バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

WカードEX PCDF/2

 

WカードEX PCDF 2
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 「いやぁ、すごいね、ようやく正式完成だっけ?」
 「こちら側だけだがな、今後は向こうとも連携が取れて行ければいいのだが・・・」
 見上げ放った僕の言葉に、大きく立ったカーディンが、いや、ビクトリーカーディンが答える、
 胸に輝くVVのパトライト、マスクカバーの付いた、無骨な角持つ、額に羽とパトライトのエンブレムが付いている兜、
 ポリスカラーのトレーラーの前部を肩に、その下を両腕に、前白後ろ黒の後部を両足とした巨大なシルエット、
 「にしても、なんで合体してるの?」
 「たまにはセレモニーとメンテとテストかねて合体しとけと、素でこの姿になるの1年ぶりぐらいじゃなかったか?」
 「たはは・・・」
 僕は今、研究所の異界への門完成セレモニーに来ている、セレモニーっつったって単なる完成披露宴で関係者が集っているだけである、
 波打つ鉄板で出来た工場と研究棟を兼ねた建物に囲まれたコンクリートの広場、
 その中央には幾多の白い四角い塊で作られた土台と輪っかのようなものがあった、
 あそこからロボット達の異世界に飛べるのだが、
 僕がここにいるのはセレモニーの参加者三分の一、関係者三分の一、いざって時の警備三分の一、といったところだろうか・・・
 「いつ終わるんかね?これ・・・」
 「予定では一時間後あたりに門の起動パフォーマンスがあるから、少なくともそれまでは・・・だな・・・」
 「うへぇ・・・」
 門の前ではスーツや白衣やつなぎを着た大人たちが談笑しているものの、聞こえてくる声は一向に理解不能なものばかり、
 次元波形論を書き直ないと~、ディメンジョンエネルギーの収縮拡張エンジンの核の素材は~、次元の穴の関係これ法律素案はどうなって~、次元の向こう側との交易文はどうすれば~、
 まぁ、真剣そうで楽しそうで結構・・・
 ん・・・?門から静かなエンジン音が・・・?稼働してる・・・?
 「ねぇ、カーディン?今、門て稼働の準備とかしてる?」
 「いや?準備は十分前あたりからの予定のはずだが・・・?あれは・・・共鳴しているな・・・?」
 共鳴?
 思わずカーディンの方を見上げ直した
 「どういうこと?共鳴って、向こうに別の門があって、それが干渉しているとか?」
 「いや?稼働するまでは次元の穴を抑える装置が稼働しているはずだ、これは・・・何かが違う・・・まさか、向こうの世界からでは無い!」
 「へ?」
 ガシャァアアアアン!!
 上空から、いきなりガラスの割れるような音が!
 見上げると、そこには、金ふちの宇宙色の鎧をまとった男が!
 その男の左肩内側には鋭い幾つもの光輪で前面以外を包んだオーブのようなものも見え、
 と、男がこちらを見下すように見おろす
 「見つけたぞ、勝利の称号持つ者よ!!」
 「勝利の称号持つ者・・・とは誰の事だ?」
 「カーディンの事じゃない?」
 「へ・・・?私?」
 僕の方を見て右人差し指を自身の顔面に向けてまで驚くビクトリーカーディン
 「いや・・・そんなこと言われても、この名前、強化後形態ぐらいは自分で名前付けたいって言ってわがまま言って付けさせてもらったものだが・・・」
 「自分でつけたの?」
 「名前の由来なぞどうでもいい!!」
 ものっそいどうでもよくない気がするけど・・・思わず僕とカーディンが再び男の方を見上げ
 「貴様の力・・・寄越してもらうぞ!」
 「私の力を借りたいならまず、最寄りの警察署に申請して書類に名前、住所、電話番号、免許証の写しなどの出自証明書類、並びに出動要請理由、希望日程を出し、一、二週間程の審査を・・・」
 カーディン、違う、それ絶対違う・・・
 「ほう・・・では、その理由を人類の完全殲滅と言っても、貴様は力を貸してくれるのかな?」
 「なに・・・?」
 おお、空気が変わった
 「それは看過できないな、審査は通らないだろう・・・」
 「ならばやはり・・・力ずくだな・・・」
 あれ・・・?
 「カーディン、あいつの後ろ・・・雲が途切れてる・・・?」
 そうだ、間違いない、空の上の雲が、あそこだけ、何かが割れて空白でもできたかの様に途切れている・・・
 「あれは・・・穴か!」
 「でも、穴ってあんなんじゃなかったでしょ?もっと別の、暗い紺色とかそんな感じの・・・」
 「だが、私のセンサーにはあの向こうではこちらとは大気組成と光組成が少々異なる」
 なるほど、あれを開けようとしたせいでここの穴の装置が共鳴してたってわけね・・・
 「どの道、油断出来無い相手ってことか・・・」
 「援護を頼む、双歩」
 「了解!」
 右手でジャケットの左ポケットからデッキケースを取り出し、突きつける!
 それは、上白下黒で中央にパトライトと羽の金赤いエンブレムが付いている物!
 「来るか・・・それならば!」
 そいつが右手を振り上げると、そこに宇宙の光が凝縮したかのようにデッキケースが現れる、
 宇宙そのもののような長方体の物体に、中央にはあいつの左肩付け根の宝玉のようなものが付いている、
 そこに、いつの間にか左手に持っていたWカードのデッキを入れ、
 カシャっと軽快な入れ音を響かせこちらに突きつけて来た!
 でも・・・
 「どういうこと?新システムはパートナーがいないと機能しないよ?」
 「何の事を言っているかは知らんが、銀河のエネルギーはその力量によりデッキケースの幻影の実質実体化を可能にする、油断してると命はないぞ・・・」
 なるほどね、こちらと一緒というわけか・・・
 「おっと、ルールは2T1S5Tルールだ!」
 同時に、僕とそいつの前に角の丸い板が、こちらのみ、画面も一緒に現れる、
 向こうは宇宙の様に紺色と星々の輝きを宿した物であり、僕の方は画面ともども緑の半透明の物だ
 そこに、互いのデッキケースを左手側に置くと、デッキケースからデッキが飛び出してシャッフルされて山札になりつつデッキケースが上下反転しながらさらに外側に置かれ、その元の場所に山札が置かれ
 向こうが一気に右手で山札の上五枚を引いて左手に移し手札にする、
 宣言に押されてか、画面では五枚手札を引けって出てるし、ええい、仕方無い!!
 右手で山札から一枚引いて左手に移して手札に、それを計五回繰り返し、五枚のカードを手札にする!
 よぅし・・・
 「さぁ、行くよ、カードバトル・・・」
 「カードバトル・・・」
 「スタート!!」
 「スタート!!」
 
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WカードEX PCDF/1 妖魔版

 

WカードEX PCDF 1 妖魔版
 
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 「リチャージ!!」
 「リチャージ!!」
 「リチャージ!!」
 「リチャージ!!」
 「リチャージ・・・!!」
 皆が自身の板の左手側、チャージゾーンに向かって宣言する!
 「ドロー!!」
 「ドロー!!」
 「ドロー!!」
 「ドロー!!」
 「ドロー・・・!!」
 そして、山札から右手で一枚・・・引くっ!
 「双歩!いつでも行けるぞ!!」
 「わかった、カーディン!」
 宇宙と大雑把なワイヤーフレームのようなもので包まれたこの場所で、僕の、いや、僕達三人・・・じゃなくて、四人の前にいるカーディンが叫ぶ!
 目の前の宇宙のような人型、ギャラクシーをにらむ、
 宇宙船と竜を合わせたような鋭利な鎧をした人型の存在で、
 まるで宇宙のように錯覚する内部構造なデザインにこれまた鋭い金縁でところどころがつつまれ、背中に同じような模様のマントを持ち、頭部は赤い目を持つ人型の鎧に上に宇宙船の先端と竜の頭部を合意させたようなものが張り出しており、
 左肩付け根には鋭い幾つもの金の光輪に前面以外が包まれたオーブがあり、もっとも鋭く長い光輪など端が左肩先々から右わきにまで到達している
 さて・・・左手の手札は・・・
 バトルマシンズ カーディン カーモード、バトルマシンズブースト、バトルマシンズ ビックハンド、バトルマシンズフルブースト、フィッシュ&フィッシュボーンスープ、
 それに今引いた・・・ここは・・・!
 今引いたものを1番に!、続けて、チャージゾーンにもう一枚、
 見渡すと、すでに全員、準備が整っているようだ、
 なら・・・
 全員が1番に裏側で置いたカードを持った次の瞬間には、互いに持ったのを確認したかがごとく、表にしていく!
 「オープン!!」
 「オープン!!」
 「オープン!!」
 「オープン!!」
 「オープン・・・!!」
 「一番手もらうよ!僕は、勇気のバックラー トリケンを1番に召喚!!」
 
名前:勇気のバックラー トリケン
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:1000
効果の発動タイミング:戦闘後
効果の発動条件:このカードが戦闘で敗北するか引き分けた時に
        自分のモンスターゾーンに
        名前に勇の字が付くモンスターがこのカード以外に1体以上いる時
効果:このカードが敗北するか引き分けた時トラッシュに送らなくてよい
カテゴリ1:ドラゴン カテゴリ2:カードサモナー
テキスト:勇気ある者たちと共に歩むトリケン、 
     少しずつその力を大きくしていく
 
 右手側前に現れたのは、子供のトリケラトプス
 全体的にオレンジ色で、目が大きく丸く、とさかの端などが少し赤い、
 というか、カテゴリ1にドラゴンて書いてあるが・・・ドラゴンには見えないけど・・・?
 「二番手は僕達がもらうっ!」
 「二番手は俺達がもらうぜっ!」
 「来い!声士 ワードサウンド!!」
 「行けっ!声士 ワードサウンド!!」
 
名前:声士 ワードサウンド
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:1000
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:このモンスターが次の戦闘に参加する時
        相手のモンスターゾーンにいる、
        モンスター1体を指定できた時
効果:このモンスターと指定してモンスターのパワーを
   全てのモンスターゾーンのカードのパワーのみを正しく影響させた数値にし、
   次の戦闘が行われるまでこのモンスターのパワーを200上げ、
   指定したモンスターのパワーを200下げる
カテゴリ1:エンジェルナイツ カテゴリ2:デモンウォーリアーズ
テキスト:猛々しき声士、その声は相手をほんろうし、力を増す!!
 
 目の前に天騎士と冥闘士が合わさったような物が現れる!
 左手に丸い盾と剣が合わさったようなものを持ち、右手が丸い鉄球のようになっていて、
 その兜は頭頂部から頭部、とがった右目の部分まで覆い、兜の下から角が生えているように見え、その下には白い肌の口元が垣間見えており、反対には黒い肌にとがった瞳孔の無い赤い瞳と大きな牙が生える口が見え、
 左腰部から腹部以外を覆う鎧の下には浅黒い肌の腹筋が垣間見え、茶皮のベルトには前後左右に三角形のプレートのような防具があって、
 右手足は鎧で覆われて、左手足には何もつけておらず、
 左腕の白刃の盾剣には縁の黒い十個の円が付いていて中に0から9の数字が配され、
 右手の鉄球は縦に五つに、まるで指の様に分離した!
 「なら次は僕だね!バトルマシンズ カーディン カーモードを召喚!!」
 「任せろ!!」
 
名前:バトルマシンズ カーディン カーモード
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:800
効果の発動タイミング:戦闘後
効果の発動条件:このモンスターが戦闘で敗北するか引き分けた時
        自分のモンスターゾーンにこのカード以外に
        カテゴリ:バトルマシンズを持つモンスター存在している時
効果:このカードをこの戦闘でトラッシュに送らなくてよい
カテゴリ1:バトルマシンズ カテゴリ2:車
テキスト:走り込む、機心の力!!
 
 カーディンが走り出し、胸の緩いV字のパトライトの反対側から対を成すように振り子が上がる様にパトライトが上がってX字型のパトライトとなり、
 両肩が上に上がり閉じて頭を隠していくと同時に両腕が180度回転してタイヤの部分を内側にしつつ両肩と共に上がり、パトカーの前部とし、
 今度は腰部が180度回転しつつ両足を思い切り上げパトカーの後部となって着地!走り出す!!
 「ならばこちらもいかせてもらおう、ギャラクシー・セブン・ポーラ・スター」
 
名前:ギャラクシー・セブン・ポーラ・スター
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:1200
効果の発動タイミング:戦闘後
効果の発動条件:自分と相手の手札が4枚以上存在している時
        ・自分の手札とチャージゾーンにある、
         カテゴリ、銀河を持つチャージゾーンのみ表側表示の
         スマッシュ・ハンド1つを指定できた時
効果:指定したカードを交換し、
   チャージゾーン側のみ裏にする、
   交換したカードはこのターン、同名カード含め発動できなくなる
カテゴリ1:銀河 カテゴリ2:北極星
テキスト:ただ一点をさす絶点の星は
     その力を滅ぼしのために撃ち飛ばし、
     宇宙を航行する存在を模した狂戦士へと姿を変える・・・
 
 上に輝くは曲がったひしゃくの七星、更にその上に輝く一つ星あれば、そこより飛来する赤黒い光、
 現れたのは、宇宙船のパーツを所々に纏ったような禍々しい顔の巨大なバーサーカー
 両肩に分割した先端部、四肢にブースターを付け、頭に宇宙船を模した後ろ長い巨大な兜に背には上に分かれた小さな鉄機翼が付いた左右に伸びる鉄翼が一対生え、
 体の筋肉は機械の人工筋肉と人間の筋肉がより混ざった禍々しいものとなっている、
 「行け、ポーラ・スター」
 そのポーラ・スターがブースターをふかして叫び、こちらに飛んでくる!
 「双歩!コストを!!」
 「トリケン!行ける!?」
 「ワードサウンド!防げ!!」
 トリケンとカーディンが前に駆け、ポーラ・スターの左右足元に角と角を突き刺し、体当たりして止め、
 次の瞬間、ワードサウンドが両手でポーラ・スターの左足を押しとどめた!
 「ちっ、進めねばなるまいか、ならばコストの見せ合いだ!」
 互い全てがカードを前に出し確認、表に!
 「我はコストに銀河輪転 ~恐怖バラマキしもの~を指定・・・」
 
名前:銀河輪転 ~恐怖バラマキしもの~
種類:S スマッシュ コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘後
効果の発動条件:このカードか同名カードが指定していない、この場所の
        カテゴリ:銀河を持っている自分のモンスター1体を指定できた時
        ・自分の手札が1枚以上、山札が2枚以上存在している時
効果:自分の山札から2枚引いて自分の手札にし、
   ・自分の手札から1枚自分のトラッシュに送る
カテゴリ1:銀河 カテゴリ2:輪転
テキスト:恐怖と共に銀河回る時、そこに生きる者達の運命も回る・・・
 
 あれは・・・戦闘後タイミングのスマッシュカード!これならこっちのコスト召喚ができる!!
 と、ポーラ・スターが左足を振るい、トリケンを吹っ飛ばした!
 「ならこうだ、僕はコストにアンデフィーテッドブレイブドラゴンを指定し、」
 右手側で声がしたと同時に、そちらの方の光の板の上で、左手に勇気のバックラー トリケンのカードが持たれ、右手にチャージゾーンのアンデフィーテッドブレイブドラゴンのカードが持たれれて、
 あれは・・・プログレスのカード!?カーディンの行ってたことはやはり・・・
 「そのコストに勇気のバックラー トリケンを指定!!1番に召喚するっ!!」
 二枚のカードの場所と表示形式を交換するように置き変える!!
 
名前:アンデフィーテッドブレイブドラゴン
種類:PM プログレ
コスト:1 パワー:2000
召喚・効果コスト:「バックラー」と「トリケン」
         の文字が両方名前に入っているモンスターカード
相殺効果・後 発動条件:このカードの効果が相殺された時 コスト:無し
       発動後:カードの在り方に変更無し
   相手のカードを発動させた後、このカードをの効果を発動させる、
   相手のカードの効果でこのカードの発動条件が満たせなくなった場合
   このカードの効果は発動しなくなる
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:自分のライフカードが0枚だった時
効果:このターン、戦闘では敗北しなくなり、
   ライフカードは手札に引けなくなる
   このカードをトラッシュに送る
カテゴリ1:ドラゴン カテゴリ2:無敗
テキスト:その勇気を持って無敗を誇る無敗竜
     その力は仲間を、友を守るために!!
 
 トリケンがいきなり光に包まれて、翼有の大きな四足の竜へと姿を変え、光を振り払いその姿を現す!
 オレンジの甲殻と鱗を側部と背部に、白の鱗と甲殻を腹部にボーダーのように縦に重ねあわせ、
 尾と同じく少し細めで長い首の先にある頭部には、白く鋭利に生えそろった牙、少し丸みを帯びた瞳、後部左右に白色で少し長めの角を持ち、
 角は根元から進んだところで少し上の方に曲がり、また真後ろに伸びている、
 そして、両前足の付け根辺りには、それぞれ、白く太く長い角に、名残りだろうか、オレンジ色の少し小さいフリルのような物が付いていて、
 角の方は根の部分から少し前に行ったところで少々上の方に曲がり、その後また前方に伸びていて、
 フリルは端の方に斜め上、真ん中先、下の方に白く小さな角のような突起物が在る
 それが一気にポーラ・スターの方に飛び
 「僕は声士 ワードサウンドのコストにオーラエナジーHBを指定!!」
 「俺は声士 ワードサウンドのコストにオーラエナジーHBを指定!!」
 
名前:オーラエナジーHB
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:自分のモンスターが次の戦闘に参加する時
効果:次の戦闘を行う自分のモンスターのパワーを
   次の戦闘が行われるまで200上げる、
   次の戦闘に参加する自分のモンスターが
   カテゴリ:エンジェルナイツもしくはカテゴリ:デモンウォーリアーズ
   を持っていた時、片方だけ持っていた時は200、
   両方持っていた時は400パワーをアップする
カテゴリ1:エンジェルナイツ カテゴリ2:デモンウォーリアーズ
テキスト:はぁあ!!でやぁ!!おりゃあ!!
     唸る気合がその力を高めていく!!
 
 ワードサウンドが両の拳を叩き付け、その痛みで一瞬動きを止めさせた隙にその前足ンの角で一気に弾き飛ばす!!
 「今だよ、カーディン!!」
 「ああ!」
 右手でチャージゾーンのバトルマシンズ カーディン カーモードを左手でバトルマシンズ カーディン ロボモード Vol2を持ち、場所と表示形式を両腕を交差させるように入れ替える!!
 「僕は、バトルマシンズ カーディン カーモードのコストにバトルマシンズ カーディン ロボモード Vol2を指定して、そのままバトルマシンズ カーディン カーモードをコストに1番に召喚するっ!!」
 そこでパトカー形態のカーディンが走り込む!
 「プログレスチェーンジ!!」
 カーディンが叫び、前部が開いて再び両肩となりながら頭部が出る、額に付けているパトライトと羽のエンブレムがきらりと光り、その頭は飛行機のような三角頭に微小に奥まったところに鋼でできた人顔をもち、
 そこで、後部が曲げていた足を延ばすように後ろに伸びて、先が地面に触れ、跳躍、腰が180度回転し、つま先を下に出して、
 脇を閉める様に両肩から両腕が飛び出してこちらも180度回転してタイヤの部分を外側に出しつつ、
 胸の部分となったX字のパトライトの下二つが内部に収納されるように上がり、収まって、緩いV字のパトライトとなり、パーポーパーポーと音を出しつつ赤く光る!!
 そこから黄色い機目でポーラ・スターをにらみつつ着地し再び跳躍、その右拳を振り上げに突き出し右腰に追撃をぶち当てる!!
 ポーラ・スターが吹っ飛び、その背中が叩き付けられる!!
 そして、カーディンが着地する、
 
名前:バトルマシンズ カーディン ロボモード Vol2
種類:PM プログレ
コスト:1 パワー:2000
召喚・効果コスト:「カーディン」の言葉が名前に入っている
         モンスター・フュージョン・オーバー
相殺効果・止 発動条件:このカードの効果が相殺された時 コスト:無し
       発動後:カードの在り方に変更無し
   相殺時に発動された相手のカードの効果の発動を無効にして、
   相殺扱いで元の状態に戻し、このカードの効果を発動する
効果の発動タイミング:戦闘後
効果の発動条件:このプログレスが
        相手のモンスター・プログレス・フュージョン・オーバー
        に戦闘で敗北するか引き分けた時
        ・以下のいずれかの効果を満たしていた時
         1:手札にあるカテゴリ:バトルマシンズ
           を持つカードを相手に見せる
         2:自分のモンスターゾーンに
           このカード以外にカテゴリ:バトルマシンズを持つ
           モンスター・プログレス・フュージョン・オーバー
           2体以上存在している時    
効果:満たした条件によって以下のいずれか1つの効果を発動する
   1:このプログレスをチャージゾーンに表側表示で置く、
     このプログレスは自分のチャージゾーンに
     このカードをコストにできるプログレス・フュージョンが存在しない場合、
     このプログレスをコスト召喚出来なくなる
   2:このカードをこの戦闘でトラッシュに送らなくてよい
カテゴリ1:バトルマシンズ カテゴリ2:ロボ
テキスト:バージョンアップによりさらなる力を得た鋼の戦士!!
     前のバージョンと使い分けよう!!
 
ギャラクシー
モンスターゾーン 
ギャラクシー・セブン・ポーラ・スター M コスト:1 パワー:1200
チャージゾーン
裏:0表:1
 
鋼野 双歩
モンスターゾーン
バトルマシンズ カーディン ロボモード Vol2 PM コスト:1 パワー:2000
チャージゾーン
裏:1表:0
 
???&???
モンスターゾーン
声士 ワードサウンド M コスト:1 パワー:1000
チャージゾーン
裏:0表:1
 
???
モンスターゾーン
アンデフィーテッドブレイブドラゴン PM コスト:1 パワー:2000
チャージゾーン
裏:1表:0
 
ギャラクシー・セブン・ポーラ・スター M コスト:1 パワー:1200×3 3600
ギャラクシー・セブン・ポーラ・スター M コスト:1 パワー:3600
FIGHT!!
 
 バトルマシンズ カーディン ロボモード Vol2 PM コスト:1 パワー:2000
 声士 ワードサウンド M コスト:1 パワー:1000
 アンデフィーテッドブレイブドラゴン PM コスト:1 パワー:2000
 
 「ほぅ・・・やはり、そう簡単ではないか、勝利の称号を従えし者たちは・・・」
 「何を言ってるの?まだ1ターン目じゃない?」
 右手にいる側が言いかける
 「Wカードはこれからでしょ?」
 「確かに・・・ならば行こう!」
 ギャラクシーが左手から一枚のカードを引いて見せてきた!
 「私は、銀河の光 ~銀河が陰り始め~を発動!ギャラクシー・セブン・ポーラ・スターのパワーを600上げる!さらに、このカード自身の効果によって、このカードは手札に残り、相殺されたものとして扱うが、私は大銀河の均衡を司る力により、同じカードを二回まで発動、相殺を許容できる!すなわち・・・」
 な・・・あと二回の発動・・・!?
 「銀河の光 ~銀河が陰り始め~の効果、三回だっ!!ギャラクシー・セブン・ポーラ・スター本来のパワーも三倍・・・つまり、パワー5400!!」
 立ち上がりつつあるポーラ・スターの体に星々の光が集まり、青白い装甲をまとい始め
 「おっと、そうはいかない!」
 「おっとそうはいかないぜ!」
 今度は左側の方!
 
名前:銀河の光 ~銀河が陰り始め~
種類:H ハンド コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次に戦闘を行う自分のモンスターが
        カテゴリ:銀河を持っていた時
効果:自分の全てのモンスターのパワーを
   このターン、600上げる
   ・このカードは任意で手札に残らせることができる、
    ただし、その場合はこのカードが
    発動せず、相殺されたもの扱い、
    ターン終了時にトラッシュに送る
    このカードか同名カードをトラッシュに送らねばならず、
    送らなかった場合は自分の手札と
    チャージゾーンのカードを全てトラッシュに送る
カテゴリ1:銀河 カテゴリ2:光
テキスト:強き光輝く、
     だがそれは、わざわいの始まりに過ぎなかった・・・
 
 「僕は声士 ワードサウンドの効果を発動!!銀河の光 ~銀河が陰り始め~の最後の一回を相殺する!!」
 「俺は声士 ワードサウンドの効果を発動!!銀河の光 ~銀河が陰り始め~の最後の一回を相殺する!!」
 
名前:声士 ワードサウンド
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:1000
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:このモンスターが次の戦闘に参加する時
        相手のモンスターゾーンにいる、
        モンスター1体を指定できた時
効果:このモンスターと指定してモンスターのパワーを
   全てのモンスターゾーンのカードのパワーのみを正しく影響させた数値にし、
   次の戦闘が行われるまでこのモンスターのパワーを200上げ、
   指定したモンスターのパワーを200下げる
 
 ワードサウンドが盾剣を前に構え、息を吸い込み、同時に音を発する、
 すると、向こうのポーラ・スターが両腕で防ぎの構えを取るも。青白い部分にひびが・・・よし、
 「行って、カーディン!」
 「遅れるな、アンデフィーテッドブレイブドラゴン!」
 カーディンが走り、ブレイブドラゴンが飛ぶ!
 先行したのはブレイブドラゴン!
 ポーラ・スターの右拳をすんでの所で内側に入り込む様に飛びかわし、その前足の両角を突き立て
 「そこだぁあああ!!」
 カーディン渾身の跳躍右ストレートが胴中央に決まり、
 ポーラ・スターが吹っ飛び、向こうの壁に叩きつけられる
 よしっ!いや・・・
 「まだ消滅してないよ!」
 「これはきついな・・・」
 「これはきついぜ・・・」
 だが、向こうの効果はカード制限の付いたカード入れ替えだけのはずだが・・・?
 
ギャラクシー・セブン・ポーラ・スター M コスト:1
パワー:1200×3+600+600 パワー合計:4800 TRASH!!
 
FINISH!!
 
バトルマシンズ カーディン ロボモード PM コスト:1 パワー:2000
声士 ワードサウンド M コスト:1 パワー:1000
アンデフィーテッドブレイブドラゴン PM コスト:1 パワー:2000
 
 「私は、ギャラクシー・セブン・ポーラ・スターの効果を発動し、チャージゾーンの銀河輪転 ~恐怖バラマキしもの~と、銀河の光 ~銀河が陰り始め~を入れ替える」
 なっ!?手札とチャージゾーンのカードを捨てる気かっ!?
 
名前:ギャラクシー・セブン・ポーラ・スター
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:1200
効果の発動タイミング:戦闘後
効果の発動条件:自分と相手の手札が4枚以上存在している時
        ・自分の手札とチャージゾーンにある、
         カテゴリ、銀河を持つチャージゾーンのみ表側表示の
         スマッシュ・ハンド1つを指定できた時
効果:指定したカードを交換し、
   チャージゾーン側のみ裏にする、
   交換したカードはこのターン、同名カード含め発動できなくなる
 
 「ふふふ・・・驚いているな、だが慌てるな、私は続けて、このカードを発動する!」
 ギャラクシーが手札から引いて見せてきたのは・・・プログレイション!?銀河大閃光 ~銀河の災厄が目覚める~!?
 
名前:銀河大閃光 ~銀河の災厄が目覚める~
種類:PH プログレイション コスト:1
効果コスト:「銀河の光 ~銀河が陰り始め~」という名前のハンドカード
効果の発動タイミング:戦闘後
効果の発動条件:この場所の自分のモンスターゾーンに
        カテゴリ、銀河を持つモンスターがいる時
        ・この場所の相手のモンスターゾーンに
         敗北・引き分け判定で無いコスト2以下、パワー2000以下の
         モンスター・プログレス・フュージョンがいた時
効果:指定したモンスター・プログレス・フュージョンをトラッシュに送り、
   相手の手札が4枚以上の時2枚をランダムにトラッシュに裏側で置かせ、
   次のターン終了時にトラッシュから戻させる
   ・この効果は発動条件が満ちている限り何度でも発動出来る
    発動条件が外れるか好きなだけ発動したらこのカードを
    次のターン終了時にトラッシュに送る、
    その間、自分はこのカード含め同名カードを発動できず、
    送らなかった場合は自分の手札と
    チャージゾーンのカードを全てトラッシュに送る
   ・このカードのコストをこのコストで手札に戻しかつ、
    自身の効果でトラッシュに行った時、
    チャージゾーンに表側表示で置くことができる
   ・自分は次のターンセットでチャージゾーンに置けなくなる変わりに、
    自分の手札をチャージゾーンに1枚置く
カテゴリ1:銀河 カテゴリ2:大閃光
テキスト:その大きな光により災厄が滅ぼされるのかはたまたそれが災厄なのか、
     災厄はそれをきっかけに目覚めるのか災厄が目覚めたからこその光なのか
     ・・・
 
 「しまった!プログレイションだなんて!一体どこから・・・」
 右手の方から驚く声が聞こえ
 「企業秘密だよ、ふふふ・・・」
 「どうなってるんだ!?説明してくれ」
 「おい、どうなってんだ!?説明しろ!!」
 「プログレイションっていうのは、チャージゾーンの特定のカードを表にしてコストにするカード、つまり・・・」
 「その通り!コストとして表にした銀河の光 ~銀河が陰り始め~を手札に戻すことが可能なのだ!」
 「そんなっ!?」
 「なにっ!?」
 左手の方で慟哭している間に、ポーラ・スターが立ち上がり、こちらに駆ける
 「さぁ行け、銀河大閃光 ~銀河の災厄が目覚める~の効果を三回発動、お前ら全員、あの世に送ってやろう!!」
 「行かせはしない!」
 「カーディン!」
 カーディンが僕達の前に立ちはだかると、呼応するようにブレイブドラゴンとワードサウンドも立ち並び、いきなり、ブレイブドラゴンが口から炎を、ワードサウンドが盾と口から音を発射、ポーラ・スターが立ち止まるものの少し経つとまた走り出す!
 「はぁあああ!!」
 そこにカーディンが跳び込んでいくと同時にブレイブドラゴンが空中から脇腹に噛みつくように飛び、ワードサウンドが宙に飛んでその右腕の剣をポーラ・スターの右胸に突き刺して
 カーディンが眼前で右拳振りかぶり打ちおろして鼻頭に叩き込んで、
 ポーラ・スターから青白い光と赤黒い光が辺りに発していく
 「まずは一回!!」
 左半身が外側が爆発し、そこにいたアンデフィーテッドブレイブドラゴンが巻き込まれる!!
 「アンデフィーテッドブレイブドラゴン!」
 「二回目ェ!!」
 今度は右半身外側が爆発、ワードサウンドが爆炎に包まれる!!
 「ワードサウンド!」
 「ワードサウンド!」
 「そしてラストォ!!」
 最後に全身が大爆発を起こす!!
 「カーディン!!」
 大きな爆発音があたりに響き渡り、鋼鉄と、甲殻と、鎧と筋肉が落ちる音がして、カーディンとブレイブドラゴン、ワードサウンドが床に転がり、
 ブレイブドラゴン、ワードサウンドが消滅し、カーディンがそのまま仰向けに動かなくなる
 「アンデフィーテッドブレイブドラゴン!!」
 「ワードサウンド!!」
 「ワードサウンド!!」
 「カーディイイイッィイイイン!!」
 「フハハハハ・・・・」
 ギャラクシーの哄笑が、暗闇の宇宙に響き渡る・・・!
 
ギャラクシー
山札:29枚 手札:5枚 ライフカード:5枚
チャージゾーン:0枚 トラッシュ:1枚
モンスターゾーン
無し
 
VS
 
双歩
山札:29枚 手札:4枚 ライフカード:5枚
チャージゾーン:1枚 トラッシュ:1枚
モンスターゾーン
無し
 
???+???
山札:29枚 手札:4枚 ライフカード:5枚
チャージゾーン:1枚 トラッシュ:1枚
モンスターゾーン
無し
 
???
山札:29枚 手札:4枚 ライフカード:5枚
チャージゾーン:1枚 トラッシュ:1枚
モンスターゾーン
無し
 
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WカードEX PCDF/1

 

WカードEX PCDF 1
 
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 「リチャージ!!」
 「リチャージ!!」
 「リチャージ!!」
 「リチャージ!!」
 「リチャージ・・・!!」
 皆が自身の板の左手側、チャージゾーンに向かって宣言する!
 「ドロー!!」
 「ドロー!!」
 「ドロー!!」
 「ドロー!!」
 「ドロー・・・!!」
 そして、山札から右手で一枚・・・引くっ!
 「双歩!いつでも行けるぞ!!」
 「わかった、カーディン!」
 宇宙と大雑把なワイヤーフレームのようなもので包まれたこの場所で、僕の、いや、僕達三人・・・じゃなくて、四人の前にいるカーディンが叫ぶ!
 目の前の宇宙のような人型、ギャラクシーをにらむ、
 宇宙船と竜を合わせたような鋭利な鎧をした人型の存在で、
 まるで宇宙のように錯覚する内部構造なデザインにこれまた鋭い金縁でところどころがつつまれ、背中に同じような模様のマントを持ち、頭部は赤い目を持つ人型の鎧に上に宇宙船の先端と竜の頭部を合意させたようなものが張り出しており、
 左肩付け根には鋭い幾つもの金の光輪に前面以外が包まれたオーブがあり、もっとも鋭く長い光輪など端が左肩先々から右わきにまで到達している
 さて・・・左手の手札は・・・
 バトルマシンズ カーディン カーモード、バトルマシンズブースト、バトルマシンズ ビックハンド、バトルマシンズフルブースト、フィッシュ&フィッシュボーンスープ、
 それに今引いた・・・ここは・・・!
 今引いたものを1番に!、続けて、チャージゾーンにもう一枚、
 見渡すと、すでに全員、準備が整っているようだ、
 なら・・・
 全員が1番に裏側で置いたカードを持った次の瞬間には、互いに持ったのを確認したかがごとく、表にしていく!
 「オープン!!」
 「オープン!!」
 「オープン!!」
 「オープン!!」
 「オープン・・・!!」
 「一番手もらうよ!僕は、勇気のバックラー トリケンを1番に召喚!!」
 右手側前に現れたのは、子供のトリケラトプス
 全体的にオレンジ色で、目が大きく丸く、とさかの端などが少し赤い、
 というか、カテゴリ1にドラゴンて書いてあるが・・・ドラゴンには見えないけど・・・?
 「二番手は僕達がもらうっ!」
 「二番手は俺達がもらうぜっ!」
 「来い!声士 ワードサウンド!!」
 「行けっ!声士 ワードサウンド!!」
 目の前に天騎士と冥闘士が合わさったような物が現れる!
 左手に丸い盾と剣が合わさったようなものを持ち、右手が丸い鉄球のようになっていて、
 その兜は頭頂部から頭部、とがった右目の部分まで覆い、兜の下から角が生えているように見え、その下には白い肌の口元が垣間見えており、反対には黒い肌にとがった瞳孔の無い赤い瞳と大きな牙が生える口が見え、
 左腰部から腹部以外を覆う鎧の下には浅黒い肌の腹筋が垣間見え、茶皮のベルトには前後左右に三角形のプレートのような防具があって、
 右手足は鎧で覆われて、左手足には何もつけておらず、
 左腕の白刃の盾剣には縁の黒い十個の円が付いていて中に0から9の数字が配され、
 右手の鉄球は縦に五つに、まるで指の様に分離した!
 「なら次は僕だね!バトルマシンズ カーディン カーモードを召喚!!」
 「任せろ!!」
 カーディンが走り出し、胸の緩いV字のパトライトの反対側から対を成すように振り子が上がる様にパトライトが上がってX字型のパトライトとなり、
 両肩が上に上がり閉じて頭を隠していくと同時に両腕が180度回転してタイヤの部分を内側にしつつ両肩と共に上がり、パトカーの前部とし、
 今度は腰部が180度回転しつつ両足を思い切り上げパトカーの後部となって着地!走り出す!!
 「ならばこちらもいかせてもらおう、ギャラクシー・セブン・ポーラ・スター」
 上に輝くは曲がったひしゃくの七星、更にその上に輝く一つ星あれば、そこより飛来する赤黒い光、
 現れたのは、宇宙船のパーツを所々に纏ったような禍々しい顔の巨大なバーサーカー
 両肩に分割した先端部、四肢にブースターを付け、頭に宇宙船を模した後ろ長い巨大な兜に背には上に分かれた小さな鉄機翼が付いた左右に伸びる鉄翼が一対生え、
 体の筋肉は機械の人工筋肉と人間の筋肉がより混ざった禍々しいものとなっている、
 「行け、ポーラ・スター」
 そのポーラ・スターがブースターをふかして叫び、こちらに飛んでくる!
 「双歩!コストを!!」
 「トリケン!行ける!?」
 「ワードサウンド!防げ!!」
 トリケンとカーディンが前に駆け、ポーラ・スターの左右足元に角と角を突き刺し、体当たりして止め、
 次の瞬間、ワードサウンドが両手でポーラ・スターの左足を押しとどめた!
 「ちっ、進めねばなるまいか、ならばコストの見せ合いだ!」
 互い全てがカードを前に出し確認、表に!
 「我はコストに銀河輪転 ~恐怖バラマキしもの~を指定・・・」
 あれは・・・戦闘後タイミングのスマッシュカード!これならこっちのコスト召喚ができる!!
 と、ポーラ・スターが左足を振るい、トリケンを吹っ飛ばした!
 「ならこうだ、僕はコストにアンデフィーテッドブレイブドラゴンを指定し、」
 右手側で声がしたと同時に、そちらの方の光の板の上で、左手に勇気のバックラー トリケンのカードが持たれ、右手にチャージゾーンのアンデフィーテッドブレイブドラゴンのカードが持たれれて、
 あれは・・・プログレスのカード!?カーディンの行ってたことはやはり・・・
 「そのコストに勇気のバックラー トリケンを指定!!1番に召喚するっ!!」
 二枚のカードの場所と表示形式を交換するように置き変える!!
 トリケンがいきなり光に包まれて、翼有の大きな四足の竜へと姿を変え、光を振り払いその姿を現す!
 オレンジの甲殻と鱗を側部と背部に、白の鱗と甲殻を腹部にボーダーのように縦に重ねあわせ、
 尾と同じく少し細めで長い首の先にある頭部には、白く鋭利に生えそろった牙、少し丸みを帯びた瞳、後部左右に白色で少し長めの角を持ち、
 角は根元から進んだところで少し上の方に曲がり、また真後ろに伸びている、
 そして、両前足の付け根辺りには、それぞれ、白く太く長い角に、名残りだろうか、オレンジ色の少し小さいフリルのような物が付いていて、
 角の方は根の部分から少し前に行ったところで少々上の方に曲がり、その後また前方に伸びていて、
 フリルは端の方に斜め上、真ん中先、下の方に白く小さな角のような突起物が在る
 それが一気にポーラ・スターの方に飛び
 「僕は声士 ワードサウンドのコストにオーラエナジーHBを指定!!」
 「俺は声士 ワードサウンドのコストにオーラエナジーHBを指定!!」
 ワードサウンドが両の拳を叩き付け、その痛みで一瞬動きを止めさせた隙にその前足ンの角で一気に弾き飛ばす!!
 「今だよ、カーディン!!」
 「ああ!」
 右手でチャージゾーンのバトルマシンズ カーディン カーモードを左手でバトルマシンズ カーディン ロボモード Vol2を持ち、場所と表示形式を両腕を交差させるように入れ替える!!
 「僕は、バトルマシンズ カーディン カーモードのコストにバトルマシンズ カーディン ロボモード Vol2を指定して、そのままバトルマシンズ カーディン カーモードをコストに1番に召喚するっ!!」
 そこでパトカー形態のカーディンが走り込む!
 「プログレスチェーンジ!!」
 カーディンが叫び、前部が開いて再び両肩となりながら頭部が出る、額に付けているパトライトと羽のエンブレムがきらりと光り、その頭は飛行機のような三角頭に微小に奥まったところに鋼でできた人顔をもち、
 そこで、後部が曲げていた足を延ばすように後ろに伸びて、先が地面に触れ、跳躍、腰が180度回転し、つま先を下に出して、
 脇を閉める様に両肩から両腕が飛び出してこちらも180度回転してタイヤの部分を外側に出しつつ、
 胸の部分となったX字のパトライトの下二つが内部に収納されるように上がり、収まって、緩いV字のパトライトとなり、パーポーパーポーと音を出しつつ赤く光る!!
 そこから黄色い機目でポーラ・スターをにらみつつ着地し再び跳躍、その右拳を振り上げに突き出し右腰に追撃をぶち当てる!!
 ポーラ・スターが吹っ飛び、その背中が叩き付けられる!!
 そして、カーディンが着地する、
 「ほぅ・・・やはり、そう簡単ではないか、勝利の称号を従えし者たちは・・・」
 「何を言ってるの?まだ1ターン目じゃない?」
 右手にいる側が言いかける
 「Wカードはこれからでしょ?」
 「確かに・・・ならば行こう!」
 ギャラクシーが左手から一枚のカードを引いて見せてきた!
 「私は、銀河の光 ~銀河が陰り始め~を発動!ギャラクシー・セブン・ポーラ・スターのパワーを600上げる!さらに、このカード自身の効果によって、このカードは手札に残り、相殺されたものとして扱うが、私は大銀河の均衡を司る力により、同じカードを二回まで発動、相殺を許容できる!すなわち・・・」
 な・・・あと二回の発動・・・!?
 「銀河の光 ~銀河が陰り始め~の効果、三回だっ!!ギャラクシー・セブン・ポーラ・スター本来のパワーも三倍・・・つまり、パワー5400!!」
 立ち上がりつつあるポーラ・スターの体に星々の光が集まり、青白い装甲をまとい始め
 「おっと、そうはいかない!」
 「おっとそうはいかないぜ!」
 今度は左側の方!
 「僕は声士 ワードサウンドの効果を発動!!銀河の光 ~銀河が陰り始め~の最後の一回を相殺する!!」
 「俺は声士 ワードサウンドの効果を発動!!銀河の光 ~銀河が陰り始め~の最後の一回を相殺する!!」
 ワードサウンドが盾剣を前に構え、息を吸い込み、同時に音を発する、
 すると、向こうのポーラ・スターが両腕で防ぎの構えを取るも。青白い部分にひびが・・・よし、
 「行って、カーディン!」
 「遅れるな、アンデフィーテッドブレイブドラゴン!」
 カーディンが走り、ブレイブドラゴンが飛ぶ!
 先行したのはブレイブドラゴン!
 ポーラ・スターの右拳をすんでの所で内側に入り込む様に飛びかわし、その前足の両角を突き立て
 「そこだぁあああ!!」
 カーディン渾身の跳躍右ストレートが胴中央に決まり、
 ポーラ・スターが吹っ飛び、向こうの壁に叩きつけられる
 よしっ!いや・・・
 「まだ消滅してないよ!」
 「これはきついな・・・」
 「これはきついぜ・・・」
 だが、向こうの効果はカード制限の付いたカード入れ替えだけのはずだが・・・?
 「私は、ギャラクシー・セブン・ポーラ・スターの効果を発動し、チャージゾーンの銀河輪転 ~恐怖バラマキしもの~と、銀河の光 ~銀河が陰り始め~を入れ替える」
 なっ!?手札とチャージゾーンのカードを捨てる気かっ!?
 「ふふふ・・・驚いているな、だが慌てるな、私は続けて、このカードを発動する!」
 ギャラクシーが手札から引いて見せてきたのは・・・プログレイション!?銀河大閃光 ~銀河の災厄が目覚める~!?
 「しまった!プログレイションだなんて!一体どこから・・・」
 右手の方から驚く声が聞こえ
 「企業秘密だよ、ふふふ・・・」
 「どうなってるんだ!?説明してくれ」
 「おい、どうなってんだ!?説明しろ!!」
 「プログレイションっていうのは、チャージゾーンの特定のカードを表にしてコストにするカード、つまり・・・」
 「その通り!コストとして表にした銀河の光 ~銀河が陰り始め~を手札に戻すことが可能なのだ!」
 「そんなっ!?」
 「なにっ!?」
 左手の方で慟哭している間に、ポーラ・スターが立ち上がり、こちらに駆ける
 「さぁ行け、銀河大閃光 ~銀河の災厄が目覚める~の効果を三回発動、お前ら全員、あの世に送ってやろう!!」
 「行かせはしない!」
 「カーディン!」
 カーディンが僕達の前に立ちはだかると、呼応するようにブレイブドラゴンとワードサウンドも立ち並び、いきなり、ブレイブドラゴンが口から炎を、ワードサウンドが盾と口から音を発射、ポーラ・スターが立ち止まるものの少し経つとまた走り出す!
 「はぁあああ!!」
 そこにカーディンが跳び込んでいくと同時にブレイブドラゴンが空中から脇腹に噛みつくように飛び、ワードサウンドが宙に飛んでその右腕の剣をポーラ・スターの右胸に突き刺して
 カーディンが眼前で右拳振りかぶり打ちおろして鼻頭に叩き込んで、
 ポーラ・スターから青白い光と赤黒い光が辺りに発していく
 「まずは一回!!」
 左半身が外側が爆発し、そこにいたアンデフィーテッドブレイブドラゴンが巻き込まれる!!
 「アンデフィーテッドブレイブドラゴン!」
 「二回目ェ!!」
 今度は右半身外側が爆発、ワードサウンドが爆炎に包まれる!!
 「ワードサウンド!」
 「ワードサウンド!」
 「そしてラストォ!!」
 最後に全身が大爆発を起こす!!
 「カーディン!!」
 大きな爆発音があたりに響き渡り、鋼鉄と、甲殻と、鎧と筋肉が落ちる音がして、カーディンとブレイブドラゴン、ワードサウンドが床に転がり、
 ブレイブドラゴン、ワードサウンドが消滅し、カーディンがそのまま仰向けに動かなくなる
 「アンデフィーテッドブレイブドラゴン!!」
 「ワードサウンド!!」
 「ワードサウンド!!」
 「カーディイイイッィイイイン!!」
 「フハハハハ・・・・」
 ギャラクシーの哄笑が、暗闇の宇宙に響き渡る・・・!
 
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