バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

参上、ブラックカーディン/11 カードゲーム小説WカードFu

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カードゲームライトノベル Wカードフュージョン12話 参上、ブラックカーディン11
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 ぐっ、このままじゃカーディンが、何とかしないと、
 とにかく、まずは右手でチャージゾーンの表側表示のカードを裏に返し、
 「リチャージ!」
 Bカーディンがカーディンのそばまで寄って右の拳を振り上げ、カーディンの腹に叩き付ける!
 「ぐほぁ!!」
 カーディンっ!ぐっ!!
 右手を山札の一番上にかけ、一番上のカードを引くっ!!
 「ドロー!」
 続けて、Bカーディンがその右足を振るい、カーディンを蹴る!
 「げほぉあ!このお!」
 カーディンが上半身を上げ立ち上げろうとする
 「遅いっ!」
 が、間髪入れずにBカーディンの下からの左拳アッパーが決まった!
 「ぐぬぉ!!」
 カーディンが吹っ飛ばされ、倒れ伏す!
 くそっ、カーディン!
 「さて、こっちはあいつを狙いましょうかね・・・」
 と、バズーカホースがこちらに鉄大筒を向けてくる!
 げげっ、まずい!!
 バズーカで狙って来ると同時に手近なコンソールの陰に隠れる!
 ズドン!ドガン!!
 バズーカの発射音が響いた刹那、バズーカの黒丸の球はものの見事にコンソールにぶち当たり爆発!
 「ちょっと、壊さないで下さいよ!研究できなくなったらどうすんですか!!」
 突如、一番偉いとか言ってた研究員ロボがあの鉄馬に向かって抗議する
 「こいつらを撃ちとりゃ予算なんていくらでも降りるだろうが!!」
 「そういう問題でもないでしょが!!研究で得たデータが消えたり、研究そのものが滞ったらどうすんだって言ってんですよ!!」
 「そんなん、金さえあればどうにでもなるわぁー!!」
 「消えちゃったらどうにもならないでしょ~!!」
 なんか、あの馬面と一番偉いとかいう研究員が言い争ってる・・・
 今のうちに、えっと、今引いたのはバトルマシンズ ライフブレイカーS・L!!
 これが召喚できればカーディンを助けられるかもしれないけど、このターンは無理か・・・
 でも、手札に他に使えそうなのないんだよなぁ・・・
 仕方がない、次のターンにS・Lを召喚するのに賭け、
 このターンは防御に専念する!
 左手の手札から右手で機鱗の盾のカードを引いて1番に裏側で置き、
 続けて、左の手の手の札から右の手で・・・これだっ!
 を引いてチャージゾーンに裏側で置き、
 「セット!」
 「ええい、そんなもん金が入ったら後でどうにでもしてやる!!」
 「だから、どうにもならないんですってぇ~!!」
 「おいこら!言い争いしてる場合じゃねぇだろ!!」
 意外にも、この言い合いを止めたのはBカーディンだ、
 Bカーディンがカーディンを右足で踏みつけ
 「ぐほぉ!!」
 二体両方を見据え
 「俺様はな、こいつらを倒すのに命かけてんだよ!!よって、来い!!」
 大声を上げ、右手を通路側から何かを呼ぶように大きく振ると、
 通路から、大きな赤い丸ガラスのような目とガスマスクのような口を持つ、黒ずくめの銃使いロボたちを呼び寄せた!
 そう、この部屋を見張っていたやつ達、それがたくさん出てきたのだ!
 「撃てぇ!!」
 Bカーディンが右手と右手人差し指を僕の方に向ける!
 同時に、黒銃使いロボがサブマシンガンを一斉に僕の方に向けて撃ってくる!!
 思わず僕は再度コンソールの後ろに隠れ、
 直後、幾多もの弾丸が僕の隠れたコンソールの左右を通りすがって行く!
 「うひゃあ!!」
 「双歩!」「おっと」動こうとするカーディンに対し、Bカーディンが踏みつける足に力を込め、カーディンの動きを制す!
 「ぐっ!」
 ええい!どうにもできないかもしれないけど、やぶれかぶれだ!!
 右手で1番に裏側で置いたカードを表に!
 「オープン!!」
 
名前:機鱗の盾
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘をおこなう相手モンスターが
        以下の条件のいずれを満たした時
        1:コスト1でパワー1000以上の時
        2:コスト1でパワー1000未満の時
        3:コスト3でパワー2500以上の時
効果:次の戦闘のみスキップし、
   満たした条件に応じ、以下の効果を発動する
   2:次のリチャージ時、このカードは裏側表示にならない
カテゴリ1:スケイル カテゴリ2:シールド
テキスト:鉄で何かの鱗を模して作った盾、
     一応頑丈だが、造形を重視して作ったため、弱い時は弱い
 
 表にしたカードを右手で持ってチャージゾーンに裏側で、置くっ!
 「埒が明かねぇなぁ、おい!誰か、行け!!」
 と、黒銃使いの一体が、コンソールを迂回するように左手の方から走ってくる!
 まずいな、ここは・・・
 姿勢を下げたまま、一気に後ろに走る!
 そして、正面の方、先の方に研究者のロボットが居る方向に向かい駆ける!一か八か・・・
 「あ!なんですか!?」
 「ちょっとごめんよ!」
 輪っかの向こうの方の壁際にいた研究ロボットの足元にスライディングをかけてひっ転ばせ、足を掴む!
 うっ、重い、でもこれぐらい、戦闘用じゃないせいなのか僕でも持てそう、多分、大丈夫!!
 思い切り両足を両脇ではさんで持ち、回る!!
 「でりゃああああ!!」
 そこで、左の方に回り込んできて銃をこちらに向けた黒色銃使いに研究ロボをぶん投げる!!
 研究ロボットはもの見事に銃使にヒット!!
 周りが唖然とこっち見てる気がするけど気にしない!!
 「あれ本当に人間のガキかよ・・・」
 「人間とはいざという時にすごい力が出るのだ!火事場の馬鹿力と言って・・・」
 「そ・・・そうなのか・・・」
 そうなのか?
 等と疑問に思っている間にも、吹き飛ばされた黒集団の一体から、手足と布とマスクが取れ、中から巨大な黒い機械の手が現れ、浮く!!
 それは、等間隔でたくさんの丸い穴の開いた四角く黒い鉄骨で右手の骨格をかなりいい加減に再現したような物、
 内部はかなりスカスカで、後ろ下に火の付いたジェットエンジンが付いている!
 
名前:Bバトルマシンズ ブラックビックハンド
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:900
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:このモンスターが次の戦闘に参加する時
        ・次の戦闘に参加する相手のモンスターが効果を持っていて、
         かつ、発動条件を満たしておらず、
         効果を発動していない時
         発動タイミングはどれであってもよい
効果:次の戦闘に参加する相手のモンスターは
   このターン、効果を発動できなくなる、
   ・次の戦闘が行われるまでこのモンスターのパワーを500上げる
カテゴリ1:バトルマシンズ カテゴリ2:機手
テキスト:黒き右手が残酷に握りつぶす!!
 
 緑の画面にBバトルマシンズ ブラックビックハンドのカードが映る!
 なるほど、ブラックビックハンド、Bビックハンドか!
 そして、Bビックハンドのコストとしてか、向こうのチャージゾーンのカードが一枚表になった!
 
名前:黒き機械の発破力
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:自分のモンスターが次の戦闘に参加する時
効果:次に戦闘を行う自分のモンスターのパワーを
   次の戦闘が行われるまで100上げる
   ・次に戦闘を行う自分のモンスターがカテゴリ:バトルマシンズだった時、
    さらにパワーを次の戦闘が行われるまで500上げる
   戦闘後、次に戦闘を行う自分のモンスターのパワーはターン終了時まで0になる
カテゴリ1:バトルマシンズ カテゴリ2:スピリット
テキスト:ブラックバトルマシンズブースト
     黒き力が湧きあがり、
     邪力を持って、叩き潰す!!
 
 黒き機械の発破力、コスト0の戦闘前タイミングリサイクルカード、
 どうやら、発動できるカードではないようだ
 
ブラックカーディン
モンスターゾーン
ブラックカーディン ロボモード M コスト:3 パワー:2000
Bバトルマシンズ ブラックビックハンド M コスト:1 パワー:900
チャージゾーン
裏:0表:1
 
双歩
モンスターゾーン
無し
チャージゾ-ン裏
チャージゾーン
裏:3表:0
 
ブラックカーディン ロボモード M コスト:3 パワー:2000
 
ATTACK!!
 
双歩&カーディン
 
 「えええい!!」
 Bカーディンが突如首を左右に振って我に変える
 「とにかく、こいつをぶっ倒せばいいんだ!」
 Bカーディンはカーディンの首根っこを左手で持って持ち上げ
 「ぐっ!」
 「どおりゃあああ!!」
 その右拳をカーディンの右頬にぶち当てる!
 「ぐぉお!」
 「カーディン!って!?」
 上の方でBビックハンドがその手を広げて僕の方に振り下ろしてきた!
 「でぇええい!」
 思わず左手に跳んで避け、僕のいたところに思い切りBビックハンドが叩きつけられる!
 ふぅ・・・等と思う間にも、Bビックハンドはその拳を握り、手首のジェットエンジンの火を強めてきていた!
 「マジかよっ!」
 今度は思い切り右足に跳躍!僕のいたところをBビックハンドが飛んで行き、壁際で大きく上に飛んで行く
 「そんな危ない飛行しないでください!!」
 研究ロボの誰かが叫ぶが、多分、誰も聞いていない、僕含めて、
 って、まだカード使えないのか!?
 さらに、Bカーディンが右の拳をカーデインの右頬にぶち当て、
 「ぐほぁ!」
 下から腹に叩き込み、
 「がふぉ!」
 胴部に思いきりぶち込んで吹っ飛ばした!!
 「ぐふぁあああ!!」
 
ブラックカーディン ロボモード M コスト:3 パワー:2000
 
FINISH!!
 
双歩&カーディン ダメージ
 
 カーディン!?
 あ!緑の画面にライフカード取れって表示が!はいはい、すぐ取りますよ、
 右手で左から二番目のライフカードを、取るっ!!
 出てきたのはバトルマシンズ ビックハンド、
 とにかく、左手の手札に移し、
 
Bバトルマシンズ ブラックビックハンド M コスト:1 パワー:900
 
ATTACK!!
 
双歩&カーディン
 
 よし、二番戦闘の表示が出た、とにかく、防ぐっ!
 右手でチャージゾーンのカードを一枚表にっ!
 「僕は機鱗の盾を発動!この2番戦闘をスキップするっ!!」
 
名前:機鱗の盾
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:次の戦闘をおこなう相手モンスターが
        以下の条件のいずれを満たした時
        1:コスト1でパワー1000以上の時
        2:コスト1でパワー1000未満の時
        3:コスト3でパワー2500以上の時
効果:次の戦闘のみスキップし、
   満たした条件に応じ、以下の効果を発動する
   2:次のリチャージ時、このカードは裏側表示にならない
カテゴリ1:スケイル カテゴリ2:シールド
テキスト:鉄で何かの鱗を模して作った盾、
     一応頑丈だが、造形を重視して作ったため、弱い時は弱い
 
 僕の前に六角の盾が現れる!
 上が短く下が長い六角形の盾で、中央には左の方から右方向少し斜め上に向いた鉄パイプが上下に並ぶように複数生えており、
 鉄パイプの間からは複雑そうなエンジンが垣間見え、
 金属の鱗がその周りに張り巡らされていた、
 そこで、いきなりBビックハンドの右拳が向こうの方から飛んできて、それを機鱗の盾が防御!
 ズァア!
 見事に盾が受け止め、両者押し合いの状態になる!
 「ええっと、機鱗の盾!」
 盾がこちらの方にん?といった感じで少し向く、
 「僕の方はどうにかするから、カーディンの方に行ってくんない?」
 今まさに、カーディンにBカーディンが今一度近づいて行っている所である、
 が、盾はこちらの言葉を疑問視するかのようにさらにこちらに向き、
 「いいから行って、どうにかするから!」
 僕の言葉を受けたのか、盾はBビックハンドを左に受け流し、カーディンの方に飛んで行く、
 刹那、Bビックハンドがその手を大きく広げ、僕を捕まえようとする、が、まだまだ甘い!
 Bビックハンドの親指と人差し指の付け根にヒョイと右手をかけて目いっぱい跳び、この掴みを回避する!
 Bビックハンドには突如僕が消えたように見えたのだろう、左右に自身を振って僕の姿を探している、
 一方、機鱗の盾がカーディンの方に向かい
 「読めてたぜ!」
 Bカーディンがチラリと盾の方を向いて左手を振り回して盾を弾く!
 
名前:黒き機械の臨機力
種類:H ハンド コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:自分のモンスターが次の戦闘に参加する時
効果:次に戦闘を行う自分のモンスターのパワーを
   次の戦闘が行われるまで100上げる
   ・次に戦闘を行う自分のモンスターがカテゴリ:バトルマシンズだった時、
    自分の手札にある、カテゴリ:バトルマシンズを持つ、
    そのカードを除く自分のチャージゾーンの裏側表示のカードの数よりも
    コストの低くかつ、コスト3以下のカードと、
    戦闘するカードが置かれていない場所1つを選択し、
    そのカードをコスト0扱いで選択した場所に召喚することができる、
    このコストは1増やして次のオープン直後前に追加で支払わなければならない
    支払えなかった場合、召喚したモンスターはトラッシュに送る
    召喚したこのターン、自分のモンスターは
    戦闘で相手のライフカードにダメージを与えることはできない
   戦闘後、次に戦闘を行う自分のモンスターのパワーはターン終了時まで0になる
カテゴリ1:バトルマシンズ カテゴリ2:スピリット
テキスト:ブラックバトルマシンズリソースフォ
     いきなりの状況変化!
     だが、その力で持って叩き潰す!!
 
機鱗の盾
 
相殺
 
黒き機械の臨機力
 
 いいや、見せたんだよ!機鱗の盾には悪いけど!!
 右手でチャージゾーンのカードをもう一枚表に!
 「僕は機鱗の盾が黒き機械の臨機力によって相殺されたことにより、機原盾石の大岩を発動!改めて、2番戦闘をスキップだ!!」
 
名前:機原盾石の大岩
種類:R リサイクル コスト:0
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:この戦闘前、効果の中に
        「次の戦闘のみスキップ」という一文のある、
        カテゴリ、名前に「機」「マシン」の言葉を持つ、
        リサイクルカードが相殺によって発動できなかった時
        ・次の戦闘に参加する相手のモンスターのコストが
         3以下の時
効果:次の戦闘のみスキップする
カテゴリ1:ロック カテゴリ2:シールド
テキスト:盾のような形をして立つ大岩、不思議と崩れず、
     過去の大戦に置いて盾として利用されまくったという経緯がある、
     実は内側が金属の塊であることが最近判明した
 
 突如、カーディンとBカーディンの間の地面から、盾型の大岩がせり出してきた!
 下が長く上が短い六角形の縦型の濃い肌色の大きな岩、なのだが、外側の直線はそここに丸みを帯びている
 「おお!あれは大岩様じゃあ!!」
 「ありがたやありがたや・・・」
 研究ロボット達が一様に両手を合わせておがんでいる、何なんだ、一体・・・
 「大岩様には何度あぶないところを救っていただいたことか・・・」
 「ありがたやありがたや・・・」
 だが突如、バズーカ馬の鉄大筒が火を噴き、その砲弾が盾大岩にぶつかった!!
 ズドン!ズバーン!!
 「こりゃあ!何を罰当たりな!!」
 「はん!その大岩には、何度人間が盾にして攻撃が外れたか、覚えがしれねぇんだよ!!」
 そんな岩なのか、あれは・・・?
 「そりゃ!もう一発!!」
 バズーカ馬がバズーカで大岩に攻撃を加えて行く!
 ズガン!ドバーン!!
 ドガン!ズドーン!!
 そのせいか、大岩がぐらぐらと不安定に、ええい!!
 「カーディン、その岩押して!」
 「なるほど、わかった!!」
 「何っ!?何をする気だ!!」
 カーディンが両手で大岩を押し、Bカーディンに傾けて行く!
 「なっ!?させるか!!」
 それに対抗してか、Bカーディンもその両の手を使って大岩を押していく!
 ぐっ、徐々に大岩が戻されていってるな、
 しかし、そこに機鱗の盾がカーディンの側に到着!カーディンと一緒に大岩を押し、Bカーディンの方に押し倒した!!
 「なっ!?ぐわーーーっ!!」
 ズガーン!!
 
Bバトルマシンズ ブラックビックハンド M コスト:1 パワー:900
 
SKIP!!
 
双歩&カーディン
 
 辺りを大岩が砕けた砂煙が立ち込め、同時にいつの間にか機鱗の盾が消えていた、
 これでどうにかはな
 「ぬぅん!!」
 突如、気合のこもった声が響いたと思ったら、Bカーディンのいたあたりの岩と石と砂煙が辺りに吹っ飛んだ!
 そして、岩や石があって砂煙が立ち込めていた場所には、平然とBカーディンが立っていた、恐らく、大岩が倒れた後も平然とそこに立ち続け、両腕を内側に回した後、外側に大きく振って胸を突き出し、その両腕と胸部の衝撃で岩や石を砂煙ごと弾き飛ばしたのだろう
 「この程度で、俺様がやられるとでも?」
 うう、そう簡単にはいかないか・・・でも!
 
ブラックカーディン
デッキ:28枚 手札:3枚 ライフカード:5枚
チャージゾーン:1枚 トラッシュ:1枚
モンスターゾーン
ブラックカーディン ロボモード M コスト:3 パワー:2000
Bバトルマシンズ ブラックビックハンド M コスト:1 パワー:900
 
VS
 
双歩
デッキ:28枚 手札:4枚 ライフカード:4枚
チャージゾーン:3枚 トラッシュ:1枚
モンスターゾーン
無し
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 

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参上、ブラックカーディン/11 カードゲーム小説WカードFu

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カードゲームライトノベル Wカードフュージョン12話 参上、ブラックカーディン11
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 ぐっ、このままじゃカーディンが、何とかしないと、
 とにかく、まずは右手でチャージゾーンの表側表示のカードを裏に返し、
 「リチャージ!」
 Bカーディンがカーディンのそばまで寄って右の拳を振り上げ、カーディンの腹に叩き付ける!
 「ぐほぁ!!」
 カーディンっ!ぐっ!!
 右手を山札の一番上にかけ、一番上のカードを引くっ!!
 「ドロー!」
 続けて、Bカーディンがその右足を振るい、カーディンを蹴る!
 「げほぉあ!このお!」
 カーディンが上半身を上げ立ち上げろうとする
 「遅いっ!」
 が、間髪入れずにBカーディンの下からの左拳アッパーが決まった!
 「ぐぬぉ!!」
 カーディンが吹っ飛ばされ、倒れ伏す!
 くそっ、カーディン!
 「さて、こっちはあいつを狙いましょうかね・・・」
 と、バズーカホースがこちらに鉄大筒を向けてくる!
 げげっ、まずい!!
 バズーカで狙って来ると同時に手近なコンソールの陰に隠れる!
 ズドン!ドガン!!
 バズーカの発射音が響いた刹那、バズーカの黒丸の球はものの見事にコンソールにぶち当たり爆発!
 「ちょっと、壊さないで下さいよ!研究できなくなったらどうすんですか!!」
 突如、一番偉いとか言ってた研究員ロボがあの鉄馬に向かって抗議する
 「こいつらを撃ちとりゃ予算なんていくらでも降りるだろうが!!」
 「そういう問題でもないでしょが!!研究で得たデータが消えたり、研究そのものが滞ったらどうすんだって言ってんですよ!!」
 「そんなん、金さえあればどうにでもなるわぁー!!」
 「消えちゃったらどうにもならないでしょ~!!」
 なんか、あの馬面と一番偉いとかいう研究員が言い争ってる・・・
 今のうちに、えっと、今引いたのはバトルマシンズ ライフブレイカーS・L!!
 これが召喚できればカーディンを助けられるかもしれないけど、このターンは無理か・・・
 でも、手札に他に使えそうなのないんだよなぁ・・・
 仕方がない、次のターンにS・Lを召喚するのに賭け、
 このターンは防御に専念する!
 左手の手札から右手で機鱗の盾のカードを引いて1番に裏側で置き、
 続けて、左の手の手の札から右の手で・・・これだっ!
 を引いてチャージゾーンに裏側で置き、
 「セット!」
 「ええい、そんなもん金が入ったら後でどうにでもしてやる!!」
 「だから、どうにもならないんですってぇ~!!」
 「おいこら!言い争いしてる場合じゃねぇだろ!!」
 意外にも、この言い合いを止めたのはBカーディンだ、
 Bカーディンがカーディンを右足で踏みつけ
 「ぐほぉ!!」
 二体両方を見据え
 「俺様はな、こいつらを倒すのに命かけてんだよ!!よって、来い!!」
 大声を上げ、右手を通路側から何かを呼ぶように大きく振ると、
 通路から、大きな赤い丸ガラスのような目とガスマスクのような口を持つ、黒ずくめの銃使いロボたちを呼び寄せた!
 そう、この部屋を見張っていたやつ達、それがたくさん出てきたのだ!
 「撃てぇ!!」
 Bカーディンが右手と右手人差し指を僕の方に向ける!
 同時に、黒銃使いロボがサブマシンガンを一斉に僕の方に向けて撃ってくる!!
 思わず僕は再度コンソールの後ろに隠れ、
 直後、幾多もの弾丸が僕の隠れたコンソールの左右を通りすがって行く!
 「うひゃあ!!」
 「双歩!」「おっと」動こうとするカーディンに対し、Bカーディンが踏みつける足に力を込め、カーディンの動きを制す!
 「ぐっ!」
 ええい!どうにもできないかもしれないけど、やぶれかぶれだ!!
 右手で1番に裏側で置いたカードを表に!
 「オープン!!」
 表にしたカードを右手で持ってチャージゾーンに裏側で、置くっ!
 「埒が明かねぇなぁ、おい!誰か、行け!!」
 と、黒銃使いの一体が、コンソールを迂回するように左手の方から走ってくる!
 まずいな、ここは・・・
 姿勢を下げたまま、一気に後ろに走る!
 そして、正面の方、先の方に研究者のロボットが居る方向に向かい駆ける!一か八か・・・
 「あ!なんですか!?」
 「ちょっとごめんよ!」
 輪っかの向こうの方の壁際にいた研究ロボットの足元にスライディングをかけてひっ転ばせ、足を掴む!
 うっ、重い、でもこれぐらい、戦闘用じゃないせいなのか僕でも持てそう、多分、大丈夫!!
 思い切り両足を両脇ではさんで持ち、回る!!
 「でりゃああああ!!」
 そこで、左の方に回り込んできて銃をこちらに向けた黒色銃使いに研究ロボをぶん投げる!!
 研究ロボットはもの見事に銃使にヒット!!
 周りが唖然とこっち見てる気がするけど気にしない!!
 「あれ本当に人間のガキかよ・・・」
 「人間とはいざという時にすごい力が出るのだ!火事場の馬鹿力と言って・・・」
 「そ・・・そうなのか・・・」
 そうなのか?
 等と疑問に思っている間にも、吹き飛ばされた黒集団の一体から、手足と布とマスクが取れ、中から巨大な黒い機械の手が現れ、浮く!!
 それは、等間隔でたくさんの丸い穴の開いた四角く黒い鉄骨で右手の骨格をかなりいい加減に再現したような物、
 内部はかなりスカスカで、後ろ下に火の付いたジェットエンジンが付いている!
 緑の画面にBバトルマシンズ ブラックビックハンドのカードが映る!なるほど、ブラックビックハンド、Bビックハンドか!
 そして、Bビックハンドのコストとしてか、向こうのチャージゾーンのカードが一枚表になった!
 黒き機械の発破力、コスト0の戦闘前タイミングリサイクルカード、
 どうやら、発動できるカードではないようだ
 「えええい!!」
 Bカーディンが突如首を左右に振って我に変える
 「とにかく、こいつをぶっ倒せばいいんだ!」
 Bカーディンはカーディンの首根っこを左手で持って持ち上げ
 「ぐっ!」
 「どおりゃあああ!!」
 その右拳をカーディンの右頬にぶち当てる!
 「ぐぉお!」
 「カーディン!って!?」
 上の方でBビックハンドがその手を広げて僕の方に振り下ろしてきた!
 「でぇええい!」
 思わず左手に跳んで避け、僕のいたところに思い切りBビックハンドが叩きつけられる!
 ふぅ・・・等と思う間にも、Bビックハンドはその拳を握り、手首のジェットエンジンの火を強めてきていた!
 「マジかよっ!」
 今度は思い切り右足に跳躍!僕のいたところをBビックハンドが飛んで行き、壁際で大きく上に飛んで行く
 「そんな危ない飛行しないでください!!」
 研究ロボの誰かが叫ぶが、多分、誰も聞いていない、僕含めて、
 って、まだカード使えないのか!?
 さらに、Bカーディンが右の拳をカーデインの右頬にぶち当て、
 「ぐほぁ!」
 下から腹に叩き込み、
 「がふぉ!」
 胴部に思いきりぶち込んで吹っ飛ばした!!
 「ぐふぁあああ!!」
 カーディン!?
 あ!緑の画面にライフカード取れって表示が!はいはい、すぐ取りますよ、
 右手で左から二番目のライフカードを、取るっ!!
 出てきたのはバトルマシンズ ビックハンド、
 とにかく、左手の手札に移し、
 よし、二番戦闘の表示が出た、とにかく、防ぐっ!
 右手でチャージゾーンのカードを一枚表にっ!
 「僕は機鱗の盾を発動!この2番戦闘をスキップするっ!!」
 僕の前に六角の盾が現れる!
 上が短く下が長い六角形の盾で、中央には左の方から右方向少し斜め上に向いた鉄パイプが上下に並ぶように複数生えており、
 鉄パイプの間からは複雑そうなエンジンが垣間見え、
 金属の鱗がその周りに張り巡らされていた、
 そこで、いきなりBビックハンドの右拳が向こうの方から飛んできて、それを機鱗の盾が防御!
 ズァア!
 見事に盾が受け止め、両者押し合いの状態になる!
 「ええっと、機鱗の盾!」
 盾がこちらの方にん?といった感じで少し向く、
 「僕の方はどうにかするから、カーディンの方に行ってくんない?」
 今まさに、カーディンにBカーディンが今一度近づいて行っている所である、
 が、盾はこちらの言葉を疑問視するかのようにさらにこちらに向き、
 「いいから行って、どうにかするから!」
 僕の言葉を受けたのか、盾はBビックハンドを左に受け流し、カーディンの方に飛んで行く、
 刹那、Bビックハンドがその手を大きく広げ、僕を捕まえようとする、が、まだまだ甘い!
 Bビックハンドの親指と人差し指の付け根にヒョイと右手をかけて目いっぱい跳び、この掴みを回避する!
 Bビックハンドには突如僕が消えたように見えたのだろう、左右に自身を振って僕の姿を探している、
 一方、機鱗の盾がカーディンの方に向かい
 「読めてたぜ!」
 Bカーディンがチラリと盾の方を向いて左手を振り回して盾を弾く!
 いいや、見せたんだよ!機鱗の盾には悪いけど!!
 右手でチャージゾーンのカードをもう一枚表に!
 「僕は機鱗の盾が黒き機械の臨機力によって相殺されたことにより、機原盾石の大岩を発動!改めて、2番戦闘をスキップだ!!」
 突如、カーディンとBカーディンの間の地面から、盾型の大岩がせり出してきた!
 下が長く上が短い六角形の縦型の濃い肌色の大きな岩、なのだが、外側の直線はそここに丸みを帯びている
 「おお!あれは大岩様じゃあ!!」
 「ありがたやありがたや・・・」
 研究ロボット達が一様に両手を合わせておがんでいる、何なんだ、一体・・・
 「大岩様には何度あぶないところを救っていただいたことか・・・」
 「ありがたやありがたや・・・」
 だが突如、バズーカ馬の鉄大筒が火を噴き、その砲弾が盾大岩にぶつかった!!
 ズドン!ズバーン!!
 「こりゃあ!何を罰当たりな!!」
 「はん!その大岩には、何度人間が盾にして攻撃が外れたか、覚えがしれねぇんだよ!!」
 そんな岩なのか、あれは・・・?
 「そりゃ!もう一発!!」
 バズーカ馬がバズーカで大岩に攻撃を加えて行く!
 ズガン!ドバーン!!
 ドガン!ズドーン!!
 そのせいか、大岩がぐらぐらと不安定に、ええい!!
 「カーディン、その岩押して!」
 「なるほど、わかった!!」
 「何っ!?何をする気だ!!」
 カーディンが両手で大岩を押し、Bカーディンに傾けて行く!
 「なっ!?させるか!!」
 それに対抗してか、Bカーディンもその両の手を使って大岩を押していく!
 ぐっ、徐々に大岩が戻されていってるな、
 しかし、そこに機鱗の盾がカーディンの側に到着!カーディンと一緒に大岩を押し、Bカーディンの方に押し倒した!!
 「なっ!?ぐわーーーっ!!」
 ズガーン!!
 辺りを大岩が砕けた砂煙が立ち込め、同時にいつの間にか機鱗の盾が消えていた、
 これでどうにかはな
 「ぬぅん!!」
 突如、気合のこもった声が響いたと思ったら、Bカーディンのいたあたりの岩と石と砂煙が辺りに吹っ飛んだ!
 そして、岩や石があって砂煙が立ち込めていた場所には、平然とBカーディンが立っていた、恐らく、大岩が倒れた後も平然とそこに立ち続け、両腕を内側に回した後、外側に大きく振って胸を突き出し、その両腕と胸部の衝撃で岩や石を砂煙ごと弾き飛ばしたのだろう
 「この程度で、俺様がやられるとでも?」
 うう、そう簡単にはいかないか・・・でも!
 
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参上、ブラックカーディン/10 カードゲーム小説WカードFu

f:id:OirenW:20170731090138j:plain


カードゲームライトノベル Wカードフュージョン12話 参上、ブラックカーディン10
 
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 まずは、緑の板右側、何も置かれていないチャージゾーンに向かって、
 「リチャージ!」
 「行くぞぉ!!」
 向こうの黒色カーディンの両腕がなぜか横に180度回りつつ上に上がる、
 続けて、山札の一番上のカードを右手で引くっ!
 「ドロー!」
 黒いカーディンの両肩が上に閉じて顔を隠し方に両腕を収納、黒いパトカーの前部とする!
 僕が引いたのはバトルマシンズ カーディン ロボモード!!
 よし、こいつで一気に攻めるぞ!
 今引いたバトルマシンズ カーディン ロボモードのカードを裏側でチャージゾーンに置き、
 続けて、左手の手札を見る、
 で、今現在の手札は、今引いたバトルマシンズ カーディン ロボモードに加え、
 バトルマシンズ カーディン カーモード、機鱗の盾、スライスフィッシュ&フィッシュボーンスープ、バトルマシンズブースト、機原盾石の大岩、この六枚、
 やはりここは、これだ!
 左手の手札から右の手でバトルマシンズ カーディン カーモードのカードを引いて緑の板中央奥の1番の場所に裏側表示で置き、
 「セット!」
 黒い色のカーディンの胸元のパトライトの下二つが上に出てきてX字型のパトライトを形成しつつ少し跳躍し、腰が上半身ごと180度回転して足を思い切り曲げてパトカーの後部としつつタイヤを下にして着地し、こちらに走り出してきたっ!!
 「双歩!離れていろ!!」
 「わかった!思い切り行って、カーディン!!」
 急いで左の壁際に向かって走りつつ右手で1番に裏側で置いたカードを表に!
 「オープン!!バトルマシンズ カーディン カーモード!!」画面に互いのカードが表示されたっ!
 黒カーディンがカーディンに向かって走る!!
 
名前:バトルマシンズ カーディン カーモード
種類:M モンスター
コスト:1 パワー:800
効果の発動タイミング:戦闘後
効果の発動条件:このモンスターが戦闘で敗北するか引き分けた時
        自分のモンスターゾーンにこのカード以外に
        カテゴリ:バトルマシンズを持つモンスター存在している時
効果:このカードをこの戦闘でトラッシュに送らなくてよい
カテゴリ1:バトルマシンズ カテゴリ2:車
テキスト:走り込む、機心の力!!
 
名前:ブラックカーディン ロボモード
種類:M モンスター
コスト:3 パワー:2000
効果の発動タイミング:戦闘後
効果の発動条件:このモンスターが戦闘で敗北するか引き分けた時
        自分のモンスターゾーンにこのカード以外に
        カテゴリ:バトルマシンズを持つモンスター存在している時
効果:このモンスターをチャージゾーンに表側表示で置く
   ・以後、このモンスターとこのモンスターと同名のモンスターは
    オープンとコスト2以下のモンスターのコスト、
    リサイクル、スマッシュ、イクイップ、ハンド、ジェイル、インヴォーク
    のコストでは召喚できなくなる
カテゴリ1:バトルマシンズ カテゴリ2:ロボ
テキスト:立ち上がりしその姿、禍々しき鋼の凶士!!
 
 ブラックカーディン!?それがあいつの名前か!!でも、コスト3なら召喚できないはず、現に緑の画面の方のブラックカーディン ロボモードのカードはチャージゾーンに裏側に行っちゃったし・・・
 と、カーディンが少し上に跳びつつ両肩を上に上げ、両腕も180度横に回しながら上に上げて顔を両肩の間に収納しながら両腕を両肩に入れてパトカーの前の方とし、
 胸部のパトライトの下二つが上に上がってX型のパトライトとなりつつ腰が上方と共に180度回転し両足が外装ごと上に上がってパトカーの後ろの方になりながらタイヤを下にし着地、ブラックカーディンに向かって走り出す!!
 そのままカーディンとブラックカーディン、Bカーディンがあわや正面衝突!
 というところでカーディンが左側にBカーディンが反対側へとずらす!
 ドバチッ!
 互いのサイドがぶつかって火花を散らし、そのまま大きな円を描いて走り込み
 研究員たちが各々逃げ惑う中で
 「あわわわ・・・「あわわわ・・・「あわわわ・・・」
 再度互いのサイドをぶつけあう!
 ドババチッ!!
 さらに、もう一度大きく円を描き走り込んで今度は正面からサイドバンパーをぶつけあう!!
 ドガァ!!
 大きな音と衝撃が響きわたり、二台が大きくスリップして回転する!
 がすぐに復帰して一気に正面から衝突!!
 ズガァッ!!
 互いに押し合う状態となる!!
 よし、今だ!
 「僕はバトルマシンズ カーディン カーモードのコストにバトルマシンズ カーディン ロボモードを指定し、1番に召喚!コストにはバトルマシンズ カーディン カーモードを指定!!」
 
名前:バトルマシンズ カーディン ロボモード
種類:PM プログレ
コスト:1 パワー:2000
召喚・効果コスト:「カーディン」
         の言葉が名前に入っているモンスターカード
相殺効果・止 発動条件:このカードの効果が相殺された時 コスト:無し
       発動後:カードの在り方に変更無し
   相殺時に発動された相手のカードの効果の発動を無効にして、
   相殺扱いで元の状態に戻し、このカードの効果を発動する
効果の発動タイミング:戦闘後
効果の発動条件:このプログレスが
        相手のモンスターかプログレスに戦闘で敗北するか引き分けた時
        自分のモンスターゾーンに
        このカード以外にカテゴリ:バトルマシンズを持つ
        モンスター・プログレスが存在している時
効果:このカードをこの戦闘でトラッシュに送らなくてよい
カテゴリ1:バトルマシンズ カテゴリ2:ロボ
テキスト:立ち上がりしその姿は、正しく鋼の戦士!!
 
 右手にチャージゾーンのバトルマシンズ カーディン ロボモードのカードを持って、左手の1番のバトルマシンズ カーディン ロボモードのカードを持ち、互いの表示形式と場所を両腕を交差させつつ入れ替える!!
 すると、カーディンの後部が一気に外装ごと展開して地に叩きつけられ上に跳ぶ!
 そして、前部の両肩を開き、その両外側から両腕を脇を閉めるように降ろしながらタイヤを外側に出すように180度回転させ変形させて両肩の間から出た鋼の顔の付いた先の切れたような三角頭の額のパトライトと羽のエンブレムをきらりと光らせ腰を180度回転しつつ胸部のパトライトの下二つを内側に収納、胸のパトライトをピーポーピーポーと鳴らして光らせる!!
 そこにBカーディンが走ってくる!着地を狙うつもりかっ!?
 「甘い!」
 が、カーディンはいきなり両足を大きく後ろに曲げてこの着地狙いを避けた!
 カーディンの下をあえなく走り去るBカーディン、が大きく右腕に弧を描いてまたも向かって来る!
 「その程度!!」
 カーディンが着地しつつ反転、タイミングを計って両手でBカーディンを挟んで持ち上げた!!
 
ブラックカーディン
モンスターゾーン
無し
チャージゾーン
裏:2表:0
 
双歩
モンスターゾーン
バトルマシンズ カーディン ロボモード PM コスト:1 パワー:2000
チャージゾ-ン裏
チャージゾーン
裏:1表:0
 
ブラックカーディン
 
ATTACK!!
 
バトルマシンズ カーディン ロボモード PM コスト:1 パワー:2000
 
 「カーディン、そのまま叩きつけて!!」
 「わかっている!!」
 カーディンがBカーディンを挟み持つ両手を振り上げた!
 「おっと、そうはいかないぜ!」
 
名前:黒き機械の一直線突進
種類:S スマッシュ コスト:1
効果の発動タイミング:戦闘前
効果の発動条件:このカードのコストにコスト3以下の
        「ブラックカーディン」と名前に付いたモンスターを
        指定できた時
        ・このターン、相手がオープン、コストで
         以下のモンスターを召喚していた時
         1:カテゴリもしくは名前に「黒」「ブラック」
           のいずれかの言葉を持っている
         2:名前に「カーディン」と付く
効果:このターン、満たした条件によって
   コストに指定したカードのコストをいずれかの条件を選択して下げ、
   召喚した場合パワーを上げる、下げたコストは0より下にはならない
   1:コスト1下げ、パワーを0上げる
   2:コスト3下げ、パワーを300上げ、
     このカードの指定して召喚したモンスターが戦闘に勝利した時、
     このターン、勝利した戦闘の戦闘後のみスキップする
     (戦闘処理はきちんと行い、戦闘直後効果は発動させる)
カテゴリ1:バトルマシンズ カテゴリ2:引かぬっ!
テキスト:ブラックカーディンストレート
     それは戦いに巡る悪鬼のごとく
 
 なっ!?画面に黒き機械の一直線突進(ブラックカーディンストレート)っていうカードがっ!?
 「どりゃぁっ!」
 突如、Bカーディンの後部が曲げていた足を伸ばすように下前に一気に伸ばして、カーディンを蹴り飛ばす!
 「ぐわぁ!!」
 そして、前部の方を左右に開いて両肩としながら少し黒い先の切れた三角頭と鋼の顔を出し、両脇を閉めるように両腕を出しながらタイヤの方を外側に出す感じで両腕を180度回して出てきた頭の額にある羽とパトライトの黒いエンブレムをギラリと光らせ、
 腰を180度反転させつつ胸部のパトライトの下二つを内側に収納し、着地、一気に右拳を振り上げカーディンを追撃、ぶん殴って行く!
 黒き機械の一直線突進、効果は、ブラックカーディンをコスト減で召喚したうえでパワーも上げるだってっ!?
 Bカーディンの拳が不意を突かれたカーディンの左頬を捉える!
 「ぐふぅっ!」
 だが、カーディンも負けてはいない!その場に踏みとどまりながらこちらも右の拳を上げ、殴り掛かる!
 「見え見えなんだよっ!」
 が、Bカーディンはこれを寸でで右足にかわしつつ右足を振り回していく!
 「ぐぬぅ!」
 これをまともに左脇腹で受けるカーディン、が、その左手でその足を掴んでいた!
 「なにっ!?」
 「うぉおおおお!!」
 そのまま両手でBカーディンの右の足を掴み振り回し始めるカーディン!
 「うおりゃああ!」
 だが、Bカーディンはその左足を上げて右足を掴んだカーディンの右手に叩き付ける!思わず右手を離すカーディン!さらに、回っていた勢いでBカーディンが掴んでいたはずの左手すらもすっぽ抜ける!
 「な!?」
 あわてて回転を止め、Bカーディンの方を向こうとするカーディン、
 その間にもBカーディンは両足を後ろ下に出して着地し、その反動を利用して天高くに跳躍、右足を下に出し、落下と跳躍の勢いを利用しての跳び蹴りをカーディンに叩きつけた!!
 「ぐはぁ!!」
 
ブラックカーディン ロボモード M コスト:3
パワー:2000+300 パワー合計:2300
 
FINISH!!
 
バトルマシンズ カーディン ロボモード PM コスト:1
パワー:2000 パワー合計:2000 TRASH!!
 
 吹っ飛び倒れるカーディン、そこにBカーディンが両足で走り込んでいく!!
 
ブラックカーディン
デッキ:29枚 手札:4枚 ライフカード:5枚
チャージゾーン:0枚 トラッシュ:1枚
モンスターゾーン
ブラックカーディン ロボモード M コスト:3 パワー:2000
 
VS
 
双歩
デッキ:29枚 手札:4枚 ライフカード:5枚
チャージゾーン:1枚 トラッシュ:1枚
モンスターゾーン
無し
 
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