4枚
チャージゾーン:2枚 トラッシュ:1枚
モンスターゾーン
黒き拳の闘士 クライフィストー M コスト:1 パワー:1000
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 3ターン目、一気に攻めるぜ!!
 俺と影山先生は右手でチャージゾーンの表側表示のカードを裏に返しつつ宣言する!!
 「リチャージ!!」
 「リチャージ!!」
 続けて、右手で自分の山札の一番上のカードを引きつつ宣言!!
 「ドロー!!」
 「ドロー!!」
 俺が引いたカードは闇夜にすさぶ破壊の風のカード!!
 このターン、こいつは使わない、そのかわり、
 頭刃の戦士 ライフブレイカーヘッドを召喚するついでに
 背鎌の戦士 バックサイズスラッシャーを3番に召喚して、
 一気に影山先生のライフカードを減らしてやるぜ!!
 だが、問題は背鎌の戦士 バックサイズスラッシャーのコストだ、
 黒き鱗の盾とデモンウォーリアーズ バーストエナジーのどちらがいいか、
 防御にばかりかまけてても仕方がない!!
 俺は黒き鱗の盾をコストに選ぶ!!
 そう決意した俺は、引いたばかりで右手に持つ、
 背鎌の戦士 バックサイズスラッシャーのカードをチャージゾーンに裏側表示で置くと、
 続けて、左手の手札から頭刃の戦士 ライフブレイカーヘッドを右手で引いて、闇の板の中央少し左の2番の場所に裏側で置き、
 「セット!!」
 と大声で宣言する!!
 そして、俺は今だ宣言の無い影山先生の様子を見てみる、
 影山先生は口元に右手を当てて左手の手札を見て、
 何かを悩みながらも、
 左手の手札から右手で1枚のカードを引いてそのカードを裏にして1番の場所に置き、
 続けて、左手の手札から右手で新しくカードを1枚引いて、
 そのカードを裏にしてチャージゾーンに置き、
 俺の方を向いて、
 「セット!!」
 と、宣言してきた!!
 そして、俺と影山先生はお互いに相手がモンスターゾーンとチャージゾーンに、
 カードを裏側で追加したか、目視で確認し、
 俺は2番に、影山先生は1番に裏側で置いたカードを右手に持ち、
 そして、お互いにそのカードを表にしながら宣言する!!
 「オープン!!」
 「オープン!!」
 まずは、俺が表にしたカード!!
 「来いよぉ!!命削りし頭刃の戦士!!ライフブレイカーヘッド!!」
 
名前:頭刃の戦士 ライフブレイカーヘッド
種類:M モンスター
コスト:3 パワー:2800
効果の発動タイミング:戦闘後
効果の発動条件:このモンスターが戦闘で相手モンスターに勝利した時
        相手のライフカードが1枚以上ある時
効果:相手のライフカード1枚を相手の手札に加えさせる
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:ブレイカー
テキスト:その黒き刃で相手の命を削り取る恐れられる戦士

 俺の前、黒き拳の闘士 クライフィストーの左側に、
 左肩や右足などが硬質化した漆黒の体持つ戦士が現れる!!
 赤い瞳を光らせ、その頭の上からは黒い刃がまっすぐに伸びている!!
 続けて、影山先生が表にしたカード!!
 
名前:アーベントリッター ガーディングアタック
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘に参加する自分のモンスターが
        カテゴリ:アーベントリッターを持つモンスターだった時
効果:次に戦闘を行う自分のモンスターのパワーを
   次の戦闘が行われるまで500上げる
   自分のチャージゾーンに裏側表示で存在する、
   効果、もしくは、発動条件に「スキップ」という言葉が入っており、
   このターン、相殺含め、1度も効果を発動していないカードを
   好きな枚数、表にする、
   この効果で表にしたカードはコストで表にした扱いでは無く
   カードの効果の発動や召喚等を行えない
   次に戦闘を行う自分のモンスターのパワーを
   次の戦闘が行われるまで
   ((この効果で表にしたカードの枚数)×300)アップする
カテゴリ1:アーベントリッター カテゴリ2:防剣一撃
テキスト:周りの動物たちも徐々に暴走してる!!
     そんな中、一人の騎士が自身の盾に喰らいついてきた
     暴走した動物の一体を剣を振りおろし屠った!!

 な!!モンスターを召喚するでは無く、
 リサイクルカードを表にしてきただと!?
 それにあのカード、なんか変なカードだぜ、
 なんとなく、そう感じるんだよな・・・
 影山先生は表にしたアーベントリッター ガーディングアタックのカードを
 右手で持って、チャージゾーンに裏側表示で置く!!
 そして、俺は頭刃の戦士 ライフブレイカーヘッドのコストのため、
 右手でチャージゾーンのカードを3枚表にしつつ宣言する!!
 「俺は頭刃の戦士 ライフブレイカーヘッドのコストに
  黒き鱗の盾、デモンウォーリアーズ バーストエナジー、
  背鎌の戦士 バックサイズスラッシャーを指定!!
  さらに背鎌の戦士 バックサイズスラッシャーを3番に召喚!!
  コストには黒き鱗の盾を指定!!」
 
名前:背鎌の戦士 バックサイズスラッシャー
種類:DM デストロイヤー
コスト:1 パワー:800
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:相手のモンスターゾーンにいる
        パワー1000以下のモンスターを2体指定できた時
効果:発動条件で指定した2体のモンスターをトラッシュに送る
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:無情者
テキスト:背に鎌の付いた両腕を持つ戦士、
     その鎌で敵達を切り裂いた!!

名前:デモンウォーリアーズ バーストエナジー
種類:R リサイクル コスト:2
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:自分のモンスターが次の戦闘に参加する時
効果:次に戦闘を行う自分のモンスターのパワーを
   次の戦闘が行われるまで600上げる
   次に戦闘を行う自分のモンスターがカテゴリ:デモンウォーリアーズだった時
   さらに次の戦闘が行われるまでパワー1200上げる
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:スピリット
テキスト:叩きつけろ!!叩きつけろ!!叩きつけろ!!
     唸る叫びが、衝動が、意思が、破壊の力をさらに増幅させる!!

名前:黒き鱗の盾
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘をおこなう相手モンスターがコスト1の時
効果:この効果を発動後、戦闘前終了時、
   戦闘をスキップして戦闘後に移行する
   相手のモンスターのパワーが0以下の時は相手モンスターを相手の手札に戻す
   相手のモンスターのパワーが3000以上の時は
   効果の発動後、このカードをトラッシュに送る
カテゴリ1:スケール カテゴリ2:シールド
テキスト:黒き鱗の盾が相手の攻撃を止めた!!
     そして、相手のモンスターをそのまま押し込んでいく!!
 
 俺はチャージゾーンにある背鎌の戦士 バックサイズスラッシャーのカードを右手で持ち、
 闇の板中央やや右手前にある3番の場所に置く!!
 すると、俺の前、黒き拳の闘士 クライフィストーの右側で、
 いきなり黒い力が集まり何かの形をなし、具現化する!!
 具現化したのは背から2本の鎌を生やした黒い戦士だ!!
 黄色で切れ長で複眼の両目を持ち、四肢が黒い外骨格に覆われた漆黒の肌持つ筋肉質な人間の肉体で
 背中からはギザギザの鉄の鎌が端にある外骨格に覆われた一対の腕が存在していた!!
 そして、俺は右手を前に出し、宣言する!!
 「1番戦闘!!行け!!黒き拳の闘士 クライフィストー!!
  クライムフィスト!!」
 
影山 絵見 ダメージ
 
攻撃
 
黒き拳の闘士 クライフィストー M コスト:1 パワー:1000
 
 クライフィストーは両手を握り、影山先生の所に走って行く!!
 と、同時に影山先生の前に薄い闇の板が出現する!!
 クライフィストーはその薄い闇の板の前々走って行くと右手を振り上げ、
 その薄い闇の板に向かって右手を降りおろし、
 薄い闇の板を破壊した!!
 が、薄い闇の板が破壊された時、薄い闇の板から衝撃波が発生する!!
 クライフィストーはその衝撃波を受け、後ろへと吹き飛ばされた!!
 一方、影山先生は薄い闇の板から衝撃波に対して、
 両手は左手を前にして顔の前で交差させるようにして、
 左足を前に出し、右足を後ろに出した防御姿勢を取り、
 衝撃波が収まった後、右手で俺から見た真ん中のライフカードを取り、
 そのライフカードをチラリと見た後、左手の手札に加える!!
 その様子を見た俺は、右手を一度降ろして再び前に上げ、続けて宣言する!!
 「2番戦闘・・・」
 「私は2番戦闘の前に、
  アーベントリッター ガーディングアタックの効果を発動!!」
 
名前:アーベントリッター ガーディングアタック
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘に参加する自分のモンスターが
        カテゴリ:アーベントリッターを持つモンスターだった時
効果:次に戦闘を行う自分のモンスターのパワーを
   次の戦闘が行われるまで500上げる
   自分のチャージゾーンに裏側表示で存在する、
   効果、もしくは、発動条件に「スキップ」という言葉が入っており、
   このターン、相殺含め、1度も効果を発動していないカードを
   好きな枚数、表にする、
   この効果で表にしたカードはコストで表にした扱いでは無く
   カードの効果の発動や召喚等を行えない
   次に戦闘を行う自分のモンスターのパワーを
   次の戦闘が行われるまで
   ((この効果で表にしたカードの枚数)×300)アップする
 
 影山先生は右手でチャージゾーンのカードを1枚表にして宣言してきた!!
 あれは、さっき表にして、チャージゾーンに送ったカードか!?
 だが、アーベントリッター リトルスラッシャーのパワーは1200、
 あのカードで500、パワーが上がっても1700、
 アーベントリッター ガーディングアタックの効果で
 影山先生のチャージゾーンにある裏側表示のカードを2枚とも表にしても、
 パワーは2300どまり、
 それじゃ、パワー2800の頭刃の戦士 ライフブレイカーヘッドは倒せないぜ!!
 と思ったら、影山先生は
 さらに右手でチャージゾーンのカードを2枚表にして宣言してきた!!
 「相殺は無いようだから、次に行かせてもらうわ!!
  私はアーベントリッター ガーディングアタックの効果で
  アーベントリッター ガードクラッシュのカードを表にして、
  アーベントリッター リトルスラッシャーのパワーを800上げ、
  さらに、アーベントリッター バラージアタックの効果を発動!!
  アーベントリッター バラージアタックの効果で
  アーベントリッター リトルスラッシャーのパワーをさらに900上げる!!」
 
名前:アーベントリッター ガードクラッシュ
種類:H ハンド コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前

名前:アーベントリッター バラージアタック
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘に参加する自分のモンスターが
        カテゴリ:アーベントリッターを持つモンスターだった時
        次の戦闘に相手のモンスターが参加する時
        自分と相手のモンスターゾーンと
        チャージゾーンの表側表示のカードのいずれかに
        効果、もしくは、発動条件に
        「スキップ」という言葉が入ったカードが、
        このカードを除いて1枚以上存在している時
効果:次の戦闘が行われるまで次の戦闘に参加する自分のモンスターのパワーを
   ((自分と相手のモンスターゾーンとチャージゾーンに表側表示で存在する、
    効果、もしくは、発動条件に「スキップ」という言葉が入った、
    このカードを除くカード)×300)上げる
カテゴリ1:アーベントリッター カテゴリ2:連撃
テキスト:騎士の一人が連続攻撃で相手を一体撃破する!!
     しかし、動物たちは今だに暴走を続けている!!
 
 何!!あんなカードがあったのか!!
 黒き鱗の盾を残してたらもっとパワーが上がっていた所だったが、
 って、今はそんなことを考えている場合じゃない!!
 そうか、さっき、アーベントリッター ガーディングアタックのカードから感じた変な感じはこれだったのか!!
 アーベントリッター ガーディングアタックがわざわざ条件の付いた指定のカードでなき表にできないような変なカードだと思ったら、
 アーベントリッター ガーディングアタックが効果で表にしたカードは、
 アーベントリッター バラージアタックの効果で指定しているカードで、
 アーベントリッター ガーディングアタックの効果でアーベントリッター バラージアタックの効果で指定しているカードをあらかじめ表にしていたことによって、
 アーベントリッター バラージアタックの効果で上げられるパワーの量を増やしたんだ!!
 そう、俺が一人納得している間にも、
 影山先生は右手を前に振り上げ、宣言してくる!!
 「2番戦闘!!行け!!アーベントリッター リトルスラッシャー!!
  ガードラッシュソード!!」
 
アーベントリッター リトルスラッシャー M コスト:1
パワー:1200+800+900 パワー合計:2900
 
VS
 
頭刃の戦士 ライフブレイカーヘッド M コスト:3
パワー:2800
 
 ライフブレイカーヘッドとリトルスラッシャーが真正面でにらみ合う!!
 そして、リトルスラッシャーが走り出し、ライフブレイカーヘッドに向かって右側から斜め上へと大剣を振り上げる!!
 だが、ライフブレイカーヘッドはその大剣を硬質化した右足で受け止めた!!
 目を見開き驚くリトルスラッシャー!!
 しかし!!次の瞬間、リトルスラッシャーの体は宙に舞っていた!!
 ライフブレイカーヘッドが左足で蹴り飛ばしたのだ!!
 リトルスラッシャーは地面に落ちて転がる!!
 だが、その状態でもリトルスラッシャーは大剣を右手から離してはいなかった!!
 立ち上がるリトルスラッシャー!!
 そして、もう一度ライフブレイカーヘッドに立ち向かう!!
 今度は頭の角を前に出し、リトルスラッシャーに向かって突進するライフブレイカーヘッド!!
 お互いに突撃し合う、ライフブレイカーヘッドとリトルスラッシャー!!
 ライフブレイカーヘッドとリトルスラッシャーが近づいたとき、
 リトルスラッシャーの大剣とライフブレイカーヘッドの頭の角がガッキとかみ合う!!
 しかし、リトルスラッシャーそこで一歩引いて組合いから離れた!!
 さらに突進をかけるライフブレイカーヘッド!!
 そこにリトルスラッシャーは狙いを定め、大剣の一撃をライフブレイカーヘッドの頭の角にぶち込む!!
 微動だにせず突進を続けるライフブレイカーヘッド!!
 だが、リトルスラッシャーはあきらめず、突進を右にかわしながら大剣の一撃をもう一度、ライフブレイカーヘッドの頭の角に叩き込む!!
 やはり、効かずに右後方にいるリトルスラッシャーに狙いを定めながら、突進を続けるライフブレイカーヘッド!!
 三度ライフブレイカーヘッドの頭の角に大剣の一撃を叩き込むリトルスラッシャー!!
 よろけ、少しの間動きの止まるライフブレイカーヘッド!!
 効果はあった!!
 動きの止まっているあいだにもう一発ライフブレイカーヘッドの頭の角に
 大剣の一撃を入れるリトルスラッシャー!!
 角そのものは折れなくても頭部にダメージが行っていたのか、
 ライフブレイカーヘッドは動こうとするも、
 リトルスラッシャーの大剣の一撃を頭の角に受けて動きが止まる繰り返しで、とうとう力尽きたのか、仰向けに倒れて爆発、闇に返った!!
 だが、俺にはまだ3番戦闘がある!!
 俺は右手を前に出し、宣言する!!
 「3番戦闘!!行け!!背鎌の戦士 バックサイズスラッシャー!!
  破壊の鎌!!」
 
影山 絵見 ダメージ
 
攻撃
 
背鎌の戦士 バックサイズスラッシャー DM コスト:1 パワー:800
 
 バックサイズスラッシャーは影山先生の所に走って行き、
 影山先生の前で背中の鎌を上の方に伸ばす!!
 すると、影山先生の前に薄い闇の壁が現れた!!
 バックサイズスラッシャーは影山先生の前の薄い闇に向かって背中の鎌を振り下ろす!!
 薄い闇の壁はバックサイズスラッシャーの背中の鎌を受け止めるも、
 徐々にバックサイズスラッシャーの背中の鎌に斬り裂かれて崩壊し、衝撃波を出しながら消滅する!!
 そうして、薄い闇の壁を消滅させたバックサイズスラッシャーだったが、
 薄い闇の壁から出た衝撃波にはバックサイズスラッシャーでもあらがえず
 バックサイズスラッシャーは仕方なさそうに後ろに下がる!!
 一方、影山先生の方は薄い闇の壁から出た衝撃波を顔の前で両手を交差させ、右足を前に、左足を後ろに出した防御姿勢で耐えると、
 衝撃波が収まった後に右手を使い、俺から見た左から2番目のライフカードを取り、中を見て左手の手札にくわえると、
 「ターンエンド!!」
 と宣言してきた!!
 俺もその宣言を聞き、
 「ターンエンド!!」
 と宣言し返す!!
 さて、3ターン目はこれで終了!!
 ライフブレイカーヘッドは失ったが、
 ライフカードの数は逆転させた!!
 このまま一気に攻めるぜ!!
 
影山
デッキ:27枚 手札:4枚 ライフカード:3枚
チャージゾーン:3枚 トラッシュ:2枚
モンスターゾーン  
無し
アーベントリッター リトルスラッシャー M コスト:1 パワー:1200

VS

双我
デッキ:27枚 手札:3枚 ライフカード:4枚
チャージゾーン:1枚 トラッシュ:3枚
モンスターゾーン
黒き拳の闘士 クライフィストー M コスト:1 パワー:1000
無し
背鎌の戦士 バックサイズスラッシャー DM コスト:1 パワー:800
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 4ターン目、さぁ、このまま攻めるぜ!!
 俺と影山先生はお互いに自分のチャージゾーンにある、表側表示のカードを右手で裏に返しつつ
 「リチャージ!!」
 「リチャージ!!」
 と、宣言し、
 続けて、右手で山札の一番上のカードを引きながら宣言する
 「ドロー!!」
 「ドロー!!」
 さて、俺の引いたカードはデモンウォーリアーズ アンティシペイトエナジー!!
 モンスターカードじゃ、ない!?
 このターンは耐え時ってことか!?
 まぁ、いいさそれなら耐えきって見せる!!
 今の手札で、とりあえず使えそうなのは、
 今引いたばかりのデモンウォーリアーズ アンティシペイトエナジーに、
 闇夜にすさぶ破壊の風、この2枚ってとこか、
 それなら、この2枚を使うしかないな!!
 では、どっちをチャージゾーンに置くか、
 とりあえず、汎用性の高い、闇夜にすさぶ破壊の風の方を
 チャージゾーンに置いて隠しておくか、
 俺は引いたばかりで右手に持つ、デモンウォーリアーズ アンティシペイトエナジーを1番の場所に裏側で置き、
 続けて、左手の手札から、闇夜にすさぶ破壊の風を右手で引くと、
 チャージゾーンに裏側で置き、
 「セット!!」
 「セット!!」
 と宣言する!!
 と、思ったら、影山先生も同時に宣言してきた!!
 影山先生の闇の板の方を見ると、
 1番とチャージゾーンにカードが新しく裏側で追加されていた、
 俺は影山先生の闇の板の方に新しくカードが裏側で追加されているのを目視で確認すると、
 自分で2番に裏側で置いたカードを右手で持つ、
 と、同時に俺の方の闇の板を
 ちゃんと新しくカードが裏側で追加されているかどうか見ていた影山先生が
 右手で自身で1番に置いたカードを持った
 そして、俺と影山先生はそれぞれ右手に持つカードを表にしつつ宣言する!!
 「オープン!!」
 「オープン!!」
 まずは、俺が表にしたカード!!
 
名前:デモンウォーリアーズ アンティシペイトエナジー
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次に戦闘を行う相手モンスターが
        発動タイミング:戦闘前を持っている時
        自分のモンスターが次の戦闘に参加する時
効果:次に戦闘を行う自分のモンスターのパワーを
   次の戦闘が行われるまで400上げる
   次に戦闘を行う自分のモンスターがカテゴリ:デモンウォーリアーズだった時
   さらに次の戦闘が行われるまでパワー600上げる
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:スピリット
テキスト:先に撃て!!先に撃て!!先に撃て!!
     相手を見据え、先回りするように彼は攻撃を撃った!!
 
 俺は、表にしたデモンウォーリアーズ アンティシペイトエナジーを右手で持ち、
 裏に返してチャージゾーンに置く、
 続いて、影山先生が表にしたカード!!
 「来なさい!!アーベントリッター ランスファイター!!」
 
名前:アーベントリッター ランスファイター
種類:M モンスター
コスト:2 パワー:1600
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘にこのモンスターが参加する時
        次に戦闘を行う相手モンスターが
        発動タイミング:戦闘前を持っている時
        自分のモンスターゾーンに
        効果、もしくは、発動条件に「スキップ」という言葉が入っている、
        モンスターがこのモンスター以外に1体以上存在している時
効果:この効果を発動後、戦闘前終了時、
   戦闘をスキップして戦闘後に移行する
   次に戦闘を行う相手モンスターはこのターン効果を発動できなくなる
カテゴリ1:アーベントリッター カテゴリ2:友と共に守る槍
テキスト:仲間の一人と組み、その槍で魔獣の一体から己が身を守り、
     仲間の盾を借り、魔獣の一体の目に槍を突き刺した!!
 
 影山先生の前に右手に槍をたずさえた黒い騎士が現れる!!
 黒い兜の額の所に左右奥と上奥に伸びる黒い鉄で出来た真ん中に縦に折り目のついた二つ折りの兜飾りが付き、
 黒い兜の口の所に四角形の下に三角形が付いたような五角形のフェイスガードが付いた黒い兜をかぶり、
 全身が凝ったデザインの黒い鎧に包まれ、赤いマントを着て、
 指先のみ鎧の着けていない手の部分には漆黒の肌と伸びた赤い爪が見え、
 右手に持った槍は、長い柄に加え、左右に分かれてそれぞれ外側に向いた片刃状の穂先と
 その穂先の左右それぞれの真ん中から三日月のような返しが柄の方に向かって伸びる黒い槍だ、
 と、影山先生がチャージゾーンのカードを2枚表にしつつ宣言してきた!!
 「私はアーベントリッター ランスファイターのコストに、
  アーベントリッターソードとアーベントリッター ガードクラッシュを指定!!
  どちらも発動しない!!」
 
名前:アーベントリッターソード
種類:E イクイップ
コスト:0 パワー:+100
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次に戦闘をおこなうのが
        このカードを装備しているモンスターだった時
        このカードを装備しているモンスターが
        カテゴリ:アーベントリッターを持っていて、
        効果、もしくは、発動条件に「スキップ」という言葉が入っている
        モンスターだった時
        次の戦闘に相手モンスターが参加する時
効果:次に戦闘を行うこのカードを装備しているモンスターのパワーを
   次の戦闘が行われるまで
   (このカードを装備しているモンスターの
    効果と発動条件に入っている「スキップ」という言葉の数)×100)
   アップする
カテゴリ1:アーベントリッター カテゴリ2:鋭い
テキスト:動物を切り裂いたとき、新人騎士の持つ剣にその血が付着した
     その後、この状況を打破するため、その剣を仲間に託し、
     武器の無くなった新人騎士は離脱した

名前:アーベントリッター ガードクラッシュ
種類:H ハンド コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
 
 そして、影山先生は右手を振り上げ、宣言してくる!!
 「1番戦闘・・・」
 いや、ここでむざむざと黒き拳の闘士 クライフィストーを戦闘で負かしてトラッシュに送らせるかよ!!
 俺は右手でチャージゾーンのカードを1枚表にして宣言する!!
 「俺はデモンウォーリアーズ アンティシペイトエナジーの効果を発動!!
  黒き拳の闘士 クライフィストーのパワーを1000アップする!!」
 しかし、影山先生は右手を振り上げたまま宣言する!!
 「私はアーベントリッター ランスファイターの効果を発動!!
  デモンウォーリアーズ アンティシペイトエナジーの効果を相殺します!!」
 まだだ!!俺は右手でチャージゾーンから1枚のカードを表にしつつ宣言する!!
 「俺はデモンウォーリアーズ バーストエナジーの効果を発動!!
  黒き拳の闘士 クライフィストーのパワーを1800上げるぜ!!」
 だが、影山先生は右手でチャージゾーンのカードを1枚表にしつつ宣言してくる!!
 「私はアーベントリッター ガーディングアタックの効果を発動!!
  デモンウォーリアーズ バーストエナジーの効果を相殺!!」
 ま、まだだ、まだ手はある!!
 俺はチャージゾーンのカードを右手で1枚表にしつつ宣言する!!
 「俺は闇夜にすさぶ破壊の風の効果を発動!!
  アーベントリッター ランスファイターのパワーを500下げるぜ!!」
 
名前:闇夜にすさぶ破壊の風
種類:R リサイクル コスト:1
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:相手のモンスターが次の戦闘に参加する時
効果:次の戦闘が行われるまで次の戦闘が行われる場所に今召喚されている
   相手のモンスターのパワーを500下げる
   次の戦闘に自分のモンスターが参加した時
   次に戦闘を行う自分のモンスターが
   カテゴリ:デモンウォーリアーズを持っていた時
   相手のモンスターのパワーがパワーを下げた後、0以下だった時は
   次の戦闘が行われる場所に今召喚されている
   相手のモンスターをトラッシュに送る
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:スピリット
テキスト:闇夜を進むものたちに無慈悲な風が吹き付けた
 
 影山先生は俺の方を目を細めてにらみ、口を開く!!
 「その程度じゃ、アーベントリッター ランスファイターには届かないわ!!」
 だが、まだ!!
 俺は右手を前に振り上げ宣言する!!
 「闇夜にすさぶ破壊の風のコストに
  デモンウォーリアーズ バーストエナジーを指定し、
  さらに、黒き拳の闘士 クライフィストーの効果を発動!!」
 俺は宣言した後に右手でチャージゾーンの
 デモンウォーリアーズ バーストエナジーのカードを表にする!!

名前:デモンウォーリアーズ バーストエナジー
種類:R リサイクル コスト:2
効果の発動タイミング:戦闘前

 が、影山先生は右手でチャージゾーンのカードを1枚表にしつつ宣言する!!
 「私はアーベントリッター バラージアタックの効果を発動!!
  黒き拳の闘士 クライフィストーの効果を相殺する!!」
 ちぃ!!ダメだったか・・・
 そして、影山先生は俺の方に問いかけてきた。
 「さぁ、もう発動するカードは無いわね?」
 「ねぇよ」
 俺の返事を聞いた影山先生は右手を前に振り上げ宣言する!!
 「では、改めて1番戦闘!!
  行け!!アーベントリッター ランスファイター!!
  ランスチャージ・アーベント!!」
 
アーベントリッター ランスファイター M コスト:2
パワー:1600-500 パワー合計:1100
 
VS
 
黒き拳の闘士 クライフィストー M コスト:1
パワー:1000
 
 ランスファイターは右手に持つ槍を前に構え、突撃していく!!
 クライフィストーはその槍に向かって右手の鉄球のような拳をぶつける!!
 一時動きを止めるランスファイター!!
 と、ここでクライフィストーはその身に黒いオーラをまとい、
 ランスファイターに向かって右手で左から右に払うように疾風の一撃を撃ちこむ!!
 ランスファイターはこの一撃を槍で受け、槍も左から右に動く!!
 だが、ランスファイターは両足できちんと踏ん張り、
 槍を右から左に返していく!!
 この槍の払いをクライフィストーはさっきとは逆に両手で受け止める羽目になった、
 ランスファイターはその後も槍を両手で持って右に左に上に下にと、
 いくども薙いでクライフィストーにぶつける!!
 しかし、クライフィストーもあきらめてはいない、
 体に纏う黒いオーラが少しずつ増大して行っている、
 そして、そのオーラが一点を超えた時、
 クライフィストーは口を大きく開けて大声を出し、体に纏う黒いオーラを爆発させた!!
 あたりにオーラの爆発でオーラの煙も発生する!!
 これにはランスファイターも驚き、後ろへと跳ぶ!!
 だが、その隙を見逃すクライフィストーではない!!
 クライフィストーは両の手に黒いオーラを集めてランスファイターに跳びかかる!!
 ランスファイターにクライフィストーの拳が迫る!!
 ガキン!!
 オーラの煙冷めやらぬなか、ランスファイターに拳が当たった!?
 と思ったら、どこからか風が流れてきて、オーラの煙が晴れ、
 状況が明らかになっていく、
 クライフィストーの拳が捕らえていたのは、
 大剣を縦に構えてクライフィストーの拳を防御しているリトルスラッシャー!!
 リトルスラッシャーはクライフィストーの拳がランスファイターに当たる直前、
 オーラの煙に紛れて、ランスファイターとクライフィストーの間に割り込んでいたのだ!!
 そして、オーラの煙が晴れるにつき、もう一つ、見えてきた物がある、
 それは、いつの間にか、ランスファイターの槍が、リトルスラッシャーの左側のわきから、クライフィストーを貫いていたことだった!!
 あの一瞬でリトルスラッシャーの防御と同時に、
 ランスファイターも反撃に転じていたのだ!!
 槍に貫かれて押され、後ろにあおむけに倒れて爆発し、闇に返るクライフィストー
 と、ここで影山先生が一度右手を下げ、再度右手を前に上げ、宣言してくる!!
 「2番戦闘!!行け!!アーベントリッター リトルスラッシャー!!
  ガードバッシュソード!!」
 リトルスラッシャーが両手に大剣を携え、俺の方に走ってくる!!
 そして、俺の前まで来ると、その大剣を振り上げた!!
 すると、俺とリトルスラッシャーの間に薄い闇の壁が現れる!!
 リトルスラッシャーはその薄い闇の壁に向かって大剣を振りおろし、薄い闇の壁を叩き割る!!
 しかし、薄い闇の壁も叩き割られた際に衝撃波を発生させ、リトルスラッシャーを吹きとばした!!
 一方、俺の方は右手を顔の前に持ってきて衝撃波に耐えると、
 右手で元は右から2番目の、今は一番右のライフカードを取る、
 引いたのは針踵の戦士 ハリオトシのカード!!
 次のターン、このカードで一気に攻める!!
 俺は右手に持つ針踵の戦士 ハリオトシのカードを左手の手札にくわえた後、
 右手を前に振り上げ宣言する!!
 「3番戦闘!!行け!!背鎌の戦士 バックサイズスラッシャー!!
  破壊の鎌!!」
 バックサイズスラッシャーが影山先生の前まで走って行き、
 背中の鎌を振り上げる!!
 すると、バックサイズスラッシャーと影山先生の間に薄い闇の壁が出現する!!
 バックサイズスラッシャーはその薄い闇の壁に向かって背中の鎌を振り下ろして薄い闇の壁を破壊すると、
 薄い闇の壁が破壊された時に出た衝撃波を受け後ろに下がる、
 一方、影山先生の方は薄い闇の壁から出た衝撃波に対し、
 両手を顔の前で交差させ、左足を前、右足を後ろに出して耐え、
 衝撃波が収まった後は右手で一番左のライフカードを引いて
 そのカードの中身をちらっと見た後、
 左手の手札に加え、俺の方を見る、
 そして、その様子を見ていた俺は宣言する、
 「ターンエンド!!」
 「ターンエンド!!」
 どうやら、影山先生と意図せず同時に宣言してしまったようだ、
 さて、これで4ターン目は終了、
 ライフカードは俺の方がまだ優勢だが、このまま終わらせてくれるとは思えないな・・・
 
影山
デッキ:26枚 手札:4枚 ライフカード:2枚
チャージゾーン:4枚 トラッシュ:2枚
モンスターゾーン  
アーベントリッター ランスファイター M コスト:2 パワー:1600
アーベントリッター リトルスラッシャー M コスト:1 パワー:1200

VS

双我
デッキ:26枚 手札:3枚 ライフカード:3枚
チャージゾーン:3枚 トラッシュ:4枚
モンスターゾーン
無し
無し
背鎌の戦士 バックサイズスラッシャー DM コスト:1 パワー:800
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 5ターン目、この先、どうなるんだっ!!
 俺と影山先生は右手でチャージゾーンの表側表示のカードを裏に返しつつ宣言する!!
 「リチャージ!!」
 「リチャージ!!」
 続けて、右手で山札の一番上のカードを引きつつ宣言!!
 「ドロー!!」
 「ドロー!!」
 俺が引いたカードはデモンウォーリアーズ バニシングエナジー!!
 相殺以外だとあまり使えないが、
 今の手札の中じゃ、チャージゾーンに置いておくには一番いいカードだろう、
 俺は引いたばかりで右手に持つデモンウォーリアーズ バニシングエナジーを
 そのままチャージゾーンに裏側表示で置き、
 続けて左手の手札から、今の手札唯一のモンスターカードである、
 針踵の戦士 ハリオトシのカードを右手で引くと、
 1番の場所に裏側で置き、
 「セット!!」
 と、いきなり影山先生が宣言してきた!!
 影山先生の闇の板の方を見ると、3番とチャージゾーンの場所に、すでに裏側でカードが追加されていた!!
 俺は影山先生の闇の板の方を見た後、間髪入れず宣言する!!
 「セット!!」
 俺の宣言を聞いた影山先生は続けて右手で自分で3番に置いたカードを持つ、
 どうやら、俺が影山先生の闇の板の方を確認していた間に、
 影山先生も俺の闇の板の方を確認していたようだ、
 俺は、影山先生が自分で3番に置いたカードを持つのを見て、1番に自分で裏側で置いたカードを持つ、
 そして、俺と影山先生は右手に持ったカードを表にしつつ宣言する!!
 「オープン!!」
 「オープン!!」
 まずは俺が表にしたカード!!
 「来い!!針踵の戦士 ハリオトシ!!」
 
名前:針踵の戦士 ハリオトシ
種類:M モンスター
コスト:3 パワー:2500
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘に参加する相手のモンスターが
        発動タイミング:戦闘前を持っていた時
        このモンスターが次の戦闘に参加する時
効果:このターン、次の戦闘に参加する相手のモンスターは
   効果を発動できなくなる
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:かち割る!!
テキスト:踵落としを決める正統派格闘脚士!!
 
 俺の前に一糸まとわぬ漆黒の戦士が現れる!!
 その戦士は口から上下に牙が生えていて、
 踵の先は赤く太い針が存在している!!
 続けて、影山先生が表にしたカード!!
 「来たれ!!我がもとに!!
  黒鋼鉄の翼付いた鎧着せし騎士!!
  アーベントリッター ダークウィングアーマー!!」
 
名前:アーベントリッター アーベントウィングアーマー
種類:DM デストロイヤー
コスト:2 パワー:1700
相殺効果・破装備 発動条件:このカードの効果が相殺された時
              このカードの効果の発動条件で
              イクイップカード、
              もしくはデストレイドカードが1枚指定された時
       コスト:無し 発動後:カードの在り方に変更無し
   効果の発動条件で指定した
   イクイップカードもしくはデストレイドカードをこのデストロイヤーに装備する
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:このデストロイヤーが何のカードも装備していなかった時
        自分のトラッシュにある
        カテゴリ:アーベントリッターを持つコスト2以下の
        このカードがコスト以外の装備条件をすべて満たしている、
        イクイップ・デストレイドいずれか1枚を指定できた時
        次の戦闘にこのデストロイヤーが参加する時
効果:発動条件で指定したイクイップカードもしくはデストレイドカードを
   コスト0扱いでこのカードに装備する
   さらに、このデストロイヤーと同じ番号にいる相手のモンスターのコストが
   自分と相手のモンスターゾーンとチャージゾーンに表側表示で存在する、
   効果、もしくは、発動条件に「スキップ」という言葉が入った、
   このカードを含めたカードの数以下のコストだった場合
   このデストロイヤーと同じ番号にいる相手のモンスターをトラッシュに送る
カテゴリ1:アーベントリッター カテゴリ2:上空急襲
テキスト:上空からの急襲で暴走する動物の一体を仕留める!!
     が、草原から暴走する動物は次々と現れてきた!!
     その時、空飛ぶ騎士は剣に付着した血に着目する

 突如、影山先生の前、ランスファイターの俺から見た左側の方に闇が現れた後、
 その闇が収縮して一つの形となす!!
 現れたのは先鋭的な鎧に全身を包んだ深い藍色の騎士!!
 胸と頭の部分は平べったい三角が出っ張ったようなデザインをしていて、
 両肩から大きなコウモリの羽が生えていて、
 耳の所には横の方に三角の鉄のパーツが出っ張っている!!
 あっちはコスト2のデストロイヤー!!
 こっちはコスト3のモンスターだ!!
 よって、コストの見せあいが起こる!!
 俺と影山先生は右手で前に2枚のカードを出し、
 俺は先生に確認する!!
 「それじゃあ、表にするぜ!!先生!!」
 「えぇ、とっとと、表にしましょう!!」
 影山先生はそう返事をして、前に出したカードを右手で表にしていく!!
 と、同時に、俺も前に出したカードを右手で表にする!!
 まずは俺が表にしたカード!!
 
名前:デモンウォーリアーズ バニシングエナジー
種類:DR デスティレイブ コスト:1
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:自分のモンスターもしくはデストロイヤーが次の戦闘に参加する時
効果:次に戦闘を行う自分のモンスターもしくはデストロイヤーのパワーを
   次の戦闘が行われるまで800上げる
   次に戦闘を行う自分のモンスターもしくはデストロイヤーが
      カテゴリ:デモンウォーリアーズを持っていた時
   さらに次の戦闘が行われるまでパワーを700上げる
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:スピリット
テキスト:叩きつけろ!!叩きつけろ!!叩きつけろ!!
     唸り続ける叫びが破壊の力を増幅させ続ける!!

名前:闇夜にすさぶ破壊の風
種類:R リサイクル コスト:1
効果の発動タイミング:戦闘前

名前:デモンウォーリアーズ バーストエナジー
種類:R リサイクル コスト:2
効果の発動タイミング:戦闘前

 続いて、影山先生が表にしたカード!!
 
名前:アーベントリッターブレイクソード
種類:DE デストレイド
コスト:1 パワー:+600
相殺効果・壁破 発動条件:このカードの効果が相殺された時
             次の戦闘がスキップされる時 コスト:無し
        発動後:カードの在り方に変更なし
   次の戦闘のスキップを無効にし、戦闘前タイミングを終了する
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次に戦闘をおこなうのが
        このカードを装備しているモンスターだった時
        このカードを装備しているモンスターが
        カテゴリ:アーベントリッターを持っている時
        次の戦闘がスキップされる時
効果:次の戦闘のスキップを無効にし、
   戦闘前タイミングを終了する
カテゴリ1:アーベントリッター カテゴリ2:防御破壊
テキスト:暴走した動物を斬り裂くギザギザ刃の防破の剣!!

名前:アーベントリッターソード
種類:E イクイップ
コスト:0 パワー:+100

 双方共に発動できるカードは無し!!
 先生の方はデストロイヤーの召喚だから、カードは発動できずにトラッシュに行くからな、
 俺は続けて右手を前に出して宣言する!!
 「針踵の戦士 ハリオトシの効果を発動!!」
 だが、影山先生も右手を前に出して宣言してくる!!
 「私はアーベントリッター ランスファイターの効果を発動!!
  針踵の戦士 ハリオトシの効果を相殺!!」
 さらに、影山先生はチャージゾーンのカードを1枚表にして宣言してくる!!
 「続けて、私はアーベントリッター ガーディングアタックの効果を発動!!」
 いや、まだ、カードを、
 デモンウォーリアーズ アンティシペイトエナジーを発動させるときじゃない、
 こらえろ、俺!!
 続けて、影山先生は右手でチャージゾーンのカードを2枚表にして宣言してくる!!
 「さらに、私はアーベントリッター ガーディングアタックの効果で
  チャージゾーンのカードを1枚表にしつつ、
  アーベントリッター バラージアタックの効果を・・・」
 ここだ!!俺はすかさず右手でチャージゾーンのカードを
 1枚表にしながら宣言する!!
 「俺はデモンウォーリアーズ アンティシペイトエナジーの効果を発動!!
  アーベントリッター バラージアタックの効果を相殺する!!」
 「どとかないかっ!!」
 影山先生がそう言ってうめく中
 俺はすかさず右手を前に出し、宣言する!!
 「もう発動するカードが無いなら、
  いくぜ!!1番戦闘!!
  行け!!針踵の戦士 ハリオトシ!!
  ハリカカト!!」
 
アーベントリッター ランスファイター M コスト:2
パワー:1600+800 パワー合計2400
 
VS
 
針踵の戦士 ハリオトシ M コスト:3
パワー:2500
 
 ランスファイターが槍を前に構えてハリオトシに向かって行く!!
 だが、ハリオトシは右足を上げて踵で右から左にランスファイターの槍を一蹴、
 ランスファイターの槍を左にはじく!!
 しかし、ランスファイターは自身の槍を勢いをつけて戻し、ハリオトシを斬り裂こうとするも、
 ハリオトシはすでに上の方に跳躍し、ランスファイターに向かって踵落としを決めようとしていた!!
 すかさず、リトルスラッシャーが大剣を両手に携え、
 ランスファイターの前に走りこんできて、ハリオトシをその大剣で斬り落とそうとするも
 ハリオトシはリトルスラッシャーの大剣の軌道を見切り、
 その踵でリトルスラッシャーの大剣を受け、後ろへと飛んだ!!
 だが、リトルスラッシャーとランスファイターはその隙を見逃さず、
 ハリオトシに対して槍を突出し、大剣を振り回し、連続攻撃を仕掛ける、が、
 なんと、ハリオトシはその攻撃を全て右足のかかとで受け流しつつ地上に着地する!!
 一向に攻撃を当てられない2体!!
 しかし、ハリオトシも2体の攻撃頻度のため、反撃する隙を見つけられない!!
 硬直状態の中、ハリオトシはいきなり左足一本を曲げ伸ばしし宙に跳んだ!!
 この行動にすかさずランスファイターとリトルスラッシャーは
 槍と大剣を上にいるハリオトシ向けるも、
 ハリオトシは右足のかかとでリトルスラッシャーの大剣の上に乗ったでは無いか!!
 絶妙なバランスで大剣の上に乗るハリオトシ!!
 そこのランスファイターの槍が突きつけられる!!
 が、ハリオトシが槍をすんでで右にかわしつつ斜め下のランスファイターのそばに跳び、そのまま左足を振り上げ、ランスファイターに踵落としを決める!!
 ランスファイターはそのまま爆発して闇に返る!!
 思わずランスファイターのいた方を向くリトルスラッシャー!!
 「2番戦闘!!行きなさい!!アーベントリッター リトルスラッシャー!!
  ガードバッシュソード!!」
 いきなり影山先生が宣言してきた!!
 その宣言を聞き、闇に返ったランスファイターの方を見ていたリトルスラッシャーが、
 いきなり俺の方に向き、俺の方に走ってきた!!
 そして、俺の前に薄い闇の壁が現れる!!
 リトルスラッシャーは大剣を振り上げて走ってきて、
 薄い闇の壁に向かって振り下ろすと、
 薄い闇の壁が壊れた時に出た衝撃波によって、
 リトルスラッシャーは吹き飛ばされる!!
 一方、俺の方は薄い闇の壁が壊れた時の衝撃波に、
 右手を顔の前に出した防御姿勢で耐え、
 衝撃波が収まった後、右手で一番右のライフカード
 元は真ん中にあったライフカードを取る!!
 出てきたのは肩棘の戦士 シャープニードル!!
 さて、このカードでどうしようか、
 俺は引いたばかりで右手に持つ、肩棘の戦士 シャープニードルのカードを左手の手札に移すと、
 続けて、影山先生が右手を前に振り上げ宣言してきた!!
 「3番戦闘!!行け!!アーベントリッター アーベントウィングアーマー!!
  空中殺法!!夕闇撃!!」
 
アーベントリッター アーベントウィングアーマー DM コスト:2
パワー:1700
 
VS
 
背鎌の戦士 バックサイズスラッシャー DM コスト:1
パワー:800
 
 いきなり、アーベントウィングアーマーがバックサイズスラッシャーの上に向かって飛ぶ!!
 予備動作も何もない、いきなりの飛行にバックサイズスラッシャーも驚き、
 アーベントウィングアーマーの方に背の両鎌を向ける!!
 だが、アーベントウィングアーマーはバックサイズスラッシャーの斜め上から急襲!!
 バックサイズスラッシャーの鎌のに当たる前にバックサイズスラッシャーに体当たりをぶち当て、
 バックサイズスラッシャーを大地に打ちこみ、さらにその右手でバックサイズスラッシャーの胸元を持って持ち上げると、
 近くにあったバスケットゴールに向かってバックサイズスラッシャーを全力投球、バスケットゴールの白い板にバックサイズスラッシャーをぶち当て、
 バックサイズスラッシャーをバスケットゴールに叩き込んだ!!
 バスケットゴールに入ったバックサイズスラッシャーは、そのまま黒い爆発を起こし、闇に返る!!
 それを見届けた俺と影山先生は宣言する!!
 「ターンエンド!!」
 「ターンエンド!!」
 さて、5ターン目終了だが、
 次のターンはどうなるんだ!?
 
影山
デッキ:25枚 手札:3枚 ライフカード:2枚
チャージゾーン:3枚 トラッシュ:5枚
モンスターゾーン  
無し
アーベントリッター リトルスラッシャー M コスト:1 パワー:1200
アーベントリッター アーベントウィングアーマー DM
コスト:2 パワー:1700

VS

双我
デッキ:25枚 手札:3枚 ライフカード:2枚
チャージゾーン:4枚 トラッシュ:5枚
モンスターゾーン
針踵の戦士 ハリオトシ M コスト:3 パワー:2500
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 6ターン目、もっと気合い入れていくぞ!!
 俺は右手でチャージゾーンの表になっているカードを裏に返しつつ、
 影山先生は裏に返すカードがチャージゾーンにないので何もせずに
 「リチャージ!!」
 「リチャージ!!」
 と宣言し、
 続けて、俺と影山先生はお互いに右手で山札の一番上のカードを引きながら宣言する!!
 「ドロー!!」
 「ドロー!!」
 俺の引いたカードはデモンウォーリアーズ グラップエナジー!!
 よし、とりあえずこいつはチャージゾーンに置いておこう!!
 俺はそう思い立ち、右手に持つ、デモンウォーリアーズ グラップエナジーのカードをチャージゾーンに裏側で置き、
 続けて2番に置くカードカードを決めるために、左手の手札を見る、
 今の手札から2番に置くカードなら
 肩棘の戦士 シャープニードルがいいだろう、
 他にモンスターカード、手札にないしな、
 俺はそう考えると、左手の手札から、
 肩棘の戦士 シャープニードルのカードを右手で引いて2番に裏側で置き、
 影山先生に向かって
 「セット!!」
 と宣言し、影山先生の方を見る、
 すると、影山先生も俺の方を見て、
 「セット!!」
 と、宣言し返してきた!!
 影山先生の闇の板の方を見ると、
 影山先生も1番とチャージゾーンにカードを置き終えたようだ!!
 俺はそう目で見て確認すると、2番に裏側で置いたカードに右手を伸ばす、
 すると、影山先生も俺の闇の板の方を確認し終えたらしく、
 自身で1番に裏側で置いたカードを右手で持つ、
 そして、俺と影山先生は右手で持ったカードを表に返しつつ宣言する!!
 「オープン!!」
 「オープン!!」
 まずは俺が表に返したカード!!
 「来い!!肩棘の戦士 シャープニードル!!」
 
名前:肩棘の戦士 シャープニードル
種類:M モンスター
コスト:2 パワー:1500
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次に戦闘をおこなう相手モンスターが
        発動タイミング:戦闘前を持っている時
        次に戦闘をおこなうのがこのカードだった時
効果:次の戦闘が行われるまでこのカードのパワーを600上げる
   チャージゾーンにカテゴリ:デモンウォーリアーズを持つカードが
   表側表示で存在していた時、このモンスターのパワーをさらに300上げる
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:突き詰めろ!!
テキスト:彼のタックルが扉を破壊し、向こうへと貫通していく!!
 
 俺の前、針踵の戦士 ハリオトシの左側に
 左肩に大きな黒い棘を持つ漆黒の戦士が現れる!!
 筋肉質なその体は全体が漆黒の肌に覆われ、
 赤い血管のようなものが体中から浮き出ている!!
 続けて、影山先生が表にしたカード!!
 「来なさい!!アーベントリッター ビッグアックス!!」
 
名前:アーベントリッター ビッグアックス
種類:M モンスター
コスト:3 パワー:2600
効果の発動タイミング:戦闘後
効果の発動条件:この戦闘に参加した相手モンスターの
        効果、もしくは、発動条件に「スキップ」という言葉が入っていた時
        このモンスターが戦闘で
        相手のモンスターに勝利した時
        相手のチャージゾーンに3枚以上裏側表示のカードが存在している時
効果:相手のチャージゾーンにある裏側表示のカードを3枚表にする
   この効果で表にしたカードはコストで表にした扱いでは無く
   カードの効果の発動や召喚等を行えない
カテゴリ1:アーベントリッター カテゴリ2:斧使い
テキスト:斧を振り回し、暴走する動物の一体の脳天をかち割る!!
     だが、かち割られた時に飛び散った血が・・・
 
 影山先生の前に大斧を持った大柄の黒い騎士が現れる!!
 右手に持つ斧の刃は小さい斧の刃が縦に3つ弧を描くように並んで大きな刃を形成する構造になっており、
 刃と柄の接続部分には黒い木材を平べったい車輪状に加工して物を使用してあり、
 斧の柄はかなり長くなっている、
 頭の黒い兜の左右にはオレンジ色の、下前に曲がった角が生えていて、
 口元には四角形の下に三角形が付いたような五角形のフェイスガードが付いていて、
 黒い鎧の中からは筋肉質の肉体が鎧からはみ出さんとしている
 さて、俺の方がコスト2のモンスター、
 影山先生の方がコスト3のモンスターということは、
 コストの見せあいが起きる!!
 俺は2枚のカードを、影山先生は3枚のカードを、
 チャージゾーンから右手で持って前に出し、
 俺は影山先生に確認を取る、
 「コストのカードはそれでいいな?
  それじゃあ、表にするぜ!!」
 「表にしましょう!!」
 影山先生はそう返すと、右手で前に出したカードを表にしていく!!
 俺も右手で前に出したカードを表にしていった!!
 まずは俺が表にしたカードから!!
 
名前:闇夜にすさぶ破壊の風
種類:R リサイクル コスト:1
効果の発動タイミング:戦闘前

名前:デモンウォーリアーズ バニシングエナジー
種類:DR デスティレイブ コスト:1
効果の発動タイミング:戦闘前

 続けて、影山先生が表にしたカード!!

名前:アーベントリッター イルミネイトガード
種類:S スマッシュ コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘に参加する自分のモンスターが
        カテゴリ:アーベントリッターを持つモンスターだった時
        次の戦闘に参加する相手のモンスターのコストが
        自分のチャージゾーンに表側表示で存在する、
        効果、もしくは、発動条件に「スキップ」という言葉が入っている
        カードの枚数以下だった時
効果:この効果を発動後、戦闘前終了時、
   戦闘をスキップして戦闘後に移行する
カテゴリ1:アーベントリッター カテゴリ2:防御一徹
テキスト:凶暴化した動物の血が飛び散り、
     その血のかかった動物がおかしくなる!!
     おかしくなった動物の一撃を気合を込めてガードした!!

名前:アーベントリッター ガーディングアタック
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前

名前:アーベントリッター ガードクラッシュ
種類:H ハンド コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
 
 俺の発動できるカードは0枚!!
 対して、影山先生が発動できるカードは1枚!!
 影山先生は右手を前に出して宣言してくる!!
 「私はこのまま1番戦闘を行うわ!!
  行きなさい!!アーベントリッター ビッグアックス!!」
 いやいや、そうはいかないぜ!!
 俺はチャージゾーンのカードを1枚表にして宣言する!!
 「俺はデモンウォーリアーズ バーストエナジーの効果を発動!!
  針踵の戦士 ハリオトシのパワーを1800上げる!!」
 「私はアーベントリッター バラージアタックの効果を発動!!
  これで双我君の使えるカードは無いはずよ!!」
 だが、俺はすかさず右手でチャージゾーンのカードを1枚表にしつつ宣言する!!
 「まだ終わらねぇ!!
  俺はデモンウォーリアーズ グラップエナジーの効果を発動!!
  針踵の戦士 ハリオトシのパワーを1200上げる!!
  影山先生!!相殺のカードは!?」
 「相殺のカードは無いわ、やはり、無謀だったようね・・・」
 影山先生の答えを聞き、俺は右手でチャージゾーンのカードを1枚表にし、
 「デモンウォーリアーズ グラップエナジーのコストには、
  デモンウォーリアーズ バーストエナジーを指定!!」
 と宣言した後、続けて右手を前に出し、改めて宣言する!!
 「そして、改めて行くぜ1番戦闘!!行け!!針踵の戦士 ハリオトシ!!
  キアイハリカカト!!」
 
アーベントリッター ビッグアックス M コスト:3
パワー:2600
 
VS
 
針踵の戦士 ハリオトシ M コスト:3
パワー:2500+1200 パワー合計:3700
 
 ビッグアックスが斧を振り上げ、ハリオトシの元に走って行く!!
 そして、ハリオトシに向かって斧を振り下ろした!!
 間一髪斧スレスレを右に回避するハリオトシ!!
 だが、ビッグアックスの攻撃は続く!!
 今度は左手を斧から離し、ハリオトシに殴りかかった!!
 ハリオトシはこの殴りにまたも右にずれるようにかわす!!
 そして、そこから右足を上げ、踵落としを見舞う!!
 ビッグアックスはあわてて斧を持ち上げ、
 ハリオトシの踵落としを防御する!!
 ビッグアックスの斧にハリオトシの踵落としは弾かれる!!
 そこからビッグアックスの猛攻が始まった!!
 右に左に斧を振り回してハリオトシに攻撃を仕掛けるビッグアックス!!
 その斧を後ろに下がって避け続けるハリオトシ!!
 しかし、ハリオトシの背に体育館の壁が張り付き、後ろに避けられなくなってしまった!!
 ビッグアックスはここぞとばかりに斧を右から左に横薙ぎ一閃!!
 だが、ハリオトシはここでいきなり黒い気を周りに爆発させ、
 不意に左足を上げ、左足のかかとで斧を受けとめ、
 斧の勢いを殺した直後、左足を踏み込んで斧の上に持ってきて、斧を思い切り踏んづけた!!
 地面にまで無理やり動かされた斧につられ、思わず前につんのめるビッグアックス!!
 ここで、ハリオトシはもう一方の足である右足を上げた!!
 そして、右足のかかとに黒い気を込め、
 前につんのめったビッグアックスの後頭部に踵落としを決めた!!
 前にうつ伏せに倒れ、爆発して闇に返るビッグアックス!!
 よし!!このままの勢いで行くぜぇ~!!
 俺は右手を一度降ろすと、再び前に出し宣言する!!
 「2番戦闘!!行け!!肩棘の戦士 シャープニードル!!
  ニードルタックル!!」
 
アーベントリッター リトルスラッシャー M コスト:1 パワー:1200
 
VS
 
肩棘の戦士 シャープニードル M コスト:2 パワー:1500
 
 シャープニードルが左肩の棘を前に出して突撃していく!!
 リトルスラッシャーはその突撃を大剣を縦に構えて受けつつ左の方に受け流し、
 そのまま、シャープニードルの方を向き、大剣を横に一薙ぎする!!
 だが、シャープニードルは突進の勢いのまま走り過ぎていて、
 リトルスラッシャーの大剣はただ空を薙ぐだけだった!!
 その状況に気付いて目を丸くしていたリトルスラッシャーは、
 走りすぎたその先で反時計回りに大回りして、
 リトルスラッシャーに再度突進をかけてきたシャープニードルに気づき、
 シャープニードルの方に走って行く!!
 そして、シャープニードルとの間合いを測り、
 大剣を前に突き出した!!
 シャープニードルの左肩の棘とリトルスラッシャーの大剣が激突する!!
 ここで一歩ぬきんでたのはシャープニードル!!
 シャープニードルは突進の勢いのままリトルスラッシャーの大剣を押す!!
 その状況にリトルスラッシャーはいきなり後ろに一歩引き、
 もう一度、大剣を左から右に一薙しようとする!!
 今度はシャープニードルも避けきれまい、しかし!!
 シャープニードルの突進速度はリトルスラッシャーの予想以上に早く、
 さらに、シャープニードルもリトルスラッシャーの身長に合わせ、左肩を少し下に下げていたことから、
 リトルスラッシャーが大剣をふるう前にシャープニードルの左肩の棘がリトルスラッシャーの頭にものの見事に突き刺さり、
 リトルスラッシャーは爆発して闇に返った!!
 それを見た影山先生は右手を前に振り上げ宣言する!!
 「3番戦闘!!アーベントリッター アーベントウィングアーマー!!
  空中殺法!!夕闇撃!!」

アーベントリッター アーベントウィングアーマー DM コスト:2 パワー:1700

攻撃

破壊 双我 ダメージ

 アーベントウィングアーマーが上空から鎧の両肩の羽を動かして飛んできて、
 俺の真上でいきなり頭を下にして急降下してくる!!
 と、突如、俺の上に薄い闇の壁が出現し、
 アーベントウィングアーマーの突撃を防ぐ!!
 だが、薄い闇の壁はアーベントウィングアーマーの突撃に耐えきれなくなったのか徐々にひびが入ってきて、
 遂にはひびが全体にいきわたり、ひびの部分から衝撃波を出しながら崩壊する!!
 しかし、アーベントウィングアーマーは薄い闇の壁が崩壊したときの衝撃波であらぬ方向に吹っ飛び、
 地面に頭から突っ込んで行った!!
 「ぷっ」
 と誰かが女の子っぽい声で噴き出した、
 影山先生はそんな表情はしてないから、
 宏也、魔子、敏の誰かだろう
 女の子っぽい声だったたから、魔子だろうか
 ってそんなことをよりもだ、
 俺の方といえば、薄い闇の壁から出た衝撃波に、
 右手を顔の前に出した防御姿勢で耐え、
 その右手で続けて元は左から2番目にあった、
 今は一番右にあるライフカードを取り、その中をチラリと見る、
 出てきたのはバックダッシュアンドダッシュ!!
 こいつは見たことも無いハンドカード!!
 「ようやくそいつを引いたな!!」
 俺の右肩にいるデェビルが突如話しかけてきた!!
 デェビルは続けて話し始め、
 「ま、とりあえずとっておけ、
  相殺した時に使うカードだ、使い時を間違えんなよ!!」
 と言ってきた!!
 俺は引いたばかりで右手に持つ、
 バックダッシュアンドダッシュのカードを左手の手札に移し、
 「ターンエンド!!」
 いきなり影山先生が宣言してきた!!
 俺も影山先生の方を見て宣言し返す!!
 「ターンエンド!!」
 さて、これで6ターン目は終了だが、
 俺のライフカードは残り1枚、このまま攻め続けられるのか!?
 
影山
デッキ:24枚 手札:2枚 ライフカード:2枚
チャージゾーン:4枚 トラッシュ:7枚
モンスターゾーン  
無し
無し
アーベントリッター アーベントウィングアーマー 
DM コスト:2 パワー:1700

VS

双我
デッキ:24枚 手札:3枚 ライフカード:1枚
チャージゾーン:5枚 トラッシュ:5枚
モンスターゾーン
針踵の戦士 ハリオトシ M コスト:3 パワー:2500
肩棘の戦士 シャープニードル M コスト:2 パワー:1500
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 7ターン目、やれるところまで、やるっ!!
 俺と影山先生は右手でチャージゾーンの表側表示のカードを裏に返しつつ、
 「リチャージ!!」
 「リチャージ!!」
 と、宣言し、
 続けて、お互い、山札の一番上のカードを右手に持ち、引く
 「ドロー!!」
 「ドロー!!」
 俺が引いたのは手杭の戦士 パイルハンダー!!
 よし、こいつで攻め込むぜ!!
 俺は引いたばかりで右手に持つ手杭の戦士 パイルハンダーのカードを3番の場所に置き、続けて左手の手札を見る、
 この中なら、クライシス!!デモンウォーリアーズ!!一番いいか!!
 戦力的吟味!! デモンズ撤収!!より使いやすそうだし、
 バックダッシュアンドダッシュはハンドカードだしな!!
 俺は左手の手札からクライシス!!デモンウォーリアーズ!!のカードを右手で引き、
 そのままチャージゾーンに裏側表示で置くと、
 影山先生に向かって、
 「セット!!」
 「セット!!」
 と、宣言する!!
 どうやら、影山先生も1番とチャージゾーンにカードを置き終えたようだ!!
 俺と影山先生はお互いに相手の闇の板のモンスターゾーンとチャージゾーンを
 カードがちゃんと置かれているか目視で確認し、
 そのまま右手で、俺は3番に置いたカードを、
 影山先生は1番に置いたカードをそれぞれ持ち、
 相手の方を見ながら、表にし、宣言する!!
 「オープン!!」
 「オープン!!」
 まずは俺が表にしたカード!!
 「来い!!手杭の戦士 パイルハンダー!!」
 
名前:手杭の戦士 パイルハンダー
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:1200
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:このモンスターが次の戦闘に参加する時
        このカードと戦闘する相手モンスターがコスト2以上だった場合
効果:次の戦闘が行われるまでこのモンスターのパワーを600上げる
   自分のチャージゾーンにカテゴリ:デモンウォーリアーズを持つカードが
   表側表示で存在していた時
   次の戦闘が行われるまでこのモンスターのパワーをさらに400上げる
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:撃ちつけろ!!
テキスト:手を握ると杭のようになる戦士、
     その一撃は相手の命を貫く
 
 俺の前、針踵の戦士 ハリオトシの右側に、
 両手が杭がそのまま手になって、指が分かれたような手をした、漆黒の戦士が現れる!!
 左頬に傷を持ち、円錐と円柱をくっ付けたものが別れて両手の指に生えており、足の裏からは棘が生えている!!
 続けて、影山先生が表にしたカード!!
 「来なさい!!アーベントリッター リトルチェーン!!」
 
名前:アーベントリッター リトルチェーン
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:800
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘に参加する相手モンスターがコスト0だった時
        次の戦闘にこのモンスターが参加する時
効果:このターン、次の戦闘に参加する相手モンスターのパワーを500下げる
   相手のモンスターゾーンに次の戦闘に参加する相手モンスター以外に
   効果、もしくは、発動条件に「スキップ」という言葉が入った、
   モンスターがいた場合、該当する全てのモンスターのパワーも
   このターン500下げる、
カテゴリ1:アーベントリッター カテゴリ2:動き封じ
テキスト:はっ!!うわわわわわ!! 動物の動きを封じ込めようと鎖を投げたが
     鎖を破られてしまう、だが、仲間の一人が、受け取った薬を武器に塗り、
     その武器が動物に突き刺さり、鎖を投げた者は窮地を脱した!!
 
 影山先生の前に両手に1本の黒くて長い鎖をたずさえた小さな黒い騎士が現れる!!
 頭の兜の上には両手に持つ物とは別の黒い鎖が交差するように巻かれていて、
 口元には四角の下に三角をくっつけたような五角形のフェイスガードがあり、
 全身にはくまなく黒い鎧を着ており、赤いマントを付けていて、
 臀部からは先が三角に尖った黒い尻尾が生えていて、
 両手に持つ黒い鎖は片一方に黒い円柱状の柄があり右手でその柄を持っていて、
 もう片方には黒い鉄球があり、左手で持つ鎖の先に垂れ下がっている
 俺の方も影山先生の方も共にコスト1のモンスター!!
 俺と影山先生は素早くチャージゾーンから1枚のカードを前に出し、
 影山先生は俺に確認を取ってきた!!
 「そのカードがコストにするカード?」
 「そうだ!!そっちもそうなんだろう!!
  とっとと表にしようぜ!!」
 俺はそう返事を返すと、前に出したカードを右手で表にする!!
 すると、影山先生も前に出したカードを右手で表にしてきた!1
 まずは、俺が表にしたカード!!
 
名前:クライシス!!デモンウォーリアーズ!!
種類:DS デストロイ コスト:1
効果の発動タイミング:戦闘後
効果の発動条件:自分のカテゴリ:デモンウォーリアーズを持つ
        モンスターもしくはデストロイヤーが戦闘で
        相手のモンスター・デストロイヤー・クリエイターのいずれかに
        敗北した時
        自分の戦闘を行った、カテゴリ:デモンウォーリアーズを持つ
        モンスターもしくはデストロイヤーのパワーと
        相手の戦闘を行った
        モンスター・デストロイヤー・クリエイターの
        いずれかのパワーの差が1000以下だった時
効果:戦闘を行った相手のモンスター・デストロイヤー・クリエイター
   をトラッシュに送る
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:相打ち!!
テキスト:でやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!
     渾身の一撃が、通った!!
 
 続けて、影山先生が表にしたカード!!
 
名前:アーベントリッター スピアファイター
種類:M モンスター
コスト:2 パワー:1600
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘にこのモンスターが参加する時
        次の戦闘に参加する相手モンスターがコスト2以上だった時
        自分のチャージゾーンに表側表示で存在している
        効果、もしくは、発動条件に「スキップ」という言葉が入っている
        カードが存在した時
効果:次の戦闘が行われるまで、このモンスターのパワーを
   ((自分のチャージゾーンに表側表示で存在する、
    効果、もしくは、発動条件に「スキップ」という言葉が入った、
    このカードを除くカード)×100)上げる
カテゴリ1:アーベントリッター カテゴリ2:槍使い
テキスト:せい!!は!!どりゃー!!
     槍を振り回し、周りの動物を蹴散らした!!
     その瞬間、1本の剣を抱えて騎士が離脱していくのを目撃する
 
 俺の発動できるカードは0枚!!
 影山先生が発動できるカードは1枚!!
 影山先生は右手でチャージゾーンのカードを2枚表にして宣言してくる!!
 「私はアーベントリッター スピアファイターを2番に召喚!!
  コストにはアーベントリッター ガードクラッシュ、
  アーベントリッター イルミネイトガードを指定!!
  アーベントリッター ガードクラッシュは手札に戻さない!!」
 
名前:アーベントリッター ガードクラッシュ
種類:H ハンド コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
 
名前:アーベントリッター イルミネイトガード
種類:S スマッシュ コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
 
 影山先生の前、アーベントリッター リトルチェーンの俺から見た左側に、
 両手に1本ずつ槍を携えた黒い騎士が現れる!!
 その黒い兜には額から刃が前に伸び、後頭部からは長い棒が生えていて
 口元には四角の下に三角をくっ付付けたような五角形のフェイスガードがあり、
 全身には凝ったデザインの黒い鎧は
 両足の先が二股に分かれており、
 赤いマントを首に巻きつけるようにして付けていて、
 右手に持つ槍は鋭く削りだした木の棒の形をした鉄の槍、
 もう片方の左手には先に縦に長い円錐の形をした鉄の穂先が付き、柄の部分が木で出来た、
 柄と穂先の間のあたりに赤く長いの布が巻かれた槍を持っている、
 1番戦闘じゃ勝ち目がなさそうだから、2番戦闘に強めのモンスターを持ってきたか!?
 だが、それなら1番戦闘はすんなり通すはず!!
 そう考えた俺は、右手を前に出し宣言する!!
 「1番戦闘!!行け!!針踵の戦士 ハリオトシ!!
  ハリカカト!!」
 
アーベントリッター リトルチェーン M コスト:1 パワー:800
 
VS
 
針踵の戦士 ハリオトシ M コスト:3 パワー:2500
 
 リトルチェーンがいきなり左手に持つ先に鉄球の付いた鎖を振り回し、ハリオトシに向かって投げる!!
 だが、ハリオトシは右足を一度上げて振りおろし、
 右足のかかとを鎖の先にある鉄球にぶち当てて鉄球を床に落とし、鉄球を右足で踏んづける!!
 リトルチェーンはそれを見て鉄球に付いた鎖を引っ張るも、鎖の先の鉄球は全く動かない!!
 リトルチェーンは一旦鉄球の付いた鎖はあきらめたのか、
 兜の鎖の輪2つを両手にそれぞれ持って外し、
 右手、左手の順にハリオトシにぶん投げた!!
 しかし、ハリオトシは鎖の輪に当たってもどこ吹く風、全く効いていない、
 リトルチェーンはその後、鉄球に付いた鎖で
 ハリオトシをグルグル巻きにしようとしてか、
 鉄球に付いた鎖を持ってハリオトシの周りを回ってみるも、
 結果は鉄球がぐるぐる回っただけ、
 挙句、リトルチェーンは鎖を持ったままハリオトシに突進する!!
 が、ハリオトシは素早く左足を上げてその左足でリトルチェーンに踵落としを決め、
 リトルチェーンを左足で踏んづけて爆発させ、闇に返す!!
 それを見届けた俺は右手を前に出し、宣言する!!
 「俺は肩棘の戦士 シャープニードルの効果を発動!!
  肩棘の戦士 シャープニードルのパワーを900上げるぜ!!」
 だが、影山先生も右手を前に出し、宣言してくる!!
 「私はアーベントリッター スピアファイターの効果を発動!!
  肩棘の戦士 シャープニードルの効果を相殺する!!」
 ここだ!!俺はすかさず左手の手札から、
 1枚のカードを右手で引いて、影山先生に見せつつ宣言する!!
 「俺はバックダッシュアンドダッシュの効果を発動!!
  アーベントリッター スピアファイターの効果を発動し、
  肩棘の戦士 シャープニードルの効果を発動する!!」
 
名前:バックダッシュアンドダッシュ
種類:H ハンド コスト:0
効果の発動タイミング:相殺時
効果の発動条件:無し
効果:相殺を無効化して、相殺が行われた2枚のカードのうち
   相手のカードを発動させた後、自分のカードを発動させる、
   相手のカードの効果で自分のカードの発動条件が満たせなくなった場合
   自分のカードは発動しなくなる
   この効果の発動後、相殺した自分のカードも相手のカードも
   一度発動したものとして扱う
   相殺されたカードのコストが合計4以上なら、
   相殺を無効化する前に自分は手札1枚を相手に見せる、
   自分の手札が0の場合は何もしない
   相殺されたカードのコストが合計0なら、
   相殺を無効化する前に相手は手札1枚を自分に見せる、
   相手の手札が0の場合は何もしない
カテゴリ1:後 カテゴリ2:先
テキスト:うおっ!!後ろに下がったと思ったら、いきなり突進してきやがった!!

名前:肩棘の戦士 シャープニードル
種類:M モンスター
コスト:2 パワー:1500
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次に戦闘をおこなう相手モンスターが
        発動タイミング:戦闘前を持っている時
        次に戦闘をおこなうのがこのカードだった時
効果:次の戦闘が行われるまでこのカードのパワーを600上げる
   チャージゾーンにカテゴリ:デモンウォーリアーズを持つカードが
   表側表示で存在していた時、このモンスターのパワーをさらに300上げる

名前:アーベントリッター スピアファイター
種類:M モンスター
コスト:2 パワー:1600
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘にこのモンスターが参加する時
        次の戦闘に参加する相手モンスターがコスト2以上だった時
        自分のチャージゾーンに表側表示で存在している
        効果、もしくは、発動条件に「スキップ」という言葉が入っている
        カードが存在した時
効果:次の戦闘が行われるまで、このモンスターのパワーを
   ((自分のチャージゾーンに表側表示で存在する、
    効果、もしくは、発動条件に「スキップ」という言葉が入った、
    このカードを除くカード)×100)上げる

 「しまった!!」
 影山先生が大きく叫ぶ!!
 さらに俺は続けて宣言する!!
 「さらに、俺はバックダッシュアンドダッシュの効果で、
  手札の一枚を影山先生に見せる!!
  俺が見せるのは戦力的吟味!! デモンズ撤収!!」
 俺は左手に残った手札を影山先生に見せる!!
 
名前:戦力的吟味!! デモンズ撤収!!
種類:R リサイクル コスト:3
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘にカテゴリ:デモンウォーリアーズを持つ、
        自分のモンスターが参加する時
        次の戦闘に参加する相手のモンスターのパワーより、
        次の戦闘に参加する自分のモンスターのパワーの方が下回っていた時
効果:次の戦闘に参加する自分のモンスターをチャージゾーンに裏側表示で置く
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:撤退
テキスト:相手の方が力が上か、野郎ども、引くぞ!!
     彼はそう言って、部下を引き揚げさせていく!!
 
 だが、影山先生は右手でチャージゾーンのカードを1枚表にして宣言してくる!!
 「私はアーベントリッター ガーディングアタックを発動!!」
 やらせるかよ!!俺も右手でチャージゾーンのカードを1枚表にして宣言する!!
 「俺はデモンウォーリアーズ アンティシペイトエナジーを発動!!
  アーベントリッター ガーディングアタックを相殺!!」
 しかし、影山先生はまたも右手でチャージゾーンのカードを1枚表にして宣言する!!
 「それならば、アーベントリッター バラージアタックを・・・」
 俺は間髪入れず、右手でチャージゾーンのカードを1枚表にして、宣言する!!
 「無駄だ!!俺は闇夜にすさぶ破壊の風を発動!!
  アーベントリッター バラージアタックを相殺!!」
 俺の宣言を聞いたとたん、
 影山先生の動きが止まった!!
 奥歯を噛みしめながら目を細め、悔しそうに俺の方をにらんでいる!!
 もう発動するカードが無いのか?
 なら、とっとと先にいくぜ!!
 「影山先生!!もう発動するカードが無いんだろ!!
  なら、先に進ませてもらうぜ!!
  2番戦闘!!行け!!肩棘の戦士 シャープニードル!!
  ニードルタックルプラス!!」
 
アーベントリッター スピアファイター M コスト:2
パワー:1600+200 パワー合計:1800
 
VS
 
肩棘の戦士 シャープニードル M コスト:2
パワー:1500+900 パワー合計:2400
 
 スピアファイターがいきなり右手の槍を逆手に持ち、シャープニードルの方に投げる!!
 だが、シャープニードルはこれをひょいと左に避けた!!
 しかし、シャープニードルが槍を左に避けた瞬間、スピアファイターが眼前に迫って来ていた!!
 スピアファイターは槍を投げた直後、槍を追うようにシャープニードルに向かって走りこんでいたのだ!!
 スピアファイターは左手の槍を両手に携え、シャープニードルに向かって突く!!
 シャープニードルはこの槍をまたも左に跳んで避けた!!
 ここでシャープニードル、左肩を前に出し、あらぬ方に走り始める!!
 いきなりのシャープニードルの行動に目を見開いて驚きつつも、
 走って追い始めるスピアファイター!!
 スピアファイターは走りながら両手に持った槍でいくどもシャープニードルを突く!!
 だが、シャープニードルも一筋縄ではいかない!!
 ちょこちょこと不規則に左右に動いたり、いきなり走る速度を上げたりして、
 スピアファイターの槍を避けていく!!
 と、シャープニードルの足元から黒いオーラが出てきた!!
 すると、さらにシャープニードルの走る速度が上がり、
 スピアファイターが追い付けなくなる!!
 スピアファイターはシャープニードルを追うのをあきらめ、
 立ち止まり、シャープニードルの方を見る!!
 すると、シャープニードルの方から強めの風が吹いてきた、
 思わず右腕で風から目を守り、同時に目をつむるスピアファイター
 と、不意にシャープニードルの方から風と共に槍が飛んできた!!
 あわてて左手に持った槍で飛んできた槍を払い落すスピアファイター!!
 払い落した槍はさっき、スピアファイター自身が投げた槍だ!!
 思わず拾い上げるスピアファイター、
 とそこにシャープニードルが左肩を前に出し、風と共に突っ込んできた!!
 シャープニードルは突進した先でスピアファイターが投げた槍を拾い上げた後、
 スピアファイターのやったことのまねをして、槍を投げた直後にスピアファイターに向かって走りこんでいたのだ!!
 戦法をまねされたスピアファイターは、突進してくるシャープニードルに対し、両手に一本ずつ槍を携え、後ろに下がりつつ、
 両手の槍を上に下に右に左に、交差させたり、開くように振り回したりして、
 シャープニードルに攻撃を仕掛ける!!
 だが、シャープニードルはひるまずにスピアファイターに向かって突っ込んでいき、
 遂にスピアファイターの体に向かって、左肩の針を刺し、
 スピアファイターを爆発させ、闇に返す!!
 お次は3番戦闘!!
 俺はチャージゾーンのカードを1枚表にして宣言する!!
 「俺はデモンウォーリアーズ グラップエナジーの効果を発動!!」
 しかし、影山先生は右手を前に出し宣言する!!
 「私はアーベントリッター アーベントウィングアーマーの効果を発動!!
  トラッシュからアーベントリッターブレイクソードを装備して、
  手杭の戦士 パイルハンダーをトラッシュに送る!!」
 
名前:アーベントリッター アーベントウィングアーマー
種類:DM デストロイヤー
コスト:2 パワー:1700
相殺効果・破装備 発動条件:このカードの効果が相殺された時
              このカードの効果の発動条件で
              イクイップカード、
              もしくはデストレイドカードが1枚指定された時
       コスト:無し 発動後:カードの在り方に変更無し
   効果の発動条件で指定した
   イクイップカードもしくはデストレイドカードをこのデストロイヤーに装備する
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:このデストロイヤーが何のカードも装備していなかった時
        自分のトラッシュにある
        カテゴリ:アーベントリッターを持つコスト2以下の
        このカードがコスト以外の装備条件をすべて満たしている、
        イクイップ・デストレイドいずれか1枚を指定できた時
        次の戦闘にこのデストロイヤーが参加する時
効果:発動条件で指定したイクイップカードもしくはデストレイドカードを
   コスト0扱いでこのカードに装備する
   さらに、このデストロイヤーと同じ番号にいる相手のモンスターのコストが
   自分と相手のモンスターゾーンとチャージゾーンに表側表示で存在する、
   効果、もしくは、発動条件に「スキップ」という言葉が入った、
   このカードを含めたカードの数以下のコストだった場合
   このデストロイヤーと同じ番号にいる相手のモンスターをトラッシュに送る
 
 いやいや、そうは問屋が卸さないぜ!!
 俺は右手でチャージゾーンのカードを2枚表にしつつ宣言する!!
 「俺はデモンウォーリアーズ グラップエナジーのコストに
  デモンウォーリアーズ アンティシペイトエナジーを指定!!
  さらにデモンウォーリアーズ バーストエナジーの効果を発動!!
  アーベントリッター アーベントウィングアーマーの効果を相殺!!」
 
名前:デモンウォーリアーズ グラップエナジー
種類:R リサイクル コスト:1
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:自分のモンスターが次の戦闘に参加する時
効果:次に戦闘を行う自分のモンスターのパワーを
   次の戦闘が行われるまで400上げる
   次に戦闘を行う自分のモンスターがカテゴリ:デモンウォーリアーズだった時
   さらに次の戦闘が行われるまでパワーを800上げる

名前:デモンウォーリアーズ アンティシペイトエナジー
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
 
 だが、影山先生は自身の山札の俺から見た手前にあるトラッシュのカードを1枚、
 右手に持ちつつ宣言してくる!!
 「アーベントリッター アーベントウィングアーマーの効果が相殺されたことにより、
  アーベントリッター アーベントウィングアーマーの相殺効果・破装備が発動!!
  指定していたアーベントリッターブレイクソードを
  アーベントリッター アーベントウィングアーマーに装備するわ!!」
 「え、ええっと、相殺効果?」
 「はいはい、説明が必要なようだな!!」
 影山先生の宣言に俺が戸惑っていると、
 右肩にいるデェビルが話しかけてきた!!
 デェビルは続けて話してくる!!
 「相殺効果っていうのは、その効果が書いてあるカードの効果が相殺された時、
  強制的に発動する効果の事だ、
  お前が持ってた、雷滅!!サンダーデストロイ!!にも付いてただろ?
  相殺効果・撃滅が」
 「あ、あぁ、そういえば付いてたな・・・」
 俺が思い出しながら答えると、
 デェビルが続けて話してくる、
 「相殺効果の付いたカードっていうのは、
  相殺された時もある程度、効果を発揮できるんで、
  相殺を恐れずに発動できるメリットがある、
  さらに相殺効果の付いたカードと相殺されたカードは、
  相殺扱いを受けてそのターンには発動できなくなるんだ、
  まぁ、チャージゾーンにあるカードは相殺扱いってことで、裏に返っちゃうけどな、
  それに相殺効果が発動した場合、
  その相殺効果のあるカードの効果は基本的に発動したことになるから注意な、
  それに相殺効果は条件が整った場合、必ず発動しなきゃならないからな!!
  で、それらの特性のせいで、
  相殺狙いでカードを使うのには向いてないカードっていう側面もあるんだな」
 デェビルの説明を聞き、俺は疑問に思ったことを口にする
 「じゃあ、相殺効果同士のカードが相殺した時にはどうなるんだ?」
 デェビルは俺の方を向き、逐一説明する、
 「そうなった時は相殺効果同士のカード両方を相殺するんだよ、
  だから、相殺効果を持つカードっていうのは、
  相殺効果を持っているカードへの対策としても使えるんだな」
 「そうなのか、わかったぜ!!」
 俺はデェビルに向かって答える、
 「何をしているのかしら!!
  早くカードバトルを進めなさい!!」
 俺がデェビルに向かって返事を返すと、
 影山先生が叫んできた!!
 俺は影山先生の方を向いて返事を返す、
 「すまねぇな先生!!、え~と、今のパワーは、あ、そういう事か」
 「言ったろ、強制発動だって、
  意味無いことでもしなきゃならないんだよ、
  じゃ、聞きたいことがあったら聞けよな!!」
 「おぅ」
 俺はデェビルの言葉を聞いて、デェビルに小声で返事を返す、
 なるほど、意味の無い事ね、イクイップカードを装備しても勝敗は変わらず、か
 俺は右手を前に出し、宣言する!!
 「3番戦闘!!行け!!手杭の戦士 パイルハンダー!!
  グラップパイル!!」
 
アーベントリッター アーベントウィングアーマー DM コスト:2
パワー:1700+600 パワー合計:2300
 
VS
 
手杭の戦士 パイルハンダー  M コスト:1
パワー:1200+1200 パワー合計:2400
 
 パイルハンダーが空を飛ぶアーベントウィングアーマーの真下へと走って行き、
 不意に黒いオーラを纏い、
 その黒いオーラを爆発させつつ、両手を地面叩きつけた!!
 すると、パイルハンダーの体が跳び上がり、
 アーベントウィングアーマーの方に飛んで行く!!
 と、ここで不意にアーベントウィングアーマーが
 右手の平を広げて、右手を前に出した、
 そこでいきなりパイルハンダーの背中の方から一本の剣が飛んでくる!!
 刃がギザギザしている、黒い鋼で出来た剣で、柄の部分も黒く、鍔の部分は無い!!
 だが、パイルハンダーは剣が自身に届く前に右手を握り、アーベントウィングアーマーに殴り掛かった!!
 ガスッ!!
 という音をたて、背中左肩のあたりに剣が突き刺さるパイルハンダー!!
 空中で殴り掛かったため、左肩の方が大きく後ろに出ていたのだ!!
 だが、剣が刺さったことには変わり無く、パイルハンダーは地面に向かって落ちていく!!
 そして、地面にぶつかりうつ伏せになる!!
 そこに剣を回収しに降りてくるアーベントウィングアーマー!!
 アーベントウィングアーマーはパイルハンダーの背中に刺さった剣を引き抜く、
 だがその瞬間、アーベントウィングアーマーの右足を
 倒れたはずのパイルハンダーの左手がつかむ!!
 驚愕して目を丸くするアーベントウィングアーマー!!
 まだ、パイルハンダーの闘志は消えちゃいなかった!!
 アーベントウィングアーマーは右手に持った剣を
 パイルハンダーに向かって振り下ろすも、
 パイルハンダーは右手の拳を握り、アーベントウィングアーマーの剣を、
 その右手の拳で防御した!!
 その後何度か剣を振り下ろすもパイルハンダーは全て、右手の拳で防御する!!
 遂にはアーベントウィングアーマーもあきらめ、
 両肩の翼を羽ばたかせ、空へと飛び立とうとする!!
 だが、パイルハンダーはこの時を待っていたかのように、
 不意に右手の拳をアーベントウィングアーマーの右足のすねに叩きつけた!!
 思わずのけぞるアーベントウィングアーマー!!
 その隙を狙い、左手をアーベントウィングアーマーの右足から離し、右手を地に立て、立ち上がるパイルハンダー!!
 そして、不意打ち気味に右手の拳をアーベントウィングアーマーに叩きつける!!
 が、アーベントウィングアーマーこの攻撃を剣を前に出して防御し、
 そのままアーベントウィングアーマーの体が浮き上がる!!
 だが、アーベントウィングアーマーの右腰に不意に拳がぶちこまれた!!
 なんと、パイルハンダーが左手の拳を握り、体を時計回りに回転させ、
 無理やり左手をアーベントウィングアーマーに叩きつけたのだ!!
 のけぞり地に落ちるアーベントウィングアーマー!!
 そこに黒いオーラを纏って右手で全身全霊の正拳突きをアーベントウィングアーマーの腹に叩き込むパイルハンダー!!
 これもアーベントウィングアーマーは剣で防御する!!
 しかし、アーベントウィングアーマーはパイルハンダーの拳の勢いに押されて吹き飛ばされるように剣が腹に押し込まれるようにバランスを崩す!!
 その隙を見逃さず、パイルハンダーは左手でアーベントウィングアーマーの顔面に殴り掛かる!!
 アーベントウィングアーマーの顔面は腹の部分が剣で押し込まれた格好になったため前に出てしまっていた、
 アーベントウィングアーマーが右手に持つ剣はパイルハンダーの右手に腹に押し込まれ、防御に使うには間に合わない!!
 そして、ついにパイルハンダーの左の拳は
 アーベントウィングアーマーの顔面をとらえた!!
 顔面を思い切りぶちのめされ、仰向けに倒れ、
 爆発して闇に帰るアーベントウィングアーマー!!
 それを見た俺と影山先生は宣言する!!
 「ターンエンド!!」
 「ターンエンド!!」
 さて、ライフカードの数は俺の方が負けてるが、
 状況は俺の方が有利だ、
 次のターン、どうなる!?
 このまま、俺は勝てるのか!?
 
影山
デッキ:23枚 手札:1枚 ライフカード:2枚
チャージゾーン:4枚 トラッシュ:10枚
モンスターゾーン  
無し

VS

双我
デッキ:23枚 手札:2枚 ライフカード:1枚
チャージゾーン:6枚 トラッシュ:6枚
モンスターゾーン
針踵の戦士 ハリオトシ M コスト:3 パワー:2500
肩棘の戦士 シャープニードル M コスト:2 パワー:1500
手杭の戦士 パイルハンダー  M コスト:1 パワー:1200
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 8ターン目、さぁ、一気に攻めきるぜ!!
 俺と影山先生は自身のチャージゾーンの表側表示のカードを
 それぞれ右手で裏に返しつつ宣言する
 「リチャージ!!」
 「リチャージ!!」
 続けて、自身の山札に右手を伸ばし、
 それぞれ、山札の一番上のカードを右手で引きながら宣言する!!
 「ドロー!!」
 「ドロー!!」
 俺の引いたカードはデモンウォーリアーズ バイスエナジー!!
 だが、このカードを引いたところでやることは変わらない、
 俺は左手に持つデモンウォーリアーズ バイスエナジーのカードを
 そのままチャージゾーンに裏側表示で置くと、
 続けて、左手の手札にある戦力的吟味!! デモンズ撤収!!のカードを
 光の板の中央手前にある予の場所に置き、
 「セット!!」
 「セット!!」
 と、宣言する!!
 すると、影山先生も同時に宣言してきた!!
 影山先生の方も1番とチャージゾーンにカードを裏側で置き終えたのか、
 俺は影山先生の1番とチャージゾーンにカードが裏側で追加されたのか目視で確認する、
 と同時に影山先生も俺の予の場所とチャージゾーンに
 カードが裏側で追加されているのか、目視で確認している、
 そして、俺は影山先生の1番とチャージゾーンを確認し終え、
 自身で予の場所に裏側で置いたカードを右手で持つ、
 と、同時に、影山先生も俺の予の場所とチャージゾーンを確認し終えたのか、
 自身で1番に裏側で置いたカードを右手で持った!!
 そして、俺は予の場所に裏側で置いたカードを右手で表にしながら宣言する、
 すると、影山先生も右手で持った1番に裏側で置いたカードを表にしつつ宣言してきた!!
 「オープン!!」
 「オープン!!」
 まずは、俺が表にしたカード!!
 
名前:戦力的吟味!! デモンズ撤収!!
種類:R リサイクル コスト:3
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘にカテゴリ:デモンウォーリアーズを持つ、
        自分のモンスターが参加する時
        次の戦闘に参加する相手のモンスターのパワーより、
        次の戦闘に参加する自分のモンスターのパワーの方が下回っていた時
効果:次の戦闘に参加する自分のモンスターをチャージゾーンに裏側表示で置く
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:撤退
テキスト:相手の方が力が上か、野郎ども、引くぞ!!
     彼はそう言って、部下を引き揚げさせていく!!
 
 俺は表にした戦力的吟味!! デモンズ撤収!!のカードを右手に持ったまま裏に返しつつチャージゾーンに置く、
 続けて、影山先生が表にしたカード!!
 「来なさい!!友と共に生きし勇敢なる戦士!!
  殲滅姫 スペーシア!!」
 
名前:殲滅姫 スペーシア
種類:DM デストロイヤー
コスト:4 パワー:3200
相殺効果・殲滅 発動条件:このカードの効果が相殺された時 コスト:無し
        発動後:カードの在り方に変更なし
   効果の発動条件で指定した
   モンスター・デストロイヤー・クリエイターをトラッシュに送る
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘にこのカードが参加する時
        相手のモンスターゾーンにいるこのカードのパワー未満の
        モンスター・デストロイヤー・クリエイター
        いずれか1体を指定できた時
効果:発動条件で指定した、モンスター・デストロイヤー・クリエイターを
   トラッシュに送る
カテゴリ1:魔天姫 カテゴリ2:虚空
テキスト:あなたは一体・・・
     親友の変わり果てた姿を見て彼女はつぶやいた
 
 黒い闇があたりのすべてを包み込む!!
 そこにあったのは辺り一面、見渡す限りの宇宙!!
 そして、宇宙の中に黒い玉座が存在し、その玉座に一人の女性が
 左ひじを手すりに立てて左手を左ほおに当てて頬杖し、
 右足を左足の上に持ってくるようにして足を組んで座っていた!!
 それは背にコウモリのような翼持つ殲滅者!!
 精悍な顔つきをしたその藍の瞳は冷酷な光を放っており、
 短めの藍髪は右から左に色が濃くなっており、光の粒を撒いたかのようにキラキラしていて、
 体型は身長が高めでスポ-ティでグラマラスな女性のそれで、
 肌の色は人間のそれに近く、背中の羽は赤い膜をと黒い骨格を持つ蝙蝠の羽、
 金縁の付き胸の谷間に部分が割れた黒いワンピースの水着のような露出度が高い衣服を着て
 中指に通した金の輪っかからは前腕の方に三角に広がる黒い布が付いていて、
 前腕に付けている金縁の付いた黒いウォーマーに繋がっており、
 両足には同じく金縁の付いた黒い厚底のブーツをはいている
 と、その女性の、スペーシアの前に道を開けるかのように左右に別れ、
 今まで現れたアーベントリッターの面々が現れ、道の方を向いてかしずく!!
 そして、スペーシアは頬杖を止めて両足を組むのをやめて前へ揃え、
 体を前に傾けつつ両足を伸ばして玉座から立ち上がり、
 背を伸ばして胸を張り、俺の方に向かって歩いてくる、
 アーベントリッターの面々がかしずく前を通り、
 アーベントリッターの面々の前まで来ると、
 不意にその右手を大きく左に振り、
 アーベントリッターの面々ごと周りの宇宙を消し飛ばした!!
 そして、影山先生は右手でチャージゾーンのカードを
 4枚トラッシュに送りつつ宣言する!!
 「私は殲滅姫 スペーシアのコストとして、
  アーベントリッター アイアンシールド、
  アーベントリッター ガードクラッシュ、
  アーベントリッター バラージアタック、
  アーベントリッター イルミネイトガードをコストに指定!!」
 
名前:アーベントリッター アイアンシールド
種類:E イクイップ
コスト:3 パワー:+0

名前:アーベントリッター ガードクラッシュ
種類:H ハンド コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前

名前:アーベントリッター バラージアタック
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
 
名前:アーベントリッター イルミネイトガード
種類:S スマッシュ コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
 
 さらに、影山先生は先生は右手を前に出して宣言してくる!!
 「私は殲滅姫 スペーシアの効果を発動!!
  針踵の戦士 ハリオトシをトラッシュに送る!!」
 
名前:殲滅姫 スペーシア
種類:DM デストロイヤー
コスト:4 パワー:3200
相殺効果・殲滅 発動条件:このカードの効果が相殺された時 コスト:無し
        発動後:カードの在り方に変更なし
   効果の発動条件で指定した
   モンスター・デストロイヤー・クリエイターをトラッシュに送る
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘にこのカードが参加する時
        相手のモンスターゾーンにいるこのカードのパワー未満の
        モンスター・デストロイヤー・クリエイター
        いずれか1体を指定できた時
効果:発動条件で指定した、モンスター・デストロイヤー・クリエイターを
   トラッシュに送る
 
 俺はすかさず反論を試みる!!
 「デモンウォーリアーズ グラップエナジーの効果で相殺・・・」
 「やめとけって」
 俺の言葉にデェビルが反応して俺の行動を止める、
 やはり、ダメなのか・・・
 デェビルは続けざまに説明してくる、
 「殲滅姫 スペーシアには相殺効果・殲滅が付いてる、
  相殺効果付きのカードならまだしも、
  そんなカードは今、お前の手札やチャージゾーンには無いだろ?
  もっとも、相殺効果の付いた、雷滅!!サンダーデストロイ!!が
  チャージゾーンに裏側表示で存在しても、
  この状況が打破できるわけじゃいないけどな」
 くそっ!!あともうちょっとなのに!!
 俺がそんなことを考えている間にも、
 影山先生は右手を前に出したまま宣言してくる!!
 「命運尽きたわね!!
  1番戦闘!!行って!!殲滅姫 スペーシア!!
  虚空破壊!!」
 
殲滅姫 スペーシア DM コスト:4 パワー:3200
 
攻撃
 
破壊 双我 ダメージ
 
 スペーシアは背中の翼を動かして、ハリオトシの前まで飛んで行き、
 ハリオトシの前に飛び降り、両手を腰に当てて、
 ハリオトシの前で胸を張る、
 一方のハリオトシはスペーシアをを見下ろすかっこうで、
 右手で左手を握って骨をならし、また左手で右手を握って骨を鳴らした、
 ハリオトシとスペーシアにらみ合ったまま、一瞬、時が止まる、
 体格差は歴然、ハリオトシが人間の体格よりも少し大柄なのに対し、
 スペーシアは身長高めといっても人間の女性の身長でいえばの話だ、
 とここでハリオトシがいきなり右の拳を振り上げ、
 スペーシアをぶん殴る!!
 だが、スペーシアは華麗に後ろに跳びをハリオトシの拳を回避!!
 しかし、ハリオトシはいきなり右足を上げ、
 後ろに跳んだスペーシアに向かって踵落としを繰り出す!!
 ハリオトシの本命はこっち!!
 拳を放ったのは単に間合いを調整させるためだけに過ぎない!!
 だが、このハリオトシの踵落としも、スペーシアは間一髪左に移動して避ける!!
 しかし、ハリオトシも避けられた時のことを考えていないほど馬鹿ではない!!
 踵落としに使った右足を強引に地に付けつつ踏み込みに使って、
 左の拳を振り上げ、スペーシアに叩き込もうとする!!
 フ・・・
 スペーシアが目にもとまらぬ速さでハリオトシの懐右側に入り込んだ!!
 そして、そのままハリオトシの腹に右回し蹴りを叩きつけ、ハリオトシを吹っ飛ばす!!
 俺の左そばを飛んで行き、背中から体育館のバスケットゴールに突っ込むハリオトシ!!
 一瞬後、俺が左から振り返ると、ハリオトシは体育館のバスケットゴールを破壊してバスケットゴール背後の壁に埋まった状態で爆発、闇に返った!!
 コツ、コツ・・・
 俺がスペーシアの方から足音を聞いて振り返ると、
 スペーシアが俺の方に向かってゆっくりとねぶるように歩いてきていた、
 とここで俺の前に薄い闇の壁が現れる!!
 スペーシアは薄い闇の壁の前まで歩いてくると、
 うっとおしそうに目を細めて右手を大きく左へと振る!!
 それだけで生まれる大きな風圧!!
 俺は思わず両手を交差させて顔を守る防御姿勢となり、
 薄い闇の壁はその風圧だけで粉々に砕け散り、周りに衝撃波を発生させる!!
 その衝撃波からも身を守るように防御姿勢を続ける俺、
 一方のスペーシアは影山先生の方に振り返ると、
 俺に近づいて来た時と同じようにゆっくりとねぶるように歩いて、
 影山先生の方に戻って行った、
 ・・・・・・・・・・・・
 っと、いかんいかん、ボーっとしてる場合じゃないな、
 ライフカードを引かないと、
 俺は衝撃波が収まった後、元は一番左の、最後のライフカードを引く、
 出てきたのはデモンウォーリアーズ ブレストエナジー、
 だが、このカードだけじゃどうにもならない、
 俺は引いたばかりで右手に持つ、
 デモンウォーリアーズ ブレストエナジーのカードを、
 左手に移すと、
 右手を前に出し、宣言する!!
 「2番戦闘!!行け!!行け!!肩棘の戦士 シャープニードル!!
  ニードルタックル!!」
 
影山 絵見 ダメージ
 
攻撃
 
肩棘の戦士 シャープニードル M コスト:2 パワー:1500
 
 シャープニードルが左肩の棘を前にして影山先生に向かって突進して行く!!
 と、影山先生の前に薄い闇の壁が現れた!!
 シャープニードルはその薄い闇の壁に突進してぶつかり、
 薄い闇の壁に左肩の棘で穴を開ける!!
 そして、薄い闇の壁は開いた穴からひびが入ってひびが全体に行きわたると、
 ひびの部分から崩壊して、衝撃波をまき散らす!!
 シャープニードルはその衝撃波を両手を交差させて防御するも、
 衝撃波に耐えきれず、衝撃波に吹き飛ばされる形で後ずさって俺の方に戻ってきた、
 一方、影山先生の方は衝撃波に対して、
 両手を交差させて、右足を前に、左足を前に出して耐えた後、
 右手で俺から見た一番右のライフカードを取り、
 そのカードが何なのかをチラリと見ると、左手に移した、
 それを見届けた俺は、右手を一度降ろし、
 右手を再度前に振り上げ宣言する!!
 「3番戦闘!!行け!!手杭の戦士 パイルハンダー!!
  パイルアタック!!」
 
影山 絵見 ダメージ
 
攻撃
 
手杭の戦士 パイルハンダー  M コスト:1 パワー:1200
 
 パイルハンダーが影山先生の所に向かって走る!!
 と、またも影山先生の前に薄い闇の壁が出現する!!
 パイルハンダーはその薄い闇の壁まで走って行くと、
 右足で踏み込みながら右手を握って薄い闇の壁に叩きつけ、
 続けて、左手の拳を握り、体を時計周りにひねりながら
 左手の拳を薄い闇の壁に叩きつける!!
 すると、左手の拳を薄い闇の壁に叩きつけた瞬間、
 左手の拳が薄い闇の壁を削るように破壊し、左手の拳が当たっている場所から周りにひびが広がって行き、
 ひびが全体に行きわたると、ひびの入った部分から薄い闇の壁は崩壊、衝撃波を周りにまき散らした!!
 そして、パイルハンダーはその薄い闇の壁から出た衝撃波を受け、俺の方にふっとばされてきた、
 あまりにも勢いよくふっとばされてきたので、
 パイルハンダーはふっとばされた勢いで俺の前でゴロゴロ転がった後、両手を地に着け、支えにして立ち上がる、
 大丈夫か、おい、
 一方、影山先生の方は衝撃波に対して、
 両手を交差させて前に出し、右足を前、左足を後ろに出す防御姿勢で衝撃波に耐えた後、
 右手で元は俺から見て右から二番目にあった最後のライフカードを引き、
 その中身を見ると、右手に持ったそのカードを左手の手札に移し、
 俺の方を向いて口を開き、宣言する
 「ターンエンド!!」
 俺もその宣言に返すように影山先生を目を細めてにらみ、宣言する!!
 「ターンエンド!!」
 さて、8ターン目はこれで終了だが、
 お互いにライフカード0枚、泣いても笑っても次のターンでラストだろう、
 だが、戦闘の順番から言えばこのままでは先生の殲滅姫 スペーシアの攻撃が1番最初に来て俺の敗北が決定する!!
 この状況下、俺に勝てる手は存在するのか!?
 
影山
デッキ:22枚 手札:2枚 ライフカード:0枚
チャージゾーン:1枚 トラッシュ:14枚
モンスターゾーン
殲滅姫 スペーシア DM コスト:4 パワー:3200

VS

双我
デッキ:22枚 手札:1枚 ライフカード:0枚
チャージゾーン:8枚 トラッシュ:7枚
モンスターゾーン
無し
肩棘の戦士 シャープニードル M コスト:2 パワー:1500
手杭の戦士 パイルハンダー  M コスト:1 パワー:1200
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 9ターン目、これでラストになるか!?
 俺は右手でチャージゾーンのカードを裏に返しつつ、
 影山先生はチャージゾーンに裏に返すカードが無いのでそのまま
 「リチャージ!!」
 「リチャージ!!」
 と、宣言し、
 続けて、俺と影山先生は自分の山札の一番上のカードを右手で引きながら宣言する、
 「ドロー!!」
 「ドロー!!」
 さて、俺が引いたカードは・・・
 来た!!
 俺は引いたばかりで右手に持つそのカードをそのまま1番の場所に裏側で置き、
 続けて、左手の手札の1枚をチャージゾーンに裏側表示で置き、
 「セット!!」
 と、宣言する!!
 すると間髪入れず、影山先生も
 「セット!!」
 と宣言し返してきた!!
 どうやら、影山先生も2番とチャージゾーンに裏側でカードを追加し終えたようだ、
 影山先生の2番とチャージゾーンの方を見ると、
 しっかり、裏側でカードが追加されていた、
 と、同時に、影山先生も俺の方の1番とチャージゾーンを見て、
 影山先生はそのまま自身で2番に裏側で置いたカードを持つ、
 それを見た俺は自分で1番に裏側で置いたカードを右手で持った、
 そして、俺と影山先生はそのまま大声で宣言しつつ、
 右手に持ったカードを表にする!!
 「オープン!!」
 「オープン!!」
 まずは、影山先生が表にしたカード!!
 「来なさい!!アーベントリッター リトルスロー!!」
 
名前:アーベントリッター リトルスロー
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:900
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘にこのモンスターと相手のモンスターが参加する時 
        このモンスターが装備しているイクイップの
        効果、もしくは、発動条件に
        「スキップ」という言葉が入っている時
効果:次の戦闘が行われるまで、
   次の戦闘に参加する相手モンスターのパワーを1500下げる
   このモンスターが装備しているイクイップをトラッシュに送る
カテゴリ1:アーベントリッター カテゴリ2:確実に当てていく剣
テキスト:はぁっ!!、彼の投げたナイフが動物たちに当たり、ナイフに塗られた薬で
     動物たちが元に戻った、動物たちは感染症が元で凶暴化していたのだ、
     動物たちが元に戻り、草原の戦いは一時終わり、その後休戦することとなる
 
 影山先生の前、破壊者 スペーシアの俺から見た右側に、
 額にナイフのような飾りを付けた小さな黒い騎士が現れる!!
 黒い兜の額には銀に輝くナイフの形を模した飾りがついていて、
 そのナイフの形を模した飾りは刃の方が上を向いた形状になっており、
 兜の口元には四角形の下に三角を合わせた五角形の黒いフェイスガードが付き、
 兜から見える両目は真っ赤であり、
 首元には赤いマントを巻いていて、そのマントが背中から伸びている、
 体には凝ったデザインの黒い鎧を着ていて、
 その両手には刃が銀に輝く持ち手の黄色いナイフが逆手に握られている!!
 続けて、俺が表にしたカード!!
 「来い!!勝利の破壊者よ!!先生の勝利を破壊しろ!!
  ビクトリーデストロイウォーリアー!!召喚!!」
 
名前:ビクトリーデストロイウォーリアー
種類:DM デストロイヤー
コスト:4 パワー:4000
召喚効果・チャージデストロイ1
   発動条件:このデストロイヤーを召喚した時
        相手のチャージゾーンにカードが1枚以上存在している時
   コスト:無し 発動後:カードの在り方に変更無し
   相手のチャージゾーンにあるカード1枚を相手のトラッシュに送る
効果の発動タイミング:戦闘後
効果の発動条件:このデストロイヤーが戦闘で相手の
        モンスター、クリエイター、デストロイヤー
        いずれかに勝利した時
        相手のライフカードが0枚以下だった時
効果:このカードバトルに勝利する
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:勝利
テキスト:敵の勝利を破壊する黒き戦士!!破壊の力は我らの勝利のために!!
 
 いきなり俺の前に大きな雷が降ってきて、
 雷の音とビリビリとした衝撃波と共に、大地を砕き、
 辺り一面を白い色に染め上げる!!
 そして、割れた大地から黒い右手が出てきて、
 続けて、鬼のような顔が出てくる!!
 側頭部に一本ずつある、斜め横上の方から生えて、前の方に曲がって生える角、
 赤く鋭い眼光を放つ瞳、割と高い鼻、上下から長く生える牙を持つ口に堀の深い顔を持っている、
 続けて、大地に出した右手を用いて、背中に3つ股の黒い骨と4枚の濃い灰色の皮で構成された両翼を持つ黒い筋肉質な肉体が現れ、
 さらに、黒い右足を大地の上に出してきてひっかけ、
 その右足を伸ばして大地の上に這い上がってくる!!
 そこに現れたのは一体の黒い戦士!!
 その戦士は背中の両翼を動かして体を宙に浮かせながら
 両腕を腰横に構え、両手と両足を後ろに引き下げつつ口を大きく開け、
 顔を上に大きく上げ、吠える!!
 すると、上の方に突如黒雲が現れ、
 あたりに大量の雷を降り注がせた!!
 あちらはコスト1のモンスター、こっちはコスト4のデストロイヤー、
 ということは、コストの見せあいが起こる!!
 俺は右手でチャージゾーンから4枚のカードを素早く前に出す!!
 と、同時に、影山先生も右手で1枚のカードをチャージゾーンから前に出してきた!!
 俺は影山先生に確認をする!!
 「そのカードがコストのカードか!!
  じゃあ、表にするぜ!!」
 「いいわ、表にしましょう!!」
 影山先生はそう言うと、前に出したカードを右手で持って、表にする!!
 俺も右手で前に出したカードを表にしていく!!
 まずは、俺が前に出したカード!!
 
名前:デモンウォーリアーズ バイスエナジー
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:自分のモンスターが次の戦闘に参加するとき
効果:次に戦闘を行う自分のモンスターのパワーを
   次の戦闘が行われるまで200上げる
   次に戦闘を行う自分のモンスターがカテゴリ:デモンウォーリアーズだった時
   さらに次の戦闘が行われるまでパワーを400上げる
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:スピリット
テキスト:打て!!打て!!打て!!
     撃ちこみ続け、破壊の力を増幅する!!

名前:戦力的吟味!! デモンズ撤収!!
種類:R リサイクル コスト:3
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘にカテゴリ:デモンウォーリアーズを持つ、
        自分のモンスターが参加する時
        次の戦闘に参加する相手のモンスターのパワーより、
        次の戦闘に参加する自分のモンスターのパワーの方が下回っていた時
効果:次の戦闘に参加する自分のモンスターをチャージゾーンに裏側表示で置く
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:撤退
テキスト:相手の方が力が上か、野郎ども、引くぞ!!
     彼はそう言って、部下を引き揚げさせていく!!

名前:闇夜にすさぶ破壊の風
種類:R リサイクル コスト:1
効果の発動タイミング:戦闘前

名前:デモンウォーリアーズ アンティシペイトエナジー
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前

 続けて、影山先生が表にしたカード!!
 
名前:アーベントリッター ガーディングアタック
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
 
 俺の方にも影山先生の方にも発動できるカードは無い!!
 もっとも、俺の方はデストロイヤーだから発動できるカードがあっても意味ないが、
 「さて、召喚効果の出番だな!!」
 いきなり、右肩の方からデェビルが話しかけてきた!!
 デェビルが続けて話してくる!!
 「召喚効果は召喚効果を持つカードが召喚された際、
  召喚効果を持っていた、召喚効果を発動させる条件が満たされていれば、
  必ず使わなきゃならない効果だ!!」
 デェビルの話に、俺はデェビルに反論する!!
 「だが、前にビクトリーデストロイウォーリアーを召喚した時、
  召喚効果を使わなかったのに何も言ってこなかったが?」
 デェビルは俺の言葉を聞き、さらに言い募る
 「それは、あっちのクリエイターも召喚効果を持っていたからさ、
  召喚効果同士が同時に使用された時は相殺して打ち消すんだ!!
  どんな効果だって、相手と自分が同時に発動したら相殺して打ち消す、
  これはこのWカードの基本だぜ、覚えておけよ!!」
 「わ、わかった!!」
 俺の返事を聞くと、デェビルは続けざまに話してくる!!
 「じゃあ、早速、召喚効果発動だな!!
  ビクトリーデストロイウォーリアーの召喚効果、
  チャージデストロイ1は相手のチャージゾーンのカードを1枚、
  相手のトラッシュに送ってしまう、
  どのカードをトラッシュに送ればいいのかはわかるな?」
 「ああ、たぶんな」
 俺はデェビルに生返事を返し、考える、
 影山先生のチャージゾーンにあるカードは2枚、
 今表になっているアーベントリッター ガーディングアタックと、
 このターン、チャージゾーンに裏側で置かれたよくわからないカードだ、
 アーベントリッター ガーディングアタックの方は、
 このカードバトルの間、散々苦しめられたが、
 表側表示になっている以上、発動できないし、コストにもできない、
 デストロイヤーなんかのコストとしてトラッシュに送るカードなら話は別だが、
 それはもう一枚にしたって同じことだ、
 もう一枚、裏側で置かれたカードは何のカードかわからないが、
 コスト0のアーベントリッター ガーディングアタックの方を表にしたということは、
 アーベントリッター ガーディングアタックよりも影山先生が勝利の可能性に近づく可能性のあるカード、かもしれない、
 それなら、今表になっているアーベントリッター ガーディングアタックよりも効果を発動できるかもしれず、
 裏側表示だから他のカードのコストになりやすい・・・
 俺は右手を前に出し、宣言する!!
 「俺はビクトリーデストロイウォーリアーの召喚効果を発動!!
  このターン、影山先生がチャージゾーンに
  裏側で置いたカードをトラッシュに送る!!
  チャージ!!デストロイ!!」
 
名前:ビクトリーデストロイウォーリアー
種類:DM デストロイヤー
コスト:4 パワー:4000
召喚効果・チャージデストロイ1
   発動条件:このデストロイヤーを召喚した時
        相手のチャージゾーンにカードが1枚以上存在している時
   コスト:無し 発動後:カードの在り方に変更無し
   相手のチャージゾーンにあるカード1枚を相手のトラッシュに送る

 ビクトリーデストロイウォーリアーが突如、背中の翼を動かして宙に浮き、
 両腕の筋肉を膨張させて、両腕に黒い電気をまとい、
 思い切り両腕を前に出して影山先生の方に縦にほとばしる黒い雷を発射する!!
 そして、その黒い雷を受けた影山先生の闇の板のチャージゾーンから、
 1枚のカードが俺から見た影山先生の山札手前にあるトラッシュに飛ぶ!!
 トラッシュに飛んだカードは?
 
名前:アーベントリッターの鮮影
種類:DS デストロイ コスト:1
相殺効果・攻影 発動条件:このカードの効果が相殺された時 コスト:1
        発動後:このカードのみトラッシュに送られる
   次の戦闘に参加する自分のデストロイヤーのパワーを
   ((効果の発動条件で指定したカードの数)×200)アップする
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:自分のデストロイヤーが次の戦闘に参加する時
        次の戦闘に相手のモンスター・デストロイヤー・クリエイターの
        いずれかが参加する時
        自分のトラッシュに効果、もしくは、発動条件に
        「スキップ」という言葉が入っている
        カテゴリ:アーベントリッターを持つ
        モンスターカード・デストロイヤーカード・クリエイターカードを
        1枚以上指定出来た時
効果:次の戦闘に参加する自分のデストロイヤーのパワーを
   ((発動条件で指定したカードの数)×300)アップする
カテゴリ1:アーベントリッター カテゴリ2:影
テキスト:仲間の騎士が守る間に空飛ぶ騎士は、戦場の後ろの方にいて、
     狂った動物以外とは戦わなかった新人騎士の剣を研究所に運び、
     その研究所から狂った動物たちを治す薬を貰い受けた!!

 あ、あんなカード残しておいたらなんか、ヤバかった気がするぜ!!
 俺がそんな事を考えている間にも、
 影山先生は左手の手札を俺に見せて宣言してくる!!
 「やってくれたわね!!私はスペーシアの破気の効果を発動!!
  破壊者 スペーシアのパワーを1200アップするわ!!」
 
名前:スペーシアの破気
種類:DH デストーション コスト:1
相殺効果・攻 発動条件:このカードの効果が相殺された時 コスト:1
       発動後:このカードのみトラッシュに送られる
   次の戦闘に参加する自分のデストロイヤーのパワーを800アップする
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘に参加する自分のデストロイヤーが
        殲滅姫 スペーシアだった時
        次の戦闘に相手のモンスター・デストロイヤー・クリエイターの
        いずれかが参加する時
効果:次の戦闘に参加する自分のデストロイヤーのパワーを
   1200アップする
カテゴリ1:殲滅姫 スペーシア カテゴリ2:攻撃
テキスト:スペーシアは敵対するクリエイターの軍団に向かって
     その力を見せつけた!!
 
 おいおい、そうはいくかよ!!
 ここでパワー勝負に負けるつもりはないぜ!!
 まずはこいつで相殺する!!
 「俺はデモンウォーリアーズ ブレストエナジーの効果を発動!!
  スペーシアの破気の効果を相殺!!」
 「スペーシアの破気の相殺効果・攻発動!!
  破壊者 スペーシアのパワーは800上がり、4000になる!!
  コストにはアーベントリッター ガーディングアタックを指定!!」
 
名前:スペーシアの破気
種類:DH デストーション コスト:1
相殺効果・攻 発動条件:このカードの効果が相殺された時 コスト:1
       発動後:このカードのみトラッシュに送られる
   次の戦闘に参加する自分のデストロイヤーのパワーを800アップする

名前:デモンウォーリアーズ ブレストエナジー
種類:DR デスティレイブ コスト:2
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:自分のモンスターもしくはデストロイヤーが次の戦闘に参加する時
効果:次に戦闘を行う自分のモンスターもしくはデストロイヤーのパワーを
   次の戦闘が行われるまで1200上げる
   次に戦闘を行う自分のモンスターもしくはデストロイヤーが
      カテゴリ:デモンウォーリアーズを持っていた時
   さらに次の戦闘が行われるまでパワーを1000上げる
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:スピリット
テキスト:叩きつける!!叩きつける!!叩きつける!!
     叫びが、唸りが、破壊の力を呼び覚ます!!

 影山先生がチャージゾーンのカードを右手で1枚トラッシュに移動させ宣言する!!
 げっ!!これじゃあ、相打ちじゃねぇか!!
 影山先生は、右手を前に出し、さらに宣言してくる!!
 「私は破壊者 スペーシアの効果を発動!!
  肩棘の戦士 シャープニードルをトラッシュに送る!!」
 
名前:破壊者 スペーシア
種類:DM デストロイヤー
コスト:4 パワー:3200
相殺効果・殲滅 発動条件:このカードの効果が相殺された時 コスト:無し
        発動後:カードの在り方に変更なし
   効果の発動条件で指定した
   モンスター・デストロイヤー・クリエイターをトラッシュに送る
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘にこのカードが参加する時
        相手のモンスターゾーンにいるこのカードのパワー未満の
        モンスター・デストロイヤー・クリエイター
        いずれか1体を指定できた時
効果:発動条件で指定した、モンスター・デストロイヤー・クリエイターを
   トラッシュに送る
 
 げげっ!!これじゃ、1番戦闘に負けた場合、
 2番戦闘終了後に3番戦闘で挽回することができねぇじゃねぇか!!
 1番にいるビクトリーデストロイウォーリアーは同じパワーで
 破壊者 スペーシアの効果はパワー未満のモンスター・デストロイヤー・クリエイターが対象だから、
 ビクトリーデストロイウォーリアーは狙え無かった、
 だから、2番にいる肩棘の戦士 シャープニードルを狙ったんだ!!
 2番の場所にアーベントリッター リトルスローを召喚したのもこのためか!!
 このままいけば、影山先生は2番戦闘でこのカードバトルに勝てるもんな!!
 だが、2番戦闘でカードバトルに勝てないなら、
 この1番戦闘で決めればいい!!
 そのためのビクトリーデストロイウォーリアーとあのカードじゃねぇか!!
 俺は右手で1枚のカードをチャージゾーンから表にしつつ宣言する!!
 「俺はデモンウォーリアーズ バニシングエナジーの効果を発動!!
  ビクトリーデストロイウォーリアーのパワーを1500アップする!!
  影山先生ッ!!相殺のカードは」
 
名前:デモンウォーリアーズ バニシングエナジー
種類:DR デスティレイブ コスト:1
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:自分のモンスターもしくはデストロイヤーが次の戦闘に参加する時
効果:次に戦闘を行う自分のモンスターもしくはデストロイヤーのパワーを
   次の戦闘が行われるまで800上げる
   次に戦闘を行う自分のモンスターもしくはデストロイヤーが
      カテゴリ:デモンウォーリアーズを持っていた時
   さらに次の戦闘が行われるまでパワーを700上げる
カテゴリ1:デモンウォーリアーズ カテゴリ2:スピリット
テキスト:叩きつけろ!!叩きつけろ!!叩きつけろ!!
     唸り続ける叫びが破壊の力を増幅させ続ける!!

 影山先生は首を左右に振りながら口を開く、
 「無い、わ・・・」
 俺はチャージソーンにある2枚のカードを右手で持って、
 自分の山札の奥にあるトラッシュに置きながら宣言する!!
 「俺はデモンウォーリアーズ ブレストエナジーのコストとして、
  クライシス!!デモンウォーリアーズ!!と
  デモンウォーリアーズ バーストエナジーを指定!!」
 そして、俺は右手を前に出し、続けて宣言する!!
 「1番戦闘!!行け!!ビクトリーデストロイウォーリアー!!
  ビクトリーバニシングザンダー!!」
 
破壊者 スペーシア DM コスト:4
パワー:3200+800 パワー合計:4000
 
VS
 
ビクトリーデストロイウォーリアー DM コスト:4
パワー:4000+1500 パワー合計:5500
 
 スペーシアがビクトリーデストロイウォーリアーに向かって走る!!
 それに対し、ビクトリーデストロイウォーリアーが両腕から電撃を発し、
 両手を組んで上に振り上げ、そのままスペーシアのいる方向に振り下ろす!!
 だが、スペーシアは右の口角を上げてにやりと笑い、
 ビクトリーデストロイウォーリアーの放った電撃を走りながら左に避け、
 そのまま、シャープニードルの方に走って行き、
 目を見開いて驚くシャープニードルの首根っこを右手で持ち上げ、自身の右ひざをシャープニードルの腹に叩き込み、
 そのまま右手を離しつつ右足を上げてシャープニードルに踵落としを喰らわせてシャープニードルを地面にたたき込み、爆発させ闇に返す!!
 そして、右の方にいたビクトリーデストロイウォーリアーの方を向くと、
 一歩後ろに跳んで引く、
 そのまま、対峙するスペーシアとビクトリーデストロイウォーリアー!!
 スペーシアが腰の方に両肘を当て拳を握る、そして、体中に力を入れると、
 自らの体に藍色の気をまとう!!
 すると、スペーシアの周りを取り囲むように今までに現れたアーベントリッター達の幻影が現れ、
 続けて、スペーシアが右手と右手の人差し指をビクトリーデストロイウォーリアーの方に向けると、
 アーベントリッター達の幻影が各々の武器を振り上げ、ビクトリーデストロイウォーリアーの方に向かって行く!!
 だが、ビクトリーデストロイウォーリアーも負けじと、
 両肘を腰から少し離れたところにまで持ってきて、体を力ませると、
 両腕から体全体に電撃が発生!!
 と、ここでビクトリーデストロイウォーリアーの足元から黒い力がわき出てきて、
 さらに、ビクトリーデストロイウォーリアー自身も黒いオーラを身にまとい、
 そこから、ビクトリーデストロイウォーリアーは右手を思いきり握り、足元のの黒い力がわき出ている場所を思い切り殴る!!
 すると、黒い力が思い切り吹き出して、
 ビクトリーデストロイウォーリアーのまとう黒いオーラと電撃と混ざって弾け大きな雷の柱と化し、
 続けて、その大きな雷の柱はいくつもの雷の柱に分離して、アーベントリッター達の幻影に襲い掛かった!!
 そして、アーベントリッター達の幻影といくつもの雷の柱はぶつかり合い消滅していく!!
 だが、まだアーベントリッター達の幻影は残っている!!
 ビクトリーデストロイウォーリアーは背中の羽を動かして飛び、
 残ったアーベントリッター達の幻影に殴り掛かり、
 アーベントリッター達の幻影を次々に消滅させていき、
 ついに全てのアーベントリッター達の幻影を消滅させることに成功する!!
 そして、ビクトリーデストロイウォーリアーは空中を飛びながら、
 スペーシア藍色の気をまとって地上から、ふたたび対峙する!!
 と、不意にスペーシアは背中の羽を使って飛び、
 ビクトリーデストロイウォーリアーと同じ高さまで浮かぶ、
 目を細め、にらみあうビクトリーデストロイウォーリアーとスペーシア
 動いたのは、同時!!
 ビクトリーデストロイウォーリアーとスペーシアは双方、右手を振り上げ、相手の所に飛んで行く!!
 そして、近くまで接近したところで右の拳を繰り出した!!
 お互いに相手の右ほほにパンチがクリーンヒット!!
 少し後ろの方に吹き飛ぶ!!
 だが、すぐに2体は高速で再接近する!!
 フ・・・
 スペーシアはいきなりビクトリーデストロイウォーリアーの懐右側に飛び込んだ!!
 速い!!
 スピードではスペーシアに分があるか!!
 そのまま、スペーシアの右回し蹴りがビクトリーデストロイウォーリアーの腹に入った!!
 だが、ビクトリーデストロイウォーリアーは少し吹き飛んだところで留まる!!
 どうやら、空中では地上と違い、足元の踏ん張りが利かず、少々勝手が違うようだ!!
 ならばと右足を左に振り上げ、第2撃を仕掛けるスペーシア!!
 左に振り上げた右足を使い、ビクトリーデストロイウォーリアーに右回し蹴りを仕掛ける!!
 しかし、この動きを読んでいたのか、
 ビクトリーデストロイウォーリアーは少し右にずれながら、
 スペーシアの方を向いたまま反時計回りに体の角度を変えて飛びつつスペーシアの右回し蹴りを回避!!
 右回し蹴りを回避されたことで大きな隙をさらすスペーシア!!
 ビクトリーデストロイウォーリアーはそのまま回し蹴りをからぶったスペーシアの右足を両手で持ち、
 突如、頭を下にして地上へと急降下!!
 そして、地上スレスレで急停止しつつスペーシアを力任せに地上に叩きつけた!!
 目と口を大きく開いて驚愕の表情を見せつつ体育館の床にめり込むスペーシア!!
 スペーシアは体全体をけいれんさせつつもそのけいれんはいつしか止まり、
 唐突に目を閉じると黒い爆発を起こして闇へと帰った!!
 さぁ、ここからだ!!
 俺は右手を前に出し宣言する!!
 「俺はお前の勝利を破壊する!!
  ビクトリーデストロイウォーリアーの効果を発動!!
  ビクトリーデストロイ!!」
 
名前:ビクトリーデストロイウォーリアー
種類:DM デストロイヤー
コスト:4 パワー:4000
召喚効果・チャージデストロイ1
   発動条件:このデストロイヤーを召喚した時
        相手のチャージゾーンにカードが1枚以上存在している時
   コスト:無し 発動後:カードの在り方に変更無し
   相手のチャージゾーンにあるカード1枚を相手のトラッシュに送る
効果の発動タイミング:戦闘後
効果の発動条件:このデストロイヤーが戦闘で相手の
        モンスター、クリエイター、デストロイヤー
        いずれかに勝利した時
        相手のライフカードが0枚以下だった時
効果:このカードバトルに勝利する
 
 ビクトリーデストロイウォーリアーが背中の羽を羽ばたかせて影山先生の前まで飛んで行く、
 影山先生の前にいたリトルスローがあわててビクトリーデストロイウォーリアーの近づこうとするも、
 ビクトリーデストロイウォーリアーの背中の羽の風圧に負け、後ろにこけた、
 そして、ビクトリーデストロイウォーリアーは影山先生の前で右手を握り、力を込めて振り上げる!!
 すると、ビクトリーデストロイウォーリアーの右腕全体に電撃が発生、
 ビクトリーデストロイウォーリアーは右腕全体に電撃をまとい、
 そのまま電撃をまとった右腕を振り降ろして影山先生にぶつけた!!
 「きゃあぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
 
勝者:破壊 双我
決め手:ビクトリーデストロイウォーリアー
    +デモンウォーリアーズ バニシングエナジー
    +デモンウォーリアーズ ブレストエナジー
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 「おっしゃーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」
 俺はカードバトルに勝ち、お互いのデッキケースに
 それぞれカードバトルに使ったカードが回収され、
 周りのオーロラの壁と目の前の闇の板が消えつつある中で叫んだ!!
 「負け、たわ・・・」
 ぽつりと影山先生がつぶやいた、
 影山先生は続けて、
 「スペーシアを召喚した時点で勝ったと思ったんだけど・・・」
 と愚痴ると、自分の前にある消えかかった大きな闇の板から、
 右手で自身のデッキケースを取った、
 「双我君!!」
 「双我さん!!」
 「双我!!」
 いきなり、後ろから宏也、魔子、敏の声が聞こえてきた!!
 俺が声が聞こえてきた後ろの方に振り返ると、3人が俺の方に走ってきて俺の前に並び、
 目じりを下げた喜びの顔で口々に話し始める、
 「おめでとう、双我君!!」
 「やりましたね、双我さん!!」
 「やったな、双我!!」
 「はいはい、そこまで」
 いきなり、後ろの方から影山先生の大声が聞こえてきた!!
 俺が影山先生の方を振り返ると、
 影山先生は右手に持つ自身のデッキケースを自身のスカートの右ポケットに入れ、
 俺の方に歩いて近づいてきて、なおも口を開く、
 「まずは双我くんだっけ?
  自身のデッキケースをきちんと右手に取りなさい、
  カードバトルが終わってカードが回収されたデッキケースは、
  極力、ちゃんと持っておく事!!」
 「わ、わかった!!」
 俺はあわてて影山先生に返した後、
 消えゆく闇の板の上にあった俺自身のデッキケースを右手に取る、
 と、続けて、影山先生が俺達を見据え、口を開く、
 「とりあえず、これから同じクラブになるかもしれないから、
  自己紹介しておくわね、影山 絵見(かげやま えみ)よ、
  今後ともよろしく」
 俺は影山先生の自己紹介を聞き、勇んで話し出す!!
 「破壊 双我(やぶえ そうが)だ!!
  これからもよろしくな!!」
 俺は自己紹介した後、後ろに振り向き、3人の様子をうかがう、
 と、俺のすぐ後ろにいた魔子が真っ先に口を開く、
 「尾川 魔子(おがわ まこ)です!!
  よろしくお願いします!!」
 魔子はそう言って、腰を前に曲げ、頭を下げた後、少しして頭を上げた、
 続けて、口を開いたのは魔子の左側にいる、敏、
 「暗家 敏(くらいえ とし)だ、よろしくな!!」
 敏はそう言って両の目じりを下げ、両の口角を上げ、笑顔を作った、
 そして、俺、魔子、敏、影山先生の自己紹介が終わり、
 自然と魔子の右側にいる、最後の一人に目線が集まる、
 その最後の一人は目をぱちくりさせながら少しおどおどしく口を開き、
 「く、黒谷 宏也(くろたに ひろや)です!!
  よろしくお願いします!!」
 そう言って、最後の一人、宏也も腰を前に曲げ、頭を下げた後、少しして頭を上げる、
 「さて、それじゃあ、」
 いきなり後ろで影山先生がそう言って、何かを話しだした、
 俺が影山先生の方を向くと、影山先生は俺たちの方を向き、話しを続ける、
 「向こうのカードバトルの結果にもよるけど、
  まぁ、どうにでもなるでしょう、
  まず、私達の当面の目標を決めておくわね」
 影山先生のその言葉を聞いた俺達は、影山先生の方を見る、
 影山先生は俺達が視線を向ける中、話を続けていく、
 「とりあえずは、そうね、部員集めが先決かしらね、
  学校の生徒たちにも告知しないといけないし、
  まだまだ、クラブ活動の受け付け期間にも余裕があるし、
  やれることはやっておきましょう、
  あなた達にはクラブ活動の受け付け期間内の
  学校の生徒たちの勧誘をやってちょうだい、
  まだ、クラブの活動の内容とか部室とか決まってないけど、
  それらは私の方で決まり次第追って伝えるわ」
 「わかった!!」
 「わ、わかりました」
 「わかりました~」
 「わかったぜ!!」
 俺、宏也、魔子、敏が返事を返す中、
 影山先生は話をさらに続ける、
 「他には、そうね、
  次の日曜日に西のカードショップと東のカードショップで、
  同日にカード大会がおこなわれることを知ってるかしら?
  3位にまで入れば、地方大会にも出られるわよ?」
 「本当か!!それ!!」
 俺が驚いて叫ぶ中、影山先生は話を続ける、
 「本当よ、まぁ、まがりなりでも、地方大会に出られれば
  いろいろ箔が付くっていうもの、
  地方大会でも、3位入賞までなら全国大会に出られるし、
  あまつさえ、優勝なんてすれば、
  Wカードクリエイター部とも差を開けられるわ!!」
 おっっし、やってやるぜ!!
 創造の奴に目にもの見せてやる!!
 俺が闘志を燃やす中でも、影山先生は話を続ける、
 「西と東、どっちのカードショップの大会に出るのかはあなた達に任せるから、
  とりあえず出場して、自身の実力を試してきなさい、
  カードショップの詳しい場所なんかは追って連絡するわ、
  じゃ、私はこのあと、教師たちの集まりがあるからもう行くけど、
  あなた達は、遅くなる前に今日はもう帰るのよ!!」
 「おうよ!!」
 「わ、わかりました」
 「はーい」
 「わかりました!!」
 俺、宏也、魔子、敏が返事を返すと、
 影山先生は俺達の右側を通って、俺達の後ろの方の壁の右端に近いところににある、
 体育館の出入り口のスライド式の白い扉に向かって歩いていき、
 右手でスライド式の白い扉のくぼんで鉄の持ち手が付いたところを持ち、
 スライド式の白い扉を右にずらすと、
 開けたスライド式の白い扉から外に出て、またもスライド式の白い扉のくぼんだ取っ手を右手に持ち、
 後ろ手にスライド式の白い扉を左にずらして閉める、
 すると、周りに少し安堵したような、緊張が少し解けたような空気が流れ、
 「あの2つカードショップの大会、
  私は前々からどっちかに出場する予定だったんですよね~」
 と、緊張が解けたのか、いきなり魔子が俺達に向かって話を始める、
 俺達が魔子の方を向くと、
 魔子の方を向いた宏也も続けて口を開き、魔子に返事を返すように話し出した、
 「でも、どっちに出ればいいの?
  同日で2つ同時なんでしょ?」
 「どっちでも構いやしない!!」
 俺は魔子と宏也に向かって話しかけ、続けて話す!!
 「俺は出場して勝つ!!それだけだ!!」
 「いやいや、そういうわけにも・・・」
 「ふっふっふ、良い考えがありますよ!!」
 俺の言葉を聞いた宏也が何か言おうとすると、
 魔子がいきなり何かを話しだした!!
 カードショップの大会か、3位入賞で地方大会、
 また、3位入賞で全国大会に行けるんだよな!!
 よーしこうなったら目指せ全国制覇だ!!
 どんな相手だろうと叩き潰して勝ってやるぜ!!
 
 WカードCVSD2話 敗北、その後・・・
 終了!!
 WカードCVSD3話 創立!!Wカードクリエイター部!!に続く!!
 
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カード紹介コーナーCVSD 第二回 殲滅姫 スペーシア

 空相 遠果(以下 遠果)「それじゃ、いってみましょう」
 双輝 創造(以下 創造)「何をいってみるんだ?」
 破壊 双我(以下 双我)「とりあえずは注意事項だ!!
              このコーナーのキャラクターは本編と一切関係がない!!
              あらかじめ了承しておけよ!!
              続いてゲスト呼んでるぜ!!」
 影山 絵見(以下 影山)「なんで、こんなとこに呼ばれたのかしら?」
 創造「今回紹介するカードをカードバトルで使ってたからでしょう」
 影山「まぁ、確かにそうなんだけどね・・・」
 双我「よっしゃあ!!それじゃあ、今回紹介するカード、いってみるぜぇ!!」
 遠果「いってみるぜぇ!!」
 創造「いっていいのか?」
 双我「今回紹介するカードはこれだぁ!!
 
名前:殲滅姫 スペーシア
種類:DM デストロイヤー
コスト:4 パワー:3200
相殺効果・殲滅 発動条件:このカードの効果が相殺された時 コスト:無し
        発動後:カードの在り方に変更なし
   効果の発動条件で指定した
   モンスター・デストロイヤー・クリエイターをトラッシュに送る
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘にこのカードが参加する時
        相手のモンスターゾーンにいるこのカードのパワー未満の
        モンスター・デストロイヤー・クリエイター
        いずれか1体を指定できた時
効果:発動条件で指定した、モンスター・デストロイヤー・クリエイターを
   トラッシュに送る
カテゴリ1:魔天姫 カテゴリ2:虚空
テキスト:あなたは一体・・・
     親友の変わり果てた姿を見て彼女はつぶやいた
 
 影山「パワーは少ないけど、それを効果で補うタイプのカードよ、
    自身のパワー未満の相手のモンスターゾーンのカードを1枚トラッシュに送るわ」
 創造「普通に考えるなら、なんやかんやで、パワー3200未満のカードが2番か3番にいるというのは、めずらしくもなんともないですからね」
 遠果「そういうものなの?」
 双我「新しいモンスターが毎ターンでてくると言ってもいい1番ならまだしも、
    2番だと出てくる時と出てこない時があるし、
    3番ともなるとモンスター出てくんのが結構な数、コスト召喚だからな、
    コスト召喚だとそもそも、コスト召喚するためにはコストの高いモンスターのコストとして出すのが1番安定するし、
    コストの高いモンスター最初に出す以上はコスト召喚で低いコストのモンスターしか出せないしな
    ま、デストロイヤーやクリエイターだとまた話は変わってくるけどな!!」
 影山「本来はそんな強力な効果なら一番に相殺の対象にされそうなものなんだけど、
    そうはならないの、なぜなら相殺効果があるからね、
    相殺効果、殲滅によって、狙った相手は確実に仕留めることができるわ」
 創造「もっとも、相手も相殺効果持ったカードを発動してきたら元も子もないんですけどね」
 影山「まぁ、そうなったらそうなった時でしょう、
    このカードは場にあるだけで
    十分に状況をひっくり返せる強力なカードなんだから
    どう使うかはカードバトラーしだいよ」
 双我「強力なカードだ!!この強力なカードに見合う腕を見に付けないとな!!」
 影山「そうね、その通りだわ」
 創造「じゃあ、話も終わりそうなので、
    そろそろ、次に行かせてもらう!!
    改めて、WカードCVSD3話
    創立!!Wカードクリエイター部!!に続く!!」
 遠果「次の話にいってみましょう!!」
 双我「いってみるぜぇ!!」
 創造「いってみようか!!」
 影山「・・・」
 影山「まぁ、いってみましょうか」
 
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