バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

オリジネイトスター/21

オリジネイト・スター 21
 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
f:id:OirenW:20200602181345p:plain
 
 俺たちは飛行機で研究所跡に飛び、アストは地上より戦車で向かう・・・
 「ねぇ!大丈夫なの!?前は吹っ飛ばされたじゃない!」
 一緒に乗るふくらはぎを地につけるようにして座っているマホの声、
 「問題ない、こいつがあれば・・・」
 「ガッシャーン!!パーティカルゾディアックチェーンジ!!黄道の力を得し、粒子の戦士・・・ゾディアック、パーティカァアアアル!!」
 胸の円状のが回るように光り中央の星が輝き・・・
 俺が右手を前に出して粒子を放つと、重力異常が瞬く間に正されていく・・・
 その様子は、おかしかった気流が普通に流れていくことで分かる・・・
 マホが目と口を閉め忘れたように開け
 「すごい・・・」
 「行くぞ、マホ!」
 そうして俺とアストとマホは突入・・・
 
 崩落してがれきだらけの研究所跡の前で、飛行機と戦車が解ける・・・
 「それでは、私たちはできる限りサポートしますね、飛行機や戦車で突っ込んでマザーブラックホールが暴走でもしたら困りものですからね・・・」
 確かに・・・
 S-NN301の意見に心の中で賛同し
 「行くぞ!!」
 俺たちは研究所跡の内部に突入、そこでは、ビクドグとブレイザがいた・・・
 「お前らだけか?バットラーはどうした?」
 ブレイザが慇懃無礼に両手の平を両肩で上に広げ
 「さぁ、いつの間にか消えていましたよ、それより、これを見てください・・・」
 と、あいつらの後ろから今までに封印してきたダークマターたちが・・・?!
 「な!?そいつらをどうやって!?」
 「バットラーさんが見つけてきてくれましたよ、あんなところに隠していたとは・・・」
 げっ!?あの場所見つかったのかよ!?
 「どこに隠していたの・・・?」
 「はっはっはっ!聞いて驚いてください、銀行の貸金庫に保管してあったのです!!」
 「はぁ!?」
 マホの明らかに驚愕と馬鹿にするのが混じった声・・・
 そして、俺に怪訝な目を向ける
 「あんた、いったい何考えてるのよ!!」
 思わず微かにマホを見返す俺
 「いや、だって、他に思いつかなかったし、」
 「おかげでこの軍団を形成できたというわけです、さらに、はぁあああ!!」
 「はぁああああ!!」
 両手を上げ気合の声と共にブレイザとビクドグの体に金色の下から分かれるようなラインが!?
 そして、両手を下げて俺達を見据え、
 「これこそ、マッドダークマター!!」
 「これこそ、マッスルダークマターだ!!」
 そして互いに顔を向け
 「マッド」
 「マッスル」
 「どっちでもいい、どうするんだ?」
 アストの声に俺は答える
 「ブレイザを頼む、俺は、それ以外を・・・」
 「ああ、やってやる、強化されていようと、ブレイザは俺がやる」
 「ふたご座、乙女座、射手座、ムゥウウウンエンフェレェス!!白き射手と月の力、精緻の戦士、ムーンエンフェレス!!」
 「その姿でどうにかできると?強化したのと戦ったはずでしょう?」
 「どうかな?こうすれば・・・」
 すると、刀の根元を腕と十字を切るようにウォッチに重ね、そこにウォッチのコスモスターが集まっていく・・・
 「ほう・・・?」
 ブレイザの感心するような重い声に不敵にアストがブレイザを見る
 「同じ重さならスポンジよりも鉄塊の方が大きさも、攻撃力も、防御力も違う、だったか?」
 「なるほど、あなたも馬鹿ではないということですか、面白い・・・!」
 俺が粒子の剣で向かってきたダークマターの軍団を斬り始める
 次々と斬られていく中
 「おっと」
 粒子の剣を受け止めた者がいた・・・
 「俺の相手をしてくれよ、今度こそ!」
 ビクドグだ!
 「はーっはっはっ!」
 髪の毛が向かっていくが、それをアストはやすやすと斬り裂いていく・・・
 「っちぃ、これなら!」
 ブレイザが今度は髪の毛をまとめて一気に鞭のように振り抜く!
 が、それも思い切り左手で受け止め・・・
 「見えた!はぁああ!!」
 一気に駆けだす
 「この!」
 他の髪の毛を伸ばし邪魔しようとするが、それを的確に斬り裂いていき・・・
 「な・・・なぜだ!?私も強化されているはずなのに・・・」
 「エネルギーがきちんと行き渡っていない・・・分析で分かった、髪の手入れはきちんとしておくべきだったな・・・」
 「な・・・そんな?!」
 「はぁ!!」
 一気にブレイザを斬り裂く!!
 「サジタリアスストライク!!」
 刀が弓に!?
 「悪いが、この距離まで近づかねばいけないと分析で出ていてな・・・」
 「何!?」
 「その核、撃ち抜かせてもらう!!」
 ブレイザの胸部に向かい一気に弓を引き絞り、放つ!!
 「サジタリアスアロー!!」
 こっちも決めるか・・・!
 粒子を右拳に集中させる・・・!
 「今のお前は速さも分析力もない、つまり、俺の速さには対処できないということだ!!」
 途端に、ビクドグの姿が掻き消える・・・
 「どうかな?今の俺は、力が有り余ってるんだよ!!」
 渾身の力を込め、地面を叩く!!
 すると、あたりに衝撃波が走り、
 「うぉっ!」
 地面からの揺れと衝撃波により、ビクドグの動きが止まる、そこにすかさず鎖鉄球を投げつけ巻きつけ、その胴体を止める
 「しまった!」
 「はぁああ!!」
 そこに走っていって拳を叩きつけ
 「がはっ!」
 さらに蹴りつける!!
 「ぐはっ!!」
 「とどめだ!!」
 「ガッシャーン!!パーティカルゾディアックフィニッシュ!!」
 十二の武器を召喚して右腕を外側に振るい一気に竜巻のように振り回してダークマターの軍団を全てクリスタルに帰しつつ、武器達が最後にはビクドグの周りを囲んで突き刺さり
 「そんな・・・こんな・・・終わり・・・」
 一気に飛翔し、粒子を込めた右足で飛び蹴りを放ち叩きつける!!
 「がぁああああ!!」
 ビクドグが爆発してクリスタルと化し、俺はそれを回収する・・・
 他のクリスタルは・・・回収してる時間が無い!
 「行くぞ!マホ!アスト!!」
 「くくく・・・もう行くんですか?」
 ブレイザ!?
 顔だけ俺たちの方に向け仰ぎ倒れるブレイザを俺たちは見る・・・
 「残念ですね、この星の終焉が見られないとは・・・この状況だと、私を復活させるより封印を破ってこの星を滅ぼす方が先でしょうからね・・・」
 「そんなこと、俺達がさせない!」
 「おや?あなたはそれでいいでしょうが、」
 ブレイザが今まさに矢を放ったアストを見る
 「アストさん、あなたはどうですか?」
 「何?」
 嫌な予感がほとばしるのを感じるアストの声・・・
 「この研究所の地下にとある人物を幽閉しているんですよ・・・」
 「何?!」
 「ああ・・・確かに生体反応が・・・」
 本当かS-NN301!
 「俺の分析機にも・・・」
 「その人の名前・・・なんて言いましたかね・・・ああ、富久庭、明」
 「な・・・俺の・・・妹?!」
 「ええ・・・コスモスターを抜き取るために連れてきて監禁していたんですよ、ですが、もう関係ないですね、あなたは世界を救うのですから、もっとも、その戦いの余波で地下が崩落してもしりませんがね・・・ほっほっほっほっ・・・」
 ブレイザが消えていく・・・
 「・・・」
 「アスト」
 俺が見ながら呼びかけると、アストの視線が下がり迷っているのが手に取るように見て取れた・・・
 「俺は・・・俺は・・・」
 「行って来い」
 「何!?」
 アストが跳びのいたように俺に顔を向けた
 「世界ぐらい、俺が一人で救ってやる、お前は、お前がやるべきことをするんだ」
 「・・・だが・・・」
 「大丈夫だ、申し訳ないと思うなら、迷う暇はないだろ、とっとと妹さん救って、応援に駆けつけてこい、そういや、本名聞くの忘れてたな、戻ってきたら聴かせてくれよ」
 「・・・聞く耳と命はきちんと残しておけよ?」
 「ふっ、わーってるよ」
 「・・・すまない!!」
 アストがどこかへ駆け出していく
 
 ・・・妹が生きていた・・・
 ずっと死んだと思っていた、でも、生きていたんだ!!
 分析に従い地下通路を走る、右手に見えた光放つ部屋、あそこだ!!
 「明!!」
 部屋に入るなり、俺は変身を解く、
 「ああ・・・お兄ちゃん・・・」
 そこには、確かにあの頃より髪と身長が伸び、やつれ、白衣を着て、机横の円パイプ椅子に力なく座っているものの、妹が確かにそこにいた・・・
 「よかった、無事だったんだな!さぁ、帰ろう、もうお前を離しはしない!」
 「そんなの要らないよ」
 「何!?」
 なんだ、様子がおかしい?生気のない目が視点を捉えず、まるで狂気に震えているように見える
 「もうこれで・・・何も失わずに済むんだ・・・」
 立ち上がった明が右手に持っていたのは、極太の注射器にたくさんの黒い球体が合わさり液体と化したようなものを入れたもの・・・
 「なんだ、それは・・・」
 「これ?これで私は永遠を生きるの、この世界がなくなったって・・・ダークマターとして・・・!」
 「何を言ってるんだ!?」
 明がいきなりその注射器を首筋に刺して自身に液体を注入!
 「やめろ!!」
 途端に黒い液体に包まれ、明が大きくまっすぐなポニーテール備えたような女性型のダークマターと化す!
 「はぁあああああ!!」
 俺は遅く首を横に振りながら否定する・・・
 「そんな・・・そんな馬鹿な・・・」
 「さぁ、滅してあげましょう、お兄ちゃん・・・」
 そんな・・・妹がダークマターに・・・
 くそ!こんな時あいつみたいにダークマターを封印できたらまだ・・・
 俺は・・・どうしたら・・・
 「ピピロピピピロポ」
 変身が解けそばにいたL-NN302の方に俺は思わず顔を向ける
 「何?!もしかしたら、どうにかできるかもしれない!?」
 L-NN302が電子音で俺に教えてくれる・・・
 「ピピロピピロポ」
 「わかった、ダメで元々だ!!」
 「チェンジ!!プレーンドアストォオオ!!星天の力秘めし闇にありて光宿す戦士、プレェェェェエエンドアストォオオ!!」
 「ふたご座、乙女座、射手座、ムゥウウウンエンフェレェス!!白き射手と月の力、精緻の戦士、ムーンエンフェレス!!」
 変身し、明を見据える、
 ・・・絶対に助け出す!!
 「ああ、やっと戦ってくれる気になったのね・・・お兄ちゃん!!」
 明の左手の振り下ろしを必死に後ろに避け、続けての右手の振り下ろしを右に避ける!
 「分析はまだか!!」
 「ピピロピピロポ!!」
 すると、目の前に緑の画面と明のダークマターの前面図と側面図とともにいくつか光る部分が出てくる
 「なるほど、これがダークマターと化している部分、それから」
 点が三つ表示される・・・!
 「ここを狙えということか!!」
 「真面目に戦ってよお兄ちゃん!!」
 続く右こぶしを大きく後ろに避ける
 すると、動きが止まりながら俺を失望で見降ろすように見る・・・
 「ねぇ、真面目にやってんの?いつもそうだよね・・・私とカードゲームやるときも手加減してさ・・・」
 「俺はお前に手加減したつもりはない!いつもお前の方が強かった、それだけだ、だが、今だけは、お前より強い兄であることを願う!!」
 カシ!
 俺の弓が十字に割れ、赤と白の面を持つ、十字弓に!?
 左上と右下の面が赤に、左下と右上の面が白に染まっている・・・
 そうか、これで狙えってわけだな!!
 「サジタリアスストライク!!」
 まず、弓矢をつがえ、向かってくる妹に、右肩中央の一点を狙って矢を解き放ち、撃ち貫く!!
 「がはっ!」
 目標に当たってひるんだ!!
 「サジタリアスアロー!!」
 さらにウォッチを押す!
 「サジタリアス・コンストレーション・フィニッシュ!!」
 ひるんでいる間に左腿中央に二発目を放ち、二点目もヒット!
 「これで最後だ・・・」
 「ムーンエンフェレスフィニッシュ!!」
 一気に走り込み、渾身の力を込め、飛び蹴りを放つ、それは胴体中央の目標点を確実にとらえ、ダークマターの部分を妹より分離させながら、壁まで飛び、爆発、消滅させた
 「明!」
 変身が解けながら、妹に駆け寄り、そのくずおれる体を抱きとめる・・・
 「明!明!」
 明がうっすら目を開け・・・
 「お兄ちゃん・・・私は・・・」
 そう、何かを言いかけて意識を失う
 「明!」
 「ピピロピピピロポ」
 俺はまたもL-NN302に顔を向ける!
 「何!?気絶してるだけ!?そうか、よかった・・・」
 と、後ろのロボットに話しかけた時、ふと背後の壁の下が目に入った、
 そこには、先ほど妹だったダークマターが、水晶に封印されていたのだった・・・
 
 プレスマシン、ダストファイヤー、バイオエレクトリックがL-NN302と合体!
 「ムーンエンフェレスタァアアンク!!」
 プレーンドアスト、ムーンエンフェレス、ブレイザ、バットナーのミニフィギュアも付属!乗せて遊べる!!
 DXムーンエンフェレスタンク!!
 
 DXサンジャスティスジェットもよろしく!!
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 

オリジネイトスター/20

オリジネイト・スター 20
 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
f:id:OirenW:20200602181345p:plain
 
 ゴールテープを駆け抜けピットに戻る
 「今日は調子いいですね・・・怪我は?」
 「何とかな」
 「治ったばかりなんだから無理するでないぞ?傷口が開いてはかなわん」
 「わーってるよ」
 「ああ、そうだ!あのウォッチ!」
 なに!?
 思わずコウを見る
 「何かわかったのか!?」
 「本社の人が、もしかしたら、南光粒子研究所に行ったら何かわかるかもしれないって言ってました」
 「な・・・南光粒子研究所?」
 「はい!噂だと、国立粒子研究所に勤務していた人がいたとかいないとか、その国立粒子研究所の人たちと共同研究した際に、似たような波長のエネルギーを見たような見なかったような、とか言ってました!」
 「南光粒子研究所だな?」
 「はい!」
 
 「ここが南光粒子研究所・・・」
 白い四角いブロックが組み合わさり、ところどころに縦長の窓があるような研究所だ・・・
 「その話、本当なんでしょうね?」
 「嘘だったら承知しない・・・」
 とまぁ、マホとアストも一緒なわけだが・・・
 「俺も人から又聞いただけだっつーの、行ってみなきゃ分かれねぇだろ!」
 「っていうかあんたら怪我は大丈夫なわけ?」
 「ああ、前言った通り何とかな救急車呼んでくれてサンキューな・・・」
 「これぐらいの怪我など日常茶飯事だ」
 「まぁ、大丈夫ならいいけど・・・」
 マホの呆れた声が響く・・・
 そんなこんなで受付から、専門職という人のところまで案内される・・・
 そこは地下、窓の向こうに巨大なパイプが通っている部屋で、他にも白衣来た人達がいる中で、そいつは安っぽいキャスターと背もたれ付き椅子に座りながら一角を自身のパソコンと資料が雑多に置かれた鉄臭い机で支配していた
 「始めまして、要件を聞こうか?」
 四角い眼鏡で白衣を着た、ぼさぼさの茶色の天然パーマを後ろでまとめた緑のベストと黄色いネクタイの白衣姿の若い目の男
 「あんたは?」
 「杉本 可慶(スギモト カケイ)、あまり人には会いたくないのだが、良質なエネルギーがあると言われてね、一応、粒子エネルギーの専門家で通っているものでね・・・」
 「こいつだ・・・」
 俺は自身のウォッチを外し、その人に渡す
 「ふむ・・・失礼」
 すると、立ち上がって机のすぐ横にある壁に埋め込まれた電子レンジのような機械の蓋を開けてウォッチを放り込む
 「解析機だよ、スキャンするんだ」
 俺の疑問を先回りしたかのような台詞と共に、レンジ型機械の内部で一直線の縦緑の光が左から右に走る・・・
 「ところで、これをどこで?」
 「買った」
 「俺はダークマターと戦ってたらいつの間にか持ってたな・・・」
 どういうことだよ、俺が金出して買ったもんと色が違うとはいえ同じもんをなんでアストはいつの間にか持ってたんだ・・・
 「買ったって・・・一体どこで・・・?」
 すると、可慶せんせの目が机の上のパソコンの画面を見て丸くなる・・・
 「な・・・なんだこのエネルギー量は!?これだけのエネルギーを持っていてただの腕時計にしか見えないなんて・・・」
 いや、一応高い金出して買ったデジタルウォッチなんだけど・・・
 「それにこの波長・・・コスモパーティカルのものと似ている・・・」
 コスモパーティカル・・・?
 「その中に入ってるのはコスモスターっていうものなんだが・・・コスモパーティカルっていうのは一体なんだ?」
 「それは僕が国立粒子研究所に・・・ゴホンゴホン!!」
 いきなりむせる可慶せんせ
 そして、俺たちの方を向いて力のないわざとらしい笑顔を浮かべ
 「いや、友人から聞いた話なのだが・・・」
 「なぁせんせ、隠し事したいのはわかるが、できる限り腹割って話さないか?俺達も腹割って話すからさ・・・」
 「すまないが、それはでき・・・」
 ズガン!!
 「なんだ・・・爆発・・・?」
 せんせが右手の窓前の研究員たちの方を見る
 「おい!粒子加速器は・・・」
 粒子加速器?もしかして、あの窓の向こうにあるやつが・・・?
 白衣の一人がせんせを見返し
 「いえ、起動していません、問題もありません」
 「よかった・・・」
 安堵の声を上げるせんせ
 「おい、起動してないなんて見りゃわかるだろ、なんでそんなに粒子加速器のこと気にしてんだ」
 俺の言葉に気が付いたように俺達の方を見直すせんせ
 「それは・・・」
 「がはぁ!!」
 なんだ!?入口の方から・・・白衣の研究員が吹っ飛んできた!?
 そして、続けて入り口から出てきて俺たちの方を見たのは見慣れた犬顔・・・ビクドグ!!
 「ようやく見つけたぜ・・・住家せんせ・・・」
 「お前・・・ビクドグ!!」
 「あ?なんだお前らもいたのか・・・だが、今回はそっちが先だ」
 と、ピクドグの視線がせんせの方に向く、
 「だ・・・誰だ!?それに、なぜその名前を!?」
 そういや、杉本可慶せんせを住家って・・・
 「ああ、国立粒子加速研究所の資料を元に探してたからなぁ・・・」
 俺たちの非難の目が一斉にせんせの方に向く
 「どういうことだよ、なんでそんな偽名を・・・」
 「あーあーこっちが先に話していいか?ブレイザの話によるとな、もしかしたらあんたがマザーブラックホール様の拘束を解く方法を知ってんじゃないかって・・・」
 「お前!マザーブラックホールとどういう関係なんだ!?」
 せんせの怒号に満ちた疑問の声
 「教える気も知る必要もねぇよ、こっちの質問にだけ答えてくれればいいんだ、さ、拘束は解けるのか否か、教えてもらおうか?」
 「12の封印は我が師の最後の傑作だ、あれを解く方法は私でも知らない、師もいない以上、あれが解けるのは300年後だ!!さぁ、帰ってくれ!!」
 「ああそうかい、残念だな、だが帰るわけにはいかねぇな、なんせ・・・あんたからコスモスターの匂いがするんでな!!」
 ビクドグが向かってくる!!
 「マホ!せんせを頼む!」
 「わかった!!」
 「ここは俺たちが!」
 「食い止める!!」
 俺はレンジを開けせんせに預けてたウォッチを掴み、つけなおす!
 「チェンジ!!ミスリル・スターァアアアア!!」行くぜ!」
 「チェンジ!!プレーンドアストォオオ!!」行くぞ!!」
 俺たちが殴り掛かる間に、マホがせんせを連れて外に出る!
 「おい待て!」
 「待ちやがれ!!」
 「待て!!」
 「天秤座、蠍座、乙女座、チェンジ!!ヴィナスミステリアス!!「待ちやがれ!!」
 そんなこんなで、逃げるビクドグを追う俺たちはいつの間にか研究所のコンクリートで覆われた中庭のような場所に出てきていた・・・
 「ちぃ!しつこいな!!」
 そこでビクドグは立ち止まり、俺たちの方を見据える!!
 「こうなったらお前らからコスモスターをいただいてやる!!」
 「やってみるがいい」
 アストがさらにウォッチにカードメモリを入れる!
 「牡羊座山羊座魚座!チェンジ!ジュピターァアアサンダーァアア!「お前などに負けはしない!!」
 「それではこれならどうかな?」
 「そのとおりですねぇ・・・」
 な!?上からとんできたのはバットラーにブレイザ!?ブレイザが着地し、バットナーは宙空に浮く、だが、あいつらが持ってる中に機械が入っているような顔全てを覆うような黒いマスクは・・・?
 「幹部そろい踏みってわけか・・・」
 「面白い、いずれやらなきゃいけない相手だ・・・」
 「いえいえ、あなたの相手は私達じゃありませんよ、出てきなさい!!」
 すると、左手の建物の影からモヒカン付きの鉄兜に立派な鎧なのに腹筋を出したようなダークマターが現れる・・・だが、また体から電撃のようなエネルギーを帯びている・・・?
 「またあれが相手か・・・?」
 「無視して幹部連中からやるぞ!!」
 「おやおや、そうですか?では私がやりましょう・・・」
 すると、ブレイザがその髪の毛であいつを刺した!?
 体から黒い霧が上に出ていく!?
 「っちぃ!!」
 「仕方が無い、やるぞ!!」
 「お待たせしました~」
 「ピピロピポポロポ」
 お!ちょうどいいところにS-NN301と白に青ラインのロボットが・・・この研究所の騒動を聞き付けてきたのか!?
 が、ダークマターの黒い霧がダークマターに戻っていくと思ったら、ダークマターの各部が金色で強化された状態に!?
 「な・・・なんだあれは?!」
 「ほっほっほっ!これこそ私の研究成果の結果、さしずめ、マッドダークスターとでも言いましょうか・・・」
 が、ピクドグの目が非難するようにブレイザに行く
 「おい、俺の鍛錬のおかげであのエネルギーを制御できるようになったんだぞ、名づけるなら、マッスルダークマターだろうが!!」
 なに!?ビクドグの鍛錬で・・・!?
 「そんなことを言い争っている場合ではないだろう、行け!ペルウス!!」
 バットナーの指示にダークマターが俺達に向かって走る!
 「しゃーねーな!」
 「面白い・・・!来い!!」
 「双子座、獅子座、射手座、サァアアアアアン、ジャスティイイイス!!太陽のようにあたりを照らす温かな心とを正義を持つ戦士・・・サァアアアアアン、ジャスティイイイス!!」
 「ふたご座、乙女座、射手座、ムゥウウウンエンフェレェス!!白き射手と月の力、精緻の戦士、ムーンエンフェレス!!」
 「はぁああああ!!」
 その刀を叩きつけるが、全く効いた様子が無い!?
 アストが矢を撃ちかけるが、全く動じない!?
 「ぬん!」
 手のひらから出た闇のレーザーが俺たちを薙ぎ払う!
 爆発に吹き飛ばされる俺達!
 「くそ!あ、アスト、何やってんだ!?」
 「手っ取り早く行く!!」
 アストがメモリより、前の戦車を召喚!!
 「しゃーねーな!!」
 俺も同様に飛行機を召喚する!!
 「サンジャスティスフィニッシュ!!」
 「ムーンエンフェレスフィニッシュ!!」
 空を飛びながら斬撃と弓矢を叩きつけつつ体当たり、戦車からも同様に二つの斬撃と矢、さらに突撃する!
 しかし、それをいつの間にか片手ずつで受け止め、はじき返した!
 飛行機と戦車が分離しながら転がり、倒れ伏し、ダークマターを悔し目で見る俺達・・・
 「ばかな・・・」
 「なぜだ・・・あの巨大な奴と同じなら、この攻撃で吹っ飛んでいるはず・・・」
 「ほっほっほっ!1tのスポンジと1tの鉄塊では密度も、防御力も、攻撃力も、何もかも違うものですよ!!」
 くそ、前のあのでか物が1tのスポンジであいつが1tの鉄塊ってわけか・・・
 「さぁ、やってしまいなさい!」
 「ぬぅん!!」
 あいつの闇のビームが、俺たちを襲う・・・
 その瞬間、コスモスターが地下に潜っていった気がした・・・
 
 ・・・どこだここは・・・
 いつの間にか倒れ仰ぎ目を開けると、一面真っ白な場所・・・
 「はは・・・ここが天国ってやつか・・・」
 いつの間に変身も解けちまってる・・・
 「ようやく意識で接触できました・・・」
 誰だ!?
 起き上がり見てみると、そこには、大きなトンボの翅を生やしたような肩だしワンピースのウェーブヘヤーの女性の姿・・・
 ただし、光に包まれているような感じがしてその姿は見えない・・・
 「あんたは一体・・・」
 「私ですか?私は・・・マザーホワイトホール・・・」
 「マザーホワイトホール!?マザーブラックホールの仲間か!?」
 「そうであるしそうでないともいえる・・・」
 「どっちなんだよ!?」
 「端的に言えば・・・あなた方の味方です・・・」
 「味方?!・・・まさか、コスモスターを回収できたり、今までいろいろな奇跡をコスモスターが起こしたのは・・・」
 「そう・・・私が介入していたのです・・・」
 「介入?!」
 「そう・・・ダークマターに苦戦していたあなたにコスモスターでの変身能力を与え、そのシステムを応用してダークマターと戦おうとしていたコスモスター持つ青年にも力を与え・・・」
 「じゃ、アストが変身できたのも、あんたの仕業!?」
 「そうです」
 「そこまでして・・・あんたは一体何者なんだ!?あんたは何がしたいんだ!?」
 「私は粒子加速実験の失敗により、マザーブラックホールと共に分離して生まれた・・・」
 「じゃあ、マザーブラックホールと同族・・・?」
 「考え方によってはそうだと言えます、目的も同じ、しかし、その過程が違う・・・」
 「過程・・・?」
 どこか上の宙空を見るような視線を走らせるマザーホワイトホール・・・
 「私は宇宙の一部に還りたい・・・」
 「どういうことだ?!」
 「私もマザーブラックホールも同じ、宇宙の一部に還ることが目的です、しかし、私は私達だけが宇宙に還ればいいといいと考えていますが、マザーブラックホールはすべてを宇宙に還そうとしているのです・・・」
 「つまり、無に還そうとしていると?」
 マザーホワイトホールは俺に視線を戻しつつ首を重々しく縦に振った・・・
 「なるほどな・・・あんたはそれでいいのか?無に還るって・・・」
 「かまいません、それが私たちの望み・・・」
 「・・・ああもう、そうだっていうんなら信じるぜ?で、ここはどこなんだ?」
 「あなたと私の意識の内側・・・さぁ、目を覚ましなさい、粒子の域にまで来たあなたに、もう怖いものはないはずです・・・」
 
 目を覚まし立ち上がったとき、そこには先ほどと何も変わらず、ダークマターと三人の幹部がいた・・・
 「なんだ?まだ立ち上がってくるのか?」
 「寝ていた方がいいと思うがな・・・」
 「はっはっはっ、勝てもしないのに立ち上がるのですか?」
 「勝てなくても立ち上がる、それが必要な時もあるんだよ・・・」
 感じる・・・強い力を・・・俺はウィッチをはめた手首の拳をおもむろに振り上げる
 ドゴォオオン!!
 と、遠く周りの地中より一繋ぎの巨大な輪っかがうねりながら土を粉塵の如く噴き上げながら轟音上げて飛び出し、それが空中で光って縮小しながらこちらに向かってきてウォッチのスイッチ部に付き、緑色に染まり、緑光を放つ・・・!
 そして、俺はそれを押す!!
 「ガッシャーン!!パーティカルゾディアックチェーンジ!!」
 体が真白きミスリルスターとなった後、緑の鎧の文様が宿り、胸中央に緑の円の文様が、背に六角形を幾多組み合わせたような翼と風になびく三分割された銀のマントが付き、
 俺がこの手を大きく外側に振るうと同時に、その翼が大きく羽ばたき、緑の円の文様の上に光を擬形化した四光星を二つ重ねた八光星の真っ銀のパーツが、顔に緑ふちの星型の虹に反射する真銀の仮面が付く!!
 「黄道の力を得し、粒子の戦士・・・ゾディアック、パーティカァアアアル!!」
 「見掛け倒しだ、やってしまいなさい!!」
 ブレイザの言葉にダークマターが向かってくる・・・だが・・・
 拳を叩き込まれる瞬間、俺は粒子を残し瞬時に後ろに移動していた!
 「速い!?」
 「はったりだ!」
 「いいや、違うね」
 俺は粒子を込めた右拳で、あたりに光緑の粒子を軌跡に残しながら拳を叩きつける!
 「ぐはぁ!!」
 それに吹っ飛ぶダークマター、だが、次の瞬間には両足で踏ん張り、俺の方に駆けてきて、俺に拳を叩きつける
 が、次の瞬間には俺はダークマターの後ろにいて
 「どこを見ている?」
 言いつつも右ストレートを叩きつけた
 「今のは・・・分身?!」
 「こんなこともできるぜ?」
 粒子を集め、大剣と化し、一気に叩きつけダークマターを吹き飛ばす!
 さらに、鎖鉄球と化して相手に巻き付け引き戻し、
 今度は大刀として下から切り上げ、叩きつける!!
 「がはぁっ!?」
 「とどめだ・・・」
 ウォッチについた円状のパーツを押す!!
 「ガッシャーン!!パーティカルゾディアックフィニッシュ!!」
 胸の粒子加速器が回転するように光り、
 背後の出現した12の粒子の武器、剣、槍、斧、弓矢、銃、投短剣、鉄球、槌、棍、大剣、大斧、刃槍
 が俺の背後より一斉発射され、ダークマターの周りに突き刺さる、
 そこで俺は翼を利用して飛び、右足に粒子を集め、飛び蹴りの軌跡を残しながら動きの止まったダークマターに蹴りを叩きつけ、
 粒子の武器たちが円を描くように共鳴して光っていき、大爆発を起こしたのだった・・・
 「な・・・やられちまったぞ!!」
 「そんな馬鹿な・・・」
 「予想外だ!!」
 俺は着地しつつ残りの三幹部を見る
 「さぁ、次はお前らだ!だが、その前にお前ら、マザーブラックホールが全てを無に還そうとしていることを知っているのか!」
 「ぐ・・・くそっ!」
 「今何と言った?」
 「撤退しますよ、目的は果たせました」
 と、三幹部が跳躍したり飛んだり黒い髪の毛の球体を出現させてその中に入って解けて姿を消し撤退していく・・・
 「それでは、私は救助活動に戻ります」
 「ピピロピピロポ」
 後ろに聞こえたS-NN301の声と白ロボットの電子音に戸惑いながら思わず振り返る
 「あ、ああ・・・」
 てっきりあのダークマターの攻撃を受けた時一緒にぶっ飛んだかと思ったが、とりあえず無事だったのか・・・
 「ああ、そうだ、そこの人、後でちゃんと救急車に乗せてあげてくださいね」
 「ピピロポポ」
 あ、そうだ、アスト!それにマホも!!
 急いで今だ倒れているアストに駆け寄る
 「大丈夫かよ!?」
 「ああ、これぐらい、なんともない、それより、あの研究者は?」
 そうだ!
 スマホでマホに連絡する
 「うん、うん、わかった、じゃあ、後でさっきの研究室でな!!」
 
 「いやいや、ひどい目にあった・・・」
 先ほどの研究室で、三人でせんせと対峙する・・・
 「事情、全部聞かせてもらおう」
 「その前に、さっきのやつらのことを訊かせてくれないか?」
 アストの威圧にせんせが真面目に返す、
 仕方ない、事情を説明するか・・・
 「実は、あいつら、マザーブラックホールの復活を狙って、各地でコスモスターというものを集めてて・・・」
 せんせの目が少し驚いたように見開かれる
 「なんだって!?マザーブラックホールの復活を!?そのコスモスターっていうのは・・・」
 「コスモスターっていうのは、人間が絶望するか、希望を託す相手が現れた時、人間から飛び出すものだ、俺たちはそれをダークマターから守るために戦ってきたんだ」
 「そのコスモスターがコスモパーティカルと同じ反応を示していた、だが、そのエネルギー量はまるで違う・・・そうか、そういうことだったのか!!」
 「何かわかったのか!?」
 「教えてください!!」
 「・・・それには、当時の国立粒子加速研究所で何があったのかから話た方がいいだろう・・・」
 当時の・・・国立粒子加速研究所!?
 「当時、私は師に使え、ともに研究員として頑張っていた、新しい粒子も発見され、まさに前途洋々だった、しかし、粒子加速の実験の最中、事故が起きた・・・」
 「事故?」
 「そう、粒子加速器が爆発し、小型のブラックホールが生まれてしまったんだ・・・」
 「まさか、それがマザーブラックホール!?」
 「おそらく、私達は自分たちの過ちを悔いながらも、師の作り上げていた重力制御装置で、何とかそれを抑え込んだ・・・それは、12の柱に装置を組み込んで共鳴させ、強固な重力バリアを発生させるもの、師が事故があった際のために用意したものだ・・・」
 「まさか、その重力バリアを破るために、コスモスターを!?」
 「その可能性は高い、重力を介する以上、外部からの影響は装置自体を含め全く受け付けない、だが、コスモスターという未知の物質であれば、エネルギーを届けることができるかもしれない・・・コスモパーティクルが介しているなら、間違いなく・・・」
 「その、コスモパーティクル、っていうのは何なんですか?」
 「コスモパーティクルっていうのは、私たちが発見した未知の粒子だ、粒子加速の実験中に発見された、ね・・・そして、コスモスターと・・・おそらく同一のものだ・・・」
 「どういうことですか?」
 「コスモスターが人間の内部から出てくるのであれば、あの事故の当時、コスモパーティクルがばらまかれ、人々の体内に宿った・・・」
 「そうか、それから年月を経て、人間の内部のエネルギーを吸収していたんだ!そして、溜まったエネルギーを狙って活動を開始した、さらに言うなら、研究所から距離が近かったから高田先生は夫婦そろってコスモパーティクルを宿していたんだ!」
 「高田先生ってのは、当時見学に来ていた人たちか?そう、そして、事故があった後、私は、重力異常が起きる中で師の助けで何とか脱出、来たるべきマザーブラックホールによる重力災害に備え、技術の悪用をされないように国連より別の名前を与えられ、こうして研究に邁進する日々を送っていたというわけさ・・・」
 「新しい名を?」
 「そうだ、下手をすれば地球を滅ぼしてしまう技術だからね・・・技術を狙う悪人から身を隠すためにこうしてね・・・」
 「だが、のんきに研究なんてしてる暇はないんじゃないのか?」
 「そんなことはない、手は出せないものの、師の技術は完璧だ、後300年は大丈夫、その間に解決方法なり惑星脱出方法なりが確立されるだろうとたかをくくっていたのだが、なにせ、国連と地球の全ての国家が極秘裏に協力体制で持って研究しているからね・・・」
 「だが、もうすでに、そんな余裕はなくなったと・・・」
 せんせが首を絶望のように遅く縦に振る
 「その通りだ、重力異常がいきなり強くなったと聞いた時に、何か起こっているのだと勘付くべきだった・・・」
 「た・・・大変です~!!」
 「ピピロポポポ・・・」
 入り口からS-NN301と青ライン白ロボットが飛び出してきた!
 「何だ、ロボットども!!」
 「研究員のうちの何人かが、自分の体から光が飛び出てそれを奴らが奪っていったと、これってあなた方の言うコスモスターのことですよね!?」
 「何だって!?」
 「別の人の話では、マスクをかぶらされ、苦しい思いと妙な映像を見させられ、音楽を聞かせられたと、もう何も思い出したくないと、トラウマになっているそうで・・・」
 「まさか!?あいつら・・・」
 「どうにかして強制的にコスモスターを分離させる方法を開発したというわけか!!」
 「そうか!この研究所には、私以外にも国立粒子加速研究所から逃げのびた研究員が何人かいた、当然、彼らも当時、コスモパーティクルを浴びている可能性が高い、そして、彼らから、コスモスターを奪ったんだな!!」
 「どうやら、本当に一刻も猶予がなくなっちまったようだ・・・」
 「行こう、君たちに託す・・・」
 と、コスモスターがせんせから・・・
 「これが・・・コスモスター・・・」
 俺のウォッチに・・・
 ・・・俺は二人とロボットたちを見回し・・
 「行こう、今の俺達ならどうにかなるはずだ、決着を・・・着ける!!」
 
 「・・・ふふふ・・・まさかこんなものを発明してしまうなんて、疑似的な臨死体験とそこに存在する人間の本能的な恐怖に働きかけ、コスモスターを外に出してしまう・・・いやいや、まさしく天才ですよ!!」
 ブレイザが大きめの瓦礫散らばる廃墟の中で右手の黒マスクを見つめ掲げ笑う、けっ!全く恐ろしい代物だぜ・・・
 「まさしく、人間のことは人間がよくわかっていると・・・」
 「見つけてきたぞ・・・」
 バットラーが大きめのズタ袋に入れて持ってきて無造作に放る、袋から少し散らばったのは、クリスタル・・・ダークマターが封印された!!
 そして、それが袋の中には隙間なく詰まっている!!
 ブレイザがバットナーに嬉しそうに走り寄る
 「よく見つけ出してくれました!これで彼らを復活できます!!そして、我らもマッドダークマターに!!」
 「マッスルダークマターだ」
 俺の一言に、ブレイザの視線がバットナーから即座に俺に移る
 「マッド」
 「マッスル」
 「・・・」
 「ああ、言い争ってる暇はありません、お客様が来るかもしれないですからねパーティの準備をしなくては・・・」
 「そうだな、あの重力の壁を越えられるとは思えないが、万が一ってこともあるもんな」
 「うふふふふ・・・」
 「ふはははは・・・」
 「・・・」

 最強のオリジネイトスターに変身!!
 「パーティカルゾディアック!!」
 ウォッチに粒子加速器アタッチメントをセット!!
 黄道12星座のボタンを全部同時押し!!
 「ガッシャーン!!パーティカルゾディアックチェーンジ!!」
 これが、オリジネイトスター、パーティカルゾディアック!!
 「ガッシャーン!!パーティカルゾディアックフィニッシュ!!」
 DXパーティカルゾディアックチェンジャー!!
 
 DXスターウォッチとセットで変身!!
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 

オリジネイトスター/19 妖魔版

オリジネイト・スター 19 妖魔版
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
f:id:OirenW:20200602181345p:plain
 
 サーキットを一番で走り込む・・・
 そしてピットに
 「すごい!調子いいじゃないですか!!」
 「なんか、いやな予感がするんだ、調子よ過ぎて、な・・・」
 「気のせいですよ!」
 「そうだといいんだが・・・」
 「ふぉっふぉっふぉっ・・・」
 な!ウォッチに反応が!!
 
 ダークマター!!
 ビル街を向こうに臨む広場で、筋肉質でこわもてで赤い目をした人間の男のような姿をしたダークマターがいた!!
 「チェンジ!!ミスリル・スターァアアアア!!聖なる銀の鎧を身に纏いし闇に光をもたらす存在、ミス・リル・スターァアアアア!!」少ししつこい位のデシタルウォッチの男の声
 「チェンジ!!プレーンドアストォオオ!!星天の力秘めし闇にありて光宿す戦士、プレェェェェエエンドアストォオオ!!」
 「がんばって!」
 後ろから呼んで合流していたマホの声、
 「はっ!」
 「がはっ!」
 拳を叩きつけると、いきなりひるむ
 「とあ!」
 アストが蹴りを叩きつけると、やはり後ろに後退する、
 何だこいつ、ずいぶんと弱いな・・・体からなんか電撃が流れてるようにエネルギーが漏れてるし・・・
 「一気に決めるぞ」
 「おい!何か様子が変だぞ!?」
 俺は左手のアストのいうことに顔向け抗議する!
 アストは俺の方に顔を向け、
 「これ以上被害を出したいのか?」
 と一蹴、
 「っち、仕方ない・・・」
 互いにダークマターの方を向き、ウォッチを押す!
 「ミスリルスターフィニッシュ!!」
 「プレーンドアストフィニッシュ!!」
 俺の右足に星型の光が宿り飛び蹴りを放つ!
 同時に、アストの右拳に十字の角を内側に丸くして端を尖らせたような四光星の光が宿り、ダークマターにたたきつけられていく!
 その反動で後ろに跳び着地、前方でダークマターが爆発する・・・
 「よし、これで・・・」
 「グォオオオオオ!!」
 な・・・なんだ!?
 ダークマターより暗黒が吹き上がったと同時に、下に長い五角形のケフェウスの星座が空に浮かびあがり、ダークマターが浮かび上がって暗黒と融合、
 巨大で大きな五角形の先から鱗に首を覆われた首を伸ばした男の顔持つ姿と化し、その目からビーム出しビルを攻撃する!
 「な・・・一体どうなって」
 「おい!」
 「はーっはっはっ、やりましたよ!」
 左手から聞こえた声の方をアストと共に見ると、そこにはブレイザが!?
 「どういうことだ!!」
 「私の実験結果ですよ、膨大なエネルギーを入れることで、ダークマターの殻を破り、巨大化できるのです、もっとも、再生に時間がかかるようになりますがね、そんなことは些細な事でしょう」
 「再生!?そうか、同じ奴が何度も出てきていたもんな!」
 やはり、アストは同じ奴と何度も戦っていたのか・・・
 「ま、あなた方にはどうにもできないでしょうので、私はここで」
 「おい!待て!!」
 ブレイザが自身を球状の髪の毛で包み、解けたと思ったらもうそこには誰もいなかった・・・
 「くそっ!どうすればいいんだ!?」
 「どうするもこうするも、行くしかないだろう!」
 「何!?」
 アストが顔を俺の方に向ける
 「正気か!?」
 「お前こそ正気か?ダークマターに復讐を果たすんじゃなかったのか?」
 「・・・ああそうだ、俺はすべてのダークマターを滅ぼす!!」
 「まずはこれだ!」
 「蟹座、魚座水瓶座!!チェンジ!!マキュリーィイイブレーーーーイド!!その吹き出す水はただただ薄く、鋭くッ、水刃により灰燼に帰す剣の使い手・・・マキュリーィィィイイイブレーーーーイド!!」
 「獅子座、蠍座みずがめ座、チェンジ!!マーズフレイマーァアアア!!ゴミと敵を灰と焼き尽くす地獄の業火・・・マァアアアズフレイマーァァァアアアアアア!!」
 俺が水の剣を限界まで伸ばして叩きつけ、
 アストが精いっぱい火炎放射を射程を目いっぱい伸ばして浴びせるも、全く効いた様子はない・・・
 「アクエリアスストライク!!」
 「アクエリアスストライク!!」
 俺とアストの肩に円筒状のバズーカが出現する!
 「まずは俺だ!!」
 アストが思い切りバズーカのトリガーを引いて玉を発射しぶち当てる!!
 大爆発が起きあたりが火炎に包まれるも、やはり、効いた様子は無い・・・
 「しゃーねーな!!」
 俺もバズーカをぶっぱなす!すると、当たったところから水の大爆発が起き、あたりの火災を鎮火した・・・
 「アクエリアスバズーカ!!」
 「アクエリアスバズーカ!!」
 「効いてない・・・?」
 「一気に行くぞ!!」
 「アクエリアス・コンストレーション・フィニッシュ!!」
 「アクエリアス・コンストレーション・フィニッシュ!!」
 俺たちが同時にバズーカを放つと、火と水、二つが混ざりながらダークマターのそばまで行き、大規模な水蒸気爆発を引き起こす!!
 だが、堪えていない・・・
 「くそっ!これでもダメか・・・」
 「どうする・・・?」
 「お待たせいたしました!」
 「ピピロポポロポ」
 金色のロボットが飛んできて、もう一方の白に青ラインのロボットが移動してくる・・・
 「ちょうどいい、お前たちの知恵を貸してくれ!」
 「お前らの分析能力なら、何かわかるんじゃないのか!?」
 「私が見たところによると、あなた方の今の力ではかないません」
 「ピピロププロプ」
 「何!?」
 「どうにもできないというのか!」
 アストがロボットの首をつかむ!!
 「し、しかし、私の分析は・・・ん?そのウォッチは・・・」
 S-NN301がなぜか首掴む手の手首についたアストのウォッチを見る
 「あ・・・これがどうした!?」
 「ここに内封されているエネルギーを全て開放すれば、どうにかなるかも」
 「確かに、今までの人々が託してくれたコスモスターがここにはある、でも、どうやって?」
 「そ・・・それは・・・」
 「とにかくやればいいんだろう!!」
 すると、アストがめちゃくちゃにメモリを入れ始めた!
 「おい、何やって・・・」
 すると、メモリを出す際に出す幻影が後ろにたまっていく・・・
 プレス機、ゴミ焼却場、発電機・・・
 確かにこれなら・・・ええい!このままだとたくさんの人が犠牲になっちまう!!
 俺もメモリを破れかぶれに入れ、背後に幻影が溜まっていく・・・
 ツインアームショベル、ウォーターカッター、リニアモーターカー・・・
 と、俺が召喚したそれらがS-NN301に集まり一体化していく・・・
 「ど、どうなってるんです!?」
 リニアモーターカーを機首に、ウォーターカッターを後ろから水吹くエンジンに、ツインアームショベルが両翼を翼のような配置に動かし合体、飛行機が完成し飛び立つ!!
 「お・・・おい、何なんだこれ・・・」
 同時にアストの方も、ロボットが巨大化し、プレス機を前面に、ゴミ焼却場が胴体に、発電機を後ろに背負った戦車とか、戦車の各所より水蒸気を噴き上げる!
 「え・・・えええ・・・・」
 と、飛行機が飛んできた!
 「あ!俺の飛行機!!」
 その上に急いで飛び乗ると、そのままダークマターの方に向かっていく・・・
 「これどうなってんだ!」
 「いやいや、すごいでしょう、私の飛行制御技術で飛んでるんですよ」
 声が聞こえたのは機首の方、そこには、S-NN301がリニアモーターカーの運転席の中で気楽にハンドルを握っているのが見えた
 「お前が運転してたのか!」
 「ええ、その通りです、ああ、今の状態なら、サンジャスティスにも変身できますよ、ここに乗る限り私達と一体化しているようなものなので!」
 「うさんくせーな・・・」
 と言いつつも試してみる
 すると、上に誰かが舞い降りてくる・・・
 「お前、バットラー!」
 こんな時に・・・!
 バットラーが飛行機の上に着地、
 「グレイザさんから予想外の事態に陥ったと聞きましてね、援護させてもらいに来ました・・・」
 「面白れぇ!相手になってやる!」
 俺はその拳を叩きつけようとするも、瞬く間に上に飛ぶ
 「ほっほっほっ!こうすれば攻撃は届くまい!」
 「高度を上げろ!!」
 すると、一気にバットラーに近づいていく、
 「な!?」
 さらにバットラーは高度を上げようとするも、すぐに追いつき、地に倒れ伏す!
 「く・・・くそ!!」
 「これで空には逃げられないな!はぁあああ!!」
 右拳、左拳は間一髪で避けられたが、その後の突き出しのキックがヒット!そのまま弾き飛ばす!
 「はぁああ!!」
 そこから追撃の走り込み蹴りで上より完全に遠くに弾き飛ばした!
 「戻ってくる前にデカブツをしとめるぞ!」
 「双子座、獅子座、射手座、サァアアアアアン、ジャスティイイイス!!太陽のようにあたりを照らす温かな心とを正義を持つ戦士・・・サァアアアアアン、ジャスティイイイス!!」
 あ、本当だ、サンジャスティス、なれたわ・・・
 「はーっ!」
 下の方では、アストが乗った戦車から伸びたプレス機の中央より炎を吐きかけ続けてプレス機に感電させた電撃を体当たりでぶつけ、前方のプレス機を開けて前進し、ダークマターをそのプレス機で挟んだりしている、
 さすがに足止めにはなっているが・・・
 「行くぞ!すべてのエネルギーを集めろ!」
 「いいぜ、やってやる!!」
 ウォッチを押す!
 「サンジャスティスフィニッシュ!!」
 「ムーンエンフェレスフィニッシュ!!」
 俺たちのエネルギーを集め、俺とアストは刀より斬撃を飛ばし、刀を弓にして一気に矢をつがえ、放つ!
 その連撃を受け、ダークマターは消滅、
 俺は宙を飛んできた水晶を回収する・・・
 「これなら・・・あそこも突破できるかもしれない!!」
 は!?
 アストが粒子研究所跡地に向かっていく!!
 ええい!
 俺も一気に追いかける!!
 「正気か!?」
 「当たり前だ!!お前も付き合え!!」
 正面より通行止めの横がA字型の黄色と黒のバリケードが横一直線に置かれた封鎖を突破し、一気に研究所跡に対して突っ込む!
 「もう一度!!」
 「しゃーねーな!!」
 再びウォッチを押す!
 「サンジャスティスフィニッシュ!!」
 「ムーンエンフェレスフィニッシュ!!」
 渾身の斬撃と弓矢を放つ!!
 が、あえなく弾き飛ばされ、続けて突っ込んだ俺達も吹っ飛ばされたのだった・・・
 
 痛みが響きながらも、何とかゴールポストを駆け抜ける・・・
 そして、ピットに戻ると、眉を下に曲げた心配顔のコウが背後のおやっさんと共に出迎えた、俺は痛みに耐えながらもバイクを止める、
 「大丈夫ですか?怪我してるのに無理して、腕とか縫ったんでしょう?」
 「このぐらい平気だ、レースに出場できないことの方が怖い、イチチ・・・」
 思わず痛む右上腕を左手で押さえる・・・
 「なに無茶をしておるのやら、そのうち体が動かなくなるぞ?」
 「かもな・・・」
 だが、こいつらに迷惑はかけたくない・・・
 しかし、だ、ここまでやってあの重力異常を突入できないとは・・・
 一体どうすればあの中に入れるんだ・・・?
 
名・エネルギー高密度ダークマター
概・M モンスター 使役3 妖力2700 半精・闇属性
発・戦闘後・自任意・時限無し・条文の頭に指定:
条・主対象:一・この戦闘で相手のモンスターに敗北したこのモンスター
      二・このモンスターのカードに書かれた妖力以下の
        相手のモンスター三体
効・第一効果:二の内、いる場所の番号の少ないモンスター2体を
       ターン終了時に相手のトラッシュに送る
文・体内に膨大な星座エネルギーを内封した危険なダークマター
  オリジネイトたちはこれに打ち勝つ術を持つのか・・・?
 
名・オリジネイト・アスト ムーンエンフェレスフォーム
概・M モンスター 賃金3 生命力2500 オリジネイト・光属性
発・戦闘前・自任意・このターンの間のみ・条文の頭に指定:
条・主対象:次の戦闘に参加する自分のモンスター
効・第一効果:主対象の生命力を100増やす
       ・主対象のと同じ場所にいる相手のモンスターの
        生命力が1000以下だった時、
        主対象を時限無しで相手のトラッシュに送る
効・第一効果:
文・双子座!乙女座!射手座!!
  月と救助用ロボットの力を得た分析と精密の戦士だ!!
 
名・ダークマター超絶破壊音波コラボ!!
 
名・闇の残滓 ダークマター
 
名・ダークマターヘアアレンジメント!
 
名・ヒーローカウンター オリジネイト
 
名・オリジネイト発見破壊!!
 
名・オリジネイトパワーペファレイト!!
概・R リサイクル 賃金0 バスター・光属性
発・賃金で表になった時・自任意・時限無し・条文の頭に指定:
条・主対象:自分のモンスターゾーンにいる、コスト3以上で
      カテゴリ、オリジネイトを持つ全てのモンスター
   主対象単体であるため全対象とする
効・第一効果:主対象が戦闘時、
       戦闘を行う相手のモンスターとの生命力の差が
       戦闘を行う主対象が上かつ1200以上の差がある時、
       戦闘を行う相手のモンスターをトラッシュに送り、
       そのまま戦闘相手を変更して戦闘を続行する
 
ダークマター
エネルギー高密度ダークマター M 使役3 妖力2700 半精・闇属性 戦闘後
無し
ダークマターのバットナー ダークマター M 使役3 哺乳・闇属性 妖力2100 戦闘前
裏:4表:3
 
オリジネイト
オリジネイト・スター ヴィナスミステリアスフォーム M 賃金3 生命力2400 オリジネイト・雷属性 戦闘前
オリジネイト・スター サンジャスティスフォーム M 賃金3 生命力2600 オリジネイト・核属性 戦闘前
オリジネイト・アスト ムーンエンフェレスフォーム M 賃金3 生命力2500 オリジネイト・光属性 戦闘前
裏:4表:3
 
エネルギー高密度ダークマター M 使役3 妖力2700 半精・闇属性 戦闘後
 
戦闘開始!!
 
オリジネイト・スター ヴィナスミステリアスフォーム M 賃金3 生命力2400 オリジネイト・雷属性 戦闘前
 
名・オリジネイト・スター・シャイン!!
概・R リサイクル 賃金0 スピリット・光属性
発・戦闘前・自任意・次の戦闘終了まで・条文の頭に指定:
条・主対象:次の戦闘に参加する自分のモンスタ
   主対象単体であるため全対象とする
効・第一効果:主対象の生命力を200上げる
  ・主対象の名前に「オリジネイト」と入っていた時
   さらに生命力を400上げる
 
名・そらに広げし闇の翼・・・ ダークマター
概・R リサイクル 使役1 エフェクト・闇属性
発・戦闘前・自任意・時限無し・条文の頭に指定:
条・主対象:一・次の戦闘に参加する
        自分の、名前に『ダークマター』と付いたモンスター、
      二・次の戦闘に参加する相手のモンスター
      三・自分のなにも置かれていない場所1つ
   略・“”
   主対象単体であるため全対象とする
効・第一効果:二が一に戦闘で敗北、引き分けた時、
       ・この戦闘の戦闘後終了時に
        戦闘でのトラッシュ送りを無効化し三に移動させる
 
オリジネイト・スター・シャイン!! そらに広げし闇の翼・・・ ダークマター 相殺
 
名・オリジネイトアタックプロージョン!!
概・R リサイクル 賃金1 エフェクト・光属性
発・相殺時・自任意・時限無し・条文の頭に指定:
条・主対象:一・相手と自分で相殺した、
        戦闘前タイミングの生命力か妖力を持つモンスターと
        戦闘前タイミングのリサイクル効果
      二・次の戦闘に参加する、自分のモンスター
      三・自分がリサイクルで相殺したとき、
        このリサイクルの賃金に指定、使用出来る
   略・“”
   主対象単体であるため全対象とする
効・第一効果:相手のカードの効果を発動させ、
       次の戦闘が行われるまで、
       自分の次の戦闘に参加するモンスターの
       生命力を1000上げる
       ・このリサイクルの賃金に
        このカードの発動時に相殺したカードを指定した時、
        このカードは次のターン相殺含め発動できない
 
名・オリジネイト・スター・シャイン!!
 
エネルギー高密度ダークマター M 使役3 妖力2700 半精・闇属性 戦闘後 トラッシュ!
 
戦闘終了
 
オリジネイト・スター ヴィナスミステリアスフォーム M 賃金3 オリジネイト・雷属性 戦闘前
生命力2400+1000 計3400
 
名・エネルギー高密度ダークマター
概・M モンスター 使役3 妖力2700 半精・闇属性
発・戦闘後・自任意・時限無し・条文の頭に指定:
条・主対象:一・この戦闘で相手のモンスターに敗北したこのモンスター
      二・このモンスターのカードに書かれた妖力以下の
        相手のモンスター三体
効・第一効果:二の内、いる場所の番号の少ないモンスター2体を
       ターン終了時に相手のトラッシュに送る
 
名・オリジネイト即興連携アタック!!
概・R リサイクル 賃金0 スピリット・光属性
発・戦闘後・自任意・このターンの間・条文の頭に指定:
条・主対象:一・この場所より後の番号にいる、モンスター
      二・この場所にいるカテゴリ、オリジネイトを持つモンスター
   主対象単体であるため全対象とする
効・第一効果:一の生命力を500上げる
 
エネルギー高密度ダークマター オリジネイト即興連携アタック!! 相殺
 
名・ダークマターの押し通し力ずく
概・R リサイクル 使役2 エフェクト・闇属性
発・相殺時・自任意・時限無し・条文の頭に指定:
条・主対象:一・この戦闘後に相殺された自分の
        名前に『ダークマター』と付いたモンスター
        と相手のリサイクルカード
      二・相手のモンスター2体以上
   略・“”
   主対象単体であるため全対象とする
効・第一効果:一の効果を発動し、
       次の戦闘終了まで二の妖力を300下げる
 
ダークマター
 
戦闘開始!!
 
オリジネイト・スター サンジャスティスフォーム M 賃金3 生命力2600 オリジネイト・核属性 戦闘前
 
ダークマター ダメージ
 
戦闘終了
 
オリジネイト・スター サンジャスティスフォーム M 賃金3 生命力2600 オリジネイト・核属性 戦闘前
 
ダークマターのバットナー ダークマター M 使役3 哺乳・闇属性 妖力2100 戦闘前 トラッシュ!
 
戦闘開始!!
 
オリジネイト・アスト ムーンエンフェレスフォーム M 賃金3 生命力2500 オリジネイト・光属性 戦闘前
 
名・ダークマターのバットナー ダークマター
概・M モンスター 使役3 妖力2100 哺乳・闇属性
発・戦闘前・自任意・このターンの間のみ・条文の頭に指定:
条・主対象:一・次の戦闘に参加するこのモンスター
      二・自分のチャージゾーンにある、発動タイミングの満ちた
        戦闘前タイミングと
        カテゴリ、闇属性と妖力持ちのコスト1のリサイクル
   略・“”
効・第一効果:二をコスト0扱いで発動する
 
名・オリジネイト・アスト ムーンエンフェレスフォーム
概・M モンスター 賃金3 生命力2500 オリジネイト・光属性
発・戦闘前・自任意・このターンの間のみ・条文の頭に指定:
条・主対象:次の戦闘に参加する自分のモンスター
効・第一効果:主対象の生命力を100増やす
       ・主対象のと同じ場所にいる相手のモンスターの
        生命力が1000以下だった時、
        主対象を時限無しで相手のトラッシュに送る
 
オリジネイト・アスト ムーンエンフェレスフォーム ダークマターのバットナー ダークマター 相殺
 
ダークマターのバットナー ダークマター M 使役3 哺乳・闇属性 妖力2100 戦闘前
 
戦闘終了
 
オリジネイト・アスト ムーンエンフェレスフォーム M 賃金3 生命力2500 オリジネイト・光属性 戦闘前
 
オリジネイト・スター ヴィナスミステリアスフォーム トラッシュ!
 
オリジネイト・スター サンジャスティスフォーム トラッシュ!
 
ダークマター
山札:23枚 手札:1枚 ライフカード:0枚
チャージゾーン:7枚 トラッシュ:9枚
モンスターゾーン
無し
 
VS
 
オリジネイト
山札:23枚 手札:2枚 ライフカード:0枚
チャージゾーン:7枚 トラッシュ:7枚
モンスターゾーン
無し
無し
オリジネイト・アスト ムーンエンフェレスフォーム M 賃金3 生命力2500 オリジネイト・光属性 戦闘前
 
 ツインアームショベル、ウォーターカッター、リニアモーターカーが合体!
 「サンジャスティスジェェエエット!!」
 さらに中にS-NN301を搭載可能!
 ミスリルスター、サンジャスティス、ピクドクのミニフィギュアも付属!乗せて遊べる!!
 DXサンジャスティスジェット!!
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――